JP2008272290A - 医用画像撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】円滑な撮影を行うことができる医用画像撮影装置を提供する。
【解決手段】医用画像撮影装置において、被検体Tに対する医用画像の撮影に応じて移動する移動体(例えば、撮影部3や保持アーム4a等)と、検査に関連する情報であって異なる複数の検査関連情報にそれぞれ対応付けられ、移動体の移動経路に干渉する干渉物の周囲の空間領域であって異なる複数の干渉領域を記憶する記憶部7bと、検査関連情報に基づいて記憶部7bから干渉領域を選択する手段と、選択した干渉領域に基づいて移動体の移動を制御する手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、医用画像を撮影する医用画像撮影装置に関する。
医用画像撮影装置は、被検体の医用画像を撮影する撮影部及びその撮影部を保持するCアーム等の保持部を備えており、寝台上の被検体に対する撮影位置に撮影部を位置付け、その撮影部により被検体の各部位の医用画像を撮影する。なお、撮影部や保持部等は、医用画像の撮影に応じて撮影位置まで移動する移動体である。この医用画像撮影装置としては、例えば、被検体の血管等の医用画像を撮影するX線透視撮影装置等が挙げられる。
このような医用画像撮影装置の中には、干渉制御機能を有する医用画像撮影装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。干渉制御機能は、まず、撮影部及び保持部等の移動体、加えて、その移動体の移動に干渉する干渉物(例えば、患者等の被検体、天板、寝台支柱部、床及び壁等)に初期ポイントを設定し、各動作軸の位置データからその初期ポイントを現状ポイントに変換し、さらに、その現状ポイントから移動体と干渉物とのクリアランスを算出し、そのクリアランスに基づいて現状ポイントが予め設定された干渉領域(空間領域)に入るか否かを判断し、その干渉領域を構成する停止領域及び減速領域に応じた処理(警告音の発生や減速等)を行う。
特開2001−353141号公報
しかしながら、前述のような干渉制御機能を有する医用画像撮影装置では、干渉領域が固定値として保持されているため、その干渉領域を変更することはできず、検査内容(サイト)に応じて異なる保持部の使用状況、術者の身長、さらに、装置自体のアイソセンタ高さの変更(すなわち、装置の機構的変化)等に容易に対応することができない。このため、撮影部や保持部等が干渉領域に侵入することが多くなるので、円滑な撮影を行うことは困難になる。これは、円滑な手技進行等を妨げる要因になっている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、円滑な撮影を行うことができる医用画像撮影装置を提供することである。
本発明の実施の形態に係る特徴は、医用画像撮影装置において、被検体に対する医用画像の撮影に応じて移動する移動体と、検査に関連する情報であって異なる複数の検査関連情報にそれぞれ対応付けられ、移動体の移動経路に干渉する干渉物の周囲の空間領域であって異なる複数の干渉領域を記憶する記憶部と、検査関連情報に基づいて記憶部から干渉領域を選択する手段と、選択した干渉領域に基づいて移動体の移動を制御する手段とを備えることである。
本発明によれば、円滑な撮影を行うことができる。
本発明の実施の一形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の実施の一形態に係る医用画像撮影装置1は、患者等の被検体Tが載置される寝台2と、その寝台2上の被検体Tに対する撮影位置から被検体Tの医用画像を撮影する撮影部3と、その撮影部3を撮影位置まで移動可能に保持する保持部4と、撮影部3を撮影位置まで移動させる駆動部5と、撮影部3及び保持部4の各々の位置を検出する位置検出部6と、寝台2、撮影部3及び駆動部5等の各部を制御する制御装置7とを備えている。このような医用画像撮影装置1としては、例えば、被検体Tの血管等の医用画像を撮影するX線透視撮影装置等が挙げられる。
寝台2は、水平方向及び鉛直方向に移動可能に形成され被検体を載せる天板2aと、その天板2aを支持して水平方向及び鉛直方向に移動させる天板駆動部2bとにより構成されている。天板駆動部2bは、天板2aを移動させるための移動機構及び移動のための駆動力を供給する駆動源等により構成されている。この天板駆動部2bは制御装置7に電気的に接続されている。このような寝台2は、天板駆動部2bにより天板2aを移動させ、天板2a上の被検体Tを所定の位置に位置付ける。
撮影部3は、寝台2の天板2a上の被検体Tに対してX線を照射するX線照射部3aと、そのX線照射部3aにより照射されたX線を検出するX線検出部3bとを備えている。この撮影部3は、寝台2の天板2aの周囲を移動可能に設けられており、撮影位置から天板2a上の被検体Tの各部位の医用画像を撮影する。
X線照射部3aは、X線を出射するX線管及びそのX線管から出射されたX線を絞るX線絞り器等を備えている。このX線絞り器としては、例えばコリメータ等を用いる。また、X線照射部3aは、高電圧発生部(図示せず)を介して制御装置7に電気的に接続されている。ここで、高電圧発生部は、X線照射部3aに供給する高電圧を発生させる装置であり、制御装置7から与えられた電圧を昇圧及び整流し、その電圧をX線照射部3aに供給する。なお、制御装置7は、X線照射部3aに所望のX線を発生させるため、高電圧発生部に与える電圧の波形、すなわち振幅やパルス幅等の各種条件を制御する。
このようなX線照射部3aは、X線管によりX線を出射し、そのX線をX線絞り器によって絞り、寝台2の天板2a上の被検体Tに照射する。なお、このX線照射部3aの周囲には、被検体Tや天板2a等の干渉物に対するX線照射部3aの接触を検知するタッチセンサC1が設けられている。このタッチセンサC1は制御装置7に電気的に接続されている。
X線検出部3bは、X線照射部3aに対向させて設けられており、対向するX線照射部3aに対して接離方向に移動可能に形成されている。このX線検出部3bは制御装置7に電気的に接続されている。このようなX線検出部3bとしては、例えば、イメージ・インテンシファイアやX線平面検出器(FPD)等を用いる。なお、X線検出部3bとしては、X線投影情報を電気信号に直接変換する直接変換方式のX線平面検出器を用いることも可能である。また、このX線検出部3bの周囲には、被検体Tや天板2a等の干渉物に対するX線検出部3bの接触を検知するタッチセンサC2が設けられている。このタッチセンサC2は制御装置7に電気的に接続されている。
保持部4は、X線照射部3a及びX線検出部3bを対向させて保持する保持アーム4aと、その保持アーム4aをスライド移動可能に保持するアーム保持部4bと、そのアーム保持部4bを回動可能に保持して天井面に移動可能及び回動可能に設けられた保持部材4cとを備えている。この保持部4は制御装置7に電気的に接続されている。このような保持部4は、天板2a上の被検体Tの周囲を移動可能に撮影部3を支持する。
保持アーム4aは、例えばC字形状のCアームであり、アーム保持部4bにスライド移動可能に設けられている。この保持アーム4aは、そのアームが伸びる方向にスライド移動可能に形成されている。このような保持アーム4aの長手方向の両端部には、X線照射部3a及びX線検出部3bがそれぞれ対向させて設けられている。
アーム保持部4bは、保持アーム4aをスライド移動可能に保持する部材であり、保持部材4cに回動可能に設けられている。また、保持部材4cは、アーム支持部4bを回動可能に支持する部材であり、天井面に天板2aの長手方向や短手方向等に沿って設けられたレール等の案内部材(図示せず)に嵌められて設けられている。この保持部材4cは、案内部材による案内方向に移動可能に形成されている。
駆動部5は、撮影部3を移動及び回動させる駆動部であり、制御装置7に電気的に接続されている。この駆動部5は、撮影部3を移動させるための移動機構、撮影部3を回動させるための回動機構、加えて、移動及び回動のための駆動力を供給する駆動源等により構成されている。
このような駆動部5は、制御装置7による制御に応じて、保持部4、すなわち保持部材4cを被検体Tの体軸方向やその体軸方向に水平面内で直交する方向に移動させたり、水平面内で回動移動させたりし、被検体Tの周囲に撮影部3を位置付け、さらに、保持アーム4aを回動移動及びスライド移動させ、撮影部3の撮影方向及び撮影角度(斜入角度)を変更する。ここで、撮影方向は、撮影部3が被検体Tの部位に対して撮影を行うときの方向であり、撮影角度は、撮影部3が被検体Tの部位に対して撮影を行うときの角度である。
位置検出部6は、エンコーダやポジションセンサ等の位置検出センサにより構成されている。この経路検出部6は、天板2aの現在位置、さらに、保持アーム4aの現在位置(すなわち、撮影部3の現在位置)等を検出し、位置情報(例えば、動作軸データ)として制御装置7に送信する。すなわち、経路検出部6は、撮影位置まで移動する撮影部3や保持アーム4c等の移動体の現在位置(通過点)を順次検出し、例えば動作軸データとして制御装置7に送信する。ここで、撮影部3の撮影位置は、撮影部3のX線照射部3a及びX線検出部3bが被検体Tに対して医用画像を撮影する撮影動作を行うときの位置である。
制御装置7は、各部を制御するマイクロプロセッサ等の制御部7aと、各種のプログラムや各種のデータを記憶する記憶部7bと、術者や助手等の操作者からの入力操作を受け付ける入力部7cと、医用画像等の画像を表示する表示部7dと、外部装置とネットワーク等の通信網を介して通信を行う通信部7eとを備えている。これらの各部7a〜7eはバス7fにより電気的に接続されている。
制御部7aは、記憶部7bに記憶された各種のプログラムやデータ等に基づいて各部を制御し、特に、それらのプログラムやデータ等に基づき、入力部7cに対する操作者の入力操作に応じて各部を制御する。また、制御部7aは、各種のプログラムに基づいて、各種データの計算又は加工等を行う一連のデータ処理、及び医用画像等の画像を表示する画像表示処理等を実行する。
記憶部7bは、制御部7aが実行する各種のプログラム及び各種のデータを記憶する記憶装置であって、さらに、制御部7aのワークエリアとしても機能する記憶装置(メモリ)である。特に、記憶部7bは、各種のデータとして、位置検出部6から送信された動作軸データを順次記憶し、さらに、撮影した医用画像を記憶する記憶装置である。この記憶部7bとしては、例えば、ROMやRAM、磁気ディスク装置、半導体ディスク装置(フラッシュメモリ)等を用いる。
この記憶部7bには、図2に示すように、干渉領域Rの設定に用いる干渉領域設定テーブルT1が格納されている。この干渉領域設定テーブルT1には、異なる複数の干渉領域R(例えば、領域a、領域b、領域c、…)が、異なる複数の検査関連情報(例えば、情報A、情報B、情報C、…)にそれぞれ対応させて登録されている。これらの干渉領域Rは、入力部7cに対する入力操作等により予め登録されている。なお、異なる複数の干渉領域Rは、大きさや形状等が異なっている領域である。また、検査関連情報は、医用画像を撮影する検査に関連する情報である。この検査関連情報としては、例えば、検査内容(例えば、検査プロトコル等)や検査情報(例えば、術者情報(身長)や検査部位等)が挙げられる。
ここで、干渉領域Rは、図3及び図4に示すように、移動体である撮影部3及び保持アーム4aの移動経路に干渉する干渉物である被検体T及び天板2a等の周囲の空間領域である。すなわち、干渉領域Rは、移動体(例えば、撮影部3及び保持アーム4a)と干渉物(被検体T、天板2a、天板駆動部2b、床及び壁等)が接触しないように予め注意を促すため、干渉物の周囲に設定された空間領域である。
この干渉領域Rは、減速領域Ra及び警告領域Rbにより構成されている。例えば、移動体が減速領域Raに侵入した場合には、移動体が減速し、警告領域Rbに侵入した場合には、警告音が鳴る。すなわち、減速領域Ra及び警告領域Rbに応じた処理が実行される。なお、警告音は例えばブザー等の報知部により鳴らされ、移動体が干渉物に接触するという警告が術者や助手等の操作者に報知される。
図1に戻り、入力部7cは、操作者(利用者)により入力操作される入力部である。この入力部7cとしては、例えば、ジョイスティックやキーボード、マウス等の入力デバイスを用いる。術者や助手等の操作者は、入力部7cを入力操作し、撮影部3を所望の撮影位置に移動させる。
表示部7dは、被検体Tの医用画像等の各種の画像を表示する表示装置である。この表示部7dとしては、例えば、液晶ディスプレイやCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ等を用いる。
通信部7eは、LAN等のネットワーク9を介して外部装置との通信を行う通信インターフェースである。この外部装置としては、医用画像サーバ装置、読影レポートサーバ装置及びビューア装置等が挙げられる。
次に、前述の医用画像撮影装置1が行う接触回避動作及び干渉領域最適化動作について説明する。医用画像撮影装置1の制御部7aが、記憶部7bに格納されたプログラムに基づいて接触回避処理及び干渉領域最適化処理を実行する。
接触回避処理では、図5に示すように、制御部7aは、まず、入力部7cに対する入力操作により入力された検査関連情報、あるいは、外部装置等から通信部7eを介して受信した検査関連情報に基づいて、記憶部7bに格納された干渉領域設定テーブルT1から干渉領域Rを選択して設定する(ステップS1)。
例えば、図2に示すように、検査関連情報が情報Aである場合には、領域aが干渉領域Rとして設定され、検査関連情報が情報Bである場合には、領域bが干渉領域Rとして設定され、同様に、検査関連情報が情報Cである場合には、領域cが干渉領域Rとして設定される。このように、検査関連情報に応じて様々な干渉領域Rが設定されて用いられることになる。
次いで、制御部7aは、撮影部3及び保持アーム4a等の角や縁等に初期の干渉ポイントを設定し(ステップS2)、その後、検査(撮影動作)が開始されたか否かを判断し(ステップS3)、検査開始に待機する(ステップS3のNO)。例えば、干渉ポイントは空間座標により設定される。
ここで、操作者は入力部7cを入力操作して、撮影部3を撮影位置まで移動させるマニュアル操作を行い、検査を開始する。これに応じて、撮影部3及び保持アーム4a等の移動体は移動を開始し、撮影位置まで移動する。このとき、移動体の現在位置は、位置検出部6により検出され、位置情報である動作軸データとして制御部7aに順次送信される。この動作軸データは、記憶部7bに順次格納される。これにより、移動体が撮影位置に到達するまで、移動体の現在位置、すなわち通過点が順次記憶部7bに移動体の移動径路として格納される。
検査が開始されたと判断した場合には(ステップS3のYES)、記憶部7bから動作軸データを順次読み込み(ステップS4)、初期の干渉ポイントを現状の干渉ポイントに変換する干渉ポイント座標変換を行い(ステップS5)、移動中の撮影部3及び保持アーム4a等の移動体と、被検体Tや天板2a等の干渉物とのクリアランス(離間距離)を算出する(ステップS6)。すなわち、移動体の現状の干渉ポイントと干渉物とのクリアラスが算出される。
次いで、制御部7aは、算出したクリアランスに基づいて、移動体(干渉ポイント)が干渉領域Rの減速領域Raに入るか否かを判断し(ステップS7)、移動体が減速領域Raに入ると判断した場合には(ステップS7のYES)、移動中の撮影部3及び保持アーム4a等の移動体を減速する(ステップS8)。一方、移動体が減速領域Raに入らないと判断した場合には(ステップS7のNO)、移動体が干渉領域Rの警告領域Rbに入るか否かを判断する(ステップS9)。
移動体が警告領域Rbに入ると判断した場合には(ステップS9のYES)、警告音を鳴らす(ステップS10)。これにより、移動体が干渉物に接触するという警告が操作者に報知される。一方、移動体が警告領域Rbに入らないと判断した場合には(ステップS9のNO)、タッチセンサC1、C2がオン状態(起動状態)であるか否かを判断する(ステップS11)。
タッチセンサC1、C2がオン状態であると判断した場合には(ステップS11のYES)、移動中の撮影部3及び保持アーム4a等の移動体を停止させる(ステップS12)。一方、タッチセンサC1、C2がオン状態でないと判断した場合には(ステップS11のNO)、処理をステップS4に戻す。
その後、検査が終了したか否かを判断し(ステップS13)、検査終了まで移動体と干渉物との接触回避を行い(ステップS13のNO)、検査が終了したと判断した場合には(ステップS13のYES)、処理を終了する。
このような接触回避処理により、検査開始から検査終了まで、移動中の撮影部3及び保持アーム4a等の移動体と、被検体Tや天板2a等の干渉物との接触が回避される。また、それらが接触した場合でも、移動体は停止することになる。このようにして、移動体と干渉物との接触が抑えられながら、撮影部3及び保持アーム4a等の移動体は撮影位置まで移動して停止する。その後、制御部7aは、撮影部3のX線照射部3aにより天板2a上の被検体Tに対してX線ビームを照射し、被検体Tを透過したX線ビームをX線検出部3bにより検出し、その被検体の所定部位の医用画像を撮影する。次いで、制御部7aは、撮影した医用画像を画像処理して表示部7dに表示し、さらに、記憶部7bに保存する。
次に、干渉領域最適化処理では、図6に示すように、制御部7aは、まず、検査(撮影動作)が開始されたか否かを判断し(ステップS21)、検査開始に待機する(ステップS21のNO)。ここで、前述と同様、操作者は入力部7cを入力操作して、撮影部3を撮影位置まで移動させるマニュアル操作を行い、検査を開始する。
検査が開始されたと判断した場合には(ステップS21のYES)、撮影部3及び保持アーム4a等の移動体(干渉ポイント)が干渉領域Rを通過したか否かを判断する(ステップS22)。移動体が干渉領域Rを通過したと判断した場合には(ステップS22のYES)、干渉経路から干渉物に対して外側の干渉空間を削除する(ステップS23)。
例えば、図7に示すように、移動体が干渉経路Aに沿って移動した場合には、その移動体は通常領域(干渉領域R以外の空間領域)から干渉領域Rの減速領域Raに入って通常領域に抜けるように移動するため、干渉経路Aから干渉物に対して外側に位置する減速領域Raの干渉空間が削除される。これにより、減速領域Raが狭くなり、干渉領域Rが調整される。
一方、移動体が干渉領域Rを通過していないと判断した場合には(ステップS22のNO)、移動体が干渉領域Rに一定回数(例えば、5回)進入し干渉物に対する接触がないか否かを判断する(ステップS24)。移動体が干渉領域Rに一定回数進入し干渉物に対する接触がないと判断した場合には(ステップS24のYES)、干渉経路に対応する対象部分の干渉空間を一定距離(例えば、10mm)削除する(ステップS25)。すなわち、移動体が干渉物に接触せずに干渉領域R内で停止した場合には、干渉経路に対応する対象部分の干渉空間を一定距離削除する。
例えば、図8に示すように、移動体が干渉経路Bに沿って移動した場合には、その移動体は通常領域(干渉領域R以外の空間領域)から干渉領域Rの減速領域Raに入って警告領域Rbで停止するように移動するため、干渉経路Bに対応する警告領域Raの干渉空間を一定距離(例えば、10mm)削除する。これにより、警告領域Raが狭くなり、干渉領域Rが調整される。
一方、移動体が干渉領域Rに一定回数進入し干渉物に対する接触があったと判断した場合には(ステップS24のNO)、タッチセンサC1、C2がオン状態(起動状態)であるか否かを判断する(ステップS26)。タッチセンサC1、C2がオン状態であると判断した場合には(ステップS26のYES)、干渉経路に対応する対象部分の干渉空間を一定距離(例えば、10mm)増加させる(ステップS27)。一方、タッチセンサC1、C2がオン状態でないと判断した場合には(ステップS26のNO)、処理をステップS22に戻す。
ここで、例えば、図9に示すように、移動体が干渉経路Cに沿って移動した場合には、その移動体は天板2aに接触して停止するため、干渉経路Cに対応する警告領域Rbの干渉空間を一定距離(例えば、10mm)増加させる。これにより、警告領域Rbが広くなり、干渉領域Rが調整される。
その後、検査が終了したか否かを判断し(ステップS28)、検査終了まで干渉領域Rの最適化(調整)を行い(ステップS28のNO)、検査が終了したと判断した場合には(ステップS28のYES)、最適化された干渉領域Rに基づいて記憶部7bの干渉領域設定テーブルT1を更新し(ステップS29)、処理を終了する。すなわち、干渉領域設定テーブルT1を更新する場合には、最適化した干渉領域Rを、設定した干渉領域Rに替えて記憶部7bに登録する。例えば、図2に示すように、設定した干渉領域が領域bであった場合には、その領域bが最適化され、その領域bに対して最適化後の領域bが上書きされる。
このような干渉領域最適化処理により、検査開始から検査終了まで、移動体が移動する移動径路に基づいて、今回用いている干渉領域Rが最適化される。その後、最適化された干渉領域Rは、対応する干渉領域設定テーブルT1の元の干渉領域Rに上書きされ、記憶部7bに保存される。これにより、次回、検査を行う場合には、最適化された干渉領域Rが用いられ、その干渉領域Rに基づいて制御部7aは移動体の移動を制御することになる。なお、干渉領域Rは、移動体の移動経路に応じて様々な形状に最適化される。
ここで、例えば、術者の身長が低く、天板2aの床面からの高さを低くした場合には、図10及び図11に示すように、干渉領域Rが最適化される。すなわち、警告領域Raの厚さ及び減速領域Raの厚さが薄くなっており、干渉領域Rは元の干渉領域R(図3及び図4参照)に比べ全体的に狭くなっている。これにより、干渉領域Rは、検査関連情報に基づく撮影部3及び保持アーム4a等の移動体の移動動作に即した形状に最適化されている。
また、回転DSA(Digital Substraction Angiography)等を多用する病院等では、図12及び図13に示すように、干渉領域Rが最適化される。すなわち、警告領域Raの厚さ及び減速領域Raの厚さが薄くなっており、さらに、警告領域Raの幅方向の端部及び減速領域Raの幅方向の端部が削られており、干渉領域Rは元の干渉領域R(図3及び図4参照)に比べ半円柱状になっている。これにより、干渉領域Rは、検査関連情報に基づく撮影部3及び保持アーム4a等の移動体の移動動作、すなわち回転動作に即した形状に最適化されている。
さらに、Neuro(ニューロ)検査等を主に行う病院等では、図14及び図15に示すように、干渉領域Rが最適化される。すなわち、被検体Tである患者の頭部側の干渉領域Rの厚さが薄くなっており、干渉領域Rの患者の頭部部分だけが、元の干渉領域R(図3及び図4参照)に比べ薄くなっている。これにより、干渉領域Rは、検査関連情報に基づく撮影部3及び保持アーム4a等の移動体の移動動作、すなわちNeuro検査に伴う移動動作に即した形状に最適化されている。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、検査関連情報に基づいて記憶部7bから干渉領域Rを選択して設定することによって、様々な種類の干渉領域Rが設定されるので、検査内容等に応じて干渉領域Rを変更することが可能になる。すなわち、検査内容に応じて干渉領域Rを変更し、検査内容に応じて異なる保持部4の使用状況、術者の身長、さらに、装置自体のアイソセンタ高さの変更(装置の機構的変化)等に容易に対応することが可能になる。これにより、撮影部3及び保持アーム4a(保持部4)等の移動体が干渉領域Rに進入することが抑えられるので、その進入回数が減少し、円滑な撮影を行うことができる。その結果、円滑な手技進行等を実現することができる。
さらに、撮影部3及び保持部4等の移動体の移動径路に応じて、選択した干渉領域Rを調整し、調整した干渉領域Rを、選択した干渉領域Rに替えて記憶部7bに登録することによって、干渉領域Rが移動体の移動経路に応じて最適化されるので、干渉領域Rに対する移動体の進入回数を減少させ、円滑な撮影を確実に行うことができる。
また、移動体が干渉領域Rを通過した場合、干渉経路から干渉物に対して外側の干渉空間を削除し、選択した干渉領域Rを狭くすることによって、移動体の移動経路に応じて干渉領域Rを効率良くさらに確実に最適化することができる。加えて、移動体が干渉物に接触せずに干渉領域R内で停止した場合、干渉経路に対応する対象部分の干渉空間を削除し、選択した干渉領域Rを狭くすることによって、移動体の移動経路に応じて干渉領域Rを効率良くさらに確実に最適化することができる。また、移動体が干渉物に接触した場合、干渉経路に対応する対象部分の干渉空間を増大させ、選択した干渉領域Rを広くすることによって、干渉領域Rを狭くする方向だけではなく、移動体の移動経路に応じて干渉領域Rを広げることも可能になるので、移動体の移動経路に応じて干渉領域Rを確実に最適化することができる。
(他の実施の形態)
なお、本発明は、前述の実施の形態に限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
例えば、前述の実施の形態においては、図7乃至図9の移動経路は例示であり、これに限るものではない。また、同様に、図10乃至図15の干渉領域Rも例示であり、これに限るものではない。
さらに、前述の実施の形態においては、干渉領域Rを減速領域Ra及び警告領域Rbにより構成しているが、これに限るものではなく、例えば、減速領域Ra及び警告領域Rbに他の領域(例えば、停止領域等)を加えてもよく、あるいは、減速領域Ra及び警告領域Rbのどちらか一方だけで干渉領域Rを構成するようにしてもよい。
また、前述の実施の形態においては、ソフトウェアであるプログラムに基づいて制御部7aにより各種の処理を実行しているが、これに限るものではなく、例えば、ハードウェアだけにより各種の処理(例えば、接触回避処理や干渉領域最適化処理等)を実行するようにしてもよい。
本発明の実施の一形態に係る医用画像撮影装置の概略構成を示す模式図である。 図1に示す医用画像撮影装置が備える制御装置の記憶部に格納される干渉領域設定ファイルを説明するための説明図である。 干渉物の周囲の干渉領域を説明するための正面図である。 干渉物の周囲の干渉領域を説明するための側面図である。 図1に示す医用画像撮影装置が行う接触回避動作の流れを示すフローチャートである。 図1に示す医用画像撮影装置が行う干渉領域最適化動作の流れを示すフローチャートである。 図6に示す医用画像撮影装置が行う干渉領域最適化動作における第1の最適化を説明するための側面図である。 図6に示す医用画像撮影装置が行う干渉領域最適化動作における第2の最適化を説明するための側面図である。 図6に示す医用画像撮影装置が行う干渉領域最適化動作における第3の最適化を説明するための側面図である。 最適化された第1干渉領域を説明するための正面図である。 最適化された第1干渉領域を説明するための側面図である。 最適化された第2干渉領域を説明するための正面図である。 最適化された第2干渉領域を説明するための側面図である。 最適化された第3干渉領域を説明するための正面図である。 最適化された第3干渉領域を説明するための側面図である。
符号の説明
1 医用画像撮影装置
3 移動体(撮影部)
4 移動体(保持部)
7b 記憶部
R 干渉領域
T 被検体

Claims (5)

  1. 被検体に対する医用画像の撮影に応じて移動する移動体と、
    検査に関連する情報であって異なる複数の検査関連情報にそれぞれ対応付けられ、前記移動体の移動経路に干渉する干渉物の周囲の空間領域であって異なる複数の干渉領域を記憶する記憶部と、
    前記検査関連情報に基づいて前記記憶部から前記干渉領域を選択する手段と、
    選択した前記干渉領域に基づいて前記移動体の移動を制御する手段と、
    を備えることを特徴とする医用画像撮影装置。
  2. 前記移動体の移動径路に応じて、選択した前記干渉領域を調整する手段と、
    調整した前記干渉領域を、選択した前記干渉領域に替えて前記記憶部に登録する手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の医用画像撮影装置。
  3. 前記調整する手段は、前記移動体が前記干渉領域を通過した場合、前記干渉経路から前記干渉物に対して外側の干渉空間を削除し、選択した前記干渉領域を狭くすることを特徴とする請求項2記載の医用画像撮影装置。
  4. 前記調整する手段は、前記移動体が前記干渉物に接触せずに前記干渉領域内で停止した場合、前記干渉経路に対応する対象部分の干渉空間を削除し、選択した前記干渉領域を狭くすることを特徴とする請求項2又は3記載の医用画像撮影装置。
  5. 前記調整する手段は、前記移動体が前記干渉物に接触した場合、前記干渉経路に対応する対象部分の干渉空間を増大させ、選択した前記干渉領域を広くすることを特徴とする請求項2、3又は4記載の医用画像撮影装置。
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