JP2008272009A - アイアンゴルフクラブセット - Google Patents

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Ryota Kajita
良太 梶田
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Abstract

【課題】アベレージゴルファーや女性ゴルファーにとって、ダフリにくいヘッドを有するアイアンゴルフクラブを含んだセットを提供する。
【解決手段】少なくとも1本は、ソール面(4)のリーディングエッジ(2)のサイドにスクープソール(4A)、トレーディングエッジ(5)のサイドにバウンスソール(4B)を構成し、リーディングエッジ(2)周りのくさび角(α)が鋭角になるように工夫したヘッド(1)を有するゴルフクラブを含む複数本のゴルフクラブから成るものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、アイアンゴルフクラブを複数本セットにしたものであり、特に非力なアベレージゴルファーや女性ゴルファー向けにダフリ対策として開発されたアイアンゴルフクラブセットに関する。
アイアンゴルフクラブのヘッドの機能には、飛びや方向性、打感など、クラブとしての主要な機能が盛り込まれていることが知られているが、それらの機能を発揮するために不可欠な支援機能がある。たとえば、その一つにソールのダフリ防止の機能があり、ヘッドの飛びや方向性機能のサポートとして重要である。そのダフリ防止の設計因子は、バウンス角度やソール幅、ソール曲率として設計される。
ゴルフクラブセットにおけるこれらの設計は、ロングアイアンでは、バウンス角度が小さく、ソール幅が狭く、ショートアイアンでは、バウンス角度が大きく、ソール幅が広く設計される。すなわち、ロングアイアンでは、ソールが剃刀の如く芝の中に鋭く入るように、ショートアイアンでは、芝の中に深く入り込まないように設計されてきた。
その理由は、図6、7に見られるように、ゴルファーのスイングアークとアイアンゴルフクラブのヘッド1のリーディングエッジ2近傍のフェース面3とソール面4の成すくさび状の角度αに対する対策である。すなわち、図6のショートアイアンの場合には、クラブ長さが短いために、スイングアークが小さく、そのため、ヘッド1はボールAに対して鋭角的に進入する。その鋭角的進入に加えてヘッド1のリーディングエッジ2周りのくさび角αが鋭角であるために、ボールAに対してクリーンにインパクトしたヘッド1は、芝の中に深く入り込み、ゴルファーは芝から大きな抵抗を受ける。それを防ぐためにショートアイアンには大きなバウンスをつけ、芝の中に深く入り込まないような設計が一般的になされている。
ロフト角度の大きなショートアイアンで、ソール面に大きなバウンス角度、小さなソール半径または広いソール幅が設けられていても、トップ打ちのミスが起こりにくくしたものが開発された。これは、正規のロフト角度でソール面を接地させたヘッド本体のフェース面のリーディングエッジが、地上に置かれたボールとの幾何学的接触点またはその下方に設定され、リーディングエッジに連成して後方下部に設けられたフィレット部の先端とソール面との間が下方に凹となる曲面に形成されたものである(特許文献1参照)。
一方、ロングアイアンの場合には、クラブ長さが長いために、図7に示すように、スイングアークが大きく、ヘッド1はボールAに対して水平に近く進入する。さらに、ヘッド1のリーディングエッジ2周りのくさび角αが鈍角であるために、ボールAに対してクリーンにインパクトしたヘッド1は、芝の中に深く入り込むことなく芝を抜け出すことが出来るように設計されている。
特開2000−229137号公報(第3頁、図1)
クリーンにインパクトできることを前提に作られてきたヘッドを有するアイアンゴルフクラブのセットでは、すべてのゴルファーがその恩恵に浴するという訳にはゆかない。7番アイアンに代表されるように、短いクラブでは、初心者であっても、練習すればボールをクリーンにインパクトすることは可能である。しかしながら、多くのアベレージゴルファーに共通するロングアイアンの難しさは、ロングアイアン不要論が叫ばれるほどに、いつでもロングアイアンをクリーンにインパクトすることなど考えられない多くのゴルファーが存在する。多くのゴルファーはダフリ、トップ、スライス、フックなど、ありとあらゆる望まない不安と結果に成す術も無く翻弄されている。
上述のように、ロングアイアンのクリーンなインパクトは、大きなスイングアークと大きなくさび角によって、芝の中に深く入り込むことなく芝を抜け出すことが出来る。しかしながら、クリーンなインパクトが期待できないアベレージゴルファーや非力な女性ゴルファーの場合には、ダフリ状態で進入してきたヘッドは、図8のようにソール4が芝に跳ね返されてヘッド1が浮き、ヘッド1のリーディングエッジ2がボールAの腹を叩く、いわゆるトップ打ちになる。このトップ打ちを防ぐには、芝に跳ね返されることなく、芝の中に潜り込む工夫が必要である。
そこで、本発明は、ソール面のリーディングエッジサイドにスクープソール、トレーディングエッジサイドにバウンスソールを構成し、リーディングエッジ周りのくさび角が鋭角になるように工夫してダフリ対策を施したヘッド、特にロフト角度30°以下のヘッドを有するアイアンゴルフクラブのセットを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明は、少なくとも、もっともクラブ長さが長いゴルフクラブのソール面のリーディングエッジサイドにスクープソール、トレーディングエッジサイドにバウンスソールを構成し、リーディングエッジ周りのくさび角が鋭角になるように工夫したヘッドを有するゴルフクラブを含む複数本のゴルフクラブから成るものである。
本発明によれば、少なくとも、もっともクラブ長さが長いゴルフクラブのソール面のリーディングエッジサイドにスクープソール、トレーディングエッジサイドにバウンスソールを構成し、リーディングエッジ周りのくさび角が鋭角になるように工夫したヘッドを有するゴルフクラブを含む複数本のゴルフクラブから成るものなので、ダフリが生じたとしても、鋭いスクープ角によって、ヘッドが芝に深く入り込み、その後バウンスソールの効果によって、ヘッドが芝から抜けることができる。本発明において、インパクト時にソールのトレーディングエッジがやや浮いているのは、アイアンのインパクトでは、ハンドファーストによって、一般にロフト角が1番手(4度)程度、少な目になる傾向があり、それを表現しているためで、これを実効ロフトあるいはダイナミックロフトと呼ぶ。また、バウンスソールとは、ソール形状のリーディングエッジよりもトレーリングエッジの方が膨らんだ形状で、スクープソールとは、逆にリーディングエッジよりもトレーリングエッジが上がっているソールである。
本発明の第一の実施形態は、図1及び図2に示すように、ロングアイアン、ミドルアイアン、ショートアイアンから構成されたアイアンゴルフクラブセットに関し、少なくとも最もクラブ長さの長いゴルフクラブのソール形状に、ソール面4のリーディングエッジ2のサイドにスクープソール4A、トレーディングエッジサイドにバウンスソール4Bを構成し、リーディングエッジ2周りのくさび角αを鋭角になるように工夫したヘッドを有するゴルフクラブを含むセットである。くさび角αはロングアイアンで45°を上限とした。また、スクープソール4Aとバランスソール4Bとの間には、窪み4Cを構成してある。
第二の実施形態としては、もっともクラブ長さが長いゴルフクラブから5番アイアンまでは、ヘッド1のソール面4のリーディングエッジ2のサイドにスクープソール4A、トレーディングエッジ5のサイドにバウンスソール4Bを構成し、スクープソール4Aとバランスソール4Bとの間に窪み4Cを構成し、リーディングエッジ2周りのくさび角αが鋭角になるように工夫したものがある。
第三の実施形態としては、もっともクラブ長さが長いゴルフクラブから6番アイアンまでは、ヘッド1のソール面4のリーディングエッジ2のサイドにスクープソール4A、トレーディングエッジ5のサイドにバウンスソール4Bを構成し、スクープソール4Aとバウンスソール4Bとの間に窪み4Cを構成し、リーディングエッジ2周りのくさび角αが鋭角になるように工夫したものがある。
第四の実施形態としては、もっともクラブ長さが長いゴルフクラブから7番アイアンまでは、ヘッド1のソール面4のリーディングエッジ2のサイドにスクープソール4A、トレーディングエッジ5のサイドにバウンスソール4Bを構成し、リーディングエッジ2周りのくさび角αが鋭角になるように工夫したものがある。
いずれの実施形態でも、図1、2に示すようなスクープソール4A、バウンスソール4B、窪み4Cからソール面4を構成したヘッド1のロフト角度は、30°以下のミドルアイアン、ロングアイアンでダフリ防止に有効である。
本発明におけるくさび角αは、10°〜45°の鋭角となる。このくさび角αは、上述したように、ヘッド1のリーディングエッジ2近傍のフェース面3とスクープソール4Aとが成すくさび状の角度である。さらに詳しく説明すると、図3のフェースライン長さLの1/2の箇所を縦に切ったとき、図4に示すようにスクープソール4A、バウンスソール4B、窪み4Cが現われ、スクープソール4Aが外側に若干ふくらんだ曲面形状を有し、この円弧の両端を結んだ直線とフェース面3の延長線とがなす角度をはさみ角αとしている。また、この直線とソール面4の接地面とがなす角をS角とすると、<90°−ロフト角−S角(2°〜40°)>がくさび角αとなる。一般的なアイアンヘッドのくさび角は、<90°−ロフト角+S角(−2°〜−4°)>であり、S角は−2°〜−4°となっている。
なお、一般的なアマチュアゴルファーのアイアンゴルフクラブの各番手毎のロフト角度は、#3が20°前後、#4が22°前後、#5が24°前後、#6が27°前後、#7が30°前後となっている。したがって、ロフト角度30°以下ということは、#7(7番アイアン)よりも長いクラブである。
また、#4からのセットの場合、#4のみのくさび角αを鋭角とし、#3からのセットであれば、#3のみのくさび角αを鋭角にするのが、上述した第1の実施形態であり、#4〜#5まで、あるいは#3からのセットでは#3〜#5までのくさび角αを鋭角とした第2の実施形態である。より具体的には、次のような組合せがある。この表中○印の番手のくさび角αを鋭角とした。×印はセット内にないクラブ番手、−印はくさび角αが鋭角ではないクラブ。
Figure 2008272009
本発明の実施形態を示すヘッド側面図。 図1のヘッドのスイング時の側面図。 ヘッドのフェース面を正面とした図 図3のA−A線断面図 図4のソール面拡大図 従来のショートアイアンのスイング時のヘッドとボールの側面図。 従来のロングアイアンの図3と同様の側面図。 ロングアイアンのダフリとトップを説明する図。
符号の説明
1 ヘッド
2 リーディングエッジ
3 フェース面
4 ソール面
4A スクープソール
4B バウンスソール
4C 窪み
5 トレーディングエッジ
α くさび角

Claims (6)

  1. 少なくとも1本は、ソール面のリーディングエッジサイドにスクープソール、トレーディングエッジサイドにバウンスソールを構成し、リーディングエッジ周りのくさび角が鋭角になるように工夫したヘッドを有するゴルフクラブを含む複数本のゴルフクラブから成るアイアンゴルフクラブセット。
  2. 少なくとも、もっともクラブ長さが長いゴルフクラブのソール面のリーディングエッジサイドにスクープソール、トレーディングエッジサイドにバウンスソールを構成し、リーディングエッジ周りのくさび角が鋭角になるように工夫したヘッドを有するゴルフクラブを含む複数本のゴルフクラブから成るアイアンゴルフクラブセット。
  3. もっともクラブ長さが長いゴルフクラブから5番アイアンまでは、ヘッドのソール面のリーディングエッジサイドにスクープソール、トレーディングエッジサイドにバウンスソールを構成し、リーディングエッジ周りのくさび角が鋭角になるように工夫したヘッドを有するゴルフクラブを含む複数本のゴルフクラブから成るアイアンゴルフクラブセット。
  4. もっともクラブ長さが長いゴルフクラブから6番アイアンまでは、ヘッドのソール面のリーディングエッジサイドにスクープソール、トレーディングエッジサイドにバウンスソールを構成し、リーディングエッジ周りのくさび角が鋭角になるように工夫したヘッドを有するゴルフクラブを含む複数本のゴルフクラブから成るアイアンゴルフクラブセット。
  5. もっともクラブ長さが長いゴルフクラブから7番アイアンまでは、ヘッドのソール面のリーディングエッジサイドにスクープソール、トレーディングエッジサイドにバウンスソールを構成し、リーディングエッジ周りのくさび角が鋭角になるように工夫したヘッドを有するゴルフクラブを含む複数本のゴルフクラブから成るアイアンゴルフクラブセット。
  6. 前記スクープソールとバウンスソールとの間に窪みがあることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のアイアンゴルフクラブセット。
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