JP2008271900A - 作業機装着装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 前部がトラクタ車体2に連結された直装ヒッチ機構5の後端に連結枠6を連結し、この連結枠6に作業機Sを装着した作業機装着装置である。前記連結枠6を、直装ヒッチ機構5の後端に連結された第1連結枠6Aと、前記作業機Sと連結された第2連結枠6Bとで構成し、前記第2連結枠6Bの上部を第1連結枠6Aに連結ピンを介して前後揺動可能に装着し、前記第1連結枠6Aの前面側に第1連結枠6Aに対する第2連結枠6Bの揺動を緩衝する緩衝装置Eを設ける。
【選択図】図1
Description
しかし、前記連結枠の中途部を分割する構成でも、連結枠の上部にはトップリンクと作業機の上係合部(トップマスト)とが連結され、連結枠の下部にはロアリンクと作業機の下係合部(サポートブラケット)とが連結されており、例えば、作業機がロータリ耕耘機のように駆動されるものである場合は、作業機側からの前方向の押動衝撃が大きく、分割部分の弾性体では十分な振動吸収を行うことが困難になっている。
本発明は、連結枠を直装ヒッチ機構の後端に連結された第1連結枠と作業機に連結される第2連結枠とを前後揺動可能に連結し、かつ第2連結枠の揺動を第1連結枠へ緩和して伝達することにより、作業機側からトラクタ車体への振動、衝撃を効果的に吸収できるようにした作業機装着装置を提供することを目的とする。
第1に、前部がトラクタ車体2に連結された直装ヒッチ機構5の後端に連結枠6を連結し、この連結枠6に作業機Sを装着した作業機装着装置であって、
前記連結枠6は、直装ヒッチ機構5の後端に連結された第1連結枠6Aと、前記作業機Sと連結された第2連結枠6Bとで構成され、前記第2連結枠6Bの上部が第1連結枠6Aに連結ピンを介して前後揺動可能に装着され、前記第1連結枠6Aの前面側に第1連結枠6Aに対する第2連結枠6Bの揺動を緩衝する緩衝装置Eが設けられていることを特徴とする。
第3に、前記第1連結枠6Aと第2連結枠6Bとは、一方が他方の内側に侵入配置されていることを特徴とする。
第4に、前記緩衝装置Eは、第1連結枠6Aの前面に略沿って配置された取り付け台20と、この取り付け台20の下部に横軸28を介して枢支されていて第2連結枠6Bの揺動が伝達される作動部材21と、前記取り付け台20に上部が枢支されかつ下部が前記作動部材21と連結された流体ダンパ若しくはスプリングダンパ又はそれらを組合せて形成した付勢手段27とを有することを特徴とする。
第6に、前記第1連結枠6Aの下部と第2連結枠6Bの下部との間に第2連結枠6Bの前揺動に対して後方向に付勢する緩衝装着具Cが設けられていることを特徴とする。
第7に、前記緩衝装着具Cは、第2連結枠6Bを後方向に弾圧する弾性体15Aと、この弾性体に対向していて第2連結枠6Bを前方向に弾圧する対向弾性体15Bとを有することを特徴とする。
第9に、前記第2連結枠6Bの上部は、トップリンク3を連結する連結ピン3Bで第1連結枠6Aに装着されていることを特徴とする。
「作用」
作業機装着装置は前記構成によって次のような作用を奏する。
第2連結枠6Bは第1連結枠6Aと別個に形成され、作業機Sの上係合部10及び左右一対の下係合部11とそれぞれ係脱自在に係合する上連結部7及び左右一対の下連結部8とが設けられていることにより、上連結部7と下連結部8との間の距離の異なるものを複数用意すれば、第1連結枠6Aを共通化して複数種類の作業機Sを装着することが可能になる。
緩衝装置Eは、取り付け台20と作動部材21に連結された付勢手段27とで簡単に構成されており、付勢手段27に流体ダンパ若しくはスプリングダンパ又はそれらを組合せて形成したもので、安価に構成することができる。
緩衝装置Eに付勢手段27Aと対向付勢手段27Bとを設けることにより、作業機Sの前方向振動・衝撃だけでなく後方向の振動・衝撃も緩衝できる。
この緩衝装着具Cも弾性体15Aと対向弾性体15Bとを設けることにより、作業機Sの前方向振動・衝撃だけでなく後方向の振動・衝撃も緩衝できる。
緩衝装着具Cを、取付部材17、取付部材17、ガイドピン18及び弾性体15等で構成することにより、第1連結枠6Aと第2連結枠6Bとを強固に装着しながら緩衝作用もできる。
トラクタ車体2側の昇降装置23用制御部24と作業機S側の検知部26とを連動連結する伝達手段25を、第2連結枠6Bに設けられた第1接続部25Aと作業機Sに設けられた第2接続部25Bとにより分離可能に接続することにより、制御部24と検知部26とを連動連結しておくことができる。
図1〜9において、トラクタに適用された作業機装着装置1の第1の実施の形態を示しており、ロータリ耕耘機で例示した作業機Sを特殊状態(特殊三点リンク仕様の装着状態)で装着しており、後述する直装ヒッチ機構(三点リンク機構)5のトップリンク3を標準三点リンク仕様状態に変更することにより、標準三点リンク仕様装着状態となり、また二点リンク機構(直装ヒッチ機構)及び二点リンク装着作業機を使用して、二点リンク仕様装着状態とすることも可能になっている。
三点リンク機構5はトップリンク3と左右一対のロアリンク4とを有し、トップリンク3の前連結部3Fはトップリンクブラケット22にピンを介して連結され、左右ロアリンク4の前連結部4Fはロアリンクピン30に連結されており、このロアリンク4は昇降装置23のリフトアームとリフトロッドを介して連結され、昇降自在になっている。
前記作業機Sは、PIC軸13を前方突出したギヤケース33から左右にサポートアーム34を突出し、左右サポートアーム34の外端に伝動ケース及びサイドフレームを固定してロータリ機枠35を構成し、伝動ケース及びサイドフレームの下部で爪軸を回転自在に支持し、この爪軸に多数本の耕耘爪を取り付けている。
前記作業機Sのトップマスト36前上端のピンは上係合部10を形成し、左右連結ブラケット37に設けたピンは下係合部11を形成している。
前記連結枠6は前後2分割されており、三点リンク機構5の後端に連結された第1連結枠6Aと、この第1連結枠6Aに移動可能に装着されかつ前記作業機Sと連結された第2連結枠6Bとで構成されている。
前記第1連結枠6Aは、上部にトップリンク3の後端と連結するトップリンク連結ピン3Bを挿脱自在に有し、下部にロアリンク4の後端と連結するロアリンク連結ピン32を外側方突出状に設けている。
この第1連結枠6Aは、角パイプ(又は丸パイプ、フラットバー等でもよい)で背面視略山形状に形成された主枠41を有し、この主枠41の中央上部にトップリンク連結ピン3Bを挿通する上部体42を固着し、左右下部にロアリンク連結ピン32を突設する下部体43を固着し、左右下部体43の下端を下枠材44で繋いで形成している。
前記第2連結枠6Bは、角パイプ(又は丸パイプ、フラットバー等でもよい)で横一文字の中央枠45を有し、この中央枠45の左右方向中央から2枚の板材を立設して立設体46を形成し、中央枠45の左右両端から下方へ一対の受け材47を突出し、この左右受け材47と中央枠45との間にL字形状の担持部材48を固着している。
前記左右受け材47は背面側に後方開放凹部が形成されていて、作業機Sの左右一対の下係合部11と係脱自在に係合する左右一対の下連結部8を形成しており、この受け材47は内部が空洞になっていて、係合した下係合部11の離脱を阻止するロック部材52が枢支されている。
ロック部材52はコイルバネ54によって下係合部11に係合する方向に付勢されており、その前部は解除手段55の山形状のリンク56に連結されている。解除手段55は立設体46に固定のブラケット57にアーム58が枢支され、このアーム58にリンク56の中央が相対回転自在に貫通され、またアーム58に操作レバー59が固着されており、操作レバー59を回動操作することにより、リンク56がアーム58を越えて移動し、ロック部材52が図2時計方向に回動して下係合部11との係合が解除されるようになっている。
保持具61は左右担持部材48の垂直部48a間に支持されており、軸受を介してヨーク62を軸心廻りで回転自在に支持する円筒体63と、この円筒体63の背面に固着された平面視コ字形状の保持体64と、この保持体64の左右壁にピンを貫通固着して形成された左右一対の軸部65とを有している。
保持具61は軸部65を中心に揺動可能であり、位置決め部材66がストッパ67に当接した姿勢に保持可能になっており、位置決め部材66及びストッパ67はヨーク62を姿勢制御する姿勢制御手段となっている。
前記緩衝装置Eは第1連結枠6Aの前面に略沿って左右一対設けられている。この各緩衝装置Eは、主枠41の前面に略沿って上下に配置された取り付け台20と、この取り付け台20の下部に横軸28を介して枢支された作動部材21と、前記取り付け台20に上部が枢支されかつ下部が前記作動部材21と連結された付勢手段27とを有する。
作動部材21の溝21aには押動ピン49aが相対移動自在に係合しており、この押動ピン49aは第2連結枠6Bの中央枠45から前方突出された押動部材49に設けられている。
付勢手段27は、流体ダンパ若しくはスプリングダンパ又はそれらを組合せて形成されており、前記作動部材21及び押動部材49を介して第2連結枠6Bを後方向へ付勢しており、第2連結枠6Bの前方向の揺動に弾力的な抵抗を与えて、その振動、衝撃を吸収し、第1連結枠6Aに伝播されようとする第2連結枠6Bの揺動力を緩衝する。
なお、前記押動部材49と押動ピン49aは丸棒をL字状に屈曲して一体成形してもよく、また、押動部材49及び押動ピン49aの代わりに、作動部材21から第2連結枠6Bの一部分と当接する突起部を突出して、第2連結枠6Bの揺動と連動して回動できるようにしておいてもよい。
水平部48bには支持部材16が下方突出状に固定され、下枠材44には取付部材17が上方突出状に固定され、支持部材16の背面と取付部材17の前面とが略対面しており、両者を貫通するようにガイドピン18が設けられ、このガイドピン18の後端と取付部材17との間にコイルスプリング製の弾性体15が配置され、ガイドピン18に嵌装されている。
従って、第2連結枠6Bは第1連結枠6Aに対して、上部が貫通ピン9によって揺動自在に枢支され、下部はガイドピン18が取付部材17に摺動自在に挿通されていることにより前後移動自在に支持され、支持部材16と取付部材17との当接により後方向移動が阻止されかつ前方向移動が許容され、更に弾性体15によって後方向へ弾圧され、これによって、作業機Sからの衝撃による第2連結枠6Bの前方向移動が、弾性体15から弾性抵抗を受けることにより吸収されることになる。
前記緩衝装着具Cは、前記緩衝装置Eと略同一機能を有し、緩衝装置Eを設けておれば割愛することもできるが、緩衝装置Eを併設しておくことにより、2重の緩衝機能を有することになり、また、一方を小さい振動、弱い衝撃の緩衝を、他方を大きい振動、強い衝撃の緩衝をそれぞれするように、機能分担させることもできる。前記緩衝装着具Cを割愛する場合は、支持部材16と取付部材17を設けておいて、緩衝装置Eによって第2連結枠6Bが所定位置より後方へ移動しないようにしておく。
前記検知部26は作業機Sとしてのロータリ耕耘機の後部カバー70の角度検出センサであり、前記制御部24は検知部26からの角度検出信号を受けて、昇降装置23を作動するものであり、これらによって圃場の凹凸、土質の変化による耕深の変化を検知して作業機Sの耕深を一定に保持する自動耕深制御機構が構成されている。
ロータリ耕耘機Sの主カバー76上面又はサポートアーム34に前方突出状にブラケット77を設け、このブラケット77の前端に第2フック78を横軸回り揺動自在に枢支し、第2フック78の自由端側に検知部26と連結されたインナワイヤ79を連結し、アウタワイヤを前記ブラケット77に固定して作業機S側の伝達手段25が構成されている。
前記第1接続部25Aと第2接続部25Bとは、連結枠6に作業機Sを装着するとき係合し、第1連結枠6Aに対して第2連結枠6Bが前後振動しても係合を維持することができ、係合を介して後部カバー70の角度変化を制御部24に伝達し、連結枠6から作業機Sを離脱すると伝達は切断される。
この装着固定手段19は頭付きのピン又はボルト等の固定部材で形成されており、担持部材48の水平部48bに挿通又は螺合して、その先端を取付部材17の背面に当接するようにしている。
前記装着固定手段19によって、支持部材16と取付部材17とが相対移動のない当接した状態に保持され、緩衝装置E及び緩衝装着具Cの機能が無効になり、第1連結枠6Aに対して第2連結枠6Bを固定して一体物の連結枠6とし、前後に2分割していない従来の作業機装着装置と同様な使い方ができるようになる。
前記第2連結枠6Bは、上連結部7から下連結部8までの上下方向の距離L(図5に示す。上係合部10から下係合部11までの距離も同じ。)が特殊三点リンク仕様作業機Sに適合するものとなっているが、この距離Lは標準三点リンク仕様作業機等の装着する作業機Sに適合する寸法に形成することができる。
図11に示す第2実施形態においては、第2連結枠6Bに前記上連結部7及び下連結部8と異なる位置に2点鎖線で別の上連結部7’及び下連結部8’を表示しており、上連結部7’から下連結部8’までの上下方向の距離は前記距離Lと異なる。
前記緩衝装着具Cの後側の弾性体15Aは、第2連結枠6Bを後方向に弾圧するものであり、前側の弾性体15Bは、前記弾性体15Aに対向していて第2連結枠6Bを前方向に弾圧する対抗弾性体となっている。
即ち、前記緩衝装着具Cは、前方向衝撃に対する反動を吸収したり、ダウンカット耕耘だけでなく、アッパカット耕耘、正逆転耕耘をする場合に前後振動・衝撃を吸収できる。
図12に示す第3実施形態において、作業機装着装置1は、上部は立設体46の突出部46aを前方へ突出して上部体42のトップリンク連結位置と重合させ、貫通ピン9の代わりにトップリンク3を連結する連結ピン3Bを兼用して連結している。
前記付勢手段27は、取り付け台20に枢支されたチューブ38内にピストン39を配置し、このピストン39のピストンロッド39aの先端を作動部材21にピン連結し、チューブ38内に第2連結枠6Bを後方向に付勢するスプリング等の付勢手段27Aを配置し、ピストンロッド39a側に前記付勢手段27Aに対向していて第2連結枠6Bを前方向に付勢するスプリング等の対向付勢手段27Bを配置している。
また、前記付勢手段27のピストン39には、付勢手段27A、27Bを配置した室を連通する小孔39bが形成され、両室内にエヤー又はオイル等の流体が注入されている。
従って、この付勢手段27は、スプリングダンパの構造に、エヤーダンパ又はオイルダンパ等の流体ダンパの構造を組合せて形成したものであり、強力な緩衝作用をする。
その場合、第1連結枠6Aの外観形状を第1実施形態の第2連結枠6Bのようにし、第2連結枠6Bの外観形状を第1実施形態の第1連結枠6Aのように形成する。即ち、第1連結枠6Aは、角パイプで横一文字の中央枠45を形成し、この中央枠45の左右方向中央から2枚の板材を立設して立設体46を形成し、中央枠45の左右両端から下方へ一対の下部体43を突出し、この左右下部体43の下端を下枠材44で連結する。
第2連結枠6Bは、角パイプで背面視略山形状に形成された主枠41の中央上部に上部体42を固着し、左右下部に受け材47を固着し、左右受け材47の下端を底板81で繋いで形成する。
前記上部体42には上連結部7を形成し、受け材47には下連結部8を形成し、かつ内部空洞にロック部材52を枢支する。前記下枠材44と底板81とを水平に配置し、両部材の上下間に左右一対の緩衝装着具Cを配置する。
なお、本発明は前記実施形態における各部材の形状及びそれぞれの前後・左右・上下の位置関係は、図1〜12に示すように構成することが最良である。しかし、前記実施形態に限定されるものではなく、部材、構成を種々変形したり、組み合わせを変更したりすることもできる。
例えば、緩衝装置E及び緩衝装着具Cはそれぞれ左右一対設けているが、左右片方又は左右中央に1つだけ設けてもよい。
2 トラクタ車体
3 トップリンク
3B 連結ピン
4 ロアリンク
5 直装ヒッチ機構(三点リンク機構)
6 連結枠
6A 第1連結枠
6B 第2連結枠
7 上連結部
8 下連結部
9 貫通ピン
10 上係合部
11 下係合部
15 弾性体
15A 弾性体
15B 対向弾性体
16 支持部材
17 取付部材
18 ガイドピン
19 装着固定手段
25 伝達手段
27 付勢手段
C 緩衝装着具
E 緩衝装置
S 作業機
Claims (10)
- 前部がトラクタ車体(2)に連結された直装ヒッチ機構(5)の後端に連結枠(6)を連結し、この連結枠(6)に作業機(S)を装着した作業機装着装置であって、
前記連結枠(6)は、直装ヒッチ機構(5)の後端に連結された第1連結枠(6A)と、前記作業機(S)と連結された第2連結枠(6B)とで構成され、前記第2連結枠(6B)の上部が第1連結枠(6A)に連結ピンを介して前後揺動可能に装着され、前記第1連結枠(6A)の前面側に第1連結枠(6A)に対する第2連結枠(6B)の揺動を緩衝する緩衝装置(E)が設けられていることを特徴とする作業機装着装置。 - 前記直装ヒッチ機構(5)はトップリンク(3)及び左右一対のロアリンク(4)を有する三点リンク機構で構成され、前記第2連結枠(6B)には、作業機(S)の上係合部(10)及び左右一対の下係合部(11)とそれぞれ係脱自在に係合する上連結部(7)及び左右一対の下連結部(8)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の作業機装着装置。
- 前記第1連結枠(6A)と第2連結枠(6B)とは、一方が他方の内側に侵入配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の作業機装着装置。
- 前記緩衝装置(E)は、第1連結枠(6A)の前面に略沿って配置された取り付け台(20)と、この取り付け台(20)の下部に横軸(28)を介して枢支されていて第2連結枠(6B)の揺動が伝達される作動部材(21)と、前記取り付け台(20)に上部が枢支されかつ下部が前記作動部材(21)と連結された流体ダンパ若しくはスプリングダンパ又はそれらを組合せて形成した付勢手段(27)とを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の作業機装着装置。
- 前記緩衝装置(E)の付勢手段(27)は、第2連結枠(6B)を後方向に付勢する付勢手段(27A)と、この付勢手段(27A)に対向していて第2連結枠(6B)を前方向に付勢する対向付勢手段(27B)とを有することを特徴とする請求項4に記載の作業機装着装置。
- 前記第1連結枠(6A)の下部と第2連結枠(6B)の下部との間に第2連結枠(6B)の前揺動に対して後方向に付勢する緩衝装着具(C)が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の作業機装着装置。
- 前記緩衝装着具(C)は、第2連結枠(6B)を後方向に弾圧する弾性体(15A)と、この弾性体に対向していて第2連結枠(6B)を前方向に弾圧する対向弾性体(15B)とを有することを特徴とする請求項6に記載の作業機装着装置。
- 前記緩衝装着具(C)は、第1連結枠(6A)と第2連結枠(6B)のいずれか一方に固定の支持部材(16)と他方に固定の取付部材(17)と、前記支持部材(16)と取付部材(17)の一方に連結され他方に摺動自在に挿通されたガイドピン(18)と、前記支持部材(16)と取付部材(17)との間でガイドピン(18)に嵌装されていて第2連結枠(6B)を後方向に弾圧するコイルスプリング製の弾性体(15)とを有することを特徴とする請求項7に記載の作業機装着装置。
- 前記第2連結枠(6B)の上部は、トップリンク(3)を連結する連結ピン(3B)で第1連結枠(6A)に装着されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の作業機装着装置。
- 前記トラクタ車体(2)には直装ヒッチ機構(5)を昇降する昇降装置(23)とそれを制御する制御部(24)とが設けられ、前記作業機(S)には伝達手段(25)を介して制御部(24)と連動連結された検知部(26)が設けられ、前記伝達手段(25)の中途部は第2連結枠(6B)に設けられた第1接続部(25A)と作業機(S)に設けられた第2接続部(25B)とにより接続分離可能にされていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の作業機装着装置。
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