JP2008271037A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 通信管理レポートやジョブ履歴など個人情報が含まれる履歴情報をサービスマンなど第三者に提供する際に、簡単な方法で個人情報をマスクして出力できるようにするとともに、障害解析等において必要な情報が欠落することなく出力する。
【解決手段】 ジョブ履歴情報を保持、出力可能な画像形成装置において、出力指示したユーザを識別するユーザ識別手段と、前記ユーザ識別手段で識別したユーザに応じて、前記ジョブ履歴情報に含まれる特定の情報を第三者が特定することのできない別の情報に置換して出力する特定情報置換手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図2

Description

本発明は、通信や印刷の履歴情報を保持、出力する画像形成装置に関し、より詳細には、出力を要求したユーザに応じて、履歴情報内の特定の情報を置換して出力する画像形成装置に関するものである。
従来、ファクシミリやプリンタなどの画像形成装置において、通信や印刷の履歴情報を保持しておき、後でユーザの指示に基づいてプリントアウトしたり外部機器に送信したりする機能を備えたものが存在する。
また、これらの履歴情報には、ユーザ名、文書名、電話番号など、場合によっては第三者に知られたくない情報が含まれるため、ユーザ認証手段を設け、ユーザによって履歴情報の出力自体を制限する装置や(特許文献1)、履歴情報に含まれる特定の情報をマスクして出力する装置(特許文献2)が考案されている。
特開平08−167983号公報 特開平11−234496号公報
ところで、これらの履歴情報は単にユーザ先で利用されるだけでなく、例えば画像形成装置で障害が発生した場合に、この障害を解析するために販売会社や製造会社側で利用されるケースもある。
この場合、ユーザは、第三者である販売会社や製造会社に対して、履歴情報に含まれる特定の情報は伏せた上で履歴情報を提供したいが、上述した従来の方法では以下の問題が生じていた。
まず、特許文献1の方法では、ユーザによって通信管理レポートの出力を許可するか不許可とするかしか選択できないので、第三者に提供する場合は、通信管理レポートの出力が許可されたユーザが通信管理レポートを出力した後、特定の情報を手動で塗りつぶすなどして伏せてから提供しなければならない。
また、障害を解析するにあたっては、履歴情報を参照して、例えば所定の相手先に対してどれ位の頻度で通信を行なったか、所定の文書をどれ位の頻度で印刷を行なったか、という情報を読み取ることが重要な手がかりとなるが、特許文献2の方法では、特定の情報が一律「****」といったような伏字で出力されてしまうため、障害解析のためには情報が不足してしまう。
本発明は、上述した問題に鑑みてなられたものであり、その目的は、ユーザによって、履歴情報に含まれる特定の情報を第三者が特定することのできない別の情報に置換して出力することを可能とする画像形成装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明に係る第1の発明は、ジョブ履歴情報を保持するジョブ履歴情報保持手段と、前記ジョブ履歴情報を出力するジョブ履歴情報出力手段と、前記ジョブ履歴情報の出力指示を供給する出力指示供給手段とを備えた画像形成装置であって、前記出力指示供給手段に出力指示を供給したユーザを識別するユーザ識別手段と、前記ユーザ識別手段で識別したユーザに応じて、前記ジョブ履歴情報に含まれる特定の情報を第三者が特定することのできない別の情報に置換して前記ジョブ履歴情報出力手段に出力する特定情報置換手段とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る第2の発明は、前記第1の発明において、置換前の情報と置換後の情報とを対応づけた置換テーブルをさらに備え、前記特定情報置換手段において、所定の情報を置換する際に前記置換テーブルを検索し、置換前の情報が既に前記置換テーブルに存在する場合は対応する置換後の情報を出力し、存在しない場合は新たな置換後の情報を出力するとともに前記置換テーブルに登録することを特徴とする。
本発明に係る第3の発明は、前記第1〜第2の発明において、前記出力指示供給手段は操作パネルであって、前記ジョブ履歴情報出力手段は前記操作パネルから供給された出力指示に基づいて前記ジョブ履歴情報を記録紙上に出力する印刷手段であることを特徴とする。
本発明に係る第4の発明は、前記第1〜第2の発明において、外部機器との間でデータ送受信を行なうデータ通信手段をさらに備え、前記出力指示供給手段は、前記データ通信手段で受信したデータに基づいて出力指示を供給し、前記ジョブ履歴情報出力手段は、前記ジョブ履歴情報を前記データ通信手段により外部機器に送信することを特徴とする。
本発明に係る第5の発明は、前記第1〜第4の発明において、前記ジョブ履歴情報は、ファクシミリ通信の履歴情報が記録された通信管理レポートであって、前記置換する特定の情報とは、相手先情報、発信元情報の何れか一つ以上を含むことを特徴とする。
本発明に係る第6の発明は、前記第1〜第4の発明において、前記ジョブ履歴情報は、印刷ジョブの履歴情報が記録された印刷ジョブ履歴情報であって、前記置換する特定の情報とは、印刷ジョブを実行したユーザ名、印刷文書名の何れか一つ以上を含むことを特徴とする。
本発明に係る第7の発明は、前記第5〜第6の発明において、前記ジョブ履歴情報に含まれる複数の特定情報の各々について、置換出力するか否かをユーザに選択させる選択手段をさらに設けたことを特徴とする。
本発明に係る第8の発明は、ファクシミリ通信手段と、前記ファクシミリ通信手段で行なわれた通信結果および相手先情報を含む通信管理レポートを保持する通信管理レポート保持手段と、前記通信管理レポートを記録紙に出力する通信管理レポート出力手段と、各種ユーザの指示を供給する操作パネルとを備えた画像形成装置であって、前記操作パネルで通信管理レポートの出力を指示したユーザを識別するユーザ識別手段と、前記ユーザ識別手段で識別したユーザに応じて、前記通信管理レポートに含まれる相手先情報を置換テーブルを参照して第三者が特定できない別の情報に置換して出力する相手先情報置換手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置で保持しているジョブや通信の履歴情報を障害解析等のために第三者に提供する場合に、簡単な方法で履歴情報に含まれる個人情報などの特定の情報を伏せた上で提供することができるとともに、障害解析のために必要な情報が欠落することなく提供することができる。
(実施例1)
図1は、本発明が適用される画像形成装置のハード構成の概要を示すブロック図である。
図示するように、画像形成装置1は、全体の制御を司るコントローラ部10、原稿画像を読み取るスキャナ部20、印刷を行なうプリンタ部30、ユーザからの指示を受け付けたり表示を行なうパネル40からなる。
コントローラ部10は、CPU107のCPUバス110に、パネル・インターフェース(パネルI/F)101、変調/復調器(MODEM)102、符号/複合化器(CODEC)112、ハードディスク(HDD)111、イメージメモリ103、プリンタ・インターフェース(プリンタI/F)104、スキャナ・インターフェース(スキャナI/F)105、外部機器・インターフェース(外部機器I/F)106、ROM108、RAM109が接続されている。
パネルI/F101は、パネル40に接続し、パネル40より入力されたユーザの指示をCPU107に通知したり、ROM108、RAM109に格納している画面情報や設定情報をパネル40に表示する。
MODEM102は、電話回線に接続し、電話回線に接続する他のファクシミリ3との間で所定の手順に従いデータの送受信を行う。
CODEC112は、電話回線より受信したデータを復号化したり、また電話回線に送信するデータを符号化する。
HDD111は、スキャナ部20で読み取った画像、CODEC112で復号化された画像、ジョブや通信の履歴情報を格納しておくためのハードディスクである。
イメージメモリ103は、スキャナ部20で読み取った画像やプリンタ部30に出力する画像を一時的に格納するためのメモリである。
プリンタI/F104は、プリンタ部30に接続し、イメージメモリ103に格納している画像をプリンタ部30に出力する。
スキャナI/F108は、スキャナ部20に接続し、スキャナ部20で読み取った画像をイメージメモリ103に転送する。
外部機器I/F106は、外部機器2との間でデータの送受信を行う。
CPU107は、ROM108に格納された制御プログラムに従って、コントローラ部10の各部を制御する。
ROM108は、制御プログラムやパネル40に表示する画面情報が格納されたメモリである。
RAM109は、外部機器2から受信したデータやパネル40から入力される各種設定情報を格納したり、CPU107の作業領域として使用されるメモリである。
以上のように、画像形成装置1は、コントローラ部10を中心に、原稿の読み取り、画像の印刷、画像の送受信、画像の保存等の機能を複合させた処理を行うことが可能である。
次に、画像形成装置1において、パネルからファクシミリの通信管理レポートの印刷が指示された場合に、印刷を指示したユーザに応じて、通信管理レポート内の特定の情報を第三者が特定することのできない別の情報に置換して印刷する処理について説明する。
図2は、画像形成装置1における通信管理レポートの印刷に関わる機能構成を示すブロック図である。
まず、通信管理レポート202は、HDD111上に格納されており、ファクシミリ通信手段201においてファクシミリ通信を終える毎に、その通信履歴が記録される(1通信毎に1レコードが追加される)。
図4に通信管理レポート202のレコードの例を示す。レコードは以下のフィールドで構成されている。
「Record No.」は、レコードの番号を示す。
「Start Time」は、通信の開始日時を示す。
「Destination」は、通信の相手先を示す。
「Job No.」は、ジョブの受付番号を示す。
「Comm Type」は、通信種別(送信/受信)を示す。
「Pages」は、通信枚数を示す。
「Result」は、通信結果(OK/NG)を示す。
「Time」は、通信時間を示す。
また、各フィールドには、予め置換対象のフィールドか否かを示すフラグ402(フラグが1の場合置換対象)が設定されている。本実施例では「Destination(相手先)」が置換対象のフィールドとして設定されているものとするが、置換対象のフィールドを選択する選択手段を設け、この選択手段によりフラグ402を切り替えることで、ユーザが任意に置換対象のフィールドを設定できるようにしても良い。
パネル204(40)から通信管理レポートの印刷が指示されると、図6に示す通信管理レポートの印刷処理が起動される。以下図6のフローチャートを用いて説明する。
通信管理レポートの印刷処理が起動されると、まずパネル204にユーザ認証画面501を表示し(図5参照)、ユーザに「ユーザ名」や「パスワード」の入力を促す(ステップS601)。
ユーザが「ユーザ名」や「パスワード」を入力して「OK」キーを押下すると(ステップS602〜S603)、ユーザ識別手段205によりユーザ識別処理が行なわれる。なお、「キャンセル」キーが押下された場合には、この時点で通信管理レポートの印刷処理は終了する。
ユーザ識別処理では、まず、ユーザがゲスト・ユーザか否かを判別する(ステップS604)。ゲスト・ユーザとは、例えばサービスマンなど登録されているユーザ以外の第三者のことを示し、予めゲスト・ユーザのために「ユーザ名」=「guest」というアカウントが用意されている。すなわち、ゲスト・ユーザか否かは、「ユーザ名」が「guest」に一致するか否かで判別する。
ステップS604でゲスト・ユーザでなかった場合には、続いて登録ユーザのユーザ認証を行なう(ステップS605)。パネル204から入力された「ユーザ名」「パスワード」が登録されているアカウント情報と一致した場合にはユーザ認証OKと判断し、一致しなかった場合にはユーザ認証NGと判断する。
ステップS605でユーザ認証NGの場合には、パネル204にエラー画面502を表示し、「OK」キーが押下されると再びステップS601に戻ってユーザ認証画面501を表示する(図5参照)。
ステップS604でゲスト・ユーザの場合、または、ステップS605でユーザ認証OKの場合、続いて通信管理レポート出力手段203によりHDD111に格納されている通信管理レポート202がRAM109上に読み出される(ステップS608、S609)。また、ゲスト・ユーザの場合、引き続き特定情報置換手段206により置換処理が行なわれる(ステップS610)。
図7に置換処理のフローチャートを示す。
置換処理では、まず、RAM109上に読み出された通信管理レポート202にレコードが存在するか否かを判別し(ステップS701)、レコードが存在しない場合は、この時点で処理を終える。レコードが存在する場合には、先頭レコードから1レコード分のデータを読み出し(ステップS702)、読み出したレコードの先頭フィールドから順に該フィールドが置換対象のフィールドか否かを判別する(ステップS703〜S704)。これは、各フィールドのフラグ402が1か否かで判別する。
置換対象フィールドの場合には、該フィールドの値が置換テーブル207に存在するか否かを検索する(ステップS705)。
図8に置換テーブル207の例を示す。図示する通り置換テーブルは、置換前の値と置換後の値が対応付けて記録されたテーブルで、本実施例では「Destination」が置換対象のフィル−ドであるので、各Destinationの値に対して例えばD1、D2、D3といった値が置換後の値としてセットされている。
ステップS705で該フィールドの値が置換テーブル207に存在しない場合は、置換テーブル207に該フィールドの値と新たな置換後の値を登録した上で、該フィールドの値を新たな置換後の値に更新する(ステップS706)。
一方、置換テーブル207に存在する場合は、該フィールドの値を対応する置換後の値に更新する(ステップS707)。
置換対象のフィールドの値を更新し終えると、ステップS704に移行し次のフィールドの処理を行なう。また、1レコード分の処理を終えると、次のレコードが存在するか否かを判別し(ステップS708)、次のレコードが存在する場合には再びステップS702に移行し次のレコードの処理を行なう。
以上のようにして置換処理を終えると、RAM109上に読み出された通信管理レポート202は、各レコードの「Destination」フィールドが全て実際の値ではなく、D1、D2、D3といった置換後の値に置き換わることになる。
再び図6のフローチャートに戻って説明する。
ステップS609またはS610を終えると、通信管理レポート出力手段203は、RAM109上の通信管理レポート202から実際に記録紙に印字するための出力画像を生成し(ステップS611)、これをプリンタ部30に出力して印刷を行なう(ステップS612)。
印刷が正常に終了した場合は、この時点で一連の処理を終え、印刷が正常に終了しなかった場合は、所定のエラー処理を行なった後再度プリンタ部30に画像を出力する(ステップS612〜S614)。
図9に同じ通信管理レポートを登録ユーザが出力した場合とゲスト・ユーザが出力した場合の印字例を示す。図示するとおり、登録ユーザが出力した場合(901)は、「相手先」の欄に実際の値が印字されているのに対し、ゲスト・ユーザが出力した場合(902)は、「相手先」の欄に置換後の値が印字されている。
以上の処理により、例えば障害解析のために、サービスマンなどユーザ以外の第三者に通信管理レポートを提供する場合、サービスマン自身若しくはユーザがゲスト・ユーザで通信管理レポートを印刷するだけで、第三者に提供したくない特定の情報(例えば相手先情報)は自動的に別の値に置換されて印字されるので、わざわざその部分を手動で塗りつぶして提供するといった手間が省ける。また、置換の際、同じ情報は同じ値に置換されるので、障害解析のために必要な情報が欠落することなく提供することができる。
(実施例2)
実施例1では、本発明を通信管理レポートの印刷に適用した場合について説明したが、本実施例では、印刷ジョブ履歴の外部機器への出力に適用した場合について説明する。
図3は、画像形成装置1における印刷ジョブ履歴の外部機器への出力に関わる機能構成を示すブロック図である。
まず、印刷ジョブ履歴302は、HDD111上に格納されており、印刷ジョブ実行手段301において印刷ジョブを終える毎に、そのジョブ履歴が記録される(1ジョブ毎に1レコードが追加される)。
図10に印刷ジョブ履歴302のレコードの例を示す。レコードは以下のフィールドで構成されている。
「Record No.」は、レコードの番号を示す。
「Job No.」は、ジョブの受付番号を示す。
「Start Time」は、印刷の開始日時を示す。
「Job Name」は、印刷文書名を示す。
「User Name」は、印刷ジョブを実行したユーザ名を示す。
「Pages」は、印刷枚数を示す。
「Result」は、印刷結果(OK/NG)を示す。
また、各フィールドには、予め置換対象のフィールドか否かを示すフラグ1002(フラグが1の場合置換対象)が設定されている。本実施例では「Job Name(印刷文書名)」および「User Name(ユーザ名)」が置換対象のフィールドとして設定されているものとするが、置換対象のフィールドを選択する選択手段を設け、この選択手段によりフラグ1002を切り替えることで、ユーザが任意に置換対象のフィールドを設定できるようにしても良い。
外部機器2よりデータ通信手段308を介してデータ解釈手段304にデータが入力されると、図11に示す処理が起動される。
データ解釈手段304は、受信データを解釈し(ステップS1101)、印刷ジョブ履歴取得要求であれば印刷ジョブ履歴取得処理を(ステップS1102)、印刷ジョブ実行要求であれば、受信したデータの印刷処理、すなわち印刷ジョブを実行する(ステップS1103)。
図13に、受信データのフォーマットと、印刷ジョブ履歴取得要求、印刷ジョブ実行要求それぞれの場合の例を示す。
受信データのフォーマット1301は、以下よりなる。
「Command(コマンド)」は、要求の内容を示す。
「User Name(ユーザ名)」は、データを送信したユーザ名を示す。
「Password(パスワード)」は、ユーザ認証の際のパスワードを示す。
「Data」には、コマンドに応じて各種データがセットされる。
印刷ジョブ取得要求1302の場合、「Command」には「Get Log」が、「Data」には取得する履歴の種類を示す「PrintJobLog」がセットされている。
印刷ジョブ実行要求1303の場合、「Command」には「Job Start」が、「Data」には印刷データの実体「Print Data」がセットされている。
すなわち、ステップS1101において「Commnad」=「Get Log」の場合には印刷ジョブ履歴取得処理(ステップS1102)に移行し、「Commnad」=「Job Start」の場合には印刷ジョブの実行(ステップS1103)に移行する。
図12に、印刷ジョブ履歴取得処理のフローチャートを示す。
まず、ユーザ識別手段305において、受信データ1302の「User Name」を参照し、ユーザがゲスト・ユーザか否かを判別する(ステップS1201)。ゲスト・ユーザとは、例えばサービスマンなど登録されているユーザ以外の第三者のことを示し、予めゲスト・ユーザのために「ユーザ名」=「guest」というアカウントが用意されている。すなわち、ゲスト・ユーザか否かは、「User Name」が「guest」に一致するか否かで判別する。
ステップS1201でゲスト・ユーザでなかった場合には、続いて登録ユーザのユーザ認証を行なう(ステップS1202)。受信データ1302の「User Name」「Password」が登録されているアカウント情報と一致した場合にはユーザ認証OKと判断し、一致しなかった場合にはユーザ認証NGと判断する。
ステップS1202でユーザ認証NGの場合には、印刷ジョブ履歴出力手段303で、外部機器2への返信データにエラーの旨セットして(ステップS1203)、これをデータ通信手段308を介して外部機器2に送信して(ステップS1208)処理を終える。
図14に、返信データのフォーマットと、エラー通知の場合の例を示す。
返信データのフォーマット1401は、以下よりなる。
「Command(コマンド)」、「User Name(ユーザ名)」「Password(パスワード)」には、それぞれ受信データの値がそのままセットされる。
「Status Code(ステータス・コード)」は、コマンドの実行結果(OK/NG)を示す。
「Data」には、コマンドに応じて各種データがセットされる。
エラー通知の返信データ1402の場合、「Status Code」には「NG」が、「Data」には「NULL」がセットされる。
再び図12のフローチャートに戻って説明する。
ステップS1201でゲスト・ユーザの場合、または、ステップS1202でユーザ認証OKの場合、続いて印刷ジョブ履歴出力手段303によりHDD111に格納されている印刷ジョブ履歴302がRAM109上に読み出される(ステップS1204、S1205)。また、ゲスト・ユーザの場合、引き続き特定情報置換手段306により置換処理が行なわれる(ステップS1206)。
置換処理は、実施例1の図7と同様であるため説明を割愛する。
なお、図15に本実施例の置換テーブル307の例を示す。本実施例では置換対象フィールドが「Job Name」と「User Name」と2つあるため、それぞれに対応した置換テーブル307A、307Bが作成される。「Job Name」の置換テーブル307Aには例えばJ1、J2、J3といった値が置換後の値としてセットされている。「User Name」の置換テーブル307Bには例えばU1、U2、U3といった値が置換後の値としてセットされている。
ステップS1205またはS1206を終えると、印刷ジョブ履歴出力手段303は、返信データの「Data」に印刷ジョブ履歴302をセットし(ステップS1207)、これをデータ通信手段308を介して外部機器2に送信して(ステップS1208)一連の処理を終える。
図16に実際の返信データの例を示す。返信データ1601の「Data」には印刷ジョブ履歴302のレコード数を示す「Record Count(=4)」と、印刷ジョブ履歴302の各レコードの値「Record 1」〜「Record 4」がセットされる。また、1602Aと1602Bは、同じ印刷ジョブ履歴302を登録ユーザが取得した場合とゲスト・ユーザが取得した場合の「Record 1」〜「Record 4」の値1602の例を示す。図示する通り、登録ユーザが取得した場合(1602A)は、「Job Name」「User Name」のフィールドに実際の値がセットされているのに対し、ゲスト・ユーザが取得した場合(1602B)は、「Job Name」「User Name」のフィールドにそれぞれ置換後の値がセットされている。
以上の処理により、例えば障害解析のために、ジョブ履歴情報を外部機器に出力するような場合においても、取得元のユーザに応じて第三者に提供したくない特定の情報を別の値に置換して出力することができる。また、置換の際、同じ情報は同じ値に置換されるので、障害解析のために必要な情報が欠落することもない。
画像形成装置のハード構成の概要を示すブロック図である。 通信管理レポートの印刷に関わる機能構成を示すブロック図である。 印刷ジョブ履歴の外部機器への出力に関わる機能構成を示すブロック図である。 通信管理レポート202のレコードの例を示す。 実施例1においてパネルに表示される画面の例を示す。 通信管理レポートの印刷処理を示すフローチャートである。 置換処理を示すフローチャートである。 実施例1の置換テーブル207の例を示す。 通信管理レポートの印字例を示す。 印刷ジョブ履歴302のレコードの例を示す。 実施例2において外部機器2からデータを受信した際の処理を示すフローチャートである。 印刷ジョブ履歴処理のフローチャートを示す。 受信データのフォーマットと受信データの例を示す。 返信データのフォーマットとエラー通知の場合の返信データの例を示す。 実施例2の置換テーブル307の例を示す。 返信データの例を示す。
符号の説明
1 画像形成装置
2 外部機器
3 ファクシミリ
10 コントローラ部
20 スキャナ部
30 プリンタ部
40、204 パネル
101 パネルI/F
102 MODEM
103 イメージメモリ
104 プリンタI/F
105 スキャナI/F
106 外部機器I/F
107 CPU
108 ROM
109 RAM
110 CPUバス
111 HDD
112 CODEC
201 ファクシミリ通信手段
202 通信管理レポート
203 通信管理レポート出力手段
205、305 ユーザ識別手段
206、306 特定情報置換手段
207、307 置換テーブル
301 印刷ジョブ実行手段
302 印刷ジョブ履歴
303 印刷ジョブ履歴出力手段
304 データ解釈手段
308 データ通信手段

Claims (8)

  1. ジョブ履歴情報を保持するジョブ履歴情報保持手段と、前記ジョブ履歴情報を出力するジョブ履歴情報出力手段と、前記ジョブ履歴情報の出力指示を供給する出力指示供給手段とを備えた画像形成装置であって、前記出力指示供給手段に出力指示を供給したユーザを識別するユーザ識別手段と、前記ユーザ識別手段で識別したユーザに応じて、前記ジョブ履歴情報に含まれる特定の情報を第三者が特定することのできない別の情報に置換して前記ジョブ履歴情報出力手段に出力する特定情報置換手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 置換前の情報と置換後の情報とを対応づけた置換テーブルをさらに備え、前記特定情報置換手段において、所定の情報を置換する際に前記置換テーブルを検索し、置換前の情報が既に前記置換テーブルに存在する場合は対応する置換後の情報を出力し、存在しない場合は新たな置換後の情報を出力するとともに前記置換テーブルに登録することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記出力指示供給手段は操作パネルであって、前記ジョブ履歴情報出力手段は前記操作パネルから供給された出力指示に基づいて前記ジョブ履歴情報を記録紙上に出力する印刷手段であることを特徴とする請求項1〜2記載の画像形成装置。
  4. 外部機器との間でデータ送受信を行なうデータ通信手段をさらに備え、前記出力指示供給手段は、前記データ通信手段で受信したデータを解釈することにより出力指示を供給し、前記ジョブ履歴情報出力手段は、前記ジョブ履歴情報を前記データ通信手段により外部機器に送信することを特徴とする請求項1〜2記載の画像形成装置。
  5. 前記ジョブ履歴情報は、ファクシミリ通信の履歴情報が記録された通信管理レポートであって、前記置換する特定の情報とは、相手先情報、発信元情報の何れか一つ以上を含むことを特徴とする請求項1〜4記載の画像形成装置。
  6. 前記ジョブ履歴情報は、印刷ジョブの履歴情報が記録された印刷ジョブ履歴情報であって、前記置換する特定の情報とは、印刷ジョブを実行したユーザ名、印刷文書名の何れか一つ以上を含むことを特徴とする請求項1〜4記載の画像形成装置。
  7. 前記ジョブ履歴情報に含まれる複数の特定情報の各々について、置換出力するか否かをユーザに選択させる選択手段をさらに設けたことを特徴とする請求項5〜6記載の画像形成装置。
  8. ファクシミリ通信手段と、前記ファクシミリ通信手段で行なわれた通信結果および相手先情報を含む通信管理レポートを保持する通信管理レポート保持手段と、前記通信管理レポートを記録紙に出力する通信管理レポート出力手段と、各種ユーザの指示を供給する操作パネルとを備えた画像形成装置であって、前記操作パネルで通信管理レポートの出力を指示したユーザを識別するユーザ識別手段と、前記ユーザ識別手段で識別したユーザに応じて、前記通信管理レポートに含まれる相手先情報を置換テーブルを参照して第三者が特定できない別の情報に置換して出力する相手先情報置換手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (4)

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