JP2008270421A - 熱電モジュール - Google Patents

熱電モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP2008270421A
JP2008270421A JP2007109313A JP2007109313A JP2008270421A JP 2008270421 A JP2008270421 A JP 2008270421A JP 2007109313 A JP2007109313 A JP 2007109313A JP 2007109313 A JP2007109313 A JP 2007109313A JP 2008270421 A JP2008270421 A JP 2008270421A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
type thermoelectric
thermoelectric elements
elements
type
thermoelectric element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007109313A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5076209B2 (ja
Inventor
Ko Kiyozawa
航 清▲沢▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumco Techxiv Corp
Original Assignee
Komatsu Electronic Metals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Electronic Metals Co Ltd filed Critical Komatsu Electronic Metals Co Ltd
Priority to JP2007109313A priority Critical patent/JP5076209B2/ja
Publication of JP2008270421A publication Critical patent/JP2008270421A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5076209B2 publication Critical patent/JP5076209B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

【課題】所定個数のp型熱電素子とn型熱電素子とを平面状に配列し、それぞれ電極を形成した1組の薄膜基板をp型熱電素子およびn型熱電素子の両端面にそれぞれ取付け、全てのp型熱電素子およびn型熱電素子を電気的に直列に接続するとともに、一対の端部電極における素子取付部と導線取付部とを、導線のハンダ付け時における熱電素子への熱影響を低減し得る長さ離隔させて成る熱電モジュールにおいて、導線が引っ張られる等して端部電極に外力が作用した状況においても、該端部電極に接続されている熱電素子等の損傷を未然に防止することの可能な、熱電モジュールを提供する。
【解決手段】複数のp型熱電素子およびn型熱電素子の配列方向に沿い、かつ端部電極12Bの形成された一方側薄膜基板10の縁部に沿う態様で、端部電極12Bを延在させて形成したことを特徴としている。
【選択図】図4

Description

本発明は、所定個数のp型熱電素子とn型熱電素子とを平面状に配列し、一方側薄膜基板における一方側電極をp型熱電素子およびn型熱電素子の一方面に取付け、他方側薄膜基板における他方側電極をp型熱電素子およびn型熱電素子の他方面に取付け、全てのp型熱電素子およびn型熱電素子を電気的に直列に接続するとともに、一対の端部電極における素子取付部と導線取付部とを、導線のハンダ付け時における熱電素子への熱影響を低減し得る長さ離隔させて成る熱電モジュールに関する。
熱電モジュールの基本的な構成は、周知の如く、平面状に配列した所定個数のp型熱電素子とn型熱電素子との全てを、各熱電素子の一方面に取付けた一方側電極と、各熱電素子の他方面に取付けた他方側電極とによって直列に接続したものであり、さらに大面積において大きな能力を得ることを目的として、一方側電極および他方側電極を、それぞれフレキシブル基板に設置して成る熱電モジュールが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
図8および図9に示す従来の熱電モジュールAは、平面状に配列した所定個数のp型熱電素子Pおよびn型熱電素子Nを、ベースフィルムBbに所定個数の一方側電極Bt、Bt…を配設した一方側薄膜基板Bと、ベースフィルムCbに所定個数の一方側電極Ct、Ct…を配設した一方側薄膜基板Cとより挟んで成っている。
さらに、上記熱電モジュールAにおいては、一方側薄膜基板Bの一方側電極Ct、Ct…を、p型熱電素子Pおよびn型熱電素子Nの一方面にハンダ付けするとともに、他方側薄膜基板Cの他方側電極Ct、Ct…を、p型熱電素子Pおよびn型熱電素子Nの他方面にハンダ付けすることによって、全てのp型熱電素子Pおよびn型熱電素子Nを電気的に直列に接続している。
また、一方側薄膜基板BのベースフィルムBbには、一対の端部電極T、Tが配設されており、一方の端部電極Tにプラス側の導線W(p)がハンダ付けされ、他方の端部電極Tにマイナス側の導線W(m)がハンダ付けされている。
ここで、何れの端部電極Tも、導線Wのハンダ付け時における熱電素子への熱影響、詳しくはハンダ付け時の熱が熱電素子に伝わってダメージを与えたり、導線Wを接合するハンダが熱電素子に付着して反応することで特性や機械的強度が損なわれることを低減し得る長さ(寸法)だけ、素子取付部Taと導線取付部Tbとを離隔させる目的で、短冊の如き細長い平面形状に形成されている。
特開2005−507157号公報
ところで、従来の熱電モジュールAにおいて、不用意に導線Wが引っ張られる等して端部電極Tに外力が作用した場合、端部電極Tを設置している一方側薄膜基板BのベースフィルムBbは、上記端部電極Tを拘束し得る十分な剛性を有備えていないため、端部電極Tと熱電素子P、Nとの接合部分や、熱電素子P、Nそのものが、端部電極Tに作用する外力によって損傷してしまい、もって熱電モジュールAとしての機能を損なう不都合があった。
本発明は上記実状に鑑みて、端部電極に外力が作用した状況にあっても、熱電素子等の損傷を未然に防止することの可能な、熱電モジュールの提供を目的とするものである。
上記目的を達成するべく、請求項1に関わる熱電モジュールは、所定個数のp型熱電素子とn型熱電素子とを平面状に配列し、一方側薄膜基板における一方側電極をp型熱電素子およびn型熱電素子の一方面に取付け、他方側薄膜基板における他方側電極をp型熱電素子およびn型熱電素子の他方面に取付け、全てのp型熱電素子およびn型熱電素子を電気的に直列に接続して成る熱電モジュールであって、一対の端部電極における素子取付部と導線取付部とを、導線のハンダ付け時における熱電素子への熱影響を低減し得る長さ離隔させるとともに、複数のp型熱電素子およびn型熱電素子の配列方向に沿い、かつ端部電極の形成された一方側薄膜基板の縁部に沿う態様で、端部電極を延在させて形成したことを特徴としている。
請求項2に関わる熱電モジュールは、所定個数のp型熱電素子とn型熱電素子とを平面状に配列し、一方側薄膜基板における一方側電極をp型熱電素子およびn型熱電素子の一方面に取付け、他方側薄膜基板における他方側電極をp型熱電素子およびn型熱電素子の他方面に取付け、全てのp型熱電素子およびn型熱電素子を電気的に直列に接続して成る熱電モジュールであって、一対の端部電極における素子取付部と導線取付部とを、導線のハンダ付け時における熱電素子への熱影響を低減し得る長さ離隔させるとともに、端部電極における素子取付部を、導線取付部を含んだ延在部位の軸線上から側方に外れた位置に形成したことを特徴している。
請求項3に関わる熱電モジュールは、所定個数のp型熱電素子とn型熱電素子とを平面状に配列し、一方側薄膜基板における一方側電極をp型熱電素子およびn型熱電素子の一方面に取付け、他方側薄膜基板における他方側電極をp型熱電素子およびn型熱電素子の他方面に取付け、全てのp型熱電素子およびn型熱電素子を電気的に直列に接続して成る熱電モジュールであって、一対の端部電極における素子取付部と導線取付部とを、導線のハンダ付け時における熱電素子への熱影響を低減し得る長さ離隔させるとともに、端部電極における素子取付部に、2個以上の熱電素子を並置して取付けたことを特徴としている。
請求項4の発明に関わる熱電モジュールは、請求項3の発明に係る熱電モジュールにおいて、端部電極の素子取付部に並置して取付けた2個以上の熱電素子を、電気的に並列に接続したことを特徴としている。
請求項1の発明に関わる熱電モジュールの構成においては、端部電極を複数のp型熱電素子およびn型熱電素子の配列方向に沿って延在させたことにより、端部電極に作用した外力の殆どが、p型熱電素子とn型熱電素子とを配列したことで剛性の増大した一方側薄膜基板の縁部で受止められ、もって端部電極と熱電素子との接合部および熱電素子に作用する外力が軽減されるため、熱電モジュールにおける損傷を未然に防止することが可能となる。
請求項2の発明に関わる熱電モジュールの構成においては、端部電極の導線取付部を含む延在部位の軸線上から側方に外れた位置に素子取付部を形成したことにより、不用意に導線が引っ張られる等して端部電極の導線取付部に作用した外力は、導線取付部を含む延在部位の軸線上に沿って作用するものの、延在部位の軸線上から側方に外れて位置する素子取付部には大きく影響することはなく、もって端部電極と熱電素子との接合部および熱電素子に作用する外力が軽減されるため、熱電モジュールにおける損傷を未然に防止することが可能となる。
請求項3の発明に関わる熱電モジュールの構成においては、端部電極の素子取付部に2個以上の熱電素子を並置して取付けたことにより、端部電極に作用した外力は1個の熱電素子に集中することなく、複数の熱電素子に分散して作用するため、1個当たりの熱電素子に作用する負荷は小さなものとなり、もって端部電極と熱電素子との接合部および熱電素子に作用する外力が軽減されることで、熱電モジュールにおける損傷を未然に防止することが可能となる。
請求項4の発明に関わる熱電モジュールの構成においては、端部電極の素子取付部に取付けた2個以上の熱電素子を電気的に並列に接続したことで、端部電極に作用する外力によって熱電素子の何れかが損傷した場合でも、1個の熱電素子さえ損傷を免れれば熱電モジュール全体の回路が維持されるため、熱電モジュールにおけるサバイバビリティーを向上させることが可能となる。
以下、実施例を示す図面に基づいて、本発明の構成を詳細に説明する。
図1〜図4は、本発明に関わる熱電モジュールの一実施例を示しており、この熱電モジュール1は、平面状に配列した所定個数のp型熱電素子P、P…、および所定個数のn型熱電素子N、N…を具備し、さらに全てのp型熱電素子Pとn型熱電素子Nとを上下から挟持する、一方側薄膜基板10および他方側薄膜基板20を具備している。
上記一方側薄膜基板10は、矩形状を呈するベースフィルム11の表面に、所定個数の一方側電極12、12…を配設して成り、また上記他方側薄膜基板20は、矩形状を呈するベースフィルム21の表面に、所定個数の他方側電極22、22…を配設して成っている。
ここで、所定個数のp型熱電素子Pおよびn型熱電素子Nは、平面視において矩形状に配列されており、上記一方側薄膜基板10のベースフィルム11、および上記他方側薄膜基板20のベースフィルム21は、所定個数のp型熱電素子Pおよびn型熱電素子Nの配置領域よりも一回り大きい矩形状を呈している。
上記一方側薄膜基板10の一方側電極12、12…は、p型熱電素子Pおよびn型熱電素子Nの一方面にハンダ付けされ、また他方側薄膜基板20の他方側電極22、22…は、p型熱電素子Pおよびn型熱電素子Nの他方面にハンダ付けされ、これにより全てのp型熱電素子Pおよびn型熱電素子Nが互いに直列に接続されている。
また、図3および図4に示す如く、一方側薄膜基板10のベースフイルム11には、一対の端部電極12Aと端部電極12Bとが配設されており、一方の端部電極12Aには、プラス側の導線30Aがハンダ付けされ、他方の端部電極12Bには、マイナス側の導線30Bがハンダ付けされている。
図5および図6に示す如く、上記一方の端部電極12Aおよび他方の端部電極12Bは、一方側薄膜基板10のベースフイルム11における縁部11eに沿って延在しており、併せて上記一方の端部電極12Aおよび他方の端部電極12Bは、上記ベースフイルム11の縁部11eに沿って配置されたp型熱電素子Pおよびn型熱電素子Nの配列方向に沿って延在している。
図5に示す如く、一方の端部電極12Aは、p型熱電素子Pの接続される素子取付部12Aaと、端部に導線取付部12Abを有する延在部位12Acとを備え、図中において倒立L字状に屈曲した平面形状を呈しており、延在部位12Acの導線取付部12Abには、プラス側の導線30Aがハンダ付けされている。
上記延在部位12Acは、ベースフイルム11の縁部11e、およびp型熱電素子Pとn型熱電素子Nとの配列方向に沿って延在しており、上記延在部位12Acの軸線a−a上から側方に外れた位置に、上記素子取付部12Aaが突出形成されている。
また、上記一方の端部電極12Aにおいて、素子取付部12Aaと導線取付部12Abとは、導線30Aのハンダ付け時におけるp型熱電素子Pへの熱影響を低減し得る長さだけ離隔して形成されており、上記素子取付部12Aaには、並置された3個のp型熱電素子P、P、Pがハンダ付けされている。
図6に示す如く、他方の端部電極12Bは、n型熱電素子Nの接続される素子取付部12Baと、端部に導線取付部12Bbを有する延在部位12Bcとを備え、図中においてL字状に屈曲した平面形状を呈しており、延在部位12Bcの導線取付部12Bbには、プラス側の導線30Bがハンダ付けされている。
上記延在部位12Bcは、ベースフイルム11の縁部11e、およびp型熱電素子Pとn型熱電素子Nとの配列方向に沿って延在しており、上記延在部位12Bcの軸線a−a上から側方に外れた位置に、上記素子取付部12Baが突出形成されている。
また、上記他方の端部電極12Bにおいて、素子取付部12Baと導線取付部12Bbとは、導線30Bのハンダ付け時におけるn型熱電素子Nへの熱影響を低減し得る長さだけ離隔して形成されており、上記素子取付部12Baには、並置された3個のn型熱電素子N、N、Nがハンダ付けされている。
ここで、図7(a)に示す如く、他方の端部電極12Bにおける素子取付部12Baにハンダ付けされた3個のn型熱電素子N(a)、N(b)、N(c)は、一方側薄膜基板10における端部電極12Bと、他方側薄膜基板20における他方側電極22(l)との間で電気的に並列に接続されている。
また、図示を省略したものの、一方の端部電極12Aにおける素子取付部12Aaにハンダ付けされた3個のp型熱電素子P、P、Pも、上述した3個のn型熱電素子N、N、Nと同様、一方側薄膜基板10における端部電極12Aと、他方側薄膜基板20における他方側電極22との間で電気的に並列に接続されている。
上述した構成の熱電モジュール1によれば、端部電極12A、12Bを、複数のp型熱電素子Pおよびn型熱電素子Nの配列方向に沿って延在させたことで、導線30A、30Bを引っ張る等して端部電極12A、12Bに作用した外力の殆どは、p型熱電素子Pとn型熱電素子Nとを配列したために剛性の増大したベースフィルム11の縁部で受止められることとなる。
これにより、端部電極12Aとp型熱電素子Pとの接合部およびp型熱電素子Pに作用する外力、或いは端部電極12Bとn型熱電素子Nとの接合部およびn型熱電素子Nに作用する外力が軽減され、もって熱電モジュール1おける損傷を未然に防止することが可能となる。
また、上述した構成の熱電モジュール1によれば、端部電極12A、12Bにおける延在部位12Ac、12Bcの軸線a−a上から側方に外れた位置に素子取付部12Aa、12Baを形成したことにより、導線30A、30Bが引っ張られる等して端部電極12A、12Bの導線取付部12Ab、12Bbに作用した外力は、延在部位12Ac、12Bcの軸線a−a上に沿って作用するものの、上記軸線a−a上から側方に外れて位置する素子取付部12Aa、12Baに対して直接に大きく影響することはない。
これにより、端部電極12Aとp型熱電素子Pとの接合部およびp型熱電素子Pに作用する外力、或いは端部電極12Bとn型熱電素子Nとの接合部およびn型熱電素子Nに作用する外力が軽減され、もって熱電モジュール1おける損傷を未然に防止することが可能となる。
さらに、上述した構成の熱電モジュール1によれば、端部電極12A、12Bの素子取付部12Aa、12Baに、複数個のp型熱電素子Pおよびn型熱電素子Nを並置して取付けたことで、導線30A、30Bが引っ張られる等して端部電極12A、12Bに作用した外力は、1個のp型熱電素子Pおよびn型熱電素子Nのみに集中することなく、複数個の熱電素子に分散して作用するために、1個のp型熱電素子Pおよびn型熱電素子Nに作用する負荷は小さなものとなる。
これにより、端部電極12Aとp型熱電素子Pとの接合部およびp型熱電素子Pに作用する外力、或いは端部電極12Bとn型熱電素子Nとの接合部およびn型熱電素子Nに作用する外力が軽減され、もって熱電モジュール1おける損傷を未然に防止することが可能となる。
また、上述した構成の熱電モジュール1においては、端部電極12A、12Bの素子取付部12Aa、12Baに取付けた2個以上のp型熱電素子Pおよびn型熱電素子Nを、電気的に並列に接続したことによって、端部電極12A、12Bに作用する外力によって熱電素子の何れかが損傷した場合でも、1個の熱電素子さえ損傷を免れれば、熱電モジュール1における全体の回路が維持されるため、熱電モジュール1のサバイバビリティーが格段に向上することとなる。
ここで、図7(b)に示した熱電モジュール1では、端部電極12Bの素子取付部12Baに接続された3個のn型熱電素子N(a)、N(b)、N(c)のうち、2個のn型熱電素子N(a)、N(b)を、他方側薄膜基板20の共通する他方側電極22と接続して単なる補強用部品に利用し、1個のn型熱電素子N(c)のみを他方側薄膜基板20の他方側電極22と電気的に接続させて回路を形成している。因みに、一方の端部電極11Aの素子取付部12Aaに接続された3個のp型熱電素子P、P、Pも、上述した3個のn型熱電素子N(a)、N(b)、N(c)と同じく、2個を捨て素子として補強用部品に利用するとともに、1個のp型熱電素子Pのみを回路の構成部品としていることは勿論である。
図7(b)に示した熱電モジュール1においても、端部電極12A、12Bの素子取付部12Aa、12Baに、複数個のp型熱電素子Pおよびn型熱電素子Nを並置して取付けたことで、端部電極12A、12Bに作用した外力は、複数個の熱電素子に分散して作用するため、端部電極12Aとp型熱電素子Pとの接合部およびp型熱電素子Pに作用する外力、或いは端部電極12Bとn型熱電素子Nとの接合部およびn型熱電素子Nに作用する外力が軽減され、もって熱電モジュール1おける損傷を未然に防止することが可能となる。
なお、図1〜図7に示した実施例の熱電モジュール1においては、端部電極12A、12Bの素子取付部12Aa、12Baに、それぞれ3個のp型熱電素子Pおよびn型熱電素子Nを並置して接続させているが、上記素子取付部12Aa、12Baに並置して接続されるp型熱電素子Pおよびn型熱電素子Nの個数は、2個以上であれば、熱電モジュールの仕様等に基づいて適宜に設定し得ることは言うまでもない。
本発明に関わる熱電モジュールの一実施例を示す全体上面図。 図1に示した熱電モジュールの全体下面図。 図1に示した熱電モジュールの側面断面である図1中のIII−III線断面図。 図1に示した熱電モジュールから上面側の薄膜基板を取り除いた状態を上方から観た全体平面図。 図1に示した熱電モジュールの下面側の薄膜基板を実装面から観た要部平面図。 図1に示した熱電モジュールの下面側の薄膜基板を実装面から観た要部平面図。 (a)および(b)は、端部電極に対する熱電素子の接続状態を示す概念的な断面図。 (a)および(b)は、従来の熱電モジュールを示す平面図および側面図。 図8中の IX−IX 線断面図。
符号の説明
1…熱電モジュール、
10…一方側薄膜基板、
11…ベースフィルム、
11e…縁部、
12…一方側電極、
12A…端部電極、
12Aa…素子取付部、
12Ab…導線取付部、
12Ac…延在部位、
12B…端部電極、
12Ba…素子取付部、
12Bb…導線取付部、
12Bc…延在部位、
20…他方側薄膜基板、
21…ベースフィルム、
22…他方側電極、
30A…導線、
30B…導線、
P…p型熱電半導体素子(熱電素子)、
N…n型熱電半導体素子(熱電素子)。

Claims (4)

  1. 所定個数のp型熱電素子とn型熱電素子とを平面状に配列し、一方側薄膜基板における一方側電極を前記p型熱電素子および前記n型熱電素子の一方面に取付け、他方側薄膜基板における他方側電極を前記p型熱電素子および前記n型熱電素子の他方面に取付け、全ての前記p型熱電素子および前記n型熱電素子を電気的に直列に接続して成る熱電モジュールであって、
    一対の端部電極における素子取付部と導線取付部とを、導線のハンダ付け時における前記熱電素子への熱影響を低減し得る長さ離隔させるとともに、複数の前記p型熱電素子および前記n型熱電素子の配列方向に沿い、かつ前記端部電極の形成された前記一方側薄膜基板の縁部に沿う態様で、前記端部電極を延在させて形成したことを特徴とする熱電モジュール。
  2. 所定個数のp型熱電素子とn型熱電素子とを平面状に配列し、一方側薄膜基板における一方側電極を前記p型熱電素子および前記n型熱電素子の一方面に取付け、他方側薄膜基板における他方側電極を前記p型熱電素子および前記n型熱電素子の他方面に取付け、全ての前記p型熱電素子および前記n型熱電素子を電気的に直列に接続して成る熱電モジュールであって、
    一対の端部電極における素子取付部と導線取付部とを、導線のハンダ付け時における前記熱電素子への熱影響を低減し得る長さ離隔させるとともに、前記端部電極における前記素子取付部を、前記導線取付部を含んだ延在部位の軸線上から側方に外れた位置に形成したことを特徴とする熱電モジュール。
  3. 所定個数のp型熱電素子とn型熱電素子とを平面状に配列し、一方側薄膜基板における一方側電極を前記p型熱電素子および前記n型熱電素子の一方面に取付け、他方側薄膜基板における他方側電極を前記p型熱電素子および前記n型熱電素子の他方面に取付け、全ての前記p型熱電素子および前記n型熱電素子を電気的に直列に接続して成る熱電モジュールであって、
    一対の端部電極における素子取付部と導線取付部とを、導線のハンダ付け時における前記熱電素子への熱影響を低減し得る長さ離隔させるとともに、前記端部電極における前記素子取付部に、2個以上の前記熱電素子を並置して取付けたことを特徴とする熱電モジュール。
  4. 前記端部電極の前記素子取付部に並置して取付けた2個以上の前記熱電素子を、電気的に並列に接続したことを特徴とする請求項3記載の熱電モジュール。
JP2007109313A 2007-04-18 2007-04-18 熱電モジュール Active JP5076209B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007109313A JP5076209B2 (ja) 2007-04-18 2007-04-18 熱電モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007109313A JP5076209B2 (ja) 2007-04-18 2007-04-18 熱電モジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008270421A true JP2008270421A (ja) 2008-11-06
JP5076209B2 JP5076209B2 (ja) 2012-11-21

Family

ID=40049556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007109313A Active JP5076209B2 (ja) 2007-04-18 2007-04-18 熱電モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5076209B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101046130B1 (ko) * 2009-06-26 2011-07-01 삼성전기주식회사 열전소자
WO2016147918A1 (ja) * 2015-03-13 2016-09-22 株式会社Kelk 熱電発電モジュール
JP2021513216A (ja) * 2018-02-01 2021-05-20 エルジー イノテック カンパニー リミテッド 熱電装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004127744A (ja) * 2002-10-03 2004-04-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 熱電素子一体型薄膜電池

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004127744A (ja) * 2002-10-03 2004-04-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 熱電素子一体型薄膜電池

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101046130B1 (ko) * 2009-06-26 2011-07-01 삼성전기주식회사 열전소자
WO2016147918A1 (ja) * 2015-03-13 2016-09-22 株式会社Kelk 熱電発電モジュール
JP2016171230A (ja) * 2015-03-13 2016-09-23 株式会社Kelk 熱電発電モジュール
KR20170096148A (ko) 2015-03-13 2017-08-23 가부시키가이샤 케르쿠 열전 발전 모듈
CN107251249A (zh) * 2015-03-13 2017-10-13 株式会社Kelk 热电发电模块
US10411179B2 (en) 2015-03-13 2019-09-10 Kelk Ltd. Thermoelectric power generation module
KR102067443B1 (ko) 2015-03-13 2020-01-17 가부시키가이샤 케르쿠 열전 발전 모듈
CN107251249B (zh) * 2015-03-13 2020-03-03 株式会社Kelk 热电发电模块
JP2021513216A (ja) * 2018-02-01 2021-05-20 エルジー イノテック カンパニー リミテッド 熱電装置
JP7387612B2 (ja) 2018-02-01 2023-11-28 エルジー イノテック カンパニー リミテッド 熱電装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5076209B2 (ja) 2012-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3965418B2 (ja) 太陽電池モジュール用端子ボックス
JP6607448B2 (ja) 熱電変換器
JP2005224053A (ja) 回路構成体
WO2007052407A1 (ja) 太陽電池モジュール用端子ボックス
JP2010034557A (ja) パワー半導体モジュールと接続装置とを有する装置
JP5076209B2 (ja) 熱電モジュール
EP3294046B1 (en) Solid state lighting module and method of fabricating same
US8058719B2 (en) Integrated circuit with flexible planer leads
JP2014049582A (ja) 半導体装置
JP6593597B2 (ja) 回路構成体
JP6362774B2 (ja) 太陽電池モジュール及び太陽電池モジュールの製造方法
JP2009246053A (ja) フレーム板を備えたダイオード
JP4342432B2 (ja) 電気回路装置及び電気回路装置における冷却構造
WO2020001405A1 (zh) 用于太阳能电池组件的保护电路结构件以及太阳能电池组件
WO2020071036A1 (ja) 熱電変換モジュールおよびそれを用いた冷却装置または温度測定装置または熱流センサまたは発電装置
JP2006059990A (ja) 太陽電池モジュール用端子ボックス
US8018042B2 (en) Integrated circuit with flexible planar leads
JP2021096926A (ja) 配線部材、および配線モジュール
JP2008034873A (ja) 太陽電池モジュール用端子ボックス
JP2006351597A (ja) 太陽電池モジュール用端子ボックス
JP2006148176A (ja) 太陽電池モジュール用端子ボックス
JP2007259590A (ja) 電気接続箱
US20200035900A1 (en) Thermoelectric device
JP4046756B2 (ja) 太陽電池モジュール用端子ボックス
JP3744529B1 (ja) 太陽電池モジュール用端子ボックス

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20100311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120515

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120530

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120809

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150907

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5076209

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150907

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150907

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250