JP2008269711A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 半導体記憶装置においては、アンチフューズを利用した冗長回路が使用されている。これらのアンチフューズの書き込み時には、書き込み工程とベリファイ工程の2つの工程が必要であり、テスト時間が長くなるという問題がある。
【解決手段】 本発明の半導体記憶装置は、クロックに同期させ、クロックの“High”レベル時に書き込み、次の“Low”レベル時の書き込み高電圧の回復期間に、書き込まれたアンチフューズのベリファイを行う。このようにフューズへの書き込み、ベリファイを1つの工程で実施することからテスト時間の短縮が可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は半導体記憶装置に係り、特に電気的にプログラム可能なアンチフューズ等の不揮発性記憶素子を備えた半導体記憶装置に関する。
半導体記憶装置は、年毎に大容量化、高集積化が進展している。例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)においては、1Gビットの大容量製品が商品化されている。これらの大容量半導体記憶装置には、冗長回路が採用されている。冗長回路により不良ビットを予備的な置換セルに置き換えることで、半導体記憶装置の歩留まりを向上させている。この冗長回路においては、不良ビットのアドレスを不揮発性記憶素子(フューズ)に書き込み、記憶させることで予備的な置換セルへの置き換えが行われる。この冗長回路のフューズとしては、今までレーザーフューズが主として採用されている。レーザーフューズとは、ポリシリ配線や金属配線をレーザートリマ装置により切断することで、導通状態から非導通状態とするフューズである。レーザーフューズはレーザーにより物理的に切断することから、パッケージに組立した後には使用できない。
そのため組立工程以降に使用できるフューズを備えた冗長回路が検討され、最近はアンチフューズ(Anti Fuse)を不良メモリのアドレス記憶素子として使用した冗長回路が開発、採用されている。アンチフューズは容量の絶縁膜に臨界電圧値以上の高電圧を印加させ、破壊短絡させることで非導通状態から導通状態とするフューズである。アンチフューズの書き込みは電気的に行われることから、パッケージに組立した後にも書き込み可能となる。このように近年はアンチフューズを使用した冗長回路により、組立後の選別工程においても不良ビットを救済できるようになった。
一般的にこれらのアンチフューズには、半導体記憶装置に使用されるトランジスタ素子や容量素子がそのまま使用されている。例えば、トランジスタのゲート絶縁膜を容量絶縁膜とし、ゲート電極を1つの電極とし、ソース拡散層と、ドレイン拡散層及びサブストレートを対向電極とする容量を形成する。またDRAMにおいては、メモリセルの容量素子が使用され、容量電極とサブストレートを対向電極とする。これらのアンチフューズの書き込み(プログラミング)は、容量絶縁膜を高電圧により破壊短絡させ、容量電極と対向電極(ソース拡散層、ドレイン拡散層、サブストレート)間とをオーミック接続することで書き込みされる。
この書き込みは高電圧を印加することで容量絶縁膜を破壊短絡し、容量の両電極間をオーミック接続することで行われる。しかし、この書き込みにおいて容量絶縁膜がソフトブレークダウンし、半導体基板とのオーミック接続が不十分となることがある。オーミック接続が不十分の場合には、その短絡抵抗が高抵抗値であり、フューズの誤読み出し、さらに冗長回路の救済ミスとなる。このようにアンチフューズの誤書き込みが発生する。そのためフューズへの書き込み後には、その書き込み状態を判定するベリファイ(Verify)工程が必要となる。
そこで、従来のアンチフューズの書き込み及びベリファイについて図3、4を参照して説明する。図3にはアンチフューズと、その書き込み用回路、読み出し用回路、ベリファイ用回路を含む電気フューズ回路関係の回路構成図、図4にはそのタイミングチャートを示す。電気フューズ回路B0〜Bnは、それぞれアンチフューズと、書き込み用回路と、読み出し用回路と、ベリファイ用回路から構成されている。ここで、アンチフューズAF―bit0〜bitnは、冗長回路に置換される不良メモリビットを指定するアドレスビットbit0〜bitnに対応して設けられている。さらに、電気フューズ回路B0〜Bnの各出力は判定回路に入力されている。
これらの回路はクロックCLKに同期して動作し、この動作電圧は例えば1.8ボルトである。そして、アンチフューズへの書き込みは書き込み用回路により行われる。テスト信号TEST1を“High”レベルとすると(図4 TEST1)、アンチフューズへの書き込みモードとなり、クロックCLKが“High”レベルのときにアンチフューズへの書き込みが行われる。アンチフューズAF―bit0〜bitnのうちフューズセレクト信号0〜nのいずれかにより選択されたアンチフューズに対し、アドレス信号の論理レベルに応じた書き込みが行われる。
例えば、フューズセレクト信号0が“High”レベル、電気フューズ回路B0に入力されるアドレス信号が“High”レベルのときに、アンド回路AND2の出力が“High”レベルとなり、この出力を受けた印加回路SVT1により、電圧発生回路(図示省略)で発生された高電圧(VPPSVT)がアンチフューズAF―bit0の節点N00に印加されるように制御される。また、テスト信号TEST1が“High”レベルであり、印加回路SVT2により高電圧(VBBSVT)がアンチフューズAF―bit0の節点N00の対極側に印加されるように制御される。この結果、アンチフューズが破壊され、アンチフューズへの書き込みが行われる。アンチフューズAF―bit0の節点N00の対極側に印加される電圧(VBBSVT)は、アンチフューズ節点N00への書き込み電圧(VPPSVT)と対であり、アンチフューズに両端に高電圧を供給することから、高電圧(VBBSVT)と呼称する。
アドレス信号が“Low”レベルのときには、アンド回路AND2の出力が“Low”レベルとなり、高電圧(VPPSVT)が印加回路よりアンチフューズに印加されないように制御される。このときは、アンチフューズは破壊されず、アンチフューズへの書き込みは行われない。このように、電気フューズ回路B0〜Bnのアンド回路AND2が出力する論理レベルに応じて、アンチフューズAF―bit0〜bitnに対する書き込み動作が制御される。つまり、ここではアドレス信号がフューズ書き込みデータ(情報)となっている。
このように、テスト信号TEST1が“High”レベルの期間に、フューズセレクト信号によりアンチフューズAF―bit0〜bitnが順次選択され、アドレス信号に応じた書き込みが行われる。この書き込みにおいては、例えばクロックCLKの“High”レベルの期間は50msに設定され、この期間、印加回路SVT1及びSVT2は、電圧発生回路(図示省略)で発生された高電圧(例えば、VPPSVT=6.5ボルト、VBBSVT=−3.5ボルトに設定される。)をアンチフューズに印加する。書き込み時の破壊によりアンチフューズがオーミック接続に変化し、このとき高電圧は、約2分の1程度の電圧にまで低下する。そのため、次のアンチフューズに書き込み行うためには、高電圧を元の電圧まで回復させる電圧回復期間が必要となる。この電圧回復期間は、10ms以上の期間が必要であり、クロックCLKの“Low”レベル期間が電圧回復期間となる。そのためクロックCLKの “Low”レベル期間として、例えば50msに設定される。この結果、ロングサイクルの低周波クロックが用いられることになる。
アンチフューズAF―bit0〜bitnへの書き込みが終了した時点で、テスト信号TEST1が“Low”レベルに、テスト信号TEST2が“High”レベルに変化する(図4 TEST2)。テスト信号TEST2が“High”レベル、クロックCLKが“High”レベルのときにアンチフューズのベリファイが実施される。テスト信号TEST1が“Low”レベルであることから、アンド回路AND2の出力が“Low”レベルとなり、書き込み用回路は、アンチフューズAF―bit0の両端へ印加する電圧を遷移させる。印加回路SVT1は、高電圧(VPPSVT)の供給を停止し、フューズ節点N00に対してハイインピーダンス状態となる。また、印加回路SVT2は、アンチフューズAF―bit0のフューズ節点N00の対極側の電圧を、VBBSVT=−3.5ボルトから、0ボルトとするように制御する。
ベリファイは、読み出し用回路、ベリファイ用回路及び判定回路により行われるが、まず、読み出し用回路の動作について電気フューズ回路B0を例に説明する。テスト信号TEST2が“High”レベルとなると、NAND1の出力で制御されるPチャンネルMOSトランジスタPT1が、クロックCLKの “High”レベル期間に導通する。さらに、フューズセレクト信号0により選択されるNチャンネルMOSトランジスタNT1が導通し、フューズ節点N00は、プリチャージ節点N20と導通する。このプリチャージ節点N20は、テスト信号TEST2が“Low”レベル期間(アンチフューズへの書き込み期間)にPチャンネルMOSトランジスタPT3により“High”レベルにプリチャージされているものである。
アンチフューズに書き込みが行われた場合、つまり破壊されている場合には、アンチフューズはオーミック接続となる。このため、読み出し時には、PチャンネルMOSトランジスタPT1、NチャンネルMOSトランジスタNT1及びアンチフューズAF―bit0を介して、プリチャージ節点N20の電圧が放電され“Low”レベルとなる。アンチフューズに書き込みが行われなかった場合、つまり破壊されていない場合には、アンチフューズは絶縁性を維持しているため、読み出し時にプリチャージ節点N20の電圧をそのまま“High”レベルに維持する。つまり、プリチャージ節点N20は、アンチフューズに書き込まれている場合には“Low”レベル、アンチフューズに書き込まれていない場合には“High”レベルとなる。
アンプAMPにより、このAMPの一方の入力であるプリチャージ節点N20の電圧とAMPの他方の入力であるリファレンス電圧とを比較する。アンプAMPは、プリチャージ節点N20の電圧がリファレンス電圧よりも高いレベル(“High”)なら論理レベル“Low”を出力し、リファレンス電圧よりも低いレベル(“Low”)なら論理レベル“High”を出力するように構成されている。
さらに、ベリファイ用回路を構成する一致回路EX−ORにより、アンプAMPの出力とアドレス信号とが比較される。一致回路EX−ORは、2入力の論理レベルが一致の場合には“Low”レベル、 不一致の場合には“High”レベルを出力する。つまり、“High”レベルのアドレス信号によりアンチフューズに書き込み(破壊)をした場合は、一致回路EX−ORの入力は“High”レベルで一致し、“Low”レベルのアドレス信号によりアンチフューズに書き込み(破壊)をしなかった場合は、一致回路EX−ORの入力は“Low”レベルで一致する。いずれの場合も一致回路EX−ORの出力は“Low”レベルとなる。そして、一致回路EX−ORの2入力の論理レベルが一致しない場合、一致回路EX−ORの出力は“High”レベルとなる。
この出力が、アンド回路AND3に入力され、フューズセレクト信号0により選択されているアンチフューズAF−bit0のベリファイ結果信号として節点N10に出力される。ここで、アンド回路AND3にテスト信号TEST2が入力されているのは、ベリファイ以外のときに、ベリファイ結果信号節点N10〜N1nに“High”レベルが出力され、無用にNチャンネルMOSトランジスタNT10〜NT1nが導通するのを防止するためである。
このように、テスト信号TEST2が“High”レベルの期間に、フューズセクト信号によりアンチフューズAF―bit0〜bitnが順次選択され、ベリファイが行われる。アンチフューズAF−bit0〜nのベリファイ結果信号節点N10〜N1nは、それぞれ判定回路を構成するNチャンネルMOSトランジスタNT10〜NT1nの各ゲートに接続される。ベリファイ動作の前には、テスト信号TEST2は“Low”レベルとなっており、ベリファイ判定信号出力端はPチャンネルMOSトランジスタPT2によりプリチャージされている。
そして、アンチフューズのベリファイ結果に1つでも不一致がある場合には、この不一致のあったベリファイ結果信号節点(N10〜N1nのいずれか)が“High”レベルとなり、これに接続されたNチャンネルMOSトランジスタが導通する。その結果、ベリファイ判定信号出力端のプリチャージ電圧が放電され、“Low”レベルに変化することで、ベリファイでは不良と判定する。一方、全てのベリファイ結果が一致している場合には、ベリファイ結果信号節点N10〜N1nは全て“Low”レベルとなり、NチャンネルMOSトランジスタNT10〜NT1nは全て非導通となる。この結果、ベリファイ判定信号出力端のプリチャージ電圧、つまり“High”レベルが維持され、ベリファイでは良と判定する。このようにしてアンチフューズの書き込みが正常に行われたどうかの判定が行われる。つまり、ベリファイ判定信号出力端は、全てのアンチフューズ書き込みが正常な場合には“High”レベル、1つでもフェイルの場合には“Low”レベルとなる(図4 Verify判定信号)。
これらのアンチフューズの書き込みは、容量絶縁膜を破壊し、オーミック接続とするために長パルス幅の、高電圧を印加する必要がある。また1つのフューズへの書き込み完了時には、高電圧はVPPSVTとVBBSVTとの中間電圧程度まで低下し、元の高電圧に回復させるための電圧回復期間が必要となる。図3に示した例のように、従来は、クロックCLKの“Low”レベル期間を、この電圧回復期間に当てるためにのみ使用していた。そのため、書き込み工程が終了した後に、別にベリファイ工程が必要となり、アンチフューズへの書き込み、ベリファイ工程は2工程として実施されることになる。アンチフューズがセレクトされて書き込み、そして再度アンチフューズがセレクトされてベリファイされる。そのためアンチフューズの書き込み、ベリファイ工程のテスト時間が長くなるという問題がある。
半導体記憶装置に使用される冗長回路に関する特許文献として下記特許文献がある。特許文献1(特開2003−263900)には、フューズの書き込み状態を、通常モードよりも厳しい条件で判定する技術が開示されている。特許文献2(特開2006−108394)には、フューズを多重化し、その読み出しを論理和とすることでフューズへの書き込みを確実にする技術が開示されている。特許文献3(特開2001−23393)には、冗長回路による1回目の救済の後で、2回目の救済も可能とする技術が開示されている。特許文献4(特開2003−77288)には、CPUを備え不良救済可能なメモリシステムに関する技術が開示されている。
特許文献5(特開2001−67893)には、フューズをプリチャージした後にフューズ状態を検出する技術が開示されている。しかし上記先行文献には、本発明の課題や、その課題を解決する技術的思想に関する記載がなく、本発明を示唆するものではない。
特開2003−263900号公報 特開2006−108394号公報 特開2001−23393号公報 特開2003−77288号公報 特開2001−67893号公報
半導体記憶装置においては、冗長回路の不揮発性記憶素子として電気的にプログラム可能なアンチフューズが使用されている。このアンチフューズの書き込みには、書き込み工程と、アンチフューズの書き込み状態を検出するベリファイ工程との2工程が必要であり、テスト時間が長いという問題がある。本発明の目的は、これらの課題に鑑み、ベリファイ工程を書き込み工程の高電圧回復期間に実施し、テスト工程を1工程とすることでテスト時間の短縮をすることにある。
なお、本発明は、アンチフューズの書き込み、ベリファイ工程に適用できるのみでなく、各種の電気的にプログラム可能な不揮発性記憶素子にも適用できるものである。
本発明は上記した課題を解決するため、基本的には下記に記載される技術を採用するものである。またその技術趣旨を逸脱しない範囲で種々変更できる応用技術も、本発明に含まれることは言うまでもない。
本発明の半導体記憶装置は、不揮発性記憶素子と、電圧発生回路で発生した電圧を前記不揮発性記憶素子に印加してデータ書き込みを行う書き込み回路と、データ書き込み後の前記電圧の電圧回復期間に、前記不揮発性記憶素子に書き込まれたデータを読み出す読み出し回路と、を備えたことを特徴とする。
本発明の半導体記憶装置においては、クロックに同期して前記書き込みと前記読み出しを行い、前記不揮発性記憶素子に対するデータ書き込みと、前記不揮発性記憶素子からのデータ読み出しとを1クロック周期内で行うことを特徴とする。
本発明の半導体記憶装置においては、前記クロックの第1論理レベル期間に前記不揮発性記憶素子にデータ書き込みを行い、前記クロックの第2論理レベル期間における前記電圧回復期間に前記不揮発性記憶素子からのデータ読み出しを行うことを特徴とする。
また、本発明の半導体記憶装置は、不揮発性記憶素子と、電圧発生回路で発生した電圧を前記不揮発性記憶素子に印加してデータ書き込みを行う書き込み回路と、データ書き込み後の前記電圧の電圧回復期間に、前記不揮発性記憶素子に書き込まれたデータを読み出す読み出し回路と、前記読み出し回路により前記不揮発性記憶素子からの読み出しデータをベリファイするベリファイ回路と、を備えたことを特徴とする。
本発明の半導体記憶装置においては、クロックに同期して前記書き込みと前記読み出しを行い、前記不揮発性記憶素子に対する書き込みと、前記不揮発性記憶素子から読み出したデータのベリファイとを1クロック周期内で行うことを特徴とする。
本発明の半導体記憶装置においては、前記クロックの第1論理レベル期間に前記不揮発性記憶素子にデータ書き込みを行い、前記クロックの第2論理レベル期間における前記電圧回復期間に前記不揮発性記憶素子から読み出したデータのベリファイを行うことを特徴とする。
本発明の半導体記憶装置においては、前記書き込み回路に、前記不揮発性記憶素子を選択する選択信号と、書き込みデータと、前記クロックとが入力され、前記選択信号により選択された前記不揮発性記憶素子に対し、前記書き込みデータの論理レベルに基づいて前記クロックの第1論理レベル期間に前記データ書き込みを行うことを特徴とする。
本発明の半導体記憶装置においては、前記電圧発生回路が前記半導体記憶装置に内蔵され、外部より供給される外部供給電圧に基づいて前記不揮発性記憶素子に印加する電圧を発生することを特徴とする。
本発明の半導体記憶装置においては、前記電圧発生回路が発生する電圧の絶対値は、前記外部供給電圧の絶対値より高いことを特徴とする。
本発明の半導体記憶装置においては、前記読み出し回路が、一方の入力端の入力電圧レベルと他方の入力端の基準電圧レベルとを比較するアンプを備えると共に、前記ベリファイ回路が、前記アンプからの比較結果の出力と前記書き込みデータとの一致不一致を検出する一致回路を備え、
前記電圧回復期間に、前記不揮発性記憶素子の節点と前記アンプの一方の入力端とが導通され、前記入力電圧レベルと前記基準電圧レベルとの前記アンプによる比較結果を前記読み出し回路が出力し、該出力と前記書き込みデータとの一致不一致の一致回路による検出結果を前記ベリファイ回路が出力することを特徴とする。
本発明の半導体記憶装置においては、判定回路は、前記ベリファイ回路が出力する前記検出結果を入力としてベリファイ判定信号を出力するものであって、前記ベリファイ回路が不一致の前記検出結果を出力したときに前記ベリファイ判定信号の論理レベルが反転することを特徴とする。
本発明の半導体記憶装置は、アンチフューズ等の電気的にプログラム可能な不揮発性記憶素子への書き込み時の電圧回復期間にベリファイを実施するものである。電気的にプログラム可能な不揮発性記憶素子の書き込み工程において、例えば、クロックの“High”レベル期間を書き込み工程期間とし、次の“Low”レベル期間の高電圧の回復期間をベリファイ工程とする。このように、ベリファイ工程を、書き込み工程での電圧回復期間に行うことで、ベリファイ工程を新たな別工程として行う必要がなくなり、テスト時間を短縮できる効果が得られる。
本発明の半導体記憶装置におけるアンチフューズの書き込み及びベリファイについて、図1、2を参照して詳細に説明する。図1にはアンチフューズと、その書き込み用回路、読み出し用回路、ベリファイ用回路及び判定回路を含む電気フューズ回路関係の回路構成図、図2にはそのタイミングチャートを示す。電気フューズ回路B0〜Bnは、それぞれアンチフューズと、書き込み用回路と、読み出し用回路と、ベリファイ用回路とから構成されている。ここで、アンチフューズAF―bit0〜bitnは、冗長回路に置換される不良メモリビットを指定するアドレスビットbit0〜bitnに対応して設けられている。電気フューズ回路B0〜Bnについて、夫々の回路構成、動作は同様であることから、以下の説明は、主に電気フューズ回路B0に関して行うことにする。
まず、本発明の書き込み動作について、図1中の書き込み用回路を用いて説明する。図1に示す電気フューズ回路関係の回路構成は、例えば1.8ボルトで動作し、書き込みは、テスト信号TEST1が“High”レベルとなり(図2 TEST1)、さらにクロックCLKが“High”レベルのときに行われる。アンド回路AND1は、クロックCLKとテスト信号TEST1とを入力とし、クロックCLK1(図2 CLK1)を出力する。このクロックCLK1はアンド回路AND2に入力される。
アンド回路AND2は、クロックCLK1とアドレス信号とフューズセレクト信号(図2 フューズセレクト信号)とを入力とし、その出力を印加回路SVT1及び印加回路SVT2に出力する。フューズセレクト信号0〜nは、アンチフューズAF―bit0〜AF―bitnの夫々に対応しており、これらのいずれかを選択する信号である。また、アドレス信号は、そのアドレスデータの各ビットに対応して、“High”又は“Low”レベルとなる信号である。印加回路SVT1及び印加回路SVT2は、アンド回路AND2が出力する論理レベルに応じて、アンチフューズAF―bit0への書き込みを行う。
アンチフューズAF―bit0がフューズセレクト信号0により選択され、アドレス信号が“High”レベルの場合には、クロックCLKが“High”レベルの期間にアンド回路AND2の出力も“High”レベルとなる。この出力を受けた印加回路SVT1及び印加回路SVT2により、電圧発生回路(図示省略)で発生された高電圧(VPPSVT及びVBBSVT)がアンチフューズAF―bit0に印加されるように制御され、書き込みが行われる。つまり、書き込み時の高電圧によりアンチフューズAF―bit0の絶縁膜が破壊される。一方、アドレス信号が“Low”レベルの場合には、アンド回路AND2の出力が“Low”レベルとなり、高電圧(VPPSVT及びVBBSVT)がアンチフューズAF―bit0に印加されないように制御され、書き込みは行われない。つまり、アンチフューズAF―bit0の絶縁膜は破壊されない。
この書き込みにおいては、例えばクロックCLKの“High”レベルの期間は50msに設定され、この期間、印加回路は、電圧発生回路(図示省略)で発生された高電圧(例えば、VPPSVT=6.5ボルト、VBBSVT=−3.5ボルトに設定される。)をアンチフューズに印加する。容量絶縁膜を破壊し、オーミック接続とするためには、このように長いパルス幅の高電圧を印加する必要がある。書き込み時の破壊によりアンチフューズがオーミック接続となり、このとき高電圧は約2分の1程度の電圧にまで低下する。そのため、次のアンチフューズに書き込み行うためには、高電圧を元の電圧まで回復させる電圧回復期間が必要となる。この電圧回復期間は、本発明でも10ms以上の期間が必要であり、クロックの“Low”レベル期間が電圧回復期間となる。そのためクロックCLKの “Low”レベル期間として、例えば50msに設定される。この結果、ロングサイクルの低周波クロックが用いられることになる。
上記したようにテスト信号TEST1が“High”レベルで、クロックCLKが“High”レベルの期間にフューズへの書き込みを実施する。さらにクロックCLKが“Low”レベルの期間に、書き込み高電圧の回復、さらに、後述する書き込みされたフューズのベリファイが行われる。また、この書き込み期間には、後述する読み出し用回路のナンド回路NAND1の出力が “High”レベルであることから、PチャンネルMOSトランジスタPT1が非導通となり、高電圧VPPSVTは後段のアンプ及びベリファイ用回路には伝達されない。
さらに、この書き込み期間はクロックCLK1が“High”レベルのため、アンド回路AND4の出力であるプリチャージ信号P1は“Low”レベルとなり、プリチャージ節点N20は、PチャンネルMOSトランジスタPT3により“High”レベルにプリチャージされる。一方、クロックCLK1が“High”レベルであることから、インバータ回路INV1の出力を受けて、アンド回路AND3の出力であるベリファイ結果信号節点N10は“Low”レベルとなる。また、選択されていない電気フューズ回路Bnにおいてはフューズ選択信号が“Low”レベルであり、節点N2nはプリチャージレベル(“High”レベル)、節点N1nは“Low”レベルである。
なお、上記の印加回路へ供給する電圧であるVPPSVTおよびVBBSVTを発生する電圧発生回路は、本発明の半導体記憶装置に備えても良いし、本発明の半導体記憶装置に備えずに外部に備えても良い。つまり、高電圧のVPPSVTおよびVBBSVTは、外部から供給された電源電圧(例えば1.8ボルト)を本発明の半導体記憶装置内で昇圧して生成しても良いし、外部から直接供給しても良い。なお、電圧VBBSVTは、印加回路SVT2により制御された電圧としてアンチフューズに印加しても良いし、例えば、VBBSVTとして接地電位が設定される場合等は印加回路SVT2を介さずに直接アンチフューズに印加しても良い。
次に、読み出し、ベリファイ関係の回路、およびその動作について説明する。読み出し及びベリファイは一体で行われることから、特に断らない限り、ベリファイ動作は読み出し動作を含むものとする。ベリファイは、図1の読み出し用回路、ベリファイ用回路、及び判定回路により行われるが、まず、読み出し用回路及びその動作について説明する。読み出し用回路は、インバータ回路INV1、2、アンド回路AND4、ナンド回路NAND1、NチャンネルMOSトランジスタNT1、PチャンネルMOSトランジスタPT1、プリチャージ用のPチャンネルMOSトランジスタPT3、アンプAMPから構成される。
テスト信号TEST1は、書き込み時から引き続きベリファイ時においても“High”レベルを維持している。また、フューズセレクト信号0も、選択したアンチフューズAF―bit0への書き込み時から引き続き“High”レベルを維持している。アドレス信号は、そのアドレスデータの各ビットに対応して、“High”又は“Low”レベルとなる信号であり、やはり書き込み時の論理レベルを維持している。
ここで、クロックCLKが“High”から“Low”レベルとなると、印加回路SVT1及び印加回路SVT2からの高電圧VPPSVTおよびVBBSVTのアンチフューズAF―bit0への電圧印加が終了する。そして、印加回路SVT1はフューズ節点N00に対してハイインピーダンス状態となる。また印加回路SVT2は、アンチフューズAF−bit0のフューズ節点N00の対極側(VBBSVT印加側)を0ボルトとなるように制御する。そして、このクロックCLKの“High”から“Low”レベルへの変化と共に、高電圧VPPSVTおよびVBBSVTの電圧回復期間となる。このとき、NAND1の出力で制御されるPチャンネルMOSトランジスタPT1が導通する。フューズセレクト信号0は“High”レベルを維持しているため、NチャンネルMOSトランジスタNT1は導通しており、フューズ節点N00は、プリチャージ節点N20と導通する。一方、プリチャージ信号P1(アンド回路AND4の出力)で制御されるPチャンネルMOSトランジスタPT3により、このプリチャージ節点N20は、書き込み時に“High”レベルにプリチャージされている。そして、ベリファイ時にはクロックCLKが “Low”レベルとなり、PチャンネルMOSトランジスタPT3は非導通状態となる。
そして、アンチフューズに書き込みが行われた場合、つまり破壊されている場合には、アンチフューズはオーミック接続となり、PチャンネルMOSトランジスタPT1、NチャンネルMOSトランジスタNT1及びアンチフューズAF―bit0を介してプリチャージ節点N20の電圧を“Low”レベルに放電させる。アンチフューズに書き込みが行われなかった場合、つまり破壊されていない場合には、アンチフューズは絶縁性を維持しているため、プリチャージ節点N20の電圧をそのまま“High”レベルに維持する。つまり、プリチャージ節点N20は、アンチフューズに書き込まれている場合には“Low”レベル、アンチフューズに書き込まれていない場合には“High”レベルとなる。
アンプAMPは、このAMPの一方の入力であるプリチャージ節点N20の電圧と、AMPの他方の入力であるリファレンス電圧との大小を比較する。アンプAMPは、プリチャージ節点N20電圧が、リファレンス電圧よりも高いレベル(“High”)なら論理レベル“Low”を出力し、リファレンス電圧よりも低いレベル(“Low”)なら論理レベル“High”を出力するように構成されている。
さらに、ベリファイ用回路は、一致回路EX−OR及びアンド回路AND3から構成される。一致回路EX−ORは、図3に示した従来のものと同様であり、一致回路EX−ORにより、アンプAMPの出力とアドレス信号との論理レベルの一致、不一致を判定する。一致回路EX−ORは、2入力の論理レベルが一致の場合には“Low”レベル、 不一致の場合には“High”レベルを出力する。つまり、“High”レベルのアドレス信号によりアンチフューズに書き込み(破壊)をした場合は、一致回路EX−ORの入力は“High”レベルで一致し、“Low”レベルのアドレス信号によりアンチフューズに書き込み(破壊)をしなかった場合は、一致回路EX−ORの入力は“Low”レベルで一致する。いずれの場合も一致回路EX−ORの出力は“Low”レベルとなる。そして、一致回路EX−ORの2入力の論理レベルが一致しない場合、一致回路EX−ORの出力は“High”レベルとなる。
この一致回路EX−ORの出力が、アンド回路AND3に入力され、フューズセレクト信号0により選択されているアンチフューズAF−bit0のベリファイ結果信号として節点N10に出力される。ここで、アンド回路AND3にクロックCLK1の反転信号が入力されており、ベリファイ以外のときに、ベリファイ結果信号節点N10〜N1nに“High”レベルが出力され、無用にNチャンネルMOSトランジスタNT10〜NT1nが導通するのを防止できる。
次に、判定回路は、各電気フューズ回路B0〜Bnのベリファイ結果信号節点N10〜N1nに夫々のゲートが接続されるNチャンネルMOSトランジスタNT10〜NT1nと、プリチャージ用のPチャンネルMOSトランジスタPT2から構成される。NチャンネルMOSトランジスタNT10〜NT1nの夫々のドレインは共通接続され、さらにプリチャージ用のPチャンネルMOSトランジスタPT2のドレインに接続されてベリファイ判定信号出力端となる。また、NチャンネルMOSトランジスタNT10〜NT1nの各ソースは接地電位に接続される。プリチャージ用のPチャンネルMOSトランジスタPT2のソースは電源電位に、ゲートはテスト信号TEST1に接続される。
電気フューズ回路B0を例に説明すると、アンチフューズAF−bit0のベリファイ結果信号節点N10は、NチャンネルMOSトランジスタNT10のゲートに接続される。一方、ベリファイ判定信号出力端は、書き込み開始前のテスト信号TEST1の“Low”レベル期間に、PチャンネルMOSトランジスタPT2により“High”レベルにプリチャージされている。アンチフューズのベリファイ結果が不一致の場合には、ベリファイ結果信号節点N10が“High”レベルとなり(図2 N10)、ベリファイ判定信号出力端のプリチャージ電圧がNチャンネルMOSトランジスタNT10を介して放電されて“Low”レベルに変化する。ベリファイ結果が一致している場合には、ベリファイ判定信号出力端のプリチャージ電圧を維持する。このようにしてアンチフューズの書き込みが正常に行われたどうかの判定が行われ、ベリファイ判定信号出力端の電圧は、フューズ書き込みが正常な場合には “High”レベル、判定結果がフェイルの場合には“Low”レベルとなる。
以上から明らかなように、1つのアンチフューズに対して、書き込みおよびベリファイが、1クロック周期で可能となるものである。しかも、ベリファイは、書き込み後の半クロック周期内の電圧回復期間に可能となるものである。
このベリファイを電気フューズ回路B0〜Bnのアンチフューズについて繰り返す。アンチフューズAF―bit0〜bitnのベリファイ結果のうち1つでも不一致がある場合には、この不一致のあったベリファイ結果信号節点(N10〜N1nのいずれか)が“High”レベルとなり、これに接続されたNチャンネルMOSトランジスタNT10〜NT1nのいずれかが導通する。その結果、ベリファイ判定信号出力端のプリチャージ電圧が放電されて“Low”レベルに変化し、ベリファイでは不良と判定する。
一方、全てのベリファイ結果が一致している場合には、そのベリファイ結果信号節点N10〜N1nは全て“Low”レベルとなり、NチャンネルMOSトランジスタNT10〜NT1nは全て非導通のままである。この結果、ベリファイ判定信号出力端のプリチャージ電圧、つまり“High”レベルが、全てのアンチフューズに対する書き込み及びベリファイが完了するまで維持され、ベリファイでは良と判定する。このようにアンチフューズの書き込みが正常に行われたどうかの判定が行われる。つまり、ベリファイ判定信号出力は、全てのアンチフューズ書き込みが正常に行われた場合には“High”レベル、期待通りの書き込みが行われなかったアンチフューズが1つでもある場合には“Low”レベルとなる。
このようにして、テスト信号TEST1が“High”レベルの期間に、フューズセレクト信号0〜nによりアンチフューズAF―bit0〜bitnが順次選択され、各アンチフューズに対する書き込みとベリファイとが1クロック周期内で行われる。そして、全てのアンチフューズAF―bit0〜bitnに対して、アドレス信号に応じた書き込みとベリファイが完了した時点でベリファイ判定信号出力が“High”レベルを保持していたときに、ベリファイは良と判定する。
述したように、クロックCLKの“High”レベル期間に、アンチフューズへの書き込みが行われ、“Low”レベル期間となった高電圧の電圧回復期間にベリファイが行われる。そのため、フューズセレクト信号による選択によってアンチフューズAF−bit0〜nに対する同様の処理が繰り返されるが、各アンチフューズに対する選択回数は1回であり、しかもクロックCLKの1周期のみの選択となる。このようにアンチフューズへの書き込み、ベリファイを1つの工程で実施することからテスト時間の短縮が可能となる。本発明によれば、書き込み工程と、ベリファイ工程とを1つのサイクルで実施でき、テスト時間が短縮できるアンチフューズを備えた半導体記憶装置が得られる。
なお、この書き込み及びベリファイ時に使用される論理回路の電源としては、高電圧VPPSVT及びVBBSVTは使用せず、通常動作用に外部から供給される低電圧電源VDD(例えば1.8ボルト)を使用することが可能である。従って、高電圧VPPSVT及び/又はVBBSVTが回復途中の昇圧過程であっても、各論理回路は正常に動作できる。
以上、実施形態に基づき本発明を具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態に制限されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことができ、これらの変更例も本発明に含まれることはいうまでもない。例えば、実施例においては不揮発性記憶素子としてアンチフューズを用いて説明したが、大電流を用いて溶断するフューズや、さらに電気的にプログラム可能なROM等、プログラム時に高電圧電源や、通常動作とは別の電源を必要とする不揮発性記憶素子にも適用できるものである。この不揮発性記憶素子に書き込まれるデータとして、アドレスデータに限らず、各種データの書き込みが可能である。
また、クロックの“Low”レベル時に書き込み、“High”レベル時を電圧回復期間として、この期間にアンチフューズのベリファイ動作を行ってもよいのは言うまでもない。 さらに、不揮発性記憶素子へデータ書き込み直後の電圧回復期間に、読み出し用回路により読み出しのみを行うようにして、半導体記憶装置内にベリファイ用回路及び判定回路を備えない構成としてもよいのも言うまでもない。この場合には、不揮発性記憶素子から読み出したデータを半導体記憶装置の外部に出力し、ICテスタ等にて書き込みデータと比較することによりベリファイが可能となる。
本発明における電気フューズ回路関係の回路構成図である。 図1におけるタイムチャートである。 従来例における電気フューズ回路関係の回路構成図である。 図3におけるタイムチャートである。
符号の説明
AMP アンプ
AND1、AND2、AND3、AND4 アンド回路
INV1、INV2 インバータ回路
NAND1 ナンド回路
EX−OR 一致回路
NT1、NT10〜NT1n NチャンネルMOSトランジスタ
PT1、PT2、PT3 PチャンネルMOSトランジスタ
N00 フューズ節点
N10〜N1n ベリファイ結果信号節点
N20 プリチャージ節点

Claims (11)

  1. 不揮発性記憶素子と、電圧発生回路で発生した電圧を前記不揮発性記憶素子に印加してデータ書き込みを行う書き込み回路と、データ書き込み後の前記電圧の電圧回復期間に、前記不揮発性記憶素子に書き込まれたデータを読み出す読み出し回路と、を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. クロックに同期して前記書き込みと前記読み出しを行い、前記不揮発性記憶素子に対するデータ書き込みと、前記不揮発性記憶素子からのデータ読み出しとを1クロック周期内で行うことを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記クロックの第1論理レベル期間に前記不揮発性記憶素子にデータ書き込みを行い、前記クロックの第2論理レベル期間における前記電圧回復期間に前記不揮発性記憶素子からのデータ読み出しを行うことを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 不揮発性記憶素子と、電圧発生回路で発生した電圧を前記不揮発性記憶素子に印加してデータ書き込みを行う書き込み回路と、データ書き込み後の前記電圧の電圧回復期間に、前記不揮発性記憶素子に書き込まれたデータを読み出す読み出し回路と、前記読み出し回路により前記不揮発性記憶素子から読み出したデータをベリファイするベリファイ回路と、を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  5. クロックに同期して前記書き込みと前記読み出しを行い、前記不揮発性記憶素子に対するデータ書き込みと、前記不揮発性記憶素子から読み出したデータのベリファイとを1クロック周期内で行うことを特徴とする請求項4に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記クロックの第1論理レベル期間に前記不揮発性記憶素子にデータ書き込みを行い、前記クロックの第2論理レベル期間における前記電圧回復期間に前記不揮発性記憶素子から読み出したデータのベリファイを行うことを特徴とする請求項5に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記書き込み回路に、前記不揮発性記憶素子を選択する選択信号と、書き込みデータと、前記クロックとが入力され、
    前記選択信号により選択された前記不揮発性記憶素子に対し、前記書き込みデータの論理レベルに基づいて前記クロックの第1論理レベル期間に前記データの書き込みを行うことを特徴とする請求項2、請求項3、請求項5又は請求項6のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  8. 前記電圧発生回路が前記半導体記憶装置に内蔵され、外部より供給される外部供給電圧に基づいて前記不揮発性記憶素子に印加する電圧を発生することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  9. 前記電圧発生回路が発生する電圧の絶対値は、前記外部供給電圧の絶対値より高いことを特徴とする請求項8に記載の半導体記憶装置。
  10. 前記読み出し回路が、一方の入力端の入力電圧レベルと他方の入力端の基準電圧レベルとを比較するアンプを備えると共に、前記ベリファイ回路が、前記アンプからの比較結果の出力と前記書き込みデータとの一致不一致を検出する一致回路を備え、
    前記電圧回復期間に、前記不揮発性記憶素子の節点と前記アンプの一方の入力端とが導通され、前記入力電圧レベルと前記基準電圧レベルとの前記アンプによる比較結果を前記読み出し回路が出力し、該出力と前記書き込みデータとの一致不一致の一致回路による検出結果を前記ベリファイ回路が出力することを特徴とする請求項4乃至請求項6のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  11. 判定回路は、前記ベリファイ回路が出力する前記検出結果を入力としてベリファイ判定信号を出力するものであって、
    前記ベリファイ回路が不一致の前記検出結果を出力したときに前記ベリファイ判定信号の論理レベルが反転することを特徴とする請求項10に記載の半導体記憶装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110097912A (zh) * 2018-01-30 2019-08-06 华邦电子股份有限公司 半导体存储器装置与半导体存储器装置的操作方法

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