JP2008269677A - 外部メディア接続オーディオ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】オーディオ装置に多数のメディアを取付けているとき、比較的重要ではないメディアを容易に選択して取外すことができる「外部メディア接続オーディオ装置」とする。
【解決手段】楽曲を収録した外部のメディアを複数交換可能に接続し、オーディオ装置本体で接続したメディアの楽曲を任意に再生可能とするとき、接続したメディアの収録曲数等の情報を、数値やグラフ等によって、メディア毎に容易に比較可能に表示する。比較するために表示する情報としてはそのほか、オーディオ装置で作成した再生リスト上の楽曲情報、再生リストにより再生していないときには現在再生している楽曲の情報、オーディオ装置使用中に収集している情報により作成するユーザーの好みの楽曲の情報、メディアを接続してからの継続時間に応じた情報等を出力しても良い。その際、メディア交換により楽曲数が大幅に減少するときには注意出力を行う。
【選択図】図1
【解決手段】楽曲を収録した外部のメディアを複数交換可能に接続し、オーディオ装置本体で接続したメディアの楽曲を任意に再生可能とするとき、接続したメディアの収録曲数等の情報を、数値やグラフ等によって、メディア毎に容易に比較可能に表示する。比較するために表示する情報としてはそのほか、オーディオ装置で作成した再生リスト上の楽曲情報、再生リストにより再生していないときには現在再生している楽曲の情報、オーディオ装置使用中に収集している情報により作成するユーザーの好みの楽曲の情報、メディアを接続してからの継続時間に応じた情報等を出力しても良い。その際、メディア交換により楽曲数が大幅に減少するときには注意出力を行う。
【選択図】図1
Description
本発明はメモリやハードディスクに大量にオーディオデータを記録できるオーディオデータ記録媒体を備えた携帯型オーディオプレーヤを初め、各種のオーディオデータ記録媒体を接続して利用することができるようにした外部メディア接続オーディオ装置に関する。
近年は携帯型オーディオプレーヤが広く普及し、特に大容量のメモリや大容量のハードディスクをオーディオデータ記録媒体として内蔵し、そのオーディオデータ記録媒体にMP3等により圧縮した大量のオーディオデータを記録して、これを再生してユーザーがいつでもどこでも自由に聴くことができるようになっている。このような携帯型オーディオプレーヤの普及により、多数のメーカーからそれぞれ特徴のある携帯型オーディオプレーヤが販売され、ユーザーは各人の好みにより選択して購入し、利用している。特に近年はオーディオデータをインターネットから安価に且つ大量にダウンロードして利用することができるようになり、更にこのような携帯型オーディオプレーヤの利用が広まっている。
一方、車載のオーディオ装置においては音質の良い高性能のオーディオプレーヤを備え、CDやDVDに記録したオーディオを聴くことができる。また、CDチェンジャやMDチェンジャ等を接続し、多くのCDの曲を任意に選択して聴くことができると共に、車内に持ち込んだ携帯型MDプレーヤーを接続して、このMDプレーヤで再生した曲を聴くとも行われている。そのため車載オーディオ装置では、前記のようにCDやMDチェンジャのほか携帯型MDプレーヤを接続する等、複数のオーディオプレーヤを任意に接続可能としている。
また、前記のようにユーザーが通常携帯している大容量のオーディオデータを備えた携帯型オーディオプレーヤを車内に持ち込むことも多くなっており、この携帯型オーディオプレーヤが備えている曲をオーディオ性能の良い車載オーディオ装置で聴くことが望まれ、したがって近年の車載オーディオ装置においてはこれらの携帯型オーディオプレーヤを接続して、車内のスピーカーで聴くことができるようにしている。
上記のように車載オーディオ装置で携帯型オーディオプレーヤの曲を聴くには、車載オーディオ装置に接続した携帯型オーディオプレーヤで再生したオーディオ信号を入力してこれを増幅して聴くことができるようにするほか、接続ラインを通じて車載オーディオ装置により携帯型オーディオプレーヤの再生操作を初め各種の操作を可能とし、車載オーディオ装置で自由に携帯オーディオプレーヤの曲を聴くことができるようにしたものも存在する。更に、車載オーディオ装置に接続した携帯型オーディオプレーヤの曲を車載オーディオ装置で聴くには、携帯型オーディオプレーヤのオーディオデータ記録媒体に記録したMP3等で圧縮したオーディオデータを取り込むことができるようにし、車載オーディオ装置ではそのデータを再生して聴くことができるようにしたものもある。
このように車載用オーディオ装置に接続した携帯型オーディオプレーヤのオーディオデータを利用して曲を車内で聴くことが多くなる一方、携帯型オーディオプレーヤの普及により1人のユーザーでも複数の携帯型オーディオプレーヤを所有し、それぞれ異なった曲を聴くことも多くなる。また、車内に多数の人が乗って遠方に旅行するようなときには、車内に多数の携帯型オーディオプレーヤが持ち込まれ、それらの曲を自由に聴くことが望まれる場合もある。そのため車載オーディオ装置においては複数の携帯型オーディオプレーヤと接続可能とし、それらの携帯型オーディオプレーヤを任意に選択して、そのプレーヤの収録曲を聴くことができるようにしている。その際には通常のパソコンで利用されているUSBによる接続も行われるようになっており、このUSB接続ポートには、USB接続可能な複数のオーディオプレーヤ、或いはオーディオ記録媒体が接続可能となる。
例えば車載オーディオ装置に複数のオーディオプレーヤやオーディオデータ記録媒体を接続して、任意の曲を聴くために、車載オーディオ装置にメモリやハードディスクを設け、接続した各オーディオプレーヤやオーディオデータ記録媒体の曲情報を取り込んでおき、それらの曲情報によって全てのオーディオデータの管理を可能とし、全体の曲の中から任意の曲を選択して聴くことができるようになる。その際には例えば図11(a)に示すように車載オーディオ装置の図中4個の接続ポートa、b、c、dに、前記のような携帯型オーディオプレーヤやメモリカード等のオーディオ記録媒体(以下「メディア」と総称する)を接続するとき、接続した全てのポータブルなメディア(1)〜(4)の曲情報を車載オーディオ装置のデータベースに記録して、このデータを管理することとなる。
そのデータ管理に際しては、全てのメディアの曲を全てまとめて管理するほか、接続したメディア毎に管理する場合もある。いずれの場合も、このデータベースは車載オーディオ装置にメディアが接続する毎に、また取り外す毎にデータベースは更新される。このような管理データによって、車載オーディオ装置を利用するユーザーは、接続されたメディアを意識せずに自由に全ての曲を聴くことができるようになる。
上記のように1つのオーディオ装置に複数のオーディオプレーヤやオーディオ記録媒体を接続して、任意の曲を聴くことができるようにすることは、前記のような車載オーディオ装置に限らず、一般家庭用オーディオ装置においても同様であり、更には業務用のオーディオ装置においても同様である。
なお、 オーディオプレーヤに複数のオーディオ記録媒体をそれぞれの接続ポートに接続するとき、ユーザーが指示したポートに接続したオーディオ記録媒体に記録されている情報を表示可能とし、意図しないオーディオ記録媒体の取外しが起こらないようにした技術は下記特許文献1に開示されている。また、複数のMDを収納するMDチェンジャを用いて、他のディスク等のオーディオデータを記録するとき、ハードディスクにその情報を記録しておき、MDチェンジャ利用時に各MDに記録している曲情報を表示可能にして曲の検索を容易にする技術は下記特許文献2に記録されている。
特開2005−165711号公報
特開2001−176177号公報
前記のように車載オーディオ装置等に複数のオーディオプレーヤを接続することが行われるが、多くの場合、そのオーディオ装置に接続できる数には制限がある。そのため、そのオーディオ装置に例えば図11(a)のように4個の接続ポートがあり、接続数が4個と制限があるとき、全ての接続ポートに前記のようなメディアを接続しているとき、同図(b)に示すようにメディア(5)の曲を聴くためにこれを接続しようとしたときには、先に接続されているもののいずれかを取外して接続ポートを開けなければならない。
その際には現在の技術では、取り外すメディアはユーザーが無作為に選択するしかなく、再生される楽曲が最も多いメディアを取外してしまい、全体の楽曲数が半減する等、ユーザーの意に添わない結果を招くことがある。また、前記のような楽曲数だけではなく、これから聴こうとして前記データベースの情報を利用してプレイリストを作成しているとき、或いは作成したプレイリストにしたがって再生しているとき、そのプレイリストに載せている多数の曲を収録したメディアを取外してしまうことがあり、その後所望の曲を聴くことができなくなり、またプレイリストに従った再生が円滑に行われなくなることもある。
また、ユーザーの好みのアーティストの曲を多数収録しているメディアを取外してしまうこともあり、同様にユーザーの好みのジャンルの曲を多数収録しているメディア、更には頻繁に聴いている好みの曲を収録したメディア、頻繁に聴いている曲が多数収録されている等のユーザーにとって重要なメディアを取外してしまうこともある。
したがって、オーディオ装置に多数のメディアが接続されているとき、例えば更に別のメディアを接続するため先に接続しているメディアを取り外さなければならないときのように、いずれかのメディアを取り外す際に、ユーザーにとって重要なメディアを取り外すことが無く、比較的重要ではないメディアを取り外すことができるオーディオ装置を提供することを主たる目的とする。
本発明に係る外部メディア接続オーディオ装置は、楽曲を収録した外部のメディアを複数交換可能に接続し、オーディオ装置本体で該接続したメディアの楽曲を任意に再生可能とした外部メディア接続オーディオ装置において、接続したメディアの情報をメディア毎に比較可能に出力するメディア交換案内部を備えたことを特徴とする。
本発明に係る他の外部メディア接続オーディオ装置は、前記外部メディア接続オーディオ装置において、前記メディア交換案内部で出力するメディアの情報は、各メディアに収録した楽曲数であることを特徴とする。
本発明に係る他の外部メディア接続オーディオ装置は、前記外部メディア接続オーディオ装置において、前記メディア交換案内部では、前記各メディアに収録した楽曲数をメディア毎に比較し、取付けメディアが取外しメディアより楽曲数が少ないとき、注意を促す出力を行うことを特徴とする。
本発明に係る他の外部メディア接続オーディオ装置は、前記外部メディア接続オーディオ装置において、前記メディア交換案内部で出力するメディアの情報が、オーディオ装置で再生する、または再生している楽曲に関連する楽曲情報に基づくメディア毎の情報であることを特徴とする。
本発明に係る他の外部メディア接続オーディオ装置は、前記外部メディア接続オーディオ装置において、前記メディア交換案案内部で出力するメディアの情報は、オーディオ装置を利用するユーザーの好みの楽曲情報に関連する楽曲情報に基づくメディア毎の情報であることを特徴とする。
本発明に係る他の外部メディア接続オーディオ装置は、前記外部メディア接続オーディオ装置において、接続した各メディアに関する情報をメディア毎に記憶するメディア管理データ記憶部を備え、前記メディア管理データ記憶部が、メディアの取外し後においてもメディア管理データを記憶し、前記メディア交換案内部では、取外したメディアと取付けたメディアの情報を比較可能に出力することを特徴とする。
本発明に係る他の外部メディア接続オーディオ装置は、前記外部メディア接続オーディオ装置において、前記メディア交換案内部で出力するメディアの情報は、オーディオ装置本体がメディアに接続してから継続した時間であり、該接続継続時間が所定以上のときメディア取外しの推奨の出力、またはメディア取外しの注意の出力を行うことを特徴とする。
本発明は上記のように構成したので、オーディオ装置に多数のメディアが取付けられているとき、各メディア毎の情報を比較することによりユーザーにとって重要なメディアと、比較的重要ではないメディアとを容易に知ることができ、比較的重要ではないメディアを選択して取り外すことができるようになる。
本発明はオーディオ装置に多数のメディアを接続しているとき、比較的重要ではないメディアを容易に選択して取り外すことができるようにするという課題を、楽曲を収録した外部のメディアを複数交換可能に接続し、オーディオ装置本体で該接続したメディアの楽曲を任意に再生可能とした外部メディア接続オーディオ装置において、接続したメディアの情報をメディア毎に比較可能に出力するメディア交換案内部を備えることによって実現した。
本発明の実施例を図面に沿って説明する。図1は本発明の機能ブロック図であり、本発明の種々の実施の態様に対応できるように、各種の機能部を備えたものを示している。したがって、本発明はこれらの各種機能部のうち任意のものを選択して実施することができる。
図1に示すメディア交換案内処理部1の例においては、例えば車載用オーディオ装置等に、携帯型オーディオプレーヤやUSBメモリ等のメディアを取付け、また取り外すとき、それを検出するメディア取付け・取外し検出部2を備えている。また、オーディオ装置で再生リストを作成したときにはその情報を取り込む再生リスト情報取込部3、及びオーディオ装置で楽曲を再生するときその楽曲の情報を取り込む再生楽曲情報取込部4を備えている。
再生楽曲情報取得部5では、特に楽曲の再生時または再生リスト作成時に前記各情報取込部で取り込んだ情報により、再生リスト上におけるこれから再生する曲の情報、及び現在再生している曲の情報により、それらの曲が収録されている再生メディアとしてのa.再生メディア、それらの楽曲のb.楽曲名、それらの楽曲のc.アーティスト名、それらの曲のd.ジャンル名、それらの曲が収録されたe.楽曲収録アルバム名、再生リストが作成されたときにはその再生リストが作成された日時であるf.再生リスト作成日時、再生リストが作成されず単に楽曲の再生が行われたときにおける楽曲を再生した日時であるg.楽曲再生日時等の情報を取得する。
メディア管理データ記憶部6においては、各メディアを管理するための情報を記憶するものであり、オーディオ装置に接続された各メディア毎に、そのメディアに収録されているa.収録楽曲数、収録されている楽曲の名前であるb.収録楽曲名、各楽曲に対応したアーティスト名であるc.楽曲毎アーティスト名、各楽曲に対応したその楽曲のジャンルであるd.楽曲毎ジャンル名、各楽曲が収録されていたアルバム名であるe.楽曲収録アルバム名、後述する好みの楽曲データ作成部8で作成したオーディオ装置のユーザーが頻繁に聴いているデータに基づいて作成された好みのアーティストについての楽曲数であるf.好みのアーティストの楽曲数、同様に好みのジャンルの楽曲数であるg.好みのジャンルの楽曲数、各メディアがこのオーディオ装置に取付けられた日時であるh.メディア取付け日時、更に、再生のためにメディアにアクセスが始まるまでの時間がどの程度かかるかのデータであるi.メディア再生アクセス時間等を記憶している。なお、そのほか例えば、同じメディアをこのオーディオ装置に取付けた回数であるメディア取付け回数等の、更に種々のメディア管理データを記憶しておくことができる。
案内情報積算記録部7においては、メディア変更時の案内を行うためにオーディオ装置の使用時の各状態に応じて、データを積算し、また更新するものであり、特定のメディアを再生使用したときその時の日時であるa.メディア再生使用日時、現在特定のメディアを接続しているときその接続を継続している時間であるb.メディア接続継続時間計算、特定のメディアを再生使用したときそのメディアの使用時間の過去からの積算時間であるc.メディア使用時間積算、特定のメディアを使用しているときその使用回数の積算であるd.メディア再生使用回数積算、現在再生している楽曲が再生開始した日時であるe.楽曲毎再生日時、現在再生している楽曲の再生回数であるf.楽曲毎再生回数積算の各データを記憶する。
案内情報積算記録部7においては更に、現在再生している楽曲のアーティストについてのデータ更新を行うため現在の再生日時としてのg.アーティスト毎再生日時、同様にその楽曲のアーティスト毎再生回数を更新するh.アーティスト毎再生回数積算、同様にその楽曲のジャンルについてi.ジャンル毎再生日時、同様にその楽曲のジャンルの再生回数を更新するj.ジャンル毎再生回数積算、その楽曲が収録されたアルバムについて他の楽曲の再生時にも更新されるk.再生楽曲収録アルバム再生日時、同様に再生楽曲収録アルバムの再生回数を更新するl.再生楽曲収録アルバム再生回数積算、今回の曲の再生により変化する可能性がある各メディア毎について未だ再生していない楽曲数であるm.メディア毎の再生していない楽曲数も記憶する。
好みの楽曲データ作成部8においては、種々のデータによりこのオーディオ装置を利用するユーザーの好みの楽曲に関するデータを作成するものであり、その際にはa.メディア再生使用日時のデータによりその曲の再生がこの頃頻繁に行われるか、以前頻繁に再生したものであるかを検出する。また、b.メディア接続継続時間計算のデータにより、特定のメディアに接続してから例えば1時間等の所定の時間よりも長いことを検出するメディア接続継続時間計算を行い、c.メディア使用時間積算のデータにより特定のメディアを使用している時間が長いことを検出し、d.メディア再生使用回数積算のデータによりそのメディアを短時間でも多数回使用している状態を検出する。また、e.楽曲毎再生日時のデータによりこのごろ頻繁に聴いている曲か、以前頻繁に聴いた曲かを検出する。
これらのデータにより主としてユーザーの好みのメディアを知り、また特定の楽曲の好みを知る他、更に前記案内情報積算記録部7に記録した種々の積算データを利用し、ユーザーの好みのアーティスト、ジャンル等も知ることができる。これらのデータは好みの楽曲データ作成部8に記憶しておくこともできるが、ここでは作成処理のみ行い、例えばメディア管理データ記憶部6にf.好みのアーティストの楽曲数やg.好みのジャンルの楽曲数として記録し、後述するメディア交換案内出力処理部10で必要なときにそのデータを作成して出力するようにしても良い。
利用者指示信号入力部9ではユーザーの種々の指示信号を入力するものであり、例えばメディア交換時において案内出力を要求する信号等を取り込む。メディア交換案内出力処理部10では、メディア交換時に簡易な案内を行うメディア交換時の簡易案内部11を備え、特にメディア交換前後の楽曲数比較データ作成出力部12では、ユーザーがメディアを交換したとき、交換前と後とで楽曲数がどのように変化するかをわかり易く出力する。またメディア交換注意出力部13では、メディア交換案内出力処理部10の処理により自動的にメディアの取外しの注意を行うものであり、特に前記メディア交換前後の楽曲数比較データ作成出力部12からのデータにより、メディア交換後に楽曲数が大きく減少するときに、そのメディアの交換では楽曲数が大幅に減少する旨の注意表示出力を行う。
メディア変更時の詳細案内部14では、各メディア毎にユーザーが所望する項目について比較するための案内用データを作成するものであり、a.メディア毎収録楽曲数による案内部では、各メディアに収録されている楽曲数を分かり易く比較できる棒グラフや円グラフを作成する。これはメディア管理データ記憶部6のa.収録楽曲数によって得ることができる。b.再生リスト上楽曲のアーティスト楽曲数による案内部では、現在再生リストにより再生しているとき、その再生リスト上の曲が各々どのようなアーティストの曲であるかのデータに基づき、ユーザーはそのアーティストが好みであることをこれによって推定し、各メディア毎にそのアーティストの楽曲数を出力して、容易に比較できるようにグラフ等により案内出力を行う。
c.再生リスト上楽曲の楽曲数による案内部では、現在再生リストにより再生しているとき、その再生リスト上の曲がどのメディアにどのくらい収録されているかを知り、できる限り収録されていないメディアの取外しができるように案内するものであり、再生楽曲情報取得部5における楽曲毎のa.再生メディアのデータにより得ることができる。また、d.未再生楽曲数による案内部では、各メディアにおける未だ再生していない楽曲数をメディア毎に容易に比較できるように、グラフ等により案内出力を行う。これは案内情報積算記憶部7におけるm.メディア毎の再生していない楽曲数のデータにより得ることができる。
e.再生リスト上のジャンル楽曲数による案内部では、現在再生リストにより再生しているとき、その再生リスト上の曲がどのようなジャンルのものであるかのデータにより、ユーザーはそのジャンルの曲が好みであることをこれによって推定し、各メディア毎にそのジャンルの楽曲数を出力して、容易に比較できるようにグラフ等により案内出力を行う。
f.再生楽曲のアーティスト楽曲数による案内部では、現在再生リストにより再生を行っておらず通常の再生が行われているとき、その再生楽曲についてのアーティストデータによってユーザーはそのアーティストが好みであることを推定し、各メディア毎にそのアーティストの曲がどのくらいあるかを出力して、メディア毎に容易に比較できるようにグラフ等により案内出力を行う。また同様に、g.再生楽曲のジャンル楽曲数による案内部では、ユーザーは現在再生している楽曲のジャンルが好みであると推定し、各メディア毎にそのジャンルの曲がどのくらい収録されているかを、容易に比較できるように出力する。
h.好みの楽曲の楽曲数による案内部では、前記好みの楽曲データ作成部8で種々のデータに基づいて作成した例えば「好みの10曲」等の好みの楽曲のデータに基づき、その楽曲がどのメディアにどれくらい収録されているかを分かり易く出力する。i.好みのアーティストの楽曲数による案内部では、前記メディア管理データ記憶部6において各メディア毎に記憶しているf.好みのアーティストの楽曲数のデータを直接用い、種々のデータによりユーザーの好みとされるアーティストについて、各メディアにそのアーティストの曲がどのくらい収録されているかを容易に知ることができるようにする。
またj.好みのジャンルの楽曲数による案内部では、同様にしてメディア管理データ記憶部6におけるg.好みのジャンルの楽曲数のデータを直接用い、種々のデータによりユーザーの好みとされるジャンルについて、各メディアにそのジャンルの曲がどのくらい収録されているかを容易に知ることができるようにする。更にk.メディア毎の使用頻度による案内部では、前記案内情報積算記憶部7におけるc.メディア使用時間積算のデータや、d.メディア再生使用回数積算のデータにより、各メディアがどの程度頻繁に使用されているかのデータを得て、容易に比較できるように出力する。上記のようなメディア交換案内出力処理部10によって出力されたメディア交換案内のデータは、メディア交換案内外部出力部15から外部のモニタ等に出力する。また、前記メディア取外し注意出力部13からの出力については、必要に応じて音声等によって出力できるようにする。
上記のような機能ブロックからなる本発明の外部メディア接続オーディオ装置の実施例においては、例えば図2に示す作動フローにより順に作動させて実施することができる。図2に示すメディア交換案内処理においては、図3に示すオーディオプレーヤ再生中のデータ収集処理を行い(ステップS1)、次いで図4に示す取付けメディア変更時のメディア管理データ更新処理を行い(ステップS2)、その後図5に示すメディア交換時の案内処理を行う(ステップS3)。これらの処理は後述するメディア交換用の案内出力要求がない場合でも、メディア構成が変化することを検出したとき自動的に行うことができるための処理をなす。
図2の実施例ではその後メディア交換用の案内出力要求が行われ(ステップS4)、再生リストが作成されているか否かの判別を行う(ステップS5)。なお、ステップS5の判別において、先にステップS3でメディア交換時の案内処理を行い、後の案内は不要と思われるときにはこの処理をバイパスするようにしても良い。ここで再生リストが作成されていると判別したときには、図6(a)に詳細に示す再生リスト上での楽曲情報取得を行う(ステップS6)。次いで図6(b)に詳細に示す再生リスト上の曲のメディア毎の楽曲数と好みの楽曲データ等を出力表示する(ステップS7)。ここでは、再生リストが作成されているときに特有のメディア交換案内処理を行うこととなる。
その後前記ステップS5において再生リストが作成されていないと判別したときと共にステップS8に進み、メディアに接続中か否かを判別する。なお、この判別においても、前記処理で既にメディア交換の案内が充分であるときには、この処理をバイパスすることもできる。ここでメディアに接続中であると判別したとき、即ちオーディオ装置がこれに取付けた特定のメディアとデータ通信可能に接続された状態になっているときには、図7に示すメディア接続時間によるメディア交換案内処理を行う(ステップS9)。即ち、このステップS9では、メディアを接続しているとき、その接続時間に応じた特有の案内処理を行う。
その後前記ステップS8においてメディアに接続していないと判別したときと共にステップS10に進み、現在再生中か否かの判別を行う。なお、この判別においても、前記処理で既にメディア交換の案内が充分であるときには、この処理をバイパスすることもできる。ここで現在再生中であると判別したときには、図8に示すような楽曲再生中のメディア交換案内処理を行う(ステップS11)。ここでオーディオ装置が再生作動しているときの特有の案内処理を行ったとき、及びステップS10で現在再生中ではないと判別したときと共にステップS12に進み、一般のメディア交換案内処理を行う(ステップS12)。この処理に際しても、前記と同様に既に充分なメディア交換案内をされているときにはこれをバイパスすることもできる。その後ステップS1に戻って、その後のオーディオ装置に対するメディア交換作動や、再生リストの作成、メディアへの接続、曲の再生等の変化に対応した案内処理を継続する。
図2のステップS1におけるオーディオプレーヤ再生中のデータ収集処理に際しては、例えば図3のような作動フローにより実施することができる。図3に示すオーディオプレーヤ再生中のデータ収集処理の例においては、再生リストを作成したか否かの判別を行い(ステップS21)、再生リストが作成されていないときには、このオーディオ装置の作動として楽曲の選択再生が行われる(ステップS22)。
次いで所定時間以上再生したか否かを判別し(ステップS23)、例えば30秒等の所定の時間以上再生していないときには再びステップS22に戻って楽曲の選択再生処理を行い、現在再生している楽曲を継続して再生するときはそのままステップS23に進んで、所定時間以上になるまで繰り返し、途中でユーザーが再生曲の変更を行ったときには、その曲について同様の判別を繰り返し、所定時間以上再生が継続して実際にユーザがその曲を聴くに至ったと判別したとき、前記ステップS21において再生リストを作成しているときと共にステップS24に進んで、現在再生している楽曲についての再生楽曲情報等を記録する。再生楽曲情報としては前記図1の再生楽曲情報取得部5で取得するものと同じものである。
次いでステップS25に進み、楽曲情報等の積算記録を行う。この処理は前記図1の案内情報積算記録部7で行う処理と同じものである。その後使用頻度が高くユーザーの好みのものであると思われる楽曲データ等を更新する(ステップS26)。ここで好みの楽曲データとしては、例えば好みの楽曲名、好みの楽曲が収録されていたアルバム名、好みのアーティスト名、好みのジャンル名等であり、使用頻度の高いメディアについても好みのメディアとして更新する。このデータは前記のように好みの楽曲データ作成部8によって行い、例えばメディア管理データ記憶部6等に記憶しておくことができる。
その後図示の例では再生リストによる再生中であるか否かを判別し(ステップS27)、再生リストによる再生中であると判別したときには再生リスト上の楽曲は全て再生したか否かを判別し(ステップS28)、未だ再生していない楽曲が残っていると判別したときには全ての楽曲の再生が終了するまで待ち、全てが再生されたときにはステップS29に進んで同一再生リストで再度再生するか否かを判別し、同一再生リストで再度再生すると判別したときにはステップS25に進んで、楽曲情報等の積算記録における更新処理を行う。また、前記ステップS27において再生リストによる再生中ではないと判別したとき、及びステップS29で同一再生リストで再度再生しないと判別したときには、ステップS21に戻って同様の作動を繰り返し、楽曲情報や好みの楽曲データの更新処理を行う。
図2のステップS2における取付けメディア変更時のメディア管理データ更新処理においては、例えば図4に示す作動フローによって実施することができる。図4に示す取付けメディア変更時のメディア管理データの更新処理の例においては、最初メディアを取外したか否かを判別し(ステップS31)、メディアを取外したと判別したときには、後述するようにステップS33において一時記憶していた取外したメディアの管理データの削除を行い(ステップS32)、その後今回取外したメディアの管理データを一時記憶する(ステップS33)。
この処理は、メディア交換等のため特定のメディアを取外した後、そのメディアがどの程度の数の楽曲を収録し、どのような楽曲を収録していたのかを、新しく取付けたメディアと比較するために、メディアを取外したときには図1のメディア管理データ記憶部6に記憶しているデータを一時記憶して残しておく。その時、それよりも以前記憶していた取外したメディアの管理データは不要となったとして削除する。但し、数回のメディア取外し分を記憶するようにしても良い。
次いで新たなメディアを取付けたか否かを判別し、新たなメディアを取付けたと判別したときにはそのメディアについてのメディア管理データである楽曲情報を収集する(ステップS35)。これは図1のメディア管理データ記憶部6で記憶するものと同一のものである。
図2のステップS3におけるメディア交換時の案内処理においては、例えば図5に示す作動フローにより実施することができる。図5に示すメディア交換時の案内処理の例においては、最初メディアが交換されたか否かを判別し、交換されたときにはステップS42に進んでメディア交換前後の楽曲数データを出力して表示する。即ち、メディアが交換されたときには、自動的に少なくとも簡易な案内処理であるメディアを交換する前の状態と後の状態とで楽曲数がどのように変化するかを検出し、グラフ等によりわかり易く表示する。この処理は図1のメディア交換前後の楽曲数比較データ作成出力部12によって行われる。
その後ステップS43に進み、楽曲数が減少したか否かを判別し、楽曲数が減少したときにはメディア交換に注意するべき旨の出力を行う。この処理は図1のメディア交換出力部13において、例えば図10(a)のように画面表示により行うことができる。図10(a)に示す例においては、取外しメディアが320曲収録していたのに対して、取付けメディアは60曲しかなく、ユーザーが意図的に行っていないときにはオーディオプレーヤの機能が大きく低下する恐れがあるので、「注意:交換すると楽曲数が大幅に減少します!」のような表示を行う。その際には同時にピープ音等の警報、或いは画面表示のような音声案内を行うようにしても良い。
また、前記の例においてはメディア交換を行って取外したメディアと取付けたメディアについてのみ表示を行ったものであるが、全メディアの合計により交換の前後での楽曲数変化を示しても良く、また全メディアの楽曲数に対する各メディアの楽曲数の割合として円グラフで示し、現在の状態を知ると共に、交換前と後の2個の円グラフを並べて表示しても良い。
その後図5の実施例ではメディア交換前後の詳細ガイドをユーザーが要求したか否かを判別し(ステップS45)、ユーザーが更に詳細な案内の出力を要求したときには、メディア交換前後のメディア毎の好みの楽曲データを中心にモニタに表示する(ステップS46)。その際には例えばステップS46に示すように、各メディア毎に好みの楽曲の楽曲数、好みの楽曲が収録されているアルバム数、好みのアーティストの楽曲数、好みのジャンルの楽曲数、メディア毎の楽曲数、メディア毎の使用頻度等の任意のものを選択して出力表示することができる。その選択に際してはこのオーディオ装置の初期設定としてユーザーが任意に設定しておくこともできる。
このような処理を行い、前記ステップS41でメディアが交換されていないと判別したとき、及びステップS45でメディア交換前後の詳細案内を要求しないと判別したときにもステップS47において前記図2のステップS4に進んで、一般のメディア交換用案内出力要求があった後の案内処理を行う。
図2のステップS6における再生リスト上での楽曲情報取得の処理に際しては、図6(a)に示すように、前記図1の再生楽曲情報取得部5の処理を行うものであり、前記のとおりである。また、図2のステップS7における再生リスト上の曲の楽曲によるメディア毎の楽曲データ等を出力表示する処理においては、図6(b)の処理を行うものであり、図示するように再生リストとは直接関係のないデータではあるが最も重要なデータとしてのメディア毎の収録楽曲数、メディア毎に再生リスト上の楽曲のアーティストによる楽曲の数である再生リスト上楽曲のアーティスト楽曲数、メディア毎収録曲において現在の再生リスト上にある楽曲を収録している数である再生リスト上の楽曲数、各メディアにおいて未だ再生していない楽曲の数である未再生楽曲数、再生リスト上の各曲が収録されているアルバムについてのそのアルバム数、再生リスト上の楽曲のジャンルに属する収録楽曲数である再生リスト上のジャンルの楽曲数、各メディア毎の使用頻度等のデータのうち、予めユーザーが選択していた項目について、グラフ等によりわかり易く表示する。
その表示に際しては例えば図10(b)のような表示を行うことができる。同図に示す例においては再生リスト作成後のメディア交換案内の例を示し、オーディオ装置に接続している4個の全メディアについて、収録楽曲数、再生リスト上楽曲のアーティスト楽曲数、再生リスト上の楽曲数、未再生楽曲数の項目について、実際の楽曲数の表示とグラフ表示を行っている。このような表示をユーザーが見ることにより、ユーザーの意図が特に大量の楽曲を維持したい点にあるときには収録楽曲数について、例えばメディア2の楽曲数の少ないものを取外し候補として選択する。また、再生している再生リストを維持したいときには、メディア2を選択する。
更に、再生しているアーティストの楽曲を維持したいが、全体の楽曲数もなるべく減らしたくないときには、収録楽曲数と再生リスト上の楽曲数を総合的に比較し、メディア2或いは3を選択する等の検討を行う。また、一時的にメディアを交換して別のメディアの収録曲情報を知りたいと思うときには、図10に示した項目以外の、例えば図1のメディア管理データとしてのそのメディアが再生のためにアクセスが始まる時間であるi.メディア再生アクセス時間を利用してこれを表示し、選択の要素の一つにすることもできる。
図2のステップS9におけるメディア接続時間によるメディア交換案内処理に際しては、例えば図7に示す作動フローにより実施することができる。図7に示すメディア接続時間によるメディア交換案内処理の例においては、最初メディアの長時間接続時には取外しの推奨を選択したか否かを判別している(ステップS51)。即ち、特定のメディアについて再生等を行うためにデータ通信可能の状態で接続しているとき、その時間が例えば1時間等の所定時間以上継続しているときには、そろそろ他のメディアに交換しても良い、と考える場合と、長時間継続して接続しているメディアは重要であるとして、できる限り交換しないようにする、という場合が考えられるため、ユーザーがその何れを選択するか予め設定しておく。
このような状態でユーザーがメディアを長時間接続していたときに取外しの推奨を行う選択設定している際には、ステップS51においてその選択を行っていると判別し、接続時間は所定時間以上か否かを判別する(ステップS52)。ここで接続時間は所定の時間以上経過していると判別したときには、取外し推奨の出力表示を行う(ステップS53)。また、ステップS52で接続時間は所定時間以上ではないと判別したときにはここでの格別な処理は行わず、図2のステップS10に進む。
それに対して前記ステップS51においてメディアを長時間接続していたときには取外しの推奨を選択設定していないとき、即ち長時間接続しているメディアは重要なメディアであるとしているときには、ステップS54に進んで接続時間は所定時間以上であるか否かの判別を行う。ここで接続時間は所定時間以上であると判別したときには、取外し注意の出力表示を行う。その後は前記ステップS54において接続時間は所定時間以上ではないと判別したときと共にステップS56において、図2のステップS10に進む。
図2のステップS11における楽曲再生中のメディア交換案内処理においては、例えば図8に示す作動フローに従って実施することができる。なお、この案内処理に際しても、既にメディア交換の案内を受けているときにはこの処理をバイパスすることもできる。図8に示す楽曲再生中のメディア交換案内処理の例においては、最初現在の再生楽曲中心のメディア交換案内を行うか否かの判別を行い(ステップS61)、現在再生している楽曲が特に好みの曲であるときユーザーがその旨の入力を行うか予め設定しておくと、ここでは現在の再生曲の楽曲中心のメディア交換案内を行うものと判別し、現在再生楽曲の楽曲情報の取得を行う(ステップS62)。
現在再生している楽曲に関するメディア毎の楽曲データとしては図8のステップS62に示すようなものであり、これは図1の再生楽曲情報取得部5における楽曲再生中の楽曲情報取得と同じことを行う。次いで現在再生している楽曲に関するメディア毎の楽曲データを中心に案内を出力表示する(ステップS63)。ここで案内出力を行う項目は前記図6(b)の再生リストの曲の楽曲によるメディア毎の楽曲データ等の出力表示とほぼ同様であり、再生リスト上の楽曲に代えて現在再生中の楽曲についてのデータとなる。このようなデータに基づき、例えば図10(c)のような案内表示を行うこととなる。
一方、図8の実施例ではステップS61で現在の再生楽曲中心のメディア交換案内を行わないと判別したとき、ステップS64に進んで好みの楽曲に関するメディア毎の楽曲データを中心に案内の出力表示を行う。なお図示の例では、前記のような現在再生中の楽曲が特にユーザーの好みの楽曲であるとしてその楽曲情報を中心とした案内を行ったものであるが、更にステップS64で前記好みの楽曲に関するメディア毎の楽曲データを中心に案内の出力表示を行う処理も行うことができるようにしている。
ステップS64の処理に際しては、前記図5のステップS46におけるメディア交換前後のメディア毎の好みの楽曲データを中心に案内出力表示を行うときと同じ案内を行うことができる。但し、選択する項目はそれぞれ別々に設定することができる。このような案内処理を行った後、図2のステップS12に進む。
図2のステップS12における一般のメディア交換案内処理に際しては、例えば図9に示す作動フローにより実施することができるものであるが、この案内処理についても、既に前記のような案内を受けているときにはこの処理をバイパスすることもできる。図9に示す一般のメディア交換案内処理は、前記のような状況にないときの一般的なメディア交換案内処理を行うものであり、最初にメディア交換用案内出力の要求があると(ステップS71)、前記図10(a)のような簡易メディア交換案内を行うか否かを判別し、ユーザーにより最初は簡易案内を行う旨の設定がなされているとき、或いは今回のメディア交換時には簡易な案内のみでよいと判断してその旨の指示入力を行ったときのような場合には、ステップS74に進んでメディア毎の収録楽曲数データの出力表示を行う。
ステップS72で簡易メディア交換案内を行わないと判別したときには、メディア毎の好みの楽曲データを中心に案内を出力表示する(ステップS73)。その際には前記図8のステップS64と同様の表示を行うこととなる。なお、前記実施例においては、上記のようにユーザーの好みの楽曲、アーティスト、ジャンル、再生メディア等を的確に推定し、そのデータを提示することができるようにするため、図1に示すように多くのメディア管理データ及び案内情報の積算データ等を用い、種々の好みの楽曲データ作成処理を行っているものであるが、特に好みの楽曲についてのデータが不要であるときには、図1の多くの処理部を用いることなく本発明を実施することができる。
1 メディア交換案内処理部
2 メディア取付け・取外し検出部
3 再生リスト情報取込部
4 再生楽曲情報取込部
5 再生楽曲情報取得部
6 メディア管理データ記憶部
7 案内情報積算記録部
8 好みの楽曲データ作成部
9 利用者指示信号入力部
10 メディア交換案内出力処理部
11 メディア交換時の簡易案内部
12 メディア交換前後の楽曲数比較データ作成出力部
13 メディア交換注意出力部
14 メディア変更時の詳細案内部
15 メディア交換案内出力部
2 メディア取付け・取外し検出部
3 再生リスト情報取込部
4 再生楽曲情報取込部
5 再生楽曲情報取得部
6 メディア管理データ記憶部
7 案内情報積算記録部
8 好みの楽曲データ作成部
9 利用者指示信号入力部
10 メディア交換案内出力処理部
11 メディア交換時の簡易案内部
12 メディア交換前後の楽曲数比較データ作成出力部
13 メディア交換注意出力部
14 メディア変更時の詳細案内部
15 メディア交換案内出力部
Claims (7)
- 楽曲を収録した外部のメディアを複数交換可能に接続し、オーディオ装置本体で該接続したメディアの楽曲を任意に再生可能とした外部メディア接続オーディオ装置において、
接続したメディアの情報をメディア毎に比較可能に出力するメディア交換案内部を備えたことを特徴とする外部メディア接続オーディオ装置。 - 前記メディア交換案内部で出力するメディアの情報は、各メディアに収録した楽曲数であることを特徴とする請求項1記載の外部メディア接続オーディオ装置。
- 前記メディア交換案内部では、前記各メディアに収録した楽曲数をメディア毎に比較し、取付けメディアが取外しメディアより楽曲数が少ないとき、注意を促す出力を行うことを特徴とする請求項1記載の外部メディア接続オーディオ装置。
- 前記メディア交換案内部で出力するメディアの情報は、オーディオ装置で再生する、または再生している楽曲に関連する楽曲情報に基づくメディア毎の情報であることを特徴とする請求項1記載の外部メディア接続オーディオ装置。
- 前記メディア交換案案内部で出力するメディアの情報は、オーディオ装置を利用するユーザーの好みの楽曲情報に関連する楽曲情報に基づくメディア毎の情報であることを特徴とする請求項1記載の外部メディア接続オーディオ装置。
- 接続した各メディアに関する情報をメディア毎に記憶するメディア管理データ記憶部を備え、
前記メディア管理データ記憶部は、メディアの取外し後においてもメディア管理データを記憶し、
前記メディア交換案内部では、取外したメディアと取付けたメディアの情報を比較可能に出力することを特徴とする請求項1記載の外部メディア接続オーディオ装置。 - 前記メディア交換案内部で出力するメディアの情報は、オーディオ装置本体がメディアに接続してから継続した時間であり、該接続継続時間が所定以上のときメディア取外しの推奨の出力、またはメディア取外しの注意の出力を行うことを特徴とする請求項1記載の外部メディア接続オーディオ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007108764A JP2008269677A (ja) | 2007-04-18 | 2007-04-18 | 外部メディア接続オーディオ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007108764A JP2008269677A (ja) | 2007-04-18 | 2007-04-18 | 外部メディア接続オーディオ装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008269677A true JP2008269677A (ja) | 2008-11-06 |
Family
ID=40048990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007108764A Withdrawn JP2008269677A (ja) | 2007-04-18 | 2007-04-18 | 外部メディア接続オーディオ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008269677A (ja) |
-
2007
- 2007-04-18 JP JP2007108764A patent/JP2008269677A/ja not_active Withdrawn
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