JP2008267042A - 開閉装置の回転体構造 - Google Patents
開閉装置の回転体構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008267042A JP2008267042A JP2007113197A JP2007113197A JP2008267042A JP 2008267042 A JP2008267042 A JP 2008267042A JP 2007113197 A JP2007113197 A JP 2007113197A JP 2007113197 A JP2007113197 A JP 2007113197A JP 2008267042 A JP2008267042 A JP 2008267042A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating body
- main body
- support plate
- pin
- body main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Abstract
【解決手段】円筒状の回転体本体11の端部11aに軸首13を同軸で挿入して固定する開閉装置の回転体構造において、軸首13の挿入先端に同軸に固定され回転体本体11の内壁11bに外周が接することにより軸首13と回転体本体11の中心を一致させて固定される中子15と、軸首13の挿入後方に同軸に固定され回転体本体11の軸線方向の規制部11aに当接し軸首13の端部からの突出長を位置決めして回転体本体11に溶接固定される支持板17と、支持板17の中心から等距離で且つ支持板17の周方向に少なくとも三箇所以上で軸線と平行に突設され回転体本体11の周面11cに当接することで軸首13と回転体本体11の中心を一致させるピン23とを設けた。
【選択図】 図1
Description
本発明の請求項1記載の開閉装置の回転体構造は、円筒状の回転体本体11の端部11aに軸首13を同軸で挿入して固定する開閉装置の回転体構造であって、
前記軸首13の挿入先端に同軸に固定され前記軸首13と前記回転体本体11の中心が一致して固定された前記回転体本体11の内周11bに沿って、少なくとも外周の一部が内接及び/又は近接する中子15と、
前記軸首13の挿入後方に同軸に固定され前記回転体本体11の軸線方向の規制部11aに当接し前記軸首13の前記端部11aからの突出長を位置決めして前記回転体本体11に固定される支持板17と、
該支持板17の中心から等距離で且つ該支持板17の周方向に少なくとも三箇所以上で軸線と平行に突設され前記回転体本体11の周面に当接することで前記軸首13と前記回転体本体11の中心を一致させるピン23と、
を具備した。
前記支持板17の外径が、前記回転体本体11の外径と略同一に形成される。
且つ該突起15bが、前記ピン23と周方向で異なる位置に配設される。
前記回転体本体11の端部11aから突出した前記軸首13には周方向の一部に設けられたキー31を介して相対回転不能に動力伝達部材35が固定され、
一つの基準ピン23aが、前記キー31と円周方向の同一角度で配置され、
前記回転体本体11の両端に固定される支持板17の該基準ピン23aが、前記溶接痕39に一致することで、それぞれの支持板17の軸首13に固定される前記動力伝達部材35が円周方向同一角度で位置決めされる。
前記回転体本体11の内径より外径を小径で形成した前記支持板17Cが、該起立当接片41に当接して軸線方向に位置決めされ、
且つ前記起立当接片41の起立先端縁41cに前記ピン23を軸線直交方向で当接することで前記軸首13と前記回転体本体11の中心を一致させた。
図1は本発明に係る回転体構造の一方の回転体本体の断面図、図2は本発明に係る回転体構造を備えた開閉装置の概略正面図、図3は図1に示した回転体構造の分解斜視図、図4は支持板から突出する軸首とこの軸首に固定される動力伝達部材であるスプロケットの正面図である。
本実施の形態による開閉装置の回転体構造は、回転体100において、円筒状の回転体本体11の端面11aに軸首13を同軸で挿入して固定する。この回転体100は、開閉装置である図2に示すシャッター装置1に用いられる。シャッター装置1は、建物開口3の上部に設けられる収納ケース9と、建物開口3の左右に設けられ収納ケース9から繰り出される開閉体であるシャッターカーテン7の両縁を案内する一対のガイドレール5a,5bとを有する。収納ケース9内には不図示の駆動機構によって回転される回転体(巻取軸)100が設けられ、回転体100はシャッターカーテン7を基端側から外周に巻き付けることで、シャッターカーテン7を巻き取りながら、建物開口3を開放する。一方、回転体100が逆回転されれば、巻装されたシャッターカーテン7が収納ケース9から繰り出され、ガイドレール5a,5bに案内されながら下降して建物開口3を閉鎖する。
図5はピンが回転体本体の内壁に当接される変形例の断面図である。なお、以下の各変形例、実施の形態において、図1〜図4に示した部材と同一の部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略するものとする。
この変形による回転体構造は、ピン23が、回転体本体11の内周面である内壁11bに当接する。したがって、支持板17Bは、上記の支持板17より小外径で形成可能となる。
この変形例による回転体構造は、中子15Aの中心から等距離で中子15Aの外周から突出するとともに、中子15Aの周方向に少なくとも三箇所以上、本変形例では四箇所で配設された突起15bを介して、中子15Aの外周が回転体本体11の内壁11bに接する。また、突起15bは、ピン23と周方向で異なる位置に配設されている。
この変形例による回転体構造は、回転体本体11が、軸線と平行な溶接痕39を有する溶接管からなる。また、回転体本体11の端面11aから突出した軸首13には周方向の一部に設けられたキー31を介して相対回転不能にスプロケット35が固定される。支持板17に植設される一つの基準ピン23aが、キー31と円周方向の同一角度で配置されている。そして、回転体本体11の両端に固定される支持板17の基準ピン23aが、溶接痕39に一致することで、それぞれの支持板17の軸首13に固定されるスプロケット35が円周方向同一角度で位置決めされている。
図8は本発明に係る回転体構造の第2の実施の形態の回転体本体正面視を(a)、軸首と回転体本体端部を(b)に表した構成図である。
この実施の形態による回転体構造は、軸線方向の規制部が、回転体本体11の端面11aから所定距離奥側で且つ周方向に少なくとも三箇所以上で配設された起立当接片41となる。起立当接片41は、基板41aと、起立片41bとからなる。回転体本体11の内径より外径を小径で形成した支持板17Cが、起立当接片41に当接して軸線方向に位置決めされる。また、起立片41bの起立先端縁41cにピン23を軸線直交方向で当接することで、軸首13と回転体本体11の中心を一致させている。
この変形例による回転体構造は、回転体本体11Aの内壁11bの一部分を切り起こし加工することで、起立当接片43を形成する。すなわち、矩形開口43aが形成されるようにコ字状の切欠を入れ、起立片43bを、回転体本体11Aの内壁11b側へ折り曲げる。
この変形例によれば、起立当接片43を、別部材を用いることなく、回転体本体11Aのみから形成することができる。
この変形例による回転体構造は、起立当接片45を、回転体本体11Bの端面11aに突設した凸片11dから折り曲げ形成している。すなわち、端面11aから凸片11dを突設し、この凸片11dを軸線直交方向で内壁11b側へ折り曲げて起立当接片45を形成している。
この変形例によっても、起立当接片45を、別部材を用いることなく、回転体本体11Bのみから形成することができる。
この変形例による回転体構造は、起立当接片45Aの起立先端縁45aにはピン23にピン中心直交方向で当接して、回転体本体11Bと軸首13との相対回転を規制する回転規制面45bが設けられる。
この変形例によれば、起立先端縁45aにピン中心直交方向で当接する回転規制面45bを設けたので、回転体本体11Bと軸首13との相対回転を規制することができるとともに、ピン外周と起立先端縁45aとの接触面積を増大させることができ、溶接がなされた場合の強度を大きくすることができる。
11a…軸線方向の規制部(端面)
11b…回転体本体の内壁
11c…回転体本体の外周面
13…軸首
15…中子
15b…突起
17…支持板
23…ピン
23a…基準ピン
31…キー
35…動力伝達部材(スプロケット)
39…溶接痕
41…起立当接片
45b…回転規制面
41c…起立先端縁
100…回転体
Claims (10)
- 円筒状の回転体本体の端部に軸首を同軸で挿入して固定する開閉装置の回転体構造であって、
前記軸首の挿入先端に同軸に固定され前記軸首と前記回転体本体の中心が一致して固定された前記回転体本体の内周に沿って、少なくとも外周の一部が内接及び/又は近接する中子と、
前記軸首の挿入後方に同軸に固定され前記回転体本体の軸線方向の規制部に当接し前記軸首の前記端部からの突出長を位置決めして前記回転体本体に固定される支持板と、
該支持板の中心から等距離で且つ該支持板の周方向に少なくとも三箇所以上で軸線と平行に突設され前記回転体本体の周面に当接することで前記軸首と前記回転体本体の中心を一致させるピンと、
を具備した開閉装置の回転体構造。 - 前記ピンが、前記回転体本体の外周面に当接する請求項1記載の開閉装置の回転体構造。
- 前記ピンが、前記回転体本体の内周面に当接する請求項1記載の開閉装置の回転体構造。
- 前記軸線方向の規制部が、前記回転体本体の端面であり、
前記支持板の外径が、前記回転体本体の外径と略同一に形成される請求項3記載の開閉装置の回転体構造。 - 前記中子の中心から等距離で該中子の外周から突出するとともに該中子の周方向に少なくとも三箇所以上で配設された突起を介して該中子の外周が前記回転体本体の内壁に接し、
且つ該突起が、前記ピンと周方向で異なる位置に配設される請求項4記載の開閉装置の回転体構造。 - 前記突起の先端には、挿入方向に向かって小径となるテーパ面が形成される請求項5記載の開閉装置の回転体構造。
- 前記突起の突出先端に外接する仮想円の直径が、前記回転体本体の内径より大きい請求項5又は記載の開閉装置の回転体構造。
- 前記回転体本体が、軸線と平行な溶接痕を有する溶接管からなり、
前記回転体本体の端部から突出した前記軸首には周方向の一部に設けられたキーを介して相対回転不能に動力伝達部材が固定され、
一つの基準ピンが、前記キーと円周方向の同一角度で配置され、
前記回転体本体の両端に固定される支持板の該基準ピンが、前記溶接痕に一致することで、それぞれの支持板の軸首に固定される前記動力伝達部材が円周方向同一角度で位置決めされる請求項1〜7のいずれか1つに記載の開閉装置の回転体構造。 - 前記軸線方向の規制部が、前記回転体本体の端部から所定距離で且つ周方向に少なくとも三箇所以上で配設された起立当接片であり、
前記回転体本体の内径より外径を小径で形成した前記支持板が、該起立当接片に当接して軸線方向に位置決めされ、
且つ前記起立当接片の起立先端縁に前記ピンを軸線直交方向で当接することで前記軸首と前記回転体本体の中心を一致させた請求項1記載の開閉装置の回転体構造。 - 前記起立先端縁には前記ピンにピン中心直交方向で当接して前記回転体本体と前記軸首との相対回転を規制する回転規制面が設けられる請求項9記載の開閉装置の回転体構造
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007113197A JP5193491B2 (ja) | 2007-04-23 | 2007-04-23 | 開閉装置の回転体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007113197A JP5193491B2 (ja) | 2007-04-23 | 2007-04-23 | 開閉装置の回転体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008267042A true JP2008267042A (ja) | 2008-11-06 |
JP5193491B2 JP5193491B2 (ja) | 2013-05-08 |
Family
ID=40046888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007113197A Expired - Fee Related JP5193491B2 (ja) | 2007-04-23 | 2007-04-23 | 開閉装置の回転体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5193491B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61100792U (ja) * | 1984-12-10 | 1986-06-27 | ||
JPS6387326U (ja) * | 1986-11-28 | 1988-06-07 | ||
JP2005054374A (ja) * | 2003-08-05 | 2005-03-03 | Bunka Shutter Co Ltd | 開閉体の移動装置 |
JP2005157158A (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-16 | Os Kogyo Kk | スクリーン装置 |
JP2006316442A (ja) * | 2005-05-11 | 2006-11-24 | Bunka Shutter Co Ltd | 回転体 |
-
2007
- 2007-04-23 JP JP2007113197A patent/JP5193491B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61100792U (ja) * | 1984-12-10 | 1986-06-27 | ||
JPS6387326U (ja) * | 1986-11-28 | 1988-06-07 | ||
JP2005054374A (ja) * | 2003-08-05 | 2005-03-03 | Bunka Shutter Co Ltd | 開閉体の移動装置 |
JP2005157158A (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-16 | Os Kogyo Kk | スクリーン装置 |
JP2006316442A (ja) * | 2005-05-11 | 2006-11-24 | Bunka Shutter Co Ltd | 回転体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5193491B2 (ja) | 2013-05-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6505783B2 (ja) | 日射遮蔽装置、ボトムレールの下限位置調整装置 | |
CN107085265A (zh) | 光纤切割装置 | |
KR20200004571A (ko) | 회전식 전기기기의 헤어핀 용접용 지그 장치 및 이를 이용한 헤어핀 용접 방법 | |
US10401796B2 (en) | Barrel shaft for a clock movement, barrel spring, and barrel including such a spring and/or such a shaft | |
JP5193491B2 (ja) | 開閉装置の回転体構造 | |
JP2003117057A (ja) | 蝶 番 | |
JP2008196666A (ja) | 玉軸受、及びその組立方法、並びにその組立装置 | |
WO2018163441A1 (ja) | 光ファイバ切断装置 | |
JP5184457B2 (ja) | ワーク支持装置 | |
WO2017043042A1 (ja) | レーザ加工ヘッドおよびその原点校正方法 | |
JP2010142007A (ja) | 回転電機 | |
JP4388790B2 (ja) | 内視鏡用光源装置のソケット | |
US6866078B1 (en) | Sliding carriage for vertical blind | |
JP4168007B2 (ja) | モータ | |
JP2007046341A (ja) | 開閉装置の回転体構造 | |
CN105823401A (zh) | 精轧机以及预精轧机的导卫校验平台和校验方法 | |
US7870571B2 (en) | Disc guide of disc carrying device | |
JP2005342766A (ja) | 被溶接物移動型溶接装置及び長尺スクリュー | |
JP5134426B2 (ja) | ウインドレギュレータ | |
KR100862499B1 (ko) | 압연 롤 쵸크 조립을 위한 센터 확인장치 | |
JP2024017427A (ja) | シャッターの駆動軸構造 | |
JP2024017430A (ja) | 開閉機取付機構 | |
JP2020162288A (ja) | ステータの取り付け構造及びモータ | |
JP3752665B2 (ja) | 蝶番 | |
JP2015226380A (ja) | モータホルダ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100208 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120207 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120330 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130108 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130204 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5193491 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160208 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |