JP2008266977A - 線材引き込み器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】線材の入線作業が容易であると共に、雨水の屋内への浸入を防止して、屋根葺き材の上から屋内へ線材を引き込むことができる線材引き込み器具を提供する。
【解決手段】線材引き込み器具10は、屋根葺き材に代替して用いられる瓦形状の基体11と、基体に貫通して設けられ、線材を挿通可能な基体孔部12と、基体孔部及び基体孔部から軒側端部13まで延びる線材導入路15を囲繞するように、基体から立設されていると共に基体と一体化され、軒側端部に向かって開放された立壁体30と、立壁体に対して着脱自在に装着され、立壁体を内嵌させて被覆可能な蓋体50とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、屋根葺き材の上から屋内へ、線材を引き込むために用いられる線材引き込み器具に関するものである。
屋根葺き材の上に設置された太陽電池モジュールからの出力用電線や、テレビアンテナからのアンテナ線などの線材を屋内に引き込むにあたり、線材を屋根面上で引き回して屋根の軒部や袖部まで導き、そこから屋根裏等の屋内に引き込むのでは、屋根の外観が損なわれると共に、線材が劣化し易いという問題がある。そこで、従来より、図8に示すように、円管部101を設け、その奥端に孔部105を設けた瓦100が実施されている。これは、線材を円管部101の開口部102から導入して、更に瓦の孔部105に挿通することにより、屋根下地に設けられた孔部を介して、線材を屋内に引き込むものである。また、円管部101を瓦100の軒側の端部103より延出させることにより、瓦100を伝わる雨水の開口部102からの流入を防止しようと意図している。
また、太陽電池モジュールを配設するために、屋根下地等の屋根材の上にベース板を設け、このベース板に孔部を設け、該孔部及び屋根下地に穿設された孔部を介して、ベース板の上から屋内へ電線を引き込む配線引き込み構造が提案されている(例えば、特許文献1)。これは、上向きの凸状に湾曲させて形成されると共に、一側方に電線が挿通される開口部を有する配線保護カバーをベース板に取付けることにより、開口部からベース板孔部まで線材を導く空間を形成すると共に、ベース板の孔部及びその周辺を被覆し、ベース板孔部及び屋根の孔部を介した屋内への雨水の浸入を防止しようと意図したものである。
特開2005−281980号公報
しかしながら、従来の実施品の瓦100では、線材の導入路となる空間が円管状であり、その入口と出口、すなわち、円管部101の開口部102と瓦の孔部105とが離れているため、線材を入線する作業がし難いという問題があった。特に、太陽電池モジュールからの出力用電線の場合は、モジュールの並列数の増加により電線の数が増加する傾向があるため、多数の電線を開口部102から挿入し、円管部101の内奥で開口部102とは略直交する方向に開口している瓦の孔部105に通すことは、極めて困難であった。ここで、円管部101の長さを短くし、あるいは径を大きくすることによって、入線作業を容易化することも想定し得るが、その場合は開口部102から雨水が流入し易いものとなる恐れがあった。
一方、配線保護カバーをベース板に取付けるものは(特許文献1)、ベース板孔部に線材を挿通する作業を、配線保護カバーを取外した状態で行うことができるため、入線作業は容易に行うことができる。しかしながら、上向きの凸状に湾曲させた配線保護カバーの下端縁とベース板との間から雨水が浸入する恐れが高く、ベース板孔部及び屋根の孔部を介して、屋内に雨水が浸入することが懸念されるものであった。
そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、線材の入線作業が容易であると共に、雨水の屋内への浸入を防止して、屋根葺き材の上から屋内へ線材を引き込むことができる線材引き込み器具の提供を課題とするものである。
上記の課題を解決するため、本発明にかかる線材引き込み器具は、「屋根葺き材の上から屋内へ線材を引き込むための線材引き込み器具であって、屋根葺き材に代替して用いられる、または屋根葺き材に取付けられる略板状の基体と、該基体に貫通して設けられ、線材を挿通可能な基体孔部と、該基体孔部及び該基体孔部から前記基体の軒側端部に向かって延びる線材導入路を囲繞するように、前記基体から立設されていると共に前記基体と一体化され、前記軒側端部に向かって開放された立壁体と、該立壁体に対して着脱自在に装着され、前記立壁体を内嵌させて被覆可能な蓋体とを」具備している。
「線材」は、特に限定されるものではないが、屋根上に設置された太陽電池モジュールや風力発電装置からの出力用電線、テレビアンテナからのアンテナ線、照明装置への入力用電線等を例示することができる。
「屋根葺き材」は、瓦に代表される屋根の仕上げを行うための部材を指し、瓦の他、スレート板材、金属板材、木製板材等を例示することができる。また、「屋根下地」は、屋根葺き材を載置する下地部分であり、一般的には、垂木の上に張り渡した野地板に、防水シートなどの下葺き材が敷かれた構成とされる。
「基体」は、屋根葺き材と代替的に用いられる場合は、屋根葺き材と同一の形状及び寸法に形成することができる。また、屋根葺き材に取付けられる場合は、屋根葺き材が平板状であれば基体を平板状とし、屋根葺き材が湾曲した形状や波形形状であれば、それに対応させて湾曲したり波形となった板状とすることができる。また、基体の素材は特に限定されず、例えば、アルミニウムやアルミニウム合金等の金属製、セラミックス製、粘土製とすることができる。なお、基体の素材と、代替する対象の屋根葺き材や取付け対象の屋根葺き材の素材とは、同一であっても異なっていても構わない。
「立壁体」は、例えば、金属やセラミックスの鋳込み成形により、基体と一体成形することができる。あるいは、立壁体を基体とは別体に形成した後、溶着や接着により両者を強固に一体化することもできる。また、立壁体は軒側端部に向かって開放された構成とされるため、例えば、平面視略U字形、略コ字形、閉端側が流線型となった船形等に形成することができる。なお、立壁体が基体から立設される高さは適宜設定することができるが、雨量の多いときでも基体上を流下する雨水の嵩が立壁体の高さを超えない設定とすることが望ましく、例えば、15〜40mmの高さとすることができる。
「蓋体」は立壁体を「内嵌させて被覆する」構成とされるため、蓋体は立壁体の縁に単に載置されるのではなく、立壁体が蓋体の内側に嵌め込まれる。例えば、蓋体から周縁に沿って立ち上がる周壁部を設け、この周壁部を外側に立壁体を内側にして、両者をぴったりと重畳させる構成や、周壁部を厚みのある構成として周縁に沿った溝を設け、この溝に立壁体を嵌め込む構成とすることができる。
上記の構成により、本発明によれば、着脱自在な蓋体を立壁体から取り外せば、基体孔部の上方、及び基体孔部まで線材を導くための線材導入路の上方が開放されるため、基体孔部に線材を入線する作業を、極めて容易に行うことができる。
また、線材導入路及び基体孔部は立壁体によって取り囲まれており、その立壁体は基体から所定の高さまで立設されており、しかも、基体と一体化された立壁体の根元と基体との間には間隙が生じない構成であるため、基体上を流下する雨水が基体孔部へ流入することを、防止することができる。
更に、立壁体の外側から内側へ線材を導入するために、立壁体が開放されている部分、すなわち線材導入路の入口は、屋根の軒側となる軒側端部に向いているため、基体上を流下する雨水が、線材導入路の入口から立壁体の内側へ流入し難いものとなっている。
加えて、蓋体は、立壁体に対して着脱自在な構成であっても、立壁体を内側に嵌挿させて被覆する構成とされるため、蓋体と立壁体との間からの雨水の浸入を有効に防止することができる。
また、本発明にかかる線材引き込み器具は、上記構成に加え、「前記基体孔部より軒側で前記基体から立設され、略へ字状に屈曲して頂部を前記基体孔部に向けると共に前記軒側端部に向けて拡開し、かつ両先端が自由端となった第一防水壁と、前記基体孔部より軒側で前記基体から立設されると共に前記立壁体から内側に向けて突設され、前記軒側端部に向けて傾斜し、かつ先端が自由端となった第二防水壁とを」具備するものとすることができる。
「第一防水壁」及び「第二防水壁」は、金属やセラミックスの鋳込み成形により、基体と一体的に形成することができる。あるいは、基体とは別体に形成した上で、溶着や接着により基体に取付けることができる。また、第一防水壁及び第二防水壁は、ぞれぞれ複数を設けても良い。更に、第二防水壁は、線材導入路に沿った軸対称の一対による構成とすることもできる。その場合であっても、一対の第二防水壁の先端はそれぞれ自由端であるため、一対の第二防水壁の間には雨水の流通可能な空隙が形成される。また、略へ字形の第一防水壁の両先端も自由端であるため、第一防水壁と立壁体との間には、雨水の流通可能な空隙が形成される。なお、第一防水壁の「ヘ字状」とは、頂部を挟んで屈曲した二つの壁の長さに長短がある場合に限定されず、二つの壁の長さは同じであっても良い。また、第一防水壁及び第二防水壁の高さは、蓋体が立壁体に装着された状態で、蓋体との間に線材を通すことが可能な高さに設定される。
上記の構成により、本発明によれば、万一、線材導入路の入口から立壁体の内側に向けて雨水が浸入しかけても、基体孔部より軒側で基体から立設され、軒側端部に向かって拡開した第一防水壁によって、更に基体孔部側へ浸入することを抑止することができる。また、立壁体に沿って浸入しかけた雨水は、立壁体から突設されている第二防水壁によって、その浸入が抑止される。特に、第二防水壁は、基体孔部より軒側で、軒側端部に向けて傾斜するように立壁体から突出しているため、基体孔部側への雨水の浸入を効果的に抑止することができる。
一方、第一防水壁より基体孔部側まで雨水が浸入した場合であっても、略へ字形の第一防水壁を構成する二つの壁は、いずれも基体孔部側の頂部から軒側端部に向けて傾斜しており、しかもこれらの二つの壁と立壁体との間には空隙があるため、雨水はこれらの二つの壁に沿って案内され、立壁体との間の空隙を通過して立壁体の外側まで排出され易い。また、第二防水壁より基体孔部側まで雨水が浸入した場合であっても、第二防水壁は、軒側端部に向けて傾斜するように立壁体から突設されているため、雨水は第二防水壁に沿って案内され、自由端側を通って立壁体の外側まで排出され易い。
上記のように、本発明は、雨水を流入させ難く、流入してしまった雨水は排出し易い構成とされた第一防水壁及び第二防水壁を備えることにより、基体孔部を介した屋内への雨水の浸入を、効果的に防止することができる。
また、本発明にかかる線材引き込み器具は、「前記基体は、瓦の形状に形成される」ものとすることができる。
「瓦」の形状は特に限定されず、例えば、粘土瓦についてのJIS A 5208の規定による形状及び寸法の区分、あるいはプレスセメント瓦についてのJIS A 5402の規定による形状及び寸法の区分に従って設定することができる。また、桟瓦や、軒部や袖部など屋根の特殊な部位に用いられる役瓦の形状とすることができる。なお、瓦の形状とされる基体の材質は、瓦の材質と異なっていても構わない。例えば、粘土瓦の敷設された屋根に、金属製の基体を用いた本発明の線材引き込み器具を適用することができる。
上記の構成により、屋根葺き材として瓦が使用された屋根に、瓦と代替して本発明の線材引き込み器具を設置することができる。これにより、線材引き込み器具の使用によって線材を屋根面上で引き回す必要がないために、線材が目立ちにくくなることに加えて、線材引き込み器具自体も周囲の瓦と同じ形状で目立ちにくいものとなり、屋根の外観をより高めることができる。また、屋根に敷設される瓦に孔部を穿設しなくても、既存の瓦の一部を本発明の線材引き込み器具と取り替えるのみの簡易な作業で、線材を屋根葺き材の上から屋内まで引き込むことができる屋根の構造とすることができる。なお、基体を瓦の形状とした線材引き込み器具を、瓦と同色とすれば、周囲の瓦の中で一層目立ち難いものとなり、より好適である。
以上のように、本発明の効果として、線材の入線作業が容易であると共に、雨水の屋内への浸入を防止して、屋根葺き材の上から屋内へ線材を引き込むことができる線材引き込み器具を提供することができる。
以下、本発明の第一実施形態である線材引き込み器具について、図1乃至図5に基づいて説明する。ここで、図1は第一実施形態の線材引き込み器具の分解斜視図であり、図2は図1の線材引き込み器具の要部の(a)平面図、及び(b)X−X線断面図であり、図3は図1の線材引き込み器具の蓋体の(a)平面図、(b)A−A線断面図、(c)B−B線断面図、及び(d)C−C線断面図であり、図4(a),(b)は図1の線材引き込み器具を屋根に取付けた状態を示す模式図であり、図5(a),(b)は図1の線材引き込み器具の第一防水壁及び第二防水壁による防水作用を説明する説明図である。
第一実施形態の線材引き込み器具10は、図1に示すように、屋根葺き材に代替して用いられる略板状の基体11と、基体11に貫通して設けられ、線材を挿通可能な基体孔部12と、基体孔部12及び基体孔部12から軒側端部13に向かって延びる線材導入路15を囲繞するように、基体11から立設されていると共に基体11と一体化され、軒側端部13に向かって開放された立壁体30と、立壁体30に対して着脱自在に装着され、立壁体30を内嵌させて被覆可能な蓋体50とを、主に具備している。
より詳細に説明すると、第一実施形態の基体11は、平型の瓦の形状に形成されている。また、立壁体30は、基体11表面に対して略垂直に一定の高さに立設された連続する一つの壁によって、平面視略U字形に形成されている。そして、略U字形の立壁体30が軒側端部13に向かって開放している端部が、線材が線材導入路15に導入される導入路入口16となっている。なお、蓋体50で被覆される側の立壁体30の端部である蓋側端部34には、導入路入口16の近傍及びこれとは反対側の端部の近傍に螺子孔39が設けられており、これらの螺子孔39は、蓋体50を立壁体30に固定するための固定用螺子60の螺子部と螺合可能な構成とされている。
また、本実施形態の線材引き込み器具10は、図2(a),(b)に示すように、基体孔部12より軒側で基体11から立設され、略へ字形に屈曲して頂部41tを基体孔部12に向けると共に軒側端部13(図1参照)に向けて拡開し、かつ両先端41eが自由端となった三つの第一防水壁41a,41b,41cと、基体孔部12より軒側で基体11から立設されると共に立壁体30から内側に向けて突設され、軒側端部13に向けて傾斜し、かつ先端42eが自由端となった一対の第二防水壁42とを具備している。これらの防水壁は、基体孔部12から導入路入口16に向かって、第一防水壁41a、一対の第二防水壁42、第一防水壁41bの順に設けられ、更に、立壁体30の外側で導入路入口16より若干軒側に、第一防水壁41cが設けられている。
ここで、第一防水壁41a,41bの高さは、それぞれ立壁体30の高さより低く、立壁体30の高さとの差が線材の厚さ(太さ)以上となるように設定されている。また、第二防水壁42は、第一防水壁41a,41bより低い高さに設定されている。なお、本実施形態の立壁体30、第一防水壁41a,41b,41c、及び第二防水壁42は、金属の鋳込み成形によって、基体11と一体的に形成されている。
蓋体50は、図3(a),(b),(c)に示すように、上向きに湾曲した天板部51と、導入路入口16と対応する蓋体側入口56を除いて天板部51の周縁から立設された周壁部52とを、主に具備している。ここで、周壁部52は、蓋体50が立壁体30を被覆した状態で、立壁体30の蓋側端部34側を内側にしてぴったりと重畳するように形成されている。また、天板部51の裏面、すなわち蓋体50で立壁体30を被覆した際に基体11と対面する面には、基体11に向かって蓋体突部53が突設されている。この蓋体突部53は、蓋体50が立壁体30に装着された際に、第一防水壁41aと第一防水壁41bとの間に位置するように位置決めされている。更に、蓋体50には、立壁体30の螺子孔39と対応する位置に、螺子用孔部59が設けられている。
次に、第一実施形態の線材引き込み器具10の使用方法について、図4(a)を用いて説明する。線材引き込み器具10が設置される屋根の屋根下地74は、野地板と、野地板の上に敷かれた防水性シート等の下葺き材で構成され、この屋根下地74には、貫通する屋根孔部75が穿設されている。また、屋根下地74には、長尺の角柱状の木材等によって構成される複数の瓦桟76が固定されており、この瓦桟76に屋根葺き材としての瓦71が引掛け掛止されている。
線材引き込み器具10の基体11は、これらの瓦71と同一の形状及び寸法に形成されており、屋根孔部75の上方に位置するべき瓦と代替的に瓦桟76に固定される。このとき、ねじ釘等の緊結用部材(図示しない)を、基体11に設けられた緊結用孔部19(図1参照)に挿通した上で瓦桟76に留付けることにより、瓦桟76に対して基体11を固定することができる。なお、本実施形態では、このように線材引き込み器具10が瓦桟76に固定された状態で、基体孔部12が屋根孔部75のほぼ上方に開口するように、両孔部の位置が設定されている。
この状態で、太陽電池モジュールやテレビアンテナ等から延びた線材88を、導入路入口16(図1,図2参照)から立壁体30の内側へ導入して、基体孔部12に挿通する。そして、更に屋根孔部75に線材88を挿通すれば、線材88を屋内まで引き込むことができる。この際、導入路入口16から基体孔部12まで至る線材導入路15及び基体孔部12の上方の空間は、広く開放されているため、線材88の入線作業を極めて容易に行うことができる。
線材88の引き込み作業が終了したら、蓋体50を立壁体30に装着する。この際、線材88は基体11から立設された第一防水壁41a,41bに架渡された形となっているが、第一防水壁41a,41bと蓋体50との間には線材88の厚さ以上の空隙が形成されるよう設定されているため、蓋体50が浮き上がることなく立壁体30に装着することができる。なお、蓋体50の螺子用孔部59を挿通させた固定用螺子60を、立壁体30の螺子孔39と螺合させることにより、蓋体50を立壁体30に強固に固定することができる(図1参照)。そして、立壁体30が蓋体50によって被覆されるにあたり、立壁体30が蓋体50の内側に嵌め込まれるため、蓋体50と立壁体30との間隙を介して立壁体30の内側に外部から雨水が浸入することが防止される。なお、固定用螺子60の頭部の周囲に、パテ等のシーリング材を充填することにより、螺子用孔部59を介して立壁体30の内部側へ、外部から雨水が浸入することを防止することができる。
加えて、立壁体30及び蓋体50において、線材が導入される導入路入口16及び蓋体側入口56は、屋根の軒側に向かって開放しているため、瓦71及び基体11の表面を流下する雨水が、導入路入口16及び蓋体側入口56を介して立壁体30の内側まで流入し難いものとなっている。
更に、本実施形態の線材引き込み器具10は、第一防水壁41a,41b,41c及び第二防水壁42によっても、基体11表面からの雨水の流入が防止されている。すなわち、図5(a)に実線矢印で図示するように、立壁体30の内側に向かって流入しようとする雨水は、導入路入口16より外側(軒側)に設けられた第一防水壁41c、及び導入路入口16近傍に設けられた第一防水壁41bによって塞き止められる。特に、第一防水壁41b,41cは、共に軒側に向かって略へ字形に拡開しているため、雨水の流入を効果的に防止することができる。更に、第一防水壁41bの先端41eと立壁体30との間隙から雨水が流入しても、基体孔部12側で立壁体30から突設されている一対の第二防水壁42によって塞き止められる。そして、一対の第二防水壁42のそれぞれの先端42eの間を雨水が通過したとしても、更に基体孔部12側に設けられ、略へ字形に軒側に向かって拡開している第一防水壁41aによって塞き止められる。
一方、雨水が立壁体30の内側まで浸入したとしても、図5(b)に実線矢印で図示するように、雨水は第一防水壁41aの先端41eと立壁体30との間隙を通り、立壁体30から突設されると共に軒側に向かって傾斜した第二防水壁42に案内されて、一対の第二防水壁42のそれぞれの先端42eの間を抜け、更に軒側に向けて傾斜した第一防水壁41bに案内されて、第一防水壁41bの先端41eと立壁体30との間隙を通過し、傾斜した第一防水壁41cに更に案内されて外部に排出される。このように、第一防水壁41a,41b,41c及び第二防水壁42は、雨水が流入しにくく排出されやすい構成となっているため、雨水が基体孔部12まで到達し、基体孔部12ひいては屋根孔部75を介して屋内に浸入することが、効果的に防止される。
なお、本実施形態の立壁体30は平面視略U字状の形状であるが、棟側となる閉端部側では、立壁体30の外周はほぼ流線型に形成されている。そのため、立壁体30が基体11の表面から突出していても、図5(a)に二点鎖線矢印で示したように、基体11の表面上を流下する雨を、立壁体30の外周に沿ってスムーズに流下させることができる。
また、図4(a)では、基体孔部12及び屋根孔部75の径の大きさを、共に、PF管等の合成樹脂製可撓電線管86をジョイントするための、汎用のコネクタ81と適合する径に設定し、両孔部12,75にコネクタ81を嵌挿させた場合を例示している。このようにすることにより、線材引き込み器具10を介して屋内に引き込まれた線材88を、合成樹脂製可撓電線管86を用いて屋内で配設することができると共に、仮に隣接する瓦71同士の間隙、あるいは瓦71と線材引き込み器具10との間隙から屋根下地74上へ雨水が流下したとしても、屋根孔部75に嵌挿されたコネクタ81によって、雨水が屋内まで浸入することを防止することができる。
コネクタ81を使用しない場合は、図4(b)に例示するように、屋根孔部75に止水プレート83を設置することにより、屋根孔部75を介して屋内へ雨水が浸入することを防止することができる。この止水プレート83は、例えば、屋根孔部75と連通させるプレート孔部85と、プレート孔部85の外周に沿って立設された止水壁84を有する構成とすることができる。
また、本実施形態の蓋体50は、基体11に向かって突設された蓋体突部53を有することにより、図4(a),(b)に示すように、線材導入路15に導入された線材88は、第一防水壁41a及び第二防水壁41bによって下方から支持されると共に、その間で蓋体突部53によって上から押圧される。このとき、第一防水壁41a及び第二防水壁41bの間に設けられている第二防水壁42は、第一防水壁41a,41bより低い高さに設定されているため、線材88は二つの第一防水壁41a,41bの間で垂れ下がることとなる。これにより、仮に線材88を水滴が伝わって来たとしても、水滴が基体孔部12までは到達し難いものとなっている。更に、線材88は二つの第一防水壁41a,41b及び蓋体突部53により、三点で安定的に支持される。
次に、第二実施形態の線材引き込み器具について、図6及び図7を用いて説明する。ここで、図6は第二実施形態の線材引き込み器具の(a)分解斜視図、及び(b)要部平面図であり、図7は図6の線材引き込み器具を屋根に取付けた状態を示す模式図である。なお、第一実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
第二実施形態の線材引き込み器具20は、図6に示すように、屋根葺き材に取付けられる略板状の基体21と、基体21に貫通して設けられ、線材を挿通可能な基体孔部22と、基体孔部22及び基体孔部22から軒側端部23に向かって延びる線材導入路25を囲繞するように、基体21から立設されていると共に基体21と一体化され、軒側端部23に向かって開放された立壁体30と、立壁体30に対して着脱自在に装着され、立壁体30を内嵌させて被覆可能な蓋体50とを、主に具備している。
より詳細に説明すると、基体21は金属で平板状に形成され、基体21を屋根葺き材に固定する緊結用部材を挿通するための緊結用孔部29が、基体孔部22を中心とする略正三角形の頂点となる位置に三つ設けられている。なお、立壁体30の構成は第一実施形態と同様であり、第一防水壁41a,41b及び第二防水壁42についても、第一実施形態と同様である。なお、第二実施形態では、導入路入口26が軒側端部23のごく近傍となる設定とされているため、第一実施形態の第一防水壁41cに相当する構成は具備していないが、基体21をより軒側まで延出させて、第一防水壁41cに相当する構成を備えるものとしても構わない。なお、第二実施形態の蓋体50は、第一実施形態の蓋体50としても、共通して使用可能な設定とされている。
線材引き込み器具20の使用方法について、図7を用いて説明する。第二実施形態の線材引き込み器具20は、スレート板材等の板状の屋根葺き材72が屋根下地74の上に敷設された屋根に対して、好適に使用することができる。この場合、屋根下地74の屋根孔部75と連通する位置で、屋根葺き材72に屋根葺き材孔部79が穿設される。そして、屋根葺き材孔部79と基体孔部22とが一致するように、屋根葺き材72に基体21を取付ける。このとき、ねじ釘等の緊結用部材(図示しない)を、緊結用孔部29に挿通した上で屋根葺き材72に留め付けることにより、基体21を屋根葺き材72に対して固定することができる。なお、本実施形態の緊結用孔部29は、基体孔部22の周囲で略正三角形を構成する位置に三つ設けられているため、基体孔部22の近傍で基体21と屋根葺き材72とが密着するように固定し易く、水密性を高めることができる。
また、図7に示すように、基体孔部22、屋根葺き材孔部79、及び屋根孔部75に嵌挿されるスリーブ材82を用いることにより、屋根葺き材72同士の間隙、及び屋根葺き材72と線材引き込み器具20との間隙を介して、屋根孔部75へ雨水が浸入することを防止できると共に、屋根葺き材孔部79を補強することができる。
上記のように、第一実施形態及び第二実施形態の線材引き込み器具10,20によれば、着脱自在な蓋体50を取り外して、線材導入路15,25及び基体孔部12,22の上方を広く開放することができるため、基体孔部12,22に線材88を入線する作業を、極めて容易に行うことができる。
また、線材導入路15,25及び基体孔部12,22は、基体11,21と一体的に形成され、所定の高さまで立設された立壁体30によって取り囲まれていると共に、線材が導入される導入路入口16,26は軒側で開放しているため、基体11,21の表面を流下する雨水が立壁体30の内側に浸入し難い。更に蓋体50は、周壁部52の内側に立壁体30の蓋側端部34側を重畳させて立壁体30を被覆する構成であるため、蓋体50と立壁体30との間から立壁体30の内側に雨水が浸入し難い。かかる構成により、基体孔部12,22ひいては屋根孔部75を介して、屋内に雨水が浸入することを防止することができる。
加えて、第一防水壁41a,41b,41c、及び第二防水壁42を備えることにより、立壁体30の内側に雨水が流入し難いと共に、排出され易いものとなっている。更に、蓋体突部53を備えることにより、雨水が線材を伝わって立壁体30の内側に浸入したとしても、基体孔部12,22まで到達し難いものとなっている。
また、第一実施形態では基体11が瓦の形状とされることにより、線材を引き込むために瓦に孔部を穿設する必要がなく、線材引き込み器具10を既存の瓦と代替して、容易に屋根に設置することができる。加えて、線材引き込み器具10自体が、周囲の瓦の中で目立ちにくいものとなり、屋根の外観を高めることができる。一方、第二実施形態では、基体21が屋根葺き材に取付けられる板状に形成されるため、屋根葺き材の種類を問わず、屋根の構造を、屋根上から屋内に線材を引き込むことができる構造とすることができる。
更に、上記の実施形態では、線材引き込み器具10,20の各構成がいずれも金属製であるため、例えば蓋体を樹脂製とする場合に比べて防火性能が高く、屋根の施工用の部材として好適なものとなっている。
加えて、第一実施形態及び第二実施形態の線材引き込み器具10,20では、蓋体50を共通の構成としているため、種類の異なる線材引き込み器具をコストを抑えて製造することができると共に、部材の販売業者や屋根の施工業者にとって、部材の管理が容易なものとなる。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
例えば、第一実施形態では、基体を平型の瓦の形状とする場合を例示したが、これに限定されず、波型の瓦の形状に形成することもできる。また、第二実施形態では、基体を平板状に形成する場合を例示したが、これに限定されず、屋根葺き材の形状に対応させて、湾曲した形状や波型の形状とすることができる。
また、第一防水壁及び第二防水壁の設置数や設置順は、上記の実施形態に限定されるものではない。
更に、基体及び立壁体を一体的に鋳込み成形する場合を例示したが、これに限定されず、両者を別体に成形した上で溶接、接着しても良い。また、各構成が金属製の場合を例示したが、材質はこれに限定されず、例えば、粘土やセラミックスによって、線材引き込み器具を構成させることができる。
また、第一実施形態では、立壁体の導入路入口と基体の軒側端部との間にある程度の距離がある場合を例示したが、これに限定されず、より軒側端部側で導入路入口が開放される設定としても良い。本発明は、蓋体を取り外して容易に入線作業を行うことができるため、導入路入口から基体孔部までの距離を長くとっても入線作業に支障がない。加えて、このような設定とすることにより、雨水が基体孔部まで、より到達し難い構成となる。
第一実施形態の線材引き込み器具の分解斜視図である。 図1の線材引き込み器具の要部の(a)平面図、及び(b)X−X線断面図である。 図1の線材引き込み器具の蓋体の(a)平面図、(b)A−A線断面図、(c)B−B線断面図、及び(d)C−C線断面図である。 図1の線材引き込み器具を屋根に取付けた状態を示す模式図である。 る図1の線材引き込み器具の第一防水壁及び第二防水壁による防水作用を説明する説明図である。 第二実施形態の線材引き込み器具の(a)分解斜視図、及び(b)要部平面図である。 図6の線材引き込み器具を屋根に取付けた状態を示す模式図である。 従来の実施品の斜視図である。
符号の説明
10,20 線材引き込み器具
11,21 基体
12,22 基体孔部
13,23 軒側端部
15,25 線材導入路
30 立壁体
41a,41b,41c 第一防水壁
42 第二防水壁
50 蓋体
74 屋根下地
75 屋根孔部
88 線材

Claims (3)

  1. 屋根葺き材の上から屋内へ線材を引き込むための線材引き込み器具であって、
    屋根葺き材に代替して用いられる、または屋根葺き材に取付けられる略板状の基体と、
    該基体に貫通して設けられ、線材を挿通可能な基体孔部と、
    該基体孔部及び該基体孔部から前記基体の軒側端部に向かって延びる線材導入路を囲繞するように、前記基体から立設されていると共に前記基体と一体化され、前記軒側端部に向かって開放された立壁体と、
    該立壁体に対して着脱自在に装着され、前記立壁体を内嵌させて被覆可能な蓋体と
    を具備することを特徴とする線材引き込み器具。
  2. 前記基体孔部より軒側で前記基体から立設され、略へ字状に屈曲して頂部を前記基体孔部に向けると共に前記軒側端部に向けて拡開し、かつ両先端が自由端となった第一防水壁と、
    前記基体孔部より軒側で前記基体から立設されると共に前記立壁体から内側に向けて突設され、前記軒側端部に向けて傾斜し、かつ先端が自由端となった第二防水壁と
    を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の線材引き込み器具。
  3. 前記基体は、瓦の形状に形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の線材引き込み器具。
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