JP2008266388A - ダイボンディング用熱硬化性フィルム及びこれを用いた半導体装置の製造方法 - Google Patents

ダイボンディング用熱硬化性フィルム及びこれを用いた半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ダイシング時にチップ等の接着性に優れ、かつピックアップ時にはダイシングテープとの剥離が可能で、硬化した後には半導体チップ等と、基板又はリードフレーム等と、の接着性に優れ、チップ又は基板若しくはリードフレーム等との間のボイド発生が抑制されるダイボンディング用熱硬化性フィルムが提供する。
【解決手段】(A)ビニル基が結合したフェニル基を両末端に持つポリエーテルと、(B)熱可塑性エラストマー及び/又はゴムと、を含む、ダイボンディング用熱硬化性フィルムである。
【選択図】なし

Description

本発明は、半導体装置に用いるダイボンディング用熱硬化性フィルム及びこれを用いる半導体装置の製造方法に関するものである。
一般に、ICなどの半導体の組立工程は、パターン形成された半導体ウェハーを、チップにダイシングする工程と、チップの基板等へのダイボンディング工程と、チップを封止する工程からなる。ダイシング工程は、半導体ウェハーをダイシングテープに貼り付け固定し、所望のチップ形状にダイシングを行う工程であり、ダイボンディング工程は、チップをダイシングテープからピックアップし、基板又はリードフレーム等に固定、接着する工程であり、チップ封止工程は、チップを封止用樹脂等で基板又はリードフレーム等と封止する工程である。
上記工程に使用されるフィルムには、ダイシング時にダイシングテープからのチップ飛び等が発生しないよう、チップとの接着強度が要求され、しかも、チップをピックアップする際にはダイシングテープから容易に剥離でき、その上、ダイボンディング後にはチップと基板等と、の十分な接着強度が要求される。
これらの目的を達成するため、紫外線、電子線などの放射線硬化性炭素−炭素二重結合含有基、エポキシ基含有基、及びカルボキシル基をそれぞれ有するアクリル系粘着剤が開示されている(特許文献1等参照)。
しかしながら、ダイシング後のピックアップ時のフィルムからのウェハーの剥離を避けるために、ダイシング時にウェハーとの接着力が十分で、しかもピックアップ時にはダイシングテープとの剥離が可能で、さらに、硬化後には、チップ又は基板等と十分な接着強度を有し、かつチップ又は基板等との間にボイドが抑制されたダイボンディング用熱硬化性フィルムは、まだ実用化されていない。
特開2003−261838号公報
本発明は、ダイボンディング時にはチップが剥離しないよう、チップとの十分な接着力を有し、かつピックアップ時にはダイシングテープとの剥離が可能で、硬化後にはチップ及び基板若しくはリードフレーム等と十分な接着力を有し、さらにチップ又は基板若しくはリードフレーム等との間のボイド発生が抑制されるダイボンディング用熱硬化性フィルムを提供すること、を課題とする。
本発明は、(A)以下の一般式(1)で示されるビニル化合物と、
Figure 2008266388
Figure 2008266388
(式中、
1、R2、R3、R4、R5、R6、R7は同一又は異なってもよく、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、ハロゲン化アルキル基又はフェニル基であり、
−(O−X−O)−は構造式(2)で示され、ここで、R8、R9、R10、R14、R15は、同一又は異なってもよく、ハロゲン原子又は炭素数6以下のアルキル基又はフェニル基であり、R11、R12、R13は、同一又は異なってもよく、水素原子、ハロゲン原子又は炭素数6以下のアルキル基又はフェニル基であり、
−(Y−O)−は構造式(3)で示される1種類の構造、又は構造式(3)で示される2種類以上の構造がランダムに配列したものであり、ここで、R16、R17は同一又は異なってもよく、ハロゲン原子又は炭素数6以下のアルキル基又はフェニル基であり、R18、R19は同一又は異なってもよく、水素原子、ハロゲン原子又は炭素数6以下のアルキル基又はフェニル基であり、
Zは炭素数1以上の有機基であり、場合により酸素原子、窒素原子、硫黄原子、ハロゲン原子を含むこともあり、
a、bは少なくともいずれか一方が0でない、0〜300の整数を示し、
c、dは0又は1の整数を示す。)
(B)熱可塑性エラストマー及び/又はゴムと、
を含む、ダイボンディング用熱硬化性フィルムに関する。
さらに、本発明は、ダイボンディング用熱硬化性フィルムが、ダイシングテープに積層されてなる、積層フィルムに関する。また、ダイボンディング用熱硬化性フィルム又は積層フィルムを用いた、半導体装置の製造方法に関する。
本発明によれば、ダイシング時にチップ等の接着性に優れ、かつピックアップ時にはダイシングテープとの剥離が可能で、硬化した後には半導体チップ等と、基板又はリードフレーム等と、の接着性に優れ、チップ又は基板若しくはリードフレーム等との間のボイドが抑制されるダイボンディング用熱硬化性フィルムが提供される。また、該ダイボンディング用熱硬化性フィルムを硬化して得られる樹脂は、弾性率が低く、かつ高周波領域で低誘電率・低誘電正接を有し、半導体装置の製造等において、極めて有用である。
本発明のダイボンディング用熱硬化性フィルムは、成分(A)として、上記の一般式(1)で示されるビニル化合物を含む。これらの化合物は、特開2004−59644号公報に記載されたとおりである。
一般式(1)で示されるビニル化合物の−(O−X−O)−についての構造式(2)において、R、R、R10、R14、R15は、好ましくは、炭素数3以下のアルキル基であり、R11、R12、R13は、好ましくは、水素原子又は炭素数3以下のアルキル基である。具体的には、構造式(4)が挙げられる。
Figure 2008266388
−(Y−O)−についての構造式(3)において、R16、R17は、好ましくは、炭素数3以下のアルキル基であり、R18、R19は、好ましくは、水素原子又は炭素数3以下のアルキル基である。具体的には、構造式(5)又は(6)が挙げられる。
Figure 2008266388
Zは、炭素数3以下のアルキレン基が挙げられ、具体的には、メチレン基である。
a、bは少なくともいずれか一方が0でない、0〜300の整数を示し、好ましくは0〜30の整数を示す。
数平均分子量1000〜3000である一般式(1)のビニル化合物が好ましい。数平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー法(GPC)により、標準ポリスチレンによる検量線を用いた値とする。
上記の一般式(1)のビニル化合物は、単独でも、2種以上組み合わせて用いてもよい。
本発明のダイボンディング用熱硬化性フィルムは、成分(B)として、熱可塑性エラストマー及び/又はゴムを含む。熱可塑性エラストマーとしては、スチレン系熱可塑性エラストマー、例えばスチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体等、オレフィン系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー等が挙げられる。
ゴムとしては、スチレン−ブタジエンゴム、ブチルゴム、ブタジエンゴム、アクリルゴム等が挙げられ、好ましくは、スチレン−ブタジエンゴムである。
硬化物の弾性率の点から熱可塑性エラストマーが好ましい。特に、基板の凹凸への埋め込み性及び誘電率の点から、スチレン系熱可塑性エラストマーが好ましい。例えば、ポリスチレンブロック−ブタジエンブロック−スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレンブロック−イソプレンブロック−スチレンブロック共重合体(SIS)が好ましい。
スチレン系熱可塑性エラストマーとしては、成分(A)との相溶性の観点から、スチレン重合体ブロックとオレフィン重合体ブロックのブロック共重合体であると好ましい。
例えば、ポリスチレンブロック−ポリ(エチレン/プロピレン)ブロック共重合体(SEP)、ポリスチレンブロック-ポリ(エチレン/プロピレン)ブロック-ポリスチレンブロック共重合体(SEPS)、ポリスチレンブロック-ポリ(エチレン/ブチレン)ブロック-ポリスチレンブロック共重合体(SEBS)、ポリスチレンブロック-ポリ(エチレン-エチレン/プロピレン)ブロック-ポリスチレンブロック共重合体(SEEPS)が好ましい。スチレン系熱可塑性エラストマーは、重量平均分子量は、30,000〜200,000であるものが好ましい。重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー法(GPC)により、標準ポリスチレンによる検量線を用いた値とする。
また、スチレン重合体ブロックとオレフィン重合体ブロックのブロック共重合体を使用すると、UV硬化型ダイシングテープと積層したとき、UV照射によりダイシングテープとダイボンディング用熱硬化性フィルム間の接着力が減少し、チップのピックアップ作業が容易になり得る。
熱可塑性エラストマー及び/又はゴムは、単独でも、2種以上組み合わせて用いてもよい。
成分(A)と成分(B)の重量割合は、10:90〜90:10であることが好ましく、硬化物が低誘電率・低誘電正接と低弾性率をバランスよく備えるためには、より好ましくは40:60〜60:40であり、特に好ましくは、45:55〜55:45である。
ダイボンディング用熱硬化性フィルムの厚みは、50μm以下であることが好ましく、例えば2〜50μmとすることができる。昨今の電子部品の薄型化への対応の点から、30μm以下が好ましく、より好ましく20μm以下である。また、基板等の凹凸への埋め込み性の観点からは5μm以上が好ましい。
ダイボンディング用熱硬化性フィルムの粘度は、基板等の凹凸への埋め込み性が良好で、シリコン等のチップの破損を抑制し、かつダイボンディング用熱硬化性フィルムへのピンホール等の発生を抑制する観点から、150〜200℃での温度の粘度が10〜105Pa・sであることが好ましい。上記粘度が10Pa・s以上であると、チップを基板等にマウントするとき等に、ダイボンディング用熱硬化性フィルムのはみ出し量が抑えられ、又は、ダイボンディング用熱硬化性フィルムがチップ側面を這上し、ワイヤーボンディングパッド等を汚損する傾向も小さい。また、上記粘度が105Pa・s以下であると、基板等の凹凸への埋め込み性が良好で、チップ又は基板等とダイボンディング用熱硬化性フィルムとの間の空隙率も抑えられやすい。さらに好ましくは、102〜104Pa・sである。
ダイボンディング用熱硬化性フィルムは、ダイシングテープとの接着強度が2×10-6〜2×10-4Paであると、ダイシング後のチップをピックアップ作業が良好となり、好ましい。
ダイボンディング用熱硬化性フィルムは、ダイシングテープを備えることが好ましく、ハンドリング性の観点から、ダイシングテープ上にダイボンディング用熱硬化性フィルムが積層されているとさらに好ましい。
ダイボンディング用熱硬化性フィルムは、ダイシングテープを介し、放射照度が100〜250mW/cm2、積算光量が50〜3000mJ/cm2で紫外線を照射した後のダイシングテープとの接着強度が2×10-6〜2×10-4Paであると、紫外線照射によるダイシングテープの硬化に伴うダイシングテープの接着力が低下し、ダイシング後のチップのピックアップ作業が良好となり、さらに好ましい。
なお、ダイボンディング用熱硬化性フィルムは、本発明の効果を損なわない範囲で、無機フィラー、粘着性付与剤、消泡剤、流動調整剤、成膜補助剤、分散助剤等の添加剤を含むことができる。
ダイボンディング用熱硬化性フィルムは、硬化触媒を使用しなくとも加熱のみによって硬化することができる。
次に、上記ダイボンディング用熱硬化性フィルム1の製造方法について、説明する。
上記ダイボンディング用熱硬化性フィルム1は、成分(A)及び(B)を含む原料を、有機溶剤に溶解又は分散させてワニスとし、得られたワニスを所望の支持体に塗布・乾燥させて形成することができる。
有機溶剤としては、芳香族系溶剤、例えばトルエン、キシレン等、ケトン系溶剤、例えばメチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等が挙げられる。有機溶剤は、単独でも、2種以上を組み合わせて用いてもよい。また、有機溶剤の使用量は、特に限定されないが、好ましくは、固形分が20〜50重量%となるように使用することが好ましい。作業性の点から、ワニスは、100〜2000mPa・sの粘度の範囲であることが好ましい。粘度は、E型粘度計を用いて、回転数5rpm、25℃で測定した値とする。
支持体は、特に限定されず、銅、アルミニウム等の金属箔、ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂等の有機フィルム等が挙げられる。支持体はシリコーン系化合物等で離型処理されていてもよい。
さらに、図1に示すように、ダイシングテープ2を、ダイボンディング用熱硬化性フィルム1の支持体とし、積層フィルムとすることも可能である。
ワニスを塗布する方法は、特に限定されないが、薄膜化・膜厚制御の点からはマイクログラビア法、スロットダイ法、ドクターブレード法が好ましい。マイクログラビア法により、例えば、厚み50μm以下のダイボンディング用熱硬化性フィルムを得ることができる。
乾燥条件は、ワニスに使用される有機溶剤の種類や量、塗布の厚み等に応じて、適宜、設定することができ、例えば、50〜120℃で、1〜30分程度とすることができる。
このようにして得られたダイボンディング用熱硬化性フィルム1は、良好な保存性を有する。
さらに、上記ダイボンディング用熱硬化性フィルム1は、埋め込み性がよく、基板等の凹凸への埋め込み性が良好である。またレーザーによる穴あけ等の加工性にも優れている。
ダイボンディング用熱硬化性フィルム1は未硬化の状態であり、さらに硬化させることができる。硬化条件は、適宜、設定することができ、例えば、150〜250℃で、10〜120分程度とすることができる。
この硬化物は、高周波領域で低誘電率・低誘電正接を有しており、例えば、温度25℃、周波数5GHzの条件で、誘電率4以下、誘電正接0.025以下のレベルとすることができる。さらに、例えば、成分(A)及び(B)の配合割合等の制御を通じて、誘電率2.6以下、誘電正接0.005以下のレベルを達成することもできる。
また、この硬化物は、低弾性率であり、応力緩和にも寄与することができ、加工上、ハンドリングがしやすい。例えば、動的粘弾性測定による弾性率として、温度25℃で、3.5GPa以下にすることができる。さらに、例えば、成分(A)及び(B)の配合割合等の制御を通じて、1.5GPa以下のレベルを達成することもできる。
次に、図2に基づいて、上記ダイボンディング用熱硬化性フィルム1の使用方法について説明するが、本願発明の実施の形態は以下に限定されない。
まず、ダイボンディング用熱硬化性フィルム1を、パターン形成されたシリコン等の半導体ウェハー3へ貼り付ける(図2(A))。貼り付けは、半導体ウェハー3にダイボンディング用熱硬化性フィルム1を密着させて行うが、ロール、又はプレス等により熱圧着することにより行ってもよい。
次に、ダイボンディング用熱硬化性フィルム1に半導体ウェハー3を貼り付けた面と反対の面に、ダイシングテープ2を貼り付ける(図2(B))。この貼り付けは、図2(A)の貼り付けと同様に行うことができる。
上記貼り付け後、半導体ウェハー3とダイボンディング用熱硬化性フィルム1と、を所望の形状にダイシングする(図2(C))。このとき、ダイシングテープ2の一部又は全部をダイシングしてもよい。このダイシング工程は、通常の半導体装置の製造工程で使用する工程と同様であってよい。
ダイシングテープ2にUV硬化型を用いる場合には、ダイシングテープ2を介して紫外線を照射することができる(図2(D))。この工程により、次のダイボンディング工程での半導体チップ4及びダイボンディング用熱硬化性フィルム1のピックアップの作業性を向上させることが可能である。なお、ダイシングテープ2が、加熱剥離型、感圧(弱粘着)型等の場合には、この工程は省略することができる。
次に、ダイボンディング工程に移る。この工程では、まず、ダイシングした半導体チップ4及びダイボンディング用熱硬化性フィルム片10を、マウンターのヘッド5で吸着等して、ダイシングテープ2からピックアップする(図2(E))。
上記ピックアップした半導体チップ4及びダイボンディング用熱硬化性フィルム片10を、基板6にマウントする(図2(F))。このとき、温度120〜150℃、荷重200〜1000g、2〜20秒でダイボンディングすることが好ましい。なお、基板6の替わりにリードフレーム等にマウントすることもできるし、基板6及びリードフレーム等とともにマウントすることも可能である。
次に、ダイボンディング用熱硬化性フィルム片10を加熱により硬化させる(図2(G))。
上記工程の後、必要に応じて、ワイヤーボンディングなどの配線を行った後、市販の封止用樹脂等を用い、チップを封止し、半導体装置を製造することができる。なお、上記工程は、必要でなければ、一部を省略することも可能である。
以下、実施例により、本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。表示は、断りのない限り、重量部である。
表1に示す配合で、トルエンを溶剤としてワニスを調製した(固形分約30重量%)。得られたワニスを、厚さ38μm、幅320mmのポリエチレンテレフタレート製フィルム上に、厚み25±1μm、幅300mmとなるようマイクログラビアコーターで塗布し、70℃、10分間の後、120℃、5分間の条件で乾燥させて、ダイボンディング用熱硬化性フィルム(以下、フィルムと記す)を得た。
(相溶性観察)
上記調製時のワニスの外観とフィルム形成後の外観を目視で観察し、相溶性を判断した。その結果を表1に示す。ワニス及びフィルムのいずれにも白濁が観察されない場合に、相溶性○、ワニス又はフィルムの少なくとも一方に白濁が観察された場合には×とした。実施例1〜3は、良好な相溶性を示した。
(フィルムのクラック観察)
上記乾燥後のフィルムを外径86mm、幅350mmの紙管に巻き取った。乾燥後及び巻き取り後のフィルムをクラック発生の有無を目視で観察した。その結果を表1に示す。乾燥後、巻き取り後ともにクラックが発生しなかったものを○とした。実施例1〜3は、フィルムにクラックが発生しないことを示した。
(硬化発生ボイドの観察)
次に、幅10mm、長さ10mmの上記フィルムを幅5mm、長さ5mm、厚さ1mmのガラス板で挟み、温度120℃、荷重500gで10秒間熱圧着し、試験片を作製した。上記試験片を、120℃、150℃、180℃、200℃、250℃の各温度で120分間加熱し、フィルム硬化中、又は硬化後の高温保持で、ボイドが発生するか否かの評価を行った。上記加熱後に顕微鏡を用い、40倍の倍率でボイドの有無を確認した。その結果を表1に示す。ボイドの発生が確認されないときを○、ボイドの発生が確認されたときを×とした。実施例1〜3は、フィルム内部及びフィルムとガラス板との界面にボイドが発生しなかったことを示す。
(基板等への埋込み性評価)
幅5mm、長さ5mmの上記フィルムを貼り付けた幅5mm、長さ5mm、厚さ1mmのガラスチップを、パターン上へレジストが形成された5〜30μmの凹凸のあるFR−4基板上へ、温度180℃、荷重500gで10秒間マウントし、試験片を作製した。試験片のガラスチップを顕微鏡により40倍の倍率で空隙の有無を確認した。その結果を表1に示す。ガラスチップとFR−4基板との間の空隙率が2%未満のときを○、空隙率が2%以上のときを×とした。実施例1〜3は、基板への埋め込み性が良好で、フィルムと基板との界面に空隙の発生が観察されなかったことを示す。
(UV硬化型ダイシングテープを用いたときのピックアップ性試験)
幅10mm、長さ10mmの上記フィルムと幅10mm、長さ10mm、厚さ0.75mmのシリコンチップとを室温で貼り付けた。上記フィルムのシリコンチップを貼り付けた面と反対の面をリンテック社製UV硬化型ダイシングテープと接着させ、試験片を作製した。上記試験片のダイシングテープ面にUV光を照射した。上記UV光は、メタルハライドランプで、放射照度が200mW/cm2、積算光量が1800mJ/cm2となるように照射した。その後、シリコンチップのほぼ中央部に、直径が約5mmの治具を取り付けた。上記ダイシングテープを固定し、卓上型オートグラフ(アイコーエンジニアリング社製、型番1605HTP)に取り付けた治具で引張り、室温(25℃)で引張り強度を測定した。その結果を表1に示す。ピックアップ時にシリコンチップ内、及びフィルム内での破壊が発生しないよう、シリコンチップ、及びフィルムの材料強度を考慮し、引張り強度が1N/(10mm×10mm)未満のときを○、1N/(10mm×10mm)以上のときを×とした。実施例1〜3は○であった。実施例1〜3は試験片作成の段階(硬化前)では、優れたテープとの接着性を示した。
次に、硬化後のフィルムの特性試験を行った。特に、記載がないときの硬化条件は、温度180℃で、120分間である。
(チップ及び基板との接着性試験)
幅2mm、長さ2mmの上記フィルムを貼り付けた幅2mm、長さ2mm、厚さ0.75mmのシリコンチップをガラスエポキシ製基板上に、フィルム面を下にして、温度180℃、荷重500gでダイボンディングした。ダイボンディング後、温度180℃で120分硬化させ、試験片を作製した。ワイヤーボンディング時の作業温度を考慮し、温度180℃で、上記試験片を、ボンドテスター(アークテック社製、型番:万能型ボンドテスターシリーズ4000)を用い、剪断速度0.1mm/秒で、剪断強度を測定した。その結果を表1に示す。剪断強度が10N/(2mm×2mm)以上のときを○、10N/(2mm×2mm)未満のときを×とした。実施例1〜3は、○であった。
(ガラス転移温度と弾性率の測定)
ガラス転移温度(Tg)と、25℃での貯蔵弾性率と、を動的粘弾性測定(DMA)により、周波数10Hz(引張りモード)で測定した。結果を表2に示す。
(高温での弾性率測定)
フィルムを幅10mm、長さ40mmに切断後、硬化させ、試験片とした。この試料をセイコーインスツルメンツ社製(型番EXSTAR6000 DMS)を用い、DMA法(動的粘弾性測定)で、つかみ幅15mm、昇温速度3℃/分、周波数10Hz、引張りモードで、220℃の貯蔵弾性率を測定した。その結果を表1に示す。ワイヤーボンディング時の変形が大きくならないよう、弾性率が10MPa以上のときを○、10MPa未満のときを×とした。実施例1〜3は、○であった。
(誘電率と誘電正接の測定)
次に、硬化させた後のフィルムを40mm×100mmに切り取り、直径約2mmの筒状にして、誘電率(ε)、誘電正接(tanδ)を、空洞共振器を用いて、温度25℃、周波数5GHzで測定した。結果を表2に示す。
比較例として、表1に示す配合で、トルエンを溶剤として樹脂組成物のワニスを調製した(固形分約30重量%)。他は、実施例1〜5と同様に試験を行った。比較例1では空隙率が×、比較例2、3では剪断強度と弾性率が×評価であった。
Figure 2008266388
Figure 2008266388
本発明のダイボンディング用熱硬化性フィルムとダイシングテープとの積層フィルムの模式図である。 本発明のダイボンディングフィルムの使用方法の一例である。
符号の説明
1 ダイボンディング用熱硬化性フィルム
2 ダイシングテープ
3 半導体ウェハー
4 半導体チップ
5 マウンターのヘッド
6 基板
7 配線
8 レジスト
10 ダイボンディング用熱硬化性フィルム片

Claims (15)

  1. (A)以下の一般式(1)で示されるビニル化合物と、
    Figure 2008266388

    Figure 2008266388

    (式中、
    、R、R、R、R、R、Rは同一又は異なってもよく、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、ハロゲン化アルキル基又はフェニル基であり、
    −(O−X−O)−は構造式(2)で示され、ここで、R、R、R10、R14、R15は、同一又は異なってもよく、ハロゲン原子又は炭素数6以下のアルキル基又はフェニル基であり、R11、R12、R13は、同一又は異なってもよく、水素原子、ハロゲン原子又は炭素数6以下のアルキル基又はフェニル基であり、
    −(Y−O)−は構造式(3)で示される1種類の構造、又は構造式(3)で示される2種類以上の構造がランダムに配列したものであり、ここで、R16、R17は同一又は異なってもよく、ハロゲン原子又は炭素数6以下のアルキル基又はフェニル基であり、R18、R19は同一又は異なってもよく、水素原子、ハロゲン原子又は炭素数6以下のアルキル基又はフェニル基であり、
    Zは炭素数1以上の有機基であり、場合により酸素原子、窒素原子、硫黄原子、ハロゲン原子を含むこともあり、
    a、bは少なくともいずれか一方が0でない、0〜300の整数を示し、
    c、dは0又は1の整数を示す。)
    (B)熱可塑性エラストマー及び/又はゴムと、
    を含む、ダイボンディング用熱硬化性フィルム。
  2. 成分(B)が、スチレン系熱可塑性エラストマーである、請求項1記載のダイボンディング用熱硬化性フィルム。
  3. 成分(B)が、スチレンブロック−ブタジエンブロック−スチレンブロック共重合体、スチレンブロック−イソプレンブロック−スチレンブロック共重合体である、請求項2のダイボンディング用熱硬化性フィルム。
  4. 成分(B)が、スチレン系重合体ブロックとオレフィン重合体ブロックのブロック共重合体である、請求項2記載のダイボンディング用熱硬化性フィルム。
  5. 成分(B)が、ポリスチレンブロック−ポリ(エチレン/プロピレン)ブロック共重合体、ポリスチレンブロック-ポリ(エチレン/プロピレン)ブロック-ポリスチレンブロック共重合体、ポリスチレンブロック-ポリ(エチレン/ブチレン)ブロック-ポリスチレンブロック共重合体、又はポリスチレンブロック-ポリ(エチレン-エチレン/プロピレン)ブロック-ポリスチレンブロック共重合体である、請求項4記載のダイボンディング用熱硬化性フィルム。
  6. 成分(A)と成分(B)の重量割合が、40:60〜60:40である、請求項1〜5のいずれか1項記載のダイボンディング用熱硬化性フィルム。
  7. 厚さが、5〜30μmである、請求項1〜6のいずれか1項記載のダイボンディング用熱硬化性フィルム。
  8. 150〜200℃での温度の粘度が、10〜105Pa・sである、請求項1〜7のいずれか1項記載のダイボンディング用熱硬化性フィルム。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項記載のダイボンディング用熱硬化性フィルムを用いて、半導体チップと基板又はリードフレームを接着してなる半導体装置。
  10. 請求項1〜8のいずれか1項記載のダイボンディング用熱硬化性フィルムが、ダイシングテープに積層されてなる、積層フィルム。
  11. ダイボンディング用熱硬化性フィルムとダイシングテープとの接着強度が、2×10−6〜2×10−4Paである、請求項10記載の積層フィルム。
  12. ダイシングテープを介し、放射照度が100〜250mW/cm2、積算光量が50〜3000mJ/cm2で紫外線を照射した後のダイボンディング用熱硬化性フィルムとダイシングテープとの接着強度が、2×10-6〜2×10-4Paである、請求項11記載の積層フィルム。
  13. 請求項1〜8のいずれか1項記載のダイボンディング用熱硬化性フィルムの一方の面にウェハーを接着し、ウェハーが接着された面と反対の面にダイシングテープを接着し、ウェハーとダイボンディング用熱硬化性フィルムとを少なくともダイシングし、場合により、ダイシングテープを介して紫外線を照射し、ダイシングしたウェハーとダイボンディング用熱硬化性フィルムをピックアップし、ダイボンディング用熱硬化性フィルム付きチップを基板へ熱圧着した後、ダイボンディング用熱硬化性フィルムを硬化させることを含む、半導体装置の製造方法。
  14. 請求項10〜12のいずれか1項記載の積層フィルムのダイボンディング用熱硬化性フィルムとウェハーを接着し、ウェハーとダイボンディング用熱硬化性フィルムとを少なくともダイシングし、場合により、ダイシングテープを介して紫外線を照射し、ダイシングしたウェハーとダイボンディング用熱硬化性フィルムをピックアップし、ダイボンディング用熱硬化性フィルム付きチップを基板へ熱圧着した後、ダイボンディング用熱硬化性フィルムを硬化させることを含む、半導体装置の製造方法。
  15. 請求項13又は14記載の製造方法で得られる、半導体装置。
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