JP2008264199A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】花粉などの小さい塵埃が多いことを報知できる電気掃除機を提供する。
【解決手段】電動送風機2と集塵室6を有する本体1と、電動送風機2を駆動する駆動手段8に信号を送ることで電動送風機2への電力供給量を制御する判断制御手段9と、電動送風機2の電流を検出する電流検出手段18と、大きい塵埃に反応する第1塵埃検出手段10と、小さい塵埃に反応する第2塵埃検出手段11と、第1、第2塵埃検出手段10、11の出力結果から、集塵された塵埃の量を検知する塵埃量検知手段15と、塵埃の種類や量を報知する第2検出報知手段19を有し、塵埃量検知手段15で検知された塵埃量と、電流検出手段18の検出値から推定された塵埃量とを比較し、小さい塵埃の量が多いと判断したときに、第2検出報知手段19で報知するもので、花粉などの小さな塵埃が多いとき、それが報知されるので、使用者はマスクをかけるなど必要な対策が取れる。
【選択図】図1

Description

本発明は一般家庭において使用される電気掃除機に関するものである。
近年、さまざまな機能をもつ電気掃除機が提案されており、塵埃が通過する空気経路内に設けた塵埃センサーによって、塵埃の量や大きさを判断し、電動送風機の制御などを行うものも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来の電気掃除機の構成では、塵埃の数については、検出信号であるパルスの数で、その大きさについてはパルスの幅で判断しているが、この場合に塵埃の大きさをパルス幅で見るための変換部の回路特性を考慮すると、検出できる塵埃の大きさには制限があることが解かってきた。家庭内にある塵埃の大きさは、電気掃除機で掃除するものだけでも面積的に数千倍以上の差があり、検出回路の特性(主に、信号の増幅率やその周波数特性など)を小さな塵埃に合わせると大きめの塵埃に対し、パルス数として反応できてもパルス幅での判断は困難であり、その逆にある程度の大きさの塵埃に特性を合わせると、小さい塵埃に対する反応が困難になるという課題があった。
特に、現在、生活環境の変化により、花粉などを含むハウスダストに対する関心が高まり、これらの小さい塵埃を検出できる電気掃除機が要求されてきている。
そこで、上記課題を解決し、花粉などを含むハウスダストなどの小さい塵埃も検出できる 電気掃除機として、図8〜11に示されるようなものが提案されている。
図8は、従来の電気掃除機の外観斜視図、図9は、同電気掃除機の略断面図、図10は、同電気掃除機の制御ブロック図、図11は、同電気掃除機の塵埃検知部の断面図である。
図8〜11において、従来の電気掃除機は、前部に配され集塵袋5を内蔵した集塵室6と、後部に電動送風機2を有する掃除機本体1(以下「本体1」という)と、一端が本体1の前部に接続され、他端に操作部4を有するホース3と、ホース3の操作部4に接続される延長管25と、延長管25の上流側端部に接続され床面から塵埃を吸引する吸込具26を備えている。
ホース3の本体1側端部には、吸引される空気中に含まれる塵埃を検知する塵埃検出部7が設けられている。塵埃検出部7には、第1塵埃検出手段10と、第2塵埃検出手段11が内蔵され、第1塵埃検出手段10は、塵埃検知部12と塵埃検知部12からの信号を増幅する第1増幅判定手段10aからなり、第2塵埃検出手段11は、塵埃検知部12(第1塵埃検出手段10のそれと共用)と塵埃検知部12からの信号を増幅すると共に第1増幅判定手段10aの増幅率も大きな増幅率を有する第2増幅判定手段11aから構成されている。
塵埃検知部12は、光を発光する赤外発光ダイオードなどからなる発光部20と、フォトトランジスタなどからなり発光部20からの光を受ける受光部21から構成されている。
本体1には、さらに、電動送風機2を駆動する駆動手段8と、電動送風機2に流れる電流を検出する電流検出手段18と、駆動手段8を制御する判断制御手段9と、吸引される空気中の塵埃の量を検知すると共に判断制御手段9に信号を送る塵埃量検知手段15とを備えている。
塵埃量検知手段15は、第1増幅判定手段10aからの信号を受けて塵埃の数を計数する第1塵埃計数手段13と、第2増幅判定手段11aからの信号を受けて塵埃の数を計数する第2塵埃計数手段14とから構成されている。
以上のように構成された従来の電気掃除機の動作は、以下の通りである。
本体1を、商用電源(図示せず)に接続し、使用者は、ホース3の先端に配した操作部4によって運転を指示する。操作部4から判断制御手段9に操作信号が送られ、操作された内容にしたがって、判断制御手段9は、所定の初期値(例えば、300W)の電力で運転が行われるように駆動手段8へ駆動信号を送る。駆動手段8は送られてきた信号によって、電動送風機2への通電を行い、電動送風機2は回転を開始し、吸引力が発生する。
この吸引力によって、吸引された塵埃は、ホース3を経て本体1内の集塵室6の集塵袋5へ集塵される。この間、図11に示すように、集塵検出部7の吸引経路内を塵埃が通過する、つまり発光部20と受光部21の間を塵埃が通過することで受光量が変化し、その変化量は塵埃の大きさに依存する。つまり、塵埃感知部12での受光量の変化が、第1塵埃検出手段10と第2塵埃検出手段11に信号が送られ、まず、第1塵埃検出手段10で受けた信号を第1増幅判定手段10aで増幅し、この結果が、所定の閾値を越えていれば、第1の塵埃検出信号として出力する。
さらに、第1塵埃検出手段10の出力結果に関わらず、第2塵埃検出手段11では、受けた信号を、第2増幅判定手段11aで増幅し、所定の閾値を越えていれば、第2の塵埃検出信号として出力する。このとき、第2増幅判定手段11aの増幅率は、第1増幅判定手段10aの増幅率よりも大きく設定しておくことで、比較的大きな塵埃の場合には、第1増幅判定手段10aで判定でき、第1の塵埃検出信号、第2の塵埃検出信号ともに出力される。
一方、小さな塵埃の場合には、第1増幅判定手段10aでは判定レベルに達せず、第2増幅判定手段11aでのみ反応したと判定でき、第2の塵埃検出信号のみが検出され出力される。増幅率の差で大きさ判定を分別することで、受・発光部20、21間の通過速度が等しく、パルス幅では十分な差が得られない塵埃(例えば、径が0.1mmの塵埃と0.03mmの塵埃)であっても、信号として区別できる。
また、吸気の流速とほぼ同速で吸引される、塵埃検知部12より十分に小さい塵埃に対しては、その大きさがパルス信号の幅として判断できるものではなかった。例えば、通過する塵埃の大きさを直径Xの球体、受光部21の大きさを直径Yの円、通過速度を吸気速度とほぼ等しいZとすると、通過時間は(X+Y)/Zであるが、ここでX<<Yであるときには通過時間は、ほぼY/Zとなり、塵埃の大きさによる通過時間の変化はほぼ無くなってしまうことになる。逆に、塵埃の大きさがある程度あれば、通過時間にXの数値が影響を与えるとともに、吸気速度に対してその通過速度も遅くなる傾向もでてくるため、開示されている従来技術のようにパルス信号の幅による塵埃の大きさ判断が可能になる。
よって、これまでは、ある程度の大きさの塵埃に特性を合わせており、その制御についても十分に小さな塵埃に対しての有効な電力制御や表示制御を行うことができなかった。しかし所定の大きさの塵埃に対して反応する第1塵埃検出手段10と、前記所定の大きさと異なる塵埃に対して反応可能な第2塵埃検出手段11とを備え、前記判断制御手段9は、前記第1塵埃検出手段10と第2塵埃検出手段11の塵埃検出結果に基づいて、前記電動送風機2への電力供給量を制御するようにしたことにより、塵埃の大きさについて小さな塵埃に適した検出信号とより大きな塵埃に適した検出信号とで判断して、より精度よく電動送風機2の制御を行うことができるようにしている。
特公平7−28847号公報
しかしながら、図8〜11に示された電気掃除機の構成では、掃除を行う部屋にハウスダストや花粉などの小さな塵埃が多量にあるのかどうかを使用者が容易に認識することができないという課題があった。また、そのような小さな塵埃を多量に吸い込んだ場合、集塵室内に装着されている集塵袋やフィルターに塵埃が付着し、集塵室内に蓄積された塵埃の内、大きな塵埃の量が少ない場合でも電動送風機の吸引風量が落ちてしまうという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ハウスダストなどの小さな塵埃を多量に吸引した場合、使用者に報知し、なおかつ吸引風量の落ちない使用勝手の良い電気掃除機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電気掃除機は、吸引風を発する電動送風機を内蔵すると共に塵埃を集塵する集塵室を有する本体と、前記電動送風機を駆動する駆動手段と、前記駆動手段に信号を送ることで前記電動送風機への電力供給量を制御する判断制御手段と、前記電動送風機の動作状態を検出する検出手段と、所定の大きさの塵埃に対して反応する第1塵埃検出手段と、前記所定の大きさと異なる大きさの塵埃に対して反応可能な第2塵埃検出手段と、前記第1、第2塵埃検出手段の出力結果から、前記集塵室に蓄積された塵埃の量を検知する塵埃量検知手段と、前記集塵室に蓄積された塵埃の種類や量を使用者に報知する報知手段を有し、前記塵埃量検知手段で検知された塵埃量と、前記検出手段の検出値から推定された塵埃量とを比較し、所定の大きさの塵埃量が多いと判断したときに、前記報知手段で報知するもので、例えば、花粉やハウスダストなどの小さな塵埃が多いと判断されたときに、それが報知手段で使用者に報知されるようにすれば、使用者は、マスクをかけるなど必要な対応をすることができ、また、電動送風機への電力供給量を上げれば、吸引風量の低下を防止でき、使用勝手の良い電気掃除機を提供することができる。
本発明の電気掃除機は、ハウスダストなどのような小さな塵埃を多く検出したとき、それを使用者へ報知し、さらに吸引風量を変更することにより、使用性を向上させた電気掃除機を提供することができる。
第1の発明は、吸引風を発する電動送風機を内蔵すると共に塵埃を集塵する集塵室を有する本体と、前記電動送風機を駆動する駆動手段と、前記駆動手段に信号を送ることで前記電動送風機への電力供給量を制御する判断制御手段と、前記電動送風機の動作状態を検出する検出手段と、所定の大きさの塵埃に対して反応する第1塵埃検出手段と、前記所定の大きさと異なる大きさの塵埃に対して反応可能な第2塵埃検出手段と、前記第1、第2塵埃検出手段の出力結果から、前記集塵室に蓄積された塵埃の量を検知する塵埃量検知手段と、前記集塵室に蓄積された塵埃の種類や量を使用者に報知する報知手段を有し、前記塵埃量検知手段で検知された塵埃量と、前記検出手段の検出値から推定された塵埃量とを比較し、所定の大きさの塵埃量が多いと判断したときに、前記報知手段で報知するもので、例えば、花粉やハウスダストなどの小さな塵埃が多いと判断されたときに、それが報知手段で使用者に報知されるようにすれば、使用者は、マスクをかけるなど必要な対応をすることができ、また、電動送風機への電力供給量を上げれば、吸引風量の低下を防止でき、使用勝手の良い電気掃除機を提供することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の所定の大きさの塵埃量が多い場合に、電動送風機への電力供給量を変えるようにしたもので、例えば、花粉やハウスダストなどの小さな塵埃が多いと判断されたときに、電動送風機への電力供給量を上げれば、小さい塵埃による目詰まりによって引き起こされる吸引風量の低下を防止でき、使用勝手の良い電気掃除機を提供することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の第1の実施の形態について、図1〜7を用いて説明する。なお、上記従来の電気掃除機と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図1は、本実施の形態における電気掃除機の制御ブロック図で、8は、電動送風機2を駆動するための双方向性サイリスタなどで構成された駆動手段である。9は、マイクロコンピュータなどで構成される判断制御手段である。判断制御手段9は、操作部4からの操作信号を受けて判断し、駆動手段8へ駆動信号を送る。
10は、第1塵埃検出手段、11は、第2塵埃検出手段であり、その構成として、塵埃感知部12と、塵埃感知部12の出力信号に対して、オペアンプやコンパレータなどで構成された増幅機能とフィルター機能を有した所定の第1増幅判定手段10aをもって検出信号を判定出力する第1塵埃検出手段10と、さらに大きな増幅率をもつ第2増幅判定手段11aをもって検出信号を判定出力する第2塵埃検出手段11からなっている。
これらの第1、第2塵埃検出手段10、11の検出結果を判断制御手段9へ送信する手段の例として、塵埃の検出を、パルス信号に変換してそのパルス数をカウントする方式を説明する。
13は、第1塵埃検出手段10の検出信号を受けてカウントする第1塵埃計数手段であり、14は、第2塵埃検出手段11の検出信号を受けてカウントする第2塵埃計数手段である。15は、第1塵埃計数手段13や第2塵埃計数手段14から構成された塵埃量検知手段で、塵埃検出信号から判断制御手段9に対して判断できる塵埃量を送るものである。また、16は、LEDなどで構成された検出報知手段であり、塵埃の検出状況を、判断制御手段9からの信号を受けて使用者に報知するものである。
17は、LEDなどで構成された集塵量報知手段であり、集塵袋5に蓄積された塵埃量すなわち集塵量に応じて判断制御手段9からの信号を受けて表示し、使用者に報知するものである。18は、電動送風機2の動作状態を検出する検出手段となる電流検出手段で、本実施の形態では、電動送風機2に流れる電流を検出するものである。
19は、LEDなどで構成された第2検出報知手段であり、ハウスダスト等の微小な塵埃が多い場合に使用者へ報知するものである。
以上のように構成された本実施の形態における電気掃除機の動作、作用を、以下に説明する。
まず、本体1を商用電源(図示せず)に接続し、使用者は、操作部4によって運転を指示する。操作部4から判断制御手段9に操作信号が送られ、操作された内容にしたがって、判断制御手段9は、所定の初期値(例えば300W)の電力で運転が行われるように駆動手段8へ駆動信号を送る。駆動手段8は、送られてきた信号によって電動送風機2への通電を行い、電動送風機2は回転を開始し、吸引力が発生する。
この吸引力によって、吸引された塵埃は、ホース3を経て本体1内の集塵室6の集塵袋5へ集塵される。この間、図4に示すように、集塵検出部7の吸引経路内を塵埃が通過する、つまり発光部20と受光部21の間を塵埃が通過することで受光量が変化し、その変化量は、塵埃の大きさに依存する。つまり、塵埃感知部12での受光量の変化が、第1塵埃検出手段10と第2塵埃検出手段11に信号を送られ、まず、第1塵埃検出手段10で受けた信号を第1増幅判定手段10aで増幅し、この結果が、所定の閾値を越えていれば、第1の塵埃検出信号として出力する。
さらに、第1塵埃検出手段10の出力結果に関わらず、第2塵埃検出手段11では、受けた信号を第2増幅判定手段11aで増幅し、所定の閾値を越えていれば、第2の塵埃検出信号として出力する。このとき、第2増幅判定手段11aの増幅率は、第1増幅判定手段10aの増幅率よりも大きく設定しておくことで、比較的大きな塵埃の場合には、第1増幅判定手段10aでも反応したと判定でき、第1の塵埃検出信号、第2の塵埃検出信号ともに出力される。
一方、小さな塵埃の場合には、第1幅判定手段10aでは判定レベルに達せず、第2増幅判定手段11aでのみ反応したと判定でき、第2の塵埃検出信号のみが検出され出力される。
以上のように、増幅率の差で、塵埃の大きさ判定を分別することで、受・発光部20、21での通過速度が等しく、パルス幅では十分な差が得られない塵埃(例えば径が0.1mmの塵埃と0.03mmの塵埃)であっても、信号として区別できる。
ここで、まずこの吸引力によって吸引された塵埃が比較的大きな塵埃の場合、塵埃感知部12の発光部20と受光部21の間を塵埃が通過するとき、第1、第2塵埃検出手段10、11が出力する信号は、図2のようになる。同図の実線は、第1塵埃検出手段10で受けた信号を第1増幅判定手段10aで増幅した出力を示し、点線は、第2塵埃検出手段11で受けた信号を第2増幅判定手段11aで増幅した出力を示したものである。この場合、第1塵埃検出手段10、第2塵埃検出手段11のどちらも塵埃を検出するための予め設定していた所定の閾値を超える為、第1、第2塵埃検出手段10、11のどちらも塵埃を検出することができる。
この場合は、大きな塵埃が通過したと考えられるため、第1塵埃計数手段13によって大きな塵埃の量をカウントする。次に吸引された塵埃がハウスダストのように小さい塵埃の場合、図3に示すように、第2塵埃検出手段11の出力は検出できるが、第1塵埃検出手段10の出力は、閾値を超えない為、第1塵埃検出手段10によって検出することはできない。この場合には、第2塵埃計数手段14により小さな塵埃の量をカウントする。
さらに、実際に掃除を行う場合には、様々な大きさの塵埃を吸引することとなり、図4に示すように、大きな塵埃と小さな塵埃とが重なり合って集塵検知部12の発光部20と受光部21の間を通過する場合が考えられる。このときには、大きな塵埃のみを検出してしまい、小さい塵埃は検出されないこととなる。この場合には、大きな塵埃が塵埃検知12を通過したと判断されるため、第1塵埃計数手段13によって大きな塵埃の量をカウントすることとなる。
実際の掃除では、特に、花粉の多い時期などでは、大きな塵埃と小さな塵埃が重なり合って塵埃検知部12を通過していく機会が非常に多くなると考えられる。この状況がおおくなった場合、掃除を行った時間と吸引された塵埃の量との関係は、図5のようになる。第1塵埃検出手段10により検出され第1塵埃計数手段13を通してカウントされる大きな塵埃の量は、Aのようになる。また、第2塵埃検出手段11により検出され、第2塵埃係数手段14を通してカウントされる小さな塵埃の量はBの様になる。したがって、吸引された塵埃の量は、A+Bのようになる。しかし、大きな塵埃とともに通過する小さな塵埃があり、その塵埃はカウントされていない為、実際に吸引された塵埃の量はCの様になる。
ここで、小さい塵埃を多量に吸引した場合、集塵袋5に塵埃がつまり吸引力をおとす一方、集塵袋5内に吸引された塵埃と風との関係は、図6のようになる。塵埃量検知手段15によってカウントされた塵埃の量が増えると風量は少なくなっていくため、図のような関係となることがわかっている。塵埃量検知手段15によりカウントされた塵埃の量をA+Bとする。
吸引した塵埃の量により、このA+B点は、グラフ内の直線上を移動する。実際に吸引した塵埃の量は、第2塵埃検出手段11で検出された小さな塵埃を追加したC点になる。小さな塵埃が多い場合、A+B点とC点との差が大きくなっていく。
また、風量と電流検出手段18によって検出される電動送風機2に流れる電流との関係は図7のようになる。塵埃量検知手段15で検出した塵埃量の時の風量と、実際に吸引された塵埃は図A+B点、C点となる。この場合も小さな塵埃が増えるとA+B点とC点との差が大きくなっていく。このときの電流検出手段18が検出する電流の差ΔIが、判断制御手段9が判断する塵埃量検知手段15で検出した塵埃の量と、実際に吸引した塵埃の量との差として判断される。
このΔIが、予め決めていた所定の値よりも大きい場合、掃除を行う部屋などにハウスダストなどの小さな塵埃が多いと判断することができる。このとき第2検出報知手段19により使用者へ報知を行う。このときの報知方法としてはLEDなどの点灯させる方法や、音などで放置する方法などが考えられる。
また、この電流値の差を補正するように駆動手段8の位相を変更し入力を上げ実際の塵埃量と同じ風量となるように位相を調整するようにすれば、吸引力もあがり目詰まりによる吸引力ダウンを防止することができる。
尚、上記実施の形態では、電動送風機2の動作状態を検出する検出手段として、電流検出手段18を用いたが、電動送風機2による風量を検出する風量検出手段や、集塵室6内の圧力を検出する圧力検出手段を用いてもよい。
以上のように、本発明にかかる電気掃除機は、ハウスダストなどの小さい塵埃が多い時に、それを使用者に報知することにより、使用性が向上するもので、各種家庭用、業務用電気掃除機に適用できる。
本発明の実施の形態1における電気掃除機の制御ブロック図 同電気掃除機において大きい塵埃の場合の第1増幅判定手段と第2増幅判定手段の出力の関係を示すグラフ 同電気掃除機において小さい塵埃の場合の第1増幅判定手段と第2増幅判定手段の出力の関係を示すグラフ 同電気掃除機の塵埃検知部の断面図 同電気掃除機の掃除時間と塵埃量との関係を示すグラフ 同電気掃除機の塵埃量と風量の関係を示すグラフ 同電気掃除機の風量と電流値の関係を示すグラフ 従来の電気掃除機の外観斜視図 同電気掃除機の略断面図 同電気掃除機の制御ブロック図 同電気掃除機の塵埃検知部の断面図
符号の説明
1 掃除機本体(本体)
2 電動送風機
3 ホース
4 操作部
5 集塵袋
6 集塵室
8 駆動手段
9 判断制御手段
10 第1塵埃検出手段
11 第2塵埃検出手段
13 第1塵埃計数手段
14 第2塵埃計数手段
15 塵埃量検知手段
16 検出報知手段(報知手段)
17 集塵量報知手段(報知手段)
18 電流検出手段(検出手段)
19 第2検出報知手段(報知手段)

Claims (2)

  1. 吸引風を発する電動送風機を内蔵すると共に塵埃を集塵する集塵室を有する本体と、前記電動送風機を駆動する駆動手段と、前記駆動手段に信号を送ることで前記電動送風機への電力供給量を制御する判断制御手段と、前記電動送風機の動作状態を検出する検出手段と、所定の大きさの塵埃に対して反応する第1塵埃検出手段と、前記所定の大きさと異なる大きさの塵埃に対して反応可能な第2塵埃検出手段と、前記第1、第2塵埃検出手段の出力結果から、前記集塵室に蓄積された塵埃の量を検知する塵埃量検知手段と、前記集塵室に蓄積された塵埃の種類や量を使用者に報知する報知手段を有し、前記塵埃量検知手段で検知された塵埃量と、前記検出手段の検出値から推定された塵埃量とを比較し、所定の大きさの塵埃量が多いと判断したときに、前記報知手段で報知することを特徴とする電気掃除機。
  2. 所定の大きさの塵埃量が多い場合に、電動送風機への電力供給量を変える構成とした請求項1に記載の電気掃除機。
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