JP2008264018A - 食器洗い乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】乾燥運転時において洗浄槽内からの排気に十分な量の外気を混合し、さらに洗浄槽への送風量を確保して食器の乾燥性を犠牲にすることなく排気の快適性を高めた食器洗い乾燥機を提供する。
【解決手段】洗浄槽1内部の湿気を排出する排気口7と排気口7の上流側に配置し洗浄槽1から流出した洗浄槽内気に機体外から流入させた外気を混合して冷却する混合部13と混合部13の上流側に設け洗浄槽内気と外気との混合割合を変化させる風量分配手段12と送風機6および送風機6を制御する制御手段16を有する乾燥手段9を備え、乾燥手段9は送風機6の送風量の増大とともに混合部13での洗浄槽内気に対する外気の風量比が低減する制御領域を設け、送風量の増大制御で風量比の制御を行い、温湿度を低減した排気による熱風感の確実な防止と乾燥性能の向上の両立ができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、キッチン等に設置され被洗浄物の収納及び自動洗浄、乾燥を行う食器洗い乾燥機に関するものである。
従来、この種の食器洗い乾燥機は、洗浄終了後に被洗浄物を乾燥させるため外気を洗浄槽内に送風して洗浄槽内の高温度で多湿な空気を排出する構成としている(例えば、特許文献1)。
図7は、特許文献1に記載された従来の食器洗い乾燥機を示すものである。図7に示すように、被洗浄物を収納する洗浄槽1と、洗浄水を噴射する洗浄ノズル2と洗浄水を加圧する洗浄ポンプ3を有する洗浄手段4と、洗浄水を加熱する加熱手段5と、洗浄槽1に外気を送風する送風機6と、洗浄槽1内部の空気を排気する排気口7と、排気口7に設けた外気を混合させる排気補助手段8から構成されている。
特開2000−166847号公報
しかしながら、前記従来の構成では排気口に流入する高温高湿の主流が持つ流体力で新たな外気を副流として排気に混合させるもので、高温多湿の洗浄槽内排気の温度を低減できるものの排出される風の熱風感を回避できるまで十分冷却するには風量が足りないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、乾燥運転時において洗浄槽内の空気(洗浄槽内気)に必要十分な量の外気を混合して冷却し、さらに洗浄槽への送風量を確保して食器の乾燥性を犠牲にすることなく排気の快適性を高めた食器洗い乾燥機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の食器洗い乾燥機は、乾燥手段は、送風機の送風量の増大とともに混合部での洗浄槽内気に対する外気の風量比が低減する制御領域を設けたものである。
これによって、乾燥運転時において、洗浄槽内が高温高湿時など排気温度を下げることを主体とした運転をする場合は送風機の送風量を少なくして外気の風量比を高め、洗浄槽内の湿度が低下した時などは送風機の送風量を多くすることで洗浄槽内気の風量比を高めて洗浄槽へより多く分配して風量増大することで送風機の送風能力を有効に活用し、簡単な送風機制御で風量分配設定して、温湿度を低減した排気による熱風感の確実な防止と乾燥性能の向上の両立ができる。
本発明の食器洗い乾燥機は、乾燥運転時に排出される温湿度を低減した排気による熱風感の確実な防止と乾燥性能の向上の両立ができる。
第1の発明は、被洗浄物を収納する洗浄槽と、洗浄水を被洗浄物に噴出循環させる洗浄手段と、洗浄水を加熱する加熱手段と、前記洗浄槽内部の湿気を排出する排気口と前記排気口の上流側に配置し前記洗浄槽から流出した洗浄槽内気に機体外から流入させた外気を混合して冷却する混合部と前記混合部の上流側に設け洗浄槽内気と外気との混合割合を変化させる風量分配手段と送風機および前記送風機を制御する制御手段を有する乾燥手段とを備え、前記乾燥手段は、前記送風機の送風量の増大とともに前記混合部での洗浄槽内気に対する外気の風量比が低減する制御領域を設けたことにより、乾燥運転時は高温高湿の洗浄槽内の空気(洗浄槽内気)に対し充分量の外気を冷却用として混合して排気温度を低減し、洗浄槽内気の湿度低下時は送風量をより多くして洗浄槽内気の風量比を高めて洗浄槽へより多く送風して排気温度低減と乾燥促進し、排気の熱風感の防止と乾燥性能の向上との両立ができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の乾燥手段は、制御領域として送風機の送風量の増大とともに洗浄槽内気の風量を増加させ外気の風量を低減させて風量比を低減する乾燥優先風量域を設けたことにより、送風機の送風量を大きくした場合は外気の風量を低減させることで洗浄槽内気の風量をより高めた分配がなされて送風機の小型・低コスト化あるいは省電力化ができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の乾燥手段は、洗浄槽の温度を検知する温度検知手段の検知した温度に応じて送風機の送風量を設定し乾燥運転とともに変化させることにより、洗浄槽の温度に応じて冷却用として必要十分な外気の風量比を設定して洗浄槽への風量を多くでき、乾燥の進行による洗浄槽内の湿度低下とともに風量比を変化させて洗浄槽に送り込む風量を増大させ、洗浄槽内の食器の確実な乾燥あるいは乾燥時間の短縮など乾燥性を向上できるとともに、送風機の送風を乾燥に有効に活かすことにより送風機で消費する電気入力を低減して省エネルギー化できる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明の乾燥手段は、乾燥運転中に洗浄槽の温度が所定値に低下すると送風機の送風量を増大させたことにより、乾燥の進行とともに洗浄槽への風量比の増大と送風量の増大による洗浄槽への風量増加の二重作用で洗浄槽への風量を高めて、乾燥性能を一層向上できる。
第5の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明の乾燥手段は、乾燥運転中に洗浄槽の温度が所定値に低下すると送風機の送風量を増大させ洗浄槽の温度が所定値以上に上昇すると送風機の送風量を減少させたことにより、乾燥運転中に洗浄槽の温度が所定値に低下すると送風機の送風量を増大させ乾燥の進行とともに洗浄槽への風量比の増大と送風量の増大による洗浄槽への風量増加の二重作用で洗浄槽への風量を高めて乾燥促進でき、洗浄槽の温度が所定値以上に上昇すると外気の風量比を高めて排気温度が高くなるのを防止して乾燥運転の信頼性を向上できる。
第6の発明は、特に、第1〜第5のいずれか1つの発明の乾燥手段は、風量分配手段として混合部へ外気を導入する外気通路と混合部へ洗浄槽内気を導入する洗浄槽内気通路への開口面積を変化させる弁体部を備えたことにより、弁体部の開度制御により送風機からの風量を分配するだけで風量比の制御を確実にして乾燥運転の信頼性を向上でき、さらに、送風機の送風量の制御を加えることで排気の低温化と乾燥性能の向上の両立ができる。
第7の発明は、特に、第1〜第5のいずれか1つの発明の乾燥手段は、風量分配手段として送風機の風圧で開度が変化するダンパーを備えたことにより、流体圧に応じた流量分配がなされるので構成の簡素化と低コスト化ができ、さらに風圧が高まりダンパーが全開したときは通路面積が絞られていないので通路抵抗を小さくでき、送風機の小型化・低入力化ができる。
第8の発明は、特に、第7の発明の乾燥手段は、少なくとも乾燥開始初期は乾燥運転の時間経過とともに送風機の送風量を増加させたことにより、簡素化した風量分配手段で確実な風量分配動作による排気温度の低減と乾燥の促進を行い、構成の簡素化による低コスト化と動作の信頼性向上を両立できる。
第9の発明は、特に、第7または第8の発明の乾燥手段は、風量比が最も大きくなる送風機の送風量の近傍で乾燥運転を開始させたことにより、洗浄槽内の温度が最も高い乾燥運転の開始初期において外気の風量割合を最も多くすることで、排気温度を確実に低減でき信頼性を向上できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態の食器洗い乾燥機の構成を示す断面図である。図1において、食器などの被洗浄物を収納する洗浄槽1の下方には、洗浄水を被洗浄物に噴出して循環させる洗浄ノズル2と洗浄水を加圧する洗浄ポンプ3を有する洗浄手段4と、洗浄水を加熱し昇温させる加熱手段5を配置している。また、洗浄槽1内の湿気を排出して洗浄槽1内を乾燥させるため機体外から流入させた外気を送風する送風機6、洗浄槽1内の湿気を排出する排気口7を乾燥手段9は有し、洗浄槽1にはその下方に外気を流入させる流入口10を設け、その上方には洗浄槽1内の空気(洗浄槽内気)を排出させる流出口11を設けている。
送風機6の下流側には風量を分配する風量分配手段12を接続し、この風量分配手段12の下流側には、外気を混合部13に導入する外気通路14と、洗浄槽1の流入口10、洗浄槽1、流出口11を経て混合部13に連通する洗浄槽内気通路15を配置している。また混合部13は、その出口側を排気口7に連通させ、混合部13の入口側を外気通路14および洗浄槽内気通路15である流出口11に連通させている。
このように風量分配手段12の上流側に送風機6を配置し、排気口7の上流側には外気と洗浄槽内気を混合する混合部13を配置している。
風量分配手段12は外気通路14と洗浄槽内気通路15への流動抵抗を変化させて風量を分配するもので、混合部13における外気と洗浄槽内気との混合時の流量割合を変化させる。
制御手段16は乾燥手段9を制御するもので、送風機6の風量を制御する風量制御部17と、洗浄槽1の温度を検知する洗浄槽温度検知部18aあるいは混合部13の下流側に設けた排気温度検知部18bの検知温度を基に制御量を設定する温度制御部19を有している。
また、風量分配手段12は外気通路14と洗浄槽内気通路15への開口面積を変化させる弁体部20を設けて風量を分配するもので、制御手段16には温度制御部19の信号に応じて弁体部20の開度を制御する開度制御部21を備えている。
このように乾燥手段9は排気口7および送風機6だけでなく、排気口7の上流側に配置した外気と洗浄槽内気を混合する混合部13と、外気と洗浄槽内気との混合割合を変化させる風量分配手段12を備えている。
洗浄槽1は、洗浄水を供給する給水弁22を備えた給水管23と、洗浄水を排水する排水弁24を備えた排水管25を設け、筐体26から引き出すことができるスライド体27に収納されている。このスライド体27には外部と連通し機体外の外気が通過する通気口28を設けている。
図2は、図1に示す実施の形態1での風量分配の制御図を示したもので、乾燥運転初期での送風量Qsから乾燥運転の進行に伴って送風量を増加させ、乾燥運転中期では送風量Qaとして乾燥運転初期の風量比Rsから乾燥運転中期の風量比Raまで風量比をΔRa低減させ、さらに乾燥運転後期では乾燥運転中期の送風量Qaから乾燥運転後期の送風量Qbまで増加させることで風量比Raから乾燥運転後期の風量比Rbまで風量比をさらにΔRb低減させ、送風機6の送風量の増大とともに混合部13での洗浄槽内気に対する外気の風量比が低減する制御領域を設けている。
以上のように構成された食器洗い乾燥機について、以下その動作、作用を説明する。まず、筐体26からスライド体27を引き出して被洗浄物である食器を洗浄槽1内に収納し、スライド体27を元に戻して洗浄を開始する。洗浄運転開始とともに給水弁22を開成して給水管23から洗浄槽1に給水し、所定量の給水が行われると給水弁22を閉成して給水停止し、加熱手段5および洗浄手段4である洗浄ポンプ3の運転により洗浄ノズル2から温水を噴出させて被洗浄物である食器に噴きつけ循環させる。洗浄水が噴出する反力で洗浄ノズル2部が回転することで被洗浄物に洗浄水を行き渡らせ、洗浄性を高めている。
ここでは加熱手段5を運転して温水で洗浄する場合を示したが、被洗浄物の汚れが弱い場合は加熱手段5を運転させずに給水温度で洗浄すれば良く、また被洗浄物の汚れが強い場合は洗剤を入れて洗浄する。洗浄運転が終了すると排水弁24を開成して洗浄水を排水管25から筐体26の外部に排水し、排水し終わると排水弁24を閉成する。
次に行うすすぎ運転では洗剤を投入せずに、洗浄運転と同様に給水し、加熱手段5および洗浄ポンプ3の運転により洗浄ノズル2から温水を噴出させて被洗浄物である食器に噴きつけ循環させ、洗剤や汚れを落として排水する。このすすぎ運転を数回繰り返して洗剤あるいは汚れを除去する。最終のすすぎ運転では、すすぎ運転の後に行う被洗浄物を乾かす乾燥運転のため被洗浄物を暖めておくのが好ましく、70℃〜80℃程度の高温水ですすぎ運転を実施することで食器の高温化と殺菌処理を行う。すすぎ運転終了後は洗浄運転終了時と同様に洗浄槽1内のすすぎ水を排水する。
次に行う乾燥運転では、被洗浄物を乾かすため送風機6を運転するが、すすぎ運転により高温高湿になっている洗浄槽1内の空気(洗浄槽内気)が直接排気口7から噴出しないように、送風機6の送風を風量分配手段12で外気通路14と洗浄槽内気通路15に分流させ、外気を洗浄槽1だけでなく混合部13にも送り、混合部13で洗浄槽内気を室温の外気で冷却して低温化し、さらに結露させて凝縮した水分を取り除くことで排気口7から排出される水分量を削減する。
乾燥運転の進行に伴い、洗浄槽1内へ流入させた外気により洗浄槽内気の湿度が低下し、洗浄槽内気のエンタルピが下がるため排気口7から流出する排気の温度を所定値以下に冷却するに要する外気風量は少なくて済むようになる。従って、乾燥状態の進行に伴い混合部13への外気風量は少なくすることができ、その分を洗浄槽内気通路15側に振向けて洗浄槽1内への風量を増加させることで被洗浄物の乾燥性能を高めることができる。
この排気の低温化のために、送風機6の運転開始時には制御手段16の風量制御部17および開度制御部21により外気通路14側への風量が洗浄槽内気通路15側への風量よりも多くなるように送風機6の送風量および風量分配手段12の弁体部20の開口面積をステッピングモータ(図示せず)等で駆動して開度を制御するもので、洗浄槽内気通路15側への風量割合を増加させるため、図2のように送風量と洗浄槽内気に対する外気の風量比(外気風量/洗浄槽内気風量)の制御を行っている。
図2において、洗浄槽1内が高温高湿状態にある乾燥運転初期では、送風機6の送風量Qsを少なくするとともに風量比をRsと大きくすることで、外気量を多くした洗浄槽内気の冷却促進と送風量を小さくすることによる排気口7での吹出し風速を小さく押えて熱風感を防止している。乾燥運転の進行とともに洗浄槽1内が高温中湿状態になった乾燥運転中期では、送風機6の送風量をQaと乾燥運転初期の送風量Qsよりも送風量を増大させるとともに風量比をRsからRaにΔRa低減させ、洗浄槽1への送風量を増やして乾燥促進と排気温度低減を両立させている。
さらに乾燥運転が進行して洗浄槽1内が高温低湿状態になった乾燥運転後期では、洗浄槽1内の湿度の大幅低減と若干の温度低下により冷却のための熱量がより少なくて済むようになり、送風機6の送風量をQbとさらに多くし風量比はRaからRbにΔRb低減して、乾燥促進を主体とした乾燥運転を行う。
このように送風機6の送風量の増大とともに混合部13での洗浄槽内気に対する外気の風量比が低減する制御領域を設けることにより、乾燥運転時は高温高湿の洗浄槽内の空気(洗浄槽内気)に対し充分量の外気を冷却用として混合して排気温度を低減し、洗浄槽内気の湿度低下時は送風量をより多くして洗浄槽内気の風量比を高めて洗浄槽へより多く送風して排気温度低減と乾燥促進して、排気の熱風感の防止と乾燥性能の向上との両立ができる。
特に、高温水ですすぎ運転を行った時など洗浄槽1の温度が高い場合は、乾燥運転初期の風量Qsにおける風量比Rsを大きくして外気による冷却能力を高めることができる。
また、外気による洗浄槽内気の冷却時に洗浄槽内気の水分を凝縮させて排水することで排気中の水分を削減できるので、設置した室内などの空間の湿度アップを少なくして快適性を向上できる。
ここまでは、乾燥運転時に加熱手段5を運転せずにすすぎ運転時の被洗浄物が持つ余熱を利用して乾燥させる場合を説明したが、乾燥運転時に加熱手段5を運転することで、洗浄槽1内に流入口10から流入した外気を加熱昇温させることにより乾燥を促進できるのは言うまでも無く、加熱手段5近傍の風速を高く保つほど加熱手段5の出力を大きくして乾燥性能を高めることが可能となる。
図3は乾燥手段9での他の風量分配の制御図で、送風機6の送風量に伴う洗浄槽内気風量Qh(図中実線で示す)、外気風量Qc(図中一点鎖線で示す)および風量比R(図中破線で示す)の変化特性を示している。
図3において、乾燥運転開始時あるいは乾燥運転初期では送風機6の送風量Qsを少なくするとともに外気風量Qcへの分配を多くし洗浄槽内気風量Qhへの分配を少なくして風量比Rを大きくしているもので、ここでは風量比Rがほぼ極大となる近傍に乾燥運転開始時あるいは乾燥運転初期の送風量Qsを設定している。
乾燥運転の進行により洗浄槽1内が高温中湿状態になった乾燥運転中期では、送風機6の送風量をQaと乾燥運転初期の送風量Qsよりも送風量を増大させるとともに、外気風量Qcと洗浄槽内気風量Qhがほぼ同等となる風量比1程度まで低減させて、洗浄槽1への送風量を増やして乾燥促進と排気温度低減を両立させている。
さらに乾燥運転が進行すると、乾燥運転後期のように送風機6の送風量をQbとより増大させるとともに、外気風量Qcは低減させることで洗浄槽内気風量Qhをより増大させた分配をして乾燥促進を主体とした運転を行う乾燥優先封領域Qdを制御領域に設けている。このため、送風機6の送風量Qbの増大と送風量Qbの大部分を洗浄槽内気風量Qhに振向けて、冷却用の外気風量を最小化して排気温度の低減だけでなく送風機6の小型化を可能としている。
このように、送風機の送風量の増大とともに洗浄槽内気の風量を増加させ外気の風量を低減させて風量比を低減する乾燥優先風量域を設けたことにより、送風機の送風量を大きくした場合は外気の風量を低減させることで洗浄槽内気の風量をより高めた分配がなされて送風機の小型・低コスト化あるいは省電力化ができる。
また、乾燥運転時に洗浄槽1の温度を検知する温度検知手段18aの検知した温度に応じて送風機6の送風量を設定し、図2あるいは図3に示したように乾燥運転とともに変化させることで適切に選定できる。例えば、乾燥運転の開始初期において、洗浄槽1の温度が高い場合は送風量Qsで得られる外気の風量比を大きくし、洗浄槽1の温度が低い場合は外気の風量比を小さくして洗浄槽1側へより多くの風量を送って乾燥促進し、乾燥運転の進行による洗浄槽1内の湿度低下とともに風量比を変化させて洗浄槽に送り込む風量を増大させるようにする。
このように、洗浄槽1の温度に応じて冷却用として必要十分な外気の風量比を設定して洗浄槽1への風量を多くでき、乾燥の進行による洗浄槽1内の湿度低下とともに風量比を変化させて洗浄槽1に送り込む風量を増大させ、洗浄槽1内の食器の確実な乾燥あるいは乾燥時間の短縮など乾燥性を向上できるとともに、送風機6の送風を乾燥に有効に活かすことにより送風機で消費する電気入力を低減して省エネルギー化できる。
また、乾燥運転中に温度検知手段18aで検知した洗浄槽1の温度が所定値に低下すると送風機6の送風量を増大させたことにより、洗浄槽1温度の低下により排気温度を所定値以下に下げるのに必要な外気の風量比を小さくできる場合は、送風量を増大して外気の風量比を低減するとともに洗浄槽内気風量を高めて乾燥を促進させる。
このように、乾燥の進行とともに洗浄槽1への風量比の増大と送風量の増大による洗浄槽1への風量増加の二重作用で洗浄槽1への風量を高めて、乾燥性能を一層向上できる。
また、乾燥運転中に温度検知手段18aで検知した洗浄槽1の温度が所定値に低下すると送風機6の送風量を増大させ、洗浄槽1の温度が所定値以上に上昇すると送風機6の送風量を減少させることにより、洗浄槽1の温度が低下時に送風機6の送風量を増大させることで前述と同様に排気温度を高めることなく乾燥性能を向上させ、加熱手段5の運転などにより洗浄槽1の温度が所定値以上に上昇した時は、送風機6の送風量を減少させて外気の風量比を多くして排気温度が高くならないようにする。
このように、乾燥運転中に洗浄槽1の温度が所定値に低下すると送風機6の送風量を増大させ乾燥の進行とともに洗浄槽1への風量比の増大と送風量の増大による洗浄槽1への風量増加の二重作用で洗浄槽1への風量を高めて乾燥促進でき、洗浄槽の温度が所定値以上に上昇すると外気の風量比を高めて排気温度が高くなるのを防止して乾燥運転の信頼性を向上できる。
また、風量分配手段12として混合部13へ外気を導入する外気通路14と混合部13へ洗浄槽内気を導入する洗浄槽内気通路15への開口面積を変化させる弁体部20を備えたことにより、弁体部20の開度の制御と送風機6の送風量の制御の組合せで自在な風量分配を確実に実行できる。
このため、弁体部20の開度制御により送風機6からの風量を分配するだけで風量比の制御を確実にして乾燥運転の信頼性を向上でき、さらに、送風機6の送風量の制御を加えることで排気の低温化と乾燥性能の向上の両立ができる。
なお、洗浄槽温度検知部18aの検知温度を基に制御手段16の風量制御部17で送風機6の風量を制御する場合および制御手段16の開度制御部21で風量分配手段12の風量分配を変化させる場合を示したが、排気温度検知部18bの検知温度を基に同様の制御が可能であり、さらに乾燥運転経過時間により風量分配を変化させることは可能であり、洗浄槽温度検知部18a、排気温度検知部18bを省いて一層の低コスト化できるのは言うまでも無い。
以上のように、本実施の形態においては、乾燥手段は、送風機の送風量の増大とともに混合部での洗浄槽内気に対する外気の風量比が低減する制御領域を設けたことにより、乾燥運転時は高温高湿の洗浄槽内の空気(洗浄槽内気)に対し充分量の外気を冷却用として混合して排気温度を低減し、洗浄槽内気の湿度低下時は送風量をより多くして洗浄槽内気の風量比を高めて洗浄槽へより多く送風して排気温度低減と乾燥促進して、排気の熱風感の防止と乾燥性能の向上との両立ができる。
また、本実施の形態の乾燥手段は、制御領域として送風機の送風量の増大とともに洗浄槽内気の風量を増加させ外気の風量を低減させて風量比を低減する乾燥優先風量域を設けたことにより、送風機の送風量を大きくした場合は外気の風量を低減させることで洗浄槽内気の風量をより高めた分配がなされて送風機の小型・低コスト化あるいは省電力化ができる。
また、本実施の形態の乾燥手段は、洗浄槽の温度を検知する温度検知手段の検知した温度に応じて送風機の送風量を設定し乾燥運転とともに変化させることにより、洗浄槽の温度に応じて冷却用として必要十分な外気の風量比を設定して洗浄槽への風量を多くでき、乾燥の進行による洗浄槽内の湿度低下とともに風量比を変化させて洗浄槽に送り込む風量を増大させ、洗浄槽内の食器の確実な乾燥あるいは乾燥時間の短縮など乾燥性を向上できるとともに、送風機の送風を乾燥に有効に活かすことにより送風機で消費する電気入力を低減して省エネルギー化できる。
また、本実施の形態の乾燥手段は、乾燥運転中に洗浄槽の温度が所定値に低下すると送風機の送風量を増大させたことにより、乾燥の進行とともに洗浄槽への風量比の増大と送風量の増大による洗浄槽への風量増加の二重作用で洗浄槽への風量を高めて、乾燥性能を一層向上できる。
また、本実施の形態の乾燥手段は、乾燥運転中に洗浄槽の温度が所定値に低下すると送風機の送風量を増大させ洗浄槽の温度が所定値以上に上昇すると送風機の送風量を減少させたことにより、乾燥運転中に洗浄槽の温度が所定値に低下すると送風機の送風量を増大させ乾燥の進行とともに洗浄槽への風量比の増大と送風量の増大による洗浄槽への風量増加の二重作用で洗浄槽への風量を高めて乾燥促進でき、洗浄槽の温度が所定値以上に上昇すると外気の風量比を高めて排気温度が高くなるのを防止して乾燥運転の信頼性を向上できる。
また、本実施の形態の乾燥手段は、風量分配手段として混合部へ外気を導入する外気通路と混合部へ洗浄槽内気を導入する洗浄槽内気通路への開口面積を変化させる弁体部を備えたことにより、弁体部の開度制御により送風機からの風量を分配するだけで風量比の制御を確実にして乾燥運転の信頼性を向上でき、さらに、送風機の送風量の制御を加えることで排気の低温化と乾燥性能の向上の両立ができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施の形態の風量分配手段の構成図である。図4において、図1〜図3の実施の形態と同一部材、同一機能は同一符号を付し詳細な説明は省略し、異なるところを中心に説明する。
風量分配手段12は、流動する流体(図中矢印で示す)の圧力、即ち送風機6の風圧で開度が変化するダンパー29としたもので、洗浄槽内気通路15側のダンパー29が開成を始める風圧が外気通路14側よりも大きくなるようにし、外気通路14側のダンパー29が開成開始時は外気通路14側への風量が洗浄槽内気通路15側より多くなるようにしている。
このダンパー29の支点30はその重心より上方に配置して支持し、垂直面より若干傾けた弁座31で受けるようにして自重によりダンパー29は閉成する構成としている。なお、ここでは外気通路14に配置した複数枚のダンパー29a、29aと洗浄槽内気通路15に配置した複数枚のダンパー29b、29bを外気通路14と洗浄槽内気通路15の両通路に設けているが、すくなくとも洗浄槽内気通路15側にダンパー29を設ける必要がある。
また、ダンパー29の開成を開始する流体圧は洗浄槽内気通路15よりも外気通路14側を低く設定するため、外気通路14のダンパー29aの厚さT1は洗浄槽内気通路15のダンパー29bの厚さT2より薄く(T1<T2)形成し、外気通路14側のダンパー29aは洗浄槽内気通路15側のダンパー29bよりも軽くしている。
また、各通路に複数枚のダンパー29a、29a、29b、29bを設けることで、ダンパー29の支点30からの長さL1、L2を短くでき、ダンパー29の全開時でもより小さいスペースに収納できるので風量分配手段12の小型化ができる。さらに、各通路の断面積を大きくすることが容易になる。
図4では、送風機6の運転により高まった風圧により外気通路14のダンパー29aが開成を開始し、洗浄槽内気通路15のダンパー29bはまだ閉止している状態を示しており、送風機6から送られた外気は図中矢印で示すように外気通路14側に流れている。
図5は、制御手段16の風量制御部17で送風機6の風量を図4での風量よりも増加させて風圧を高めることにより、洗浄槽内気通路15のダンパー29bが開成を開始した状態を示しており、送風機6から送られた外気は外気通路14と洗浄槽内気通路15の両方に流れ、外気通路14側の風量は図中矢印の大きさで示すように洗浄槽内気通路15側より多く流れている。
図6は、制御手段16の風量制御部17で送風機6の風量を図5での風量よりもさらに増加させて風圧をさらに高めることにより、外気通路14側および洗浄槽内気通路15側のダンパー29a、29bが共に全開になった状態を示しており、外気通路14と洗浄槽内気通路15への流量分配は風量分配手段12では決まらず各通路での排気口7までの全圧損でそれぞれ決まる状態となる。
ここでは、洗浄槽内気通路15側の通路圧損を外気通路14側よりも小さくしたもので、洗浄槽内気通路15を形成する洗浄槽1の断面積は充分大きいため、洗浄槽内気通路15の通路抵抗を外気通路14の通路抵抗より小さくする設計は容易であり、外気通路14の長さを長くすることや、所定流量以上では通路抵抗が増大する通路断面積を絞って小さくした抵抗部(図示せず)などを設けることで、乾燥運転の進行に伴い運転途中で洗浄槽内気通路15側のダンパー29bが全開したときには、洗浄槽内気通路15側の風量が外気通路14側の風量より多くしている。
以上のように構成された食器洗い乾燥機において、以下その動作、作用を説明する。洗浄およびすすぎ運転は前述の通りであり、乾燥運転では、乾燥運転開始とともに送風機6を運転して風量分配手段12に外気を送り込む。まず洗浄槽内気通路15側にだけダンパー29を設けた場合では、外気通路14側の通路抵抗が少ないので外気通路14側への風量が洗浄槽内気通路15側より多くなり、混合部13で多い風量の外気に少ない風量の高温高湿の洗浄槽内気を混合し、外気冷却による温度低下と凝縮による水分削減をした排気を排気口7から流出させる。このように洗浄槽内気通路15側にだけダンパー29を設けることにより、送風機6から排気口7までの通路抵抗を小さくでき、送風機6の小型化、低入力化できる。
次に、外気通路14と洗浄槽内気通路15の両方にダンパー29を設けた場合、送風機6の運転時に風量を変化させても外気通路14と洗浄槽内気通路15への分配は流体圧に応じてなされ、上記のように温度低下と水分削減をした排気を排気口7から流出させるので、構成の簡素化と低コスト化ができる。
さらに、ダンパー29が開成を開始する流体圧は洗浄槽内気通路15側よりも外気通路14側を低くしているので、外気通路14側の風が洗浄槽内気通路15側よりも先に流れ始めさせ、排気口7から流出する排気の排気温度は外気温度から徐々に上がる状態にでき、排気温度のオーバーシュートによる高温排気が防止される。
また、ダンパー29は流体圧に応じて開成し、流体圧が低下した場合はダンパー29の自重により閉成するので、開成を開始する条件の確実な設定と流体圧が下がると確実に閉止ができるので、動作の信頼性を確保でき、構成の簡素化と低コスト化ができる。
また、制御手段16の風量制御部17で送風機6の風量を制御するに際して、外気通路14側および洗浄槽内気通路15側のダンパー29a、29bが共に全開状態(図6に示す)に至らない状態、即ち洗浄槽内気通路15側のダンパー29bが全開しない風量の場合は、外気通路14側の風量は洗浄槽内気通路15側の風量より多くなり、風量分配部を簡素化した構成において制御手段16の風量制御部17で送風機6の風量制御でより確実な風量分配動作を実現でき、簡素化による低コスト化と動作の信頼性向上を両立できる。
また、制御手段16の風量制御部17で送風機6の風量を制御するに際して、外気通路14側および洗浄槽内気通路15側のダンパー29a、29bが共に全開状態(図6に示す)に至らない状態、即ち洗浄槽内気通路15側のダンパー29bが全開しない風量の場合は、外気通路14側の風量は洗浄槽内気通路15側の風量より多くなり、かつ、風量をさらに増大させて運転途中で洗浄槽内気通路15側のダンパー29bが全開したときには、洗浄槽内気通路15側の風量が外気通路14側の風量よりも多くすることで、風量分配部を簡素化した構成において制御手段16の風量制御部17で送風機6の風量制御でより確実な風量分配動作を実現でき、簡素化による低コスト化と動作の信頼性向上を両立でき、さらに両通路のダンパー29a、29bが共に全開状態となる風量以上では洗浄槽内気通路15側の風量を多くなり乾燥性能が高まるので、送風機6の風量が少ない場合から充分大きい領域まで全風量域にわたり送風機の能力を有効に活用でき、風量制御幅の拡大による乾燥性能を向上できる。
以上のようにして、送風機6の送風量の増大とともに混合部13での洗浄槽内気に対する外気の風量比が低減する制御領域を形成するとともに、風量分配手段として送風機の風圧で開度が変化するダンパーを備えたことにより、流体圧に応じた流量分配がなされるので構成の簡素化と低コスト化ができ、さらに風圧が高まりダンパーが全開したときは通路面積が絞られていないので通路抵抗を小さくでき、送風機の小型化・低入力化ができる。
また、少なくとも乾燥開始初期は乾燥運転の時間経過とともに送風機6の送風量を増加させることで、温度検知を行うことなく外気の風量比を低減して洗浄槽内気の風量を増大させて乾燥促進と低排気温度化がなされ、簡素化した風量分配手段で確実な風量分配動作による排気温度の低減と乾燥の促進を行い、構成の簡素化による低コスト化と動作の信頼性向上を両立できる。
また、風量比が最も大きくなる送風機6の送風量(図3の送風量Qs)の近傍で乾燥運転を開始させたことにより、送風量の増加させるだけで確実な外気の風量比を低減する風量制御がなされ、洗浄槽1内の温度が最も高い乾燥運転の開始初期において外気の風量比が最も大きいので排気温度を確実に低減でき信頼性を向上できる。
なお、ダンパー29はその自重により閉止する構成を示したが、バネなどで付勢することで閉止力を与えても良く、バネの付勢力により取付姿勢の自由度を向上できる。またダンパー29は外気通路14と洗浄槽内気通路15の各通路に複数枚を配置する場合を示したが、各通路に一枚で形成しても良いのは言うまでも無く、より低コスト化できる。
また、ダンパー29は形状である厚さを変えて自重を変える場合を示したが、重りを付与したり比重の異なる材料に変えても良いのは言うまでも無い。
以上のように、本実施の形態においては、乾燥手段は、風量分配手段として送風機の風圧で開度が変化するダンパーを備えたことにより、流体圧に応じた流量分配がなされるので構成の簡素化と低コスト化ができ、さらに風圧が高まりダンパーが全開したときは通路面積が絞られていないので通路抵抗を小さくでき、送風機の小型化・低入力化ができる。
また、本実施の形態の乾燥手段は、少なくとも乾燥開始初期は乾燥運転の時間経過とともに送風機の送風量を増加させたことにより、簡素化した風量分配手段で確実な風量分配動作による排気温度の低減と乾燥の促進を行い、構成の簡素化による低コスト化と動作の信頼性向上を両立できる。
また、本実施の形態の乾燥手段は、風量比が最も大きくなる送風機の送風量の近傍で乾燥運転を開始させたことにより、洗浄槽内の温度が最も高い乾燥運転の開始初期において外気の風量割合を最も多くすることで、排気温度を確実に低減でき信頼性を向上できる。
以上のように、本発明にかかる食器洗い乾燥機は、乾燥時の排気温度の熱風感の確実な防止と発生する高温高湿の空気条件に応じた冷却ができるので、蒸気を発生する炊飯器や電気湯沸し器などの家庭用機器などに適用することができる。
本発明の実施の形態1における食器洗い乾燥機の構成図 同食器洗い乾燥機の風量分配の制御図 同食器洗い乾燥機の他の風量分配の制御図 本発明の実施の形態2における食器洗い乾燥機の風量分配手段の断面図 同食器洗い乾燥機の風量分配手段の他の状態を示す断面図 同食器洗い乾燥機の風量分配手段の他の状態を示す断面図 従来の食器洗い乾燥機の構成図
符号の説明
1 洗浄槽
4 洗浄手段
5 加熱手段
6 送風機
7 排気口
9 乾燥手段
12 風量分配手段
13 混合部
14 外気通路
15 洗浄槽内気通路
16 制御手段
20 弁体部
29 ダンパー

Claims (9)

  1. 被洗浄物を収納する洗浄槽と、洗浄水を被洗浄物に噴出循環させる洗浄手段と、洗浄水を加熱する加熱手段と、前記洗浄槽内部の湿気を排出する排気口と前記排気口の上流側に配置し前記洗浄槽から流出した洗浄槽内気に機体外から流入させた外気を混合して冷却する混合部と前記混合部の上流側に設け洗浄槽内気と外気との混合割合を変化させる風量分配手段と送風機および前記送風機を制御する制御手段を有する乾燥手段とを備え、前記乾燥手段は、前記送風機の送風量の増大とともに前記混合部での洗浄槽内気に対する外気の風量比が低減する制御領域を設けた食器洗い乾燥機。
  2. 乾燥手段は、前記制御領域として前記送風機の送風量の増大とともに洗浄槽内気の風量を増加させ外気の風量を低減させて風量比を低減する乾燥優先風量域を設けた請求項1記載の食器洗い乾燥機。
  3. 乾燥手段は、洗浄槽の温度を検知する温度検知手段の検知した温度に応じて送風機の送風量を設定し乾燥運転とともに変化させる請求項1または2記載の食器洗い乾燥機。
  4. 乾燥手段は、乾燥運転中に洗浄槽の温度が所定値に低下すると送風機の送風量を増大させるた請求項1〜3のいずれか1項に記載の食器洗い乾燥機。
  5. 乾燥手段は、乾燥運転中に洗浄槽の温度が所定値に低下すると送風機の送風量を増大させ、洗浄槽の温度が所定値以上に上昇すると送風機の送風量を減少させた請求項1〜3のいずれか1項に記載の食器洗い乾燥機。
  6. 乾燥手段は、風量分配手段として混合部へ外気を導入する外気通路と混合部へ洗浄槽内気を導入する洗浄槽内気通路への開口面積を変化させる弁体部を備えた請求項1〜5のいずれか1項に記載の食器洗い乾燥機。
  7. 乾燥手段は、風量分配手段として送風機の風圧で開度が変化するダンパーを備えた請求項1〜5のいずれか1項に記載の食器洗い乾燥機。
  8. 乾燥手段は、少なくとも乾燥開始初期は乾燥運転の時間経過とともに送風機の送風量を増加させた請求項7記載の食器洗い乾燥機。
  9. 乾燥手段は、風量比が最も大きくなる送風機の送風量の近傍で乾燥運転を開始させた請求項7または8記載の食器洗い乾燥機。
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