JP4238919B2 - 食器洗い乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は、キッチン等に設置され被洗浄物の収納及び自動洗浄、乾燥を行う食器洗い乾燥機に関するものである。
従来、この種の食器洗い乾燥機は、洗浄終了後に被洗浄物を乾燥させるため外気を洗浄槽内に送風して洗浄槽内の高温度で多湿な空気を排出する構成としている(例えば、特許文献1参照)。
図4は、特許文献1に記載された従来の食器洗い乾燥機を示すものである。図4に示すように、被洗浄物を収納する洗浄槽1と、洗浄水を噴射する洗浄ノズル2と洗浄水を加圧する洗浄ポンプ3を有する洗浄手段4と、洗浄水を加熱する加熱手段5と、洗浄槽1に外気を送風する送風機6と、洗浄槽1内部の空気を排気する排気口7と、排気口7に設けた
外気を混合させる排気補助手段8から構成されている。
特開2000−166847号公報
しかしながら、前記従来の構成では排気口に流入する高温高湿の主流が持つ流体力で新たな外気を副流として排気に混合させるもので、高温多湿の洗浄槽内排気の温度を低減できるものの排出される風の熱風感を回避できるまで十分冷却するには風量が足りないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、乾燥運転時において洗浄槽内排気に十分な量の外気を効率よく混合し、排気の温度低減と排気内水分量の削減を促進して排気の快適性を高めた食器洗い乾燥機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の食器洗い乾燥機は、洗浄槽から流出した洗浄槽内気に機体外から流入させた外気を混合する混合部を、混合部は洗浄槽内気を導入する洗浄槽内気通路と外気を導入する外気通路とをそれぞれアスペクト比の大きな略矩形断面の通路形状とし互いの長辺側を接して合流させたものである。
これによって、乾燥運転時において混合部を流れる外気と洗浄槽内気とをコンパクトなスペースで確実に混合して洗浄槽内気を冷却できるので、温湿度を低減した排気による熱風感の確実な防止と機器の小型化ができる。
本発明の食器洗い乾燥機は、乾燥運転時に排出される温湿度を低減した排気による熱風感の確実な防止ができる。
第1の発明は、洗浄物を収納する洗浄槽と、洗浄水を被洗浄物に噴出循環させる洗浄手段と、洗浄水を加熱する加熱手段と、前記洗浄槽内部の湿気を排出する排気口と送風機および前記排気口の上流側に配置し前記洗浄槽から流出した洗浄槽内気に機体外から流入させた外気を混合して洗浄槽内気を冷却する混合部を有する乾燥手段を備え、前記混合部は、洗浄槽内気を導入する洗浄槽内気通路と外気を導入する外気通路とをそれぞれアスペクト比4以上の略矩形断面の通路形状とし、互いの長辺側を接して合流させるとともに、外気通路の長辺の長さを洗浄槽内気通路の長辺の長さよりも大きくし、前記洗浄槽内気通路の長辺を前記外気通路の長辺の内側に配置したことにより、乾燥運転時は高温高湿の洗浄槽内の空気(洗浄槽内気)に対し充分量の外気をコンパクトなスペースで確実に混合して洗浄槽内気を冷却できるので、温湿度を低減した排気による熱風感の確実な防止と機器の小型化ができる。特に、外気通路の長辺の長さを洗浄槽内気通路の長辺の長さよりも大きくし、前記洗浄槽内気通路の長辺を前記外気通路の長辺の内側に配置したことにより、高温高湿となる洗浄槽内気を長辺方向の全域にわたり確実に外気を供給して攪拌でき、部分的な未混合部の発生を防止できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態の食器洗い乾燥機の構成を示す断面図である。図1において、食器などの被洗浄物を収納する洗浄槽1の下方には、洗浄水を被洗浄物に噴出
して循環させる洗浄ノズル2と洗浄水を加圧する洗浄ポンプ3を有する洗浄手段4と、洗浄水を加熱し昇温させる加熱手段5を配置している。また、洗浄槽1内の湿気を排出して洗浄槽1内を乾燥させるため外気を送風する送風機6、洗浄槽1内の湿気を排出する排気口7を乾燥手段9は有し、洗浄槽1にはその下方に外気を流入させる洗浄槽入口10を設け、その上方には洗浄槽1内の空気(洗浄槽内気)を排出させる洗浄槽出口11を設けている。
送風機6の下流側には風量を分配する風量分配手段12を接続し、この風量分配手段12の下流側には、外気を混合部13の合流部13aに導入する外気通路14と、洗浄槽入口10、洗浄槽1、洗浄槽出口11、下降流れ部30、上昇流れ部31を経て混合部13の合流部13aに連通させる洗浄槽内気通路15を配置している。また混合部13は、その出口側を排気口7に連通させ、混合部13の入口側を外気通路14および洗浄槽内気通路15である洗浄槽出口11に連通させている。
このように風量分配手段12の上流側に送風機6を配置し、排気口7の上流側には外気と洗浄槽内気を混合する混合部13を配置している。風量分配手段12は外気通路14と洗浄槽内気通路15への風量を分配するもので、混合部13における外気と洗浄槽内気との混合時の流量割合を変化させる。
制御手段16は乾燥手段9を制御するもので、送風機6の風量を制御する風量制御部17と、洗浄槽1内の温度を検知する洗浄槽温度検知部18、混合部13の下流側に設けた排気の温度を検知する排気温度検知部19あるいは送風機6が吸込む外気の温度を検知する外気温度検知部20などでの検知温度を基に制御量を設定する温度制御部21を有している。
また洗浄槽1は、洗浄水を供給する給水弁22を備えた給水管23と、洗浄水を排水する排水弁24を備えた排水管25を設け、筐体26から引き出すことができるスライド体27に収納されている。このスライド体27には外部と連通する通気口28を設けている。
前述した風量分配手段12は、流動する流体の圧力、即ち送風機6の風圧で開度が変化するダンパー29で形成したもので、外気通路14と洗浄槽内気通路15の各通路のうち少なくとも洗浄槽内気通路15に設け、風圧が低い場合は洗浄槽内気通路15側の通路抵抗が外気通路14側よりも大きくなるようにし、外気通路14側への風量が洗浄槽内気通路15側より多くなるようにしている。
ここでは、外気通路14に配置したダンパー29aと洗浄槽内気通路15に配置したダンパー29bを外気通路14と洗浄槽内気通路15の両通路に設けている。このダンパー29は垂直面より若干傾けた弁座(図示せず)で受けるようにして自重によりダンパー29は閉成する構成としている。
また、ダンパー29の開成を開始する流体圧は洗浄槽内気通路15よりも外気通路14側を低く設定するため、外気通路14のダンパー29aの自重を洗浄槽内気通路15のダンパー29bの自重より軽くしている。
外気通路14側および洗浄槽内気通路15側のダンパー29a、29bが共に全開になった場合では、外気通路14と洗浄槽内気通路15への流量分配は風量分配手段12では決まらず各通路での排気口7までの全圧損でそれぞれ決まる状態となり、ここでは、洗浄槽内気通路15側の通路圧損を外気通路14側よりも小さくしたもので、洗浄槽内気通路15を形成する洗浄槽1の断面積は充分大きいため、洗浄槽内気通路15の通路抵抗を外
気通路14の通路抵抗より小さくする設計は容易であり、外気通路14の長さを長くすることや、所定流量以上では通路抵抗が増大する抵抗部(図示せず)を設けることで、乾燥運転の進行に伴い運転途中で洗浄槽内気通路15側のダンパー29bが全開したときには、洗浄槽内気通路15側の風量が外気通路14側の風量より多くしている。
混合部13は、洗浄槽出口11から下方に流動させる下降流れ部30の次に上向きに反転させる上昇流れ部31を設けた洗浄槽内気通路15の上昇流れ部31に外気通路14を臨ませて合流部13aを形成している。この合流部13aは直線方向に延びる洗浄槽内気通路15の上昇流れ部31に対して外気通路14を側方より合流させている。
また、混合部13には合流部13aの下流側の混合通路32に通路断面積を大きくした断面拡大部33および流れを攪拌して洗浄槽内気と外気の混合を促進する攪拌部34を設けている。洗浄槽内気通路15の下降流れ部30の下部には、洗浄槽出口11から流入した洗浄水を排水するため他端を洗浄槽1に連通させた戻し管35を設けている。
図2は、図1に示す混合部13の合流部13aを示す部分断面斜視図である。図2において、混合部13は洗浄槽内気を導入する洗浄槽内気通路15の上昇流れ部31と外気を導入する外気通路14とをそれぞれアスペクト比の大きな略矩形断面の通路形状とし互いの長辺側を接して合流部13aで合流させている。
合流部13aでのそれぞれの通路の断面は、外気通路14が長辺が幅Wa、短辺が高さHaの略矩形断面でアスペクト比ARaはARa=Wa/Haであり、洗浄槽内気通路15の上昇流れ部31が長辺が幅Wb、短辺が高さHbの略矩形断面でアスペクト比ARbはARb=Wb/Hbといずれも扁平な形状とし、互いの長辺Wa、Wbを接するように配置して合流させている。
また、攪拌部34は混合通路32に突出させた面状体36で形成したもので、この面状体36は混合通路32の幅方向に延伸させて混合通路32の全域に配置し、さらに面状体36には幅方向の一部に突出を無くしたり突出量を低減して形成した欠落部37を設けている。なお、図2では混合部13の下降流れ部30と戻し管35部の記載は省略している。
以上のように構成された食器洗い乾燥機について、以下その動作、作用を説明する。まず、筐体26からスライド体27を引き出して被洗浄物である食器を洗浄槽1内に収納し、スライド体27を元に戻して洗浄を開始する。洗浄運転開始とともに給水弁22を開成して給水管23から洗浄槽1に給水し、所定量の給水が行われると給水弁22を閉成して給水停止し、加熱手段5および洗浄手段4である洗浄ポンプ3の運転により洗浄ノズル2から温水を噴出させて被洗浄物である食器に噴きつけ循環させる。洗浄水が噴出する反力で洗浄ノズル2部が回転することで被洗浄物に洗浄水を行き渡らせ、洗浄性を高めている。
ここでは加熱手段5を運転して温水で洗浄する場合を示したが、被洗浄物の汚れが弱い場合は加熱手段5を運転させずに給水温度で洗浄すれば良く、また被洗浄物の汚れが強い場合は洗剤を入れて洗浄する。洗浄運転が終了すると排水弁24を開成して洗浄水を排水管25から筐体26の外部に排水し、排水し終わると排水弁24を閉成する。
次に行うすすぎ運転では洗剤を投入せずに、洗浄運転と同様に給水し、加熱手段5および洗浄ポンプ3の運転により洗浄ノズル2から温水を噴出させて被洗浄物である食器に噴きつけ循環させる。このすすぎ運転の後に行う被洗浄物を乾かす乾燥運転のため、すすぎ運転では被洗浄物を暖めておくのが好ましく、70℃〜80℃程度の高温水ですすぎ運転
を実施すれば殺菌処理ができる。すすぎ運転終了後は洗浄運転終了時と同様に洗浄槽1内のすすぎ水を排水する。
次に行う乾燥運転では、すすぎ運転により高温高湿になっている洗浄槽1内の空気を排出して被洗浄物を乾かすため、送風機6を運転するとともに風量分配手段12で外気通路14と洗浄槽内気通路15に分流させ、外気を混合部13および洗浄槽1に送る。
まず、乾燥開始初期では洗浄槽内気を冷却することを優先するため、送風機6の送風量を少なくして外気通路14側のダンパー29aを開成させ、外気通路14側への風量が洗浄槽内気通路15側より多くなるようにして、風量の多い外気(図2の黒抜き矢印で示す)と風量の少ない高温高湿の洗浄槽内気(図2の白抜き矢印で示す)を混合部13の合流部13aで合流させて混合し、断面拡大部33で洗浄槽内気と外気の合流後の流れの流速を遅くして冷却により凝縮した水分の排除を促進し、さらに攪拌部34で洗浄槽内気と外気をムラなく混合し、冷却と水分削減をした排気を排気口7から流出させる。
次に、乾燥運転の進行により洗浄槽1内の湿度が低減してくると、洗浄槽1内の乾燥を優先した運転を行い、送風機6の風量を増加させて両通路のダンパー29a、29bを全開状態とさせる。ダンパー29a、29bが全開状態では、外気通路14と洗浄槽内気通路15への分配は通路抵抗に応じてなされ、洗浄槽内気通路15への風量が外気通路14側への風量よりも多く配分され、乾燥を主体とした送風がなされる。
このように、送風機6の送風量によるダンパー29の開度変化により外気通路14と洗浄槽内気通路15への分配は流体圧に応じてなされ、上記のように冷却と水分削減をした排気を排気口7から流出させるので、構成の簡素化と低コスト化ができる。
特に、高温水ですすぎ運転を行った場合は排気口7から洗浄槽1内の高温高湿の空気を直接排出しないように、乾燥運転開始初期には排気温度を低減することを主体として、制御手段16の風量制御部17により外気通路14側への風量が洗浄槽内気通路15側への風量よりも多くなるように送風機6を制御する。
このように、混合部13の合流部13aで高温高湿の洗浄槽内気に対して外気を混合させて冷却と洗浄槽内気に含有されていた水分の凝縮を行うものであり、洗浄槽内気と外気を均一かつすばやく混合させることが必要である。
図3は、通路の断面積をある一定の値とし、二つの通路を並行配置した時のアスペクト比と通路間距離(通路壁の厚さはゼロとする)の関係を示す特性図である。図3において、通路の断面積は例として1000mmとしているが、矩形断面のアスペクト比を大きくするほど二つの通路(二つの流体流れ)は接近して配置できるようになり、アスペクト比が4の場合はアスペクト比1に対して通路間距離はほぼ半減できる。そのため、アスペクト比4以上とすることで二つの流路の流体の配置を接近させ、通路壁を無くして合流させた場合は二つの流体を混合するのに都合が良くなる。
ここでは、洗浄槽内気通路と外気通路とをそれぞれアスペクト比の大きな略矩形断面の通路形状とし互いの長辺側を接して合流させているので、厚みを薄くした流れ同士の混合による混合促進と流れの全域にわたる均等な混合がなされて、乾燥運転時は高温高湿の洗浄槽内の空気(洗浄槽内気)に対し充分量の外気をコンパクトなスペースで確実に混合して洗浄槽内気を冷却できるので、温湿度を低減した排気による熱風感の確実な防止と機器の小型化ができる。
また、洗浄槽内気通路15の上昇流れ部31に対して外気通路14を側方より合流させ
た合流部13aでは、特に外気の風量が洗浄槽内気の風量よりも十分大きくした乾燥運転開始初期の排気温度を低減することを主体とした場合には、外気を洗浄槽内気通路15での上昇流れ部31の屈曲による乱れを発生させて洗浄槽内気に対して攪拌作用を伴って行き渡らせることができ、混合ムラを低減して温度分布を均等化できる。
また、洗浄槽内気通路15の上昇流れ部31と外気通路14の各通路断面のアスペクト比を4以上とすることで、洗浄槽内気通路15と外気通路14を流れる各々の流体の流れの厚さを薄くして合流させることで混ざり合い易くでき、流速が遅い流領域でも効率よく混合できる。
また、外気通路14の長辺の長さWaおよび洗浄槽内気通路15の上昇流れ部31の長辺の長さWbはほぼ同等(Wa≒Wb)として図示のように互いの長辺が重なり合うように配置することで、各通路を配置するスペースの最小化が可能となり、混合部13をコンパクトに構成できる。
また、外気通路14の長辺の長さWaは洗浄槽内気通路15の上昇流れ部31の長辺の長さWbよりも大きくし、洗浄槽内気通路15の上昇流れ部31の長辺を外気通路14の長辺の内側に配置する(図示せず)ことで、高温高湿となる洗浄槽内気の長辺方向(幅方向)の全域にわたって確実に外気を供給して攪拌でき、部分的な未混合部の発生を防止して排気温度を安定化できる。
また、上昇流れ部31に外気通路14を臨ませて形成した合流部13aでは、洗浄槽内気の風量が少ない場合でも、洗浄槽内気により暖められた外気が上昇して排気口7側に向かう流れが起こるので混合した後の上昇流れも安定化し、変動を低減した上昇流れをにより流れ変動による温度ムラの発生を低減でき、さらに下降流れ部30を介在させることで洗浄運転やすすぎ運転時においても外気通路14への洗浄水の浸入防止と自然対流に起因する洗浄槽内気の排気口7への漏れ低減ができる。
また、合流部13aの下流に設けた通路断面積を大きくした断面拡大部33では、洗浄槽内気と外気の合流後の流速を遅くして渦などの流れの変動を起し、混合の促進がなされるとともに冷却により凝縮した水分の排除が促進できる。
また、合流部13aの下流側の攪拌部34では、洗浄槽内気と外気の混合流れが強く攪拌されて混合が促進され、洗浄槽内気と外気をムラなく混合して冷却による水分の霧化を促進できる。
また、攪拌部34を混合通路32の幅方向に延びる面状体36を突出させて形成し、流れの確実な攪拌を実現し、通路壁と一体で形成することで構成の簡素化ができ、低コスト化できる。
また、面状体36に混合通路32の幅方向の一部に設けた欠落部37では、混合通路32の幅方向にわたる流れの乱れを誘起して攪拌がなされ、混合通路の全域にわたり温度分布の安定化を促進できる。
なお、以上では外気通路14や洗浄槽内気通路15の上昇流れ部31の断面を完全な矩形とした場合を示したが、加工し易さのため断面のコーナ部に曲率を設けたり、抜き勾配などのテーパを設けた台形状など加工性を高めた形状にしても良く、さらに長辺に大きな曲率や凹凸を設けて流れを改善する扁平な通路を形成しても良いのは言うまでもない。
また、一つの送風機6からの送風を風量分配手段12で外気通路14と洗浄槽内気通路
15に分配する場合を示したが、外気通路14と洗浄槽内気通路15のそれぞれの通路に送風機を設けて(図示せず)それぞれの送風機を制御する場合でも同様なのは言うまでもない。
また、ダンパー29はその自重により閉止する構成を示したが、バネなどで付勢することで閉止力を与えても良く、バネの付勢力により取付姿勢の自由度を向上できる。
以上のように、本実施の形態においては、混合部は洗浄槽内気を導入する洗浄槽内気通路と外気を導入する外気通路とをそれぞれアスペクト比の大きな略矩形断面の通路形状とし互いの長辺側を接して合流させたことにより、乾燥運転時は高温高湿の洗浄槽内の空気(洗浄槽内気)に対し充分量の外気をコンパクトなスペースで確実に混合して洗浄槽内気を冷却できるので、温湿度を低減した排気による熱風感の確実な防止と機器の小型化ができる。
また、本実施の形態の混合部は、直線方向に延びる洗浄槽内気通路に対して外気通路を側方より合流させた合流部を備えたことにより、外気を洗浄槽内気通路で屈曲による乱れを発生させて洗浄槽内気に対して攪拌作用を伴って行き渡らせ、混合ムラを低減して温度分布を均等化できる。
また、本実施の形態の混合部は、洗浄槽内気通路および外気通路は通路断面のアスペクト比を4以上としたことにより、洗浄槽内気通路と外気通路を流れる各々の流体流れの厚さを薄くして混ざり合い易くでき、流速が遅い流領域でも効率よく混合できる。
また、本実施の形態の混合部は、洗浄槽内気通路および外気通路の長辺の長さはほぼ同等としたことにより、スペースの有効利用がなされて、混合部をコンパクトに構成できる。
また、本実施の形態の混合部は、外気通路の長辺の長さは洗浄槽内気通路の長辺の長さよりも大きくし、洗浄槽内気通路の長辺を外気通路の長辺の内側に配置したことにより、高温高湿となる洗浄槽内気を長辺方向の全域にわたり確実に外気を供給して攪拌でき、部分的な未混合部の発生を防止できる。
また、本実施の形態の混合部は、洗浄槽出口から下方に流動させる下降流れ部の次に上向きに反転させる上昇流れ部を設けた洗浄槽内気通路の前記上昇流れ部に外気通路を臨ませて合流部を形成したことにより、洗浄槽内気の風量が少ない場合でも変動を低減した上昇流れをにより流れ変動による温度ムラの発生を低減でき、さらに外気通路への洗浄水の浸入を防止と自然対流による洗浄槽内気の排気口への漏れ低減ができる。
また、本実施の形態の混合部は、合流部の下流側に通路断面積を大きくした断面拡大部を備えたことにより、断面拡大部で洗浄槽内気と外気の合流後の流れの流速を遅くして冷却により凝縮した水分の排除が促進できる。
また、本実施の形態の混合部は、合流部の下流側に流れを攪拌して洗浄槽内気と外気の混合を促進する攪拌部を備えたことにより、洗浄槽内気と外気をムラなく混合して冷却による水分の霧化を促進できる。
また、本実施の形態の攪拌部は、混合通路の幅方向に延びる面状体を突出させたことにより、構成の簡素化ができ、低コスト化できる。
また、本実施の形態の面状体は、混合通路の幅方向の一部に欠落部を設けたことにより
、混合通路の幅方向にわたる攪拌がなされ、混合通路の全域にわたり温度分布の安定化を促進できる。
以上のように、本発明にかかる食器洗い乾燥機は、乾燥時の排気温度の熱風感の確実な防止と発生する高温高湿の空気条件に応じた冷却ができるので、蒸気を発生する炊飯器や電気湯沸し器などの家庭用機器などに適用することができる。
本発明の実施の形態1における食器洗い乾燥機の構成図 図1における混合部の部分断面斜視図 アスペクト比と通路間距離の関係を示す特性図 従来の食器洗い乾燥機の構成図
符号の説明
1 洗浄槽
4 洗浄手段
5 加熱手段
6 送風機
7 排気口
9 乾燥手段
11 洗浄槽出口
13 混合部
13a 合流部
14 外気通路
15 洗浄槽内気通路
30 下降流れ部
31 上昇流れ部
32 混合通路
33 断面拡大部
34 攪拌部
36 面状体
37 欠落部

Claims (1)

  1. 被洗浄物を収納する洗浄槽と、洗浄水を被洗浄物に噴出循環させる洗浄手段と、洗浄水を加熱する加熱手段と、前記洗浄槽内部の湿気を排出する排気口と送風機および前記排気口の上流側に配置し前記洗浄槽から流出した洗浄槽内気に機体外から流入させた外気を混合して洗浄槽内気を冷却する混合部を有する乾燥手段を備え、前記混合部は、洗浄槽内気を導入する洗浄槽内気通路の上昇流れ部と外気を導入する外気通路とをそれぞれアスペクト比4以上の略矩形断面の通路形状とし、互いの長辺側を接して合流させるとともに、外気通路の長辺の長さを洗浄槽内気通路の上昇流れ部の長辺の長さよりも大きくし、前記洗浄槽内気通路の上昇流れ部の長辺を前記外気通路の長辺の内側に配置した食器洗い乾燥機。
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