JP2008262582A - 物体検出装置、物体検出プログラム - Google Patents

物体検出装置、物体検出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】交通事故の目撃者となりうる可能性のある人物の車両を確実に特定する。
【解決手段】物体検出装置は物体を識別する情報を格納し、要求信号を外部装置から受けて前記物体を識別する情報を送信し、前記物体に加えられた衝撃を検出し、衝撃を検出した際に、無線通信により要求信号を送信し、当該要求信号に応じて他の物体に搭載された前記物体検出装置から送信された当該他の物体についての前記物体を識別する情報を取得し、取得された物体を識別する情報を衝撃を検出した日時を示す情報と対応付けて格納し、衝撃を検出した際に物体を識別する情報を送信し、他の物体が搭載する前記物体検出装置から送信された当該他の物体についての前記物体を識別する情報を受信し、当該受信された物体を識別する情報を格納する。
【選択図】図1

Description

本発明は、交通事故発生時の状況を把握する装置に関し、特に、交通事故の目撃者の乗車する車両を特定する装置に関する。
交通事故が発生した場合、事故の状況を正確に把握する事は、警察や保険業者にとって重要な事である。
特許文献1には、車両で衝撃を検出した際、事故の状況を把握するため、所定時間映像を撮影するカメラシステムについて開示されている。
特開2003−230099号公報
ところで、交通事故の状況を正確に把握する上で、目撃者の証言は重要である。
しかしながら、目撃者が名乗り出ない場合もあり、交通事故の目撃者を見つける事は困難であった。
例えば、目撃者の有無が不明である交通事故の場合、交通事故の発生地点で、目撃者の有無を問う看板等が警察によって立てられている。
また、特許文献1に開示されているように、衝撃検出時の映像を取得したとしても、当該映像に目撃者を特定出来るものが映されていない場合には、目撃者を特定することは困難である。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、交通事故の発生時に目撃者となりうる可能性のある人物の乗車する車両を確実に特定する事を目的とする。
また、交通事故においては、目撃者だけでなく、交通事故の当事者も特定しておく必要がある。
例えば、あて逃げされ、当事者の一方の特定が出来ない場合がある。
本発明は、あて逃げをされた、又は、した場合においても、あて逃げした車両を確実に特定する事を目的とする。
上記課題を解決する為に、交通事故の目撃者は、交通事故発生現場に必ずいる事に着目した。
本願に開示する物体検出装置は、物体を検出する物体検出装置であって、当該物体検出装置を搭載する物体を識別する情報を格納する物体情報記憶部と、前記物体を識別する情報の送信要求を示す要求信号を外部装置から受けて、前記物体情報記憶部により格納された物体を識別する情報を送信する第1の送信部と、前記物体に加えられた衝撃を検出する衝撃検出部と、前記衝撃検出部により衝撃を検出した際に、無線通信により前記送信要求を示す要求信号を送信し、当該要求信号に応じて他の物体に搭載された前記物体検出装置の前記第1の送信部から送信された当該他の物体についての前記物体を識別する情報を取得する周囲状況取得部と、前記周囲状況取得部により取得された物体を識別する情報を、前記衝撃検出部により衝撃を検出した日時を示す情報と対応付けて格納する自物体衝撃記憶部と、前記衝撃検出部により衝撃を検出した際に、前記物体情報記憶部により格納された物体を識別する情報を送信する第2の送信部と、他の物体が搭載する前記物体検出装置の前記第2の送信部から送信された当該他の物体についての前記物体を識別する情報を受信し、当該受信された物体を識別する情報を格納する他物体衝撃記憶部と、を有する。
本発明は、上記のように、車両で衝撃を検出した際、該車両の周囲に存在する他の車両の識別番号を取得する事で、交通事故の目撃車両を特定する事が出来る。
また、交通事故の当事者は、双方の車両で衝撃を検出する点に着目した。
即ち、本発明の車両検出装置は、更に、衝撃を検出した車両に係る情報を記憶する他車両衝撃検出記憶部を備え、前記衝撃検出部は、前記車両情報記憶部から車両識別子を取得し、該車両識別子を衝撃を検出した車両に係る情報として他の前記車両検出装置の備える前記他車両衝撃検出記憶部に格納する。
本発明は、上記のように、あて逃げした車両を特定する事が出来る。
本発明の車両検出装置によれば、交通事故発生時点における衝撃を検出した車両の周囲に存在する他の車両の車両情報を取得出来る。
従って、交通事故の目撃者の乗車する車両を特定する事が出来る。
また、衝撃を検出した車両同士を特定出来る。
従って、あて逃げ犯を特定する事が出来る。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本発明の実施例に係る車両検出装置の処理態様を、図1乃至図6を用いて説明する。
図1は、本実施例に係る車両検出装置1の概要を示す構成図である。
図1に示す、本実施例に係る車両検出装置1は、自動車、バス、バイク、電車、等、様々な車両夫々に備えられている。
図1に示すように、本実施例に係る車両検出装置1は、ICタグ部2、ICタグリーダライタ部3、及び、制御部4で構成されている。
ICタグ部2は、公知のICタグの事であり、車両情報データベース21、他車両衝撃検出データベース22、及び、自車両衝撃検出データベース23で構成されている。
ここで、ICタグ部2は、自動二輪車や自動四輪車を製造する製造メーカ又は該車両を利用者に販売する業者により設置され、外部から視認する事を不能とするように車両に埋設した状態となっている。
例えば、車両のナンバープレート設置箇所周辺に埋設している。
車両情報データベース21は、車両識別子に対応付けて車両に係る情報を記憶している。
車両識別子は、例えば、製造メーカの製造番号、車両番号、ナンバープレート番号等、車両を一意に識別出来るであり、該車両識別子に対応付けて、所有者名、車検情報等、車両に係る情報を記録するものである。
他車両衝撃検出データベース22は、他車両の備える後述するICタグリーダライタ部3の指示により、日付、時刻、衝撃度、他車両の車両識別子、及び、他車両の所有者名を記録するものである。
自車両衝撃検出格納データベース23は、後述するICタグリーダライタ部3の指示により、日付、時刻、衝撃度、他の車両の車両識別子、及び、他車両の所有者名を記録するものである。
ICタグリーダライタ部3は、公知のICタグリーダライタの事であり、自車両、他車両を問わず、電波の届く範囲又は所定範囲内に存在するICタグ部2の情報を読み取ったり、ICタグ部2に情報を書き込んだりするものである。
制御部4は、衝撃検出部41、周囲状況取得部42、及び、周囲状況発信部43で構成されている。
衝撃検出部41は、車両等の設置対象物に対する衝撃を検出するものであり、衝撃を検出すると衝撃信号を生成し、後述する周囲状況取得部42に、自車両の周囲に存在する他車両を検出するよう指示をする。
また、周囲状況取得部42から他車両の検出結果を受け取ると、ICタグリーダライタ部3に自車両のICタグ部2に情報を書き込むよう指示をし、後述する周囲状況発信部43に対して、他車両のICタグ部2に情報を書き込むよう指示をするものである。
ここで、衝撃検出部41は、例えば車両同士や自転車や人との接触事故、建築物等への追突事故等による衝撃を検出出来るものであり、本実施例における衝撃検出部41は、車両に設けられているエアバッグ装置に用いられる衝撃センサを利用する事も出来る。
周囲状況取得部42は、衝撃検出部41からの指示に基づき、ICタグリーダライタ3に電波の届く範囲又は所定範囲内に存在する他車両のICタグ部2の情報を読み取るように指示をする。
そして、他車両のICタグリーダライタ3から情報を得ると、衝撃検出部41に通知をするものである。
ここで、ICタグリーダライタ3は、自車両の車両識別子を予め記憶しており、電波の届く範囲又は所定範囲内に存在する自車両のICタグ部2、他車両のICタグ部2の両方を検出した場合、双方のICタグ部2の車両情報データベース21に記憶した車両識別子を読み込み、予め記憶した車両識別子と異なるものを、他車両とし、同一のものを自車両としている。
周囲状況発信部43は、衝撃検出部41からの指示に基づき、ICタグリーダライタ3に電波の届く範囲又は所定範囲内に存在する他車両のICタグ部2に情報を書き込むように指示をするものである。
ここで、他車両、自車両の判定は、上記同様の処理をしている。
次に、本実施例における車両検出装置1の処理について、フローチャートに基づき、説明をする。
本実施例では、図1に示す車両Aと車両Bとが衝突事故を起こし、たまたま周囲に車両C及び車両Dが存在した例を用いて説明をする。
尚、車両C及び車両Dも図示はしていないが、車両A及び車両Bと同様に車両検出装置1を備えているものとする。
図2は、本実施例における車両検出装置1の処理をフローチャートで示したものである。
本実施例における車両検出装置1を備えた車両のエンジンが起動された事を契機として、車両検出装置1の処理が開始される。
尚、本実施例では、エンジン起動を契機として説明しているが、これに限定されるものではなく、車両検出装置1単独で起動するようにしても良い。
尚、エンジンが起動されていなくても、追突事故、等される可能性がある。
そこで、エンジン起動に連携するのでなく、車両のバッテリを利用して、処理をし続けるようにしても良い。
車両検出装置1は、起動されると、衝撃検出部41で衝撃を検出するまで待機する(S2−1 NO)。
衝撃検出部41で衝撃を検出すると(S2−1 YES)、日付、時刻、及び衝撃の大きさを取得し、周囲状況取得部42を起動する(S2−2)。
ここで、衝撃検出部41は、衝撃の大きさを計測するだけでなく、計時機能も有している。
周囲状況取得部42は、起動されると、ICタグリーダライタ部3に対して、電波の届く範囲に存在する他車両の備えるICタグ部2を検出するよう指示をする。
ここで、本実施例においては、電波の届く範囲のICタグを検出するように説明をするが、これに限るものではなく、例えば、周囲5m以内に存在するICタグのみ検出するようにしても良い。
また、周囲状況取得部42は、起動されると、ICタグリーダライタ部3に対して、一定期間電波を送信する事で、電波の届く範囲に存在する他車両の備えるICタグ部2を検出するよう指示をするようにしても良い。
一定期間ICタグリーダライタ部3は、他車両の備えるICタグ部2を検出するように電波を送信し続ける事になる。
このようにすると、衝撃を検出した瞬間だけでなく、衝撃を検出して一定期間内に、自車両の周囲に存在した他車両全てを特定する事が出来る為、より多くの目撃車両に関する情報を得る事が出来るようになる。
周囲状況取得部42から指示されたICタグリーダライタ部3は、電波の届く範囲に存在する他車両の備えるICタグ部2を検出する。
本実施例では、車両B、車両C、及び、車両Dが電波の届く範囲に存在するものとして以下説明をする。
ICタグリーダライタ部3は、他車両のICタグ部2を検出すると、他車両のICタグ部2を構成する車両情報データベース21の情報を読み取る。
ここで、図3に車両情報データベース21の構成例を示す。
図3(A)乃至(D)に例示する車両情報データベース21は、夫々、車両A乃至車両Dの備える車両情報データベース21を示している。
車両情報データベース21は、車両番号フィールド、所有者名フィールド、及び、車検情報フィールドで構成されている。
車両番号フィールドは、車両識別子が記憶されるフィールドである。
本実施例では、車両番号で説明しているが、製造番号やナンバープレート番号等、車両を一意に識別出来るものであれば何を用いても構わない。
所有者名フィールドは、該車両の所有者名が記憶されるフィールドである。
尚、所有者名に限らず、所有者識別子等、該車両の所有者を一意に識別出来るものであれば何を用いても構わない。
車検情報フィールドは、該車両の車検に係る情報が記憶されるフィールドである。
本実施例では、車検情報として、次回車検月、車種を記憶した例を説明しているが、これに限るものではない。
本実施例では、車両AのICタグリーダライタ部3は、車両B、車両C、及び、車両Dの車両情報データベース21を読み取る事になる。
ICタグリーダライタ部3は、車両B、車両C、及び、車両Dの車両情報データベース21の車両番号フィールドから夫々「B」、「C」、及び「D」という車両番号、及び所有者名フィールドから夫々「BBBB」、「CCCC」、及び「DDDD」という所有者名を取得する。
ICタグリーダライタ部3で電波の届く範囲に存在する車両の車両番号、及び所有者名を夫々取得すると、周囲状況取得部42は、ICタグリーダライタ部3から該車両番号、及び所有者名を受け取り、衝撃検出部41に該車両番号、及び所有者名を受け渡す。
衝撃検出部41は、周囲状況取得部42から車両番号、及び所有者名を受け取ると、ICタグリーダライタ部3に対して、衝撃を検出した時に取得した日付、時刻、及び衝撃の大きさ、周囲状況取得部42から受け取った車両番号、及び所有者名を自車両衝撃検出データベース23に格納するよう指示をする。
ICタグリーダライタ部3は、衝撃検出部41から上記指示を受けると、自車両の備えるICタグ部2とデータの送受信をし、自車両衝撃検出データベース23に日付、時刻、衝撃の大きさ、車両番号、及び所有者名を格納する(S2−3)。
ここで、図4に自車両衝撃検出データベース23の構成例を示す。
図4(A)及び(B)に例示する自車両衝撃検出データベース23は、夫々、車両A及び車両Bの備える自車両衝撃検出データベース23を示している。
自車両衝撃検出データベース23は、日付フィールド、時刻フィールド、衝撃度フィールド、及び、目撃車両/所有者名フィールドで構成されている。
日付フィールドは、自車両が衝撃を検出した日付が格納されるフィールドである。
時刻フィールドは、自車両が衝撃を検出した時刻が格納されるフィールドである。
衝撃度フィールドは、自車両の検出した衝撃の大きさが格納されるフィールドである。
目撃車両/所有者名フィールドは、自車両が衝撃を検出した際、周囲に存在した他車両の車両番号及び該他車両の所有者名が格納されるフィールドである。
本実施例では、他車両の車両番号に括弧付けで所有者名を格納しているが、これに限るものでなく、他車両と所有者名が判別できるものであればどのようなレコード構成でも構わない。
また、図4では、車両A、及び車両Bのみを例示している。
これは、車両C及び車両Dの衝撃検出部41は、自ら衝撃を検出しておらず、自車両衝撃検出データベース23にレコードが格納されていないためである。
即ち、自車両の衝撃検出部41で衝撃を検出した場合にのみ、自車両衝撃検出データベース23にレコードが格納される事になる。
本実施例では、車両Aと車両Bとが衝突した例で説明しており、車両Bの備える車両検出装置1も衝撃を検出している。
従って、図4(B)に例示するようにレコードが格納される事になる。
図4(A)を参照すると、車両Aでは、「7月1日」の「21:00」に衝撃度「大」の衝撃を検出した事が明らかとなる。
また、その衝撃検出時、車両Aの周囲には、「B」、「C」、及び「D」の車両番号の車両が存在し、該車両番号の車両の所有者は、夫々「BBBB」、「CCCC」、及び「DDDD」である事が分かる。
自車両衝撃検出データベース23に日付、時刻、衝撃度、目撃車両及び所有者名が格納されると、衝撃検出部41は、ICタグリーダライタ部3に対して、自車両の備えるICタグ部2の車両情報データベース21から車両番号及び所有者名を取得するように指示をする。
そして、ICタグリーダライタ部3から自車両の車両番号、及び所有者名を取得すると、衝撃検出部41は、周囲状況発信部43に日付、時刻、衝撃の大きさ、自車両の車両番号、及び自車両の所有者名を通知する。
周囲状況発信部43は、衝撃検出部41から通知を受け取ると、ICタグリーダライタ部3に対して、周囲に存在すると検出された他車両の備えるICタグ部2の他車両衝撃検出データベース22に日付、時刻、衝撃の大きさ、自車両の車両番号、及び所有者名を格納するよう指示をする。
ICタグリーダライタ部3では、周囲状況発信部43から指示を受けると、周囲状況取得部42の指示で検出した他車両のICタグ部2の他車両衝撃検出データベース22に日付、時刻、衝撃の大きさ、自車両の車両番号、及び所有者名を格納する(S2−4)。
ここで、図5に他車両衝撃検出データベース22の構成例を示す。
図5(A)乃至(D)に例示する他車両衝撃検出データベース22は、夫々、車両A乃至車両Dの備える他車両衝撃検出データベース22を示している。
他車両衝撃検出データベース22は、日付フィールド、時刻フィールド、衝撃度フィールド、衝撃検出車両/所有者名フィールドで構成されている。
日付フィールドは、衝撃を検出した日付が格納されるフィールドである。
時刻フィールドは、衝撃を検出した時刻が格納されるフィールドである。
衝撃度フィールドは、検出した衝撃の大きさが格納されるフィールドである。
衝撃検出車両/所有者名フィールドは、衝撃を検出した車両の車両番号、及び該車両の所有者名が格納されるフィールドである。
尚、本実施例では、車両番号に括弧付けで所有者名を格納しているが、これに限るものでなく、車両と所有者名が判別できるものであればどのようなレコード構成でも構わない。
ここでは、図5(B)乃至図5(D)の衝撃検出車両/所有者名フィールドが「A(AAAA)」であるレコードが格納される事になる。
以上説明したように、本実施例における車両検出装置1は、衝撃を検出すると、周囲に存在する車両の車両番号及び所有者名を取得し、自車両衝撃検出データベース23に記憶すると共に、周囲の車両の他車両衝撃検出データベース22に対しても自車両の車両番号及び所有者名を記憶させる。
また、本実施例では、車両Aと車両Bとが衝突をするものであった。
従って、車両Bの備える車両検出装置1においても衝撃を検出する為、車両Aの車両検出装置1と同様の処理動作を車両Bの車両検出装置1でもする事になる。
車両Bでも同様の処理動作をすると、車両BのICタグ部2の自車両衝撃検出データベース23は、図4(B)に示すようなレコードが格納され、車両Bの周囲に存在する車両A、車両C、及び、車両DのICタグ部2の他車両衝撃検出データベース22は、図5(A)、(C)、及び(D)に示すように、衝撃検出車両/所有者名フィールドが「B(BBBB)」であるレコードが格納される事になる。
このように、本実施例における自車両衝撃検出データベース23を参照すると、自車両が衝撃を検出した際、自車両の周囲に存在した車両の車両番号及び所有者名を知る事が出来、交通事故発生時、目撃者が名乗り出なかったとしても、記憶された車両番号及び所有者名に基づき、目撃者を特定する事が出来る。
また、本実施例における自車両衝撃検出データベース23、及び、他車両衝撃検出データベース22を参照すると、自車両が衝撃を検出した日付、時刻の近辺で、他車両も衝撃を検出したかどうか判断出来る。
例えば、図4の車両Aについて見ると、「7月1日」、「21:00」に衝撃を検出している。
更に、図4の車両Aについて見ると、同日付、同時刻に、他車両である車両Bが衝撃を検出した事が記録されている。
即ち、自車両衝撃検出データベース23、及び、他車両衝撃検出データベース22を参照する事で、交通事故の当事者を特定する事が可能となり、交通事故発生時、当事者の一方があて逃げをしたとしても、あて逃げをした車両を特定する事が可能となる。
また、ICタグ部2を構成する車両情報データベース21、他車両衝撃検出データベース22、及び、自車両衝撃検出データベース23は、警察官や保険外交員等の携帯する情報処理端末に備えたICタグリーダライタで読み込む事も可能である。
例えば、交通事故発生時、警察官や保険外交員等は、交通事故を起こした車両のICタグ部2をICタグリーダライタで読み込ませ、ICタグ部2を構成する他車両衝撃検出データベース22、及び自車両衝撃検出データベース23に記録された情報を表示させる事も出来る。
また、ICタグリーダライタ部3で読み込んだ情報を、車両の備える表示装置に表示させるようにしても良い。
ここで、ICタグ部2に記憶された情報の表示例を図6に示す。
表示例6−1は、車両AのICタグリーダライタ部3で他車両衝撃検出データベース22、及び自車両衝撃検出データベース23に記録された情報を読み込み、車両Aの備える表示装置に表示した例を示すものである。
本実施例では、自車両衝撃検出データベース23に記録された日付、時刻、目撃車両、所有者名、及び、他車両衝撃検出データベース22に記録された衝撃検出車両を表示している。
表示に際しては、自車両衝撃検出データベース23から日付、時刻、目撃車両、及び所有者名を取得し、取得した日付及び時刻付近、例えば、前後5分以内の衝撃検出車両を他車両衝撃検出データベース22から取得し、表示装置に表示する。
ここで、目撃車両と衝撃検出車両とが同一のものである場合には、交通事故の当事者であるとみなし、識別出来るように表示する。
表示例6−1では、網掛け表示をしている。
表示例6−2は、警察官や保険外交員等の所持するICタグリーダを備えた情報処理端末の表示装置に表示する例を示すものである。
情報処理端末のICタグリーダを車両のICタグ部2に近付け、該ICタグ部2の情報を読み込ませる。
本実施例では、表示例6−1と同様に他車両衝撃検出データベース22及び自車両衝撃検出データベース23から取得した情報に基づき、表示装置に情報を表示している。
そして、表示例6−1と同様に、目撃車両と衝撃検出車両とが同一のものである場合には、交通事故の当事者であるとみなし、表示をしている。
尚、表示例6−2では、衝撃度も表示するようにしている。
また、併せて、車検情報を読み込み、車検切れ等のチェックをするようにしても良い。
更に、本実施例では、衝撃検出部41で衝撃を検出した際、他車両の車両情報データベース21から車両番号を取得すると共に、自車両の位置情報を取得するようにしても良い。
例えば、今日、大抵の車両には、カーナビゲーションシステムが備えられている。
カーナビゲーションシステムでは、自車両の位置情報、即ち、緯度、経度情報を管理している。
そこで、衝撃検知部41で衝撃を検知した際、自車両の備えるカーナビゲーションシステムから自車両の位置情報を取得し、自車両衝撃検出データベース23に当該情報を記憶するようにしても良い。
また、他車両の他車両衝撃検出データベース22にも当該情報を記憶させるようにしても良い。
このような場合、図4及び図5に例示した自車両衝撃検出データベース23、及び他車両衝撃検出データベース22には、位置情報を記憶するフィールドが追加される事になる。
このように、車両が衝撃を検出した際、位置情報を取得しておく事で、事故の発生現場も正確に特定する事が出来るようになる。
以下、本発明の車両検出システムについて、図7乃至図9を用いて簡単に説明をする。
本実施例における車両検出システムの概要を図7に例示する。
尚、実施例1と同様である構成要素は、図1で示したものと同一の符号を付している。
図7に示すように、本実施例における車両検出システムは、車両検出装置1、管理サーバ6、及びネットワーク7で構成される。
車両検出装置1は、実施例1で説明したものと同様のものであり、新たに無線通信部5が追加されている。
無線通信部5は、制御部4からの指示により、自車両衝撃検出データベース23に情報を格納するタイミングで、ネットワーク7を介して、後述する事故車両データベース61に該情報を格納するものである。
ネットワーク7は、インターネット網、仮想閉域網、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等、専用回線、公衆回線、無線、有線を問わず、各装置や端末が通信可能であれば、如何なる通信ネットワークでも良い。
ここで、図示していないが、無線通信部5は、様々な場所に設置された無線アクセスポイントと電波の送受信をする事で、ネットワーク7と接続される。
このようにすることで、車両検出装置1と管理サーバ6とは、ネットワーク7を介して互いに通信可能となっている。
管理サーバ6は、警察署や保険会社等に設置されたサーバであり、事故車両データベース61、及び検索部62で構成されている。
事故車両データベース61は、衝撃を検出した車両に対応付けて、衝撃を検出した日付、時刻、衝撃を検出した車両の周囲に存在する車両の車両番号を格納するものである。
検索部62は、事故車両データベース61に格納された情報を検索するものである。
ここで、管理サーバ6は、図示しないが、警察署や保険会社等のオフィスのLANにも接続されており、警察署や保険会社等の構成員は、当該LANに接続されたクライアント端末を用いて、管理サーバ6に接続する事が出来る。
また、当該クライアント端末を用いて、検索部62を起動する事が出来る。
実施例1では、図2のフローチャートに示すように、衝撃検出部41で衝撃を検出した事を契機として、S2−2乃至S2−4の処理をしていた。
本実施例では、S2−3の処理で、衝撃検出部41が周囲状況取得部42から他車両の検出結果を受け取ると、ICタグリーダライタ部3に自車両のICタグ部2に情報を書き込むよう指示をする共に、無線通信部5にネットワーク7を介して、管理サーバ6の事故車両データベース61に衝撃を検出した車両に対応付けて、情報を書き込むよう指示をする。
即ち、自車両のICタグ部2の自車両衝撃検出データベース23に格納した情報を事故車両データベース61にも格納する事になる。
ここで、図8に事故車両データベース61の構成例を示す。
事故車両データベース61は、車両番号/所有者名フィールド、日付フィールド、時刻フィールド、目撃車両/所有者名フィールド、及び衝撃度フィールドで構成されている。
車両番号/所有者名フィールドは、衝撃を検出した車両の車両番号及び所有者名が格納されるフィールドである。
本実施例では、車両番号に括弧付けで所有者名を格納しているが、これに限るものでなく、車両と所有者名が判別できるものであればどのようなレコード構成でも構わない。
日付フィールドは、車両が衝撃を検出した日付が格納されるフィールドである。
時刻フィールドは、車両が衝撃を検出した時刻が格納されるフィールドである。
目撃車両/所有者名フィールドは、車両が衝撃を検出した際、該車両の周囲に存在した他車両の車両番号及び該他車両の所有者名が格納されるフィールドである。
本実施例では、他車両の車両番号に括弧付けで該他車両の所有者名を格納しているが、これに限るものでなく、他車両とその所有者名が判別できるものであればどのようなレコード構成でも構わない。
衝撃度フィールドは、検出した衝撃の大きさが格納されるフィールドである。
このように、S2−3で、自車両衝撃検出データベース23に情報を格納すると共に、無線通信部5は、ネットワーク7を介して、事故車両データベース61に情報を格納する。
図8に示す例では、実施例1で説明した状況、即ち、車両Aと車両Bとが衝突事故を起こした際、車両Cと車両Dとがその周囲に存在したものであり、車両Aによる衝撃の検出、車両Bによる衝撃の検出に対応する2レコードが格納されている。
次に、この事故車両データベース61の参照について説明をする。
管理サーバ6は、保険会社や警察署等に設置されており、LANに接続されている。
また、当該LAN上には、様々な情報処理端末が接続されており、当該情報処理端末から管理サーバ6に接続する事が可能となっている。
例えば、保険会社や警察署の構成員は、ある事故に係る目撃者や当事者を調査する際、所持する情報処理端末を操作して、管理サーバ6に接続し、検索部62を起動する。
本実施例では、車両Aがあて逃げされ、その事故に係る目撃者、当事者を調査する場合について説明をする。
まず、保険会社や警察署等の構成員は、車両Aの所有者の証言により、あて逃げされた日時、「7月1日」、「21:00」前後という情報を取得する。
保険会社や警察署の構成員は、証言に基づき、情報処理端末を操作して、管理サーバ6の検索部62を起動する。
検索部62は、起動されると、図9(A)に例示するような事故検索画面を情報処理端末の表示装置に表示する。
ここで、事故検索画面は、日付入力フィールド、時刻入力フィールド、事故車両入力フィールド、及び衝撃度入力フィールドから構成されている。
日付入力フィールドは、事故発生日付を入力するフィールドであり、事故発生日付で事故車両データベース61の日付フィールドを検索するものである。
時刻入力フィールドは、事故発生時刻を入力するフィールドであり、事故発生時刻で事故車両データベース61の時刻フィールドを検索するものである。
また、事故発生時刻そのものを検索条件とした場合、不適切な検索となる場合も考えられるため、所定範囲内で検索出来るよう、検索範囲を入力できるフィールドも含む。
事故車両入力フィールドは、衝撃を検出した車両番号又は/及び所有者名を入力するフィールドであり、車両番号又は/及び所有者名で事故車両データベース61の目撃車両/所有者名フィールドを検索するものである。
衝撃度入力フィールドは、検出した衝撃度を入力するフィールドであり、衝撃度で事故車両データベース61の衝撃度フィールドを検索するものである。
この衝撃度を検索条件とする事は、例えば、玉突き事故のように、1つの事故で複数の衝撃を検出するような事故であった場合、一番衝撃度の大きい事故の情報を得るとき等に有効である。
事故検索画面を構成する各入力フィールドは、上記のように、事故車両データベース61の検索条件となるものであり、少なくとも1つの入力フィールドが入力されていれば良い。
図9(A)に例示する事故検索画面を表示すると、車両Aの所有者AAAAの証言に基づき、日付入力フィールド、時刻入力フィールド、及び事故車両入力フィールドに夫々、「7月1日」、「21:00」、「A」を入力する。
また、証言の時刻に誤差がある事が考えられるため、時刻の検索範囲に余裕をもたせ、「20:55」から「21:05」の時刻範囲で検索をするように入力している。
検索部62は、事故検索画面の少なくとも1つのフィールドに入力がなされると、入力されたフィールドに基づき、事故車両データベース61を検索する。
ここで、複数のフィールドが入力された場合、複数のフィールドのAND条件で検索される事になる。
そして、検索部62は、事故車両データベース61から検索条件に合致する情報を取得し、図9(B)に例示するような検索結果画面を情報処理端末の表示画面に表示する。
検索結果画面は、検索条件表示フィールド、目撃車両表示フィールド、及び当事者表示フィールドで構成されている。
検索条件表示フィールドは、事故検索画面で入力された検索条件が表示されるフィールドであり、図9(B)の表示例では、「7月1日 21:00 5分前後」及び「車両Aについて」が相当する。
目撃車両表示フィールドは、検索条件に基づいて検索した事故車両データベース61の目撃車両/所有者名フィールドの情報を表示するフィールドであり、図9(B)の表示例では、目撃車両に対応付けて所有者名を表示する。
当事者表示フィールドは、図9(A)で例示した事故車両入力フィールドに入力された検索条件で事故車両データベース61の目撃車両/所有者名フィールドを検索し、対応する車両番号/所有者名フィールドの情報を表示する。
例えば、図8を参照すると、車両Aが衝撃を検出した時刻に車両Bも衝撃を検出している。
更に、双方目撃車両として記録されている事がわかる。
従って、車両A及び車両Bは当事者とみなす事が出来、この事故で車両Bはあて逃げをしたものとみなす事が出来る。
このように、検索結果画面の当事者フィールドを参照する事で、あて逃げをしたとみなされる車両Bの所有者を特定する事が出来る。
また、検索結果画面の目撃車両フィールドを参照する事で、目撃車両とその所有者も特定出来、該目撃者により、証言をしてもらう事も出来る。
このように、交通事故における目撃者や当事者を特定する事が可能となる。
また、ガードレール、電信柱等の固定された公共物に車両検出装置1を備えるようにしても良い。
従来公共物が交通事故で破壊された場合、その犯人を見つけ出す事は困難であったが、上記のように構成する事で、犯人を特定する事が容易となる。
以上の実施例1及び実施例2を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 事故発生時点での現場の近傍に位置する車両を検出する車両検出装置であって、
車両識別子を記憶する車両情報記憶部と、
目撃車両に関する情報を記憶する自車両衝撃検出記憶部と、
他の前記車両検出装置の備える前記車両情報記憶部から車両識別子を取得する車両情報リーダ部と、
衝撃を検出し、該衝撃を検出した事を契機として、前記車両情報リーダ部から車両識別子を取得し、該車両識別子を目撃車両に関する情報として前記自車両衝撃検出記憶部に格納する衝撃検出部と、
を備えた事を特徴とする車両検出装置。
(付記2) 前記車両検出装置は、更に、
衝撃を検出した車両に係る情報を記憶する他車両衝撃検出記憶部を備え、
前記衝撃検出部は、
前記車両情報記憶部から車両識別子を取得し、該車両識別子を衝撃を検出した車両に係る情報として他の前記車両検出装置の備える前記他車両衝撃検出記憶部に格納する事を特徴とする付記1記載の車両検出装置。
(付記3) 前記車両検出装置は、更に、
前記自車両衝撃検出記憶部から目撃車両に関する情報を取得し、該情報を目撃車両として表示し、前記他車両衝撃検出記憶部に記憶された衝撃を検出した車両に係る情報と前記自車両衝撃検出記憶部に記憶された目撃車両に関する情報とが一致するものを当事者として表示する表示部を備える事を特徴とする付記2記載の車両検出装置。
(付記4) 前記車両検出装置は、更に、ICタグを含み、
前記車両記憶部、前記自車両衝撃検出記憶部は、前記ICタグに含まれる事を特徴とする付記1記載の車両検出装置。
(付記5) 前記車両検出装置は、更に、ICタグを含み、
前記車両記憶部、前記自車両衝撃検出記憶部、及び、前記他車両衝撃検出記憶部は、前記ICタグに含まれる事を特徴とする付記2記載の車両検出装置。
(付記6) 前記目撃車両に関する情報は、更に、車両の位置情報を含み、
前記衝撃検出部は、衝撃を検出した際、車両の位置を特定する事を特徴とする付記1記載の車両検出装置。
(付記7) 前記車両リーダ部は、前記ICタグと電波の送受信をする為に、所定時間電波を送信する事を特徴とする付記5記載の車両検出装置。
(付記8) 事故発生時点での現場の近傍に位置する車両を検出する車両検出装置とネットワークを介して接続された管理サーバとからなる車両検出システムであって、
前記車両検出装置は、
車両識別子を記憶する車両情報記憶部と、
目撃車両に関する情報を記憶する自車両衝撃検出記憶部と、
他の前記車両検出装置の備える前記車両情報記憶部から車両識別子を取得する車両情報リーダ部と、
衝撃を検出し、該衝撃を検出した事を契機として、前記車両情報リーダ部から車両識別子を取得し、該車両識別子を目撃車両に関する情報として前記自車両衝撃検出記憶部に格納し、前記車両情報記憶部から車両識別子を取得し、該車両識別子と該目撃車両に関する情報とを前記管理サーバに送信する衝撃検出部とを備え、
前記管理サーバは、
車両識別子と目撃車両に関する情報とを記憶する事故車両記憶部と、
前記車両検出装置から車両識別子と目撃車両に関する情報とを受信し、前記事故車両記憶部に格納する事故車両情報格納部と、
前記事故車両記憶部から車両識別子に対応する目撃車両に関する情報を取得し、該情報を表示する事故情報表示部とを備えた事を特徴とする車両検出システム。
(付記9) 前記車両検出装置は、更に、
衝撃を検出した車両に係る情報を記憶する他車両衝撃検出記憶部を備え、
前記衝撃検出部は、前記車両情報記憶部から車両識別子を取得し、該車両識別子を衝撃を検出した車両に係る情報として他の前記車両検出装置の備える前記他車両衝撃検出記憶部に格納し、
前記事故情報表示部は、前記事故車両記憶部を参照して、衝撃を検出した車両の車両識別子に対応する目撃者に関する情報と一致する車両識別子を取得し、該車両識別子に対応する目撃者に関する情報と該衝撃を検出した車両の車両識別子とが一致する場合、当事者として表示する事を特徴とする付記8記載の車両検出システム。
(付記10) 前記車両検出装置は、更に、
前記自車両衝撃検出記憶部から目撃車両に関する情報を取得し、該情報を目撃車両として表示し、前記他車両衝撃検出記憶部に記憶された衝撃を検出した車両に係る情報と前記自車両衝撃検出記憶部に記憶された目撃車両に関する情報とが一致するものを当事者として表示する事を特徴とする付記9記載の車両検出システム。
(付記11) 前記車両検出装置は、更に、ICタグを含み、
前記車両記憶部、前記自車両衝撃検出記憶部は、前記ICタグに含まれる事を特徴とする付記8記載の車両検出装置。
(付記12) 前記車両検出装置は、更に、ICタグを含み、
前記車両記憶部、前記自車両衝撃検出記憶部、及び、前記他車両衝撃検出記憶部は、前記ICタグに含まれる事を特徴とする付記9記載の車両検出装置。
実施例1に係る車両検出装置の概要を示す全体構成図である。 実施例1に係る車両検出装置の処理のフローチャートである。 車両情報データベースのレコード構成例を示す図である。 自車両衝撃検出データベースのレコード構成例を示す図である。 他車両衝撃検出データベースのレコード構成例を示す図である。 ICタグ部に記録された情報の表示例を示す図である。 実施例2に係る車両検出システムの概要を示す全体構成図である。 実施例2に係る事故車両データベースのレコード構成例を示す図である。 実施例2に係る事故検索画面の表示例を示す図である。

Claims (8)

  1. 物体を検出する物体検出装置であって、
    当該物体検出装置を搭載する物体を識別する情報を格納する、物体情報記憶部と、
    前記物体を識別する情報の送信要求を示す要求信号を外部装置から受けて、前記物体情報記憶部により格納された物体を識別する情報を送信する、第1の送信部と、
    前記物体に加えられた衝撃を検出する、衝撃検出部と、
    前記衝撃検出部により衝撃を検出した際に、無線通信により前記送信要求を示す要求信号を送信し、当該要求信号に応じて他の物体に搭載された前記物体検出装置の前記第1の送信部から送信された当該他の物体についての前記物体を識別する情報を取得する、周囲状況取得部と、
    前記周囲状況取得部により取得された物体を識別する情報を、前記衝撃検出部により衝撃を検出した日時を示す情報と対応付けて格納する、自物体衝撃記憶部と、
    前記衝撃検出部により衝撃を検出した際に、前記物体情報記憶部により格納された物体を識別する情報を送信する、第2の送信部と、
    他の物体が搭載する前記物体検出装置の前記第2の送信部から送信された当該他の物体についての前記物体を識別する情報を受信し、当該受信された物体を識別する情報を格納する、他物体衝撃記憶部と、
    を有する物体検出装置。
  2. 物体検出装置であって、
    前記他物体衝撃記憶部は、前記受信部により受信された物体を識別する情報を、前記受信部により当該物体を識別する情報が受信された日時を示す情報と対応付けて格納する
    請求項1に記載の物体検出装置。
  3. 物体検出装置であって、
    前記第2の送信部は、前記物体情報記憶部により格納された物体を識別する情報を、前記衝撃検出部により衝撃を検出した日時を示す情報と対応付けて送信し、
    前記他物体衝撃記憶部は、他の物体が搭載する前記物体検出装置の前記第2の送信部から送信された当該他の物体についての前記物体を識別する情報と当該他の物体が搭載する前記物体検出装置の前記衝撃検出部により衝撃を検出した日時を示す情報を受信し、当該受信された物体を識別する情報を、当該受信された衝撃を検出した日時を示す情報と対応付けて格納する
    請求項1又は2に記載の物体検出装置。
  4. 物体検出装置であって、
    前記自物体衝撃記憶部により格納された情報の出力要求を示す要求信号を受けて、前記自物体衝撃記憶部により格納された情報を取得し、当該取得した情報を出力する自物体衝撃情報出力部と、
    前記他物体衝撃記憶部により格納された情報の出力要求を示す要求信号を受けて、前記他物体衝撃記憶部により格納された情報を取得し、当該取得した情報を出力する他物体衝撃情報出力部と、
    を有する請求項1乃至3に記載の物体検出装置。
  5. 物体検出装置であって、
    前記他物体衝撃情報出力部は、前記自物体衝撃記憶部から取得した日時を示す情報に基づいて、前記他物体衝撃記憶部により格納された情報のうち、当該日時と同一又は所定の時間範囲内となる日時を示す情報に対応付けられた物体を識別する情報を取得し、当該取得した情報を出力する、
    請求項4に記載の物体検出装置。
  6. 物体検出装置であって、
    前記他物体衝撃情報出力部は、前記自物体衝撃記憶部から取得した日時と同一又は所定の時間範囲内となる日時を示す情報に対応付けられた物体を識別する情報について、前記自物体衝撃記憶部において当該日時に対応付けられた物体を識別する情報と一致するか否かを判定し、一致すると判定された物体を識別する情報を、当該日時に対応付けられた他の物体を識別する情報と区別して出力する、
    請求項5に記載の物体検出装置。
  7. 物体検出装置であって、
    前記自物体衝撃情報出力部及び前記他物体衝撃情報出力部から出力の供給を受けて、当該供給を受けた出力を外部装置へ送信する第1の出力部と、
    前記自物体衝撃情報出力部及び前記他物体衝撃情報出力部から出力の供給を受けて、当該供給を受けた出力を表示部に表示させる第2の出力部と、
    の少なくともいずれかを有する請求項4乃至6に記載の物体検出装置。
  8. 物体を検出する物体検出装置で用いられる物体検出プログラムであって、
    車両を識別する情報の送信要求を示す要求信号を外部装置から受けて、当該物体検出装置を搭載する物体を識別する情報を格納する物体情報記憶ユニットから物体を識別する情報を取得し、当該取得した物体を識別する情報を送信する、第1の送信ステップと、
    前記物体に加えられた衝撃を検出する、衝撃検出ステップと、
    前記衝撃検出ステップにて衝撃を検出した際に、無線通信により前記送信要求を示す要求信号を送信し、当該要求信号に応じて他の物体に搭載された前記物体検出装置から送信された当該他の物体についての前記物体を識別する情報を取得する、周囲状況取得ステップと、
    前記周囲状況取得ステップにより取得された物体を識別する情報を、前記衝撃検出ステップにより衝撃を検出した日時を示す情報と対応付けて格納する、自物体衝撃記憶ステップと、
    前記衝撃検出ステップにより衝撃を検出した際に、前記物体情報記憶ユニットに格納された物体を識別する情報を送信する、第2の送信ステップと、
    他の物体が搭載する前記物体検出装置から送信された当該他の物体についての前記物体を識別する情報を受信し、当該受信された物体を識別する情報を格納する、他物体衝撃記憶ステップと、
    をコンピュータに実行させる車両検出プログラム。
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