JP2008261420A - クイックコネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】ブッシュの形状を改良することにより、相手パイプに対するコネクタハウジングの傾きをより効果的に防止できるクイックコネクタを提供する。
【解決手段】シール収容部19の軸方向他端部に樹脂ブッシュ29を嵌め付けて、第1のOリング23及び第2のOリング25を軸方向に位置決めする。樹脂ブッシュ29の内周面35の軸方向他方側開口部に、周方向等間隔で複数個の押さえ用突出フィン37を接続形成しておく。それぞれの押さえ用突出フィン37を、先端部39が、連絡部21の内周面の径方向位置を越えて内側に延びるように形成する。
【選択図】図1
【解決手段】シール収容部19の軸方向他端部に樹脂ブッシュ29を嵌め付けて、第1のOリング23及び第2のOリング25を軸方向に位置決めする。樹脂ブッシュ29の内周面35の軸方向他方側開口部に、周方向等間隔で複数個の押さえ用突出フィン37を接続形成しておく。それぞれの押さえ用突出フィン37を、先端部39が、連絡部21の内周面の径方向位置を越えて内側に延びるように形成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば自動車のガソリン燃料系配管の連結に用いられるクイックコネクタに関する。
自動車のガソリン燃料系配管で、樹脂製ホースやゴム製ホースと相手パイプとを連結するために用いられるコネクタには、相手パイプとスナップ係合するように構成されたクイックコネクタが使用されている。このようなクイックコネクタは、コネクタハウジングの開口から相手パイプの挿入端部を相対的にコネクタハウジング内に挿入すると、リテーナーが相手パイプとスナップ係合し、相手パイプを抜け止めするように構成されていて、軸方向一方側のホース接続部に樹脂製又はゴム製のホースを嵌めて接続しておき、相手パイプの挿入端部を相対的に他端開口からコネクタハウジング内に挿入することにより、ホースと相手パイプとをワンタッチで連結させることができるものである。
ところで、クイックコネクタのコネクタハウジングには、挿入された相手パイプの挿入端部との間を密封するためのシールリングが配置される。そして、このシールリングが軸方向にずれることなく位置決めされるように、コネクタハウジングのシール収容部にはブッシュが嵌め付けられている。このブッシュは、例えば特許文献1に示されているように、挿入される相手パイプの外径と等しい内径を有するように形成される。このように構成することにより、相対的な挿入時に、相手パイプがブッシュによりコネクタハウジングに対して芯だしされるので、コネクタハウジングが相手パイプに対して傾くように接続され、相手パイプがシールリングに偏って押し付けられてしまうといった片当りが防止される。また、例えば、配管レイアウト上の関係でホースが若干曲げられて配管され、その結果、クイックコネクタのホース接続部にホースから径方向力が作用していても、相手パイプとクイックコネクタとは同心状態に保持され、相手パイプがシールリングに偏って押し付けられるといったことはなくなる。そして、相手パイプがシールリングに偏って押し付けられるといった片当りがなければ、シール性が低下したり、相手パイプの振動がコネクタハウジングに伝達され、コネクタハウジングが小刻みに相手パイプに対して回転振動したときに、シールリングが早期に磨耗してしまうといった不都合を避けることが可能となる。
ところで、ブッシュが相手パイプの挿入端部の外径よりも小さい内径を有するように形成された場合には、相手パイプをコネクタハウジングに挿入しづらくなったり、挿入できなくなったりしてしまう。したがって、ブッシュは、実際には、相手パイプの挿入端部の外径よりも若干大きい内径を有するように形成されるのが普通であり、ブッシュの内径を相手パイプの挿入端部の外径と対応させてコネクタハウジングの相手パイプに対する傾きを防止する構造では、精度の高い芯だし効果や傾き防止効果を確保することはできない。
そこで本発明は、ブッシュの形状を改良することにより、相手パイプに対するコネクタハウジングの傾きをより効果的に防止できるクイックコネクタの提供を目的とする。
この目的を達成するための本発明のクイックコネクタは、軸方向一方側にホース接続部を有し、軸方向他方側にリテーナー保持部が設けられ、このリテーナー保持部よりも軸方向一方側にシール収容部が形成されているコネクタハウジングと、前記リテーナー保持部に配置されたリテーナーと、前記シール収容部内に嵌め込まれたシールリングと、前記シールリングの軸方向のずれを防止するように、前記シール収容部の軸方向他方側の内側に嵌め付けられた筒状のブッシュと、を備え、前記コネクタハウジングの軸方向他端側からこのコネクタハウジング内に相手パイプが相対的に挿入され、この相手パイプが前記リテーナーとスナップ係合して前記コネクタハウジングと接続されるように構成されているクイックコネクタであって、前記ブッシュは、前記相手パイプの外径よりも大きな内径を有するように形成され、かつ、中心に向かって傾きながら軸方向一方側に延びるバネ性を備えた押さえ用突出フィンを周方向に複数個一体的に有し、前記押さえ用突出フィンは、この押さえ用突出フィンの先端部が、前記相手パイプの挿入路よりも径方向内側に位置するように形成されているものである。ホース接続部の外周には、樹脂製又はゴム製等の配管筒状部材が嵌められて接続される。相手パイプの挿入端部が相対的にコネクタハウジング内に挿入されると、挿入端部はブッシュの押さえ用突出フィンに当接し、この押さえ用突出フィンを径方向外側に変形させ、ブッシュ(コネクタハウジング)に対して芯だしされながらコネクタハウジング内に挿入されることとなる。相手パイプは、挿入端部の先端部がシールリングを通過し、例えば、パイプ支持部内に入り込むまでコネクタハウジングに相対的に挿入される。パイプ支持部は相手パイプの挿入端部の外径と等しい又はほぼ等しい内径を有するように構成することもできる。相手パイプの挿入端部はコネクタハウジングに対して芯だしされるので、相手パイプの挿入端部がシールリングに片当りするといったことが防止される。それぞれの押さえ用突出フィンの先端部は、相手パイプの挿入路内に突出しているので、相手パイプがコネクタハウジングに接続された後も、押さえ用突出フィンの少なくとも先端部はそれぞれ、相手パイプの挿入端部外周に接触し、中心方向に押圧力を作用させている。したがって、相手パイプの挿入端部は、押さえ用突出フィンに押えられて、あるいはパイプ支持部と押さえ用突出フィンに押さえられてコネクタハウジングと同心的に保持される。
相手パイプをクイックコネクタのリテーナーにスナップ係合させるには、相手パイプの外周面に環状係合突部を形成しておき、環状係合突部が、リテーナー保持部内で、リテーナーとスナップ係合するように構成することができる。このような構成を採用しても、ブッシュはリテーナー保持部よりも軸方向一方側に位置しているので、環状係合突部の通過を許容するように芯だし構造を構成する必要はない。
押さえ用突出フィンを、ブッシュの軸方向他端部に接続形成しておけば、シールリングと相手パイプの挿入端部との接触に支障は生じない。
本発明のクイックコネクタを用いれば、コネクタハウジングを相手パイプに同軸的に接続できるので、優れたシール性を有する配管接続構造を構成できる。
以下、本発明を実施するための形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るクイックコネクタの断面図、図2はクイックコネクタに用いられているリテーナーの斜視図、図3はクイックコネクタに用いられているブッシュの斜視図である。
クイックコネクタ1は、自動車のガソリン燃料配管の接続に使用されるものであり、筒状のコネクタハウジング3と、ほぼ環状のリテーナー5と、シール手段7と、を備えて構成されている。コネクタハウジング3はガラス繊維強化ポリアミド(PA・GF)を素材として形成され、軸方向一方側の円筒状のゴムホース接続部9と、軸方向他方側のほぼ円筒状のパイプ挿入部11と、から一体的に構成され、軸方向一端から軸方向他端に貫通する貫通孔13を有している。ゴムホース接続部9は、小径の細長い筒状体の先端部(軸方向一端部)外周に、抜け止め用のバルジ部15を有して形成されていて、このゴムホース接続部9にバルジ部15を越えて嵌められたゴムホースは、バルジ部15よりも軸方向他方側で、ホースクランプ(図示せず)によりゴムホース接続部9に締め付けられる。
コネクタハウジング3のパイプ挿入部11は、軸方向他方側の大径のリテーナー保持部17と、リテーナー保持部17よりも小径の中間のシール収容部19と、シール収容部19よりもさらに小径の軸方向一方側の連絡部21(パイプ支持部)と、から一体的に構成されている。シール収容部19の内周面の軸方向一方側には、軸方向一方側の第1のOリング23と軸方向他方側の第2のOリング25とがカラー27を介して、すなわち軸方向に間隔を有して並んで嵌められ、シール収容部19の内周面の軸方向他方側には、連絡部21の内径よりも大きな内径を有する、短い筒状の樹脂ブッシュ29が嵌め付けられているが、樹脂ブッシュ29は、外周面の軸方向他端部及び中間部にそれぞれ、多少径方向外側に突出する環状突出部31、33を一体的に備えている。樹脂ブッシュ29の内周面35は、単純な筒状又は環状の内面として形成されているが、この内周面35の軸方向他方側の開口部(軸方向他端縁部)には、周方向等間隔で複数個(ここでは4つ)の押さえ用突出フィン37が接続形成されている。それぞれの押さえ用突出フィン37は、長方形状のプレート片として形成され、同一の形状で同一の傾きをもって軸方向他方側に延びるように形成されている。すなわち、それぞれの押さえ用突出フィン37は、樹脂ブッシュ29の内周面35の軸方向他端縁部から、径方向内側(中心)に向かって所定角度(ここでは45度又はほぼ45度)傾きながら軸方向他方側に延びるように形成されていて、先端部(内端部)39は、連絡部21の内周面の径方向位置を越えて内側に延びている。
シール保持部19の内周面の軸方向他端部は、樹脂ブッシュ29の外周面形状に対応する形状を有していて、樹脂ブッシュ29は、軸方向他方側の環状端面41が、リテーナー保持部17の内側の軸方向一端に形成されている、狭い幅を有して径方向内側に広がる環状の段差端面43と同一平面上に位置するように、シール収容部19の軸方向他端部に嵌め付けられている。第1のOリング23及び第2のOリング25は、シール収容部19の内側の軸方向一端に形成されている環状の段差面45と樹脂ブッシュ29とに挟まれて軸方向に位置決めされていて、第1のOリング23は、例えば防水・防塵性に優れ、高い耐ガソリン性及び耐オゾン性を有するフッ素ゴム(FKM)によって形成され、第2のOリング25は、例えば防水・防塵性に優れ、高い耐低温性及び耐オゾン性を有するフロロシリコーンゴム(FVMQ)によって形成されている。
パイプ挿入部11のほぼ円筒状のリテーナー保持部17の内周面は、基本的には又は概略的には断面円形状に形成されているが、リテーナー保持部17には、径方向対称位置に対向して係合窓47、47が形成されている。
リテーナー保持部17の軸方向他端には、係合窓49、49の間それぞれと対応する周方向位置で、一対の突出状部49が形成されていて、この突出状部49の間にそれぞれ、収容部51、51が構成されている。
リテーナー保持部17内にはポリアミド(PA)製のリテーナー5が収容されて嵌め付けられていて、このリテーナー5は、比較的柔軟であり、弾性変形可能なように構成されている。リテーナー5は、周方向両端部53、53間に比較的大きな変形用隙間が設けられた断面C形状の本体部55を有し、この本体部55の外面の、変形用隙間を挟んだ径方向対称位置には、軸方向一方側から軸方向他端にかけて一対の係合爪部57、57が形成されていて、この一対の係合爪部57、57は、軸方向他方側に向かって径方向外側に漸次大きく突出するように形成され、かつ、軸方向他端部に径方向外側に若干飛び出る係合爪59、59を有している。リテーナー5の本体部55の内面は、周方向両端部53、53及び変形用隙間と対向する部分を除いて軸方向一方側に向かって縮径する状態に形成されていて、本体部55の軸方向一端部61は、周方向両端部53、53及び変形用隙間と対向する部分を除いて相手パイプ63の挿入端部65(相手パイプ63の環状係合突部67以外の挿入端部65の部分)とほぼ同じ内径状態に形成され、環状係合突部67よりも小さい内径状態に形成されている。本体部55の変形用隙間と対向する部分の内面69は、多少凹んだほぼ円筒内面状態に形成され、本体部55の変形用隙間と対向する部分の軸方向一端部には切欠き状凹部71が形成されている。
本体部55の軸方向他端には、係合爪部57,57に対応した周方向位置で、軸方向他方側に向かって径方向外側に傾斜して延びる一対の操作アーム73、73が一体的に設けられていて、それぞれの操作アーム73、73の軸方向他端部には径方向外側に突出する操作端部75、75が形成されている。本体部55の軸方向一端部61には、周方向に延びる係合スリット77、77が対向して形成されていて、このような構成のリテーナー5は、係合爪59、59部分がリテーナー保持部17の係合窓47、47内に入り込み、操作アーム73、73の操作端部75、75が、収容部51、51に収容されるように又は位置するように、リテーナー保持部17内に押し込まれて嵌め付けられている。なお、図1中符号79は、リテーナー保持部17の内周面に一体的に形成され、リテーナー5の本体部55の切欠き状凹部71内に位置してリテーナー5の回り止めを行う回止め突出部であり、リテーナー保持部17の内周面の径方向対称位置にも同様の回止め突出部79が形成され、この回止め突出部79は、リテーナー5の周方向両端部53、53間に入り込んでいる。
リテーナー5は、係合爪59、59が係合窓47、47の軸方向他端と係合することにより抜け止めされ、また、係合爪59、59が係合窓47、47の周方向端と係合し、回り止め突出部79が、リテーナー5の切欠き状凹部71内に位置することにより、コネクタハウジング3あるいはリテーナー保持部17に対して回り止めされる。
図4はクイックコネクタ1に相手パイプ63を接続した状態の断面図、図5はクイックコネクタ1に相手パイプ63を接続したときの樹脂ブッシュ29部分の拡大図である。
クイックコネクタ1にリテーナー保持部17の軸方向他端開口から挿入されて、より具体的には、操作アーム73、73の操作端部75、75側からリテーナー5の本体部55内に挿入されて嵌め付けられた相手パイプ63は例えば金属製であり、挿入端部65の外周面に環状係合突部67を有していて、この環状係合突部67がリテーナー5の本体部55を押し広げて進行し、係合スリット77、77に嵌り込んでスナップ係合するまで、コネクタハウジング3のパイプ挿入部11内に押し込まれている。相手パイプ63の挿入端部65は、コネクタハウジング3のパイプ挿入部11内に挿入されると、それぞれの押さえ用突出フィン37の先端側が相手パイプ63の挿入路内に突出しているので、この押さえ用突出フィン37と当接する。そして、相手パイプ63の挿入端部65は、押さえ用突出フィン37を、全体的に軸方向他方側に向かって軸と平行に延びるように変形させて、コネクタハウジング3に接続される。ここでは、軸方向他方側にまっすぐ延びている押さえ用突出フイン37の部分と、樹脂ブッシュ29の内周面35との間には、隙間あるいは若干の隙間が形成されている。相手パイプ63の挿入端部65の軸方向一端は、第2のOリング25及び第1のOリング23を通過して連絡部21内に達していて、相手パイプ63あるいは相手パイプ63の挿入端部65とクイックコネクタ1との間はこの第1及び第2のOリング23、25により密封され、相手パイプ63の挿入端部65の環状係合突部67よりも軸方向一方側又は相手パイプ63の挿入端部65の軸方向一端部は、相手パイプ63の挿入端部65の外径と同一又はほぼ同一の内径を有する連絡部21内に隙間なく挿入されている。なお、連絡部21の内径を、相手パイプ63の挿入端部65の外径よりも大きく又は若干大きく形成してもよい。
押さえ用突出フィン37はバネ性を有しているので、軸と平行に延びるように変形している押さえ用突出フィン37はそれぞれ、相手パイプ63の挿入端部65の外周面に、中心に向かう押圧力を作用させ、この挿入端部65の軸ずれ又は傾きを防止している。
樹脂ブッシュ29には、相手パイプ63を芯だし又はセンタリングする反発力、繰り返し又は継続して使用しても反発力を保つ耐久性が必要なため、曲げ弾性率200乃至400kgf/mm2である材料が用いられるのが好ましい。こういったことから、ポリアセタール(POM)、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)、PAなどを用いることができるが、その中でも材料コストに優れ、寸法精度のよいPOMが適している。
相手パイプ63をクイックコネクタ1から抜き出すには、収容部51内に収容されている又は収容部51に位置している操作アーム73、73の操作端部75、75を外側から押圧する。操作アーム73、73の操作端部75、75を外側から押圧すると、操作アーム73、73の径方向の間隔、したがって、係合爪59、59の径方向の間隔が狭まり、係合爪59、59が係合窓47、47から抜け出た状態となる。この状態で、リテーナー5をコネクタハウジング3から相対的に引き出すと、このリテーナー5とともに相手パイプ63はクイックコネクタ1又はコネクタハウジング3から抜き出される。
本発明のクイックコネクタは、自動車の燃料系配管などに用いられて優れたシール性を長く持続するものである。
1 クイックコネクタ
3 コネクタハウジング
5 リテーナー
9 ゴムホース接続部
17 リテーナー保持部
19 シール収容部
23 第1のOリング(シールリング)
25 第2のOリング(シールリング)
29 樹脂ブッシュ
63 相手パイプ
3 コネクタハウジング
5 リテーナー
9 ゴムホース接続部
17 リテーナー保持部
19 シール収容部
23 第1のOリング(シールリング)
25 第2のOリング(シールリング)
29 樹脂ブッシュ
63 相手パイプ
Claims (3)
- 軸方向一方側にホース接続部を有し、軸方向他方側にリテーナー保持部が設けられ、このリテーナー保持部よりも軸方向一方側にシール収容部が形成されているコネクタハウジングと、前記リテーナー保持部に配置されたリテーナーと、前記シール収容部内に嵌め込まれたシールリングと、前記シールリングの軸方向のずれを防止するように、前記シール収容部の軸方向他方側の内側に嵌め付けられた筒状のブッシュと、を備え、前記コネクタハウジングの軸方向他端側からこのコネクタハウジング内に相手パイプが相対的に挿入され、この相手パイプが前記リテーナーとスナップ係合して前記コネクタハウジングと接続されるように構成されているクイックコネクタであって、
前記ブッシュは、前記相手パイプの外径よりも大きな内径を有するように形成され、かつ、中心に向かって傾きながら軸方向一方側に延びるバネ性を備えた押さえ用突出フィンを周方向に複数個一体的に有し、
前記押さえ用突出フィンは、この押さえ用突出フィンの先端部が、前記相手パイプの挿入路よりも径方向内側に位置するように形成されている、ことを特徴とするクイックコネクタ。 - 前記相手パイプの外周面には環状係合突部が形成されていて、前記相手パイプは、前記環状係合突部が、前記リテーナー保持部内で、前記リテーナーとスナップ係合することにより、前記コネクタハウジングに接続される、ことを特徴とする請求項1記載のクイックコネクタ。
- 前記押さえ用突出フィンは、前記ブッシュの軸方向他端部に接続形成されている、ことを特徴とする請求項1又は2記載のクイックコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007104344A JP2008261420A (ja) | 2007-04-11 | 2007-04-11 | クイックコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007104344A JP2008261420A (ja) | 2007-04-11 | 2007-04-11 | クイックコネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008261420A true JP2008261420A (ja) | 2008-10-30 |
Family
ID=39984048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007104344A Pending JP2008261420A (ja) | 2007-04-11 | 2007-04-11 | クイックコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008261420A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104622536A (zh) * | 2013-11-15 | 2015-05-20 | 上海理工大学 | 用于将深静脉血栓取除器与动力装置相连的快换连接头 |
-
2007
- 2007-04-11 JP JP2007104344A patent/JP2008261420A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104622536A (zh) * | 2013-11-15 | 2015-05-20 | 上海理工大学 | 用于将深静脉血栓取除器与动力装置相连的快换连接头 |
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