JP2008261362A - コンプレッサ用スラスト玉軸受 - Google Patents

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    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/02Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2208/00Plastics; Synthetic resins, e.g. rubbers
    • F16C2208/20Thermoplastic resins
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Abstract

【課題】冷媒ガスや潤滑油による保持器の強度劣化を防止することができ、保持器とコンプレッサ主軸間の潤滑性を長期維持することができ、小型化が可能なコンプレッサ用軸受を提供すること。
【解決手段】レシプロ形式コンプレッサのシャフト1を支持するコンプレッサ用スラスト玉軸受2であって、対向する一対のスラストプレート3,4と、これらのスラストプレート3,4間に転動自在に介在する複数の転動体6と、これらの転動体6を保持し、シャフト1に回転自在に外嵌するための案内面5aを有する保持器5とから構成されており、この保持器5は、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂から成っている。
【選択図】図2

Description

本発明は、冷蔵庫等のレシプロ形式コンプレッサにおいて、そのコンプレッサシャフトの支持部として用いられるコンプレッサ用スラスト玉軸受に関するものである。
冷蔵庫等に用いられるレシプロ形式のコンプレッサにおいて、そのコンプレッサシャフト(以後、シャフトと言う)の支持部にスラスト玉軸受を用いる方式が、特許文献1に開示されている。
このスラスト玉軸受は、コンプレッサ本体の軸受部側に固定された第1スラストプレートと、この第1スラストプレートに対向するようにシャフト側に外嵌・固定された第2スラストプレートとの間に、保持器に保持された転動体(玉)を介在させた構成で、シャフトを、軸受部に対してスラスト方向に制止しつつ、軸周りに回転自在に支持するものである。
一方、カーエアコン等に用いられる冷凍コンプレッサの転がり軸受において、その保持器に、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂等の熱硬化性プラスチックを用いることによって、軸受寿命を延長しようとする方法が、特許文献2に開示されている。
中国公開特許02260924 特開平5−187355号公報
しかしながら、上記従来のコンプレッサに用いられるスラスト玉軸受においては、潤滑油を軸受内に十分に供給することが難しい構造になっているので、玉と保持器、あるいは保持器とシャフト間の磨耗が進行することや、冷媒ガスや冷凍機油の影響で保持器の強度が劣化すること等から、軸受寿命を延長させる長期信頼性の面で問題点があった。
また、潤滑油を転動面に供給することができるようにするとスペースを必要とすることになり、軸受構造をさらに小型化することは困難であり、近年の省電力化の傾向に伴うコンプレッサ及び軸受構造の小型化に対応することができなかった。
そこで、コンプレッサ用スラスト玉軸受をスラストプレートと、転動体と、保持器とのみから成る構造とし潤滑油を転動面に供給する方法も考えられてはいるが、この場合保持器の材質によっては冷凍機油による保持器の劣化が不安視される。
本発明は、上述した従来の不具合を解消して、冷媒ガスや冷凍機油による保持器の強度劣化を防止することができ、保持器とシャフト間の潤滑性を長期維持することができ、小型化が可能なコンプレッサ用スラスト玉軸受を提供することを課題としている。
上記課題を達成するために、本発明では、レシプロ形式コンプレッサのシャフトを支持するもので、対向する一対のスラストプレートと、これらのスラストプレート間に転動自在に介在する複数の転動体と、これらの転動体を保持し、前記シャフトに回転自在に外嵌する案内面を有する保持器と、から構成されるコンプレッサ用スラスト玉軸受において、前記保持器は、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂から成っていることを特徴としている。
また、前記保持器の案内面には、その周方向に、潤滑油を保持するための凹溝が設けられていることが好ましい。
本発明によれば、保持器は、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂から形成されているので、冷媒ガスや冷凍機油の影響によって保持器の強度や表面が劣化するのを極力抑えることができ、保持器とシャフト間の良好な潤滑性を長期間にわたって維持することができる。
また、本発明によれば、このような保持器を使用することによりコンプレッサ用スラスト玉軸受を対向する一対のスラストプレートと、これらのスラストプレート間に転動自在に介在する複数の転動体と、これらの転動体を保持し、シャフトに回転自在に外嵌する案内面を有する保持器とから成る単純な構成としても十分に小型にすることができ、ひいてはこれを使用するコンプレッサも小型でかつ信頼性の有るものとすることができる。
また、本発明の好ましい態様として保持器の案内面に凹溝を設けることにより、凹溝に潤滑油が保持されるようになるので、保持器とシャフト間の潤滑性をさらに向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係わる一実施形態を示す冷蔵庫用のレシプロ形式コンプレッサの断面図、図2は、図1のスラスト玉軸受を示す軸方向拡大断面図である。
本発明に係わるレシプロ形式のコンプレッサの構成を図1に示している。同図において、ケース12本体内に固定されたジャーナル軸受部9の略中央に筒状の軸受部9aが形成され、この軸受部9aに、シャフト1が、回転可能に支持されている。シャフト1の軸方向中央部には、円筒形状のロータ7が外嵌・固定されており、このロータ7はケース12本体内に設置された円環形状のステータ8内に微小な隙間を配した形で内嵌されている。
シャフト1の上端部にはクランク部10が固定されている。このクランク部10のクランク軸10aは、シャフト1の端部に固設された連結板1aの偏心位置に固設されている。シャフト1は連結板1aとジャーナル軸受部9との間に設けられたスラスト玉軸受2を介して軸方向に支持されている。クランク軸10aとシリンダ11内に摺動可能に内嵌したピストン13とが、ロッド15で連結されることにより、クランク軸10aがシャフト1の周りに回転するのに伴って、ピストン13がシリンダ11内を往復運動するようになっている。ケース12底面部には冷凍機油16が溜められている。
上記スラスト玉軸受2は、図2にも示すように、ジャーナル軸受部9側に固定された円環状の第1スラストプレート3と、この第1スラストプレート3に対向するようにシャフト1側に外嵌・固定された円環状の第2スラストプレート4と、第1と第2スラストプレート3,4の間に転動自在に介在させた転動体である複数個の玉6と、これらの玉6を保持し、シャフト1に回転自在に外嵌するための案内面5aを内周に有する円環状の保持器5と、から構成されている。このスラスト玉軸受2は、シャフト1を、ジャーナル軸受部9に対してスラスト方向(図中、下方向)に制止し、且つ軸周りに回転自在に支持している。
この保持器5は、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂から形成されており、シャフト1に対して回転自在に外嵌する形で配置されて、シャフト1に案内されるようになっている。
上記構成において、シャフト1の回転に伴って、クランク部10が回転すると、シリンダ11内でピストン13が往復運動する。この動作により、冷媒ガスのシリンダ11内への吸入と圧縮が行われ、圧縮された冷媒ガスは、コンプレッサから図示しない冷凍サイクルの熱交換器へ送られた後、再びコンプレッサに戻される。このようにして、冷凍サイクルの中でコンプレッサによる冷媒ガスの圧縮が繰り返されることにより、低温状態が維持されるようになっている。
上記のように、保持器5は、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂から形成されているので、冷媒ガスや冷凍機油16の影響によって保持器5の強度や表面が劣化するのを極力抑えることができるため、保持器5とシャフト1間の良好な潤滑性を長期間にわたって維持することができる。
なお、保持器5に保持する玉6を、セラミック系の材料で成形することにより、玉6と保持器5との耐磨耗性を向上させることができる。
図3は、図1のスラスト玉軸受の保持器の変形例を示す軸方向断面図である。
図3に示すように、保持器5の案内面5aに、その周方向に凹溝5bを設けて、ここに潤滑油が溜まるような構成にすることにより、保持器5とシャフト1間の一層良好な潤滑性を維持することができる。
この実施形態では、凹溝5bの断面形状は半円形状で、案内面5aの周方向に一本設けたが、この構成に限らず、潤滑油を保持することができるような凹溝であれば他の形状であっても良く、一本に限定されるわけでもない。
図4は、図1のスラスト玉軸受の第2実施形態を示す軸方向断面図である。
第2実施形態では、さらに、第1と第2スラストプレート3,14間の相対距離が、その内径側より外径側が小さくなるように設定されている。すなわち、図4に示すように、第2スラストプレート14の外径側が第1スラストプレート3側へ近づくように、略円錐形状の第2スラストプレート14をシャフト1の軸方向に対して垂直より傾けて固定されている。
従来、シャフト1の回転に伴って保持器5が連れ回りする際の遠心力のために、保持器5の玉が保持器5の外径側(すなわち保持器ポケットの内径面5c)へ強く押し付けられるようになって、玉6と保持器5が摺動して磨耗が促進される傾向があったが、本第2実施形態の構成により、第2スラストプレート14が、玉6を保持器5の内径側へ押すように作用するので、玉6とポケットの内径面5cとの磨耗の促進を抑えることができる。
なお、第2実施形態では、第2スラストプレート14の方を傾斜させたが、この構成に限らず、第1スラストプレート3の方を傾斜させる構成であっても良い。
本発明に係わる一実施形態を示す冷蔵庫用のレシプロ形式コンプレッサの断面図である。 図1のスラスト玉軸受を示す軸方向拡大断面図である。 図1のスラスト玉軸受の保持器の変形例を示す軸方向断面図である。 図1のスラスト玉軸受の第2実施形態を示す軸方向断面図である。
符号の説明
1 シャフト
2 スラスト玉軸受
3 第1スラストプレート
4 第2スラストプレート
5 保持器
5a 案内面
5b 凹溝
6 玉
7 ロータ
8 ステータ
9 ジャーナル軸受部
10 クランク部
10a クランク軸
11 シリンダ
12 ケース
13 ピストン
15 ロッド
16 冷凍機油

Claims (4)

  1. レシプロ形式コンプレッサのシャフトを支持するもので、対向する一対の、円環状のスラストプレートと、これらのスラストプレート間に転動自在に介在する複数の転動体と、これらの転動体を保持し、前記シャフトに回転自在に外嵌するための案内面を有する円環状の保持器と、から構成されるコンプレッサ用スラスト玉軸受において、
    前記保持器は、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂から成っていることを特徴とするコンプレッサ用スラスト玉軸受。
  2. 前記転動体は、セラミックから成ることを特徴とする請求項1記載のコンプレッサ用スラスト玉軸受。
  3. 前記保持器の案内面には、その周方向に、潤滑油を保持するための凹溝が設けられていることを特徴とする請求項1記載のコンプレッサ用スラスト玉軸受。
  4. 前記一対のスラストプレートの相対距離は、外径側が内径側より小さくなるように設定されていることを特徴とする請求項1記載のコンプレッサ用スラスト玉軸受。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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