JP2008259317A - ブラシレスモータレゾルバ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、回転トランスとレゾルバをロータの両端のロータ凹部内に収容することにより、軸長を短縮させることを目的とする。
【解決手段】本発明によるブラシレスモータレゾルバ構造は、筒状ケース(1)の各軸受(2,5)に設けた回転軸(9)のロータ(8)の両端に一対のロータ凹部(41,51)を設け、各凹部(41,51)内に回転トランス(20)及びレゾルバ(22)を収容させた構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、ブラシレスモータレゾルバ構造に関し、特に、回転トランスとレゾルバを、ロータの両端に形成した各ロータ凹部内に収容することにより、軸長の短縮化を達成するための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種のブラシレスモータレゾルバ構造としては、例えば、出願人が社内製作し、販売カタログに掲載したのみで特許出願を行っていないため、特許文献等を開示していないが、代表的な構成として、図2に示すことができる。
図2において、符号1で示されるものは筒状ケースであり、この筒状ケース1の一端1aには第1軸受2が設けられている。
前記筒状ケース1の内面1bには、ステータ巻線3を有する輪状のステータ4が設けられ、前記筒状ケース1の他端1cには、第2軸受5を有する後蓋体6が設けられている。
前記各軸受2、5間には、マグネット7を有するロータ8を備えた回転軸9が回転自在に設けられ、この回転軸9の延長軸部9aは、第2軸受5及び後蓋体6を貫通し、この後蓋体6の後部に設けたセンサカバー10内に突出して位置している。
前記延長軸部9aの外周には、筒状絶縁体11を介してロータトランス12及びレゾルバロータ13が軸方向に沿って直列に配設されており、前記後蓋体6の端面には、凹部6aを介してステータトランス14が前記ロータトランス12に対応して固定配設されており、このステータトランス14には、前記レゾルバロータ13に対応するようにレゾルバステータ15が接続部材16を介して固定配設されている。
前述のロータトランス12及びステータトランス14により、回転トランス20を構成し、レゾルバロータ13及びレゾルバステータ15により、レゾルバ22を構成している。
従って、前述の構成において、ステータ巻線3に駆動信号が印加されて、モータ30のロータ8が回転すると、このロータ8の回転は、前記レゾルバ22で検出され、その回転検出信号は、前記レゾルバステータ15側から外部に送られるように構成されている。
従来のブラシレスモータレゾルバ構造は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、回転軸が延長された延長軸部上に回転トランスとレゾルバが直列状に配設されているため、軸方向長さ、すなわち、軸長を短くしたいとするユーザー側の要望に沿うことは不可能であった。
また、回転トランスとレゾルバを固定するための付属部品を必要とし、部品点数を減らすことが困難であった。
本発明によるブラシレスモータレゾルバ構造は、筒状ケースの内面に設けられステータ巻線を有するステータと、前記筒状ケースの一端に設けられた第1輪状壁及び第1軸受と、前記筒状ケースの他端に設けられ第2輪状壁及び第2軸受を有する後蓋体と、前記第1、第2軸受を介して回転自在に設けられた回転軸と、前記回転軸に設けられたロータ及びマグネットと、前記第1輪状壁の内側に設けられたステータトランスと、前記回転軸の周面に設けられ前記ステータトランスと対応するロータトランスと、前記第2輪状壁の内側に設けられたレゾルバステータと、前記回転軸の周面に設けられ前記レゾルバステータと対応するレゾルバロータと、前記ロータの一端に形成され前記第1輪状壁、前記ステータトランス及び前記ロータトランスがその内部に収容された第1ロータ凹部と、前記ロータの他端に形成され前記第2輪状壁、前記レゾルバステータ及び前記レゾルバロータがその内部に収容された第2ロータ凹部と、前記回転軸の内部又は外周に設けられ前記ロータトランスのロータトランス巻線と前記レゾルバロータのレゾルバロータ巻線とを接続するための配線とを備え、前記各輪状壁は互いに内方へ向けて突出していると共に、前記ステータトランスとロータトランス及びレゾルバステータとレゾルバロータは、前記ロータに対し、前記ロータの直径方向に沿って、各々重合している構成である。
本発明によるブラシレスモータレゾルバ構造は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、回転軸上に配設された回転トランスとレゾルバを、ロータの両端に位置する一対のロータ凹部の中に収容しているため、従来構成に比較すると、回転軸を大幅に短くし、全体の軸長を短縮化し、部品点数を少なくすることができる。
本発明は、回転トランスとレゾルバを、ロータの両端に形成した各ロータ凹部内に収容することにより、軸長の短縮化を達成したブラシレスモータレゾルバ構造を提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明によるブラシレスモータレゾルバ構造の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には同一符号を用いて説明する。
図1において符号1で示されるものは筒状ケースであり、この筒状ケース1の一端1aには、第1軸受2が設けられている。
前記筒状ケース1の内面1bには、ステータ巻線3を有する輪状のステータ4が設けられ、前記筒状ケース1の他端1cには、第2軸受5を有する後蓋体6が設けられている。
前記各軸受2、5間にはロータ8及びマグネット7を有する回転軸9が回転自在に設けられ、前記筒状ケース1の一端1a側には、前記第1軸受2の外周位置から内方へ向かって一体に突出する第1輪状壁40が形成され、前記第1輪状壁40の内側にはステータトランス14が設けられている。
前記回転軸9の周面には、前記ステータトランス14に対応してロータトランス12が設けられ、前記ステータトランス14及びロータトランス12とにより周知の回転トランス20を構成している。
前記回転トランス20及び第1輪状壁40は、前記ロータ8の一端8aの軸心に形成された第1ロータ凹部41内に位置して収容されている。
前記後蓋体6の軸心位置には、前記第2軸受5の外周位置から内方へ向かって一体に突出する第2輪状壁50が形成されている。
前記第2輪状壁50の内側には、レゾルバステータ15が設けられ、前記回転軸9の周面には、前記レゾルバステータ15に対応してレゾルバロータ13が設けられている。
前記レゾルバステータ15及びレゾルバロータ13とにより、レゾルバ22が形成され、前記第2輪状壁50及びレゾルバ22は、前記ロータ8の他端8bの軸心位置に形成された第2ロータ凹部51内に位置して収容されている。
前記回転軸9上には、前記回転トランス20及びレゾルバ22が、互いに同一軸上で離間して対向する状態で配設されており、前記ロータトランス12のロータトランス巻線12aと前記レゾルバロータ13のレゾルバロータ巻線13aとは、前記回転軸9の内部又は外周に設けられた配線60によって互いに電気的に接続されている。
前述の構成において、モータ30を構成するステータ4のステータ巻線3に駆動信号を供給すると、ロータ8が所定の回転を行い、このロータ8の回転は前記レゾルバ22で検出され、この回転検出信号は前記配線60を介して回転トランス20を介して外部へ送られて前記モータ30の回転制御が行われる。
本発明によるブラシレスモータレゾルバ構造を示す断面図である。 従来のブラシレスモータレゾルバ構造を示す断面図である。
符号の説明
1 筒状ケース
1a 一端
1b 内面
1c 他端
2 第1軸受
3 ステータ巻線
4 ステータ
6 後蓋体
7 マグネット
8 ロータ
8a 一端
8b 他端
9 回転軸
12 ロータトランス
12a ロータトランス巻線
13 レゾルバロータ
13a レゾルバロータ巻線
14 ステータトランス
15 レゾルバステータ
20 回転トランス
22 レゾルバ
30 モータ
40 第1輪状壁
41 第1ロータ凹部
50 第2輪状壁
51 第2ロータ凹部
60 配線

Claims (1)

  1. 筒状ケース(1)の内面(1b)に設けられステータ巻線(3)を有するステータ(4)と、前記筒状ケース(1)の一端(1a)に設けられた第1輪状壁(40)及び第1軸受(2)と、前記筒状ケース(1)の他端(1c)に設けられ第2輪状壁(50)及び第2軸受(5)を有する後蓋体(6)と、前記第1、第2軸受(2,5)を介して回転自在に設けられた回転軸(9)と、前記回転軸(9)に設けられたロータ(8)及びマグネット(7)と、前記第1輪状壁(40)の内側に設けられたステータトランス(14)と、前記回転軸(9)の周面に設けられ前記ステータトランス(14)と対応するロータトランス(12)と、前記第2輪状壁(50)の内側に設けられたレゾルバステータ(15)と、前記回転軸(9)の周面に設けられ前記レゾルバステータ(15)と対応するレゾルバロータ(13)と、前記ロータ(8)の一端(8a)に形成され前記第1輪状壁(40)、前記ステータトランス(14)及び前記ロータトランス(12)がその内部に収容された第1ロータ凹部(41)と、前記ロータ(8)の他端(8a)に形成され前記第2輪状壁(50)、前記レゾルバステータ(15)及び前記レゾルバロータ(13)がその内部に収容された第2ロータ凹部(51)と、前記回転軸(9)の内部又は外周に設けられ前記ロータトランス(12)のロータトランス巻線(12a)と前記レゾルバロータ(13)のレゾルバロータ巻線(13a)とを接続するための配線(60)とを備え、
    前記各輪状壁(40,50)は互いに内方へ向けて突出していると共に、
    前記ステータトランス(14)とロータトランス(12)及びレゾルバステータ(15)とレゾルバロータ(13)は、前記ロータ(8)に対し、前記ロータ(8)の直径方向に沿って、各々重合していることを特徴とするブラシレスモータレゾルバ構造。
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