JP2008259081A - 画像処理装置 - Google Patents

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昭則 西澤
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Abstract

【課題】、情報コードの存在位置を容易に把握でき、検索を実行する手間を省くことができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像のビットマップデータの所定の位置にQRコードを合成するとともに、ビットマップデータの有効領域外、例えば、先頭1ライン、先頭1又は2バイト分のデータを増加し、その部分にQRコードの添付位置を示す帯データを埋めて一体化したデータを保存またはファクシミリ送信する。このように、画像データの有効画素領域外にQRコードの添付位置を示す識別コードが付加されているので、画像データに添付されたQRコードを検索/解析する際、付加された識別コードに基づいてQRコードの添付位置を容易に把握することができ、迅速にQRコードを抽出、解析することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像処理装置、特に情報コード、例えば、QRコードの付加機能及び検索/解析機能を備えた画像処理装置に関する。
最近、QR(クイック・レスポンス)コード等の二次元バーコードがチラシなどの印刷物に記載され、携帯電話などで読み取ることによりその中に含まれているURLなどの情報にアクセスできるようになってきており、複写機能、ファクシミリ機能、プリント機能、スキャナ機能等を有するデジタル複合機においても、原稿スキャンや印字時にQRコードを検索してデコード処理を行い、その結果を基に種々の機能を実行したり、新たな情報に変換して再度エンコードすることが考えられている。
例えば、商品の広告チラシにその商品を注文する注文書を送信するための送信先のアドレスを表した二次元コード情報が含まれている場合、広告チラシの画像データをスキャンして検索された二次元コード情報をデコードすることにより文字情報に変換し、この文字情報に含まれている送信先アドレスに注文書のデータを送信することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−115021号公報
また、ファクシミリ送信時に入力された送信先、ポーリング、同報、原稿枚数等の情報を原稿のヘッダー部に二次元バーコードとして記録し、同一原稿をスキャナで読み取ることにより、簡単にヘッダー部に記録されたデータを基にしてファクシミリの再送信、ファクシミリ装置への宛先の登録を行うことができるようにすることも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−343564号公報
さらに、スキャナから読み取った画像データをハードディスク等のメモリに一旦記憶し、そのメモリから任意の原稿の画像データを繰り返し読み出して印刷する機能を備えたデジタル複合機において、オリジナル原稿の画像データをメモリから読み出して印刷する際に、画像データにメモリ内の格納先及びデータ属性を示した情報コードを埋め込んで複製原稿を作成し、この複製原稿をスキャナで読取る際に、画像データの情報コードからメモリ内のオリジナル原稿の格納先を認識し、オリジナル原稿をメモリから読み出して印刷することも提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2004−336288号公報
上記のように、従来、ファクシミリ送信時や原稿コピー時等に情報コードを検索/解析してデコード処理し、必要な処理を実行することが提案されているが、デジタル複合機でスキャンした画像に含まれている情報コードを解析するには、情報コードが配置されている位置の検出が必要であり、スキャン原稿の場合、画素数が多く、検出に時間がかかるという問題が生じる。
すなわち、情報コードがスキャン原稿内のどの位置に配置されているかが決まっている場合には問題ないが、そうでなくランダムに配置された情報コードを検索する場合には、ページ内の全エリアを検索してそこから当該情報コードとして特定しなければならないため、相応の時間が必要で、情報コードの検索中ユーザはデジタル複合機本体の前で待たされることになる。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、情報コードの存在位置を容易に把握でき、検索を実行する手間を省くことができる画像処理装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、請求項1に係る発明の画像処理装置は、情報コードを生成する情報コード生成手段と、上記情報コード生成手段で生成された情報コードを画像データに添付する制御手段とを備えた画像処理装置であって、情報コードを画像データに添付するとき、上記制御手段が、画像データの有効画素領域外に情報コードの添付位置を示す識別コードを付加することを特徴とする。
また、請求項2に係る発明の画像処理装置は、画像データ中に存在する情報コードを検索し、解析する情報コード検索手段と、上記情報コード検索手段を制御する制御手段とを備えた画像処理装置であって、上記制御手段が、画像データの有効画素領域外に情報コードの位置を示す識別コードが付加されているか否かを判断し、識別コードが付加されている場合、当該識別コードの位置情報に基づいて画像データの検索範囲を設定し、上記情報コード検索手段に情報コードの検索を実行させることを特徴とする。
さらに、請求項3に係る発明の画像処理装置は、情報コードを生成する情報コード生成手段と、上記情報コード生成手段で生成された情報コードを画像データに添付する制御手段とを備えた画像処理装置であって、情報コードを画像データに添付するとき、上記制御手段が、画像データのヘッダ情報に情報コードの添付位置を記録することを特徴とする。
また、請求項4に係る発明の画像処理装置は、画像データ中に存在する情報コードを検索し、解析する情報コード検索手段と、上記情報コード検索手段を制御する制御手段とを備えた画像処理装置であって、上記制御手段が、画像データのヘッダ情報に情報コードの位置情報が記録されているか否かを判断し、情報コードの位置情報が記録されている場合、当該位置情報に基づいて画像データの検索範囲を設定し、上記情報コード検索手段に情報コードの検索を実行させることを特徴とする。
さらに、請求項5に係る発明の画像処理装置は、情報コードを生成する情報コード生成手段と、上記情報コード生成手段で生成された情報コードを画像データに添付する制御手段とを備えた画像処理装置であって、情報コードを画像データに添付するとき、上記制御手段が、画像データの管理情報に情報コードの添付位置を記録することを特徴とする。
また、請求項6に係る発明の画像処理装置は、画像データ中に存在する情報コードを検索し、解析する情報コード検索手段と、上記情報コード検索手段を制御する制御手段とを備えた画像処理装置であって、上記制御手段が、画像データの管理情報に情報コードの位置情報が記録されているか否かを判断し、位置情報が記録されている場合、当該位置情報に基づいて画像データの検索範囲を設定し、上記情報コード検索手段に情報コードの検索を実行させることを特徴とする。
さらに、請求項7に係る発明の画像処理装置は、請求項2、請求項4または請求項6のいずれかに記載された画像処理装置において、上記情報コード検索手段が情報コード生成機能を備え、新たに情報コードを生成して画像データに添付する場合、上記制御手段が、検出した情報コードの位置に新たな情報コードを添付することを特徴とする。
請求項1、請求項2に係る発明の画像処理装置によれば、画像データの有効画素領域外、例えば、原稿サイズの外枠に先頭1ライン、先頭1または2バイト分のデータを増加し、そこに情報コードの添付位置を示す識別コードが付加されるので、画像データの頁全体を検索することなく、主走査1ライン、副走査1または2バイト*ライン数の検索によって情報コードの存在位置を把握でき、迅速に情報コードを抽出、解析することができる。
また、請求項2〜請求項6に係る発明の画像処理装置によれば、画像データのヘッダ情報または画像データの管理情報に情報コードの付加位置が記録されているので、同様に、情報コードの存在位置を容易に把握することができ、情報コードの検索を実行する手間を省き、迅速に情報コードを抽出、解析することができる。
さらに、請求項7に係る発明の画像処理装置によれば、新たに情報コードが生成されて画像データに添付される場合、検出された情報コードの位置に新たな情報コードが合成されるので、情報コードの位置情報を変更することなく、情報コードの更新を行うことができる。
以下、本発明の画像処理装置をデジタル複合機に適用した実施例について説明する。図1はデジタル複合機のハードウェア構成を示すブロック図であり、このデジタル複合機は、CPU1、ROM(Read Only Memory)2、SRAM(Static Random Access Memory)3、表示・操作部4、読取部5、画像メモリ6、記録部7、コーデック8、モデム9、ネットワーク制御ユニット(NCU)10、文書保存部11、QRコード処理部12及びネットワークインターフェース(Network I/F)13から構成され、各部がバス14を介して接続されている。
CPU1はバス14を介してデジタル複合機のハードウェア各部を制御するとともに、ROM2に記憶されたプログラムに基づいて各種のプログラムを実行する。ROM2はデジタル複合機の動作に必要な種々のプログラムや操作メッセージ等を予め記憶しており、SRAM3は、プログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶するものであり、QRコードの位置情報、QRコードの復元情報等を記憶する。
表示・操作部4は、デジタル複合機の動作状態を表示したり、種々の機能の操作画面の表示を行う表示部と、デジタル複合機を操作するための複数のキーよりなり、図2に示すように、表示部を構成するLCD表示部21と多数の操作キーから構成されている。LCD表示部21には、タッチパネルスイッチが配設され、LCD表示部21に表示された項目部分を押下することで、対応する項目の選択や機能の実行を行うことができる。
また、操作キーとして、テンキー22、スタートキー23、リセットキー24、ストップキー25、複数のワンタッチダイヤルキー26、十字キー27、リターンキー28、セットキー29、FAX切替キー30、コピー切替キー31、スキャナ切替キー32等の各種キーが設けられている。なお、LCD表示部21によりこれらの操作キーの一部又は全部を代用することも可能である。
読取部5はオートドキュメントフィーダー(ADF)やフラットベッドスキャナ(FBS)等の読取り用原稿載置台を備え、CCD等を利用したスキャナで原稿を読み取り、ドットイメージデータを出力する。
また、画像メモリ6は、DRAM等を用いて構成され、送信すべき画像データまたは受信した画像データあるいは読取部5で読み取った画像データを記憶し、記録部7は電子写真方式等のプリンタ装置を備え、受信したデータ、コピー原稿データあるいは外部のパソコン等から送信されたプリントデータをプリントアウトする。
コーデック8は所定のプロトコルに対応して符号化・復号するものであり、読み取った原稿の画像データを送信するためにMH、MRまたはMMR方式により符号化し、外部から受信した画像データを復号するとともに、電子メールに添付可能なファイルとして一般的に利用される画像フォーマットであるTIFF方式等にも対応して符号化、復号する。
モデム9はバス14に接続されており、ファクシミリ通信が可能なファクスモデムとしての機能を有し、このモデム9は同様にバス14に接続されたNCU10と接続されている。NCU10はアナログ回線の閉結及び開放の動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモデム9を公衆交換電話網(PSTN)に接続する。
文書保存部11はハードディスク等のメモリで構成され、読取部5でスキャンされた画像データあるいは外部のパソコン等から受け取った画像データを保存する記憶部である。この文書保存部11には、文書名を識別できるファイル名が付与された各ファイルに画像データが保存されるとともに、この文書保存部11の管理ファイルに各文書のファイル名と、作成日時、作成者のID等の情報が記憶される。
一方、QRコード処理部12は、入力された情報をエンコードすることによりQRコードを生成するとともに、画像データの中からQRコードの添付位置を検索してQRコード位置を検出し、当該検出位置から抽出されたQRコードをデコードすることによりQRコードに格納されている情報を取得する。
また、ネットワークインターフェース13はLAN等のネットワークに接続され、ネットワークに接続されたパソコンからのプリントデータ等の信号を受信する一方、ネットワークに対して信号やデータを送信するものであり、信号変換やプロトコル変換などのインターフェース処理を実行する。
デジタル複合機は上記のような構成を備えており、ファクシミリ送信時には、原稿の画像データが読取部5で読み取られ、コーデック8で圧縮されて画像メモリ6に蓄積される。この圧縮された画像データが画像メモリ6から読み出されてモデム9で変調され、NCU10からPSTNを通して通信相手先に送信される。また、ファクシミリ受信時には、受信した画像データがモデム9で復調され、画像メモリ6に蓄積された後、コーデック8で復号されて記録部7によりプリントされる。
さらに、ユーザがコピーを行う場合には、読取部5のADFまたはFBSに原稿をセットし、コピー設定画面で記録用紙サイズの選択、コピー部数の設定等を行った後、表示・操作部4のスタートキー23を押下することにより、原稿の画像データが読取部5で読み取られ、コーデック8で圧縮されて画像メモリ6に蓄積された後、コーデック8で復号されて記録部7によりプリントされる。
また、文書保存部11への文書データの保存時には、ユーザが読取部5のADFまたはFBSに原稿をセットし、文書保存設定画面で文書名、ユーザID等を入力した後、表示・操作部4のスタートキー23を押下することにより、原稿の画像データが読取部5で読み取られ、コーデック8で圧縮されて文書保存部11に保存される。
一方、上記のファクシミリ送信、コピーあるいは文書データの保存時にユーザがそれぞれの設定画面でQRモードを指定すると、スキャンされた画像データに画像データの情報をQRコード化して合成することができる。例えば、文書データ保存の場合、メモリ内の格納先及びデータ属性をQRコード処理部12によりQRコード化し、このQRコードを画像データに埋め込んだ保存データを文書保存部11に記憶することができる。
なお、コピーやファクシミリ送信、文書データの保存時等、個々の作業時に設定画面でQRモードを設定できるようにする代わりに、デジタル複合機の初期設定として各種の機能実行時にすべてQRモードとして実行するように設定することも可能である。
以下、文書データの保存時、コピー時あるいはファクシミリ送信時に、画像データにQRコードを合成する場合の作用について、図3のフローチャートにより説明する。
文書データの保存時、コピー時あるいはファクシミリ送信時に、読取部5のADFまたはFBSに原稿がセットされた後、スタートキー23が押下されると、CPU1は、図3のフローチャートに示すQRモード判別プログラムを開始し、読取部5にセットされた原稿の画像データを読取部5に読み取らせ、コーデック8で圧縮して画像メモリ6に蓄積する(ステップ101)。
次に、CPU1は、ユーザがQRモードを選択したか否か、あるいは機器設定がQRモードに設定されているか否かを判断することにより、QRモードが有効か否かを判定し(ステップ102)、QRモードが有効でないと判定した場合、通常の処理を実行した(ステップ103)後、プログラムを終了する。
すなわち、文書データの保存時には、CPU1は、画像メモリ6から読み出した圧縮画像データを文書保存部11に記憶するとともに、管理ファイルに文書のファイル名と、作成日時、作成者のID等の情報を記憶する。また、コピーの場合、CPU1は、画像メモリ6から読み出した圧縮画像データをコーデック8で復号して記録部7によってプリントし、ファクシミリ送信の場合、圧縮された画像データを画像メモリ6から読み出してモデム9で変調し、NCU10からPSTNを通して通信相手先に送信する。
一方、ステップ102でQRモードが有効であると判定した場合、CPU1は、入力された情報をQRコード処理部12に入力してQRコードを生成する(ステップ104)。
すなわち、文書データ保存の場合、メモリ内の格納先及び文書保存日時、ユーザID、公開範囲、データ転送禁止、プリント回数等の属性情報をQRコード化し、コピーの場合、その原稿のコピー回数やユーザID、コピー日時等の情報をQRコード化する。また、ファクシミリ送信の場合は、送信者、受信者、送信日時、頁数等の情報をQRコード化する。
次に、CPU1は、QRコードの添付位置を示すコード、例えば、QRコードの添付位置に対応する帯データを生成した(ステップ105)後、画像メモリ6から読み出した圧縮画像データをコーデック8で復号したビットマップデータの所定の位置にステップ104で生成したQRコードを合成するとともに、図4に示すように、ビットマップデータの有効領域外、例えば、先頭1ライン、先頭1又は2バイト分のデータを増加し、その部分にQRコードの添付位置を示す帯データを埋めることにより、画像データ、QRコード、QRコードの添付位置情報を一体データ化する(ステップ106)。
次に、CPU1は、選択されている機能が文書データの保存か否かを判定し(ステップ107)、選択されている機能が文書データの保存であると判定した場合、ステップ106で一体化したデータをコーデック8で符号化した後、文書保存部11に記憶するとともに、管理ファイルに文書のファイル名と、作成日時、作成者のID等の情報を記憶する(ステップ108)。
一方、ステップ107で選択されている機能が文書データの保存ではないと判定した場合、CPU1は、選択されている機能がコピーか否かを判定し(ステップ109)、選択されている機能がコピーであると判定した場合、一体化したデータの有効印字領域外のデータを削除した後、記録部7によってプリントアウトする(ステップ110)。
また、ステップ109で選択されている機能がコピーでないと判定した場合、CPU1は、選択されている機能がファクシミリ送信であると判断し、一体化したデータをコーデック8で符号化した後、モデム9で変調し、NCU10からPSTNを通して通信相手先に送信する。
なお、上記の実施例では、画像データの有効画素領域外に帯コードを付加することによりQRコードの添付位置の情報を付加したが、図5に示すように、QRコードの添付位置のラインの数値情報を識別コードとして画像データの有効画素領域外に付加することも可能である。
また、上記の実施例では、文書データの保存時に、画像データ、QRコード、QRコードの添付位置情報を一体化したデータをメモリに保存したが、画像データとQRコードを一体化したデータをメモリに保存し、QRコードの添付位置の情報をその他の情報とともに、管理ファイルに記録するようにしてもよい。
同様に、ファクシミリ送信の場合、画像データ、QRコード、QRコードの添付位置情報を一体化したデータを相手先に送信する代わりに、QRコードの添付位置の情報をヘッダに記録し、画像データとQRコードを一体化したデータのみを相手先に送信するようにしてもよい。
次に、画像データに添付されたQRコードを検索/解析する場合の作用について、文書保存部11に保存されているデータをプリントアウトする場合を例にして、図6のフローチャートにより説明する。
保存文書プリントの設定画面でプリントする文書のファイル名が指定された後、スタートキー23が押下されると、CPU1は、図5のフローチャートに示すQRモード判別プログラムを開始し、指定されたファイル名の画像データを文書保存部11から読み出し、画像メモリ6に蓄積する(ステップ201)。
次に、CPU1は、QRモードが有効か否かを判定し(ステップ202)、QRモードが有効でないと判定した場合、通常の処理、すなわち、画像メモリ6に蓄積された圧縮画像を読み出し、コーデック8で復号して記録部7によりプリントした(ステップ203)後、プログラムを終了する。
一方、ステップ202でQRモードが有効であると判定した場合、CPU1は、文書保存部11の管理ファイルに当該画像データのQRコード位置情報が含まれているか否かを判定し(ステップ204)、管理ファイルにQRコード位置情報が含まれていると判定した場合、QRコード位置情報を読み出すことによりQRコードの位置を特定する(ステップ205)。
次に、CPU1は、特定したQRコードの位置に基づいてQRコードの検索範囲を設定した(ステップ206)後、画像メモリ6から読み出した圧縮画像データをコーデック8で復号したビットマップデータから上記検索範囲のデータを抽出してQRコード処理部12に入力し、QRコード位置にあるQRコード部分の抽出及びQRコードのデコード処理を指示する(ステップ207)。
そして、QRコード処理部12からQRコードの復元情報が出力されると、CPU1は、出力されたQRコード復元情報に基づいて必要な処理及び新コードの生成を実行する(ステップ208)。
すなわち、CPU1は、QRコードの復元情報に含まれている当該画像データのプリント回数に1を加算することにより新たなプリント回数とし、この新たなプリント回数とその他の属性情報とをQRコード処理部12に送って新QRコードを生成させる。
新QRコードを生成されると、CPU1は、ビットマップデータのステップ205で特定した位置に新QRコードを埋め込んで新たな画像データを作成し、記録部7に送ってプリントアウトするとともに、コーデック8で符号化して文書保存部11に保存した(ステップ209)後、プログラムを終了する。
一方、ステップ204で管理ファイルにQRコード位置情報が含まれていないと判定した場合、CPU1は、画像メモリ6から読み出した圧縮画像データをコーデック8で復号したビットマップデータの有効画素領域外にQRコードの添付位置を示すデータが付加されているか否かを判定し(ステップ210)、QRコードの添付位置を示すデータが付加されていると判定した場合、QRコードの添付位置を示すデータからQRコードの位置を特定する(ステップ211)。
次に、CPU1は、ステップ206に移って、上記と同様に、特定したQRコードの位置に基づいてQRコードの検索範囲を設定し、設定した検索範囲のビットマップデータをQRコード処理部12に入力することにより、QRコード位置にあるQRコード部分の抽出及びQRコードのデコード処理を指示した(ステップ207)後、QRコード処理部12から出力されるQRコードの復元情報に基づいて必要な処理及び新コードの生成を実行する(ステップ208)。
また、ステップ210でQRコードの添付位置を示すデータが付加されていないと判定した場合、CPU1は、画像メモリ6から読み出した圧縮画像データをコーデック8で復号したビットマップデータをQRコード処理部12に入力してQRコードの検索を指示した(ステップ212)後、QRコード処理部12から出力されるQRコード検出信号またはQRコード非検出信号に基づいて、QRコードが検出されたか否かを判定する(ステップ213)。
QRコードが検出されなかったと判定した場合、CPU1は、エラー処理、例えば、LCD表示部21に「QRコードが見つかりませんでした」との表示を行った(ステップ214)後、プログラムを終了する。
一方、QRコードが検出されたと判定した場合、CPU1は、同様に、ステップ206に移って検出したQRコードの位置に基づいてQRコードの検索範囲を設定し、設定した検索範囲のビットマップデータをQRコード処理部12に入力することにより、QRコード位置にあるQRコード部分の抽出及びQRコードのデコード処理を指示した(ステップ207)後、QRコード処理部12から出力されるQRコードの復元情報に基づいて必要な処理及び新コードの生成を実行する(ステップ208)。
以上のように、画像データの有効画素領域外にQRコードの添付位置を示す識別コードを付加するか、あるいは、画像データの管理ファイルにQRコードの添付位置を記録することにより、画像データに添付されたQRコードを検索/解析する際、付加された識別コードまたは記録されたQRコードの添付位置に基づいてQRコードの添付位置を容易に把握することができるので、QRコードの検索を実行する手間を省き、迅速にQRコードを抽出、解析することができる。
また、新たにQRコードを画像データに合成する場合、特定されたQRコードの位置に新たなQRコードが合成されるので、QRコードの位置情報を変更することなく、QRコードの更新を行うことができる。
なお、上記の実施例では、文書保存部11に保存されているデータをプリントアウトするとき、画像データに添付されたQRコードを検索/解析する場合を例にして説明したが、文書保存部11に保存されているデータをファクシミリ送信する場合や、ファクシミリ受信した画像データを文書保存部11に保存する場合にも同様にして実施することができる。
すなわち、文書保存部11に保存されているデータをファクシミリ送信する場合には、送信者、受信者、送信日時、頁数等の情報から新しいQRコードを生成し、画像データに合成してファクシミリ送信する。また、ファクシミリ受信した画像データを文書保存部11に保存する場合には、ファクシミリ受信した画像データの有効画素領域外にQRコードの添付位置を示す識別コードが付加されているか、あるいは、受信したファクシミリのヘッダにQRコードの添付位置が記録されているか否かを判断し、検出されたQRコードの復元情報やメモリ内の格納先及び属性情報等から新しいQRコードを生成し、受信したファクシミリデータに合成して文書保存部11に保存する。
また、上記の実施例では、QRコードの生成の例として、文書データ保存時のメモリ内の格納先及び属性情報のQRコード化、コピー時のコピー回数やユーザID、コピー日時等の情報のQRコード化、及び、ファクシミリ送信時の送信者、受信者、送信日時、頁数等の情報のQRコード化を例として説明したが、その他の様々な情報をQRコード化する場合にも本発明を実施することができる。
さらに、上記の実施例では、情報コードとしてQRコードを例として説明したが、その他の情報コードにも本発明を実施でき、また、上記の実施例では、本発明の画像処理装置をデジタル複合機に適用した例について説明したが、本発明の画像処理装置はコピー機等の他の画像処理装置にも適用することが可能である。
デジタル複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。 表示・操作部の詳細な構成を示す図である。 QRコードを添付する場合の作用を示すフローチャートである。 ビットマップデータの有効領域外にQRコードの添付位置を示す帯データを付加したデータの一例である。 QRコードの添付位置のラインの数値情報を識別コードとして画像データの有効画素領域外に付加したデータの一例である。 QRコードを抽出、解析する場合の作用を示すフローチャートである。
符号の説明
1 CPU
2 ROM
3 SRAM
4 表示・操作部
5 読取部
6 画像メモリ
7 記録部
8 コーデック
9 モデム
10 NCU
11 文書保存部
12 QRコード処理部
13 Network I/F
14 バス
21 LCD表示部

Claims (7)

  1. 情報コードを生成する情報コード生成手段と、上記情報コード生成手段で生成された情報コードを画像データに添付する制御手段とを備えた画像処理装置であって、
    情報コードを画像データに添付するとき、上記制御手段が、画像データの有効画素領域外に情報コードの添付位置を示す識別コードを付加することを特徴とする画像処理装置。
  2. 画像データ中に存在する情報コードを検索し、解析する情報コード検索手段と、上記情報コード検索手段を制御する制御手段とを備えた画像処理装置であって、
    上記制御手段が、画像データの有効画素領域外に情報コードの位置を示す識別コードが付加されているか否かを判断し、識別コードが付加されている場合、当該識別コードの位置情報に基づいて画像データの検索範囲を設定し、上記情報コード検索手段に情報コードの検索を実行させることを特徴とする画像処理装置。
  3. 情報コードを生成する情報コード生成手段と、上記情報コード生成手段で生成された情報コードを画像データに添付する制御手段とを備えた画像処理装置であって、
    情報コードを画像データに添付するとき、上記制御手段が、画像データのヘッダ情報に情報コードの添付位置を記録することを特徴とする画像処理装置。
  4. 画像データ中に存在する情報コードを検索し、解析する情報コード検索手段と、上記情報コード検索手段を制御する制御手段とを備えた画像処理装置であって、
    上記制御手段が、画像データのヘッダ情報に情報コードの位置情報が記録されているか否かを判断し、情報コードの位置情報が記録されている場合、当該位置情報に基づいて画像データの検索範囲を設定し、上記情報コード検索手段に情報コードの検索を実行させることを特徴とする画像処理装置。
  5. 情報コードを生成する情報コード生成手段と、上記情報コード生成手段で生成された情報コードを画像データに添付する制御手段とを備えた画像処理装置であって、
    情報コードを画像データに添付するとき、上記制御手段が、画像データの管理情報に情報コードの添付位置を記録することを特徴とする画像処理装置。
  6. 画像データ中に存在する情報コードを検索し、解析する情報コード検索手段と、上記情報コード検索手段を制御する制御手段とを備えた画像処理装置であって、
    上記制御手段が、画像データの管理情報に情報コードの位置情報が記録されているか否かを判断し、位置情報が記録されている場合、当該位置情報に基づいて画像データの検索範囲を設定し、上記情報コード検索手段に情報コードの検索を実行させることを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項2、請求項4または請求項6のいずれかに記載された画像処理装置において、
    上記情報コード検索手段が情報コード生成機能を備え、新たに情報コードを生成して画像データに添付する場合、上記制御手段が、検出した情報コードの位置に新たな情報コードを添付することを特徴とする画像処理装置。
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US20240073344A1 (en) * 2022-08-26 2024-02-29 Canon Kabushiki Kaisha Transmission system

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