JP2008257826A - 光ピックアップの送り装置 - Google Patents

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Yukihiro Ando
征洋 安藤
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Abstract

【課題】 特性劣化を生じにくい弾性付勢力の小さなばね体を用いたとしても、噛合い位置に付加するばね荷重が十分な大きさに保たれるにようにすることによって、噛合い位置に加わる荷重のばらつきを抑えて光ピックアップの走行安定性を向上させる。
【解決手段】 リードスクリュー2と樹脂製の歯付き体6とを備える。歯付き体6が光ピックアップAに取り付けられてリードスクリュー2に直交する方向に向け片持ち状態に延び出ている。歯付き体2をばね体7によって背部から弾発付勢する。歯付き体6の噛合い歯62とリードスクリュー2との噛合い位置aに対するばね体7による歯付き体6の付勢位置(軸線位置L)を、噛合い位置aよりも歯付き体6の自由端63側にオフセットさせてある。オフセット幅Hをガイド軸2の傾角調整幅をよりも大きく定める。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光ピックアップの送り装置に関する。特に、常時弾発付勢されている樹脂ばね片に噛合い歯が備わっている歯付き体の上記噛合い歯がリードスクリューに噛み合わされていて、そのリードスクリューの回転によって歯付き体と共に光ピックアップがガイド軸に沿って送り移動するように構成されている光ピックアップの送り装置に関する。
図5にこの種の光ピックアップの送り装置の基本的な概略構成を平面図で示してある。同図において、光ピックアップAは、対物レンズ1を含む光学系要素(不図示)を備えていると共に、その両側に配備されているガイド軸2と補助ガイド軸3とにより案内されて図示していない記録媒体としてのディスクの半径方向Yに往復移動可能である。また、送り装置は、フィードモータ4によって定位置で回転駆動されるリードスクリュー5と、このリードスクリュー5の回転に追従して直線経路を送り移動される樹脂製の歯付き体6とを備えている。そして、歯付き体6が、上記光ピックアップAに取り付けられてリードスクリュー5の軸線に直交する方向に向け片持ち状態に延び出ていると共に、その歯付き体6を背部から弾発付勢してその噛合い歯(不図示)をリードスクリュー5に対する噛合い方向に付勢するばね体7を備えている。
図3は上記歯付き体6が一体成形されている歯付き体ユニットUの概略斜視図、図4は光ピックアップAに取り付けられた歯付き体ユニットUの歯付き体6とリードスクリュー5との噛合い部分を説明的に示した従来例の正面図である。
歯付き体ユニットUは樹脂製の一体成形体でなる。この歯付き体ユニットUは、図3又は図4によって判るように、光ピックアップAに取り付けられた取付け枠部8と、その取付け枠部8からリードスクリュー5に近付く方向に突出された支持片部81と、その支持片部81の突出端に基部を有してリードスクリュー5の軸線に直交する方向に向けて片持ち状態に延び出た樹脂ばね片61と、この樹脂ばね片61の外面に一体成形された2条の噛合い歯62とを有している。そして、コイルばねでなるばね体7が、間隔を隔てて相対向している上記取付け枠部8と樹脂ばね片61との間に介在されている。
光ピックアップAの送り装置を図4のように構成してばね体7の弾性の大きさを樹脂ばね片61の弾性の大きさ割りに大きくしておくと、歯付き体6の噛合い歯62とリードスクリュー5との噛合い位置aでのリードスクリュー5に対する噛合い歯62の押付け力の大きさをばね体7の弾性の大きさに依存させることができるので、噛合い歯62とリードスクリュー5との噛合い状態が安定してリードスクリュー5による光ピックアップAの送り動作の安定性が向上するという利点のあることが判っている。
図4に示した従来例にあっては、ばね体7による歯付き体6の付勢位置が、ばね体7を構成しているコイルばねの軸線位置Lとして規定されていて、その軸線位置Lを、噛合い歯62とリードスクリュー5との上記噛合い位置aに一致させてある。したがって、軸線位置Lをリードスクリュー5の回転中心の位置と同一レベルに定めてあるということが云える。
一方、光ピックアップAの移動を案内するガイド軸2は、光ピックアップAの対物レンズ1(図5参照)を通過する光軸とディスクの記録面(不図示)との交差角度を適正に定めることの必要性から、組立ライン中で傾角調整操作を通じて図4に矢印Fで示したようにたとえば上下に変位される。そのため、ガイド軸2に対する傾角調整が行われると、上記した軸線位置Lがたとえば上下に変位して上記した噛合い位置aに対して位置ずれするという事態が起こり得る。
一方、従来より、光ピックアップの送り装置やディスク駆動装置において、リードスクリューとナット部材(上記した歯付き体に相当する)との噛合いを外れにくくすることについての研究が種々行われている(たとえば、特許文献1、特許文献2参照)。これらの特許文献1及び特許文献2には、リードスクリューから離れる方向へのナット体の変位幅を小さく抑える対策を講じることによって上記噛合いが外れることによる歯飛びを防止することが記載されている。
特開2006−338710号公報 特開2006−344326号公報
図4を参照して説明した従来例において、噛合い歯62とリードスクリュー5との噛合いを外れないようにして光ピックアップの移動動作の安定性(光ピックアップの走行安定性)を高めるためには、弾性付勢力の大きなばね体7を用いて上記噛合い位置aに加わる力を増大させることが有効であるということが云えるけれども、ばね体7による付勢力を徒に増大させることは、フィードモータ4に加わる負荷が大きくなりすぎて却って光ピックアップの走行安定性を損なうことになるだけでなく、ばね体7に動作頻度や経時的作用に起因する特性劣化が顕著に起こって噛合い位置aに加えられる荷重のばらつきが大きくなる傾向を生じることになる。その反面で、ばね体7による付勢力を弱めると、フィードモータ4に加わる負荷は小さくなるけれども、噛合い歯62とリードスクリュー5との噛合いが外れやすくなるので、近時の光ピックアップの移動の高速化に対応することが困難になるという問題があった。
また、上記従来例においては、上記したように、ガイド軸2の傾角調整によってばね体7の軸線位置Lが上記噛合い位置aの下側(樹脂ばね片61の基部側)に位置ずれすることがあり、そのような状況が生じると、ばね体7が噛合い位置aの下側で歯付き体6を付勢するという事態が起こり、そのために、歯付き体6が上開き姿勢に変形して噛合い歯62がリードスクリュー5から外れやすくなる(いわゆる歯飛びを起こしやすくなる)という状況が起こり得るという問題もあった。
一方、上掲の特許文献1や特許文献2によって提案されている技術は、ただ単にナット体の変位幅を小さく抑える対策を講じているだけに過ぎないため、上記の問題点を十分に解決することのできるものではない。
そこで、本発明は、特性劣化を生じにくい弾性付勢力の小さなばね体を用いたとしても上記した噛合い位置に対する付勢力(荷重)を十分な大きさに保つことができるような対策を講じることによって、噛合い位置に加えられる荷重のばらつきを抑えて光ピックアップの走行安定性を向上させることができ、しかも、噛合い歯とリードスクリューとの噛合いが外れにくくなって近時の光ピックアップの移動の高速化に十分に対応することのできる光ピックアップの送り装置を提供することを目的とする。
加えて、本発明は、ガイド軸の傾角調整によって上記した歯飛びを起こしやすくなるという状況を生じることのない光ピックアップの送り装置を提供することを目的とする。
本発明に係る光ピックアップの送り装置は、リードスクリューと、このリードスクリューに噛み合ったままそのリードスクリューの回転に追従して送り移動される樹脂製の歯付き体とを備え、上記歯付き体が、傾角調整されるガイド軸に沿って移動可能な光ピックアップに取り付けられて上記リードスクリューの軸線に直交する方向に向け片持ち状態に延び出ていると共に、その歯付き体を背部から弾発付勢してその噛合い歯を上記リードスクリューに対する噛合い方向に付勢するばね体を備える。そして、上記歯付き体の噛合い歯と上記リードスクリューとの噛合い位置に対する上記ばね体による上記歯付き体の付勢位置を、上記噛合い位置よりもその歯付き体の自由端側にオフセットさせてある、というものである。
このように構成された光ピックアップの送り装置によると、ばね体の付勢力が、てこの原理により拡大されて歯付き体の噛合い歯とリードスクリューとの噛合い位置に加わるので、特性劣化を生じにくい弾性付勢力の小さなばね体を用いたとしても噛合い位置に対する付勢力(荷重)を十分な大きさに保つことができるようになる。そのため、噛合い位置に加わる荷重のばらつきが抑制されて光ピックアップの走行安定性が向上することになる。また、噛合い位置に対するばね体による付勢位置を、噛合い位置よりも歯付き体の自由端側にオフセットさせてあるために、ガイド軸の傾角調整によっても、ばね体の軸線位置が噛合い位置よりも樹脂ばね片の基部側に位置ずれする可能性が少なくなり、それだけ歯付き体が上開き姿勢に変形して歯飛びを起こすという状況が改善される。
本発明では、上記噛合い位置に対する上記付勢位置のオフセット幅が、上記ガイド軸の傾角調整幅よりも大きく定められていることが望ましい。これによれば、ガイド軸の傾角調整によっても、ばね体の軸線位置が噛合い位置よりも樹脂ばね片の基部側に位置ずれするという事態の起こる余地がなくなるために、歯付き体が上開き姿勢に変形して歯飛びを起こすという状況が起こり得なくなる。
本発明において、樹脂製の上記歯付き体は、上記光ピックアップに取り付けられた樹脂製の取付け枠部に一体成形されていて、その取付け枠部から上記リードスクリューに近付く方向に突出された支持片部の突出端に基部を有して上記リードスクリューの軸線に直交する方向に向け片持ち状態に延び出た樹脂ばね片に上記噛合い歯を一体成形してなる、という構成を採用したり、上記ばね体が、間隔を隔てて相対向している上記取付け枠部と上記樹脂ばね片との間に介在されたコイルばねでなるという構成を採用したり、上記ばね体による歯付き体の付勢位置を上記コイルばねの軸線位置として規定しているという構成を採用したりすることが可能である。
そして、これらの構成を単独で又は併せて採用すると、図3又は図4を参照して説明した従来の歯付き体ユニットの樹脂ばね片を延長してばね体の配備位置を噛合い位置に対して歯付き体の自由端側にオフセットさせるだけで、上記した従来の問題点を解消し得る光ピックアップの送り装置を提供することが可能になるという利点がある。しかも、ばね体の取付け位置が従来の場合よりも歯付き体の自由端側に位置するようになるためにばね体の取付け作業性が改善されるという利点もある。
以上のように、本発明によれば、特性劣化を生じにくい弾性付勢力の小さなばね体を用いて噛合い位置に対する付勢力(荷重)を十分な大きさに保つことができるようになるため、ばね体によって噛合い位置に加えられる荷重のばらつきが抑えられて光ピックアップの走行安定性が向上し、併せて、噛合い歯とリードスクリューとの噛合いが外れにくくなって近時の光ピックアップの移動の高速化に十分に対応することが可能になるという効果が奏される。また、噛合い位置に対する付勢位置のオフセット幅が、ガイド軸の傾角調整幅よりも大きく定められているという構成を採用することによって、ガイド軸の傾角調整を行っても上記効果が損なわれることがなくなるので、性能安定性に優れた光ピックアップを提供することが可能になる。
また、従来例に対して部品を追加したりすることを必要としないため、生産性・量産性が損なわれず、また、コスト高を招く懸念もない。
図1は本発明の実施形態に係る送り装置に用いられる歯付き体ユニットUの概略斜視図、図2は光ピックアップAに取り付けられた図1の歯付き体ユニットUの歯付き体6とリードスクリュー5との噛合い部分を説明的に示した正面図である。なお、実施形態に係る光ピックアップの送り装置の基本的な概略構成は図5を参照して説明したものと同様である。なお、以下の説明では、理解を容易にするために、図3、図4及び図5に示した要素と同一の要素には同一の符号を付すこととする。
図5を参照して説明したように、対物レンズ1を含む光学系要素を備える光ピックアップAは、その両側に配備されているガイド軸2と補助ガイド軸3とにより案内されて記録媒体としてのディスクの半径方向Yに往復移動可能である。そして、送り装置が、フィードモータ4によって定位置で回転駆動されるリードスクリュー5と、このリードスクリュー5の回転に追従して直線経路を送り移動される樹脂製の歯付き体6とを備えている。
図1に示した歯付き体ユニットUは樹脂製の一体成形体でなり、このものは、図3に示した従来の歯付き体ユニットUにおける樹脂ばね片61を延長してその自由端63の位置を図3のものよりも上位に位置させてある点で図3のものと相違しているけれども、その他の構成は図3のものと同様である。すなわち、図2のように、歯付き体ユニットUは、光ピックアップAに取り付けられた取付け枠部8と、その取付け枠部8からリードスクリュー5に近付く方向に突出された支持片部81と、その支持片部81の突出端に基部を有してリードスクリュー5の軸線に直交する方向に向けて片持ち状態に延び出た樹脂ばね片61と、この樹脂ばね片61の外面に一体成形された2条の噛合い歯62とを有している。そして、コイルばねでなるばね体7が、間隔を隔てて相対向している上記取付け枠部8と樹脂ばね片61との間に介在されている。
図2に示した事例では、ばね体7による歯付き体6の付勢位置が、ばね体7を構成しているコイルばねの軸線位置Lとして規定されていて、その軸線位置Lを、噛合い歯62とリードスクリュー5との上記噛合い位置aに対して歯付き体6の自由端63側に一定幅(オフセット幅)Hだけオフセットさせてある。したがって、軸線位置Lはリードスクリュー5の回転中心の位置よりも図上で上位に定められているということが云える。
一方、既述したように、光ピックアップAの移動を案内するガイド軸2は、組立ライン中で傾角調整操作を通じて図2に矢印Fで示したようにたとえば上下に変位される。そのため、ガイド軸2に対する傾角調整が行われると、上記した軸線位置Lがたとえば上下に変位する。そこで、この実施形態では、噛合い位置aに対する軸線位置(付勢位置)Lのオフセット幅Hを、ガイド軸2の傾角調整幅よりも大きく定めてある。
このように構成された光ピックアップAの送り装置によると、樹脂ばね片61の基部64からばね体7の軸線位置Lに一致している付勢位置までの距離が、樹脂ばね片61の基部64から噛合い位置aまでの距離よりも長くなるので、てこの原理によりばね体7の付勢力が拡大されて噛合い位置aに加わる。そのため、特性劣化を生じにくい弾性付勢力の小さなばね体7を用いたとしても、噛合い位置に対するばね荷重を十分な大きさに保つことができるようになる。その結果、噛合い位置aに加わる荷重のばらつきが抑制されて光ピックアップAの走行安定性が向上する。また、噛合い位置aに対するばね体7による付勢位置を、噛合い位置aよりも歯付き体6の自由端63側にオフセットさせてあり、しかも、噛合い位置aに対する軸線位置(付勢位置)Lのオフセット幅Hを、ガイド軸2の傾角調整幅よりも大きく定めてあることにより、ガイド軸2の傾角調整によっても、ばね体7の軸線位置Lが噛合い位置aよりも樹脂ばね片61の基部側に位置ずれすることはない。そのため、ガイド軸2の傾角調整によっても、ばね体7の軸線位置Lが噛合い位置aよりも樹脂ばね片61の基部側に位置ずれするという事態の起こる余地がなくなる。その結果、従来例のように歯付き体6が上開き姿勢に変形することがなくなる。この点に関し、実施形態のように、ばね体7の軸線位置Lが噛合い位置aよりも歯付き体6の自由端63側にオフセットされていると、ばね体7によって付勢された樹脂ばね片61はリードスクリュー5に覆い被さる方向に変形する傾向を生じるために、歯飛びが起こる余地はいっそう少なくなる。
特に、この実施形態では、図3又は図4を参照して説明した従来の歯付き体ユニットUの樹脂ばね片61を延長してばね体7の配備位置を噛合い位置aに対して歯付き体6の自由端63側にオフセットさせただけの構成を採用しているために、歯付き体ユニットUの形状だけを変更し、他の部分の構造を変更することなく既述した従来の問題点を解消し得る光ピックアップの送り装置を提供することが可能になるという利点がある。
また、ばね体7の取付け位置が従来の場合よりも歯付き体6の自由端63側に位置するようになるためにばね体7の取付け作業性の改善効果も期待することができるという利点がある。
なお、この実施形態では、ばね体7にコイルばねを採用してあるけれども、ばね体に板ばねを採用することも可能である。
本発明の実施形態に係る送り装置に用いられる歯付き体ユニットの概略斜視図である。 光ピックアップに取り付けられた図1の歯付き体ユニットの歯付き体とリードスクリューとの噛合い部分を説明的に示した正面図である。 従来例に採用されていた歯付き体ユニットの概略斜視図である。 図3の歯付き体ユニットの歯付き体とリードスクリューとの噛合い部分を説明的に示した従来例の正面図である。 光ピックアップの送り装置の基本的な概略構成を示した平面図である。
符号の説明
2 ガイド軸
5 リードスクリュー
6 歯付き体
7 ばね体
8 取付け枠部
61 樹脂ばね片
62 噛合い歯
63 歯付き体の自由端
81 支持片部
A 光ピックアップ
L ばね体の軸線位置(ばね体による歯付き体の付勢位置)
H オフセット幅

Claims (5)

  1. リードスクリューと、このリードスクリューに噛み合ったままそのリードスクリューの回転に追従して送り移動される樹脂製の歯付き体とを備え、上記歯付き体が、傾角調整されるガイド軸に沿って移動可能な光ピックアップに取り付けられて上記リードスクリューの軸線に直交する方向に向け片持ち状態に延び出ていると共に、その歯付き体を背部から弾発付勢してその噛合い歯を上記リードスクリューに対する噛合い方向に付勢するばね体を備える光ピックアップの送り装置において、
    上記歯付き体の噛合い歯と上記リードスクリューとの噛合い位置に対する上記ばね体による上記歯付き体の付勢位置を、上記噛合い位置よりもその歯付き体の自由端側にオフセットさせてあることを特徴とする光ピックアップの送り装置。
  2. 上記噛合い位置に対する上記付勢位置のオフセット幅が、上記ガイド軸の傾角調整幅よりも大きく定められている請求項1に記載した光ピックアップの送り装置。
  3. 樹脂製の上記歯付き体は、上記光ピックアップに取り付けられた樹脂製の取付け枠部に一体成形されていて、その取付け枠部から上記リードスクリューに近付く方向に突出された支持片部の突出端に基部を有して上記リードスクリューの軸線に直交する方向に向け片持ち状態に延び出た樹脂ばね片に上記噛合い歯を一体成形してなる請求項1又は請求項2に記載した光ピックアップの送り装置。
  4. 上記ばね体が、間隔を隔てて相対向している上記取付け枠部と上記樹脂ばね片との間に介在されたコイルばねでなる請求項3に記載した光ピックアップの送り装置。
  5. 上記ばね体による歯付き体の付勢位置を上記コイルばねの軸線位置として規定している請求項4に記載した光ピックアップの送り装置。
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