JP2008256248A - 冷却用熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造工数の増加を抑制しつつ、凝縮水の排水性を向上することができる冷却用熱交換器を提供する。
【解決手段】空気を冷却することにより凝縮水を発生する蒸発器であって、空気流れ方向に直列に配置された第1蒸発器1および第2蒸発器2を備え、第1蒸発器1および第2蒸発器2に、それぞれ、冷媒通路を構成する複数のチューブ14、24と複数のチューブ14、24の外面側に接合され空気側伝熱面積を拡大する複数のフィン15、25との積層構造からなるコア部11、21と、複数のチューブ14、24の一方の端部に接合され、コア部11、21より下方側に配置される下側タンク部13、23とを設け、第1蒸発器1および第2蒸発器2を、一体に構成し、第1蒸発器1の下側タンク部13と第2蒸発器2の下側タンク部23との間に、少なくとも1箇所、隙間4を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、空気と熱媒体との間で熱交換して空気を冷却する冷却用熱交換器に関するもので、例えば、車両空調用蒸発器等に用いて好適なものである。
従来、車両用空調装置の蒸発器(冷却用熱交換器)は、冷媒通路を構成する複数のチューブ、および複数のチューブの外面側に接合される複数のフィンを有するコア部と、チューブの冷媒通路と連通するタンクとを備えている。そして、チューブ内を流れる冷媒が蒸発することでチューブが冷却され、このチューブおよびフィンを介して複数のチューブ間を流れる空気を冷却するようになっている。このとき、蒸発器の冷却作用により空気中の水分が凝縮して、チューブおよびフィンの表面に凝縮水が発生するため、凝縮水が風圧によって空気流れ下流側に飛ばされてしまう、いわゆる水飛びの問題があった。特に、蒸発器から飛散した凝縮水が車室内にまで達してしまうと、乗員に不快感を与える虞があった。
これに対し、冷媒通路を空気流れ方向に並設された二列のチューブによって構成するとともに、空気流れ上流側のチューブと空気流れ下流側のチューブとを接触しないように配置した冷却用熱交換器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この冷却用熱交換器では、空気流れ上流側のチューブの表面上を、風圧により、その空気流れ下流側端部に流れてきた凝縮水が、空気流れ下流側のチューブに達する前に下方に落下するようになっている。これにより、凝縮水が風圧によって空気流れ下流側に飛散することを抑制している。
特開2001−255039号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の冷却用熱交換器では、コア部の下方側に滞留した凝縮水を、タンクに形成された排水用の貫通孔から風圧により外部に排水するようになっているため、凝縮水の排水性が悪いという問題がある。また、タンクに貫通孔を形成する工程が必要となるため、製造工数が増加してコストが高くなるという問題がある。
本発明は、上記点に鑑み、製造工数の増加を抑制しつつ、凝縮水の排水性を向上することができる冷却用熱交換器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、空気を冷却することにより凝縮水を発生する冷却用熱交換器であって、空気流れ方向に直列に配置された第1熱交換器(1)および第2熱交換器(2)を備え、第1熱交換器(1)および第2熱交換器(2)は、それぞれ、熱媒体通路を構成する複数のチューブ(14、24)と複数のチューブ(14、24)の外面側に接合され空気側伝熱面積を拡大する複数のフィン(15、25)との積層構造からなるコア部(11、21)と、複数のチューブ(14、24)の一方の端部に接合され、コア部(11、21)より下方側に配置される下側タンク部(13、23)とを有しており、第1熱交換器(1)および第2熱交換器(2)は、一体に構成されており、第1熱交換器(1)の下側タンク部(13)と第2熱交換器(2)の下側タンク部(23)との間には、少なくとも1箇所、隙間(4)が設けられていることを特徴としている。
このように、空気流れ方向に直列に配置された2つの熱交換器(1、2)それぞれに下側タンク部(13、23)を設ける、すなわち2つの熱交換器(1、2)の下側タンク部(13、23)をそれぞれ独立に形成するとともに、2つの下側タンク部(13、23)間に隙間(4)を設定することで、この隙間(4)から凝縮水を外部に排出させることができるため、凝縮水の排水性を向上させることができる。このとき、2つの熱交換器(1、2)の下側タンク部(13、23)はそれぞれ独立に形成されているため、下側タンク部(13、23)に排水用の貫通孔を形成する必要がなくなる。したがって、製造工数の増加を抑制しつつ、凝縮水の排水性を向上させることが可能となる。
また、2つの熱交換器(1、2)それぞれにフィン(15、25)を設ける、すなわち2つの熱交換器(1、2)のフィン(15、25)をそれぞれ独立に形成することで、風圧により冷却用熱交換器の空気流れ下流側に凝縮水が飛散することを確実に抑制することが可能となる。
また、上記特徴の冷却用熱交換器において、隙間(4)は、下側タンク部(13、23)の長手方向全長に亘って設けられていてもよい。これによれば、凝縮水の排水性をより向上させることが可能となる。
また、上記特徴の冷却用熱交換器において、第1熱交換器(1)の下側タンク部(13)および第2熱交換器(2)の下側タンク部(23)における互いに対向する面(130、230)の少なくとも下端部は、下方に向かうほど互いに対向する面(130、230)間の距離が大きくなるように、鉛直方向に対して傾斜していてもよい。
これによれば、隙間(4)に溜まった凝縮水の表面張力によって、凝縮水が下側タンク部(13、23)の外壁を伝って冷却用熱交換器の下方側に流れるため、凝縮水を冷却用熱交換器の下方に確実に排出することが可能となる。
また、上記特徴の冷却用熱交換器において、第1熱交換器(1)は、第2熱交換器(2)より空気流れ上流側に配置されており、第1熱交換器(1)における複数のフィン(15)のフィンピッチは、第2熱交換器(2)における複数のフィン(25)のフィンピッチより小さくなっていてもよい。
これによれば、空気流れ上流側に配置される第1熱交換器(1)の熱交換性能を、空気流れ下流側に配置される第2熱交換器(2)の熱交換性能より高くすることができるので、第1熱交換器(1)において発生する凝縮水量を、第2熱交換器(2)においては発生する凝縮水量より多くすることができる。このため、第1熱交換器(1)において凝縮水をできるだけ多く発生させるようにし、第2熱交換器(2)においては凝縮水がほとんど発生しないようにすることができる。これにより、冷却用熱交換器の空気流れ下流側に凝縮水が飛散することをより確実に抑制することが可能となる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の一実施形態について図1〜図3に基づいて説明する。本実施形態は、本発明に係る冷却用熱交換器を、空気と冷媒(熱媒体)との間で熱交換して空気を冷却する車両空調用蒸発器に適用したものである。
図1は本実施形態に係る蒸発器の斜視図で、図2は図1のX−X断面図である。なお、図2中の斑点を付した部分は凝縮水を示している。
図1および図2に示すように、本実施形態の蒸発器は、空気流れ方向に直列に配置された2つの蒸発器1、2から構成されている。ここで、2つの蒸発器1、2のうち、空気流れ上流側に配置されるものを第1蒸発器1といい、空気流れ下流側に配置されるものを第2蒸発器2という。
第1蒸発器1および第2蒸発器2の基本的構成は同一であり、それぞれコア部11、21と、このコア部11、21の上下両側に位置するタンク部12、13、22、23とを備えている。なお、タンク部12、13、22、23のうち、コア部11、21の上方側に配置されるものを上側タンク部12、22といい、コア部11、21の下方側に配置されるものを下側タンク部13、23ともいう。
ここで、コア部11、21は、それぞれ上下方向に延びる複数のチューブ14、24と、この複数のチューブ14、24相互間に接合されるフィン15、25との積層構造からなる。チューブ14、24は冷媒通路を構成するもので、断面形状が空気流れ方向Aに沿って扁平な扁平チューブよりなる。フィン15、25は薄板材を波状に曲げ成形したコルゲートフィンであり、チューブ14、24の平坦な外面側に接合され空気側伝熱面積を拡大する。
チューブ14、24とフィン15、25はコア部11、21の左右方向に交互に積層配置され、このチューブ・フィン積層方向(コア部左右方向)の両端部にはコア部11、21を補強するサイドプレート16、26が配置されている。このサイドプレート16、26は、チューブ積層方向の最も外側に位置するコルゲートフィン15、25に接合される。
第1蒸発器1の上下両側のタンク部12、13はコア部11のチューブ14の上下両端部が挿入され、接合されるチューブ嵌合穴部(図示せず)を有し、チューブ14の上下両端部がタンク部12、13の内部空間に連通するようになっている。同様に、第2蒸発器2の上下両側のタンク部22、23はコア部21のチューブ24の上下両端部が挿入され、接合されるチューブ嵌合穴部(図示せず)を有し、チューブ24の上下両端部がタンク部22、23の内部空間に連通するようになっている。これにより、上下両側のタンク部12、13、22、23は、それぞれ対応する熱交換コア部11、21の複数のチューブ14、24へ冷媒流れを分配したり、複数のチューブ14、24からの冷媒流れを集合する役割を果たす。
次に、このタンク部12、13、22、23による冷媒流れの分配・集合機能を具体的に説明する。
第2蒸発器2の上側タンク部22の一端部(図示左端部)には、膨張弁(図示せず)下流側の低圧冷媒が流入する入口部27が配置されている。また、第1蒸発器1の上側タンク部12の一端部(図示左端部)には、圧縮機(図示せず)の吸引側に向けて冷媒を流出させる出口部17が配置されている。
2つの蒸発器1、2の上側タンク部12、22の他端部(図示右端部)には、2つの上側タンク部12、22の内部空間同士を連通させるとともに、2つの上側タンク部12、22を連結する連通キャップ30が取り付けられている。そして、2つの蒸発器1、2の上側タンク部12、22の内部空間の長手方向(チューブ積層方向)の中間部には仕切板18、28がそれぞれ配置され、この仕切板18、28により上側タンク部12、22の内部空間を図示左側領域と右側領域とにそれぞれ仕切っている。
図3は、本実施形態に係る蒸発器の冷媒流れを示す概略斜視図である。図3に示すように、第2蒸発器2の入口部27から上側タンク部22内部の左側領域に流入した低圧冷媒は、コア部21の左側領域のチューブ24群を矢印aのごとく下降して下側タンク部23の内部空間に流入し、この内部空間を矢印bのごとく左側から右側へと流れる。
続いて、下側タンク部23の内部空間の右側領域の冷媒が、コア部21の右側領域のチューブ24群を矢印cのごとく上昇して上側タンク部22内部の右側領域に流入する。そして、第2蒸発器2における上側タンク部22の右端部から、冷媒が矢印dのごとく連通キャップ30を介して第1蒸発器1における上側タンク部12の内部空間の右側領域に流入する。
次に、上側タンク部12の内部空間の右側領域の冷媒が、コア部11の右側領域のチューブ14群を矢印eのごとく下降して下側タンク部13の内部空間に流入し、この内部空間を矢印fのごとく右側から左側へと流れる。
続いて、下側タンク部13の内部空間の左側領域の冷媒が、コア部11の左側領域のチューブ14群を矢印gのごとく上昇して上側タンク部12内部の左側領域に流入する。そして、上側タンク部12の左端部の出口部17から冷媒が矢印hのごとく流出して圧縮機(図示せず)の吸入側へ向かう。
次に、図1および図2に戻り、2つの蒸発器1、2のより詳細な構成について述べる。
2つの蒸発器1、2は独立に形成されている。すなわち、タンク部12、13、22、23、チューブ14、24およびフィン15、25は、それぞれ独立に形成されている。また、本実施形態では、左右両側のサイドプレート16、26もそれぞれ独立に形成されている。
また、本実施形態では、2つの蒸発器1、2の下側タンク部13、23は、それぞれ両端部が開放された、すなわち両端側に開口部を有する筒状に形成されている。そして、2つの蒸発器1、2の下側タンク部13、23の両端部には、2つの下側タンク部13、23の開口部を同時に閉塞する盲キャップ31がそれぞれ配設されている。これにより、2つの下側タンク部13、23の両端部を閉塞し、下側タンク部13、23それぞれの内部空間を形成することができるとともに、2つの下側タンク部13、23を連結することができる。
このように、盲キャップ31により2つの下側タンク部13、23を連結するとともに、上述した連通キャップ30により2つの上側タンク部12、22を連結することで、2つの蒸発器1、2は一体化されている。これにより、2つの下側タンク部13、23をそれぞれ独立に形成しつつ、2つの蒸発器1、2を一体に構成することができる。
また、図2に示すように、2つの下側タンク部13、23間には、隙間4が形成されている。本実施形態では、2つの下側タンク部13、23がそれぞれ円筒状に形成されているため、隙間4は下側タンク部13、23の長手方向(チューブ積層方向)全長に亘って設けられている。また、2つの下側タンク部13、23における互いに対向する面(以下、対向面130、230という)は、鉛直方向(本実施形態では、チューブ長手方向)に対して傾斜している。そして、2つの下側タンク部13、23における対向面130、230の下方側部位は、下方に向かうほど、すなわちコア部11、21から遠ざかるほど対向面130、230間の距離が大きくなっている。
また、本実施形態では、第1蒸発器1のフィン15のフィンピッチは、第2蒸発器2のフィン25のフィンピッチより小さく(細かく)なっている。ここで、フィンピッチとは、フィン15、25の空気流れ方向での断面形状が、一方側と他方側に交互に凸部が位置する波形状であるコルゲートフィンの場合、同一側で隣り合う凸部の中心同士の距離を意味する。また、本実施形態のフィン15、25には、空気流れと対向するように切り起こされたルーバ15a、25aが多数個形成されている。
以上説明したように、空気流れ方向に直列に配置された2つの蒸発器1、2の下側タンク部13、23をそれぞれ独立に形成するとともに、2つの下側タンク部13、23間に隙間4を設けることで、チューブ14、24およびフィン15、25の表面に発生した凝縮水を、この隙間4から蒸発器下方に排出させることができる。このため、凝縮水の排水性を向上させることができる。このとき、2つの蒸発器1、2の下側タンク部13、23はそれぞれ独立に形成されているため、下側タンク部13、23に排水用の貫通孔を形成する必要がなくなる。したがって、製造工数の増加を抑制しつつ、凝縮水の排水性を向上させることが可能となる。
さらに、隙間4を下側タンク部13、23の長手方向全長に亘って設けることで、凝縮水の排水性をより向上させることが可能となる。
また、2つの蒸発器1、2のフィン15、25をそれぞれ独立に形成することで、風圧により蒸発器の空気流れ下流側に凝縮水が飛散することを確実に抑制できる。
また、2つの下側タンク部13、23を円筒状に形成し、第1蒸発器1の下側タンク部13および第2蒸発器2の下側タンク部23における対向面130、230の下方側部位を、下方に向かうほど対向面130、230間の距離が大きくなるように、鉛直方向に対して傾斜させることで、隙間4に溜まった凝縮水の表面張力によって、凝縮水が下側タンク部13、23の外壁を伝って冷却用熱交換器の下方側に流れる。このため、凝縮水を蒸発器の下方に確実に排出することが可能となる。
また、空気流れ上流側に配置される第1蒸発器1のフィン15のフィンピッチを、空気流れ下流側に配置される第2蒸発器2のフィン25のフィンピッチより小さく(細かく)することで、第1蒸発器1の熱交換性能を、第2蒸発器2の熱交換性能より高くすることができる。これにより、第1蒸発器1において発生する凝縮水量を、第2蒸発器2においては発生する凝縮水量より多くすることができる。このため、第1蒸発器1において凝縮水をできるだけ多く発生させるようにし、第2蒸発器2においては凝縮水がほとんど発生しないようにすることができる。したがって、風圧により蒸発器の空気流れ下流側に凝縮水が飛散することをより確実に抑制することが可能となる。
(他の実施形態)
なお、上記実施形態では、2つの上側タンク部12、22をそれぞれ独立に形成した例について説明したが、これに限らず、2つの上側タンク部12、22を一体構造で構成してもよい。但し、この場合も、2つの上側タンク部12と22の互いの内部空間を互いに独立に形成する必要がある。
また、上記実施形態では、左右両側のサイドプレート16、26をそれぞれ独立に形成した例について説明したが、これに限らず、図4に示すように2つの左側サイドプレートを1枚のプレート5aで一体に構成し、2つの右側サイドプレートを1枚のプレート5bで一体に構成してもよい。
また、上記実施形態では、下側タンク部13、23を両端部が開放された筒状に形成し、両端部に配設された盲キャップ31によって両端側の開口部を閉塞すると共に2つの下側タンク部13、23を連結した例について説明したが、これに限らず、下側タンク部13、23を両端部が閉塞した筒状に形成し、ブラケットによって2つの下側タンク部13、23を連結してもよい。
また、上記実施形態では、下側タンク部13を円筒状(断面円形状)に形成した例について説明したが、これに限らず、断面矩形状や断面三角形状に形成してもよい。
また、上記実施形態では、隙間4を下側タンク部13、23の長手方向全長に亘って設けたが、隙間4は少なくとも1箇所設けられていればよい。
また、上記実施形態では、第1蒸発器1のフィン15のフィンピッチを、第2蒸発器2のフィン25のフィンピッチより小さく(細かく)した例について説明したが、これに限らず、2つの蒸発器1、2のフィン15、25のフィンピッチを同一にしてもよいし、第1蒸発器1のフィン15のフィンピッチを、空気流れ下流側に配置される第2蒸発器2のフィン25のフィンピッチより大きく(荒く)してもよい。
本発明の実施形態に係る蒸発器の斜視図である。 図1のX−X断面図である。 本発明の実施形態に係る蒸発器の冷媒流れを示す概略斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る蒸発器を示す斜視図である。
符号の説明
1…第1蒸発器(第1熱交換器)、2…第2蒸発器(第2熱交換器)、4…隙間、11、21…コア部、13、23…下側タンク部、14、24…チューブ、15、25…フィン。

Claims (4)

  1. 空気を冷却することにより凝縮水を発生する冷却用熱交換器であって、
    空気流れ方向に直列に配置された第1熱交換器(1)および第2熱交換器(2)を備え、
    前記第1熱交換器(1)および前記第2熱交換器(2)は、それぞれ、
    熱媒体通路を構成する複数のチューブ(14、24)と前記複数のチューブ(14、24)の外面側に接合され空気側伝熱面積を拡大する複数のフィン(15、25)との積層構造からなるコア部(11、21)と、
    前記複数のチューブ(14、24)の一方の端部に接合され、前記コア部(11、21)より下方側に配置される下側タンク部(13、23)とを有しており、
    前記第1熱交換器(1)および前記第2熱交換器(2)は、一体に構成されており、
    前記第1熱交換器(1)の前記下側タンク部(13)と前記第2熱交換器(2)の前記下側タンク部(23)との間には、少なくとも1箇所、隙間(4)が設けられていることを特徴とする冷却用熱交換器。
  2. 前記隙間(4)は、前記下側タンク部(13、23)の長手方向全長に亘って設けられていることを特徴とする請求項1に記載の冷却用熱交換器。
  3. 前記第1熱交換器(1)の前記下側タンク部(13)および前記第2熱交換器(2)の前記下側タンク部(23)における互いに対向する面(130、230)の少なくとも下端部は、下方に向かうほど前記互いに対向する面(130、230)間の距離が大きくなるように、鉛直方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項1または2に記載の冷却用熱交換器。
  4. 前記第1熱交換器(1)は、前記第2熱交換器(2)より空気流れ上流側に配置されており、
    前記第1熱交換器(1)における前記複数のフィン(15)のフィンピッチは、前記第2熱交換器(2)における前記複数のフィン(25)のフィンピッチより小さくなっていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の冷却用熱交換器。
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