JP2008254530A - コンソール取付部構造 - Google Patents

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Yoshinobu Fukuyama
喜信 福山
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Abstract

【課題】荷重吸収性能と横剛性とを両立させ得るようにする。
【解決手段】車体床部3に取付可能な中央の横面部4と、センターコンソール1の両側部内面に取付可能な両側の縦面部5とを有する正面視ほぼ上向きコ字状を呈すると共に、横面部4および縦面部5の前後の縁部に沿って補強用フランジ部6が設けられたコンソール取付ブラケット2を備えたコンソール取付部構造であって、補強用フランジ部6を、横面部4と縦面部5との境界部分にて分断すると共に、補強用フランジ部6の分断した部分に対し、センターコンソール1に下方へ向う荷重22が入力された場合に、縦面部5の外傾23を許容可能で、且つ、センターコンソール1に側方からの荷重24が入力された場合に、縦面部5の内傾25を阻止可能な一方向荷重支持部31を設けるようにしている。
【選択図】図1

Description

この発明は、コンソール取付部構造に関するものである。
自動車などの車両には、車室内の運転席と助手席との間の部分に、ほぼ車両前後方向へ延びるセンターコンソールを備えたものが存在する(例えば、特許文献1参照)。
このセンターコンソール1は、例えば、図4に示すように、その後部などを、コンソール取付ブラケット2を介して、車体床部3に取付けられている。
このコンソール取付ブラケット2は、車体床部3に取付可能な中央の横面部4と、センターコンソール1の両側部内面に取付可能な両側の縦面部5とを有する正面視ほぼ上向きコ字状を呈しており、横面部4および縦面部5の前後の縁部には、補強用フランジ部6が連続して設けられている。
ここで、コンソール取付ブラケット2は、プレス成形された一枚の金属板材などによって構成されている。横面部4には、車体床部3に対する取付部として、ネジ孔11などが形成されている。また、両側の縦面部5のセンターコンソール1の両側部内面に対する取付部は、爪孔12を備えた係止片13などとされている。
このような構成によれば、車体床部3の上面に横面部4を当接配置し、ネジ孔11を利用して、車体床部3と横面部4との間を締結固定することにより、車体床部3にコンソール取付ブラケット2が取付けられる。
そして、コンソール取付ブラケット2に被せるようにして、車体床部3に上からセンターコンソール1を配置し、センターコンソール1の両側部内面に設けられた爪部15を縦面部5の係止片13に形成された爪孔12に係止させることにより、センターコンソール1の後部が、コンソール取付ブラケット2を介して、車体床部3に取付けられる。
実公平6−5266号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたコンソール取付部構造では、補強用フランジ部6が、横面部4および縦面部5の前後の縁部に沿って連続的に設けられており、縦方向の剛性および横方向の剛性が共に高くなっているので、センターコンソール1に下方へ向う荷重が入力された場合における荷重吸収性能が不足しており、荷重吸収性能と、センターコンソール1に側方からの荷重が入力された場合における横剛性とを両立させるのが困難であった。
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、車体床部に取付可能な中央の横面部と、センターコンソールの両側部内面に取付可能な両側の縦面部とを有する正面視ほぼ上向きコ字状を呈すると共に、横面部および縦面部の前後の縁部に沿って補強用フランジ部が設けられたコンソール取付ブラケットを備えたコンソール取付部構造において、前記補強用フランジ部を、横面部と縦面部との境界部分にて分断すると共に、補強用フランジ部の分断した部分に対し、センターコンソールに下方へ向う荷重が入力された場合に、縦面部の外傾を許容可能で、且つ、センターコンソールに側方からの荷重が入力された場合に、縦面部の内傾を阻止可能な一方向荷重支持部を設けたコンソール取付部構造を特徴としている。
請求項1の発明によれば、車体床部に取付可能な中央の横面部と、センターコンソールの両側部内面に取付可能な両側の縦面部とを有する正面視ほぼ上向きコ字状を呈すると共に、横面部および縦面部の前後の縁部に沿って補強用フランジ部が設けられたコンソール取付ブラケットを備えたコンソール取付部構造において、前記補強用フランジ部を、横面部と縦面部との境界部分にて分断すると共に、補強用フランジ部の分断した部分に対し、センターコンソールに下方へ向う荷重が入力された場合に、縦面部の外傾を許容可能で、且つ、センターコンソールに側方からの荷重が入力された場合に、縦面部の内傾を阻止可能な一方向荷重支持部を設けたことにより、以下のような作用効果を得ることができる。
即ち、センターコンソールに下方へ向う荷重が入力された場合に、一方向荷重支持部が縦面部の外傾を許容することにより、この荷重を吸収することができるようになると共に、センターコンソールに側方からの荷重が入力された場合に、一方向荷重支持部が縦面部の内傾を阻止することにより、この荷重を補強用フランジ部の剛性で支持することができるようになる。これにより、センターコンソールに下方へ向う荷重が入力された場合における荷重吸収性能が確保されるので、荷重吸収性能と、センターコンソールに側方からの荷重が入力された場合における横剛性とを両立させることが可能となる。
以下、本発明を具体化した実施例について、図示例と共に説明する。
図1〜図3は、この発明の実施例を示すものである。
なお、全体的な基本構成については、図4を用いて説明したものとほぼ同様なので、必要に応じて、この図面を参照する。
まず、構成について説明する。図4に示すように、自動車などの車両における、車室内の運転席と助手席との間の部分に、ほぼ車両前後方向Aへ延びるセンターコンソール1を配設する。
このセンターコンソール1は、少なくとも、その後部を、コンソール取付ブラケット2を介して、車体床部3に取付けられる。
このコンソール取付ブラケット2は、車体床部3に取付可能な中央の横面部4と、センターコンソール1の両側部内面に取付可能な両側の縦面部5とを有する正面視ほぼ上向きコ字状を呈している。横面部4および縦面部5の前後の縁部には、補強用フランジ部6が連続して設けられている。
ここで、図1に示すように、横面部4は、車体床部3に当接可能で、且つ、ほぼ車幅方向Bへ延びるほぼ帯板状を呈している。また、縦面部5は、センターコンソール1の両側部内面に少なくとも部分的に当接可能で、且つ、ほぼ上下方向へ延びるほぼ帯板状を呈している。縦面部5は、横面部4の車幅方向Bの両側部から上方へ向くように屈曲形成されている(屈曲部21)。コンソール取付ブラケット2は、プレス成形された一枚の金属帯板材によって構成される。
また、中央に位置する横面部4には、車体床部3に対する取付部として、ネジ孔11などが形成されている。両側に位置する縦面部5のセンターコンソール1の両側部内面に対する取付部は、爪孔(図1には図示せず)などとされる。但し、爪孔はネジ孔などであっても良い。
そして、この実施例のものでは、図1〜図3に示すように、補強用フランジ部6を、横面部4と縦面部5との境界部分(屈曲部21)にて分断する。この分断により、補強用フランジ部6は、横面部側フランジ部6aと、縦面部側フランジ部6bとに分断される。
補強用フランジ部6の分断した部分(分断部6c)に対し、センターコンソール1に下方へ向う荷重22が入力された場合に、縦面部5の外傾23を許容可能で、且つ、センターコンソール1に側方からの荷重24(内方へ向かう荷重24)が入力された場合に、縦面部5の内傾25を阻止可能な一方向荷重支持部31を設ける。
ここで、縦面部5の外傾23とは、屈曲部21を中心として縦面部5が外側へ開くように回動変形する状態を示し、縦面部5の内傾25とは、屈曲部21を中心として縦面部5が内側へ閉じるように回動変形する状態を示す。
より具体的には、一方向荷重支持部31は、図2に示すように、補強用フランジ部6における、横面部側フランジ部6aと、縦面部側フランジ部6bとのコーナー部分(屈曲部21と対応する部分。以下同様)を、斜めにカットして成る斜めカット部32としても良い。この斜めカット部32は、平常時に、互いにほぼ当接可能な(僅少な隙間はあっても良い)カット線33,34を備えている。両カット線33,34は、外方へ進むに従い下り勾配となる傾斜を有している。
或いは、一方向荷重支持部31は、図3に示すように、補強用フランジ部6の上記コーナー部分における、横面部側フランジ部6aの外端部36と、縦面部側フランジ部6bの下側先端縁部37との間の当接部として構成しても良い。この際、横面部側フランジ部6aの外端部36は、縦面部側フランジ部6bの下側先端縁部37と対応する位置で、ほぼ上下方向にカットすると共に、その外側部分を除去することにより、平常時に、下側先端縁部37に対し、ほぼ当接可能(僅少な隙間はあっても良い)となるように構成される。この場合に、補強用フランジ部6のフランジ幅を通常よりも広くして横面部側フランジ部6aの外端部36と、縦面部側フランジ部6bの下側先端縁部37との間の当接部をより大きく確保し得るようにしても良い。
なお、図1では、縦面部5の上部に、その下部よりも外方に位置する外方張出部42が形成されている。この外方張出部42は、傾斜部43と、上部平行部44とを有している。この傾斜部43は、上方に進むに従い外方へ向かうように曲げ形成したものであり、上部平行部44は、この傾斜部43の上部を縦面部5の下部と平行となるように曲げ形成したものである。縦面部側フランジ部6bは、傾斜部43や上部平行部44に対しても設けられている。
次に、この実施例の作用について説明する。
車体床部3の上面に横面部4を当接配置し、ネジ孔11を利用して、車体床部3と横面部4との間を締結固定することにより、車体床部3にコンソール取付ブラケット2が取付けられる。
そして、コンソール取付ブラケット2に被せるようにして、車体床部3に上からセンターコンソール1を配置し、センターコンソール1の両側部内面に設けられた爪部を縦面部5に形成された爪孔に係止させるなどにより、センターコンソール1の後部が、コンソール取付ブラケット2を介して、車体床部3に取付けられる。
この実施例によれば、車体床部3に取付可能な中央の横面部4と、センターコンソール1の両側部内面に取付可能な両側の縦面部5とを有する正面視ほぼ上向きコ字状を呈すると共に、横面部4および縦面部5の前後の縁部に沿って補強用フランジ部6が設けられたコンソール取付ブラケット2を備えたコンソール取付部構造において、補強用フランジ部6を、横面部4と縦面部5との境界部分にて分断すると共に、補強用フランジ部6の分断した部分に対し、センターコンソール1に下方へ向う荷重22が入力された場合に、縦面部5の外傾23を許容可能で、且つ、センターコンソール1に側方からの荷重24(内方へ向かう荷重24)が入力された場合に、縦面部5の内傾25を阻止可能な一方向荷重支持部31を設けたことにより、以下のような作用効果を得ることができる。
即ち、センターコンソール1に下方へ向う荷重22が入力された場合に、一方向荷重支持部31が縦面部5の外傾23を許容することにより、この荷重22を吸収することができるようになる。また、センターコンソール1に側方からの荷重24が入力された場合に、一方向荷重支持部31が縦面部5の内傾25を阻止することにより、この荷重24を補強用フランジ部6の剛性で支持することができるようになる。
これにより、センターコンソール1に下方へ向う荷重22が入力された場合における荷重吸収性能が確保されるので、荷重吸収性能と、センターコンソール1に側方からの荷重24が入力された場合における横剛性とを両立させることが可能となる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例が示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。
本発明の実施例にかかるコンソール取付ブラケットの部分拡大斜視図である。 図1の一方向荷重支持部を示す部分的な正面図である。 図1とは別の一方向荷重支持部を示す部分的な正面図である。 従来例にかかるセンターコンソールの全体斜視図である。
符号の説明
1 センターコンソール
2 コンソール取付ブラケット
3 車体床部
4 横面部
5 縦面部
6 補強用フランジ部
22 荷重
23 外傾
24 荷重
25 内傾
31 一方向荷重支持部

Claims (1)

  1. 車体床部に取付可能な中央の横面部と、センターコンソールの両側部内面に取付可能な両側の縦面部とを有する正面視ほぼ上向きコ字状を呈すると共に、横面部および縦面部の前後の縁部に沿って補強用フランジ部が設けられたコンソール取付ブラケットを備えたコンソール取付部構造において、
    前記補強用フランジ部を、横面部と縦面部との境界部分にて分断すると共に、
    補強用フランジ部の分断した部分に対し、センターコンソールに下方へ向う荷重が入力された場合に、縦面部の外傾を許容可能で、且つ、センターコンソールに側方からの荷重が入力された場合に、縦面部の内傾を阻止可能な一方向荷重支持部を設けたことを特徴とするコンソール取付部構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010143502A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Calsonic Kansei Corp コンソール衝撃吸収部構造

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