JP2008254462A - ハンドルロック装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】ケーブルを介して遠隔操作でロックする形式のハンドルロックにおいて、正規以外のキーを用いたキー操作ではロックできないようにする。
【構成】キーシリンダ2には回動シャフト3により一体回転する連結部4と、この連結部4が押し出されたとき係合一体回転するプーリ5を備え、プーリ5とロック部材12とをキー操作用ケーブル11で接続する。正規キー7をキーシリンダ2のキ−穴6へ差し込んでOFF位置からLOCK位置へ押し回すと、キーシリンダ2から連結部4が飛び出してプーリ5と嵌合することにより一体に回動してキー操作用ケーブル11によりロック部材12を回動させストッパ金具17へ当接させてハンドルロック状態にする。正規なキー7を使用しないとキーシリンダ2とプーリ5が結合しないので、キー操作でロックできない。
【選択図】図1

Description

この発明はハンドルロック装置に係り、特にケーブルを介して遠隔操作によりロック操作を行うようにしたものに関する。
自動2輪車のハンドルロックにおいて、ロック時は操作レバーを操作して、ケーブルを介してロックを行い、ロック解除はカードに設けた識別情報を読み取り、ハンドルロック装置側に格納されている識別情報と照合して認証することにより、自動的にロック解除するようにしたものがある。
特許3566736号公報
上記ハンドルロックにおいては、ロック解除を認証により自動で解除できるものの、施錠時は認証がない状態で、レバー操作による手動によってロックを施錠することも考えられる。そこで本願は、ケーブルを介して遠隔操作でロックするときににおいても所定のキーを用いないと、ロック操作できないようにすることを目的とする。
上記課題を解決するためハンドルロック装置に係る請求項1の発明は、ハンドルロックのロック部材をケーブルを介した遠隔操作により動作させるものにおいて、
前記ロック部材と前記ケーブルで連結した連結部を備えたロックユニットを設け、
このロックユニットの前記連結部と、キーシリンダの回動シャフトとを係脱自在に設け、
ロック時には前記キーシリンダの回動シャフトを前記ロックユニットの連結部と一体にキー操作で回動させ、ロック完了により前記キーシリンダの回動シャフトを前記ロックユニットの連結部から分離させ、
ロック解除時には前記キーシリンダと前記ロックユニットが分離された状態で遠隔操作により前記ロック部材を操作してロック解除することを特徴とする。
請求項2の発明は上記請求項1において、前記ロック解除は前記キーシリンダに設けた認証手段により予めキーに格納された識別情報を照合する認証処理を行い、認証されたときに遠隔操作で行われることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ロック時は、正規のキーを使用したときは、キーシリンダとロックユニットが結合しているため、ロックするためのケーブル操作をキー操作により手動で行うことができ、正規キーを所有する者のみがキー操作でロックをすることができることになり、正規キーを所有しない者等によるロックを防止できる。
ロック解除は、キーシリンダとロックユニットが分離しているため、キー操作で直接ロック解除できないようにするとともに、遠隔操作により自動的に行うことができる。この場合に認証処理を行わせることも可能になる。
請求項2の発明によれば、ロック解除は予めキーに設けた識別情報をキーシリンダ側に設けた認証手段により照合することにより自動的に行うことができ、盗難防止に役立つ。
以下、図面に基づいて一実施例を説明する。図1は自動2輪車用に構成されたメインスイッチ1の斜視図である。このメインスイッチ1は、ハンドルロック部1aとイグニッションスイッチ1bを兼ねたコンビネーションスイッチとして構成され、ハンドルの回動中心軸であるステアリングシャフトを回動自在に支持するヘッドパイプの近傍、例えば、ステアリングシャフトとフロントフォークの上端部とを連結するトップブリッジに設けられ、ハンドルと一緒に回動するようになっている。
メインスイッチ1はキーシリンダ2と、その下部から突出する回動シャフト3を介して一体に設けられた略円形の連結部4と、この連結部4と係脱するプーリ5を備える。プーリ5は本願発明の回動部材に相当し、図示省略の連結構造によりメインスイッチ1の底部へ回動自在に支持される。但しメインスイッチ1と別に取付け、連結部4で回動するようにしてもよい。
キーシリンダ2の頂部にはキー穴6が設けられ、ここへキー7を差し込んで回すようになっている。
連結部4は回動シャフト3と一体に回動し、かつ軸方向へ進退するとともに、外周部に径方向外方へ突出する凸部8を一体に備える。プーリ5には連結部4及び凸部8が嵌合する嵌合穴9及び、凸部8が嵌合する位置決め凹部10が設けられている。プーリ5にはキー操作用ケーブル11の一端が連結され、他端はロック部材12の一辺12aへ連結されている。
ロック部材12はカム形状をなし、図の反時計回り方向へキー操作用ケーブル11で回動する。反対の時計回り方向へはリモコン操作用ケーブル13により回動される。リモコン操作用ケーブル13の一端はロック部材12の他辺12bに連結され、他端はアクチュエータ14へ連結されている。
これらのプーリ5、キー操作用ケーブル11、ロック部材12、リモコン操作用ケーブル13及びアクチュエータ14はロックユニット15を構成する。ロックユニット15はロック位置にするため、キー7を押し回しするとき、連結部4とプーリ5が嵌合一体化してメインスイッチ1と連結し、LOCK位置になると連結部4がプーリ5から外れて上方へ移動することにより、メインスイッチ1と分離される。
ロック部材12は、メインスイッチ1とは別の場所へ軸16により連結部に取付けられ、キー操作用ケーブル11により反時計回り方向へ回動すると、ロック部14cが車体フレーム側に設けられたストッパ金具17とに当接してそれ以上の回動を不能とするロック状態となる。このロック状態からりリモコン操作用ケーブル13により時計回り方向へ回動すると、ロック部14cがストッパ金具17から外れて回動自由になるアンロック状態となる。
キー穴6へ差し込んだキー7をさらに押し込み、回動シャフト3及び連結部4を図の下方へ押し出して、連結部4及び凸部8をプーリ5の嵌合穴9及び位置決め凹部10へ嵌合し、キー7を反時計回り方向へ回しすと、回動シャフト3及び連結部4と一体にプーリ5が回動し、キー操作用ケーブル11を引いてカム部材14を反時計回り方向へ回動させることによりハンドルロックを行うことができる。
図2はメインスイッチ1の平面図であり、キー穴6はACC−ON−OFF−LOCK位置へ回動できる。ONはイグニッションスイッチをONし、エンジンを始動できる。OFFはエンジンを停止する。LOCKはハンドルロックを行う。この状態でキーを抜き出すことが可能である。ACCは予備電源である。このキー操作時における回動角は、ON位置とOFF位置間よりもOFF位置とLOCK位置間の方が大きく、例えば前者が45°、後者が90°になっている。
図3にキー操作順を示すように、OFF位置よりキーを押し込んでさらに回すことによりLOCK位置となる。LOCK位置でキーを差し込んでOFF位置へ戻すと、この間に認証を行い、ハンドルロックを自動で解除する。
キーシリンダ2の内部には、キーを押し下げずにLOCK位置からOFF位置へ回動する間に閉成される認証開始接点18があり、これが閉成すると認証が開始され、キーがLOCK位置からOFF位置へ移動する間に認証処理される。
図4はハンドルロックを平面的に示す概念図である。ストッパ金具17はヘッドパイプ19の前面に設けられて前方へ突出し、車体中心線C上にある。ヘッドパイプ19にはステアリングシャフト20aが軸受け支持されて回動自在であり、ハンドル20が一体に回動する。図示状態はハンドル20を左側へ一杯に回動させた状態であり、左右方向のハンドル中心線Aに対する垂直線は回動限界線Bである。
ロック部材12やアクチュエータ14等のハンドルロック機構を構成する部材及びメインスイッチ1は、図示しないトップブリッジ等へハンドル20と一緒に取付けられているので、ハンドル20と一体に回動する。
ハンドル20を直進状態から駐車時の左一杯まで回動させると、メインスイッチ1は当初車体中心線C上にあるとすれば、直線Cから同B上へ移動し、実線で示す状態になる。このとき、ロック部材12は仮想線で示すアンロック位置Dにあり、ストッパ金具17と非接触である。
そこでキー操作により、キーシリンダをLOCK位置まで回動させると、プーリ5が反時計回り方向へ回動してキー操作用ケーブル11がロック部材12を同方向へ回動させ、ロック部14cをストッパ金具14へ当接させる実線のロック位置Eへ移動する。
この状態では、ハンドル20を車体中心線C方向へ回動させようとしても、ロック部材12とストッパ金具17とのロックにより回動不能となり、ハンドルロック状態となる。
このハンドルロックをロック解除するには、ロック状態にてキー7をキー穴6へ差し込み、OFF位置へ向かって回すと、後述する認証手段により、アクチュエータ14を作動させてリモコン操作用ケーブル13を引き、ロック部材12を時計回り方向へ回動させて仮想線のアンロック位置Dにして、ストッパ金具17から外す。アクチュエータ14は電磁ソレノイド等、リモコン操作用ケーブル13を引っ張ったり逆に弛めたりできるものであれば公知のものを適宜使用できる。
図5はメインスイッチ1の断面図である。下部に設けられるイグニッションスイッチ1bにはキー操作で回動シャフト3が回動することにより、ON,OFFするイグニッション回路の接点部を備える(図示省略)。
回動シャフト3は図の上方に向かって順にクランク部21及び本体部22を備え、周囲の外筒23に対して回動自在になっている。本体部22の頂部上にはプロテクタブロック24が設けられ、カバー25でプロテクタブロック24を含むハンドルロック部1aの外側を覆っている。
プロテクタブロック24にはキー穴6が設けられ、本体部22にはこれと連続するキー差し込み溝26が設けられ、これを横断する複数本(本実施例では4本)のタンブラ27が設けられ、外筒23と係合し、キー7により係合を解除するようになっている。
本体部22はクランク部21で回動シャフト3へ連続している。回動シャフト3は回転中心軸C1上に設けられる。回動シャフト3の周囲には本体部22を上方へ押し上げ付勢するリフトバネ28が設けられ、この押し上げ状態ではクランク部21が外筒23の一部に設けられたストッパ30に対して、OFF位置で回動停止となるように回動阻止され、クランク部21をリフトバネ28に抗して押し下げると、ストッパ30から外れて回動可能になる。
クランク部21をリフトバネ28に抗して押し下げながらキーを押し回ししてLOCK位置にすると、本体部22は回動停止するので、押し下げていた力を除くと、リフトバネ28により上方へ押し戻される。
ロック解除の場合は、LOCK位置にてキーを差し込んでから押し下げずにOFF位置へ回す。このとき本体部22又はクランク部21等の適宜場所に設けられた認証接点18(図示省略)が閉じられるようになっている。なお認証接点18は本体部22を押し下げて回動するときは非接触となる位置に設けられている。
図6は認証手段を示す。認証手段は制御装置31を備え、メインスイッチ1の適所に設けられる(図2参照)。制御装置31には、送受信回路32,制御回路33,インターフェース回路34が設けられる。一方、キー7には特定の識別コードを送信する送信器35が設けられ、LOCK位置にてキー7をキーシリンダ2へ差し込み、押し下げずにOFF位置へ回して認証接点18(図3参照)を通過すると認証処理が開始され、予め設けられているアンテナ36により識別コードを受信して送受信回路32へ送る。送受信回路32は識別コードを読みとって制御回路33へ送る。制御回路33は予め格納されている識別情報と照合して認証を行う。
この認証がOKになると、インターフェース回路34よりアクチュエータ14へ駆動信号を送り、アクチュエータ14を駆動させてリモコン操作用ケーブル13を引っ張り、アンロック操作を行う(図4参照)。この操作はLOCK位置にてキー7をキーシリンダ2へ差し込み、OFF位置側へ回すことによって自動的にかつリモコン操作で行われる。すなわち認証処理はLOCK位置からOFF位置へキーを回す間に行われる。
次に、本実施例の作用を説明する。停車すると、メインスイッチ1のキー7をOFF位置へ回してエンジンを切る。続いて、ハンドルを回動限界位置まで回動させ、キー7をOFFに押し込みながらLOCK位置まで回す。これにより、回動シャフト3,連結部4及びプーリ5が一体となって回動し、キー操作用ケーブル11を引いてロック部材12をロック位置へ回動させ、ストッパ金具17へ当接させることにより、ハンドル20は回動できない操舵不能状態になってハンドルロックされる(図4)。
その後、走行を再開するには、LOCK位置にてキー7をキー穴6へ差し込み、押し下げずにOFF位置へ回す。このとき、連結部4はプーリ5と分離することにより、ロックユニット15と分離されているから、キー操作により直接ロックユニットを動作させることはできず、ロック部材12をそのままロック状態であり、キー7を回すだけではロック解除は行われない。
一方、LOCK位置からOFF位置までは比較的大きな回動角(90°)があり、この間で認証接点18が閉じられると、認証手段により認証が行われ、OKになると、アクチュエータ14によりリモコン操作用ケーブル13を引いてロック部材12をアンロック側へ回動させ、ストッパ金具17から外して、自動的にロック解除し、ハンドル20を回動自由として走行可能にする。その後、キー7をOFFからONに回すとエンジンがかかり始動する。このときプーリ5はアクチュエータ14によりOFF位置まで回動されて戻るので、次回のロック操作時には、連結部4がプーリ7と嵌合できるようになっている。
また、キーシリンダ2がプーリ5と結合し、キー操作でプーリ5を回動できるのは、正規なキー7を用いてOFF位置からLOCK位置へ押し回すときのみであるから、不正なキーもしくはキー以外のもので無理矢理キーシリンダ側を回動させてロックしようとしても、キーシリンダ2はプーリ5と分離したままであって、プーリ5を回動できないのでロックさせることができない。したがって、ケーブルを介して遠隔操作でロックする形式のハンドルロックにおいて、不正なキーもしくはキー以外のものを用いてロックすることを確実に阻止でき、誤操作によるロックを防止できる。
そのうえ、ハンドルロックをかけるためのロック操作は手動のキー操作によるが、ロック解除は手動のキー操作だけでは解除できず、電子的な認証手段を介する必要があるので、その車両固有の正規のキー7以外では解除できず、盗難防止に役立つ。またロック解除時におけるLOCK位置からOFF位置までのキー操作は従来同様とあまり変わらずに操作でき、認証については無意識に処理できるので、認証のための特別なキー操作をせずに従来同様の操作性を維持できる。
さらに、駐車してハンドルロック状態のとき、キー以外のものをキー穴6へ差し込んで無理矢理回そうとしても、本体部22と外筒23とタンブラ27により係合状態のため、本体部22を回動できず、その結果、ロック解除できない。しかも、プーリ5とキーシリンダ2は分離しているから、仮に認証を伴わずに無理矢理回動シャフト3を回してもロック解除できないので、いたずらや盗難の予防において一層信頼性が高くなる。
なお、本願発明のキーシリンダをハンドル以外の車体における任意の場所に取付けることができる。図7はそのような一例を示す別実施例である。以下の説明では前実施例と共通部分について共通符号で示し、重複説明を省略する。
この例では、ハンドル20と一体回動するトップブリッジ40の後端縁部において、回動限界で車体中心近傍となる位置にロック用の切り欠き41を設け、車体フレーム側に設けたロックケース42にはこの切り欠き41へ嵌合するロックバー43を車体中心方向へ進退自在に設ける。ロックバー43はリターンスプリング44によりロックケース42へ後退する方向に付勢されている。
ロックバー43の後端部は連結軸45でロータ46へ軸着され、ロータ46の回動により進退して、前方へ突出するロック位置と後退した図示状態のアンロック位置との間を移動する。
ロータ46は中心軸47でロックケース42へ回動自在に軸着されており、中心軸47を挟んで連結軸45と略対称位置に前実施例と同じキー操作用ケーブル11の一端が結合されている。キー操作用ケーブル11の他端は前実施例と同じキーシリンダ2と連結・分離するやはり前実施例と同じプーリ5へ連結されている。なおこのキーシリンダ2及びプーリ5はハンドル近傍ではなく、例えば、車体フレーム後部等の車体上の任意位置に設けられている。
この場合、プーリ5はキーシリンダ側か、あるいは車体側に回動自在に設けられている。
ロータ46の外周部には戻り阻止用の切り欠き48が設けられ、ロータ46がキー操作用ケーブル11に引かれて図の反時計回り方向へ回動し、ロックバー43を前進させてロック位置にしたとき、切り欠き48へアクチェータ49のロック突起50が嵌合するように設定される。アクチェータ49は電磁ソレノイド等からなり、前実施例同様に認証手段でハンドルロックの解除時における制御駆動をされるものであるが、ケーブルではなくロック突起50を動作させるようになっている。
この装置においてハンドルロックをかけるには、ハンドル20を回動限界まで回してロック用の切り欠き41をロックバー43の前方に位置させ、前記同様のキー操作でLOCK位置にすると、キー操作用ケーブル11によりロータ46が反時計回り方向へ回動し、リターンスプリング44に抗してロックバー43を前進させてロック用の切り欠き41に嵌合し、ハンドル20を回動不能にロックするとともに、ローターの戻り阻止用の切り欠き48にアクチェータ49からロック突起50が突出して嵌合することにより、リターンスプリング44でロータ46は時計回り方向へ戻り回転することを阻止して、ハンドルロック状態を維持する。
ハンドルロックの解除は、前記同様にキーをLOCK位置からOFF位置へ回すと、認証手段の認証後、OKの場合はアクチュエータ49へ解除信号が出され、これによりアクチュエータ49がロック突起50を後退させて戻り阻止用の切り欠き48から外すと、ロータ46は回転自由になり、リターンスプリング44によってロックバー43も後退可能になる。そこでロータ46の時計回り方向への回動とロックバー43のアンロク位置への後退が同時に生じ、ロックバー43がロック用の切り欠き41から外れて、トップブリッジ40の回動をフリーにして、ハンドルロックを解除する。
このように本実施例によれば、キーシリンダ2を車体の任意位置へ設けることができるので、設置の自由度を大きくすることができる。
そのうえ、前実施例同様、ケーブルを介して遠隔操作でロックする形式のハンドルロックにおいて、正規キーを所有する者のみがキー操作でロックをすることができることになり、正規キーを所有しない者等によるロックを防止できる。
なお、本願発明は上記の各実施例に限定されるものではなく、発明の原理内において種々に変形や応用が可能である。例えば、図4等に示したハンドルロック機構のうち、メインスイッチ1を除く、ロック部材12、アクチュエータ14及びストッパ金具17は一例であり、公知の種々なハンドルロック機構を適用できる。また、自動2輪車に限らず、種々な車両に適用可能である。
メインスイッチの斜視図 メインスイッチの平面図 キー操作順を示す図 ハンドルロック機構の概念図 メインスイッチの断面図 認証手段の構成図 別実施例を模式的に示す図
符号の説明
1:メインスイッチ、1a:ハンドルロック部、1b:イグニッションスイッチ、2:キーシリンダ、3:回動シャフト、4:連結部、5:プーリ、6:キー穴、7:キー、11:キー操作用ケーブル、12:ロック部材、13:リモコン操作用ケーブル、14:アクチェータ、15:ロックユニット、17:ストッパ金具、20:ハンドル、31:制御装置、32:送受信回路、33:制御回路、35:送信器、36:アンテナ、40:トップブリッジ、43:ロックバー、44:リターンスプリング、46:ロータ、49:アクチュエータ

Claims (2)

  1. ハンドルロックのロック部材をケーブルを介した遠隔操作により動作させるものにおいて、
    前記ロック部材と前記ケーブルで連結した連結部を備えたロックユニットを設け、
    このロックユニットの前記連結部と、キーシリンダの回動シャフトとを係脱自在に設け、
    ロック時には前記キーシリンダの回動シャフトを前記ロックユニットの連結部と一体にキー操作で回動させ、ロック完了により前記キーシリンダの回動シャフトを前記ロックユニットの連結部から分離させ、
    ロック解除時には前記キーシリンダと前記ロックユニットが分離された状態で遠隔操作により前記ロック部材を操作してロック解除することを特徴とするハンドルロック装置。
  2. 前記ロック解除は前記キーシリンダに設けた認証手段により予めキーに格納された識別情報を照合する認証処理を行い、認証されたときに遠隔操作で行われることを特徴とする請求項1に記載したハンドルロック装置。
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