JP2008252794A - Ip電話装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】迷惑電話の着信を確実に迷惑電話応答サーバへ転送できるようにする。
【解決手段】着信側電話装置31は、通話中(手順S25の実行中)に「INVITE」メッセージを受信する(手順S26)。着信側IP電話装置31では、「INVITE」メッセージ中の発信者番号に基づいて、迷惑電話であると判定する(ステップST4)と、迷惑電話応答サーバ6へ「INVITE」メッセージを送信する(手順S27)。その後、迷惑電話応答サーバ6と、迷惑電話発信元33との間にパスを形成し、迷惑電話応答サーバ6から迷惑電話発信元33へ迷惑応答メッセージを送出する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、IP電話装置に関し、詳細には、迷惑電話の着信を確実に迷惑電話応答サーバへ転送可能なIP電話装置に関する。
従来、ISDN対応電話装置においては、通話中に着信があった場合、電話装置にてビジートーンを生成し、ISDN回線へ送出することにより着信を拒否している(特許文献1参照)。
ところで、着信の中には、勧誘電話、無言電話などのような迷惑電話の着信がある。迷惑電話の発信者は、一度着信を拒否されても、再度かけてくる場合が多い。このような迷惑電話に応答することは、応答者の時間及び回線を無駄に使用していることになる。
このような迷惑電話に対処するシステムとして、過去に迷惑電話をかけてきた発信元の電話番号を迷惑電話番号として構内交換機に記憶しておき、着信時に、発信元の電話番号(以下、発信者番号と言う)を検出し、それが予め記憶しておいた迷惑電話番号と一致した場合に、その着信を迷惑電話応答サーバ(迷惑電話に対する応答を代行するサーバ)へ転送するようにしたシステムがある(特許文献2参照)。
しかしながら、上記の迷惑電話対処システムをISDN対応電話装置のような1回線しか通話に使用できない電話装置にそのまま用いた場合、通話中でないときの迷惑電話の着信は迷惑電話応答サーバへ転送できるものの、通話中に迷惑電話の着信があったときは、それを拒否してしまうため、転送できないという問題がある。
特開2002−64846号公報 特開2002−354123号公報
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、迷惑電話の着信を確実に迷惑電話応答サーバへ転送できるようにすることである。
請求項1の発明は、着信を検出する手段と、外線使用中に前記手段により検出された着信が迷惑電話であるか否かを判定する手段と、該手段により迷惑電話であると判定されたとき、前記着信を迷惑電話応答サーバへ転送する手段とを有することを特徴とするIP電話装置である。
請求項2の発明は、着信を検出する手段と、該着信が迷惑電話であるか否かを判定する手段と、該手段により迷惑電話であると判定されたとき、前記着信を迷惑電話応答サーバへ中継転送する手段と、該手段による中継転送中に検出された新たな着信が迷惑電話ではないと判定されたとき、前記中継転送を終了させ、前記新たな着信の応答処理を行う手段とを有することを特徴とするIP電話装置である。
請求項3の発明は、着信を検出する手段と、該着信が迷惑電話であるか否かを判定する手段と、該手段により迷惑電話であると判定されたとき、前記着信を迷惑電話応答サーバへ中継転送する手段と、該手段による中継転送中に検出された新たな着信が迷惑電話ではないと判定されたとき、前記中継転送を終了させ、前記新たな着信に対する応答処理を行う手段とを有することを特徴とするIP電話装置である。
(作用)
請求項1の発明によれば、外線使用中に検出された新たな着信が迷惑電話であると判定されたとき、その着信を迷惑電話応答サーバへ転送する。
請求項2の発明によれば、迷惑電話の着信を外線を使用して迷惑電話応答サーバへ中継転送しているときに、新たに迷惑電話の着信を検出した場合、先の迷惑電話の着信の中継転送を終了させ、新たな迷惑電話の着信の中継転送を行う。
請求項3の発明によれば、迷惑電話の着信を外線を使用して迷惑電話応答サーバへ中継転送しているときに、迷惑電話ではない着信を検出した場合、迷惑電話の着信の中継転送を終了させ、迷惑電話ではない着信に対する応答処理を行う。
本発明によれば、迷惑電話の着信を確実に迷惑電話応答サーバへ転送することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態の電話装置を有する通信システムの構成を示す図である。
この通信システムは、IP(Internet Protocol)網1と、それぞれがIP網1に接続されたSIP(Session Initiation Protocol)サーバ2、IP電話装置3〜5、及び迷惑電話応答サーバ6を備えている。
SIPサーバ2は、呼制御プロトコルにSIPを用いて、発信元のIP電話装置と呼出相手先のIP電話装置との間で電話番号とIPアドレスとの対応付けを行う機能、及び呼接続セッションの確立に必要な各種SIPメッセージの処理機能を有する。これらのIP電話装置間で呼接続セッションが確立された後には、互いにRTP(Real-time Transport Protocol)などを用いて、直接、音声パケットの送受信を行う。
図2は、図1の各IP電話装置3〜5の構成を示すブロック図である。図2に示すように、各IP電話装置は、制御部11、記憶部12、呼処理部13、音声処理部14、及びネットワークインタフェース部15を備えている。
制御部11はマイクロコンピュータなどで構成されており、このIP電話装置の全体の制御などを行う。記憶部12には、このIP電話装置の端末識別情報、電話番号、IPアドレス、及びユーザIDなどのような自己の識別情報、並びに迷惑電話番号(過去に迷惑電話をかけてきた発信元の電話番号)及び迷惑電話応答サーバ6の電話番号などが記憶される。
呼処理部13はSIPを用いた呼接続のための各種メッセージの処理を行う。また、呼処理部13はダイヤルキー、機能キーなどの各種キーを備えている。音声処理部14は送受話器、及び音声符号化/復号化処理回路を備えており、音声の入出力、及び音声パケットの処理を行う。ネットワークインタフェース部15は、IP網1と、呼処理部13及び音声処理部14との間で各種パケットの送受信を行う。
迷惑電話応答サーバ6もIP電話装置3〜5と同様な構成を有する。そして、その記憶部には、迷惑電話応答サービスの契約者のIP電話装置の電話番号、迷惑応答メッセージなどが記憶されている。
次に図1に示す通信システムにおける一対のIP電話装置が通話を開始してから終了するまでの手順の一例について、図3を参照しながら説明する。この図において、発信側のIP電話装置21、着信側のIP電話装置22は、図1におけるIP電話装置3〜5のうちの任意の2台である。なお、以下の説明では、特に必要な場合を除いて、IP電話装置の内部ブロック(図2)の動作の説明を省略する。
まず、発信側のIP電話装置21は、利用者の発信操作P1に応じて、SIPサーバ2へ「INVITE(呼出要求)」メッセージを送出する(手順S1)。SIPサーバ2は、受信した「INVITE(呼出要求)」メッセージをチェックし、呼出要求を受けたことをIP電話装置21に通知するために「100 TRYING(処理中通知)」メッセージを送出する(手順S2)。また、SIPサーバ2は、呼出先である着信側のIP電話装置22に対して「INVITE(呼出要求)」メッセージを送出する(手順S3)。このとき、IP電話装置22が既に通話中であっても、SIPサーバ2は「INVITE(呼出要求)」メッセージを送出する。つまり、図1に示す通信システムでは、IP電話装置の着信応答中にそのIP電話装置に対して新たな呼出要求を通知することができる。
「INVITE(呼出要求)」メッセージを受信したIP電話装置22は、それを受信したことをSIPサーバ2に通知するために「100 TRYING(処理中通知)」メッセージを送出する(手順S4)。次に、IP電話装置22は、呼出中であることを示す「180 RINGING(呼出中通知)」メッセージを送出する(手順S5)とともに、呼出音を出力する。
「180 RINGING(呼出中通知)」メッセージを受信したSIPサーバ2は、IP電話装置22を呼出中であることをIP電話装置21に通知するため、IP電話装置21へ「180 RINGING(呼出中通知)」メッセージを送出する(手順S6)。IP電話装置22では、利用者の応答操作P2に基づいて、呼出音の出力を停止し、着信に応答したことを知らせるため、SIPサーバ2へ「200 OK(着信応答)」メッセージを送出する(手順S7)。
「200 OK(着信応答)」メッセージを受信したSIPサーバ2は、IP電話装置21へ「200 OK(着信応答)」メッセージを送出する(手順S8)。「200 OK(着信応答)」メッセージを受信したIP電話装置21は、SIPサーバ2に対して、「ACK(確認応答)」メッセージを送出する(手順S9)。SIPサーバ2は、IP電話装置22に対して、「ACK(確認応答)」メッセージを送出する(手順S10)。
これにより、IP電話装置21とIP電話装置22との間で通話ができる状態になる(手順S11)。この通話はRTPを用いて、SIPサーバ2を介さずにIP電話装置21とIP電話装置22との間で直接音声パケットをやりとりすることで行われる。
通話が終了し、IP電話装置21にて切断操作P3が行われると、IP電話装置21は、SIPサーバ2へ「BYE(切断通知)」メッセージを送出する(手順S12)。「BYE(切断通知)」メッセージを受信したSIPサーバ2は、IP電話装置22に対して「BYE(切断通知)」メッセージを送出する(手順S13)。
「BYE(切断通知)」メッセージを受信したIP電話装置22は、SIPサーバ2に対して「200 OK(了解)」メッセージを送出する(手順S14)。「200 OK(了解)」メッセージを受信したSIPサーバ2は、IP電話装置21に対して「200 OK(了解)」メッセージを送出する(手順S15)。
次に図1に示す通信システムにおいて、迷惑電話の着信を迷惑電話応答サーバ6に転送する機能が設定されている場合の動作について、(a)通常電話に対する着信に応答しているときに、迷惑電話の着信があった場合、(b)通常電話に対する着信に応答しているときに、別の通常電話の着信があった場合、(c)迷惑電話に対する着信を転送しているときに、別の迷惑着信があった場合、(d)迷惑電話に対する着信を転送しているときに、通常電話の着信があった場合、の順に説明する。なお、以下の説明では、便宜上、SIPサーバ2の動作を省略する。従って、例えば図3における手順S1及びS2は、発信側IP電話装置21が着信側IP電話装置22へ「INVITE(呼出要求)」メッセージを送信したものとして説明する。また、「100 TRYING(処理中通知)」メッセージのやりとりを省略する。
図4は上記(a)の場合の動作シーケンスを示す図である。この図において、着信側IP電話装置31は、図1に示す通信システムのIP電話装置3〜5のうち、迷惑電話の着信を迷惑電話応答サーバ6に転送する機能が設定されているIP電話装置であり、通常電話発信元32、迷惑電話発信元33は、その他の2台である。
まず、通常電話発信元32における発信操作P11に応じて、通常電話発信元32は、「INVITE(呼出要求)」メッセージを着信側IP電話装置31へ送信する(手順S21)。
着信側IP電話装置31では、「INVITE(呼出要求)」メッセージに含まれる通常電話発信元32の電話番号(発信者番号)を検出し(ステップST1)、それが記憶部12に記憶されている迷惑電話番号と一致しないことに基づいて、迷惑電話ではなく通常電話であると判定する(ステップST2)。また、着信側IP電話装置31は「180 RINGING(呼出中)」メッセージを通常電話発信元32へ送信する(手順S22)。
次いで着信側IP電話装置31は、上記判定結果に基づいて着信応答処理を行う(ステップST3)。即ち利用者の応答操作P12に応じて、「200 OK(着信応答)」メッセージを通常電話発信元32へ送信する(手順S23)。次に通常電話発信元32が「ACK(確認応答)」メッセージを着信側IP電話装置31へ送信し(手順S24)、着信側IP電話装置31と通常電話装置32と間で通話ができる状態になる(手順S25)。
この通話中に、迷惑電話発信元33は、利用者の発信操作P13に応じて、「INVITE(呼出要求)」メッセージを着信側IP電話装置31へ送信する(手順S26)。
着信側IP電話装置31では、「INVITE(呼出要求)」メッセージに含まれる迷惑電話発信元33の電話番号(発信者番号)を検出し(ステップST4)、それが記憶部12に記憶されている迷惑電話番号と一致することに基づいて、迷惑電話であると判定する(ステップST5)。そして、その判定結果に応じて、迷惑電話の呼出を迷惑電話応答サーバ6に転送する(ステップST6)。
即ち、まず着信側IP電話装置31が「INVITE(呼出要求)」メッセージを迷惑電話応答サーバ6へ送り(手順S27)、迷惑電話応答サーバ6が「INVITE(呼出要求)」メッセージに含まれる着信側IP電話装置31の電話番号を検出し、その電話番号が迷惑電話応答サービスの契約者の電話番号と一致することに基づいて、サービスの契約者であると判定すると、「180 RINGING(呼出中)」メッセージを着信側IP電話装置31へ送信する(手順S28)。「180 RINGING(呼出中)」メッセージを受信した着信側IP電話装置31は、それを迷惑電話発信元33へ転送する(手順S29)。
次いで、迷惑電話応答サーバ6は、応用メッセージの送出準備が整うと、「200 OK(着信応答)」メッセージを着信側IP電話装置31へ送信する(手順S30)。「200 OK(着信応答)」メッセージを受信した着信側IP電話装置31は、それを迷惑電話発信元33へ転送する(手順S31)。
次に、「200 OK(着信応答)」メッセージを受信した迷惑電話発信元33は着信側IP電話装置31へ「ACK(確認応答)」メッセージを送出し(手順S32)、着信側IP電話装置31は「ACK(確認応答)」メッセージを迷惑電話応答サーバ6へ送出する(手順S33)。これにより、迷惑電話応答サーバ6と、迷惑電話発信元33とは、RTPにより直接音声パケットを送受信出来る状態となり、迷惑電話応答サーバ6から迷惑電話発信元33へ迷惑応答メッセージが送られる(手順S34)。
図5は上記(b)の場合の動作シーケンスを示す図である。この図において、発信操作P11、応答操作P12、手順S21〜S25、及びステップST1〜3は図4と同じである。
通常電話発信元32との通話中(手順S25の実行中)に、通常電話発信元34における利用者の発信操作P14に応じて、「INVITE(呼出要求)」メッセージが通常電話発信元34から着信側IP電話装置31へ送られる(手順S35)。
着信側IP電話装置31では、「INVITE(呼出要求)」メッセージに含まれる通常電話発信元34の電話番号(発信者番号)を検出し(ステップST7)、それが記憶部12に記憶されている迷惑電話番号と一致しないことに基づいて、迷惑電話ではなく通常電話であると判定する(ステップST8)。そして、その判定結果に基づいて話中処理を行う(ステップST9)。即ち「486 BUSY(話中)」メッセージを通常電話発信元34へ送る。
図6は上記(c)の場合の動作シーケンスを示す図である。
まず、迷惑電話発信元33における発信操作P15に応じて、迷惑電話発信元33は、「INVITE(呼出要求)」メッセージを着信側IP電話装置31へ送信する(手順S37)。
着信側IP電話装置31では、「INVITE(呼出要求)」メッセージに含まれる迷惑電話発信元33の電話番号(発信者番号)を検出し(ステップST10)、それが記憶部12に記憶されている迷惑電話番号と一致したことに基づいて、迷惑電話と判定する(ステップST11)。そして、その判定結果に応じて、迷惑電話発信元33の呼出を迷惑電話応答サーバ6に転送する(ステップST12)。
この転送動作のシーケンス(手順S38〜S44)は、図4における手順S27〜S33と同様である。ただし、迷惑電話応答サーバ6と、迷惑電話発信元33との間の通話パスは着信側IP電話装置31を経由しているため、迷惑電話応答サーバ6から送出された迷惑応答メッセージは着信側IP電話装置31により迷惑電話発信元33に中継される(手順S45)。
着信側IP電話装置31が迷惑電話応答サーバ6から送出された迷惑応答メッセージを迷惑電話発信元33に中継しているとき(手順S45の実行中)に、迷惑電話発信元35における利用者の発信操作P16に応じて、「INVITE(呼出要求)」メッセージが迷惑電話発信元35から着信側IP電話装置31へ送られる(手順S46)。
着信側IP電話装置31では、「INVITE(呼出要求)」メッセージに含まれる迷惑電話発信元35の電話番号(発信者番号)を検出し(ステップST13)、それが記憶部12に記憶されている迷惑電話番号と一致することに基づいて、迷惑電話であると判定する(ステップST14)。そして、その判定結果に基づいて、迷惑電話応答サーバ6に転送する迷惑電話を迷惑電話発信元33から迷惑電話発信元35に変更する(ステップST15)。
即ち、まず着信側IP電話装置31が迷惑電話応答サーバ6及び迷惑電話発信元33へ「BYE(切断通知)」メッセージを送出し(手順S47、S48)、それらを受信した迷惑電話応答サーバ6及び迷惑電話発信元33が「200 OK(了解)」メッセージを返すことで(手順S49、S50)、迷惑電話応答サーバ6から着信側IP電話装置31を経て迷惑電話発信元33に至る通話路が切断される。
その後、手順S38〜S44と同様に、手順S51〜S57を実行することにより、迷惑電話応答サーバ6と、迷惑電話発信元35との間に、着信側IP電話装置31を経由する通話パスを形成して、迷惑電話応答サーバ6から送出された迷惑応答メッセージを着信側IP電話装置31を経由して迷惑電話発信元35に転送する(手順S58)。
図7は上記(d)の場合の動作シーケンスを示す図である。ここで、迷惑電話発信元33における利用者の発信操作P15、及び手順S37〜S45は図6と同じである。
着信側IP電話装置31が迷惑電話応答サーバ6から送出された迷惑応答メッセージを迷惑電話発信元33に中継しているとき(手順S45の実行中)に、通常電話発信元34における利用者の発信操作P17に応じて、「INVITE(呼出要求)」メッセージが通常電話発信元34から着信側IP電話装置31へ送られる(手順S59)。
着信側IP電話装置31では、「INVITE(呼出要求)」メッセージに含まれる通常電話発信元34の電話番号(発信者番号)を検出し(ステップST16)、それが記憶部12に記憶されている迷惑電話番号と一致しないことに基づいて、迷惑電話ではなく通常電話であると判定する(ステップST17)。そして、その判定結果に基づいて、迷惑電話発信元33の着信の転送を終了させ(ステップST18)、通常電話発信元34に対する着信応答処理を行う(ステップST19)。
即ち、図6の手順S47〜S50と同じ手順により、迷惑電話応答サーバ6から着信側IP電話装置31を経て迷惑電話発信元33に至る通話路を切断し(手順S60〜S63)、次いで着信側IP電話装置31における利用者の応答操作P18に応じて、図4の手順S22〜S24と同じ手順により、着信側IP電話装置31と、通常電話発信元34との間に通話パスを形成する(手順S65〜S67)。
なお、以上の実施形態では、1台のIP電話装置が前記(a)〜(d)の4種類の全てに対応できるものとしたが、1台のIP電話装置が1乃至3種類に対応できるように構成してもよい。さらに、以上の実施形態では、通常電話発信元32及び迷惑電話発信元33がIP電話装置の場合について説明したが、それらの1台が公衆電話回線(PSTN)に接続される固定電話装置、或いは携帯電話装置である通信システムにも、本発明を適用することができる。
本発明の実施形態の電話装置を有する通信システムの構成を示す図である。 図1の各IP電話装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す通信システムにおける一対のIP電話装置が通話を開始してから終了するまでの手順の一例を示す図である。 本発明の実施の形態のIP電話装置において、迷惑電話の着信を迷惑電話応答サーバに転送する機能が設定されている場合の動作の第1の例を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態のIP電話装置において、迷惑電話の着信を迷惑電話応答サーバに転送する機能が設定されている場合の動作の第2の例を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態のIP電話装置において、迷惑電話の着信を迷惑電話応答サーバに転送する機能が設定されている場合の動作の第3の例を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態のIP電話装置において、迷惑電話の着信を迷惑電話応答サーバに転送する機能が設定されている場合の動作の第4の例を示すシーケンス図である。
符号の説明
3〜5・・・IP電話装置、6・・・迷惑電話応答サーバ、11・・・制御部、12・・・記憶部、13・・・呼処理部、14・・・音声処理部、15・・・ネットワークインタフェース部、21・・・発信側IP電話装置、22,31・・・着信側IP電話装置、32,34・・・通常電話発信元、33,35・・・迷惑電話発信元。

Claims (3)

  1. 着信を検出する手段と、外線使用中に前記手段により検出された着信が迷惑電話であるか否かを判定する手段と、該手段により迷惑電話であると判定されたとき、前記着信を迷惑電話応答サーバへ転送する手段とを有することを特徴とするIP電話装置。
  2. 着信を検出する手段と、該着信が迷惑電話であるか否かを判定する手段と、該手段により迷惑電話であると判定されたとき、前記着信を迷惑電話応答サーバへ中継転送する手段と、該手段による中継転送中に検出された新たな着信が迷惑電話であると判定されたとき、前記中継転送する手段により転送する迷惑電話の着信を前記新たな着信に変更する手段とを有することを特徴とするIP電話装置。
  3. 着信を検出する手段と、該着信が迷惑電話であるか否かを判定する手段と、該手段により迷惑電話であると判定されたとき、前記着信を迷惑電話応答サーバへ中継転送する手段と、該手段による中継転送中に検出された新たな着信が迷惑電話ではないと判定されたとき、前記中継転送を終了させ、前記新たな着信に対する応答処理を行う手段とを有することを特徴とするIP電話装置。
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