JP2008252759A - 映像信号処理装置と映像信号処理方法 - Google Patents

映像信号処理装置と映像信号処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高品位の映像表示を行えるようにする。
【解決手段】動き量検出部41は、映像信号VSdから映像の動き量MVを検出する。ブロックノイズ検出部48は、映像信号VSdからブロックノイズを検出する。ブロックノイズ除去部49は、ブロックノイズの検出結果を用いて映像信号のブロックノイズ除去を行う。シャープネス調整部54は、ブロックノイズ除去が行われた輝度信号Ydbに輪郭調整信号を加えてシャープネス調整を行い、輝度信号Ydcを生成する。シャープネス調整部54は、動き量の検出結果とブロックノイズの検出結果に応じて輪郭調整信号を減少させてシャープネス調整を行う。ブロックノイズ除去による副作用や残留しているブロックノイズが強調されてしまうことがなく、高品位の映像表示を行える。
【選択図】 図2

Description

この発明は映像信号処理装置と映像信号処理方法に関する。詳しくは、ブロックノイズ除去後の映像信号に対してシャープネス調整を行うとき、ブロックノイズ除去前の映像信号を用いた動き量の検出結果とブロックノイズの検出結果に応じて輪郭調整信号を減少させることで、ブロックノイズ除去の副作用等が強調されてしまうことを防止して、高品位の映像表示を行うものである。
映像信号の符号化処理では、映像信号を所定の画素単位でブロック化して、各ブロックに対してDCT変換が行われている。このDCT変換を行うことにより得られたDCT係数を、水平空間周波数成分および垂直空間周波数の両成分につき低い周波数から高い周波数へとジグザグにスキャンしたのち量子化することで、可変長符号化データが生成されている。また、可変長符号化データの復号化処理では、可変長符号化データの逆量子化処理や逆DCT変換処理、逆ブロック化処理が行われて、符号化処理前の映像信号に戻される。
このような符号化・復号化処理では、DCT変換における打切り誤差や丸め誤差が生じたり、量子化における情報の間引き等行われる。このため、復号化処理を行っても、符号化処理前の映像信号に完全に戻すことができなくなり、ブロックの境目が目立った画質の低い映像、すなわちブロックノイズが目立つ映像となる。
このようなブロックノイズを除去するため、例えば特許文献1の発明では、DCT変換により得られる各ブロックのDCT係数に基づきブロックノイズを除去する必要があるか否かをブロック毎に判別して、ブロックノイズの除去が必要であると判別されたブロックに対してブロックノイズ除去が行われている。
特開2000−299859号公報
ところで、ブロックノイズを除去する際に、ノイズ除去強度を高めると副作用が生じる場合がある。例えば映像に格子状の絵柄が含まれており、格子サイズがブロックサイズと略一致する場合、格子の位置がブロックの境目の位置となると、格子状の絵柄はブロックノイズと検出されてしまい、格子状の絵柄が見えなくなるように処理される。また、格子の位置がブロックの境目の位置からずれた位置となると、ブロックノイズと検出されることがないので、格子状の絵柄が正しく表示される。このため、ノイズ除去強度が高く、格子の位置がブロックの境目の近傍で変動すると、格子状の絵柄がちらつきを生じて表示されてしまう副作用が生じてしまう。
ここで、ノイズ除去強度が高い状態でブロックノイズの除去が行われた映像信号を用いてシャープネス調整が行われるとき、鮮鋭度をより高くするようにシャープネス量の設定が行われていると、上述の副作用が顕著となってしまい、高品位の映像表示を行うことができなくなってしまう。
また、上述の副作用を生じさせないようにノイズ除去強度を低くした場合、ブロックノイズの除去が行われた映像信号には、ブロックノイズが残留してしまうことがある。このため、このような映像信号を用いてシャープネス調整が行われるとき、鮮鋭度をより高くするようにシャープネス量の設定が行われていると、残留しているブロックノイズが強調されてしまい、高品位の映像表示を行うことができなくなってしまう。
そこで、この発明では、高品位の映像表示を行うことができる映像信号処理装置および映像信号処理方法を提供するものである。
この発明の概念は、映像信号から映像の動き量とブロックノイズを検出して、ブロックノイズの検出結果を用いて映像信号のブロックノイズ除去を行い、このブロックノイズ除去が行われた映像信号を用いてシャープネス調整が行われる場合、動き量の検出結果とブロックノイズの検出結果に応じてシャープネス調整を弱めて、ブロックノイズ除去の副作用等が強調されないようにするものである。
この発明の映像信号処理装置は、映像信号から映像の動き量を検出する動き量検出部と、映像信号からブロックノイズを検出するブロックノイズ検出部と、ブロックノイズの検出結果を用いて映像信号のブロックノイズ除去を行うブロックノイズ除去部と、ブロックノイズ除去が行われた映像信号に輪郭調整信号を加えてシャープネス調整を行うシャープネス調整部を有し、シャープネス調整部は、動き量の検出結果とブロックノイズの検出結果に応じて輪郭調整信号を減少させるものである。
また、この発明に係る映像信号処理方法は、映像信号から映像の動き量を検出する動き量検出工程と、映像信号からブロックノイズを検出するブロックノイズ検出工程と、ブロックノイズの検出結果を用いて映像信号のブロックノイズ除去を行うノイズ除去工程と、ブロックノイズ除去が行われた映像信号に輪郭調整信号を加えてシャープネス調整を行うシャープネス調整工程を有し、シャープネス調整工程では、動き量の検出結果とブロックノイズの検出結果に応じて輪郭調整信号を減少させるものである。
この発明によれば、映像信号から映像の動き量とブロックノイズを検出して、動き量の検出結果とブロックノイズの検出結果に応じて、ブロックノイズ除去が行われた映像信号に加えられる輪郭調整信号が減少される。このため、ブロックノイズ除去による副作用や残留しているブロックノイズが強調されてしまうことがなく、高品位の映像表示を行うことができる。
以下、図を参照しながら、この発明の実施の一形態について説明する。図1は映像信号処理装置を用いた機器、例えばテレビジョン装置の構成を示している。なお、映像信号処理装置を用いた機器はテレビジョン装置に限られるものではなく、例えば記録媒体(磁気テープ,磁気ディスク,光ディスク,半導体メモリ等)を用いて映像信号の記録再生を行う記録再生装置、セットトップボックス等であってもよい。
図1において、テレビジョン装置11の衛星放送用アンテナ12は、ディジタル衛星放送を受信するアンテナであり、衛星放送用アンテナ12で得られた受信信号RF1は衛星放送用選局/復調部13に供給される。衛星放送用選局/復調部13は、所望のチャネル(周波数)の選局を行い、得られた中間周波信号をディジタル復調する。さらにディジタル復調により得られたトランスポートストリームTS1をデマルチプレクサ21に供給する。このディジタル復調では衛星放送で用いられている変調方式に対応した復調処理例えばQPSK復調処理等を行う。なお、衛星放送用選局/復調部13の動作は、後述する制御部80からの制御信号CTによって制御される。
地上放送用アンテナ15は、地上放送を受信するアンテナであり、地上放送用アンテナ15で得られた受信信号RF2は地上放送用選局/復調部16に供給される。地上放送用選局/復調部16は、所望のチャネルの選局を行い、得られた中間周波信号の復調処理を行う。ここで、地上放送用選局/復調部16は、地上アナログ放送を受信しているとき、中間周波信号のアナログ復調処理を行い、得られた映像信号をディジタルの映像信号VSbに変換して映像切換部31に供給し、得られた音声信号ASbを音声切換部71に供給する。また、地上放送用選局/復調部16は、地上ディジタル放送を受信しているとき、中間周波信号のディジタル復調を行い、得られたトランスポートストリームTS2をデマルチプレクサ21に供給する。このディジタル復調では、地上ディジタル放送で用いられている変調方式に対応した復調処理例えばQFDM復調処理等を行う。なお、地上放送用選局/復調部16の動作も、後述する制御部80からの制御信号CTによって制御される。
デマルチプレクサ21は、ディジタル衛星放送を受信するときトランスポートストリームTS1を選択して、地上ディジタル放送を受信するときトランスポートストリームTS2を選択する。さらに、デマルチプレクサ21は、選択したトランスポートストリームに時分割的に多重して含まれている映像データDTv、音声データDTa、放送データDTdなどを分離して、映像データDTvおよび音声データDTaをデコーダ部22に供給し、放送データDTdを放送データ処理部23に供給する。
デコーダ部22は、映像データDTvの復号を行い、得られた映像信号VSaを映像切換部31に供給する。また、デコーダ部22は、音声データDTaの復号を行い、得られた音声信号ASaを音声切換部71に供給する。
放送データ処理部23は、ユーザ操作に応じた所定の処理、例えばEPG(Electric Program Guide)表示等を行うための制御信号CSを生成して信号生成部61に供給する。
映像切換部31には、外部入力端子28が接続されており、この外部入力端子28を介して外部機器からコンポジット方式やコンポーネント方式、HDMI(High Definition Multimedia Interface)方式、DVI(Digital Visual Interface)方式等の映像信号の入力を行うことができるようになされている。また、映像切換部31には信号処理部40が接続されており、信号処理部40に供給する映像信号を、デコーダ部22から供給された映像信号VSa、地上放送用選局/復調部16からの映像信号VSb、外部入力端子28を介して供給された映像信号VScのいずれかに切り換える。なお、信号処理部40に供給する映像信号VSdは、輝度信号と色差信号で構成されているものとする。また、例えば外部入力端子28から異なる方式で映像信号が供給されているとき、映像切換部31は方式変換処理を行う。
信号処理部40は、映像切換部31から供給された映像信号VSdに対して種々の信号処理を行い、信号処理後の映像信号VSeを例えば三原色信号として合成処理部62に供給する。なお、信号処理部40の構成や動作については後述する。
信号生成部61は、放送データ処理部23から供給された制御信号CS又は後述する制御部80からの制御信号CTに基づき、オンスクリーン表示用映像信号VSoscを生成して合成処理部62に供給する。例えば、信号生成部61は、放送データ処理部23から供給された制御信号CSや制御部80からの制御信号CTに基づき、EPG表示やチャネル表示等を行うためのオンスクリーン表示用映像信号VSoscを生成して合成処理部62に供給する。
合成処理部62は、信号処理部40から供給された映像信号VSeに信号生成部61から供給されたオンスクリーン表示用映像信号VSoscを合成して、映像出力信号VSgとして映像出力処理部63に供給する。また、合成処理部62は、映像信号VSeにオンスクリーン表示用映像信号VSoscを合成するとき、いわゆるアルファブレンド処理を行い、映像出力信号VSgにおける映像信号VSeと合成用映像信号VSfの合成比を可変できるようにする。
映像出力処理部63には、例えばLCD(Liquid Crystal Display),PDP(Plasma Display Panel),EL(Electro Luminescence),陰極線管などの表示デバイスを用いて構成された表示部64が接続されている。映像出力処理部63は、映像出力信号VSgに基づき、表示デバイスを駆動するための表示駆動信号DRvを生成して表示部64に供給する。このため表示部64で映像表示を行うことができる。また、映像出力処理部63は、外部機器(図示せず)に映像信号を供給するとき、映像出力信号VSgを外部機器に対応したフォーマットの出力信号Voutとして出力する。
音声切換部71には、外部入力端子28が接続されており、この外部入力端子28を介して外部機器から音声信号AScの入力を行うことができるようになされている。また、音声切換部71には音声出力処理部72が接続されており、音声出力処理部72に供給する音声信号ASdを、デコーダ部22から供給された音声信号ASa、地上放送用選局/復調部16からの音声信号ASb、外部入力端子28を介して供給された音声信号AScのいずれかに切り換える。
音声出力処理部72には、スピーカを用いて構成された音声出力部73が接続されている。音声出力処理部72は、音声切換部71から供給された音声信号ASdを用いて音声処理例えば信号レベル調整や音質調整、ノイズ除去処理等を行い、音声処理後の音声出力信号DRaを音声出力部73に供給して音声出力を行う。また、音声出力処理部72は、外部機器(図示せず)に音声信号を供給するとき、音声処理後の信号を外部機器に対応したフォーマットの出力信号Aoutとして出力する。
制御部80にはユーザインタフェース部81が接続されている。ユーザインタフェース部81はユーザ操作に応じた操作信号PSを制御部80に供給するものであり、例えば操作キーやリモートコントロール信号受信部等で構成されている。
制御部80は、バス85を介して上述の各部と接続されている。制御部80は、ユーザインタフェース部81からの操作信号PSに基づき、制御信号CTを生成して各部に供給することで、テレビジョン装置11の動作がユーザ操作に応じた動作となるように制御する。例えば、ユーザインタフェース部81から供給された操作信号PSによって、チャネル切り換えや放送切り換え又は入力切り換え等の信号切り換え操作が行われたことが示されたとき、制御部80は、所望のチャネルや所望の放送方式の映像/音声又は外部から供給された映像/音声の提示等を行うことができるように、衛星放送用選局/復調部13や地上放送用選局/復調部16の選局動作や、デマルチプレクサ21や映像切換部31および音声切換部71の切り換え動作等を制御する。
図2は、信号処理部の構成を示している。信号処理部40の動き量検出部41は、映像信号VSdの例えば輝度信号に基づいて動き量MVの検出を行い、検出した動き量をブロックノイズ除去部49とpシャープネス調整部54に供給する。この動き量MVの検出では、例えば動きベクトルの検出を行い検出された各画素の動きベクトルの動き量を用いるものとする。また、時間的に連続する2つの映像において、画素毎に信号レベル差を判別して、この信号レベル差を動き量とするものとしてもよい。
ブロックノイズ検出部48は、映像信号VSdを用いてブロックノイズ検出を行い、ブロックノイズの位置を示すノイズ検出信号NDと、ブロックノイズ検出状況を示す検出状況信号NLを生成して、ノイズ検出信号NDをブロックノイズ除去部49、検出状況信号NLをシャープネス調整部54に供給する。
ブロックノイズ除去部49は、映像信号VSdについてブロックノイズの除去処理を行い、処理後の映像信号VSdaを変換処理部51に供給する。このブロックノイズ除去部49は、ノイズ検出信号NDで示されたブロック境界部分に対して、動き量MVに応じた除去強度でノイズ除去を行い、ブロックノイズを目立たなくする。
変換処理部51は、ブロックノイズ除去部49から供給された映像信号VSdaのスケーラ処理を行い、表示部64の表示解像度や出力信号Voutが供給される外部装置の解像度に応じた映像信号に変換する。また、インタレース/プログレッシブ変換等も必要に応じて行う。変換処理部51で処理された輝度信号Ydaはコントラスト調整部52に供給される。また色差信号Cr,Cbはマトリクス演算部55に供給される。
コントラスト調整部52は、輝度信号Ydaの振幅補正を行い、黒の締まりや白の明るさを改善する。さらに、ユーザ設定に応じたコントラストとなるように輝度信号Ydaの振幅補正を行う。このコントラスト調整が行われた輝度信号Ydbはシャープネス調整部54に供給される。
シャープネス調整部54は、良好な鮮鋭度の映像表示が行われるように輝度信号Ydbに対して輪郭調整信号を加算する。また、ノイズ除去処理による影響が強調されることがないように、輪郭調整信号の生成を行う。このシャープネス調整部54で調整された輝度信号Ydcは、マトリクス演算部55に供給される。
マトリクス演算部55は、変換処理部51から供給された色差信号Cr,Cbとシャープネス調整部54から供給された輝度信号Ydcを用いてマトリクス演算を行い三原色信号である映像信号VSeを生成して合成処理部62に供給する。
図3は、ブロックノイズ検出部48の構成を示している。ブロックノイズ検出部48のブロック抽出部481では、所定画素単位、例えば8×1画素単位で輝度信号のブロック化を行い、このブロック(以下「抽出ブロック」という)毎の画素信号を検出信号生成部482に供給する。
検出信号生成部482は、各抽出ブロックの画素について隣接する画素間の信号レベル差を算出する。また、各抽出ブロックの最初あるいは最後の画素では、隣接する抽出ブロックの画素と信号レベル差を算出する。さらに、算出した信号レベル差と閾値を比較して、信号レベル差が閾値よりも大きいとき、抽出ブロック内の画素位置に対する計数値を「1」だけカウントアップすることで、抽出ブロック内の各画素位置におけるカウント値のヒストグラムを1画面に対して作成する。このようなヒストグラムを算出すると、ブロック符号化処理が行われたときのブロック(以下「符号化ブロック」という)の境界部分に対応する画素位置の計数値が大きくなるため、ヒストグラムの計数値に基づき、ブロックノイズを検出することができる。
図4は、ヒストグラムの生成動作を示している。図4の(A)はブロック抽出部481で抽出された抽出ブロックGBと、ブロックノイズとなる符号化ブロックの境界部分BLを例示したものであり、例えば抽出ブロックGBの2画素目と3画素目が境界部分BLとなっている場合を示している。ここで、図4の(B)に示すように抽出された8画素の画素信号と隣接する抽出ブロックにおける隣接画素との信号レベル差PEを算出すると、図4の(C)に示すように2画素目と3画素目との信号レベル差PEが大きくなり、この信号レベル差が閾値LCよりも大きいときには、図4の(D)に示すヒストグラムでは、境界部分BLに対応する画素位置がカウントアップされる。また、次に抽出された抽出ブロックについても同様に処理すると、図4の(E)〜(G)に示すものとなり、境界部分BLに対応する画素位置がカウントアップ(斜線で示す)される。したがって、このような処理を水平方向および垂直方向に行うものとすれば、抽出ブロック内の各画素位置におけるカウント値のヒストグラムは、符号化ブロックの境界部分BLを示すものとなる。
また、抽出ブロックのブロックサイズと、符号化ブロックのブロックサイズが異なる場合、例えば抽出ブロックのブロックサイズが8×1画素単位とされており、符号化ブロックのブロックサイズが12×8画素単位とされていると、ヒストグラムに計数値の高い画素位置が2つ生じることとなる。
図5は、ブロックサイズが相違する場合のヒストグラムの生成動作を示している。図5の(A)はブロック抽出部481で抽出された抽出ブロックGBとブロックノイズとなる符号化ブロックの境界部分BLを例示したものである。ここで例えば抽出ブロックGBの2画素目と3画素目が境界部分BLとなっている場合、次の抽出ブロックGBでは6画素目と7画素目が境界部分BLとなる。ここで、図5の(B)に示すように抽出された8画素の画素信号と隣接する抽出ブロックにおける隣接画素との信号レベル差PEを算出すると、図5の(C)に示すように2画素目と3画素目との信号レベル差PEが大きくなり、この信号レベル差が閾値LCよりも大きいときには、図5の(D)に示すヒストグラムでは、境界部分BLに対応する画素位置がカウントアップ(斜線で示す)される。また、次に抽出された抽出ブロックでは、図5の(E)に示すように抽出された8画素の画素信号と隣接する抽出ブロックにおける隣接画素との信号レベル差を算出すると、図5の(F)に示すように6画素目と7画素目との信号レベル差PEが大きくなり、この信号レベル差が閾値LCよりも大きいときには、図5の(G)に示すヒストグラムでは、境界部分BLに対応する画素位置がカウントアップされる。同様な処理を行うと、図5の(H)〜(J)に示すものとなり、境界部分BLに対応する画素位置がカウントアップ(斜線で示す)される。したがって、ヒストグラムに計数値の高い画素位置が2つ生じることとなる。
検出信号生成部482は、上述のようにしてヒストグラムを生成して、ヒストグラムの計数値から検出状況信号NLを生成する。ここで、最も値の大きい計数値を計数値MCT1、2番目に値の大きい計数値を計数値MCT2、3番目に値の大きい計数値を計数値MCT3としたとき、検出状況信号NLは例えば式(1)に基づいて算出する。
NL=(MCT1+MCT2−2×MCT3)/MCT3 ・・・(1)
ここで、ブロックノイズが少なく、計数値MCT1,MCT2,MCT3の値が小さく且つ差が少ないとき、検出状況信号NLの値は小さいものとなる。また、ブロックノイズが顕著であるときは、計数値MCT1がMCT3の値よりも遙かに大きくなる。また、上述のように抽出ブロックのブロックサイズが8×1画素単位とされており、符号化ブロックのブロックサイズが12×8画素単位とされているときは、計数値MCT1だけでなくMCT2の値もMCT3の値よりも遙かに大きくなる。したがって、検出状況信号NLの値も大きいものとなる。
検出信号生成部482は、上述のようにして生成した検出状況信号NLをシャープネス調整部54に供給する。また、計数値MCT1となった画素位置を示すノイズ検出信号NDを生成してブロックノイズ除去部49に供給する。また、上述のように抽出ブロックのブロックサイズが8×1画素単位とされており、符号化ブロックのブロックサイズが12×8画素単位とされているときは、計数値MCT1,MCT2が大きな値となる。ここで、計数値MCT1,MCT2は、同時にカウントアップされることがなく、それぞれが周期的にカウントアップされる。このため、計数値MCT1,MCT2のカウントアップされるタイミングとブロック抽出のタイミングおよび、計数値MCT1,MCT2となった画素位置に基づいてノイズ検出信号NDを生成すれば、抽出ブロックと符号化ブロックのブロックサイズが異なる場合でも、ブロックノイズの生じる画素位置をノイズ検出信号NDで正しく示すことができる。
ブロックノイズ除去部49は、ブロックノイズの生ずる画素位置がブロックノイズ検出部48で検出されていることから、ブロックノイズ検出部48からのノイズ検出信号NDで示された画素位置に対してブロックノイズ除去処理を行う。さらに、ブロックノイズ除去部49は、動き量検出部で検出された動き量を用いてノイズ除去の強度を調整する。
図6は、ブロックノイズ除去部49の構成を示している。映像信号VSdは低域通過フィルタ部491と乗算器494に供給される。低域通過フィルタ部491では、映像信号VSdのフィルタ処理を行い、ブロックノイズの周波数成分を除去した映像信号VFaを生成して乗算器493に供給する。
係数設定部492は、ノイズ検出信号NDや動き量MVに応じて係数αbnr,(1−αbnr)を設定して、係数αbnrを乗算器493,係数(1−αbnr)を乗算器494に供給する。
乗算器493は、映像信号VFaに係数αbnrを乗算して、信号「αbnr×VFa」を加算器495に供給する。また、乗算器494は、映像信号VSdに係数(1−αbnr)を乗算して、信号「(1−αbnr)×VSd」を加算器495に供給する。加算器495は乗算器493から供給された信号「αbnr×VFa」と、乗算器494から供給された信号「(1−αbnr)×VSd」を加算して、映像信号VSdaとして出力する。
このように構成された係数設定部492では、ノイズ検出信号NDで境界部分であることが示されていないとき、係数αbnrを「0」に設定して映像信号VSdを映像信号VSdaとして出力させる。また、ノイズ検出信号NDで境界部分であることが示されたとき、係数設定部492は、動き量MVの値が小さいとき係数αbnrの値を小さく設定し、動き量MVの値が大きいとき係数αbnrの値を大きく設定する。
図7は、動き量MVと係数設定部492で設定される係数αbnrの関係を例示したものである。動き量MVが値「Lmva」よりも小さいときには係数αbnrを値「LB1」に設定する(なお係数(1−αbnr)は「1−LB1」となる)。また、動き量MVが値「Lmva」以上であるときは、動き量MVが大きくなるにともない係数αbnrの値を大きくする。さらに、動き量MVが値「Lmvb」以上であるときは、動き量MVの値にかかわらず係数αbnrを「1」に設定する(なお係数(1−αbnr)は「0」となる)。
このように、動き量MVに応じて係数αbnr,(1−αbnr)を設定すれば、動き量MVが大きいときには係数αbnrが大きくなってノイズ除去強度が強くなり、ブロックノイズを良好に除去できる。また、動き量MVが小さいときには係数αbnrが小さくなってノイズ除去強度が弱くなることから、例えば格子状の絵柄で動きの少ない映像であるとき、格子の位置がブロックの境目の近傍で変動しても格子状の絵柄がちらつきを生じて表示されてしまうことを軽減できる。さらに、モスキートノイズも効果的に軽減することができる。
図8はシャープネス調整部54の構成を示している。輝度信号Ydbは補償信号生成部541と加算器547に供給される。
補償信号生成部541は、例えば輝度信号Ydbの二次微分処理を行い、得られた二次微分信号を帯域通過フィルタでフィルタ処理することで不要な周波数成分を除去して補償信号Yeaを生成する。さらに、生成した補償信号Yeaを乗算器545に供給する。
動き量係数変換部542は、動き量検出部41で生成された動き量MVを動き量係数Kmvに変換して調整量設定部544に供給する。この動き量係数変換部542は、動き量MVの値が小さいとき動き量係数Kmvを小さい値に変換し、動き量MVの値が大きいとき動き量係数Kmvを大きい値に変換する。
図9は、動き量係数変換部542の変換特性を例示したものである。動き量MVが値「Lmvc」よりも小さいときには動き量係数Kmvを値「Lkm1」に設定する。また、動き量MVが値「Lmvc」以上であるときは、動き量MVが大きくなるにともない動き量係数Kmvの値を大きくする。さらに、動き量MVが値「Lmvd」以上であるときは、動き量MVの値にかかわらず動き量係数Kmvを値「Lkm2」に設定する。動き量MVが値「Lmve」以上であるときは、動き量MVが大きくなるにともない動き量係数Kmvの値を大きくする。さらに、動き量MVが値「Lmvf」以上であるときは、動き量MVの値にかかわらず動き量係数Kmvを「1」に設定する。
検出状況信号係数変換部543は、ブロックノイズ検出部48で生成された検出状況信号NLをブロック検出係数Knlに変換して調整量設定部544に供給する。この検出状況信号係数変換部543は、検出状況信号NLの値が小さいときブロック検出係数Knlを小さい値に変換し、検出状況信号NLの値が大きいときブロック検出係数Knlを大きい値に変換する。
図10は、検出状況信号係数変換部543の変換特性を例示したものである。検出状況信号NLが値「Lnla」よりも小さいときにはブロック検出係数Knlを値「Lkn1」に設定する。また、検出状況信号NLが値「Lnla」以上であるときは、検出状況信号NLが大きくなるに伴いブロック検出係数Knlの値を大きくする。さらに、動き量MVが値「Lnlb」以上であるときは、検出状況信号NLの値にかかわらずブロック検出係数Knlを「1」に設定する。
調整量設定部544は、動き量係数変換部542から供給された動き量係数Kmvと、検出状況信号係数変換部543から供給されたブロック検出係数Knlに基づいて強度調整係数αshとコアリング量CLを設定して、設定した強度調整係数αshを乗算器545、設定したコアリング量CLをコアリング部546にそれぞれ供給する。例えば、式(2)のように強度調整係数αshを設定する。
αsh=(1−Kmv×Knl) ・・・(2)
乗算器545は、補償信号Yeaに強度調整係数αshを乗算して、乗算結果である補償信号Yebをコアリング部546に供給する。コアリング部546はクリップ回路によって構成されており、ゼロレベルを含む低レベルの信号をクリップする。
コアリング部546は、コアリング量CLに基づいてクリップレベルを設定して、補償信号Yebに対してクリップ処理を行い、得られた補償信号Yecを加算器547に供給する。加算器547は、輝度信号Ydbにコアリング部546から供給された補償信号Yecを加算して、シャープネス調整がなされた輝度信号Ydcを生成してマトリクス演算部55に供給する。なお、補償信号の信号レベルをユーザ設定に応じて調整可能とすれば、シャープネスレベルをユーザが所望のレベルに調整することができる。
ここで、動き量MVが大きいときは、図9に示すように動き量係数Kmvは大きくなる。また、検出状況信号NLのレベルが大きいときは、図10に示すようにブロック検出係数Knlも大きくなる。すなわち、動きが大きくブロックノイズの目立っている汚い映像であるとき、強度調整係数αshの値は小さくなる。また、動きが小さくブロックノイズも目立たないきれいな映像であるとき、強度調整係数αshの値は大きくなる。さらに、動きが大きくブロックノイズが目立たない映像であるとき、あるいは動きが小さくブロックノイズが目立っている映像であるときは、強度調整係数αshのは中間の値となる。したがって、強度調整係数αshの値が小さいときにはシャープネスが弱いことから、悪影響や残留ブロックノイズ成分が強調されないように処理される。さらに、強度調整係数αshの値が小さいときは、動きが大きくブロックノイズが顕著な状態となっているので、コアリング部546は、コアリング量CLを大きくして、ノイズ成分等によって輪郭補償が行われてしまうことを防止する。
このようにシャープネス調整を行うものとすれば、動き量が大きくブロックノイズが顕著であるときには、シャープネス強度が弱くされるので、ブロックノイズ除去による副作用や残留しているブロックノイズが強調されてしまうことが防止されて、高品位の映像表示を行える。また、動き量が小さくブロックノイズが少ないときには、シャープネス強度が弱くされないので、高品位且つ鮮鋭度の良好な映像表示を行うことができる。
図11はコアリング部546の特性を示すものであって、横軸は入力された補償信号Yebの信号レベル、縦軸は出力される補償信号Yecの信号レベルを示す。ここで、強度調整係数αshの値が大きいときのコアリング部546の特性は図11の(A)に示すものとする。ここで、補償信号Yebの信号レベルがコアリング量CL内にある低いレベルのときは、補償信号Yecの信号レベルが「0」となり、コアリング量CL以上となったときに補償信号Yecの信号レベルが補償信号Yebの信号レベルに応じて変化する。また、強度調整係数αshの値が小さいときのコアリング部の特性は図11の(B)に示すものとして、コアリング量CLが図11の(A)に比べて広く設定される。
このように、コアリング部546は、強度調整係数αshの値が小さいときコアリング量CLが大きくなるように制御されることから、動き量が大きいときやブロックノイズが顕著であるとき、補償信号Yebの信号レベルが大きくないとシャープネス調整が行われなくなるので、ブロックノイズ等の影響が強調されることがないようにシャープネス調整を行うことができる。また、強度調整係数αshの値が大きいときコアリング量CLが小さくなるように制御されるので、動き量が小さいときやブロックノイズが目立たないとき輝度変化の少ない映像部分に対してもシャープネス調整を行うことができる。
ところで、図8に示すシャープネス調整部54は、動き量MVと検出状況信号NLに応じてシャープネス強度を調整するものとしたが、映像の平均輝度レベルに応じて、シャープネスの強度調整を行うものとすれば、暗いシーン等で明るさが鼓動のように変化するノイズ(いわゆるハートビートノイズ)を目立たなくできる。
この場合、信号処理部40には、映像の平均輝度レベルを測定する輝度測定部を設ける。例えば、コントラスト調整部52の前段に輝度信号Ydaを用いて映像の平均輝度レベルを測定する輝度測定回路を設けるものとして、平均輝度レベルの測定結果である平均輝度検出信号APLをシャープネス調整部54に供給させる。
図12は、平均輝度検出信号APLを用いてシャープネス強度調子得を行うシャープネス調整部54aの構成を示している。なお、図12において、図8と対応する部分については同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
平均輝度係数変換部548は、平均輝度検出信号APLを検出輝度係数Kaplに変換して調整量設定部544aに供給する。この平均輝度係数変換部548は、平均輝度検出信号APLによって示される平均輝度が低いとき検出輝度係数Kaplを大きい値に変換し、平均輝度検出信号APLの値が大きいとき検出輝度係数Kaplを小さい値に変換する。
図13は、平均輝度係数変換部548の変換特性を例示したものである。平均輝度検出信号APLが値「Lapa」よりも小さいときには検出輝度係数Kaplを値「1」に設定する。また、平均輝度検出信号APLが値「Lapa」以上であるときは、平均輝度検出信号APLが大きくなるに伴い検出輝度係数Kaplの値を小さくする。さらに、平均輝度検出信号APLが値「Lapb」以上であるときは、平均輝度検出信号APLの値にかかわらず検出輝度係数Kaplを値「Lka1」に設定する。
調整量設定部544aは、動き量係数変換部542から供給された動き量係数Kmvと、検出状況信号係数変換部543から供給されたブロック検出係数Knl、および平均輝度係数変換部548から供給された検出輝度係数Kaplに基づいて強度調整係数αshを設定して、乗算器545とコアリング部546に供給する。例えば、式(3)のように強度調整係数αshを設定する。
αsh=(1−Kmv×Knl×Kapl) ・・・(3)
このように、平均輝度係数を用いて強度調整係数αshを設定すると、暗いシーンのときにはシャープネスレベルが低いものとされるので、ハードビートノイズがシャープネス調整によって強調されてしまうことがなく、ハートビートノイズを目立たなくさせることができる。
なお、上述の実施の形態では、垂直方向のブロックの境目を検出して、ノイズ除去やシャープネス調整を行うものとしたが、フレームメモリやフィールドメモリを用いて垂直方向に隣接画素の差分の算出を行い、水平方向のブロックの境目を検出すれば、水平方向だけでなく、垂直方向についてもブロックノイズ除去やシャープネス調整を行うこともできる。
さらに、上述の実施の形態では、係数Kmv,Knl,Kaplを「1」以下の値として、実数型の演算を行うものとしたが、これらの係数を整数値として、整数型の演算を行うものとすれば、処理を高速化できる。例えば係数を「0〜255」の範囲の整数値に設定して演算を行えば、小数点を考慮した演算を行う必要がないので、処理を高速化できる。
テレビジョン装置の構成を示す図である。 信号処理部の構成を示す図である。 ブロックノイズ検出部の構成を示す図である。 ヒストグラムの生成動作を示す図である。 ヒストグラムの生成動作を示す図である。 ブロックノイズ除去部の構成を示す図である。 動き量MVと係数αbnrの関係を示す図である。 シャープネス調整部の構成を示す図である。 動き量係数変換部の変換特性を示す図である。 検出状況信号係数変換部の変換特性を示す図である。 コアリング部の特性を示す図である。 シャープネス調整部の他の構成を示す図である。 平均輝度係数変換部の変換特性を示す図である。
符号の説明
11・・・テレビジョン装置、12・・・衛星放送用アンテナ、13・・・衛星放送用選局/復調部、15・・・地上放送用アンテナ、16・・・地上放送用選局/復調部、21・・・デマルチプレクサ、22・・・デコーダ部、23・・・放送データ処理部、28・・・外部入力端子、31・・・映像切換部、40・・・信号処理部、41・・・動き量検出部、48・・・ブロックノイズ検出部、49・・・ブロックノイズ除去部、51・・・変換処理部、52・・・コントラスト調整部、54,54a・・・シャープネス調整部、55・・・マトリクス演算部、61・・・信号生成部、62・・・合成処理部、63・・・映像出力処理部、64・・・表示部、71・・・音声切換部、72・・・音声出力処理部、73・・・音声出力部、80・・・制御部、81・・・ユーザインタフェース部、85・・・バス、441・・・ブロック抽出部、442・・・検出信号生成部、491・・・低域通過フィルタ部、492・・・係数設定部、493 ,494,545・・・乗算器、495、547・・加算器、541・・・補償信号生成部、542・・・動き量係数変換部、543・・・検出状況信号係数変換部、544,544a・・・調整量設定部、546・・・コアリング部、548・・・平均輝度係数変換部

Claims (5)

  1. 映像信号から映像の動き量を検出する動き量検出部と、
    前記映像信号からブロックノイズを検出するブロックノイズ検出部と、
    前記ブロックノイズの検出結果に基づいて前記映像信号のブロックノイズ除去を行うブロックノイズ除去部と、
    前記ブロックノイズ除去が行われた映像信号に輪郭調整信号を加えてシャープネス調整を行うシャープネス調整部を有し、
    前記シャープネス調整部は、前記動き量の検出結果と前記ブロックノイズの検出結果に応じて前記輪郭調整信号を減少させる
    ことを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 前記ブロックノイズ除去部では、前記動き量に応じてノイズ除去強度を設定する
    ことを特徴とする請求項1記載の映像信号処理装置。
  3. 前記映像信号から前記映像の平均輝度レベルを検出する輝度レベル検出部を設け、
    前記シャープネス調整部は、前記平均輝度レベルに応じて前記輪郭調整信号を減少させる
    ことを特徴とする請求項1記載の映像信号処理装置。
  4. 前記映像信号から映像の平均輝度レベルを検出する輝度レベル検出部を設け、
    前記シャープネス調整部は、前記平均輝度レベルに応じて前記輪郭調整信号のコアリング量を調整する
    ことを特徴とする請求項1記載の映像信号処理装置。
  5. 映像信号から映像の動き量を検出する動き量検出工程と、
    前記映像信号からブロックノイズを検出するブロックノイズ検出工程と、
    前記ブロックノイズの検出結果を用いて前記映像信号のブロックノイズ除去を行うノイズ除去工程と、
    前記ブロックノイズ除去が行われた映像信号に輪郭調整信号を加えてシャープネス調整を行うシャープネス調整工程を有し、
    前記シャープネス調整工程では、前記動き量の検出結果と前記ブロックノイズの検出結果に応じて前記輪郭調整信号を減少させる
    ことを特徴とする映像信号処理方法。
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