JP2008252316A - インターホンシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 内線、あるいは外線の電話環境が構築されている住戸環境において、通信契約や外部通信回線の追加をすることなく、子機と、居住者が携行する通信機器とで通信できると共に、来訪者映像も合わせて確認可能とする。
【解決手段】 無線LANアクセスポイント4をゲートウェイ5を介してインターホン親機2に接続し、IP通信網を使用してIP電話を実施できる携帯IP電話端末3と無線LANアクセスポイント4との間で内線通信を可能とした。また、インターホン親機2に子機カメラ13の撮像映像信号をワンセグテレビ放送信号で送信するテレビ送信機6を接続し、携帯IP電話端末3をワンセグ放送を受信可能なチューナ及びディスプレイ33を備えたものとし、インターホン子機1から呼び出しがなされると、携帯IP電話端末3が呼び出され、ディスプレイ33に来訪者映像を出画する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インターホンシステムに関し、特にインターホン親機以外の機器によりインターホン子機と通話が可能なインターホンシステムに関する。
携帯電話とインターホン親機との間で通信を可能とし、インターホン子機と通話を実施したり、インターホン親機に接続されている電気錠の施錠操作やセキュリティセンサのデータ受信を行うことができるインターホンシステムがある(例えば、特許文献1参照)。
このインターホンシステムは、訪問者が玄関に設置されているインターホン子機の呼出ボタンを操作して室内のインターホン親機を呼び出した際、インターホン親機が転送モードに設定されていると、呼出信号はインターホン親機に装着されているPHSカードから携帯電話網を介して外出中の居住者が携行する携帯電話に送信される。
こうして呼出信号を携帯電話が受信して呼出音を鳴動させることで、居住者が呼び出しに応答でき、インターホン親機の近くにいなくても、また外出先からでも容易に応答することを可能とした。そして、携帯電話で電気錠を解錠する操作を行うと、解錠信号が携帯電話網からPHSカードを介してインターホン親機に送信され、インターホン親機は解錠信号に基づき電気錠を解錠する。こうして訪問者を住居内に招き入れることが可能となった。
一方で、来訪者を撮像する機能を備え、その映像を見ながら応答できるテレビインターホンシステムが普及している。このようなテレビインターホンシステムは、通常、呼出通話機能を備えたインターホン子機にカメラを備えると共に、応答機能を備えたインターホン親機にカメラ撮像映像を出画するモニタを設けた構成となっており、来訪者を確認できるし、玄関先の状況を確認できるためセキュリティの向上に有効となっている。
特開2004−260735号公報
しかしながら、上記特許文献1に示す従来のインターホン装置は、外出先でも来訪者からの呼び出しに対して応答することができるが、PHSカード等の基本料金、サーバー利用料が必要であるし、インターホン子機に来訪者を撮像するカメラが設けられていても、その映像を、外出先は勿論のこと自宅内において応答する場合であってもインターホン親機以外で確認することができなかった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、内線、あるいは外線の電話環境が構築されている住戸環境において、新たに通信契約や外部通信回線を設けることなく、インターホン子機と、居住者が携行する通信機器とで通信できると共に、住戸内においては来訪者映像も合わせて確認できるインターホンシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決する為に、請求項1に記載の発明は、居住者を呼び出して通話する機能及び来訪者を撮像するためのカメラを備えたインターホン子機と、呼び出しに応答する機能及びカメラの撮像映像を出画するモニタを備えたインターホン親機と、居室内無線LANネットワークを形成する無線LANアクセスポイントと、インターホン親機に有線接続され、無線LANアクセスポイントをインターホン親機に接続するためのゲートウェイと、デジタルテレビ出画機能を有して無線LANアクセスポイントに無線接続される携帯無線端末と、インターホン親機に有線接続されて、カメラの撮像映像を携帯端末が受信できるデジタルテレビ放送信号に変換し、住戸内で携帯端末が受信できる程度の弱い電波で無線送信する映像送信機とを備え、更に、インターホン親機は、インターホン子機から呼び出しが成されたらゲートウェイに呼出信号を送信して通話を制御する通話制御部を備えると共に、ゲートウェイは呼出信号を受けて無線LANアクセスポイントを経由して携帯無線端末が受信可能な呼出信号に変換して送信する信号変換回路を備え、インターホン子機から呼び出しが成されたら、携帯無線端末とインターホン子機との間で通話路を確立できると共に、カメラの撮像映像が携帯無線端末に出画されることを特徴とする。
この構成によれば、無線LANアクセスポイントを介して、ゲートウェイがインターホン子機からの呼出操作に基づく呼出信号をIP電話等の携帯無線端末に送信する。よって、インターホン子機とIP携帯電話等の携帯無線端末との通話路を確立でき、通信契約や外部へのネットワーク回線を使用することなく、インターホン子機と携帯無線端末とで通話が可能となる。そして、映像送信機から送信されたデジタル放送信号を携帯無線端末のディスプレイに表示できるため、住戸内等の狭い範囲で有れば、来訪者の画像を確認することができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、ゲートウェイは、携帯無線端末から所定の通信信号を受けたら、インターホン親機に送信し、所定の通信信号を受けたインターホン親機の通話制御部は、インターホン子機のカメラを起動させて映像信号を映像送信機に送出し、携帯無線端末でモニタ可能としたことを特徴とする。
この構成によれば、居住者がインターホン親機以外の携帯機器からインターホン子機カメラを操作して玄関の状況をモニタできる。
請求項3の発明は、居住者を呼び出して通話する機能及び来訪者を撮像するためのカメラを備えたインターホン子機と、呼び出しに応答する機能及びカメラの撮像映像を出画するモニタを備えたインターホン親機と、携帯電話網に接続するための電話発着信装置と、インターホン親機に有線接続され、電話発着信装置をインターホン親機に接続するためのゲートウェイと、デジタルテレビ出画機能を有して携帯電話網を介して電話発信装置に接続可能な携帯電話端末と、インターホン親機に有線接続されて、カメラの撮像映像を携帯電話端末が受信できるデジタルテレビ放送信号に変換し、住戸内で携帯電話端末が受信できる程度の弱い電波で無線送信する映像送信機とを備え、更に、インターホン親機は、インターホン子機から呼び出しが成されたらゲートウェイに呼出信号を送信して通話を制御する通話制御部を備えると共に、ゲートウェイは呼出信号を受けて電話発着信装置及び携帯電話網を経由して携帯電話端末に外線発信信号を送信する信号変換回路を備え、インターホン子機から呼び出しが成されたら、携帯電話端末で呼出報知が成されると共に、カメラの撮像映像が携帯電話端末に出画されることを特徴とする。
この構成によれば、ゲートウェイが、インターホン子機からの呼出操作に基づき電話発着信装置に外線発信信号を送り、携帯電話網を介して携帯電話端末に呼出信号を送信するため、インターホン子機と携帯電話端末との通話路を確立できる。よって、新たな通信契約や外部へのネットワーク回線を追加することなく、インターホン子機と携帯電話端末との通話が可能となる。そして、映像送信機から送信されたデジタル放送信号を携帯無線端末で受信して映像をディスプレイに表示できるため、住戸内等の狭い範囲で有れば、来訪者の画像を確認することができる。
請求項4の発明は、請求項3に記載の発明において、ゲートウェイは、携帯電話端末から所定の着信信号を受けたら、インターホン親機に送信し、所定の通信信号を受けたインターホン親機の通話制御部は、インターホン子機のカメラを起動させて映像信号を映像送信機に送出し、携帯電話端末でモニタ可能としたことを特徴とする。
この構成によれば、居住者がインターホン親機以外の携帯機器からインターホン子機カメラを操作して玄関の状態をモニタできる。
請求項5の発明は、居住者を呼び出して通話する機能及び来訪者を撮像するためのカメラを備えたインターホン子機と、呼び出しに応答する機能及びカメラの撮像映像を出画するモニタを備えたインターホン親機と、公衆電話回線に接続され、デジタルテレビ放送出画機能を備えたコードレス電話機と、インターホン親機に有線接続され、コードレス電話機をネットワーク配線を介してインターホン親機に接続するためのゲートウェイと、インターホン親機に有線接続されて、カメラの撮像映像をコードレス電話機が受信できるデジタルテレビ放送信号に変換し、住戸内でコードレス電話機が受信できる程度の弱い電波で無線送信する映像送信機とを備え、更に、インターホン親機は、インターホン子機から呼び出しが成されたらゲートウェイに呼出信号を送信して通話を制御する通話制御部を備えると共に、ゲートウェイは呼出信号を受けてコードレス電話機が応答可能な呼出信号に変換して送信する信号変換回路を備え、インターホン子機から呼び出しが成されたら、コードレス電話機とインターホン子機との間で通話路を確立できると共に、カメラの撮像映像がコードレス電話機で出画されることを特徴とする。
この構成によれば、ゲートウェイがインターホン子機からの呼出操作に基づく発信信号をコードレス電話機に送信するため、インターホン子機とコードレス電話機との通話路を確立できる。よって、通信契約や外部へのネットワーク回線を使用する機器を使用することなく、インターホン子機と携帯無線端末であるコードレス電話機の間で通話きる。そして、テレビ送信機から送信されたデジタル放送信号をコードレス電話子機で受信してディスプレイに表示できるため、来客の画像を容易に確認することができる。
請求項6の発明は、請求項5に記載の発明において、ゲートウェイは、コードレス電話機から所定の着信信号を受けたら、インターホン親機に送信し、所定の通信信号を受けたインターホン親機の通話制御部は、インターホン子機のカメラを起動させて映像信号を映像送信機に送出し、コードレス電話機でモニタ可能としたことを特徴とする。
この構成によれば、居住者がインターホン親機以外の機器からインターホン子機カメラを操作して玄関の状態をモニタできる。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかに記載の発明において、映像送信機の送信するデジタル放送信号は、周波数幅が1MHz以下であることを特徴とする。
この構成によれば、テレビ送信機、携帯無線端末、携帯電話端末及びコードレス電話機の構成を簡易なものとすることができるとともに、消費電力を低減することができる。
本発明によれば、既に電話環境、あるいはネットワーク環境が構築されている住戸においては、通信契約や外部へのネットワーク回線を追加することなく、インターホン子機と室内で携行可能な無線端末との間で通話することができるし、来客の画像を確認することができ、セキュリティの向上を図ることができる。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
〈第1実施形態〉
図1は本発明に係るインターホンシステムの第1の実施形態を示す構成図であり、戸建住宅に設置されるインターホンシステムを示している。この図1において、1は玄関に設置され来訪者が居住者を呼び出して通話するためのインターホン子機(以下、単に「子機」と称する)、2は室内に設置されインターホン子機1からの呼び出しに応答するためのインターホン親機(以下、単に「親機」と称する)、3(3a,3b)はIP(Internet Protocol)電話による通話が可能であり、地上デジタル放送(ISDBT−Tによる携帯機器向け放送(通称ワンセグ))を受信可能な携帯無線端末としての携帯IP電話端末、4はLAN上の無線通信を制御し、携帯IP電話端末3と内線通信を実施する無線LANアクセスポイント、5は無線LANアクセスポイントを親機2に接続するためのゲートウェイ、6は子機1のカメラ撮像映像を携帯IP電話端末3に無線送信するテレビ送信機である。
親機2は、伝送線L1によってゲートウェイ5に接続され、無線LANアクセスポイント4はネットワーク配線L2によってゲートウェイ5に接続されている。また、テレビ送信機6は伝送線L3を介して親機2に接続されている。
子機1は、来訪者が居住者を呼び出すための呼出ボタン10と、来訪者と通話するための子機マイク11及び子機スピーカ12と、玄関周辺や来訪者を撮像する子機カメラ13を備えている。
親機2は、子機1の呼出操作を受けて呼出音を鳴動すると共に、居住者が来訪者との間で通話を行うための音声を出力させるための親機スピーカ20と、居住者が来訪者との間で通話を行うためのハンドセット21と、子機カメラ13により撮像された映像を出画するための親機モニタ22と、子機1から呼び出しが成されたら接続されているゲートウェイ5に呼出信号を送信して通話を制御する図示しない通話制御部を備えている。
ゲートウェイ5は、通信媒体や伝送方式が異なるデータを相互に変換して異機種間で通信可能とする機器で、親機2が子機1から受信した呼出信号を携帯IP電話端末3が受信可能な信号に変換する信号変換回路25を備えている。
この信号変換回路25は、第1の信号変換機能として、呼出信号を予め定められた設定により、子機1の呼出ボタン10による呼出操作に基づく呼出信号を伝送線L1を介して親機2から受信すると、携帯IP電話端末3を呼び出す信号に変換して無線LANアクセスポイント4に内線発信信号を送り、子機1と携帯IP電話端末3との通話路を確立させる機能を備えている。
また、第2の信号変換機能として、携帯IP電話端末3から内線着信信号を受けた時には、親機2に対してモニタ開始信号を送出し、子機1と携帯IP電話端末3との通話路を確立する機能を有している。これにより、室内で携帯IP電話端末3を携行する居住者が玄関の状態をモニタすることが可能となる。
尚、親機2には、ゲートウェイ5との間で呼出信号、通話信号等を送受する送受信回路(図示せず)を備えている。また、無線LANアクセスポイント4はブロードバンドルータの機能も有しているが、無線LANアクセスポイント4とブロードバンドルータとは分離して配置してもよい。
テレビ送信機6は、子機カメラ13の撮像した映像信号を地上デジタル放送の信号周波数で送信するアンテナ6aを備え、カメラ13で撮像した映像信号を伝送線L3を介して受信すると、映像信号を地上デジタル放送信号の形式でアンテナ6aより送信する。
具体的に、テレビ送信機の送信周波数は、ワンセグ方式のデジタルテレビに割り当てられた周波数で、且つ、戸建住宅のある地域で放送を行っていないチャンネルに対応する周波数が使用され、周波数幅429kHzのワンセグ放送電波としてアンテナ6aより送信する。また、送信電力については、住戸内で携帯IP電話端末が受信できる出力であり、現状の電波法の微弱無線局の規定も含めて、アンテナ6aからの距離が3mの地点において35μV/m以下の弱い電界強度で出力される。送信電力を電波法の微弱無線局の範囲内となるこの数値にすることによって、テレビ送信機6を容易に設置することが可能となる。
携帯IP電話端末3は、図2の回路ブロック図に示すような回路構成となっている。即ち、通話の為の信号を送受信するデータ通信アンテナ30aを備えたデータ送受信部30、マイク及びスピーカを備えた通話部31、テレビ信号を受信するテレビアンテナ32aを備えたテレビチューナー32、受信したテレビ放送や各種情報を表示するディスプレイ33、テンキー等を備えた操作部34、各回路を制御するIP電話端末制御部35を備えている。
このように構成されたインターホンシステムの動作を次に説明する。図3は子機1から呼び出しが成された際の動作のフローチャートであり、(a)は子機1及び親機2を中心とした動作、(b)は携帯IP電話端末3を中心とした動作を示している。以下、このフローに基づいて説明する。
呼出ボタン10が操作されると子機1から親機2に呼出信号が送信される(S1)。親機2は、呼出信号を受けて親機スピーカ20から呼出音を鳴動し、子機カメラ13で撮像された映像が親機2のモニタ22に出画される(S2)。更に、親機2はゲートウェイ5に呼出信号を送信すると同時に、テレビ送信機6へ映像信号を送信する(S3)。ゲートウェイ5は、信号変換回路25の第1の信号変換機能により呼出信号を内線呼出信号としてネットワーク配線L2を介して無線LANアクセスポイント4に送信する。この内線呼出信号を受信した無線LANアクセスポイント4は無線IP携帯端末3に内線呼出信号を無線送信する(S4)。
テレビ送信機6は、子機カメラ13が撮像した映像信号を伝送線L3を介して親機2から受信すると、地上デジタル放送信号の形式に変換してアンテナ6aより送信する(S41)。
2台の携帯IP電話端末3a,3bのうち、一方の端末3aが内線呼出されたとすると、内線呼出信号により携帯IP電話端末3aは公衆IP通信網(図示せず)を経由せず、無線LANアクセスポイント4から直接内線受信する(S101)。その結果、内蔵しているテレビチューナー32が起動してチャンネルを予め設定したチャンネルに自動的に合わせる制御が成される(S102)。こうして、来訪者の映像がディスプレイ33に出画されると同時に、呼出音が図示しないスピーカから出力される(S103)。
呼出音を受けて、在室中の居住者が応答操作する(S104)と、応答信号がゲートウェイ5に送信され、呼出音が停止して子機1と携帯IP電話端末3aとの通話路が確立する。但し、来訪者映像の出画は継続される(S105)。こうして、居住者は子機カメラ13で撮像された映像をディスプレイ33で見ながら、来訪者と通話することができる(S106)。
一方、応答信号を受けたゲートウェイ5は、親機2により応答されていなければ、携帯IP電話端末3による応答と判断し(S6)、呼出音及びモニタ22の出画を停止(S9)し、テレビ送信機6の映像送信を継続して内線通話を開始(S10)させる。
但し、親機2で先に応答操作した場合は、モニタ22の出画を継続した状態で呼出音を停止し、親機2と子機1の通話路を接続する(S7)。そして、ゲートウェイ5への内線呼出信号の送信、及びテレビ送信機への映像信号の送信を停止し、内線終話操作を行う(S8)。
また、親機2、携帯IP電話端末3の何れからも応答操作されず一定時間が経過したら(S11)、呼出音、モニタの出画の双方を停止し(S12)、ゲートウェイ5を介した内線呼出、及びテレビ送信機6へのテレビ信号の送信を停止(S13)し、子機カメラ13を停止させる(S14)。同時に、携帯IP電話端末3でも終話信号を受けて(S107)、テレビチューナー32の受信動作、呼出音を停止する(S108)。
このように、無線LANアクセスポイントを介して、ゲートウェイがインターホン子機からの呼出操作に基づく呼出信号をIP電話等の携帯無線端末に送信するので、インターホン子機とIP携帯電話等の携帯無線端末との通話路を確立でき、通信契約や外部のIP通信網等のネットワーク回線を使用することなく、インターホン子機と携帯無線端末とで通話が可能となる。そして、映像送信機から送信されたデジタル放送信号を携帯無線端末のディスプレイに表示できるため、住戸内等の狭い範囲で有れば、来訪者の画像を確認することができる。
次に、待受時に携帯IP電話端末3の操作で子機カメラ13を起動し、玄関の様子を確認する動作を説明する。図4はこの動作のフローチャートであり、(a)は子機1及び親機2の動作、(b)は携帯IP電話端末3の動作を示している。以下、このフローに基づいて説明する。
携帯IP電話端末3を所定の操作(S301)により呼出信号(内線着信信号)を送信することで、上記呼出時とは逆の経路でゲートウェイ5に内線着信信号が送信される(S302)。ゲートウェイ5は、第2の信号変換機能により、内線着信信号をモニタ開始信号に変換して親機2に送出する。親機2は、モニタ開始信号を受信する(S201)と、子機1に起動信号を送信し、子機1の通話路を開いて音声信号を伝送すると共に、子機カメラ13で撮像された映像信号を受信してモニタ22に出画する(S202)。
この音声信号及び映像信号を受信した親機2は、ゲートウェイ5に音声信号を送信すると共にテレビ送信機6に映像信号を送信する(S203)。ゲートウェイ5は、呼出操作を行った携帯IP電話端末3に対して、信号変換回路25の信号変換機能により、呼出信号に対する応答信号を送信すると共に、音声信号を送信する。カメラ13で撮像した映像信号を受信したテレビ送信機6は、ワンセグ放送電波としてアンテナ6aから送信する(S204)。
一方、呼出信号を送信した携帯IP電話端末3では、内蔵しているテレビチューナー32が起動し、チャンネルを予め設定させたチャンネルに自動的に合わせることによってテレビ送信機6の送出する来訪者の映像を受信し(S303)、ディスプレイ33に出画すると共に、子機1の音声信号を図示しないスピーカから出力する(S304)。こうして、居住者は玄関の状態をモニタしながら玄関付近の音声を確認することができる。
このように、居住者が携帯機器である携帯IP電話端末を使用し、IP通信網等の外部ネットワークを介することなく、住戸内程度の距離であれば何処からでもインターホン子機のカメラを起動させて玄関の状況をモニタできる。
〈第2実施形態〉
図5は本発明に係るインターホンシステムの第2の実施形態を示す構成図であり、戸建住宅に設置されるインターホンシステムを示している。この図5において、101は玄関に設置され来訪者が居住者を呼び出して通話するためのインターホン子機(以下、単に「子機」と称する)、102は室内に設置されインターホン子機1からの呼び出しに応答するためのインターホン親機(以下、単に「親機」と称する)、103(103a,103b)は地上デジタル放送(ISDBT−Tによる携帯機器向け放送(通称ワンセグ))を受信可能なチューナを内蔵し、携帯電話網Pを使用して他の携帯電話端末等と通話が可能な携帯電話端末、104は携帯電話網Pに接続して携帯電話端末103と通信するための電話発着信装置、105は電話発着信装置104を親機102に接続するゲートウェイ、106は子機101のカメラ撮像映像を携帯電話端末103に無線送信するテレビ送信機である。
親機102は、伝送線L101によってゲートウェイ105に接続され、電話発着信装置104はネットワーク配線L102によってゲートウェイ105に接続されている。また、テレビ送信機106は伝送線L103を介して親機102に接続されている。
子機101は、来訪者が居住者を呼び出すための呼出ボタン110と、来訪者と通話するための子機マイク111、子機スピーカ112と、玄関周辺や来訪者を撮像する子機カメラ113を備えている。
親機102は、子機101の呼出操作を受けて鳴動すると共に、居住者が来訪者との間で通話を行うための音声を出力させるための親機スピーカ120と、居住者が来訪者との間で通話を行うためのハンドセット121と、子機カメラ113により撮像された映像を出画するための親機モニタ122と、子機101から呼び出しが成されたら接続されているゲートウェイ105に呼出信号を送信して通話を制御する図示しない通話制御部を備えている。
ゲートウェイ105は、上記実施形態と同様に通信媒体や伝送方式が異なるデータを相互に変換して異機種間で通信可能とする機器で、親機102が子機101から受信した呼出信号を携帯電話端末103が受信可能な信号に変換する信号変換回路125を備えている。この信号変換回路125は、第1の信号変換機能として、呼出信号を予め定められた設定により、子機呼出ボタン110による呼出操作に基づく呼出信号を伝送線L101を介して親機102から受信すると、携帯電話端末103を呼び出す信号に変換して電話発着信装置104に外線発信信号を送り、携帯電話網Pを介して子機101と携帯電話端末103との通話路を確立させる機能を備えている。
また、第2の信号変換機能として、携帯電話端末103から外線着信信号を受けた時には、親機102に対してモニタ開始信号を送出し、子機101と携帯電話端末103との通話路を確立する機能を有している。この機能により、室内で携帯電話端末103を携行する居住者が玄関の状態をモニタすることが可能となる。
テレビ送信機106は、上記実施形態と同様であり、カメラ13で撮像した映像信号をワンセグ方式の地上デジタル放送信号の形式でアンテナ106aより送信する。また、携帯電話端末103は、デジタルテレビを受信して表示するディスプレイ及びチューナを備えており、呼出信号を受信した時点で、テレビ送信機106が送信するデジタル放送信号周波数にチャンネルを自動で合わせることにより、ディスプレイで玄関の状態をモニタできるよう構成されている。
以下、このように構成されたインターホンシステムの呼出応答動作を説明する。但し、基本的な動作は上記図3のフローにおいて携帯IP電端末3を携帯電話端末103に置き換えることで同様の流れとなるため、ここでは発明の要部となる子機101からの呼び出しに対して携帯電話端末で応答する動作について説明する。
来訪者が子機呼出ボタン110を押すと、親機102のスピーカ120で呼出音が鳴動し、子機カメラ113で撮像された映像が親機102のモニタ122に出画される。同時に、ゲートウェイ105に呼出信号が送信され、ゲートウェイ105は呼出先が外線となる携帯電話端末103に予め設定されている場合に、信号変換回路125の信号変換機能により、呼出信号を外線発信信号としてネットワーク配線L102を介して電話発着信装置104に送信する。
ゲートウェイ105から外線発信信号を受信した電話発着信装置104は、携帯電話網Pを使用して、携帯電話端末103を呼び出す制御を実施する。また、親機102は映像信号を伝送線L103を介してテレビ送信機106に送信する。テレビ送信機106は、子機カメラ113で撮像した映像信号を上記実施形態と同様にワンセグ放送電波としてアンテナ106aより送信する。
この呼出信号を一方の携帯電話端末103aが受信して応答する場合を説明する。携帯電話端末103aは、呼出信号を受信すると内蔵しているテレビチューナーを起動し、チャンネルを予め設定させたチャンネルに自動的に合わせることによって、テレビ送信機106が送信している来訪者の映像信号を受信してディスプレイ133に表示する。合わせて、呼出音が図示しないスピーカから出力される。
在室中の居住者が、呼び出しを受けて携帯電話端末103aで応答操作すると、子機101と携帯電話端末103aとの通話路が確立され、子機カメラ113で撮像された映像をディスプレイ133で見ながら来訪者と通話することができる。尚、他方の携帯電話端末103bに呼び出しがなされた場合も同様に応答でき、来訪者映像を見ながら通話できる。また、テレビ送信機106の電波が届かない場所で応答操作した場合は、映像を見ることはできなくなるが来訪者との通話は引き続き実施できる。
このように、ゲートウェイが、インターホン子機からの呼出操作に基づき電話発着信装置に外線発信信号を送り、携帯電話網を介して携帯電話端末に呼出信号を送信するため、インターホン子機と携帯電話端末との通話路を確立できる。よって、新たな通信契約や外部へのネットワーク回線を追加することなく、インターホン子機と携帯電話端末との通話が可能となる。そして、テレビ送信機から送信されたデジタル放送信号を携帯電話端末で受信して映像をディスプレイに表示できるため、住戸内で応答する場合は来訪者を画像で確認することができる。
また、待受時に携帯電話端末103の操作で子機カメラ113を起動し、玄関の様子を確認することができる。この場合の動作の流れは、上記図4のフローにおいて携帯IP電端末3を携帯電話端末103に置き換えることで同様の流れとなる。即ち、携帯電話端末103から送信された呼出信号(外線着信信号)は、携帯電話網Pを介してゲートウェイ105に伝送され、ゲートウェイ105の第2の信号変換機能によりモニタ開始信号に変換されて親機102に送信される。その結果、親機102の制御により子機101が起動して、子機カメラ113の撮像映像が送信されると共に、集音した玄関付近の音声を合わせて送信される。こうして、玄関の状態をモニタしながら玄関付近の音声を確認することができる。
このように、インターホン親機以外の携帯電話端末を使用して、居住者がインターホン子機のカメラを操作して玄関の状況をモニタでき、住戸内であれば何処にいても玄関の状況を把握することができる。
〈第3実施形態〉
図6は本発明に係るインターホンシステムの第3の実施形態を示す構成図であり、戸建住宅に設置されるインターホンシステムを示している。この図6において、201は玄関に設置され来訪者が居住者を呼び出して通話するためのインターホン子機(以下、単に「子機」と称する)、202は室内に設置され子機201からの呼び出しに応答するためのインターホン親機(以下、単に「親機」と称する)、203は公衆電話回線(図示せず)に接続されて外線通話が可能なコードレス電話親機、204(204a,204b)はコードレス電話親機203と無線通信して外線通話が可能であって、地上デジタル放送(ISDBT−Tによる携帯機器向け放送(通称ワンセグ))を受信可能なチューナを内蔵したコードレス電話機、205はコードレス電話親機203を親機202に接続するゲートウェイ、206は子機カメラ213の撮像映像をコードレス電話端末203に無線送信するテレビ送信機である。
親機202は、伝送線L201によってゲートウェイ205に接続され、コードレス電話親機203はネットワーク配線L202によってゲートウェイ205に接続されている。また、親機202には伝送線L203を介してテレビ送信機206が接続されている。
子機201は、来訪者が居住者を呼び出すための呼出ボタン210と、来訪者と通話するための子機マイク211、子機スピーカ212と、玄関周辺や来訪者を撮像する子機カメラ213を備えている。
親機202は、子機201の呼出操作を受けて鳴動すると共に、居住者が来訪者との間で通話を行うための音声を出力させるための親機スピーカ220と、居住者が来訪者との間で通話を行うためのハンドセット221と、子機カメラ213により撮像された映像を出画するための親機モニタ222と、子機201から呼び出しが成されたら接続されているゲートウェイ205に呼出信号を送信して通話を制御する図示しない通話制御部を備えている。
ゲートウェイ205は、上記第1実施形態と同様に通信媒体や伝送方式が異なるデータを相互に変換して異機種間で通信可能とする機器で、親機202が子機201から受信した呼出信号をコードレス電話親機203(及びコードレス電話機204)が受信可能な信号に変換する信号変換回路225を備えている。この信号変換回路225は、第1の信号変換機能として、呼出信号を予め定められた設定により、子機201の呼出ボタン210による呼出操作に基づく呼出信号を伝送線L201を介して親機202から受信すると、コードレス電話機204を呼び出す信号に変換してコードレス電話親機203に内線発信信号を送り、子機201とコードレス電話機204との通話路を確立させる機能を備えている。
また、第2の信号変換機能として、コードレス電話機204から内線着信信号を受けた時には、親機202に対してモニタ開始信号を送出し、子機201とコードレス電話機204との通話路を確立する機能を有している。この機能により、室内でコードレス電話機204を携行する居住者が玄関の状態をモニタすることが可能となる。
テレビ送信機206は、上記第1実施形態と同様であり、カメラ213で撮像した映像信号をワンセグ方式の地上デジタル放送信号の形式でアンテナ206aより送信する。
コードレス電話機204は、図7に示す回路ブロックを備えている。即ち、通話の為の信号をコードレス電話親機203との間で送受信するデータ通信アンテナ240aを備えたデータ送受信部240、マイク及びスピーカを備えた通話部241、テレビ信号を受信するテレビアンテナ242aを備えたテレビチューナー242、受信したテレビ放送を表示するディスプレイ243、テンキー等を備えた操作部244、各回路を制御するコードレス電話機制御部245を備えている。
こうして、地上デジタル放送を受信してディスプレイ243に出画させることができ、呼出信号を受信した時点で、テレビ送信機206が送信するデジタル放送信号周波数にチャンネルを自動で合わせることにより、ディスプレイ243で玄関の状態をモニタできるようになる。
以下、このように構成されたインターホンシステムの呼出応答動作を説明する。但し、基本的な動作は上記図3のフローにおいて、携帯IP電話端末3をコードレス電話機204に置き換えることで同様の流れとなるため、ここでは発明の要部となる子機201からの呼び出しに対してコードレス電話機204で応答する動作について説明する。
来訪者が子機呼出ボタン210を押すと、親機202のスピーカ220で呼出音が出力し、子機カメラ213で撮像された映像が親機202のモニタ222に出力される。同時に、ゲートウェイ205に呼出信号を送信する。
呼出信号を受けたゲートウェイ205は、呼出先が例えば内線となるコードレス電話子機204に予め設定されている場合には、信号変換回路225の信号変換機能により、呼出信号を内線呼出信号としてネットワーク配線L202を介してコードレス電話親機203に送信する。この内線呼出信号を受けてコードレス電話親機203はコードレス電話機204を内線呼び出しする。
一方で、親機202は、映像信号を伝送線L203を介してテレビ送信機206に送信する。テレビ送信機206は、カメラ211で撮像した映像信号を第1の実施形態と同様にワンセグ放送電波としてアンテナ206aより送信する。
コードレス電話機204が、コードレス電話親機203から呼出信号を受信した場合、内蔵しているテレビチューナー242を起動し、チャンネルを予め設定させたチャンネルに自動的に合わせる。この結果、来訪者の映像がディスプレイ243に表示される。また、呼出音が図示しないスピーカから出力される。
在室中の居住者が、呼び出しを受けて一方のコードレス電話機204aで応答操作すると、子機201とコードレス電話機204aとの通話路が確立され、子機カメラ213で撮像された映像をディスプレイ243で見ながら来訪者と通話することができる。尚、他方のコードレス電話機204bで呼び出しに応答した場合も同様に応答でき、来訪者映像を見ながら通話できる。
このように、ゲートウェイがインターホン子機からの呼出操作に基づく発信信号をコードレス電話機に送信するため、インターホン子機とコードレス電話機との通話路を確立できる。よって、通信契約や外部へのネットワーク回線を使用する機器を使用することなく、インターホン子機と携帯無線端末であるコードレス電話機の間で通話きる。そして、テレビ送信機から送信されたデジタル放送信号をコードレス電話子機で受信してディスプレイに表示できるため、来客の画像を容易に確認することができる。
また、待受時にコードレス電話機204の操作で子機カメラ213を起動し、玄関の様子を確認することができる。この場合の動作の流れは、上記図5のフローにおいて携帯IP電端末3をコードレス電話機204に置き換えることで同様の流れとなる。即ち、コードレス電話機204から送信された呼出信号(内線着信信号)は、コードレス電話親機203を介してゲートウェイ205に伝送され、ゲートウェイ105の第2の信号変換機能によりモニタ開始信号に変換されて親機202に送信される。その結果、親機202の制御により子機201が起動して、子機カメラ213の撮像映像が送信されると共に、集音した玄関付近の音声が合わせて送信される。こうして、玄関の状態をモニタしながら玄関付近の音声をコードレス電話機204により確認することができ、インターホン親機以外の携帯電話端末を使用して、居住者がインターホン子機のカメラを操作して玄関の状況をモニタでき、住戸内であれば何処にいても玄関の状況を把握することができる。
尚、上記実施形態においては、信号変換回路25,125,225をゲートウェイ5,105,205に設けているがインターホン親機2,102,202に備えても良い。更には、ゲートウェイ5,105,205をインターホン親機2,102,202に内蔵させることもできる。
また、テレビ送信機6,106,206が送信する映像信号は、ワンセグ放送規格としているため、周波数幅を429kHzとしているが、1MHz程度であっても良く更に鮮明な画像を伝送することができる。そして、送信電力においても上述したように電波法の微弱無線局に規定に基づいて設定しているが、法的な規制を考慮しなければ例えば100μV/mとしても良く、更に広範囲において映像を受信することができる。そして、引き続きテレビ送信機6,106,206、携帯IP電話端末3、携帯電話端末103及びコードレス電話機204の構成を簡易なものとすることができる。
また、戸建住宅に設置されるインターホンシステムについて説明しているが、集合住宅に設置するインターホンシステムにも容易に適用できるし、携帯IP電話端末3、携帯電話端末103、コードレス電話機204について、子機カメラ13,113,213の撮像映像を受信してディスプレイに出画させているが、他の通話及びテレビ受信機能を有する携帯機器であれば、上記実施形態の如く接続することができる。
本発明に係るインターホンシステムの第1実施形態を示す構成図である。 図1の携帯IP電話端末の回路ブロック図である。 図1のインターホンシステムの呼出動作の流れを示すフローチャートであり、(a)はインターホン親機を中心としたフロー、(b)は携帯IP電話端末を中心としたフローを示している。 図1のインターホンシステムのモニタ動作の流れを示すフローチャートであり、(a)はインターホン親機を中心としたフロー、(b)は携帯IP電話端末を中心としたフローを示している。 本発明の第2実施形態を示すインターホンシステムの構成図である。 本発明の第3実施形態を示すインターホンシステムの構成図である。 図6のコードレス電話機の回路ブロック図である。
符号の説明
1・・インターホン子機、2・・インターホン親機、3・・携帯IP電話端末(携帯無線端末)、4・・無線LANアクセスポイント、5・・ゲートウェイ、6・・テレビ送信機(映像送信機)、13・・子機カメラ、25・・信号変換回路、101・・インターホン子機、102・・インターホン親機、103・・携帯電話端末、104・・電話発着信装置、105・・ゲートウェイ、106・・テレビ送信機(映像送信機)、113・・子機カメラ、125・・信号変換回路、201・・インターホン子機、202・・インターホン親機、204・・コードレス電話機、205・・ゲートウェイ、206・・テレビ送信機(映像送信機)、213・・子機カメラ、225・・信号変換回路、P・・携帯電話網。

Claims (7)

  1. 居住者を呼び出して通話する機能及び来訪者を撮像するためのカメラを備えたインターホン子機と、
    呼び出しに応答する機能及び前記カメラの撮像映像を出画するモニタを備えたインターホン親機と、
    居室内無線LANネットワークを形成する無線LANアクセスポイントと、
    前記インターホン親機に有線接続され、前記無線LANアクセスポイントを前記インターホン親機に接続するためのゲートウェイと、
    デジタルテレビ出画機能を有して前記無線LANアクセスポイントに無線接続される携帯無線端末と、
    前記インターホン親機に有線接続されて、前記カメラの撮像映像を前記携帯端末が受信できるデジタルテレビ放送信号に変換し、住戸内で前記携帯端末が受信できる程度の弱い電波で無線送信する映像送信機とを備え、
    更に、前記インターホン親機は、前記インターホン子機から呼び出しが成されたら前記ゲートウェイに呼出信号を送信して通話を制御する通話制御部を備えると共に、前記ゲートウェイは前記呼出信号を受けて前記無線LANアクセスポイントを経由して前記携帯無線端末が受信可能な呼出信号に変換して送信する信号変換回路を備え、
    前記インターホン子機から呼び出しが成されたら、前記携帯無線端末と前記インターホン子機との間で通話路を確立できると共に、前記カメラの撮像映像が前記携帯無線端末に出画されることを特徴とするインターホンシステム。
  2. 前記ゲートウェイは、前記携帯無線端末から所定の通信信号を受けたら、前記インターホン親機に送信し、前記所定の通信信号を受けた前記インターホン親機の通話制御部は、前記インターホン子機のカメラを起動させて映像信号を前記映像送信機に送出し、前記携帯無線端末でモニタ可能としたことを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。
  3. 居住者を呼び出して通話する機能及び来訪者を撮像するためのカメラを備えたインターホン子機と、
    呼び出しに応答する機能及び前記カメラの撮像映像を出画するモニタを備えたインターホン親機と、
    携帯電話網に接続するための電話発着信装置と、
    前記インターホン親機に有線接続され、前記電話発着信装置を前記インターホン親機に接続するためのゲートウェイと、
    デジタルテレビ出画機能を有して携帯電話網を介して前記電話発信装置に接続可能な携帯電話端末と、
    前記インターホン親機に有線接続されて、前記カメラの撮像映像を前記携帯電話端末が受信できるデジタルテレビ放送信号に変換し、住戸内で前記携帯電話端末が受信できる程度の弱い電波で無線送信する映像送信機とを備え、
    更に、前記インターホン親機は、前記インターホン子機から呼び出しが成されたら前記ゲートウェイに呼出信号を送信して通話を制御する通話制御部を備えると共に、前記ゲートウェイは前記呼出信号を受けて前記電話発着信装置及び携帯電話網を経由して前記携帯電話端末に外線発信信号を送信する信号変換回路を備え、
    前記インターホン子機から呼び出しが成されたら、前記携帯電話端末で呼出報知が成されると共に、前記カメラの撮像映像が前記携帯電話端末に出画されることを特徴とするインターホンシステム。
  4. 前記ゲートウェイは、前記携帯電話端末から所定の着信信号を受けたら、前記インターホン親機に送信し、前記所定の通信信号を受けた前記インターホン親機の通話制御部は、前記インターホン子機のカメラを起動させて映像信号を前記映像送信機に送出し、前記携帯電話端末でモニタ可能としたことを特徴とする請求項3記載のインターホンシステム。
  5. 居住者を呼び出して通話する機能及び来訪者を撮像するためのカメラを備えたインターホン子機と、
    呼び出しに応答する機能及び前記カメラの撮像映像を出画するモニタを備えたインターホン親機と、
    公衆電話回線に接続され、デジタルテレビ放送出画機能を備えたコードレス電話機と、
    前記インターホン親機に有線接続され、前記コードレス電話機をネットワーク配線を介して前記インターホン親機に接続するためのゲートウェイと、
    前記インターホン親機に有線接続されて、前記カメラの撮像映像を前記コードレス電話機が受信できるデジタルテレビ放送信号に変換し、住戸内で前記コードレス電話機が受信できる程度の弱い電波で無線送信する映像送信機とを備え、
    更に、前記インターホン親機は、前記インターホン子機から呼び出しが成されたら前記ゲートウェイに呼出信号を送信して通話を制御する通話制御部を備えると共に、前記ゲートウェイは前記呼出信号を受けて前記コードレス電話機が応答可能な呼出信号に変換して送信する信号変換回路を備え、
    前記インターホン子機から呼び出しが成されたら、前記コードレス電話機と前記インターホン子機との間で通話路を確立できると共に、前記カメラの撮像映像が前記コードレス電話機で出画されることを特徴とするインターホンシステム。
  6. 前記ゲートウェイは、前記コードレス電話機から所定の着信信号を受けたら、前記インターホン親機に送信し、前記所定の通信信号を受けた前記インターホン親機の通話制御部は、前記インターホン子機のカメラを起動させて映像信号を前記映像送信機に送出し、前記コードレス電話機でモニタ可能としたことを特徴とする請求項5記載のインターホンシステム。
  7. 前記映像送信機の送信するデジタル放送信号は、周波数幅が1MHz以下であることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のインターホンシステム。
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