JP2008252186A - 通信機器及び通信機器の報知方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】プライバシー保護と使い勝手向上とを両立させるように着信時の着信相手に関する情報の報知を行う通信機器及び通信機器の報知方法を提供する。
【解決手段】制御部5は、着信時に、使用者情報入力部42に入力された使用者情報と、記憶部2の使用者情報DB21に記憶された正規の使用者の使用者情報とを比較し、一致する場合には現在の使用者が正規の使用者であると判断して着信の相手に関する情報(着信相手の電話番号、Eメールアドレス、名前、写真等)を表示部3に表示させ、一致しない場合には、現在の使用者が正規の使用者ではないとして前記着信の相手に関する情報を表示部3に表示させない
【選択図】図3
【解決手段】制御部5は、着信時に、使用者情報入力部42に入力された使用者情報と、記憶部2の使用者情報DB21に記憶された正規の使用者の使用者情報とを比較し、一致する場合には現在の使用者が正規の使用者であると判断して着信の相手に関する情報(着信相手の電話番号、Eメールアドレス、名前、写真等)を表示部3に表示させ、一致しない場合には、現在の使用者が正規の使用者ではないとして前記着信の相手に関する情報を表示部3に表示させない
【選択図】図3
Description
本発明は、通話相手からの着信を受けることができる通信機器及び通信機器の報知方法に関する。
従来、液晶ディスプレイ等の表示部を有し、着信時に着信の相手の電話番号を表示部に表示する携帯電話等の通信機器が知られている。
また、着信の相手に関する情報を予め記憶し、着信時に着信相手の電話番号だけではなく、着信相手の名前等を併せて表示部に表示する通信機器も知られている。
また、着信の相手に関する情報を予め記憶し、着信時に着信相手の電話番号だけではなく、着信相手の名前等を併せて表示部に表示する通信機器も知られている。
しかし、着信時の着信者側の都合により、着信相手の名前や電話番号を表示部に表示したくない場合も考えられるが、かかる従来の通信機器はこのような場合でも必ず名前や電話番号を表示する構成となっている。
また、仮に通信機器の正当な所有者以外の第三者が当該通信機器を使用しているときに着信があった場合には、第三者に着信相手の名前や電話番号が知られてしまうため、着信相手及び通信機器の正当な使用者のプライバシーを適切に保護できないという不利益があった。
また、仮に通信機器の正当な所有者以外の第三者が当該通信機器を使用しているときに着信があった場合には、第三者に着信相手の名前や電話番号が知られてしまうため、着信相手及び通信機器の正当な使用者のプライバシーを適切に保護できないという不利益があった。
こうした不利益を解消する技術として、例えば特許文献1及び2に開示された技術がある。
特開平9−153946号公報
特開平11−187109号公報
特許文献1には、着信時に名前や電話番号を表示したくない電話番号のリストを記憶しておき、着信時に着信相手の電話番号とこのリストとを比較して、一致する場合には名前や電話番号等を表示しない電話装置が開示されている。
特許文献2には、着信時に名前や電話番号を表示したくない電話番号を記憶しておき、着信時に着信相手の電話番号と一致する番号が記憶されていた場合には名前や電話番号等を表示せず、さらに当該着信の履歴を残さない通信装置が開示されている。
特許文献2には、着信時に名前や電話番号を表示したくない電話番号を記憶しておき、着信時に着信相手の電話番号と一致する番号が記憶されていた場合には名前や電話番号等を表示せず、さらに当該着信の履歴を残さない通信装置が開示されている。
しかし、上述した特許文献1及び2に開示された技術では、正規の使用者が使用する場合でも、予め着信時に名前や電話番号を表示したくない電話番号として記憶されていた電話番号から着信があった場合にも同様に名前や電話番号が表示されなくなってしまうため、正規の使用者にとっては使い勝手が悪い、という不利益がある。
本発明は上記した不利益を解消するためになされたものであり、プライバシー保護と使い勝手向上とを両立させるように着信時の着信相手に関する情報の報知を行う通信機器及び通信機器の報知方法を提供することを目的とする。
上記した不利益を解消するために、第1の発明の通信機器は、通信部と、前記通信部を介して着信が発生すると前記着信があったことを報知する報知部と、予め使用者に関する情報である使用者情報を記憶する記憶部と、使用者情報を入力する入力部と、制御部と、を有し、前記制御部は、前記入力部により入力された使用者情報と前記記憶部に予め記憶された使用者情報とが一致する場合には前記通信部を介して着信が発生すると前記着信の相手に関する情報である相手情報を前記報知部に報知させ、前記入力部により入力された使用者情報と前記記憶部に予め記憶された使用者情報とが一致しない場合又は前記入力部への入力が無い場合には前記通信部を介して着信が発生しても前記相手情報を前記報知部に報知させない。
第2の発明の通信機器の報知方法は、着信が発生すると前記着信相手に関する情報である相手情報を報知する報知部と、予め使用者に関する情報である使用者情報を記憶する記憶部と、使用者情報を入力する入力部と、を有する通信機器の報知方法であって、前記入力部により入力された使用者情報と前記記憶部に予め記憶された使用者情報とが一致する場合には前記通信部を介して着信が発生すると前記着信の相手に関する情報である相手情報を前記報知部により報知し、前記入力部により入力された使用者情報と前記記憶部に予め記憶された使用者情報とが一致しない場合又は前記入力部への入力が無い場合には前記通信部を介して着信が発生しても前記相手情報を前記報知部により報知しない。
本発明によれば、プライバシー保護と使い勝手向上とを両立させるように着信時の着信相手に関する情報の報知を行う通信機器及び通信機器の報知方法を提供することができる。
以下、本発明の通信機器の実施形態として携帯端末100について説明する。
携帯端末100は例えば、公衆電話通信網を利用して他の携帯端末と通信を行う携帯電話機である。
携帯端末100の構成の一例を図1に示す。
図1は、携帯端末100の構成の一例を示すブロック図であり、図2は携帯端末100の外観図である。
図1及び図2に示すように、携帯端末100は、通信部1、記憶部2、表示部3(本発明の報知部に対応)、入力部4、制御部5を有する。
携帯端末100は例えば、公衆電話通信網を利用して他の携帯端末と通信を行う携帯電話機である。
携帯端末100の構成の一例を図1に示す。
図1は、携帯端末100の構成の一例を示すブロック図であり、図2は携帯端末100の外観図である。
図1及び図2に示すように、携帯端末100は、通信部1、記憶部2、表示部3(本発明の報知部に対応)、入力部4、制御部5を有する。
通信部1は、図1に図示しない通信ネットワークを介して図1に図示しないサーバ装置と各種データの送受信を行う。各種データとは、例えば、音声通話やメール等のデータである。
記憶部2は、携帯端末100の各動作に使用される各種データを記憶する。各種データとは、例えば、通信部1が通信ネットワークを介してサーバ装置から受信したメールや、音声データ、画像データ、また携帯端末100上で動作するアプリケーション等のプログラム、アドレス帳データや動作に必要なデータの類である。
また、記憶部2は、アドレス帳情報を記憶する携帯端末100の正規の使用者に関する情報を記憶する使用者情報DB21と、後述する制御部5の処理に必要な設定を記憶する非報知相手情報DB22及び設定DB23をさらに有する。
使用者情報DB21は、携帯端末100の正規の使用者に関する個人情報(名前、電話番号、Eメールアドレス)等の他、後述する制御部5が認証に使用する正規の使用者の使用者情報を記憶しておくためのデータベースである。使用者情報についての詳細は後述する。
非報知相手情報DB22は、着信時に着信相手の電話番号や着信相手に関する情報を表示部3に表示させない着信相手に関する情報(非報知相手情報)であり、使用者が予め設定しておく情報である。なお、非報知相手情報DB22は着信相手に関する情報を表示させない着信相手を例えば電話番号の形式で記憶する。
設定DB23は、後述する制御部5の表示部3の表示処理の際に使用する設定を記憶するためにデータベースである。設定DB23が記憶する設定は、着信時に着信相手の電話番号を表示部3に表示するか否かの設定と、着信時に着信相手の電話番号を表示する場合に着信相手に関する情報、すなわち、例えば着信相手の名前、Eメールアドレス、写真等を電話番号と同時に表示するか否かの設定の2種類の設定である。
記憶部2は、携帯端末100の各動作に使用される各種データを記憶する。各種データとは、例えば、通信部1が通信ネットワークを介してサーバ装置から受信したメールや、音声データ、画像データ、また携帯端末100上で動作するアプリケーション等のプログラム、アドレス帳データや動作に必要なデータの類である。
また、記憶部2は、アドレス帳情報を記憶する携帯端末100の正規の使用者に関する情報を記憶する使用者情報DB21と、後述する制御部5の処理に必要な設定を記憶する非報知相手情報DB22及び設定DB23をさらに有する。
使用者情報DB21は、携帯端末100の正規の使用者に関する個人情報(名前、電話番号、Eメールアドレス)等の他、後述する制御部5が認証に使用する正規の使用者の使用者情報を記憶しておくためのデータベースである。使用者情報についての詳細は後述する。
非報知相手情報DB22は、着信時に着信相手の電話番号や着信相手に関する情報を表示部3に表示させない着信相手に関する情報(非報知相手情報)であり、使用者が予め設定しておく情報である。なお、非報知相手情報DB22は着信相手に関する情報を表示させない着信相手を例えば電話番号の形式で記憶する。
設定DB23は、後述する制御部5の表示部3の表示処理の際に使用する設定を記憶するためにデータベースである。設定DB23が記憶する設定は、着信時に着信相手の電話番号を表示部3に表示するか否かの設定と、着信時に着信相手の電話番号を表示する場合に着信相手に関する情報、すなわち、例えば着信相手の名前、Eメールアドレス、写真等を電話番号と同時に表示するか否かの設定の2種類の設定である。
表示部3(報知部)は、例えば液晶や有機EL(Electro-Luminescence)等のディスプレイを有する表示デバイスであり、メールやメモ等の文字を表示する。なお、表示部3は、文字のみではなく例えば画像等を表示してもよい。
表示部3はまた、着信時には、後述する制御部5の制御に従って着信画面を表示する。着信画面については後に詳しく説明する。
表示部3はまた、着信時には、後述する制御部5の制御に従って着信画面を表示する。着信画面については後に詳しく説明する。
入力部4は、テンキーやボタン、スイッチ等のキー操作部41と、ユーザに関する情報の入力を受け付ける使用者情報入力部42とを有する。
キー操作部41は、テンキーやボタン、スイッチ等の入力デバイスであり、押下されることにより種々の入力を受け付ける。
使用者情報入力部42は、携帯端末100の使用者からの使用者情報の入力を受け付け、後述する制御部5に出力する。使用者情報入力部42としては、本実施形態では、携帯端末100の正面に設けられた指紋センサを用いているが、その他にも静脈センサ、顔認識センサ等、使用者の生体情報を入力する生体情報検出デバイス等であってもよい。すなわち、使用者情報とは、使用者の指紋や、特定の指の静脈パターン、顔パターン等であり、使用者が指や顔をセンサの知覚範囲内に入れることにより、使用者情報入力部42にこれらの使用者情報が入力されることになる。
キー操作部41は、テンキーやボタン、スイッチ等の入力デバイスであり、押下されることにより種々の入力を受け付ける。
使用者情報入力部42は、携帯端末100の使用者からの使用者情報の入力を受け付け、後述する制御部5に出力する。使用者情報入力部42としては、本実施形態では、携帯端末100の正面に設けられた指紋センサを用いているが、その他にも静脈センサ、顔認識センサ等、使用者の生体情報を入力する生体情報検出デバイス等であってもよい。すなわち、使用者情報とは、使用者の指紋や、特定の指の静脈パターン、顔パターン等であり、使用者が指や顔をセンサの知覚範囲内に入れることにより、使用者情報入力部42にこれらの使用者情報が入力されることになる。
本実施形態では、使用者情報入力部42は、使用者が携帯端末100を把持したとき、使用者の指が接触されやすい携帯端末100の正面下端部に設けられており、使用者が携帯端末100を把持すると、その使用者の指が使用者情報入力部42に接触されて指紋が入力される。一方、使用者が携帯端末100を手放すと、その使用者の指は使用者情報入力部42に接触されないためその入力がされないこととなる。
制御部5は、携帯端末100の動作を統括的に制御する。すなわち、携帯端末100の各種動作時には携帯端末100の各構成を制御してその動作を行わせる処理を実行する。各種動作とは、例えば、音声通話、メール送受信、アプリケーション(例えば音楽プレーヤやゲーム等)実行等である。
また、制御部5は、入力部4に入力された使用者情報に応じて、着信時の表示部3の表示制御を行う。表示部3の表示制御については、後に詳しく説明する。
また、制御部5は、入力部4に入力された使用者情報に応じて、着信時の表示部3の表示制御を行う。表示部3の表示制御については、後に詳しく説明する。
以下、制御部5の着信時の表示部3の表示制御について説明する。
図3は、制御部5の着信時の表示部3の表示制御について説明するためのフローチャートである。
ステップST1:
通信部1は、着信相手からの着信を受ける。
ステップST2:
使用者情報入力部42に使用者情報が入力された場合、すなわち、使用者が携帯端末100を把持して指の指紋が入力されない場合はステップST3に進み、入力されなかった場合にはステップST9に進む。
図3は、制御部5の着信時の表示部3の表示制御について説明するためのフローチャートである。
ステップST1:
通信部1は、着信相手からの着信を受ける。
ステップST2:
使用者情報入力部42に使用者情報が入力された場合、すなわち、使用者が携帯端末100を把持して指の指紋が入力されない場合はステップST3に進み、入力されなかった場合にはステップST9に進む。
ステップST3:
制御部5は、入力された使用者情報と、使用者情報DB21に記憶された正規の使用者の使用者情報とを比較し、一致する場合には現在の使用者が正規の使用者であると判断し正規使用者の認証に成功したとしてステップST4に進む。一致しない場合には、現在の使用者が正規の使用者ではないと判断し正規使用者の認証に失敗したとして、ステップST9に進む。
ステップST4:
制御部5は、着信相手の電話番号と、非報知相手情報DB22に記憶された電話番号、すなわち着信時に着信相手の電話番号や着信相手に関する情報を表示部3に表示させない着信相手に関する情報とを比較し、一致しない場合は、ステップST5に進み、一致した場合は、ステップST9に進む。
制御部5は、入力された使用者情報と、使用者情報DB21に記憶された正規の使用者の使用者情報とを比較し、一致する場合には現在の使用者が正規の使用者であると判断し正規使用者の認証に成功したとしてステップST4に進む。一致しない場合には、現在の使用者が正規の使用者ではないと判断し正規使用者の認証に失敗したとして、ステップST9に進む。
ステップST4:
制御部5は、着信相手の電話番号と、非報知相手情報DB22に記憶された電話番号、すなわち着信時に着信相手の電話番号や着信相手に関する情報を表示部3に表示させない着信相手に関する情報とを比較し、一致しない場合は、ステップST5に進み、一致した場合は、ステップST9に進む。
ステップST5:
制御部5は、設定DB23に記憶された設定を参照し、着信時に着信相手の電話番号を表示部3に表示する設定になっていた場合はステップST6に進み、着信時に着信相手の電話番号を表示部3に表示しない設定になっていた場合にはステップST9に進む。
ステップST6:
制御部5は、設定DB23に記憶された設定を参照し、着信相手に関する電話番号以外の情報を表示する設定になっていた場合にはステップST7に進み、着信相手に関する電話番号以外の情報を表示しない設定になっていた場合にはステップST8に進む。
制御部5は、設定DB23に記憶された設定を参照し、着信時に着信相手の電話番号を表示部3に表示する設定になっていた場合はステップST6に進み、着信時に着信相手の電話番号を表示部3に表示しない設定になっていた場合にはステップST9に進む。
ステップST6:
制御部5は、設定DB23に記憶された設定を参照し、着信相手に関する電話番号以外の情報を表示する設定になっていた場合にはステップST7に進み、着信相手に関する電話番号以外の情報を表示しない設定になっていた場合にはステップST8に進む。
ステップST7:
制御部5は、表示部3に着信を報知する着信画面を表示させる。
本ステップにおいて制御部5が表示部3に表示させる着信画面の一例を図4(a)に示す。
図4(a)に示すように、本ステップにおいては、設定に従い、制御部5は表示部3に着信相手の電話番号と、着信者に関する情報、すなわち、名前、Eメールアドレス、写真等を表示させる。
ステップST8:
制御部5は、表示部3に着信を報知する着信画面を表示させる。
本ステップにおいて制御部5が表示部3に表示させる着信画面の一例を図4(b)に示す。
図4(b)に示すように、本ステップにおいては、設定に従い、制御部5は表示部3に着信相手の電話番号のみを表示させ、着信者に関する情報は表示させない。
制御部5は、表示部3に着信を報知する着信画面を表示させる。
制御部5は、表示部3に着信を報知する着信画面を表示させる。
本ステップにおいて制御部5が表示部3に表示させる着信画面の一例を図4(a)に示す。
図4(a)に示すように、本ステップにおいては、設定に従い、制御部5は表示部3に着信相手の電話番号と、着信者に関する情報、すなわち、名前、Eメールアドレス、写真等を表示させる。
ステップST8:
制御部5は、表示部3に着信を報知する着信画面を表示させる。
本ステップにおいて制御部5が表示部3に表示させる着信画面の一例を図4(b)に示す。
図4(b)に示すように、本ステップにおいては、設定に従い、制御部5は表示部3に着信相手の電話番号のみを表示させ、着信者に関する情報は表示させない。
制御部5は、表示部3に着信を報知する着信画面を表示させる。
ステップST9:
本ステップにおいて制御部5が表示部3に表示させる着信画面の一例を図4(c)に示す。
図4(c)に示すように、本ステップにおいては、設定に従い、制御部5は表示部3に着信相手の電話番号、及び、着信相手に関する情報を表示させない(報知を終了する)。
ただし、着信の報知自体は行う。
ステップST10:
制御部5は、表示部3を介して新たな使用者情報の入力を要求する。
本ステップにおいて制御部5が表示部3に表示させる着信画面の一例を図4(c)に示す。
図4(c)に示すように、本ステップにおいては、設定に従い、制御部5は表示部3に着信相手の電話番号、及び、着信相手に関する情報を表示させない(報知を終了する)。
ただし、着信の報知自体は行う。
ステップST10:
制御部5は、表示部3を介して新たな使用者情報の入力を要求する。
ステップST11:
制御部5は、使用者情報入力部42への使用者情報の入力を監視し、新たに使用者情報の入力があった場合(正規の使用者が携帯端末100を把持している状態が維持されている場合、或いは正規の使用者の代わりに第三者が新たに携帯端末100を把持した場合)にはステップST12に進み、新たな入力がない場合(携帯端末100が把持されていない場合)は現在の使用者が正規の使用者ではないと判断し正規使用者の認証に失敗したとして、ステップST9に戻る。
ステップST12:
制御部5は、新たに入力された使用者情報と、使用者情報DB21に記憶された正規の使用者の使用者情報とを比較し、一致する場合には現在の使用者が正規の使用者であると判断し正規使用者の認証に成功したとしてステップST10に戻る。一致しない場合には、現在の使用者が正規の使用者ではないと判断し正規使用者の認証に失敗したとして、ステップST9に戻る。
制御部5は、使用者情報入力部42への使用者情報の入力を監視し、新たに使用者情報の入力があった場合(正規の使用者が携帯端末100を把持している状態が維持されている場合、或いは正規の使用者の代わりに第三者が新たに携帯端末100を把持した場合)にはステップST12に進み、新たな入力がない場合(携帯端末100が把持されていない場合)は現在の使用者が正規の使用者ではないと判断し正規使用者の認証に失敗したとして、ステップST9に戻る。
ステップST12:
制御部5は、新たに入力された使用者情報と、使用者情報DB21に記憶された正規の使用者の使用者情報とを比較し、一致する場合には現在の使用者が正規の使用者であると判断し正規使用者の認証に成功したとしてステップST10に戻る。一致しない場合には、現在の使用者が正規の使用者ではないと判断し正規使用者の認証に失敗したとして、ステップST9に戻る。
以上説明したように、本実施形態の携帯端末100によれば、制御部5は、着信時に、使用者情報入力部42に入力された使用者情報と、記憶部2の使用者情報DB21に記憶された正規の使用者の使用者情報とを比較し、一致する場合には現在の使用者が正規の使用者であると判断して着信の相手に関する情報(着信相手の電話番号、Eメールアドレス、名前、写真等)を表示部3に表示させ、一致しない場合には、現在の使用者が正規の使用者ではないとして前記着信の相手に関する情報を表示部3に表示させないので、正規の使用者や着信相手のプライバシーが第三者に漏れてしまう事態を防止しつつ、正規の使用者にとっては使い勝手が良い報知を行うことができる。
また、制御部5は、着信相手の電話番号と、非報知相手情報DB22に記憶された、表示部3に電話番号或いは着信相手に関する情報を表示させない着信相手の電話番号とを比較し、一致する場合には着信相手に関する情報を表示させず、一致しない場合にのみ着信相手に関する情報を表示させるので、特定の着信相手のプライバシー保護を好適に行うことができる。
また、制御部5は、設定DB23に記憶された設定を参照し、着信時に着信相手の電話番号を表示部3に表示する設定になっていた場合でかつ、着信相手に関する電話番号以外の情報を表示する設定になっていた場合には、着信相手の電話番号と、それ以外の着信相手に関する情報とを表示部3に表示させ、着信時に着信相手の電話番号を表示部3に表示する設定になっていた場合で、着信相手に関する電話番号以外の情報を表示する設定になっていなかった場合には、着信相手の電話番号のみを表示し、それ以外の着信相手に関する情報を表示部3に表示させず、着信相手の電話番号を表示しない設定になっていた場合には着信相手に関する情報を表示部3に表示させないので、より使い勝手を向上させることができる。
また、制御部5は、着信相手に関する情報を表示部3に表示させている状態において、新たに使用者情報入力部42への使用者情報の入力を要求し、新たに入力された使用者情報が使用者情報DB21に記憶された正規の使用者の使用者情報と一致する場合には着信相手に関する情報をそのまま表示部3に表示させ続け、新たに入力された使用者情報が使用者情報DB21に記憶された正規の使用者の使用者情報と一致しなかった場合、或いは、新たに使用者情報が入力されなかった場合には、着信相手に関する情報を表示部3から消すため、着信時に着信相手に関する情報の報知を行った後にも、正規の使用者や着信相手のプライバシーを好適に保護することができる。
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、本発明の実施に際しては、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
すなわち、本発明の実施に際しては、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
上述した実施形態では、制御部5は表示部3に表示を行わせることにより、着信の報知や、着信相手に関する情報の報知を行わせていたが、本発明はこれには限定されない。すなわち、例えば音声により報知を行う音声報知部をさらに設け、音声報知部に音声によって着信の報知、着信相手に関する情報の報知を行わせるようにしても良い。また、音声報知部には音声による着信の報知を行わせ、表示部3には着信相手に関する情報の報知を行わせるようにしても良い。
また、上述した実施形態においては、着信後、使用者情報入力部42に使用者情報が入力されていない場合は、着信相手に関する情報の報知を行わないが、本発明はこれには限定されない。すなわち、例えば、着信後、使用者情報入力部42に使用者情報が入力されていない場合には音声報知部によるアラームのみ報知して表示部3には着信相手に関する情報の報知を行わせず(アラーム報知している旨の表示報知をしても良い)、その後使用者情報入力部42に使用者情報が入力された時点で表示部3に着信相手に関する情報の報知を行わせるようにしても良い。こうすることによって、正規の使用者でない者には、携帯端末100が単にアラーム報知しているだけにしか見えない一方、正規の使用者には適切に着信相手に関する情報が報知されるため、正規の使用者や着信相手のプライバシーを好適に保護することができると共に、使い勝手の向上を図ることができる。
また、上述した実施形態においては、携帯端末100に表示部3が1つのみ配設されていたが、本発明はこれには限定されない。例えば、折り畳み式型等の携帯端末において、折り畳まれた際に内側に隠れてしまう位置に通常表示部3が配設されているが、表示部3とは筐体の反対側の面、折り畳まれたときに外側に露出する面に表示部3より簡素なサブディスプレイが配設されていてもよく、この場合、例えば表示部3の代わりにサブディスプレイに上述した実施形態において表示部3が行っていた報知を行わせても良い。
また、上述した実施形態においては、図3に示したフローチャートに示したように、一度着信の相手に関する情報を表示部3に表示した後に新たに使用者情報入力部42に使用者情報が入力され、入力された使用者情報が使用者情報DB21に記憶された正規の使用者の使用者情報と一致しなかった場合には、即座に着信相手に関する情報を表示しないようにしている(図3にステップST12からステップST9)が、本発明はこれには限定されず、新たに入力された使用者情報が使用者情報DB21に記憶された正規の使用者の使用者情報と一致しなかった時点で設定DB23を参照し、着信時に着信相手の電話番号を表示部3に表示する設定になっていた場合には、着信の相手の電話番号のみを表示部3に表示し、着信時に着信相手の電話番号を表示部3に表示しない設定になっていた場合には、着信の相手に関する情報を表示部3に表示しないようにすることも可能である。このようにすることにより、より使い勝手が向上する。
また、上述した実施形態においては、着信相手の電話番号、名前、Eメールアドレス、写真等、着信相手を直接示す情報をプライバシー保護のために正規の使用者以外には表示しないようにしていたが、本発明はこれには限定されない。すなわち、正規の使用者以外に表示しないようにする情報として、例えば、着信履歴、発信履歴、発信者に関する情報、すなわち正規の所有者に関する情報についても、プライバシー保護のために正規の使用者以外には表示しないようにしてもよい。
100…携帯端末、1…通信部、2…記憶部、21…使用者情報DB、22…非報知相手情報DB、23…設定DB、3…表示部、4…入力部、41…キー操作部、42…使用者情報入力部、5…制御部
Claims (4)
- 通信部と、
前記通信部を介して着信が発生すると前記着信があったことを報知する報知部と、
予め使用者に関する情報である使用者情報を記憶する記憶部と、
使用者情報を入力する入力部と、
制御部と、
を有し、
前記制御部は、前記入力部により入力された使用者情報と前記記憶部に予め記憶された使用者情報とが一致する場合には前記通信部を介して着信が発生すると前記着信の相手に関する情報である相手情報を前記報知部に報知させ、前記入力部により入力された使用者情報と前記記憶部に予め記憶された使用者情報とが一致しない場合又は前記入力部への入力が無い場合には前記通信部を介して着信が発生しても前記相手情報を前記報知部に報知させない
ことを特徴とする通信機器。 - 前記記憶部は、着信時に前記報知部に相手情報を報知させない相手に関する相手情報である非報知相手情報を予め記憶し、
前記制御部は、前記通信部を介して着信が発生した場合に、着信の相手情報と前記記憶部に記憶された非報知相手情報とが一致しなかった場合は前記着信の相手情報を前記報知部に報知させ、着信の相手情報と前記記憶部に記憶された非報知相手情報とが一致した場合は前記着信の相手情報を前記報知部に報知させない
ことを特徴とする請求項1に記載の通信機器。 - 前記制御部は、前記着信の相手情報を前記報知部により報知している状態において使用者情報の前記入力部への入力を前記報知部を介して要求し、当該要求に応じて入力された使用者情報と前記記憶部に予め記憶された使用者情報とが一致する場合には前記報知部への相手情報の報知を継続させ、当該要求に応じて入力された使用者情報と前記記憶部に予め記憶された使用者情報とが一致しない場合或いは当該要求に応じて使用者情報が入力されなかった場合には前記報知部への前記相手情報の報知を終了させる
ことを特徴とする請求項1または2に記載の通信機器。 - 着信が発生すると前記着信相手に関する情報である相手情報を報知する報知部と、予め使用者に関する情報である使用者情報を記憶する記憶部と、使用者情報を入力する入力部と、を有する通信機器の報知方法であって、
前記入力部により入力された使用者情報と前記記憶部に予め記憶された使用者情報とが一致する場合には前記通信部を介して着信が発生すると前記着信の相手に関する情報である相手情報を前記報知部により報知し、前記入力部により入力された使用者情報と前記記憶部に予め記憶された使用者情報とが一致しない場合又は前記入力部への入力が無い場合には前記通信部を介して着信が発生しても前記相手情報を前記報知部により報知しない
ことを特徴とする通信機器の報知方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007087305A JP2008252186A (ja) | 2007-03-29 | 2007-03-29 | 通信機器及び通信機器の報知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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