JP2008250600A - 紙葉類処理装置 - Google Patents

紙葉類処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008250600A
JP2008250600A JP2007090203A JP2007090203A JP2008250600A JP 2008250600 A JP2008250600 A JP 2008250600A JP 2007090203 A JP2007090203 A JP 2007090203A JP 2007090203 A JP2007090203 A JP 2007090203A JP 2008250600 A JP2008250600 A JP 2008250600A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
banknote
paper sheet
processing apparatus
sheet processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007090203A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4979436B2 (ja
Inventor
Eisuke Shiomi
塩見英介
Hirokazu Aochi
青地宏和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Omron Terminal Solutions Corp
Original Assignee
Hitachi Omron Terminal Solutions Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Omron Terminal Solutions Corp filed Critical Hitachi Omron Terminal Solutions Corp
Priority to JP2007090203A priority Critical patent/JP4979436B2/ja
Priority to CN2008100088962A priority patent/CN101276493B/zh
Priority to KR1020080012158A priority patent/KR100962260B1/ko
Priority to MYPI20080233 priority patent/MY151608A/en
Publication of JP2008250600A publication Critical patent/JP2008250600A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4979436B2 publication Critical patent/JP4979436B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D11/00Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
    • G07D11/10Mechanical details
    • G07D11/14Inlet or outlet ports
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D11/00Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
    • G07D11/10Mechanical details
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F19/00Complete banking systems; Coded card-freed arrangements adapted for dispensing or receiving monies or the like and posting such transactions to existing accounts, e.g. automatic teller machines
    • G07F19/20Automatic teller machines [ATMs]
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D2211/00Paper-money handling devices

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

【課題】
係員の操作性、処理速度を低下させることなく、片手で紙幣を取り出し可能な紙葉類処理装置を提供することにある。
【解決手段】
投入口3に投入された紙葉類Sを、識別部7が識別し、識別の結果、前記紙葉類処理装置内に収納される紙葉類を収納する複数の収納庫C1〜C4と、識別の結果、前記紙葉類処理装置に収納されず返却される紙葉類を集積する返却口4とを備え、返却口4は扉41を有し、該扉は、該扉を開ける際に押下される取っ手部42を有し、扉41は、取っ手部42が押下されると、取っ手部42とともに回動して開き、扉41は、取っ手部41が配置される位置に切り欠きを有する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、銀行等の金融機関内に設置された紙幣等の紙葉類を取扱う紙葉類処理装置に関する。
紙葉類を受け付けて収納または返却の処理を行う紙葉類処理装置の一例として、金融機関の係員窓口に設置される紙幣入出金機がある。この紙幣入出金機は、係員が顧客から預かった紙幣を入金する場合、紙幣が入出金機に投入されると、内部に備わる識別部によって紙幣の真偽判定のような複数の判定項目に基づいて紙幣が正常であるか異常であるかを識別する。そして、真紙幣であり紙幣入出金機で取り扱い可能な紙幣であると判定することにより紙幣が正常であると識別すると、その紙幣を収納して入金する。
このような装置においては、係員が装置入出金口に入金紙幣を直接セットし、更に出金あるいは入金リジェクト紙幣等の装置より放出される紙幣を係員が直接取り出す構成となっている。このため、係員が直接装置を操作し入出金を行う装置においては、係員の操作性を重視するため、ATM等の自動機のような自動で開閉するシャッタ機構はあまり用いられず、放出される紙幣の飛散を防止するための暖簾式の簡単な紙幣ストッパ機構を有している程度である。あるいは出金、返却口のみ自動で開閉するシャッタを備える装置や、出金、返却口および入金口の全てに自動で開閉するシャッタを備える紙幣取扱い機構を設けた装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開昭55−119775号公報
上記のとおり、金融機関の係員窓口に設置される紙幣入出金機などでは係員の操作性、処理速度を重視するため、ATM等のような自動で開閉するシャッタ機構は用いられないことが多い。紙幣入出金装置においては、閉じる方向に加勢するバネを具えた暖簾式紙幣ストッパ機構を具えているものが多い。放出される紙幣は暖簾式ストッパ機構によって紙幣放出時、放出勢い等によって飛散しないようになっている。ストッパ機構は扉の役割を兼ねており、係員が集積された紙幣を取り出す際は、暖簾式ストッパ機構を兼ねた扉の切欠き部より集積された紙幣を把持し、係員の方向に引っ張ることによって紙幣が暖簾式ストッパ機構を押しのけ、紙幣が取り出せる構成となっている。
しかし、紙幣が暖簾式ストッパを兼ねた扉を直接押しのける方式となっている為、腰の弱い紙幣では暖簾をうまく押しのけられず暖簾手前で紙幣が座屈し引っ掛かたり、紙幣引き抜き時に暖簾部分で紙幣に傷がつく等の問題点があった。
本発明の目的は、係員の操作性を向上し、紙幣を取り出し可能な紙葉類処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、装置内に取り込まれた紙葉類を識別した結果、返却される紙葉類を集積する返却口が扉を有し、前記扉は、該扉を開ける際に押下される取っ手部を有し、前記扉は、前記取っ手部が配置される位置に切り欠きを有する構成を採用した。
本発明によれば、係員の操作性を低下させることなく、返却口に放出された紙葉類を取り出し可能な紙葉類処理装置を提供することができる。
以下に、本発明の一実施形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態である紙幣入出金機1の内部構造を示す図である。図1において、紙幣入出金機1は、金融機関の係員窓口に設置される。この紙幣入出金機1は、投入される紙幣Sを、媒体種類別に内部のカセットC1〜C4に収納して入金する機能と、カセットC1〜C4に収納している紙幣Sを指示された媒体種類や枚数に基づいて取り出して出金する機能とを備えている。
紙幣入出金機1は、紙幣入出金機1の本体2、入金する紙幣Sが投入される投入口(入金口)3、投入された紙幣Sを返却する返却口4、出金する紙幣Sを放出する放出口(出金口)5で構成される。
なお、投入口3は、紙幣Sを横方向にセット、繰出しできる構成となっている。また、図示しない繰出し用弾性体ローラによって、紙幣Sを横方向に繰出しできる構成となっている。
返却口4、出金口5は、紙幣Sを横方向に集積できる構成となっている。また、図示しない集積用弾性体ローラによって紙幣Sを横方向に集積できる構成となっている。
一時保留部6は、投入された紙幣Sに対する処理が確定するまで紙幣を一時的に保留する。また図示しない繰出し・集積用弾性体ローラによって、紙幣Sを横方向に繰出し、集積ができる構成となっている。
なお、投入口3、返却口4、出金口5は、本体2の前面上部に設けられていて、一時保留部6は本体2の内部に設けられている。
また、紙幣入出金機1は、入出金する紙幣Sが正常であるか異常であるかを、複数の判定項目に基づいて識別する識別部7を備える。なお、複数の判定項目としては、紙幣の真偽判定や媒体種類判定等がある。
第1カセットC1〜第4カセットC4は、紙幣Sを媒体種類別に収納する収納庫である。本実施形態では、第1カセットC1は千円札、第2カセットC2は千円札、第3カセットC3は五千円札、第4カセットC4は一万円札をそれぞれ収納する。C5はリジェクトカセットであって、第1〜第4カセットC1〜C4から取り出した紙幣が破損している等の異常な紙幣であるため出金が不可能な場合に、それらの紙幣をカセットC5に回収する。紙幣入出金機1はこれらのカセットC1〜C5に対して紙幣Sを出し入れし、入出金取引を行う。
上部搬送ラインL1は、紙幣Sを搬送するための搬送路であって、投入口3から識別部7を介して返却口4または出金口5までをループ状に接続している。分岐搬送ラインL2は、紙幣Sを搬送するための搬送路であって、上部搬送ラインL1の途中で分岐し、一時保留部6を介して再び上部搬送ラインL1へ接続している。下部搬送ラインL3は、紙幣Sを搬送するための搬送路であって、識別部7と各カセットC1〜C5とをループ状に接続している。なお、図1では、各搬送ラインL1、L2、L3を駆動するためのモータやローラ等の駆動機構は図示を省略している。
紙幣入出金機1は、本体2の上面に操作部8を備える。操作部8には紙幣Sの金額や紙幣入出金機1の動作状態等を表示する表示部、紙幣入出金機1に対して各種の保守作業を行うために操作される監査キースイッチ、一時保留部6に保留された紙幣Sに対して入金の確定を指示するために操作される入金確定ボタン、一時保留部6に保留された紙幣Sに対して入金の取り消しを指示するために操作される入金取消ボタン、投入口3に投入された紙幣Sの金額を計数するために操作される計数ボタン、紙幣入出金機1の状態をリセットするためのリセットボタン等を備えている。なお、これらのスイッチ・ボタンは、表示部と別に備えられていても良いし、タッチパネルディスプレイのように、表示部に操作ボタン等が表示されて操作するような構成でも良い。
紙幣入出金機1において紙幣を入金する場合は、係員は投入口3に紙幣Sを投入し、計数ボタンを押して紙幣の計数を指示すると、紙幣Sは投入口3から一枚ずつ繰出されて上部搬送ラインL1を通って識別部7へ搬送される。そして、識別部7で紙幣Sの真偽や金種等の複数項目の判定が行われて、それらの判定結果に基づいて紙幣Sが正常であるか異常であるかが識別される。なお、このときの金種判定は、投入口3から繰出されて来た紙幣Sが、紙幣入出金機1で取り扱い可能な金種の紙幣であるか、取り扱い不可能な金種の紙幣であるかを確認するために行われていて、取り扱い可能な紙幣とは、カセットC1〜C4のいずれかに収納してもよい紙幣のことであり、取り扱い不可能な紙幣とは、カセットC1〜C4のいずれにも収納してはいけない紙幣のことである。また、識別部7が正常であると識別する紙幣とは、複数項目の判定の全てを満足した紙幣のことであり、識別部7が異常であると識別する紙幣とは、複数項目の判定のうち少なくとも1つの項目を満足しなかった紙幣のことである。異常であると識別される紙幣には、例えば、偽造紙幣や、紙幣入出金機1で取り扱い不可能な紙幣や、流通過程で傷んだため真紙幣であるにも拘らず真偽判定で偽紙幣であると判定された紙幣等が含まれる。
識別部7によって、真紙幣であり且つ取り扱い可能な紙幣である等と判定されることにより正常であると識別された紙幣Sは、上部搬送ラインL1から分岐搬送ラインL2を通り一時保留部6へ搬送されて、ここで一時的に保留される。一方、偽紙幣であると判定された紙幣や、取り扱い不可能な紙幣である等と判定されることにより異常であると識別された紙幣Sは、上部搬送ラインL1を通り返却口4へ搬送、集積される。紙幣Sが一時保留部6または返却口4に搬送されると、次の紙幣が投入口3から一枚繰出されて識別部7へ搬送され、識別部7での識別結果に応じて一時保留部6または返却口4へ搬送される。そして、上記のようにして投入口3の紙幣Sが全て搬送されると、係員は返却口4に搬送、集積された紙幣Sを投入口3に再度投入するか、一時保留部6に集められた紙幣Sに対する処理の指示を行う。ここで、係員が返却口4に搬送された紙幣Sを入金口3に再度投入し、計数ボタンを押すと、上述したように紙幣Sが投入口3から一枚繰出されて識別部7へ搬送され、さらに一時保留部6または返却口4へ搬送される。
一方、係員が入金確定ボタンを押して一時保留部6の紙幣Sの入金確定を指示すると、紙幣Sは一時保留部6から一枚繰出されて上部搬送ラインL1を通り識別部7へ搬送される。そして、識別部7で再度紙幣の金種判定が行われ、紙幣Sは、判定された金種に対応するカセットC1〜C4へ下部搬送ラインL3を通って搬送されて収納される。この後は、次の紙幣Sが一時保留部6から一枚繰り出されて上部搬送ラインL1を通り識別部7へ搬送され、識別部7で判定された金種に対応するカセットC1〜C4へ搬送されて収納される。このようにして、一時保留部6の紙幣Sが全てカセットC1〜C4に振り分けられて収納されると、紙幣Sに対する処理が完了する。なお、係員が入金確定ボタンではなく入金取消ボタンを押して一時保留部6の紙幣Sの入金取消を指示すると、紙幣Sは一時保留部6から一枚ずつ繰出されて上部搬送ラインL1を通り返却口4へ搬送、集積される。このようにして、一時保留部6の紙幣Sが全て返却口4に搬送、集積されると、紙幣Sに対する処理が完了する。
紙幣入出金機1から紙幣Sを出金する場合は、係員が図示しないテンキー等により出金する金額と紙幣の金種を指定すると、指定された金種に対応するカセットC1〜C4から紙幣Sが繰出されて、下部搬送ラインL3を通って識別部7へ搬送される。そして、識別部7で金種等の判定が行われ、それらの判定結果から紙幣が正常であるか異常であるかが識別される。なお、このときの金種判定は、指定された金種と一致しているか否かを確認するために行われている。ここで、紙幣の金種が指定された金種と一致している等と判定されることにより正常であると識別された紙幣Sは、上部搬送ラインL1を通って出金口5へ搬送され、出金口5から取り出しを許容された状態となる。一方、紙幣の金種が指定された金種と一致していない等と判定されることにより異常であると識別された紙幣Sは、下部搬送ラインL3を通ってリジェクトカセットC5へ回収される。
次に、図2〜7を用いて投入口部の詳細な構造を説明する。図2は、紙幣入出金機1の投入口部(入金口3、返却口4、出金口5)の概略図であり、図3は返却口に備えられるストッパを兼ねた扉の概略図であり、図4は返却口部へのねじりコイルバネ、ダンパ実装の概略図であり、図5は返却口部への磁石、吸着板実装の概略図であり、さらに図6は返却口扉に実装された紙幣押し上げ形状による紙幣持ち上げ時の概略図であり、図6(a)は扉閉時の側面断面図、図6(b)は扉開時の扉閉時の側面断面図である。また図7は返却口の集積床面の開口部概略図である。
紙幣入出金機1の出金口5には、アクチュエータ(図示しない)によって自動的に開閉するシャッタ51(図2)を備え、出金される紙幣が出金口5に搬送、集積された後、自動的に開き、係員による紙幣取り出しが可能となる。出金口5に自動的に開閉するシャッタ51を備える理由は、動作中の紙幣が機内、機外のいずれに所属するものかを明確にさせるためのものである。たとえば出金動作によって、出金口5に複数の紙幣が搬送、集積する動作中に異常が発生し、機器停止した場合、シャッタ51は閉じた状態のままであり、係員が出金指定枚数中の一部しか集積されていないことに気付かずに出金完了と判断して出金口5の紙幣を抜き取り顧客に手渡してしまう事態を防止している。
また、紙幣入出金機1の返却口4には、集積される紙幣Sのストッパを兼ねた扉41(図2)が備えられている。ストッパを兼ねた扉41には開閉用の取っ手42(図3)、集積された紙幣を持ち上げる突起47(図6)、ストッパを兼ねた扉41を閉方向に加勢するねじりコイルバネ43(図4)、ストッパを兼ねた扉41の開閉動作速度を抑制するダンパ44(図4)、返却口4に固定された磁石45、ストッパを兼ねた扉41の回転軸に固定され、ストッパを兼ねた扉41が閉じた状態において磁石45(図5)と吸着する吸着板46(図5)を備える。集積部底面には、取っ手42に対応した部分に開口部48(図7)が設けられている。
係員が入金操作においてリジェクトされ返却口4に集積された紙幣Sを取り出すときは、上方よりAの方向に手を下ろして取っ手42に手を降ろすことでストッパを兼ねた扉41が開く(図6)。この状態で手をそのまま返却口4に挿入し、紙幣を持ち上げる突起47によって先端が持ち上がった紙幣Sを把持し、Bの方向へ引き抜く(図6)。引き抜いた後ストッパを兼ねた扉41はねじりコイルバネ43によって自動的に閉じる。ダンパ44によってストッパを兼ねた扉41が閉じる速度は遅くなっているため、係員が紙幣Sを引き抜く際にストッパを兼ねた扉41が閉じて邪魔になることはない。上記のように、操作者は片手での、ワンアクションの操作で容易にかつ確実に装置内部に滞在する全ての紙幣を取り出すことが出来る構成になっている。
さらに、図3で示すように、ストッパを兼ねた扉41は回転軸との連結部と取っ手42から構成され、取っ手42は、扉41の略中央かつ下端部に設けている。また、取っ手42の幅が操作者(一般の大人)の指が数本入る程度の幅にて構成されている。上述のように下端部に設けることで、操作者が操作する場合、上記取っ手42に数本の指をかざして装置の下側に降ろす操作が自然に出来るように構成されている。本構成により、操作者が間違って、取っ手42を指でつまんで装置の上側に上記取っ手42を動作させるようなミス操作をすることがないように考慮されている。
また、扉41のうち、取っ手42が配置されている部分は、図3に示すように空間(切り欠き)400を有している。これは、係員が指先で取っ手の端部を押下しようとする場合だけでなく、手のひらや手の甲で取っ手の端部を押下しようとする場合を考慮しているからである。つまり、手のひらや手の甲で取っ手の端部を押下しようとする場合は、手のひらや手の甲が取っ手に触れる前に、取っ手よりも奥にある指等が扉に触れる可能性がある。この場合は、扉の上部(取っ手よりも幅が狭い部分)を指で押すことになり、取っ手を押下するよりも大きな力が必要になり、扉を開ける際の操作性が悪くなるおそれがある。換言すれば、取っ手により扉が開けやすくなっているのに、(先に指が扉に触れてしまうと)その取っ手を活かせないことになる。また、扉の取っ手が配置されている部分に空間(切り欠き)400がないと、係員は、扉に触れないようにしながら(扉を気にしながら)取っ手を押下する必要があり、操作性が悪くなる。よって、扉の取っ手が配置されている部分に空間(切り欠き)400を設けており、これにより、扉を開ける(取っ手を押下する)操作性が良くなり、扉を開けやすくなる。
また、ストッパを兼ねた扉41が閉じているときは磁石45と板46が吸着しており(図5)、返却される紙幣が集積する際の係止力を確保しているので、集積される紙幣の放出勢いによって扉41が開いたり、紙幣が飛出したりすることは起こらないような構成になっている。また上述の磁石を用いることで、係止力を確保するためにむやみにねじりコイルバネ43の力を強くする必要がないため、ストッパを兼ねた扉41を開ける操作力を適度な重さに設定することができる。
以上の説明によれば、特に係員が紙幣を扱う紙幣処理装置においては、紙幣の取り扱いの操作性、処理速度を低下させることなく、放出された紙葉類に傷等をつけることなく、更には腰の弱い紙葉類等においても良好に、片手で取り出し可能な紙葉類取り出し口を提供することが可能となる。
また、係員が集積された紙幣を取り出すために出金口に差し伸べた手が、紙幣を係止するストッパを兼ねた扉を押しのけ、片手で紙幣をスムーズに取り出すことができる。かつ紙幣が直接扉を押さず紙幣が取り出せるため、腰の弱い紙幣が扉に引っ掛かって座屈したり、扉部分で紙幣に傷がついたりすることがない。
本発明の一実施形態である紙幣入出金機1の内部構成図 紙幣入出金機1の投入口部の概略図 返却口4に設けられた扉41の概略図 返却口4に設けられた扉41へのねじりコイルバネ43、ダンパ44実装概略図 返却口4に設けられた扉41への磁石45、吸着板46実装概略図 返却口扉41に紙幣が集積された場合の(a)扉閉時の側面断面図および(b)扉開時の側面断面図 集積部底面の開口部48の概略図
符号の説明
1:紙幣入出金機、2:本体、3:投入口、4:返却口、5:出金口、6:一時保留部、7:識別部、8:操作部、41:返却口扉、42:取っ手、43:ねじりコイルバネ、44:ダンパ、45:磁石、46:吸着板、47:突起、48:集積部底面の開口部、400:切り欠き、C1:第1カセット、C2:第2カセット、C3:第3カセット、C4:第4カセット、C5:リジェクトカセット、L1:上部搬送ライン、L2:分岐搬送ライン、L3:下部搬送ライン、S:紙幣

Claims (5)

  1. 紙葉類を処理する紙葉類処理装置において、
    前記紙葉類処理装置内に取り込まれる紙葉類を受け付ける投入口と、
    前記投入口に投入された紙葉類を搬送する搬送部と、
    前記搬送部によって搬送された紙葉類を識別する識別部と、
    前記識別部による識別の結果、前記紙葉類処理装置内に収納される紙葉類を収納する複数の収納庫と、
    前記識別部による識別の結果、前記紙葉類処理装置に収納されず返却される紙葉類を集積する返却口とを備え、
    前記返却口は扉を有し、
    該扉は、該扉を開ける際に押下される取っ手部を有し、
    前記扉は、前記取っ手部が押下されると、該取っ手部とともに回動して開き、
    前記扉は、前記取っ手部が配置される位置に切り欠きを有することを特徴とする紙葉類処理装置。
  2. 前記返却口の底面は、前記扉の取っ手部に対応する位置に開口部を有し、
    前記扉は、前記返却口底面よりも下部に突起を有し、
    前記扉の回動に伴い、前記突起は、前記開口部において、前記返却口に集積された紙葉類に接触することを特徴とする請求項1記載の紙葉類処理装置。
  3. 前記紙葉類処理装置は、
    前記扉と連結するばねを備え、
    該ばねは、前記扉を閉じる方向に付勢することを特徴とする請求項1記載の紙葉類処理装置。
  4. 前記紙葉類処理装置は、
    前記扉と連結するダンパを備え、
    前記ダンパにより、前記ばねの付勢のみによって前記扉が閉じるよりも遅く前記扉が閉じることを特徴とする請求項3記載の紙葉類処理装置。
  5. 前記紙葉類処理装置は、
    前記扉が閉じている状態を維持する吸着機構を備えることを特徴とする請求項1記載の紙葉類処理装置。
JP2007090203A 2007-03-30 2007-03-30 紙葉類処理装置 Active JP4979436B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007090203A JP4979436B2 (ja) 2007-03-30 2007-03-30 紙葉類処理装置
CN2008100088962A CN101276493B (zh) 2007-03-30 2008-01-30 纸张类处理装置
KR1020080012158A KR100962260B1 (ko) 2007-03-30 2008-02-11 지엽류 처리 장치
MYPI20080233 MY151608A (en) 2007-03-30 2008-02-11 Sheet handling apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007090203A JP4979436B2 (ja) 2007-03-30 2007-03-30 紙葉類処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008250600A true JP2008250600A (ja) 2008-10-16
JP4979436B2 JP4979436B2 (ja) 2012-07-18

Family

ID=39975485

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007090203A Active JP4979436B2 (ja) 2007-03-30 2007-03-30 紙葉類処理装置

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP4979436B2 (ja)
KR (1) KR100962260B1 (ja)
CN (1) CN101276493B (ja)
MY (1) MY151608A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013033464A (ja) * 2011-06-27 2013-02-14 Japan Cash Machine Co Ltd テーブルゲーム用紙葉類取扱装置

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5247578B2 (ja) * 2009-04-27 2013-07-24 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 紙幣処理装置
JP5271158B2 (ja) * 2009-06-08 2013-08-21 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 紙葉類処理装置
JP5410932B2 (ja) * 2009-11-25 2014-02-05 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 紙幣取扱装置
JP5543295B2 (ja) * 2010-08-05 2014-07-09 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 紙葉類処理装置および紙葉類処理システム
JP5788733B2 (ja) * 2011-08-09 2015-10-07 グローリー株式会社 貨幣処理装置、貨幣管理システム、及び貨幣管理方法
JP2018132872A (ja) * 2017-02-14 2018-08-23 沖電気工業株式会社 現金処理装置
CN109191665B (zh) * 2018-08-21 2021-02-26 广州广电运通金融电子股份有限公司 一种纸币处理装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06259637A (ja) * 1993-03-01 1994-09-16 Omron Corp 紙幣入出金機
JP2004145600A (ja) * 2002-10-24 2004-05-20 Glory Ltd 循環式紙幣入出金機

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB325361A (en) * 1929-01-22 1930-02-20 Hobbs Hart And Company Ltd Improved means for receiving deposits in banks and other buildings from the exterior thereof
JPS55119775A (en) 1979-03-08 1980-09-13 Omron Tateisi Electronics Co Shutter unit in paper note processor
JP2000030106A (ja) 1998-07-10 2000-01-28 Omron Corp 紙葉類処理装置及び紙幣入出金機
CN2442206Y (zh) * 2000-10-14 2001-08-08 广东科龙电器股份有限公司 易开门电冰箱
CN1409270A (zh) * 2001-09-24 2003-04-09 黄金富 带清分格的自动存款机

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06259637A (ja) * 1993-03-01 1994-09-16 Omron Corp 紙幣入出金機
JP2004145600A (ja) * 2002-10-24 2004-05-20 Glory Ltd 循環式紙幣入出金機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013033464A (ja) * 2011-06-27 2013-02-14 Japan Cash Machine Co Ltd テーブルゲーム用紙葉類取扱装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN101276493A (zh) 2008-10-01
JP4979436B2 (ja) 2012-07-18
KR100962260B1 (ko) 2010-06-11
CN101276493B (zh) 2011-01-12
MY151608A (en) 2014-06-30
KR20080089158A (ko) 2008-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2728425B2 (ja) 紙幣取扱装置
KR100368582B1 (ko) 지폐수납방출고
JP4979436B2 (ja) 紙葉類処理装置
JP4654268B2 (ja) 紙幣入出金装置
JP2007034869A (ja) 紙幣収納機構
WO2013172083A1 (ja) 紙葉類取扱装置及び自動取引装置
JP2007072973A (ja) 紙幣入出金機
JP2010257090A (ja) 紙葉類取扱装置
JP2006350415A (ja) 現金取扱装置
JP4078127B2 (ja) 紙幣入出金装置
JP5922216B2 (ja) 紙幣取扱装置
JP2007026014A (ja) 紙葉類搬送機構
JP5277757B2 (ja) 紙幣処理装置
JP5674987B2 (ja) 紙幣取扱装置
JP5487278B2 (ja) 紙幣入出金装置
JP6813383B2 (ja) 紙葉類処理装置
JP2002092692A (ja) 紙葉類取り扱い装置
JPH0472278B2 (ja)
JP5670596B2 (ja) 紙幣取扱装置
JPH0417863B2 (ja)
JP2680339B2 (ja) 自動取引装置
JP4768293B2 (ja) 紙葉類収納装置
JP2680336B2 (ja) 自動取引装置
JP2000182120A (ja) 紙葉類取扱い装置
JP5807559B2 (ja) 開閉装置、紙葉類搬送装置及び紙葉類取扱装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090724

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090724

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120229

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120321

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120417

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150427

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4979436

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350