JP2008250578A - ポイント算出方法、ポイント算出システム、表示通信機およびコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】サイト画面中に含まれるサイズが変化するバナー広告を、ユーザに長く見させるようにする。
【解決手段】ウェブサイトをネットワークNW上に設けるサーバ装置10へ携帯電話機3がアクセスして、サイト画面を表示する。サイト画面中に含まれるバナー広告の枠サイズが拡大するように変化すると、携帯電話機3は計時を開始し、バナー広告に対してクリック操作をユーザから受け付けると、計時した時間をサーバ装置10へ送信する。サーバ装置10は、送信されてきた計時時間に応じたポイントを算出すると共に、特典として、算出したポイントに応じたスペシャルコンテンツを携帯電話機3へ送信することで、拡大変化するバナー広告をユーザが注目して見るように仕向ける。
【選択図】図1
【解決手段】ウェブサイトをネットワークNW上に設けるサーバ装置10へ携帯電話機3がアクセスして、サイト画面を表示する。サイト画面中に含まれるバナー広告の枠サイズが拡大するように変化すると、携帯電話機3は計時を開始し、バナー広告に対してクリック操作をユーザから受け付けると、計時した時間をサーバ装置10へ送信する。サーバ装置10は、送信されてきた計時時間に応じたポイントを算出すると共に、特典として、算出したポイントに応じたスペシャルコンテンツを携帯電話機3へ送信することで、拡大変化するバナー広告をユーザが注目して見るように仕向ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、サイズ、状態等が変化するバナー広告等のオブジェクトを含むサイト画面を、ユーザに長く閲覧してもらえるようにするため、オブジェクトの変化状況に対するユーザの操作時期に応じてポイントを算出するようにしたポイント算出方法、ポイント算出システム、表示通信機およびコンピュータプログラムに関する。
従来、ユーザの表示端末機(通信機能を有するコンピュータ、携帯電話機等が該当)でウェブサーバへアクセスすれば、そのウェブサーバがネットワーク上に設けているウェブサイトのサイト画面をユーザが閲覧できる。昨今、ウェブサイトのサイト画面は、公告掲載媒体として広く使用されており、例えば、広告したい商品のウェブサイトへリンクしたバナー広告をサイト画面に掲載して、バナー広告がユーザによりクリックされると、広告対象の商品に係るウェブサイトへ表示画面を切り替えることが行われている。
また、上述したバナー広告に対するユーザのクリック操作を高めるために、様々な工夫が考えられており、例えば、下記の特許文献1では、バナー広告のクリック操作状況に応じてユーザに特典を付与する技術が開示されている。
特開2002−203179号公報
近時は、バナー広告に対するユーザの注目を集めるために、バナー広告にカーソルを合わせると、バナー広告の欄が大きくなり、詳細な広告内容をユーザに表示できるようにしたものが存在する。また、バナー広告を用いる以外にもサイト画面中に広告等に関する動画を再生してユーザの注意を引くようにしたもの、サイト画面中をアイコン画像が自由に動き回るようなゲーム的要素を盛り込み、その動く様子をユーザが眺めることで、そのサイト画面の閲覧時間を長くするようにしたもの等も存在する。
しかし、バナー広告の枠サイズが大きくなるようにしたサイト画面では、大きくなったバナー広告により、サイト画面中の他の情報が隠されてしまうため、隠された情報が観づらいことから、枠サイズが変化するバナー広告を含むサイト画面の閲覧を好まないユーザが存在することも考えられ、このようなユーザに対しても、バナー広告を閲覧してもらう工夫が必要となる。また、広告等に関する動画再生でユーザの注意を惹き付けるようにした場合でも、同じ内容の動画が続くとユーザに飽きられてしまうと云う問題がある。さらに、サイト画面中をアイコン画像が自由に動き回る工夫を入れたとしても、動画再生と同様に、最終的にはユーザに飽きられてしまうおそれがある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、バナー広告、動画、自由に動き回るアイコン画像等のオブジェクトを含むサイト画面に対するユーザの操作時期に応じてユーザへポイントを付与することで、ユーザにサイト画面を長く観てもらうようにしたポイント算出方法、ポイント算出システム、表示通信機およびコンピュータプログラムに関する。
上記課題を解決するために本発明に係るポイント算出方法は、自機の識別データを有すると共に操作の受け付けが可能な表示端末機が、ネットワーク上にウェブサイトを設けたサーバ装置へアクセスし、前記サーバ装置が、前記表示端末機に対するポイントを算出するポイント算出方法において、前記サーバ装置は、サイト画面中に表示されるオブジェクトの状態を変化させる処理と、表示時間を計時する処理と、オブジェクトに対する操作を受け付けた場合、計時した時間を送信する処理とを規定した処理規定データを含むウェブサイトに係るサイト表示データを前記表示端末機へ送信し、前記表示端末機は、受信したサイト表示データに応じて、状態が変化するオブジェクトを含むサイト画面を表示し、受信したサイト表示データに含まれる前記処理規定データに基づき、オブジェクトの表示に係る時間を計時し、表示されるオブジェクトに対する操作を受け付けた場合、前記処理規定データに基づき、計時した時間を自機の識別データと共に前記サーバ装置へ送信し、前記サーバ装置は、受信した時間の数値に応じて、前記識別データに対応付けるポイントを算出することを特徴とする。
また、本発明に係るポイント算出方法は、自機の識別データを有すると共に操作の受け付けが可能な表示端末機が、ネットワーク上にウェブサイトを設けたサーバ装置へアクセスし、前記サーバ装置が、前記表示端末機に対するポイントを算出するポイント算出方法において、前記サーバ装置は、サイト画面中に表示されるオブジェクトの状態を変化させる処理と、オブジェクトに対する操作を受け付けたときのオブジェクトの状態を変化させる処理の進行度合を特定する処理と、特定した進行度合を送信する処理とを規定した処理規定データを含むウェブサイトに係るサイト表示データを前記表示端末機へ送信し、前記表示端末機は、受信したサイト表示データに応じて、状態が変化するオブジェクトを含むサイト画面を表示し、表示されるオブジェクトに対する操作を受け付けた場合、前記処理規定データに基づき、操作を受け付けたときのオブジェクトの状態を変化させる処理の進行度合を特定し、前記処理規定データに基づき、特定した進行度合を自機の識別データと共に前記サーバ装置へ送信し、前記サーバ装置は、受信した進行度合に応じて、前記識別データに対応付けるポイントを算出することを特徴とする。
さらに、本発明に係るポイント算出方法は、自機の識別データを有すると共に操作の受け付けが可能な表示端末機が、ネットワーク上にウェブサイトを設けたサーバ装置へアクセスし、前記サーバ装置が、前記表示端末機に対するポイントを算出するポイント算出方法において、前記サーバ装置は、サイト画面中に表示されるオブジェクトのサイズを変化させる処理と、オブジェクトに対する操作を受け付けたときのオブジェクトのサイズを特定する処理と、特定したサイズを送信する処理とを規定した処理規定データを含むウェブサイトに係るサイト表示データを前記表示端末機へ送信し、前記表示端末機は、受信したサイト表示データに応じて、サイズが変化するオブジェクトを含むサイト画面を表示し、表示されるオブジェクトに対する操作を受け付けた場合、前記処理規定データに基づき、操作を受け付けたときのオブジェクトのサイズを特定し、前記処理規定データに基づき、特定したサイズを自機の識別データと共に前記サーバ装置へ送信し、前記サーバ装置は、受信したサイズに応じて、前記識別データに対応付けるポイントを算出することを特徴とする。
本発明に係るポイント算出方法は、ネットワーク上にウェブサイトを設けたサーバ装置へ、自機の識別データを有すると共に操作の受け付けが可能な表示端末機がアクセスしてポイントを算出するポイント算出方法において、前記サーバ装置は、サイト画面中に表示されるオブジェクトの状態を変化させる処理と、表示時間を計時する処理と、オブジェクトに対する操作を受け付けた場合、計時した時間に応じたポイントを算出する処理と、算出したポイントを送信する処理とを規定した処理規定データを含むウェブサイトに係るサイト表示データを前記表示端末機へ送信し、前記表示端末機は、受信したサイト表示データに応じて、状態が変化するオブジェクトを含むサイト画面を表示し、受信したサイト表示データに含まれる前記処理規定データに基づき、オブジェクトの表示に係る時間を計時し、表示されるオブジェクトに対する操作を受け付けた場合、前記処理規定データに基づき、計時した時間に応じたポイントを算出し、前記処理規定データに基づき、算出したポイントを自機の識別データと対応付けて前記サーバ装置へ送信することを特徴とする。
また、本発明に係るポイント算出方法は、ネットワーク上にウェブサイトを設けたサーバ装置へ、自機の識別データを有すると共に操作の受け付けが可能な表示端末機がアクセスしてポイントを算出するポイント算出方法において、前記サーバ装置は、サイト画面中に表示されるオブジェクトの状態を変化させる処理と、オブジェクトに対する操作を受け付けたときのオブジェクトの状態を変化させる処理の進行度合を特定する処理と、特定した進行度合に応じたポイントを算出する処理と、算出したポイントを送信する処理とを規定した処理規定データを含むウェブサイトに係るサイト表示データを前記表示端末機へ送信し、前記表示端末機は、受信したサイト表示データに応じて、状態が変化するオブジェクトを含むサイト画面を表示し、表示されるオブジェクトに対する操作を受け付けた場合、前記処理規定データに基づき、操作を受け付けたときのオブジェクトの状態を変化させる処理の進行度合を特定し、前記処理規定データに基づき、特定した進行度合に応じたポイントを算出し、前記処理規定データに基づき、算出したポイントを自機の識別データと対応付けて前記サーバ装置へ送信することを特徴とする。
さらに、本発明に係るポイント算出方法は、ネットワーク上にウェブサイトを設けたサーバ装置へ、自機の識別データを有すると共に操作の受け付けが可能な表示端末機がアクセスしてポイントを算出するポイント算出方法において、前記サーバ装置は、サイト画面中に表示されるオブジェクトのサイズを変化させる処理と、オブジェクトに対する操作を受け付けたときのオブジェクトのサイズを特定する処理と、特定したサイズに応じたポイントを算出する処理と、算出したポイントを送信する処理とを規定した処理規定データを含むウェブサイトに係るサイト表示データを前記表示端末機へ送信し、前記表示端末機は、受信したサイト表示データに応じて、サイズが変化するオブジェクトを含むサイト画面を表示し、表示されるオブジェクトに対する操作を受け付けた場合、前記処理規定データに基づき、操作を受け付けたときのオブジェクトのサイズを特定し、前記処理規定データに基づき、特定したサイズに応じたポイントを算出し、前記処理規定データに基づき、算出したポイントを自機の識別データと対応付けて前記サーバ装置へ送信することを特徴とする。
本発明に係るポイント算出システムは、自機の識別データを有すると共に操作の受け付けが可能な表示端末機が、ネットワーク上にウェブサイトを設けたサーバ装置へアクセスして、前記サーバ装置が、前記表示端末機に対するポイントを算出するポイント算出システムにおいて、前記サーバ装置は、サイト画面中に表示されるオブジェクトの状態を変化させる処理と、変化に係る度合を特定する処理と、オブジェクトに対する操作を受け付けた場合、特定した度合を送信する処理とを規定した処理規定データを含むウェブサイトに係るサイト表示データを前記表示端末機へ送信する手段を備え、前記表示端末機は、受信したサイト表示データに応じて、状態が変化するオブジェクトを含むサイト画面を表示する手段と、受信したサイト表示データに含まれる前記処理規定データに基づき、オブジェクトの変化に係る度合を特定する手段と、表示されるオブジェクトに対する操作を受け付けた場合、前記処理規定データに基づき、特定した度合を自機の識別データと共に前記サーバ装置へ送信する処理を行う手段とを備え、前記サーバ装置は、受信した度合に応じて、前記識別データに対応付けるポイントを算出する手段を備えることを特徴とする。
また、本発明に係るコンピュータプログラムは、ネットワーク上にウェブサイトを設けた外部サーバ装置へアクセスする通信手段と、自己の識別データを記憶する手段と、操作の受け付けを行う操作受付手段とを備えるコンピュータに、アクセスに応じて表示するサイト画面中で状態が変化するオブジェクトに係る処理を行わせるためのコンピュータプログラムにおいて、コンピュータを、表示されるサイト画面中のオブジェクトの変化に係る度合を特定する処理を行う手段と、表示されるオブジェクトに対する操作を前記操作受付手段で受け付けた場合、特定した度合を自己の識別データと共にアクセス先へ、前記通信手段で送信する処理を行う手段として機能させることを特徴とする。
さらに、本発明に係るコンピュータプログラムは、ネットワーク上にウェブサイトを設けた外部サーバ装置へアクセスする通信手段と、自己の識別データを記憶する手段と、操作の受け付けを行う操作受付手段とを備えるコンピュータに、アクセスに応じて表示するサイト画面中で状態が変化するオブジェクトに係る処理を行わせるためのコンピュータプログラムにおいて、コンピュータを、表示されるサイト画面中のオブジェクトの変化に係る度合を特定する処理を行う手段と、表示されるオブジェクトに対する操作を前記操作受付手段で受け付けた場合、特定した度合に応じたポイントを算出する処理を行う手段と、算出したポイントを自己の識別データと対応付けてアクセス先へ、前記通信手段で送信する処理を行う手段として機能させることを特徴とする。
本発明にあっては、ユーザが表示端末機で、状態が変化するオブジェクトを含むサイト画面を閲覧しているときに、変化に係る度合を特定する処理としてオブジェクトの表示に係る時間が計時されると共に、ユーザがオブジェクトに対してクリック等の操作を行うと、特定した度合に相当する計時した時間と、識別データとをサーバ装置へ送信し、サーバ装置は受信した計時時間に応じたポイントを識別データに対応付けて算出するので、自動でユーザの表示端末機ごとのポイントを算出して管理できるようになる。その結果、ユーザは、ポイントを獲得するために、状態が変化するオブジェクトをよく観察して、クリックするタイミングを窺うようになり、オブジェクトに対してユーザの注意を惹き付けることができる。なお、サーバ装置は、計時時間に応じたポイントの算出に所定の算出式、換算テーブル等を利用することが好適である。
また、ウェブサイトに係るサイト表示データに含まれて、各種処理を規定する処理規定データには、JAVA(登録商標)プログラム(例えば、JAVA(登録商標)アプレット)のようなサイト表示データに応じたHTML(Hypertext Markup Language)ファイルにプラグインされるもの等が該当する。また、その他の種類のプラグインソフト、ダイナミックHTML、さらにはFLASH(マクロメディア社)等のブラウザへのアドインソフト等も、処理規定データとして利用可能である。
なお、算出されるポイントは、ネットワーク上で特典等と引き替えられるようにすることが好ましく、例えば、ユーザが得たポイントに応じて、サーバ装置から特別コンテンツをユーザの表示通信機へ配信するようなサービスが考えられる。また、ポイントに関しては、蓄積されたポイント数に応じてユーザに特典等を付与することも考えられ、その場合は、表示通信機の識別データごとに過去に付与した特典等の種類を管理し、ユーザに付与した特典等の履歴に応じた種類の特典等を、現在の蓄積ポイントで付与できるリストとして提示すれば、ユーザの嗜好に合致した特典等の付与を行える。
また、本発明にあっては、ユーザが表示端末機で、状態が変化するオブジェクトを含むサイト画面を閲覧しているときに、オブジェクトを変化させる処理の進行度合が、ユーザのオブジェクトに対するクリック等の操作に応じて特定され、特定した進行度合および識別データがサーバ装置へ送信され、サーバ装置は受信した進行度合に応じたポイントを識別データに対応付けて算出するので、自動でユーザの表示端末機ごとのポイントの算出および管理を行える。すなわち、オブジェクトは、処理規定データに基づく処理により変化していくので、処理規定データ上で、変化に係る処理がどの程度進行しているかを特定すれば、表示されるオブジェクトの変化の状況も分かるため、操作が受け付けた時期がオブジェクトのどのような変化状況であるかを見極めて、ユーザがどの程度、サイト画面(オブジェクト)を表示していたかを判断可能となる。よって、その判断した内容に基づき、サーバ装置がポイントを算出するので、オブジェクトに対するユーザの閲覧程度に応じたポイントの算出が可能になる。
さらに、本発明にあっては、ユーザが表示端末機で、サイズが変化するオブジェクトを含むサイト画面を閲覧しているときに、オブジェクトのサイズが、ユーザによるオブジェクトに対するクリック等の操作に応じて特定されると、特定したサイズおよび識別データがサーバ装置へ送信され、サーバ装置は受信したサイズに応じたポイントを識別データに対応付けて算出するので、自動でユーザの表示端末機ごとのポイントを算出して管理できるようになる。その結果、ユーザはポイントを獲得するために、サイズが変化するオブジェクトをよく観るようになり、オブジェクトを見せたいと云うサイト提供側の思惑を満足させることができる。なお、サイト提供側としては、オブジェクトのサイズが大きい方が、多くの情報をユーザに伝えることができるため、サイズの大きいときにユーザから操作を受け付ければ、ユーザが得られるポイントを高くするような算出基準を適用することが好ましい。
また、本発明にあっては、ユーザが表示端末機で、オブジェクトの表示に係る時間に応じてポイントを算出するので、アクセス先のサーバ装置の処理負担が低減される。また、ユーザが表示端末機で、表示されるオブジェクトの変化状態に応じた処理の進行度合に基づきポイントを算出することも可能であり、この場合もアクセス先のサーバ装置の処理負担が低減されることになる。さらに、ユーザが表示端末機で、表示されるオブジェクトの変化するサイズに応じてポイントを算出してもよく、この場合も、アクセス先のサーバ装置の処理負担が低減される。以上のように、サーバ装置は、アクセスに応じたサイト表示データの送信および識別データごとのポイント管理に専念でき、ポイントに応じた特典付与などの処理も行いやすくなる。
本発明にあっては、ユーザの表示端末機で、サイト画面中のオブジェクトの表示に係る時間が計時され、オブジェクトに対してクリック等の操作が行われると、計時した時間および識別データがサーバ装置へ送信され、サーバ装置は受信した計時時間に応じたポイントを識別データに対応付けて算出するので、ポイント獲得を利用してサイト画面を長くユーザに見せることができ、オブジェクトに係る情報の訴求度を向上できると共に、ポイントに対するユーザへの特典付与なども容易に行える。
また、本発明にあっては、ユーザの表示端末機で、表示するオブジェクトを変化させる処理の進行度合が、オブジェクトに対するクリック等の操作に応じて特定され、特定された進行度合および識別データがサーバ装置へ送信され、サーバ装置は受信した進行度合に応じたポイントを識別データに対応付けて算出するので、ポイント獲得と云う要素を利用して、変化するオブジェクトを含むサイト画面をユーザが観ようとする動機付けを提供でき、サイト画面をユーザが閲覧する時間を長くできる。
さらに、本発明にあっては、ユーザの表示端末機で、サイズが変化するオブジェクトに対するクリック等の操作に応じて、そのときのオブジェクトのサイズが特定され、特定されたサイズおよび識別データがサーバ装置へ送信され、サーバ装置は受信したサイズに応じたポイントを識別データに対応付けて算出するので、ポイント獲得と云う要素を利用して、サイズが変化するオブジェクトを含むサイト画面であっても、サイト画面をユーザに長く見せることができる。
本発明にあっては、ユーザの表示端末機で、オブジェクトの表示に係る時間に応じてポイントを算出するので、アクセス先のサーバ装置の処理負担を低減でき、ポイント算出に対して必要な処理の分担を適切に行った上で、サイト画面をユーザに長い間、見せやすくできる。
また、本発明にあっては、ユーザの表示端末機で、表示されるオブジェクトの変化状態に応じた処理の進行度合に基づきポイントを算出するので、アクセス先のサーバ装置の処理負担を低減した上で、ユーザがサイト画面の長く観るように仕向けることができる。
さらに、本発明にあっては、ユーザの表示端末機で、表示されるオブジェクトの変化するサイズに応じてポイントを算出するので、アクセス先のサーバ装置の処理負担を低減できると共に、サイズが変化するオブジェクトをサイト画面が含んでいても、ユーザに観ると云う気持ちを起こさせることができる。
また、本発明にあっては、ユーザの表示端末機で、表示されるオブジェクトの変化状態に応じた処理の進行度合に基づきポイントを算出するので、アクセス先のサーバ装置の処理負担を低減した上で、ユーザがサイト画面の長く観るように仕向けることができる。
さらに、本発明にあっては、ユーザの表示端末機で、表示されるオブジェクトの変化するサイズに応じてポイントを算出するので、アクセス先のサーバ装置の処理負担を低減できると共に、サイズが変化するオブジェクトをサイト画面が含んでいても、ユーザに観ると云う気持ちを起こさせることができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るポイント算出システム1の全体的な構成を示している。ポイント算出システム1は、サーバ装置10がネットワークNW上に携帯電話機向けのウェブサイトを設けており、このウェブサイトのトップページは、サイズが変化するバナー広告を含み、ユーザが携帯電話機3(表示端末機に相当)でサーバ装置10へアクセスしてトップページを表示した状態でバナー広告に対してクリック操作を行うと、クリック操作のタイミングに応じてポイントを獲得し、そのポイントに応じた特典を取得できるようにしたものである。以下、ポイント算出システム1を構成する携帯電話機3およびサーバ装置10に係る構成、ならびにポイント算出に係る処理手順について説明する。
図2は、ユーザが使用する携帯電話機3の本発明に関連する内部構成を示したブロック図である。携帯電話機3は、各種制御処理を行うCPU3aに、通信部3b、RAM3c、ROM3d、表示用インタフェース3e、操作部インタフェース3f、音出力処理部3g、音入力処理部3iおよび記憶部3kを内部バス9で接続した構成になっている。なお、本実施形態の携帯電話機3は、各種処理を規定したプログラムデータのような処理規定データに基づきCPU3aが様々な処理を行うことが可能であるため、一種のコンピュータとして機能する。
通信部3bは、図1に示す多数の中継基地局2A、2B・・・と無線通信を行い、広域のネットワークNWに接続される様々な機器との間でデータ等の送受信を行う通信手段に相当する。本実施形態では、携帯電話機3が通信部3bを用いて図1のサーバ装置10にアクセスし、サーバ装置10が設けるウェブサイトへのアクセス要求、各種データの送信およびウェブサイトの各種ページを構成するサイト表示データ等の受信などを行う。
RAM3cはCPU3aの処理に従うデータ及びフォルダ等を一時的に記憶し、本実施形態では、通信部3bで受信したサイト表示データ等を一時的に記憶することを行う。また、ROM3dは各種データ等を記憶する手段に相当し、CPU3aが行う基本的な処理内容を規定したプログラム等を予め記憶すると共に、ウェブサイトへのアクセス要求の際に送信される識別データ6(携帯電話機3を識別するID)を予め記憶している。
また、表示用インタフェース3eは、携帯電話機3の筐体外面に配置される表示部4と接続され、サーバ装置10から送信される各種サイト表示データに対する表示処理を行い、表示部4に図4(a)等に示すウェブページ(トップページ40)のサイト画面等を表示する。操作部インタフェース3fは、携帯電話機3の筐体表面に設けられた上下左右キー、決定キーおよび数字キー等の多数の操作キーからなる操作部5(操作受付手段に相当)と接続されており、操作部5でユーザから受け付けた操作内容をCPU3aへ伝える。なお、操作部5では、表示部4で表示したサイト画面中に含まれる各種オブジェクト(例えば、バナー広告)に対して、上下左右キーの押圧によるカーソルを合わせる操作(選択対象を選ぶ操作に相当)、決定キーの押圧によるクリック操作(選択操作に相当)などを受付可能になっている。
音出力処理部3gは、スピーカ3hを接続しており、通話時の音声出力、楽曲データの音声出力に係る処理を行ってスピーカ3hから音声を出力するものである。また、音入力処理部3iはマイク3jと接続されており、通話時のユーザが話す音声の入力を行う。
さらに記憶部3kは不揮発性メモリ等で構成されており、端末プログラム7、ブラウザプログラム8等を記憶している。記憶部3kに記憶される端末プログラム7は、携帯電話機3に係る各種基本機能を実現するために、CPU3aを各種手段として作動させる制御処理内容を規定した基本システムプログラムであり、携帯電話機3の通話および通信に係る制御処理、アドレス帳登録処理等を行う。また、ブラウザプログラム8は、携帯電話機3がウェブサイトを設けている各種サーバ装置へアクセスした場合に、サーバ装置から送信されてくるサイト表示データ(HTMLファイル形式等のデータ)に応じたウェブページのサイト画面を表示部4に表示するための処理を行うプログラムである。
本実施形態のブラウザプログラム8は、サーバ装置から送信されたサイト表示データにJAVA(登録商標)アプレット、JAVA(登録商標)プラグイン等のプログラム処理データ、またはFLASHなどの動画再生処理データ等が付加されていると、それらの処理データの規定内容に応じた処理(例えば、変化するオブジェクトの表示処理など)をCPU3aに行わせることに対応しており、各種処理データに応じた処理を行って表示部4に動的なサイト画面を表示可能にしている。さらには、サイト表示データ自体が、ダイナミックHTMLなどのように、一定の処理を規定した内容(データ)を含んでいる場合も、ブラウザプログラム8は、規定された処理をCPU3aに行わせることを可能にしている。なお、CPU3aはクロック機能(計時機能)を内蔵しており、プログラムの規定内容(データ)に従って、所定の時期からの計時(時間のカウント)も行うことができる。
一方、図3は、サーバ装置10の本発明に関連する主要な内部構成を示している。サーバ装置10には汎用のサーバコンピュータを適用しており、ウェブサイトのコンテンツ提供サービスの運営を行う事業体がサーバ装置10を管理している。サーバ装置10は、様々な制御処理を行うMPU11を、内部バス10aを介して通信インタフェース12、RAM13、ROM14、及びハードディスク装置15と接続した構成になっている。
通信インタフェース12は、ネットワークNWを経由して、携帯電話機からのアクセスを受けて各種データの送受信を行う手段に相当し、例えば、携帯電話機からのアクセス要求を受信して、ウェブサイトに係るサイトページを表示するためのサイト表示データを送信する処理等を行う。また、RAM13は、MPU11の処理に伴って生じるデータ及びフォルダ等を一時的に記憶し、ROM14は、MPU11が行う基本的な処理内容を規定したプログラムを予め記憶している。
ハードディスク装置15は、サーバ装置10を作動させる上で、必要な各種処理内容を規定したシステムプログラム20およびネットワーク上に設けたウェブサイトに関連した処理を規定したサーバプログラム21を記憶する。さらに、ハードディスク装置15は、ウェブサイトの中身に係るウェブサイトコンテンツデータ30、後述するポイント算出処理で利用するポイントテーブル22、ポイントに応じた特典としてプレゼントするコンテンツの特定処理で利用する特典テーブル23、プレゼント用のコンテンツを格納した特典データベース24等も記憶している。なお、ウェブサイトコンテンツデータ30は、サーバ装置10がネットワークNW上に設けるウェブサイトを構成する複数のサイトページのページ内容(ページコンテンツ)を表すサイト表示データ31、32・・・の集合体になっている。
図4(a)は、サーバ装置10が設けるウェブサイトを構成するトップページ40(サイトページ)を携帯電話機3の表示部4で表示した状態を示している。本実施形態のサーバ装置10が設けるウェブサイトは、各種情報(ニュース、天気、スポーツ、音楽、映画等)を総合的に提供する総合情報サイトになっている。そのため、ウェブサイトのトップページ40は、各種情報(ニュース、天気、スポーツ、音楽、映画等)を詳しく表示するために、各ウェブサイトへのリンク付けが行われた項目を有するメニュー欄40aを有している。また、トップページ40には、コンテンツとは関係しない広告も提示されており、具体的にはトップページ40の右側に楽曲データ配信サイトのバナー広告41が配置されている。
このバナー広告41は、枠41aのサイズが変化するようになっており、例えば、携帯電話機3の表示部4でトップページ40が表示された状態で、操作部5の上下左右キーでバナー広告41にカーソルを合わせると(バナー広告41に対してクリック操作ができる状態にすると)、図4(b)(c)に示すように、広告枠41aが図中の白矢印方向へ拡大し、メニュー欄40aを被うようになる一方、バナー広告41の広告内容(情報)が増大する。
図4(b)(c)に示すようにバナー広告41の枠41aのサイズが大きくなると、広告主側はユーザに見せる広告内容を豊富にできると云うメリットがあるが、ユーザ側にしてみると、バナー広告41によりメニュー欄40aが隠されてメニュー内容の確認、メニュー操作が妨げられると云う一面があり、全てのユーザにバナー広告41の枠41aを大きくする変化は受け入れられにくい。そのため、本実施形態では、バナー広告41のサイズ変形に合わせてクリック操作を行ったユーザに対しては、特典(楽曲データ、画像データ等のコンテンツ)をプレゼントする内容になっており、広告主側の意向に配慮してバナー広告41のサイズが大きい時点でクリック操作を行うほど、プレゼントされる特典のグレードが上がるようになっている。
図5は、図4(a)〜(c)のトップページ40をアクセス元の表示通信機(携帯電話機)で表示させるためのサイト表示データ31の概略的な構造を示している。サイト表示データ31は、一般的なHTMLファイルにJAVA(登録商標)プラグインが付加した構造になっており、トップページ40中のメニュー欄40a等を含む基本的なサイト画面を表示するためのデータがページデータ31aに相当し、このページデータ31aに、トップページ40のサイト画面中に含まれるバナー広告41の枠41aのサイズ変化に係る処理およびポイント算出に関連した各種処理を規定したプラグインソフト31b(処理規定データに相当)が付随している。
プラグインソフト31bは、本実施形態では、JAVA(登録商標)プラグインによるものを適用しており、アクセス元の携帯電話機3でバナー広告41が表示された状態で、バナー広告41にカーソルを合わせる操作が行われると、図4(b)(c)に示すように、オブジェクトの状態を変化させる処理として、枠41aを拡大する表示処理を表示元の機器である携帯電話機3のCPU3aに行わせることを規定している。なお、プラグインソフト31bは、クリック操作が行わなければ、バナー広告41の枠41aが表示部4で表示できる幅まで拡大し、それからは図4(a)に示す状態まで縮小し、以降は上述した拡大および縮小を繰り返すことを規定している。
また、プラグインソフト31bは、バナー広告41にカーソルが合わせられると、CPU3aにサイト画面の表示に係る計時を開始させることも規定している。さらに、プラグインソフト31bは、バナー広告41にカーソルが合わせられた状態でクリック操作が行われると、それまでに計時した時間を特定(カウントアップ)し(変化に係る度合を特定する処理に相当)、計時した時間(特定した度合に相当)をROM3dに記憶されている識別データ6と共にアクセス先のサーバ装置10へ通信部3bを用いて送信する処理をCPU3aに行わせることも規定している。
図3のハードディスク装置15に記憶されるサーバプログラム21は、携帯電話機3からのアクセスに応じて、最初にトップページ40に応じたサイト表示データ31をアクセス元の携帯電話機3へ通信インタフェース12を通じて送信する制御をMPU11に行わせることを規定しており、その後は、携帯電話機3で選択された事項に応じたサイト表示データを随時ウェブサイトコンテンツデータ30から抽出して送信する制御をMPU11に行わせることを規定している。
また、サーバプログラム21は、トップページ40に係るサイト表示データ31の送信に応じて、アクセス元の携帯電話機3から計時時間および識別データ6が送信されてくると、その識別データ6(携帯電話機3と同意)に対応付けるポイントを算出する処理をMPU11が行うことを規定している。具体的には、図6(a)に示す計時時間ごとにポイントを対応させたポイントテーブル22を参照して、送信されてきた計時時間に対応するポイントをMPU11に特定させてポイントを算出させることをサーバプログラム21は規定している。なお、ポイントテーブル22は、計時時間が長いほど高い数値のポイントを対応付けており、このことから、図4(a)〜(c)に示すバナー広告41を拡大させてから長く観たユーザほど高いポイントが得られることになる。
さらに、サーバプログラム21は、ポイントを算出すると、次に図6(b)に示すポイントごとに特典である各種コンテンツ(コンテンツA〜E等)を対応させた特典テーブル23を参照し、ポイントに応じたコンテンツを識別データ6に対応付けて特定する処理をMPU11に行わせることを規定している。なお、特典テーブル23は、ポイントが高いほど、価値の高いコンテンツが対応付けられており、本実施形態では、コンテンツAはサビ部分だけで音質の普通の楽曲データであるが、コンテンツBはサビ部分だけの高音質の楽曲データであり、コンテンツCは普通音質のフル楽曲データであり、コンテンツDは高音質のフル楽曲データになっている。
最後に、サーバプログラム21は、特定したコンテンツを特典データベース24から抽出し、特定したコンテンツに対応付けた識別データ6に係るアクセス元の携帯電話機3へ送信し、バナー広告41に対する操作を行ったユーザに対するプレゼントを送ることを規定している。
図7は、上述したポイント算出システム1に係るポイント算出処理の手順(ポイント算出方法の内容)を整理した第1フローチャートを示している。以下、この第1フローチャートに基づき、第1実施形態に係るポイント算出方法の一連の処理手順を説明する。
先ず、ユーザは携帯電話機3を用いて、図4(a)に示すようなウェブサイトを設けているサーバ装置10へアクセスする(S1)。サーバ装置10は、アクセスに応じてトップページ40に応じたサイト表示データ31を携帯電話機3へ送信する(S2)。携帯電話機3は、サイト表示データ31を受信してトップページ40のサイト画面を表示部4に表示し(S3)、トップページ40中のバナー広告41へカーソルが移動して、バナー広告41に合わせられたか否かを判断する(S4)。
カーソルがバナー広告41へ合わせられていない場合(S4:NO)、本発明に関連する処理では、カーソルの移動待ちの状態となり、また、カーソルがバナー広告41へ合わせられた場合(S4:YES)、携帯電話機3は、図4(b)(c)に示すように、バナー広告41の枠41aのサイズ変更を行うと共に(S5)、サイズ変更が行われるバナー広告41の表示に対する計時を開始する(S6)。それから、携帯電話機3は、カーソルが合わせられたバナー広告41に対して、ユーザからクリック操作を受け付けたか否かを判断する(S7)。
クリック操作を受け付けない場合(S7:NO)、本発明に関連する処理では、クリック操作の受け付け待ちとなり、クリック操作を受け付けた場合(S7:YES)、携帯電話機3は、クリック操作の受け付けまでに計時した時間を特定して、その計時時間を、ROM6から読み出した識別データ6と共にサーバ装置10へ送信する(S8)。
サーバ装置10は、計時時間および識別データ6を受信すると、図6(a)のポイントテーブル22を参照し、受信した計時時間の数値に応じたポイントを識別データ6に対応付けて算出し(S9)、算出したポイントに応じたコンテンツを図6(b)の特典テーブル23を参照して特定する(S10)。そして、最後に、サーバ装置10は特定したコンテンツを特典データベース24から読み出して、携帯電話機3へ送信する(S11)。
このように第1実施形態においては、サイズが変化するバナー広告41を観れば観るほど、高価値の特典をユーザが取得できるので、バナー広告41を、あらゆるユーザに長い間、見せることが従来に比べて容易になり、広告主の満足度を向上することができる。
なお、第1実施形態に係るポイント算出システム1は、上述した内容以外にも種々の変形例が考えられる。例えば、サーバ装置10へアクセスする表示通信機には、携帯電話機3以外にも通信機能を有する各種表示端末が適用可能であり、コンピュータおよびPDA(いわゆるスマートフォンなども含む)に加えて、通信機能を具備するカラオケ装置等も適用可能であり、このようにアクセス元の機器種類を広げる場合は、サーバ装置10が設けるウェブサイトも、携帯電話機向けに限定したものではなく、各種機器で表示可能なものにする必要がある。
また、上述した説明では、1回のクリック操作に対して算出したポイントごとに、特典(コンテンツ)をプレゼントするようにしていたが、サーバ装置10で識別データ6ごとにポイントを蓄積し、ポイントが一定の基準値を上回った場合にのみ、対応付けた識別データ6の携帯電話機3を有するユーザへ特典を付与するようにしてもよい。さらに、このようにポイントを蓄積する場合は、識別データ6により、そのユーザが以前にどのようなコンテンツ等を取得したかの情報を収集しておき、そのユーザの嗜好傾向に基づき付与する特典の内容(種類)を特定すれば、さらにユーザがバナー広告の閲覧に興味を示すようになることが予想される。
一方、図7に示す第1フローチャートでは、図5のプラグインソフト31bが規定する内容に基づいて、バナー広告41にカーソルが合ってからの時間の計時を開始するようにしていたが、図4(a)に示すバナー広告41を含むトップページ40の表示に伴って時間の計時を開始する処理を規定してもよい。この場合は、図7の第1フローチャートで、バナー広告にカーソルを移動させたか否かの判断処理(S4)が省略され、トップページ40の表示と共に、自動的にバナー広告41の枠サイズの拡大を開始することをプラグインソフト31bが規定することになる。
また、バナー広告41の枠サイズの変化は、表示した時間で判断する以外に、他の要素を用いて判断することも可能である。例えば、処理規定データに相当するプラグインソフト31bが、バナー広告31の枠サイズの変化を規定する処理は、図8(a)に示すソフトデータ42のような内容になっているので、このソフトデータ42上における処理の進行位置に基づき、バナー広告41の枠サイズの変化を判断してもよい。
ソフトデータ42は、行L100の内容から、バナー広告41の枠サイズの変化を開始することを規定しており、枠サイズを順次拡大していく処理は、行L101、L102、L103、L104・・・と続いていく。よって、プラグインソフト31bの規定処理により、バナー広告41の枠サイズを変化させることを開始してからは、ソフトデータ42の処理が何処まで進行しているかを検出(進行度合を検出)し、クリック操作が行われた時点における処理が進行した行の位置(進行度合)を特定することで、バナー広告41の変化状態を判断することができる。
この場合は、プラグインソフト31bは、特定した行の位置を識別データ6と共にサーバ装置10へ送信することを規定することになる。さらに、サーバ装置10は、図6(a)に示すようなポイントテーブル22ではなく、図8(b)に示すように行の位置(処理位置)にポイントを対応させた内容のポイントテーブル26をハードディスク装置15に記憶し、送信されてきた行の位置に応じたポイント(識別データ6に対応付けるポイント)を、ポイントテーブル26を参照して算出することになる。このように行の位置でポイント算出を行う処理は、規定処理の進行に応じてポイントの算出元になる要素を特定できるメリットがある。なお、この行の位置でポイント算出を行う場合も、上述したようにバナー広告41にカーソルを移動させずに、トップページ40の表示に合わせてバナー広告41のサイズ枠を自動的に変化させることに対しても適用可能である。
さらに、バナー広告41の枠サイズの変化は、表示される枠サイズを直接的に検出して判断することも可能である。例えば、図4(b)(c)に示すように、携帯電話機3がバナー広告41の枠41aを拡大して表示する処理を行う際、枠41aの左上角41bが表示部4の何れの画素位置にいるか否かを検出して行うようにしてもよい。この場合、プラグインソフト31bは、バナー広告41の枠サイズの変更処理を開始した後にクリック操作を行われた時点で、枠41の左上角41bが位置する表示部4の水平画素数をCPU3aが特定する処理を行うことを規定することになり、そして特定した位置(水平画素数)を識別データ6と共にサーバ装置10へ送信することも規定することになる。
また、この場合は、サーバ装置10がハードディスク装置15で記憶するポイントテーブルの中身は、図6(a)の内容ではなく、水平画素数にポイントを対応させた内容になる。具体的には、図4(a)中、左上角が左の方へ位置する水平画素数になるほど、ポイントが高くなる内容のポイントテーブルを用いる。よって、サーバ装置10は、送信されてきた水平画素数に応じたポイント(識別データ6に対応付けるポイント)を、上述した内容のポイントテーブルを参照して算出することになる。このように、バナー広告41の枠サイズを直接的に検出することで、ダイレクトにユーザが観ているバナー広告41のサイズ状態が判明し、確実にポイントの算出元になる要素を特定できるメリットがある。なお、この枠サイズを直接的に検出する場合でも、上述したようにバナー広告41にカーソルを移動させずに、トップページ40の表示に合わせてバナー広告41のサイズ枠を自動的に変化させることにも適用可能である。
さらに、サーバ装置10が設けるウェブサイトのサイトページ(サイト画面)中に含ませるオブジェクトは、図4(a)〜(c)に示すようなバナー広告41に限定されるものではなく、図9(a)(b)に示す動画45、45′、または図10(a)(b)に示すアイコン画像47をオブジェクトとして適用することも可能である。
図9(a)に示す動画45は、サイトページ44に含まれており、動画45の表示欄45aにカーソルが合わさると表示部4で動画の再生が開始され、表示される内容が変化(オブジェクト状態の変化と同意)するものであり、所定の再生時期で動画45の表示欄45aの欄内がクリックされると、図7に示す第1フローチャートと同様な処理が行われ、携帯電話機3でクリック操作までの計時が行われて、計時時間が識別データ6と共にサーバ装置10へ送信され、サーバ装置10でポイント算出、コンテンツ特定等が行われる。なお、図9(a)に示す動画45′は、再生処理が進行して表示される内容(フレーム画像)が切り替わった状態を示している。
よって、サイト画面上で再生可能な動画45、45′を、広告に関連する内容にすれば、バナー広告とは異なる形態で長時間、ユーザに見せやすい広告を提示でき、広告効率の高い媒体として活用できる。なお、オブジェクトをサイト画面上で再生可能な動画45にする場合は、図5に示すサイト表示データ31のページデータ31a中に動画ファイルをリンク付けると共に、プラグインソフト31bで表示欄45aにカーソルが合うと動画再生を開始すると共に計時も開示する処理を規定することになる。なお、動画45の再生処理を行う場合には、プラグインソフト31b等にはFLASH等の動画再生に適した処理規程データを適用することが好適である。
また、オブジェクトに動画45を用いる場合でも、上述したバナー広告41に関するときと同様に、サイト画面(サイトページ44)を携帯電話機3の表示部4で表示すると、自動的に動画45の再生を開始することも可能である。さらに、オブジェクトに動画45を用いる場合でも、ポイントの算出要素としては、動画の再生を計時する以外に、クリック操作が行われた際における動画の再生処理を規定するプラグインソフト31bの進行度合、またはクリック操作が行われた際の動画ファイルの再生箇所を適用することが可能であり、これらの場合は、サーバ装置10がハードディスク装置15に記憶するポイントテーブルの内容を、バナー広告41の場合で説明した場合と同様に、適用する要素に応じた内容のポイントテーブルを用いることになる。
さらに、図10(a)(b)に示すように、サイズが変化しないバナー広告48を含むサイトページ46(サイト画面)上を移動するアイコン画像47(車を表したアイコン)をオブジェクトにした場合でも、第1実施形態に係る処理内容を適用することが可能である。このようなサイトページ46は一般に、動き回るアイコン画像47にカーソルを合わせてクリック操作をさせると云うゲーム的な要素を導入することで、バナー広告48を含むサイトページ46の表示時間を結果として長くすることを狙っており、上記と同様にクリック操作までの時間を計時して、ポイント算出等の処理を行うことができる。なお、図10(a)(b)に示す場合では、アイコン画像47が動き回ることが、オブジェクトの状態が変化することに相当する。
アイコン画像47をオブジェクトに用いた場合、図5のサイト表示データ31は、ページデータ31aがサイトページ46を表示するためのデータに相当し、プラグインソフト31bで、アイコン画像47を移動させることを規定することになる。具体的には、アイコン画像47にカーソルが合わさると、アイコン画像47が移動を開始すると共に、クリック操作を受け付けるまでの時間を計時し、計時した時間を識別データ6と共に、サーバ装置10へ送信することをプラグインソフト31bが規定することになる。
なお、オブジェクトにアイコン画像47を用いる場合でも、上述したバナー広告41に関するときと同様に、サイト画面(サイトページ46)を携帯電話機3の表示部4で表示すると、自動的にアイコン画像47が動き始めるようにすることが可能である。さらに、オブジェクトにアイコン画像47を用いる場合でも、ポイントの算出要素として、クリック操作が行われた際におけるアイコン画像47の移動処理を規定するプラグインソフト31bの進行度合、またはクリック操作が行われた際のアイコン画像47の表示画面4上の位置を適用することが可能である。これらの場合は、サーバ装置10がハードディスク装置15に記憶するポイントテーブルの内容を、バナー広告41の場合で説明した場合と同様に、適用する要素に応じた内容のポイントテーブルを用いることになる。また、アイコン画像47には、各種静止画をアイコン状の画像として用いることができる。
図11は、本発明の第2実施形態に係るポイント算出方法の処理手順を示す第2フローチャートである。本発明の第2実施形態は、ハード的な構成(ポイント算出システムに係る構成)は基本的に第1実施形態と同様にしているが、ポイントの算出処理をサーバ装置ではなくアクセス元の表示通信機(例えば、携帯電話機)で行うことを特徴にしている。なお、以下の説明では、第2実施形態に係るハード的な構成が基本的に第1実施形態と同様であるため、図1等に示す構成(携帯電話機3、サーバ装置10等)および第1実施形態と同等の符号を用いている。
図12は、ネットワーク上に図4(a)のようなトップページ40等で構成されるウェブサイトへ設けたサーバ装置10へ携帯電話機3がアクセスした場合に、携帯電話機3へ送られてくるサイト表示データ60の概略的な構造を示している。サイト表示データ60は、図5に示す第1実施形態のサイト表示データ31に比べると、プラグインソフト60bの中にポイントテーブル60cを含んでいることが特徴であり、ページデータ60aは、基本的に図5に示すページデータ31aと同等である。
また、プラグインソフト60bに含まれるポイントテーブル60cは、図6(a)に示すポイントテーブル22と同等な内容である。プラグインソフト60bが規定する処理内容は、第1実施形態のプラグインソフト30bが規定する内容に対して、クリック操作を受け付けた場合、クリック操作までの時間を計時して計時時間を特定する処理までは同様であるが、その後に規定する処理内容が相違している。
即ち、プラグインソフト60bは、クリック操作の受け付けに伴って、計時時間を特定すると、その特定した計時時間に応じたポイントを、ポイントテーブル60cを参照してCPU3aに算出させる処理を規定している。さらに、プラグインソフト60bは、算出したポイントを、ROM3dに記憶されている識別データ6と共にアクセス先のサーバ装置10へ通信部3bを用いて送信する処理をCPU3aに行わせることも規定している。
一方、第2実施形態に係るサーバ装置10が、第1実施形態と異なることは、ハードディスク装置15にポイントテーブル22を記憶していないこと、およびハードディスク装置15に記憶するサーバプログラム21が規定する内容から、ポイント算出に係る処理が省略されていることである。よって、第2実施形態に係るサーバプログラム21は、携帯電話機3からポイントおよび識別データ6が送信されてくると、送信されてきたポイントに応じたコンテンツを、特典テーブル23を参照して特定する処理をMPU11に行わせることを規定している。なお、第2実施形態では、携帯電話機3およびサーバ装置10について上述した箇所以外は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
また、第2実施形態に係るポイント算出方法の一連の処理手順は、図11の第2フローチャートに示す通りであり、第2フローチャートのステップS20からステップS26までの処理は、図7の第1フローチャートにおけるステップS1からステップS7までと同等である。第2フローチャートにおいては、ステップS27で、携帯電話機3が、クリック操作の受け付けまでに計時した時間を特定し、その計時時間に応じたポイントを、ポイントテーブル60cを参照して算出し(S28)、算出したポイントをROM6から読み出した識別データ6と共にサーバ装置10へ送信することになる(S29)。
サーバ装置10は、ポイントおよび識別データ6を受信すると、受信したポイントに応じたコンテンツを図6(b)の特典テーブル23を参照して特定し(S30)、特定したコンテンツを特典データベース24から読み出して、携帯電話機3へ送信する(S31)ことになる。
このように第2実施形態においては、ポイントの算出処理を携帯電話機3で行うので、バナー広告41をあらゆるユーザに長く見せやすくしたことを確保した上で、サーバ装置10の処理負担を低減できると云うメリットがある。なお、第2実施形態においても、第1実施形態で説明した各種変形例の適用が可能であり、例えば、図4(a)に示すバナー広告41を含むトップページ40の表示に伴って自動的に、バナー広告41の枠サイズを変化させると共に時間の計時を開始する処理を行ってもよい。さらに、バナー広告41の枠サイズの変化は、プラグインソフト60bのバナー広告41の枠サイズを変化させることを開始してからの処理の進行度合に基づき特定すること、または表示部4に表示される枠41aの左上角41bが表示部4の画素位置に基づき特定することも可能である。
プラグインソフト60bの処理の進行度合に基づき、バナー広告41の枠サイズの変化を特定する場合は、プラグインソフト60bに含まれるポイントテーブル60cの内容は、図8(b)に示すポイントテーブル26と同様なものになる。そのため、この場合のプラグインソフト60bは、クリック操作を受け付けたときのプラグインソフト60bにおける処理の進行度合をCPU3aに特定させることを規定すると共に、特定した進行度合に応じたポイントを、ポイントテーブル60cを参照してCPU3aに算出させて、識別データ6と共にサーバ装置10へ送信させることを規定する。
また、左上角41bの表示部4の画素位置に基づき、バナー広告41の枠サイズの変化を特定する場合は、プラグインソフト60bに含まれるポイントテーブル60cの内容は、水平画素位置ごとにポイントが対応づけられたものになる。そのため、この場合のプラグインソフト60bは、クリック操作を受け付けたときの左上角41bの表示部4における水平画素位置(サイズに相当)をCPU3aに特定させることを規定すると共に、特定した水平画素位置に応じたポイントを、ポイントテーブル60cを参照してCPU3aに算出させて、識別データ6と共にサーバ装置10へ送信させることを規定する。
さらに、第2実施形態においても、オブジェクトには、図9(a)(b)に示す動画45、45′を用いることも可能であり、動画45、45′に係る内容の変化は、計時、プラグインソフト60bに係る動画の再生処理の進行度合、または動画ファイルの再生箇所のいずれかで特定することができる。
すなわち、計時に基づき動画45の再生進行程度を特定する場合は、動画45の表示欄45aに対してクリック操作が行われるまでの計時時間を特定し、特定した計時時間に応じたポイントを、ポイントテーブル60cを参照してCPU3aに算出させ、識別データ6と共にサーバ装置10へ送信することをプラグインソフト60bが規定することになる。また、プラグインソフト60bの処理の進行度合に基づき動画45の再生進行程度を特定する場合は、上述したバナー広告41に対するプラグインソフト60bの処理進行度合で説明した内容と同等になる。さらに、動画ファイルの再生箇所に基づき、動画45の再生進行程度を特定する場合は、プラグインソフト60bに含まれるポイントテーブル60cの内容は、動画ファイルの再生位置(再生カウンタ)ごとにポイントが対応づけられたものになる。よって、この場合のプラグインソフト60bは、クリック操作を受け付けたときの動画ファイルの再生位置をCPU3aに特定させることを規定すると共に、特定した再生位置に応じたポイントを、ポイントテーブル60cを参照してCPU3aに算出させて、識別データ6と共にサーバ装置10へ送信させることを規定する。
さらにまた、図10(a)(b)に示すように、サイトページ46(サイト画面上)を移動するアイコン画像47(車を表したアイコン)をオブジェクトにすることが、第2実施形態でも適用可能であり、アイコン画像47の移動に係る変化は、計時、プラグインソフト60bに係るアイコン画像47の移動に係る処理の進行度合、またはアイコン画像47の表示部4における位置(水平および垂直画素位置)のいずれかで特定することができる。
計時に基づきアイコン画像47の移動に係る変化を特定する場合は、アイコン画像47に対してクリック操作が行われるまでの計時時間を特定し、特定した計時時間に応じたポイントを、ポイントテーブル60cを参照してCPU3aに算出させ、識別データ6と共にサーバ装置10へ送信することをプラグインソフト60bが規定することになる。また、プラグインソフト60bの処理の進行度合に基づきアイコン画像47の移動に係る変化を特定する場合は、上述したバナー広告41に対するプラグインソフト60bの処理進行度合で説明した内容と同等になる。さらに、アイコン画像47の表示部4における位置に基づき、動画45の再生進行程度を特定する場合も、上述したバナー広告41の左上角41bの表示部4における位置特定の場合の内容と同等になる。
1 ポイント算出システム
3 携帯電話機
3a CPU
4 表示部
6 識別データ
7 端末プログラム
8 ブラウザプログラム
10 サーバ装置
11 MPU
15 ハードディスク装置
21 サーバプログラム
22 ポイントテーブル
31、32 サイト表示データ
31a ページデータ
31b プラグインソフト
40 トップページ
41 バナー広告
45 動画
47 アイコン画像
NW ネットワーク
3 携帯電話機
3a CPU
4 表示部
6 識別データ
7 端末プログラム
8 ブラウザプログラム
10 サーバ装置
11 MPU
15 ハードディスク装置
21 サーバプログラム
22 ポイントテーブル
31、32 サイト表示データ
31a ページデータ
31b プラグインソフト
40 トップページ
41 バナー広告
45 動画
47 アイコン画像
NW ネットワーク
Claims (9)
- 自機の識別データを有すると共に操作の受け付けが可能な表示端末機が、ネットワーク上にウェブサイトを設けたサーバ装置へアクセスし、前記サーバ装置が、前記表示端末機に対するポイントを算出するポイント算出方法において、
前記サーバ装置は、
サイト画面中に表示されるオブジェクトの状態を変化させる処理と、表示時間を計時する処理と、オブジェクトに対する操作を受け付けた場合、計時した時間を送信する処理とを規定した処理規定データを含むウェブサイトに係るサイト表示データを前記表示端末機へ送信し、
前記表示端末機は、
受信したサイト表示データに応じて、状態が変化するオブジェクトを含むサイト画面を表示し、
受信したサイト表示データに含まれる前記処理規定データに基づき、オブジェクトの表示に係る時間を計時し、
表示されるオブジェクトに対する操作を受け付けた場合、前記処理規定データに基づき、計時した時間を自機の識別データと共に前記サーバ装置へ送信し、
前記サーバ装置は、
受信した時間の数値に応じて、前記識別データに対応付けるポイントを算出することを特徴とするポイント算出方法。 - 自機の識別データを有すると共に操作の受け付けが可能な表示端末機が、ネットワーク上にウェブサイトを設けたサーバ装置へアクセスし、前記サーバ装置が、前記表示端末機に対するポイントを算出するポイント算出方法において、
前記サーバ装置は、
サイト画面中に表示されるオブジェクトの状態を変化させる処理と、オブジェクトに対する操作を受け付けたときのオブジェクトの状態を変化させる処理の進行度合を特定する処理と、特定した進行度合を送信する処理とを規定した処理規定データを含むウェブサイトに係るサイト表示データを前記表示端末機へ送信し、
前記表示端末機は、
受信したサイト表示データに応じて、状態が変化するオブジェクトを含むサイト画面を表示し、
表示されるオブジェクトに対する操作を受け付けた場合、前記処理規定データに基づき、操作を受け付けたときのオブジェクトの状態を変化させる処理の進行度合を特定し、
前記処理規定データに基づき、特定した進行度合を自機の識別データと共に前記サーバ装置へ送信し、
前記サーバ装置は、
受信した進行度合に応じて、前記識別データに対応付けるポイントを算出することを特徴とするポイント算出方法。 - 自機の識別データを有すると共に操作の受け付けが可能な表示端末機が、ネットワーク上にウェブサイトを設けたサーバ装置へアクセスし、前記サーバ装置が、前記表示端末機に対するポイントを算出するポイント算出方法において、
前記サーバ装置は、
サイト画面中に表示されるオブジェクトのサイズを変化させる処理と、オブジェクトに対する操作を受け付けたときのオブジェクトのサイズを特定する処理と、特定したサイズを送信する処理とを規定した処理規定データを含むウェブサイトに係るサイト表示データを前記表示端末機へ送信し、
前記表示端末機は、
受信したサイト表示データに応じて、サイズが変化するオブジェクトを含むサイト画面を表示し、
表示されるオブジェクトに対する操作を受け付けた場合、前記処理規定データに基づき、操作を受け付けたときのオブジェクトのサイズを特定し、
前記処理規定データに基づき、特定したサイズを自機の識別データと共に前記サーバ装置へ送信し、
前記サーバ装置は、
受信したサイズに応じて、前記識別データに対応付けるポイントを算出することを特徴とするポイント算出方法。 - ネットワーク上にウェブサイトを設けたサーバ装置へ、自機の識別データを有すると共に操作の受け付けが可能な表示端末機がアクセスしてポイントを算出するポイント算出方法において、
前記サーバ装置は、
サイト画面中に表示されるオブジェクトの状態を変化させる処理と、表示時間を計時する処理と、オブジェクトに対する操作を受け付けた場合、計時した時間に応じたポイントを算出する処理と、算出したポイントを送信する処理とを規定した処理規定データを含むウェブサイトに係るサイト表示データを前記表示端末機へ送信し、
前記表示端末機は、
受信したサイト表示データに応じて、状態が変化するオブジェクトを含むサイト画面を表示し、
受信したサイト表示データに含まれる前記処理規定データに基づき、オブジェクトの表示に係る時間を計時し、
表示されるオブジェクトに対する操作を受け付けた場合、前記処理規定データに基づき、計時した時間に応じたポイントを算出し、
前記処理規定データに基づき、算出したポイントを自機の識別データと対応付けて前記サーバ装置へ送信することを特徴とするポイント算出方法。 - ネットワーク上にウェブサイトを設けたサーバ装置へ、自機の識別データを有すると共に操作の受け付けが可能な表示端末機がアクセスしてポイントを算出するポイント算出方法において、
前記サーバ装置は、
サイト画面中に表示されるオブジェクトの状態を変化させる処理と、オブジェクトに対する操作を受け付けたときのオブジェクトの状態を変化させる処理の進行度合を特定する処理と、特定した進行度合に応じたポイントを算出する処理と、算出したポイントを送信する処理とを規定した処理規定データを含むウェブサイトに係るサイト表示データを前記表示端末機へ送信し、
前記表示端末機は、
受信したサイト表示データに応じて、状態が変化するオブジェクトを含むサイト画面を表示し、
表示されるオブジェクトに対する操作を受け付けた場合、前記処理規定データに基づき、操作を受け付けたときのオブジェクトの状態を変化させる処理の進行度合を特定し、
前記処理規定データに基づき、特定した進行度合に応じたポイントを算出し、
前記処理規定データに基づき、算出したポイントを自機の識別データと対応付けて前記サーバ装置へ送信することを特徴とするポイント算出方法。 - ネットワーク上にウェブサイトを設けたサーバ装置へ、自機の識別データを有すると共に操作の受け付けが可能な表示端末機がアクセスしてポイントを算出するポイント算出方法において、
前記サーバ装置は、
サイト画面中に表示されるオブジェクトのサイズを変化させる処理と、オブジェクトに対する操作を受け付けたときのオブジェクトのサイズを特定する処理と、特定したサイズに応じたポイントを算出する処理と、算出したポイントを送信する処理とを規定した処理規定データを含むウェブサイトに係るサイト表示データを前記表示端末機へ送信し、
前記表示端末機は、
受信したサイト表示データに応じて、サイズが変化するオブジェクトを含むサイト画面を表示し、
表示されるオブジェクトに対する操作を受け付けた場合、前記処理規定データに基づき、操作を受け付けたときのオブジェクトのサイズを特定し、
前記処理規定データに基づき、特定したサイズに応じたポイントを算出し、
前記処理規定データに基づき、算出したポイントを自機の識別データと対応付けて前記サーバ装置へ送信することを特徴とするポイント算出方法。 - 自機の識別データを有すると共に操作の受け付けが可能な表示端末機が、ネットワーク上にウェブサイトを設けたサーバ装置へアクセスして、前記サーバ装置が、前記表示端末機に対するポイントを算出するポイント算出システムにおいて、
前記サーバ装置は、
サイト画面中に表示されるオブジェクトの状態を変化させる処理と、変化に係る度合を特定する処理と、オブジェクトに対する操作を受け付けた場合、特定した度合を送信する処理とを規定した処理規定データを含むウェブサイトに係るサイト表示データを前記表示端末機へ送信する手段を備え、
前記表示端末機は、
受信したサイト表示データに応じて、状態が変化するオブジェクトを含むサイト画面を表示する手段と、
受信したサイト表示データに含まれる前記処理規定データに基づき、オブジェクトの変化に係る度合を特定する手段と、
表示されるオブジェクトに対する操作を受け付けた場合、前記処理規定データに基づき、特定した度合を自機の識別データと共に前記サーバ装置へ送信する処理を行う手段と
を備え、
前記サーバ装置は、
受信した度合に応じて、前記識別データに対応付けるポイントを算出する手段を備えることを特徴とするポイント算出システム。 - ネットワーク上にウェブサイトを設けた外部サーバ装置へアクセスする通信手段と、自己の識別データを記憶する手段と、操作の受け付けを行う操作受付手段とを備えるコンピュータに、アクセスに応じて表示するサイト画面中で状態が変化するオブジェクトに係る処理を行わせるためのコンピュータプログラムにおいて、
コンピュータを、
表示されるサイト画面中のオブジェクトの変化に係る度合を特定する処理を行う手段と、
表示されるオブジェクトに対する操作を前記操作受付手段で受け付けた場合、特定した度合を自己の識別データと共にアクセス先へ、前記通信手段で送信する処理を行う手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。 - ネットワーク上にウェブサイトを設けた外部サーバ装置へアクセスする通信手段と、自己の識別データを記憶する手段と、操作の受け付けを行う操作受付手段とを備えるコンピュータに、アクセスに応じて表示するサイト画面中で状態が変化するオブジェクトに係る処理を行わせるためのコンピュータプログラムにおいて、
コンピュータを、
表示されるサイト画面中のオブジェクトの変化に係る度合を特定する処理を行う手段と、
表示されるオブジェクトに対する操作を前記操作受付手段で受け付けた場合、特定した度合に応じたポイントを算出する処理を行う手段と、
算出したポイントを自己の識別データと対応付けてアクセス先へ、前記通信手段で送信する処理を行う手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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