JP2008249957A - 清掃器、像保持体ユニットおよび画像形成装置 - Google Patents

清掃器、像保持体ユニットおよび画像形成装置 Download PDF

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Yasutake Matsumoto
泰岳 松本
Tomokazu Kurita
知一 栗田
Eiji Yamanaka
栄二 山中
Toshie Nakamoto
淑恵 中本
Hiroyoshi Ando
裕喜 安藤
Shinya Makiura
伸哉 牧浦
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Abstract

【課題】清掃部材の振動の発生を抑制すること。
【解決手段】被清掃体(PR)に対向して配置され、前記被清掃体(PR)から回収された回収物を収容する清掃容器(1)と、前記被清掃体(PR)に接触して前記被清掃体(PR)表面の付着物を清掃するゴム製の清掃部材(4)と、前記清掃部材(4)を支持し且つ前記清掃容器(1)に一端部が支持され、前記清掃部材(4)を前記被清掃体(PR)に所定の圧力で押し当てる弾性変形可能な板ばね状に形成された板ばね部材(3)と、前記板ばね部材(3)に支持され、前記板ばね部材(3)の振動を規制する制振部材(6)と、を備えた清掃器(CL1)。
【選択図】図2

Description

本発明は、被清掃体を清掃する清掃器、前記清掃器を備えた像保持体ユニットおよび前記清掃体を備えた画像形成装置に関する。
一般に、電子写真方式の画像形成装置では、像保持体表面に形成された画像がシートへ転写された後、像担持体表面上に付着した転写残トナーや紙粉、放電生成物等の付着物が、像担持体回転方向下流側に設置されたクリーニング装置によって回収される。前記クリーニング装置として、ブレード状のクリーニングブレードを使用するものが広く採用されている。
前記ブレード状部材を使用してトナーを掻き取る技術として、下記の従来技術(J01)、(J02)が従来公知である。
(J01)特許文献1(特開平8−7663号公報)記載の技術
特許文献1には、板状ゴム部材(22)が感光体(30)に押圧されて変形した状態における、板状ゴム部材(22)の辺(22a)が感光体(30)の表面に接触した位置での感光体(30)の表面の接線(32)と、板状ゴム部材(22)の表面(22b)のうち、感光体(30)に接触している部分(22C)を延長した線(34)とのなす角度θと、板状ゴム部材(22)の硬度を調整することにより、クリーニングブレードの押圧力を比較的低く抑え、クリーニング性能を向上させる技術が記載されている。
(J02)特許文献2(特開平4−172486号公報)記載の技術
特許文献2には、弾性変形可能な板状バネ部材(2)とブレード状ゴム部材(3)とにより構成されたクリーニングブレード(18)により感光体ドラム(12)表面上を清掃する技術が記載されている。前記特許文献2記載の技術では、板状バネ部材(2)を弾性変形させることにより板状ゴム部材(3)を押圧して板状ゴム部材(3)の変形をできるだけ少なくすることで、板状バネ部材がなくてゴムのみで構成された特許文献1のようなクリーニングブレードの場合に比べてブレード状ゴム部材(3)の「へたり」を抑えて押圧力の低下を低減している。また、板状バネ部材(2)が弾性変形可能なため、ブレード状ゴム部材(3)の低温化での反発弾性の低下による押圧力の低下を低減している。
特開平8−7663号公報(第2頁目右下欄第20行〜第3頁目左上欄第14行、図3) 特開平4−172486号公報(「0010」〜「0022」、図2)
(従来技術の問題点)
しかしながら、ロングライフを目指すことで、昨今の感光体の表面層は従来の感光体(12)の表面層よりも硬くなってきており、また、放電生成物の除去も困難となってきているため、感光体とクリーニングブレードとの摩擦力は大きくなってきている。前記摩擦力が大きくなることにより、前記ブレード状ゴム部材(3)が感光体ドラム(12)の回転により連れて巻き込まれる力を受け板状バネ部材(2)が変形しやすくなる。板状バネ部材(2)の変形が大きくなると、弾性で板状バネ部材(2)が元に戻り、前記板状バネ部材(2)が弾性復元力により振動したり、異音(いわゆる「ブレード鳴き」)が発生するという問題があった。特に、板状バネ部材(2)が薄く形成されている場合には、感光体ドラム(12)に巻き込まれるような力を受けた時に前記板状バネ部材(2)が座屈して、板状バネ部材(2)がうねるように変形することがある。この場合にも板状バネ部材(2)の弾性復元力で戻る際に、振動や異音が発生する問題があった。
本発明は、前述の事情に鑑み、次の記載内容(O01)を技術的課題とする。
(O01)清掃部材の振動の発生を抑制すること。
次に、前記課題を解決した本発明を説明するが、本発明の構成要素と後述の実施例の構成要素との対応を容易に理解できるようにするため、本発明の構成要素の直後に実施例の構成要素の符号をカッコ()で囲んで付記する。
なお、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明の範囲を実施例に限定するものではない。
(第1発明)
前記課題を解決するため第1発明の清掃器(CL1)は、
被清掃体(PR)に対向して配置され、前記被清掃体(PR)から回収された回収物を収容する清掃容器(1)と、
前記被清掃体(PR)に接触して前記被清掃体(PR)表面の付着物を清掃するゴム製の清掃部材(4)と、
前記清掃部材(4)を支持し且つ前記清掃容器(1)に一端部が支持され、前記清掃部材(4)を前記被清掃体(PR)に所定の圧力で押し当てる弾性変形可能な板ばね状に形成された板ばね部材(3)と、
前記板ばね部材(3)に支持され、前記板ばね部材(3)の振動を規制する制振部材(6)と、
を備えたことを特徴とする。
(第1発明の作用)
前記構成を備えた第1発明の清掃器(CL1)では、清掃容器(1)は前記被清掃体(PR)に接触して前記被清掃体(PR)表面の付着物を清掃するゴム製の清掃部材(4)を支持し且つ被清掃体(PR)に対向して配置され、前記被清掃体(PR)から回収された回収物を収容する。板ばね部材(3)は前記清掃容器(1)に一端部が支持され、前記清掃部材(4)を前記被清掃体(PR)に所定の圧力で押し当てる弾性変形可能な板ばね状に形成されている。制振部材(6)は前記板ばね部材(3)に支持され、前記板ばね部材(3)の振動を規制する。
したがって第1発明の清掃器(CL1)では、制振部材(6)により板ばね部材(3)の振動が規制されるので、うねり、変形、振動に起因する異音(ブレード鳴き)を抑制することができる。
(第1発明の形態1)
第1発明の形態1の清掃器(CL1)は第1発明において、
前記清掃部材(4)が支持される板ばね部材(3)の支持面の裏面側で且つ、前記板ばね部材(3)に支持された前記清掃部材(4)の一端部に対応する位置に支持された前記制振部材(6)、
を備えたことを特徴とする。
(第1発明の形態1の作用)
前記構成を備えた第1発明の形態1の清掃器(CL1)では、前記制振部材(6)は前記清掃部材(4)が支持される板ばね部材(3)の支持面の裏面側で且つ、前記板ばね部材(3)に支持された前記清掃部材(4)の一端部に対応する位置に支持されている。
したがって、第1発明の形態1では、異音の発生を効果的に抑制することができる。
(第2発明)
第2発明の像保持体ユニット(G)は、
表面に画像が形成される被清掃体(PR)としての像保持体(PR)と、
前記像保持体(PR)表面に付着した付着物を清掃する第1発明または第1発明の形態1に記載の清掃器(CL1)と、
を備えたことを特徴とする。
(第2発明の作用)
前記構成を備えた第2発明の像保持体ユニット(G)は、表面に画像が形成される被清掃体(PR)としての像保持体(PR)と、前記像保持体(PR)表面に付着した付着物を清掃する第1発明または第1発明の形態1に記載の清掃器(CL1)とを有している。
したがって、第2発明の像保持体ユニット(G)では、像保持体(PR)清掃時に、清掃部材(4)の掻き取り動作時に板ばね部材(3)のうねり、変形、振動に起因する異音(ブレード鳴き)を抑制することができる。
(第3発明)
第3発明の画像形成装置(U)は、
表面に潜像が形成される被清掃体(PR)としての像保持体(PR)と、
前記像保持体(PR)表面の潜像を可視像に現像する現像器(D)と、
前記像保持体(PR)表面の可視像を媒体(S)に転写する転写器(TR)と、
転写後の前記像保持体(PR)表面の付着物を清掃する第1発明または第1発明の形態1に記載の清掃器(CL1)と、
を備えたことを特徴とする。
(第3発明の作用)
前記構成を備えた第3発明の画像形成装置(U)では、現像器(D)は、表面に潜像が形成される被清掃体(PR)としての像保持体(PR)表面の潜像を可視像に現像する。転写器(TR)は像保持体(PR)表面の可視像を媒体(S)に転写する。第1発明または第1発明の形態1に記載の清掃器(CL1)は転写後の前記像保持体(PR)表面の付着物を清掃する。
したがって、第3発明の画像形成装置(U)では、清掃部材(4)の掻き取り動作時に板ばね部材(3)のうねり、変形、振動に起因する異音(ブレード鳴き)を抑制することができる。
前述の本発明は、下記の効果(E01)を奏する。
(E01)清掃部材の振動の発生を抑制することができる。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(実施例)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図で断面図である。
図1において、画像形成装置Uは、上面にプラテンガラス(透明な原稿台)PGを有する画像形成装置本体としてのデジタル式の複写機本体U1と、前記プラテンガラスPG上に着脱自在に装着される自動原稿搬送装置(オートドキュメントフィーダ、ADF)U2とを備えている。
前記自動原稿搬送装置U2は、複写しようとする複数の原稿Giが重ねて載置される原稿給紙トレイTG1を有している。前記原稿給紙トレイTG1に載置された複数の各原稿Giは順次プラテンガラスPG上の複写位置(プラテンロールGR1の圧接位置)を通過して原稿排出ロールGR2から原稿排紙トレイTG2に排出されるように構成されている。
前記複写機本体U1は、前記プラテンガラスPGを有するイメージスキャナU1aおよびプリンタU1bを有している。
(イメージスキャナU1a)
前記イメージスキャナU1aは、プラテンレジ位置に配置された露光系レジセンサ(プラテンレジセンサ)Sp、および露光光学系Aを有している。
前記露光光学系Aは、その移動および停止が露光系レジセンサSpの検出信号により制御され、常時はホーム位置に停止している。
前記自動原稿搬送装置(オートドキュメントフィーダ)U2を使用して複写を行うADFモードの場合は、前記露光光学系Aはホーム位置に停止した状態で、プラテンガラスPG上の複写位置を順次通過する各原稿Giを露光する。
原稿Giを作業者が手でプラテンガラスPG上に置いて複写を行うプラテンモードの場合、露光光学系Aは移動しながらプラテンガラスPG上の原稿Giを露光走査する。
露光された前記原稿Giからの反射光は、前記露光光学系Aを通ってCCD(固体撮像素子)上に収束される。前記CCDは、その撮像面上に収束された原稿反射光を電気信号に変換する。
(プリンタU1b)
IPS(イメージプロセッシングシステム、すなわち画像処理部)は、前記CCDから入力された読取画像信号をデジタルの画像書込信号に変換してプリンタU1bのレーザ駆動信号出力装置DLに出力する。
プリンタU1bのコントローラCにより動作タイミングを制御される前記レーザ駆動信号出力装置DLは、入力された画像データに応じたレーザ駆動信号をROS(潜像書込走査装置)に出力する。
前記ROSの下方に配置された像担持体(被清掃体、像保持体)PRは、矢印Ya方向に回転する。前記像担持体PR表面は、帯電領域Q0において帯電ロール(帯電器、チャージロール)CRにより例えば−(マイナス)700Vに帯電された後、潜像書込位置Q1において前記ROS(潜像書込装置)のレーザビームLにより露光走査されて例えば−300Vの静電潜像が形成される。前記像担持体PRへのレーザビームLによる潜像形成は、シートセンサ(図示せず)がシート(媒体)S先端を検知してから所定の時間経時後に開始される。前記静電潜像が形成された像担持体PR表面は回転移動して現像領域Q2、シート転写領域(画像記録位置)Q4を順次通過する。
前記現像領域Q2において前記静電潜像を現像する現像器(現像装置)Dは、−(マイナス)帯電極性のトナーおよびプラス帯電極性のキャリアを含む現像剤を現像ロールR0により現像領域Q2に搬送し、前記現像領域Q2を通過する像担持体PR上の静電潜像をトナー像Tnに現像する。
前記シート転写領域(画像記録位置)Q4において前記像担持体PRに対向する転写ロール(転写器)TRは、像担持体PR表面のトナー像TnをシートSに転写する部材であり、現像器Dで使用される現像用のトナーの帯電極性と逆極性の転写電圧が電源回路Eから供給される。前記帯電ロールCRに印加する帯電バイアス、現像ロールR0に印加する現像バイアス、転写ロールTRに印加する転写バイアス等のバイアス、後述の定着装置Fの加熱ロールのヒータを加熱するヒータ電源等を有する電源回路Eは前記コントローラCにより制御される。
複写機本体U1の下部には第1給紙トレイTR1および第2給紙トレイTR2が上下に並んで配置されている。
前記第1給紙トレイTR1および第2給紙トレイTR2の右端部の上端部には取出ロール(ピックアップロール)Rpが配置されており、前記取出ロールRpにより取り出されたシートは給紙トレイTR1,TR2の右側の給紙路SH0に搬送される。
給紙路SH0には、給紙部材Rsが配置されており、給紙部材Rsは、互いに圧接する部分によりニップ部を形成する給紙ロールRs1および分離ロール(分離部材)Rs2を有している。前記ニップ部に搬送されたシートは給紙部材Rsにより1枚づつ分離されて、給紙路SH0の下流側の上下方向に延びる上下方向シート搬送路SH1に搬送される。上下方向シート搬送路SH1には、正逆回転可能な搬送ロール(正逆転回転搬送ロール)Rbが配置されている。上下方向シート搬送路SH1に搬送された前記シートSは正逆転回転可能な搬送ロールRbにより、上方の上流側シート搬送路SH2に搬送される。
転写前シート搬送路SH2に搬送されたシートSは、搬送ロールRaによりレジロールRrに搬送される。前記レジロールRrに搬送されたシートSは、前記像担持体PR上のトナー像Tnがシート転写領域(画像記録位置)Q4に移動するのにタイミングを合わせて、転写前シートガイドSG1からシート転写領域Q4に搬送される。
前記像担持体PR表面に現像されたトナー像Tnは、前記シート転写領域Q4において、転写ロールTRによりシートSに転写される。転写後、像担持体PR表面は、感光体クリーナ(清掃器)CL1によりクリーニングされて残留トナーが除去され、次に感光体除電器JLにより除電されてから前記帯電ロールCRにより再帯電される。
前記像担持体PR、帯電ロールCR、ROS(潜像書込装置)、現像器D、感光体クリーナCL1等によりトナー像形成装置(像保持体ユニット)G(PR+CR+ROS+D)が構成されている。
前記シート転写領域Q4のシート搬送方向下流側には、前記シート転写領域Q4でトナー像Tnが記録された記録済シートSを定着領域Q5に搬送する転写後シート搬送路SH3が設けられている。シート転写領域Q4において転写ロールTRによりトナー像が転写された前記シートSは、像担持体PR表面から剥離され、前記転写後シート搬送路SH3のシートガイドSG2、シート搬送ベルトBHにより定着領域Q5に搬送される。前記シートSは、定着領域Q5を通過する際に定着装置Fの一対の定着ロール(加熱ロールFh,加圧ロールFp)によりトナー像が加熱定着されてから、シート排出路SH4を通って前記排紙トレイTRhに搬送される。
前記シート排出路SH4には、前記定着装置Fの下流側に切替ゲート(シート搬送方向制御部材)GT1が配置されている。切替ゲートGT1は、前記定着装置Fを通過したシートSの搬送方向を前記排紙トレイTRh側またはシート反転接続路SH5のいずれかの方向に切り替える。シート反転用接続路SH5は、前記シート排出路SH4の上流端と(定着装置Fの下流側部分)と前記上下方向シート搬送路SH1とを接続する。
両面複写の場合、1面目のトナー像が記録された片面記録済シートSは、前記切替ゲートGT1によりシート反転接続路SH5から、マイラーゲートGT2を通って前記給紙路SH0上端の正逆回転搬送ロールRbにより給紙路SH0の下方に搬送されてからスイッチバックして反転した状態で上方の転写前シート搬送路SH2に再送される。
前記反転して転写前シート搬送路SH2に再送された片面記録済シートSは、前記シート転写領域(画像記録位置)Q4に再送され、2面目にトナー像が転写される。
前記符号SH0,Rp,Rs等で示された要素により給紙装置UTが構成されている
前記符号SH1〜SH5により示された要素によりシート搬送路SHが構成されている。
前記シート搬送路SHおよびそこに配置されたシート搬送機能を有するローラRa,Rb,Rr等によりシート搬送装置USが構成されている。
図2は本発明の実施例1の要部拡大図である。
図2において、前記感光体クリーナCL1は回収された残留トナーが収容されるクリーナ本体(清掃容器)1を有する。前記クリーナ本体1には前記像担持体PR表面から除去された残留トナーをクリーナ本体1内部に回収するための開口部1aが形成されている。前記クリーナ本体1の上端部には、ブレード支持部1bが形成されている。前記ブレード支持部1bには、ブレード取付部材2が支持されており、ブレード取付部材2の先端部には、板ばね部材3が支持されている。前記板ばね部材3の先端部には、像担持体PRの軸方向に延び、像担持体PR表面に接触して像担持体PR表面上を搬送される残留トナーを掻き取るクリーニングブレード(清掃部材)4が支持されている。前記板ばね部材3には、クリーニングブレード4が支持された反対側の面で且つ、クリーニングブレード4の上端に対応する位置に制振部材6が貼り付けられている。なお実施例1では、前記板ばね部材3として、板厚を80μm程度に形成したSUS304材を使用しており、前記クリーニングブレード4として、ポリウレタンゴムを使用し、前記制振部材6として、高密度で均一なセル構造を持つウレタンフォーム、いわゆる、マイクロセルポリマーを使用している。
前記クリーナ本体1の内部には、クリーニングブレード4の像担持体PR回転方向上流側で像担持体PR表面に接触するクリーニングブラシ7が支持されている。
また、クリーナ本体1の内部には、クリーニングブレード4およびクリーニングブラシ7で回収された残留トナーを図示しない廃トナー回収容器に搬送する搬送部材8が支持されている。
(実施例1の作用)
前記構成を備えた実施例1の画像形成装置Uでは、転写領域Q4においてシートSに転写されずに像担持体PR表面上に残留した残留トナーは、感光体クリーナCL1まで搬送される。前記搬送された残留トナーは、クリーニングブラシ7により掃き取られるか、前記クリーニングブラシの搬送方向下流側に位置するクリーニングブレード4により掻き取られ、クリーナCL1内部に回収される。前記クリーニングブレード4は、板ばね部材3により所定の力で像担持体PRに押し付けられており、像担持体PRの残留トナーは掻き取られる。
次に、実施例1の実験例および比較例を以下に示す。
(制振部材の貼付け位置による消音効果実験)
図3は制振材の貼付け位置による消音効果実験の説明図であり、図3Aは実験においての制振材の貼付け位置を示す図、図3Bは実験結果を表した図である。
図3において本実験例では、以下に示す5箇所の貼り付け位置に制振部材6を貼り付け、5箇所の貼り付け位置間での板ばね部材3の変形振動による異音の改善効果の違いを比較した。
実験例1:板ばね部材3のクリーニングブレード4が支持された面で且つ、ブレード取付部材2の先端部に対応する位置。
実験例2:板ばね部材3のクリーニングブレード4が支持された面で且つ、ブレード取付部材2とクリーニングブレード4の間の位置。
実験例3:板ばね部材3のクリーニングブレード4が支持された反対側の面で且つ、クリーニングブレード4の上端に対応する位置(実施例1)。
実験例4:板ばね部材3のクリーニングブレード4が支持された反対側の面で且つ、クリーニングブレード4の中間部に対応する位置。
実験例5:板ばね部材3のクリーニングブレード4が支持された反対側の面で且つ、クリーニングブレード4の下端に対応する位置。
(比較例)
なお、前記異音の改善効果は、「○」:改善した(異音発生をほぼ抑制した)と、「△」:やや改善した(異音が発生したが、制振部材6を貼り付けない比較例と比較して低減した)および「×」:改善せず、の3段階により判断した。
制振部材6を貼り付けない実験の結果、図3Bに示すように実験例1,2,4,5の場合には、比較例に比べて「△」(やや改善した)となり、異音が発生したがある程度は低減できた。実験例3の場合には、「○」(改善した)となり、異音発生をほぼ防止することができた(図3B参照)。
したがって、実施例1では、板ばね部材3に制振部材6が貼り付けられていることにより、前記クリーニングブレード4の掻き取り動作時に板ばね部材3のうねり、変形、振動に起因する異音(ブレード鳴き)を抑制することができる。特に実施例1では実験例3で確認されたように、クリーニングブレード4が支持された反対側の面で且つ、制振部材6がクリーニングブレード4の上端に対応する位置、すなわち剛性が変化する部分に貼り付けられているので、異音の発生を効果的に抑制することができる。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H04)を下記に例示する。
(H01)本発明は、複写機とプリンタとが一体化された複合機としての画像形成装置Uに限定されず、例えば、FAX等の機能が追加された画像形成装置や、複写機、プリンタ、FAX等の複合機ではない画像形成装置にも適用可能である。また、モノクロの画像形成装置に限定されず、カラーの画像形成装置にも適用可能である。
(H02)前記実施例1おいて、制振部材6の材料としてマイクロセルポリマーを使用したが、これに限定されず、粘性の大きな樹脂材料、例えば、やポリエチレンフォームやクロロプレンスポンジ等を使用可能である。
(H03)前記実施例1おいて、板ばね部材3の材料としてSUS304を使用したが、これに限定されず、例えばSUS316やSUS430等、その他の金属、樹脂等の板バネとして使用可能な任意の材料を使用可能である。
(H04)前記実施例1おいて、クリーニングブレード4の材料としてポリウレタンゴムを使用したが、これに限定されず、イソプレンゴムやブタジエンゴム等、その他のゴム材料を使用可能である。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図で断面図である。 図2は本発明の実施例1の要部拡大図である。 図3は制振材の貼付け位置による消音効果実験の説明図であり、図3Aは実験においての制振材の貼付け位置を示す図、図3Bは実験結果を表した図である。
符号の説明
CL1…清掃器、D…現像器、PR…被清掃体、G…像保持体ユニット、
TR…転写器、U…画像形成装置、1…清掃容器、3…板ばね部材、4…清掃部材、
6…制振部材。

Claims (4)

  1. 被清掃体に対向して配置され、前記被清掃体から回収された回収物を収容する清掃容器と、
    前記被清掃体に接触して前記被清掃体表面の付着物を清掃するゴム製の清掃部材と、
    前記清掃部材を支持し且つ前記清掃容器に一端部が支持され、前記清掃部材を前記被清掃体に所定の圧力で押し当てる弾性変形可能な板ばね状に形成された板ばね部材と、
    前記板ばね部材に支持され、前記板ばね部材の振動を規制する制振部材と、
    を備えたことを特徴とする清掃器。
  2. 前記清掃部材が支持される板ばね部材の支持面の裏面側で且つ、前記板ばね部材に支持された前記清掃部材の一端部に対応する位置に支持された前記制振部材、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の清掃器。
  3. 表面に画像が形成される被清掃体としての像保持体と、
    前記像保持体表面に付着した付着物を清掃する請求項1または2に記載の清掃器と、
    を備えたことを特徴とする像保持体ユニット。
  4. 表面に潜像が形成される被清掃体としての像保持体と、
    前記像保持体表面の潜像を可視像に現像する現像器と、
    前記像保持体表面の可視像を媒体に転写する転写器と、
    転写後の前記像保持体表面の付着物を清掃する請求項1または2に記載の清掃器と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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