JP2008248516A - 開閉遠隔操作用部品及び窓の開閉遠隔操作方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】開閉窓の開閉状態について窓を直接目視することなく確認することのできる開閉遠隔操作用部品を提供する。
【解決手段】窓を開閉する開閉装置1に連係して垂れ下がり、これを駆動操作する無端状の引紐材5に取付けられる開閉遠隔操作用部品1であって、互いに対向し連結される2つの分割部材10、10からなり、各分割部材10は、互いの位置を規制するボス11及び相手側のボス11を挿入させるボス挿入部12と、互いを結合する嵌合部13及び相手側の嵌合部13を固定する被嵌合部14と、双方結合された際に引紐材5を収納する収納部15とを備え、収納部15には引紐材5を拘束する固定手段17が取付けられ、2つの分割部材10は、少なくとも引紐材5のうち開閉装置1から垂れ下がる一方側と他方側の所定位置にそれぞれ取付自在とされてなる。
【選択図】図3

Description

本発明は、高い位置に設けられる窓の開閉を遠隔操作するための引紐材に取付けられる開閉遠隔操作用部品及びそれを用いた窓の開閉遠隔操作方法に関する。
従来、ルーバー窓や辷り出し窓のような開閉窓が知られており、これら開閉窓においては窓開閉装置によって窓の開閉を行うのが一般的である。窓開閉装置は、回動自在なハンドルを有して手動で直接操作されるものや、ハンドルの代わりに操作用プーリが設けられ、これに取付けられたチェーンなどの引紐材により手動で遠隔操作されるものなどがある。このうち、開閉窓が高所に設けられる場合には、ボールチェーンやケーブルあるいはロープなどの引紐材により操作用プーリを遠隔操作することにより、低い位置から容易に窓の開閉を行うことができる。このような引紐材を備えた開閉窓の開閉装置としては例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
特開平8−86142号公報
引紐材の操作の際、窓の開閉状態は目視で観察するか、または引紐材が止まるまで操作を継続することとなっていた。しかし、窓が高所にある場合などにおいては、窓の全開または全閉の目視確認は困難であり、また引紐材が止まるまで操作を継続すると、開閉装置への負担が大きくなる。
本発明は、前記課題を解決すべくなされたものであり、開閉窓の開閉状態について窓を直接目視することなく確認することのできる開閉遠隔操作用部品及びそれを用いた窓の開閉遠隔操作方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る開閉遠隔操作用部品は、窓を開閉する開閉装置に連係して垂れ下がり、これを駆動操作する無端状の引紐材に取付けられる開閉遠隔操作用部品であって、
互いに対向し連結される2つの分割部材からなり、各分割部材は、互いの位置を規制するボス及び相手側のボスを挿入させるボス挿入部と、互いを結合する嵌合部及び相手側の嵌合部を固定する被嵌合部と、双方結合された際に前記引紐材を収納する収納部とを備え、前記収納部には前記引紐材を拘束する固定手段が取付けられ、前記2つの分割部材は、少なくとも前記引紐材のうち前記開閉装置から垂れ下がる一方側と他方側の所定位置にそれぞれ取付自在とされたことを特徴として構成されている。
また、本発明に係る開閉遠隔操作用部品は、前記2つの分割部材は同一形状に形成されてなることを特徴として構成されている。
さらに、本発明に係る開閉遠隔操作用部品は、前記引紐材を拘束する固定手段は前記分割部材と別体の固定金具からなり、該固定金具は前記分割部材間に嵌入されることを特徴として構成されている。
さらにまた、本発明に係る開閉遠隔操作用部品は、前記分割部材には前記引紐材に取付けられた際の操作方向を表示する表示部を表面に備えたことを特徴として構成されている。
そして、本発明に係る窓の開閉遠隔操作方法は、窓を開閉する開閉装置に対し連係して垂れ下がり、これを駆動操作する無端状の引紐材に対し、前記開閉装置から垂れ下がる一方側と他方側の所定位置にそれぞれ開閉遠隔操作用部品を取付けた窓の開閉遠隔操作方法であって、
前記窓が全開または全閉状態において前記開閉遠隔操作用部品は所定の相対位置にあり、前記引紐材の一方側または他方側を引く操作により前記窓を開方向または閉方向に動作させると共に、前記開閉遠隔操作用部品の相対位置を変化させ、前記操作により前記窓が全開または全閉状態となると、前記開閉遠隔操作用部品が所定の相対位置となって前記窓の全開または全閉を視認できるようにしたことを特徴として構成されている。
本発明に係る窓の開閉遠隔操作用部品によれば、互いに対向し連結される2つの分割部材からなり、各分割部材は、互いの位置を規制するボス及び相手側のボスを挿入させるボス挿入部と、互いを結合する嵌合部及び相手側の嵌合部を固定する被嵌合部と、双方結合された際に引紐材を収納する収納部とを備え、収納部には引紐材を拘束する固定手段が取付けられ、2つの分割部材は、少なくとも引紐材のうち開閉装置から垂れ下がる一方側と他方側の所定位置にそれぞれ取付自在とされたことにより、引紐材に容易に取付けることができ、また引紐材の操作に伴って2つの相対位置を変化させることができるので、窓の開閉状態を直接視認できなくても、開閉遠隔操作用部品の配置関係によって容易に窓の開閉状態を確認することができ、また引紐材が動かなくなるまで操作する必要がなくなるため、開閉装置にかかる負担を軽減することができる。
また、本発明に係る窓の開閉遠隔操作用部品によれば、2つの分割部材は同一形状に形成されてなることにより、部品の種類を少なくすることができて、コストダウンを図ることができる。
さらに、本発明に係る窓の開閉遠隔操作用部品によれば、引紐材を拘束する固定手段は分割部材と別体の固定金具からなり、固定金具は分割部材間に嵌入されることにより、固定手段を容易に取付けることができると共に、引紐材に対して確実に上下方向の位置決め固定を行うことができる。
さらにまた、本発明に係る窓の開閉遠隔操作用部品によれば、分割部材には引紐材に取付けられた際の操作方向を表示する表示部を表面に備えたことにより、引紐材の操作の際に、操作方向を容易に認識することができる。
そして、本発明に係る窓の開閉遠隔操作方法によれば、窓が全開または全閉状態において開閉遠隔操作用部品は所定の相対位置にあり、引紐材の一方側または他方側を引く操作により窓を開方向または閉方向に動作させると共に、開閉遠隔操作用部品の相対位置を変化させ、操作により窓が全開または全閉状態となると、開閉遠隔操作用部品が所定の相対位置となって窓の全開または全閉を視認できるようにしたことにより、窓が高所に設けられている場合など、窓の開閉状態を直接視認できなくても、開閉遠隔操作用部品の配置関係によって容易に窓の開閉状態を確認することができ、また引紐材が動かなくなるまで操作する必要がなくなるため、開閉装置にかかる負担を軽減することができる。
本発明の実施形態について、図面に沿って詳細に説明する。本実施形態における開閉遠隔操作用部品は、開閉窓の一種であるルーバー窓を構成する開閉装置に対して取付けられる。図1にはルーバー窓の開閉装置付近の斜視図を示している。ルーバー窓は、建物開口部に取付けられる枠体20内に開閉機構22を介して上下方向に複数設けられるガラス21を納めてなるものであり、それぞれのガラス21は開閉機構22によって回動されることで、開閉自在とされている。開閉機構22は、ルーバー窓の室内側に取付けられる開閉装置1によって駆動される。
開閉装置1は、枠体20を構成する縦枠23に取付けられ、略箱状に形成される本体部2と、本体部2から回転軸部が突出した駆動部3と、駆動部3に対して取付けられる操作用プーリ4とを備えている。また、操作用プーリ4には、これを下方から操作するための引紐材5が取付けられている。この開閉装置1は、引紐材5の一方側を引くように操作すると、操作用プーリ4内に設けられた滑車(図示しない)が回転し、それに伴って駆動部3が回転駆動される。また、本体部2は縦枠23内において開閉機構22と連係しており、駆動部3が回転駆動されるのに伴い、開閉機構22を駆動する。すなわち、引紐材5を引くように操作することで、開閉機構22を駆動してガラス21の開閉を行うことができる。
引紐材5は、多数のボール30間を軸状のリンク31で連結してなり無端状のチェーンとして形成されている。引紐材5の操作用プーリ4から垂れ下がった一方側と他方側には、それぞれ開閉遠隔操作用部品6が取付けられている。これらの開閉遠隔操作用部品6は、引紐材5が操作されるのに伴って上下方向に移動し、それによって2つの開閉遠隔操作用部品6間の相対位置が変化する。
図2には、開閉遠隔操作用部品6の分解斜視図を示している。開閉遠隔操作用部品6は、2つの分割部材10を結合することによって構成されている。これら2つの分割部材10は、同形状に形成されており、一方を他方に対し上下反転させると共に、互いに対向した状態で位置決めされると共に嵌合によって結合される。
分割部材10は、他方の分割部材10と対向する面(以下対向面という)に、位置決めをするためのボス11と、他方の分割部材10のボス11を挿入するためのボス挿入部12とを有している。ボス11とボス挿入部12は、それぞれ対角状に配置されて、同形状に形成された対向する他方の分割部材10に対して、ボス11が他方のボス挿入部12に挿入できるようにしている。これによって分割部材10同士を位置決めする。
また、分割部材10からは対向する他方の分割部材10に向かって突出する嵌合部13が形成されている。嵌合部13は、矢じり状に形成されており、他方の分割部材10の嵌合部13に対向する部分には、嵌合部13を嵌合させることのできる被嵌合部14が形成されている。前述のように分割部材10は同形状に形成されているので、一方の分割部材10の嵌合部13は他方の分割部材10の被嵌合部14に、他方の分割部材10の嵌合部13は一方の分割部材10の被嵌合部14に、それぞれ固定される。これによって分割部材10同士を結合する。
分割部材10には、その内部に前述の引紐材5を挿通状に収納できるように収納部15が形成されている。収納部15は、分割部材10の上下端の開口部10a間を引紐材5が挿通できるように、分割部材10の対向面が切り欠かれて形成されている。さらに、対向面には、後述する固定金具17を固定するための金具固定部16も凹状に形成されている。
図3には、分割部材10間に引紐材5を配置した開閉遠隔操作用部品6の分解斜視図を示している。この図に示すように、一方の分割部材10の金具固定部16に対して固定手段である固定金具17が嵌入されることで、収納部15に固定手段が取付けられた状態で、一方の分割部材10が引紐材5に対して取付けられる。固定金具17は、切欠状の挟持部17aを有しており、この挟持部17aに引紐材5のリンク31を保持させることで、その上下のボール30がストッパとなって、開閉遠隔操作用部品6を引紐材5に対して上下方向に固定することができる。また、このように一方の分割部材10を引紐材5に対して取付けてから、他方の分割部材10を一方の分割部材10に対してボス11及びボス挿入部12で位置決めすると共に、嵌合部13及び被嵌合部14により固定して一体化し、開閉遠隔操作用部品6を構成する。
また、分割部材10の表面には、取付けられた引紐材5の操作方向を表示する表示部18が設けられている。表示部18は両方の分割部材10に設けられているが、実際に表示がなされているのは、室内側に面する一方の分割部材10のみである。図3に示しているのは、引紐材5のうち、障子2を開く際に下方に向かって引く側に取付けられる開閉遠隔操作用部品6であり、表示部18には下方に向かう矢印及び「開」の表示がされている。一方で引紐材5の反対側に取付けられる開閉遠隔操作用部品6には、下方に向かう矢印及び「閉」の表示がされた表示部18が設けられる。
図4には、引紐材5における開閉遠隔操作用部品6の配置関係について表した正面図を示している。図4(a)は窓が全開状態にある場合を表しており、図4(b)は窓が全閉状態にある場合を表している。この図では、一方の開閉遠隔操作用部品6aを黒色に、他方の開閉遠隔操作用部品6bを白色に、それぞれ示している。図4(a)に示すように、窓が全開状態にある場合には、一方の開閉遠隔操作用部品6aが、引紐材5のうち開閉装置1の操作用プーリ4から垂れ下がる一方側の上下方向中間位置に配置され、他方の開閉遠隔操作用部品6bが、引紐材5のうち開閉装置1の操作用プーリ4から垂れ下がる他方側の上端付近に配置されている。これによって、窓の全開状態においては、2つの開閉遠隔操作用部品6a、6bは、一方の開閉遠隔操作用部品6aが他方の開閉遠隔操作用部品6bよりも相対的に下方となるように配置される。
引紐材5の他方側を下方に引いていくと、それに伴って開閉遠隔操作用部品6a、6bの相対位置は変化し、一方の開閉遠隔操作用部品6aは上方へ、他方の開閉遠隔操作用部品6bは下方へ、それぞれ移動して、やがて図4(b)に示すように、一方の開閉遠隔操作用部品6aが引紐材5の一方側の上端付近に配置され、他方の開閉遠隔操作用部品6bが引紐材5の他方側の上下方向中間位置に配置される。この状態において窓は全閉状態となっている。したがって、窓を全開状態から全閉状態となるように引紐材5を操作する際には、一方の開閉遠隔操作用部品6aが、引紐材5の上端付近まで上昇したことによって、窓が全閉状態となったことを容易に視認することができる。逆に窓を全閉状態から全開状態となるように引紐材5を操作する際には、他方の開閉遠隔操作用部品6bが、引紐材5の上端付近まで上昇したことによって、窓が全開状態となったことを容易に視認することができる。
この開閉遠隔操作用部品6の配置については、図4には限られず、窓の全閉または全開状態において相対位置が異なるように配置していればよい。図5には、開閉遠隔操作用部品6の配置の第2の例について示している。図5(a)は窓が全開状態にある場合を表し、図5(b)は窓が全閉状態にある場合を表している。図5(a)に示すように、窓が全開状態にある場合には、一方の開閉遠隔操作用部品6aが、引紐材5のうち開閉装置1の操作用プーリ4から垂れ下がる一方側の下端付近に配置され、他方の開閉遠隔操作用部品6bが、引紐材5のうち開閉装置1の操作用プーリ4から垂れ下がる他方側の上下方向中間位置に配置されている。これによって、窓の全開状態においては、2つの開閉遠隔操作用部品6a、6bは、一方の開閉遠隔操作用部品6aが他方の開閉遠隔操作用部品6bよりも相対的に下方となるように配置される。
引紐材5の他方側を下方に引いていくと、それに伴って開閉遠隔操作用部品6a、6bの相対位置は変化し、一方の開閉遠隔操作用部品6aは上方へ、他方の開閉遠隔操作用部品6bは下方へ、それぞれ移動し、やがて図5(b)に示すように、開閉遠隔操作用部品6a、6bが略同じ高さとなる。この状態において窓は全閉状態となっている。したがって、窓を全開状態から全閉状態となるように引紐材5を操作する際には、2つの開閉遠隔操作用部品6a、6bの相対位置が、上下方向で等しくなったことによって、窓が全閉状態となったことを容易に視認することができる。逆に窓を全閉状態から全開状態となるように引紐材5を操作する際には、一方の開閉遠隔操作用部品6が、引紐材5の下端付近まで下降したことによって、窓が全開状態となったことを容易に視認することができる。
さらに、図6には、開閉遠隔操作用部品6の配置の第3の例について示している。図6(a)は窓が全開状態にある場合を表し、図6(b)は窓が全閉状態にある場合を表している。図6(a)に示すように、窓が全開状態にある場合には、一方の開閉遠隔操作用部品6aが、引紐材5のうち開閉装置1の操作用プーリ4から垂れ下がる一方側の下端付近に配置され、他方の開閉遠隔操作用部品6bが、引紐材5のうち開閉装置1の操作用プーリ4から垂れ下がる他方側の上下方向中間位置に配置されている。これによって、窓の全開状態においては、2つの開閉遠隔操作用部品6a、6bは、一方の開閉遠隔操作用部品6aが他方の開閉遠隔操作用部品6bよりも相対的に下方となるように配置される。ただし、他方の開閉遠隔操作用部品6bは、図5の例における位置よりも下方に配置される。
引紐材5の他方側を下方に引いていくと、それに伴って開閉遠隔操作用部品6a、6bの相対位置は変化し、一方の開閉遠隔操作用部品6aは上方へ、他方の開閉遠隔操作用部品6bは下方へ、それぞれ移動して、やがて図6(b)に示すように、一方の開閉遠隔操作用部品6aが引紐材5の一方側の上下方向中間位置に配置され、他方の開閉遠隔操作用部品6bが引紐材5の他方側の下端付近に配置される。この状態において窓は全閉状態となっている。したがって、窓を全開状態から全閉状態となるように引紐材5を操作する際には、他方の開閉遠隔操作用部品6bが、引紐材5の下端付近まで下降したことによって、窓が全閉状態となったことを容易に視認することができる。逆に窓を全閉状態から全開状態となるように引紐材5を操作する際には、一方の開閉遠隔操作用部品6aが、引紐材5の下端付近まで下降したことによって、窓が全開状態となったことを容易に視認することができる。
このように、窓の全開状態と全閉状態で2つの開閉遠隔操作用部品6の相対位置が変化して、窓の全開、全閉を視認できるようにしたことにより、窓が高所に設けられている場合など、窓の開閉状態を直接視認できなくても、開閉遠隔操作用部品6の配置関係によって容易に窓の開閉状態を確認することができ、また引紐材5が動かなくなるまで操作する必要がなくなるため、操作用プーリ4などにかかる負担を軽減することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。本実施形態では、ルーバー窓に本発明を適用したものについて示したが、これ以外にも縦辷り出し窓や平行辷り出し窓、あるいはオーニング窓などの各種開閉窓に適用することができる。また、引紐材5に設けられる2つの開閉遠隔操作用部品6の相対位置については、本実施形態では3つの例を示したが、これらには限られず、一方の開閉遠隔操作用部品6aと他方の開閉遠隔操作用部品6bの位置を入れ替えてもよいし、またそれ以外の配置関係としてもよい。さらに、遠隔操作用部品6の外観形状についても、本実施形態のものには限られず、球形やその他の立体形状としてもよい。
ルーバー窓の開閉装置付近の斜視図である。 開閉遠隔操作用部品の分解斜視図である。 分割部材間に引紐材を配置した開閉遠隔操作用部品の分解斜視図である。 引紐材における開閉遠隔操作用部品の配置関係について表した正面図である。 開閉遠隔操作用部品の配置の第2の例について示した正面図である。 開閉遠隔操作用部品の配置の第3の例について示した正面図である。
符号の説明
1 開閉装置
2 本体部
3 駆動部
4 操作用プーリ
5 引紐材
6 開閉遠隔操作用部品
10 分割部材
10a 開口部
11 ボス
12 ボス挿入部
13 嵌合部
14 被嵌合部
15 収納部
16 金具固定部
17 固定金具
17a 挟持部
18 表示部

Claims (5)

  1. 窓を開閉する開閉装置に連係して垂れ下がり、これを駆動操作する無端状の引紐材に取付けられる開閉遠隔操作用部品であって、
    互いに対向し連結される2つの分割部材からなり、各分割部材は、互いの位置を規制するボス及び相手側のボスを挿入させるボス挿入部と、互いを結合する嵌合部及び相手側の嵌合部を固定する被嵌合部と、双方結合された際に前記引紐材を収納する収納部とを備え、前記収納部には前記引紐材を拘束する固定手段が取付けられ、前記2つの分割部材は、少なくとも前記引紐材のうち前記開閉装置から垂れ下がる一方側と他方側の所定位置にそれぞれ取付自在とされたことを特徴とする開閉遠隔操作用部品。
  2. 前記2つの分割部材は同一形状に形成されてなることを特徴とする請求項1記載の開閉遠隔操作用部品。
  3. 前記引紐材を拘束する固定手段は前記分割部材と別体の固定金具からなり、該固定金具は前記分割部材間に嵌入されることを特徴とする請求項1または2記載の開閉遠隔操作用部品。
  4. 前記分割部材には前記引紐材に取付けられた際の操作方向を表示する表示部を表面に備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の開閉遠隔操作用部品。
  5. 窓を開閉する開閉装置に対し連係して垂れ下がり、これを駆動操作する無端状の引紐材に対し、前記開閉装置から垂れ下がる一方側と他方側の所定位置にそれぞれ開閉遠隔操作用部品を取付けた窓の開閉遠隔操作方法であって、
    前記窓が全開または全閉状態において前記開閉遠隔操作用部品は所定の相対位置にあり、前記引紐材の一方側または他方側を引く操作により前記窓を開方向または閉方向に動作させると共に、前記開閉遠隔操作用部品の相対位置を変化させ、前記操作により前記窓が全開または全閉状態となると、前記開閉遠隔操作用部品が所定の相対位置となって前記窓の全開または全閉を視認できるようにしたことを特徴とする窓の開閉遠隔操作方法。
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