JP2005245203A - 温室の換気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 部品点数が少なく、構造も簡単であり、加工性、組付性に優れ、全体の厚みを薄くでき、外観もスマートな温室の換気装置を提供することである。
【解決手段】 屋根面,側面又は妻面に設けた窓枠1と、窓枠1に対向して開閉自在に設けた換気窓2と、換気窓2の背部に設けたリンク機構3と、窓枠1の下方に設けられて上記リンク機構3を起倒させる駆動機構4とを備えている温室の換気装置Aにおいて、リンク機構3が換気窓2の背部に回転自在に軸支した起倒自在なリンク10,11からなり、駆動機構4がモータ13と、モータ13に回転自在に連結させたねじ桿14と、ねじ桿14にスライド自在に挿入されて当該ねじ桿の回転運動が直線運動に変換されるスライダ15とからなり、上記リンク10,11の端部を上記スライダ15に回転自在に軸支させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ビニールハウス等の温室の屋根面、側面、又は妻面等に形成した温室の換気装置に関する。
ビニールハウス等の温室内は、育成する植物に対して適温に設定する必要がありそのため、ハウスの屋根面、側面又は妻面に開口部に対向して開閉自在な換気窓を形成し、この換気窓の開閉によって温室内の空気を外気と換気させる換気装置が設けられている。
更に、上記開口部を開口した時この開口部から害虫が温室内に侵入するのを防止する防虫網を展張するのが普通である。
上記のような換気装置としては、例えば、特許文献1,特許文献2に開示されたようなものが開発されている。
特許文献1に示す換気装置は、開口部を構成する窓枠と、換気窓の背部に設けられて窓枠の枠体を貫通するプッシュロッドと、プッシュロッドの端部に設けられて当該プッシュロッドを伸縮駆動するエンドレスチェーン等からなる駆動機構とからなるものである。
この換気装置によれば、エンドレスチェーンの回転運動をプッシュロッドの直線運動に変換し、プッシュロッドを押し上げた時これに連動して換気窓が押し上げられて開口部を開き、プッシュロッドを引き下げた時換気窓が引張られて開口部を閉じるものである。
他方、特許文献2に示す換気装置は、開口部を構成する窓枠と、開口部に対向して上下方向に開閉自在に設けた換気窓と、換気窓に結合されながら開口部を介して下方に延びる起倒自在なリンク機構と、リンク機構を起倒させる駆動機構とからなるものである。
この換気装置によれば、駆動機構によりリンク機構を起立するとこれに連動して換気窓が垂直に押し上げられて開口部を開き、逆にリンク機構を倒すと換気窓が連動して垂直に下降し、開口部を閉じるものである。
特許第3455771号公報(特許請求の範囲、図1) 特開2000-287561号公報(特許請求の範囲、図2)
上記の特許文献1,2に示す温室の換気装置は、機能上欠陥があるわけでは無いが、次のような不具合の改善が望まれている。
1)特許文献1に示す換気装置は、プッシュロッドが窓枠の枠体を貫通しているからこのプッシュロッドは開口部とは干渉せず、開口部に防虫網を展張することは可能である。
しかし、プッシュロッドが窓枠の枠体を貫通しているため、この枠体自体の強度が弱まる不具合がある。
又、長いプッシュロッドやエンドレスチェーン等の部品点数が多く、構造が複雑化し、重量が重くなり、組付性,経済性において不利となり、部品が嵩張るため搬送,格納において不利である。
更に、プッシュロッドが換気窓から温室内に向かって長く延びているから、換気窓と駆動機構との巾が大きくなり、スペース的に不利であり、外観も好ましくない。
2)他方、特許文献2に示す換気装置は、上記特許文献1の場合と同じく、部品点数が多く、構造が複雑化し、重量が重くなり、組付性,経済性において不利となるばかりでなく、部品が嵩張るため搬送,格納において不利である。
更に、換気窓に連結しているリンク機構が直接開口部を通過して温室内に延びているから、このリンク機構が開口部と干渉し、この開口部に防虫網を展張できない。
防虫網を展張しないと外部から害虫が侵入し、植物を喰いあらし、商品価値が無くなるため、別に消毒作業が必要となるばかりか、消費者にきらわれる原因となる。
そこで、防虫網を展張する場合にはどうしても下方のリンク機構や駆動機構を包み込むようにこれらの機構の下方に防虫網を展張しているが、この場合には、リンク機構や駆動機構を作動している時に防虫網が引掛り、この防虫網が破損するおそれがあり、又、防虫網を上記のように展張するとこれが下方にたるみ、外観上も好ましく無い。
そこで、本発明の目的は、部品点数が少なく、構造も簡単であり、加工性、組付性に優れ、全体の厚みを薄くでき、外観もスマートな温室の換気装置を提供することである。
上記の目的を達成するため、本発明の温室の換気装置は、屋根面、側面又は妻面に設けた窓枠と、窓枠に対向して開閉自在に設けた換気窓と、換気窓の背部に設けたリンク機構と、窓枠の下方に設けられて上記リンク機構を起倒させる駆動機構とを備えている温室の換気装置において、リンク機構が換気窓の背部に回転自在に軸支した起倒自在なリンクからなり、駆動機構がモータと、モータに回転自在に連結させたねじ桿と、ねじ桿にスライド自在に挿入されて当該ねじ桿の回転運動が直線運動に変換されるスライダとからなり、上記リンクの端部を上記スライダに回転自在に軸支させたことを特徴とする。
同じく、他の手段は、屋根面、側面又は妻面に設けた窓枠と、窓枠に対向して開閉自在に設けた換気窓と、換気窓の背部に設けたリンク機構と、窓枠の下方に設けられて上記リンク機構を起倒させる駆動機構とを備えている温室の換気装置において、リンク機構が換気窓の背部に回転自在に軸支した起倒自在なリンクからなり、駆動機構がモータと、モータに回転自在に連結させたねじ桿と、ねじ桿にスライド自在に挿入されて当該ねじ桿の回転運動が直線運動に変換されるスライダとからなり、窓枠に網を展張させ、当該網の途中に直接又は網支持フレームを介してガイドスリットを設け、上記リンクを当該ガイドスリット内に移動自在に貫通させながら上記スライダに回転自在に軸支させたことを特徴とする。
この場合、ねじ桿がパイプと、パイプ内にスライド自在に挿入されて当該パイプと連動して回転するロッドと、パイプの端部とロッドの外端との間に介装したスプリングと、パイプの外周に螺旋状溝を形成させながら巻き付けたワイヤとからなり、スライダが筒体と、筒体を抱持する抱持パッカーと、筒体に直径方向に挿入されて上記ワイヤの側面に移動自在に係合するガイドピンとで構成されているのが好ましい。
同じく、ロッドは、外端にソケットを有し、モータの出力軸の端部に形成した角形のインロー部をソケットに形成した角形の孔内に着脱自在挿入させているのが好ましい。
本発明によれば、次の効果がある。
1)各請求項の発明によれば、駆動機構がモータと、モータに回転自在に連結させたねじ桿と、ねじ桿にスライド自在に挿入されて当該ねじ桿の回転運動が直線運動に変換されるスライダとからなるだけであるから、部品手数が少なく、構造が簡単であり、加工性,組付性に優れ、部品が嵩張らず、搬送,格納が便利である。
2)同じく、リンクが起倒自在であり、駆動機構は窓枠の下方に近接して配置可能であるので、換気窓と駆動機構との間の距離を短くできるので、組付けた時換気装置全体の厚みを薄くでき、スペース的に有利で、屋根の低い温室にも簡単に設置でき、外観もスマートになる、
3)請求項2の発明によれば、換気窓と駆動機構とを連結するリンク機構の基端部がガイドスリット内を移動するようにしたから、リンク機構が防虫用の網と干渉するのが防止される。従って防虫用の網を直接窓枠に展張でき、従来のようにリンク機構や駆動機構を抱き込むようにして網を展張する必要が無く、外観がスマートとなり、駆動機構の作動中に網が破損するのを防止できる。
4)請求項3の発明によれば、パイプにワイヤを巻き付けているので、ねじ桿のねじ溝の形成が容易であり、加工性が向上し、経済性にすぐれている。又スライダに設けたガイドピンがワイヤと係止し、ワイヤの送り出しでガイドピンを介してスライダをパイプに沿って移動できるのでスライダの移動がスムースに行なえる。
5)請求項4の発明によれば、ねじ桿のロッドがソケット17を介してモータと着脱できるので、モータの故障時にはロッドを抜き出すことがで、これにより手動で駆動機構を操作して換気窓を開閉することができる。
以下、本発明の実施の形態を図にもとづいて説明する。
本発明の温室の換気装置Aは、図2に示すように、温室たるビニールハウスBの屋根面,側面又は妻面の一ケ所又は複数ケ所に設けられ、換気装置Aを開閉することにより外気と温室内の空気とを換気して植物の育成に適する室温に設定している。
換気装置Aは、開口部Cを開閉する換気窓2を備え、図示のように換気窓2を押し上げた時開口部Cが開き、この開口部Cを通じて換気する。
開口部Cには図1の実施の形態に示すように防虫用の網5が展張され、外部の害虫が温室内に侵入するのを防止するようにしてもよく、図8の実施の形態に示すように防虫用の網を設けなくても良い。
以下更に詳しく説明する。
防虫用の網5を設けた換気装置Aが図1に示されているが、これは、温室の屋根面,側面又は妻面に設けた窓枠1と、窓枠1に対向して開閉自在に設けた換気窓2と、換気窓2の背部に設けたリンク機構3と、窓枠1の背部に設けられて上記リンク機構3を起倒させる駆動機構4とを備えている。
更に、窓枠1に防虫用の網5を展張させ、当該網5の途中にガイドスリット6を設け、上記リンク機構3の基端部を当該ガイドスリット6内に移動自在に貫通させている。
即ち、窓枠1の中央に短手方向に沿って左右一対の蟻溝7,8を備えた網支持フレーム9を架設し、当該網支持フレーム9の中央に長手方向に沿うガイドスリット6を形成している。
図1,図3に示すように蟻溝フレーム7,8には係止線条20を介して網5の端部が定着されており、換気窓2は、矩形の枠体2aと枠体2aに展張した透明なシートSとから構成されている。
窓枠1は、図1に示すように蟻溝フレームa,b,c,dに係止線条20を介して網5が定着されており、窓枠1の外周は、シート定着用の蟻溝フレーム21で保持され、フレーム21の中央には図6に示すように取付フレーム22、22aが垂設されている。
リンク機構3は、換気窓2の背部に支持フレーム19を介して回転自在に軸支した二又状の二本の起倒自在なリンク10,11と、リンク10,11の基端に結合したブラケット12とから構成されている。
支持フレーム19にはブラケットQを設け、このブラケットQにピンPを介してリンク10,11が軸支されている。
駆動機構4は、窓枠1の下方に配置され、これは減速機構を備えたモータ13と、モータ13に回転自在に連結させたねじ桿14と、ねじ桿14にスライド自在に挿入されて当該ねじ桿の回転運動が直線運動に変換されるスライダ15とからなり、上記ブラケット12をスライダ15に回転自在に軸支させている。
モータ13は、フレーム21に固定され、ねじ桿14の両端は取付フレーム22、22aに支持させている(図1,図6)。
上記のように、網支持フレーム9の中央にガイドスリット6が形成されており、リンク機構3におけるブラケット12がガイドスリット6内に移動自在に挿入されている。
図3,図6に示すように、当該ブラケット12には正面側端部に側面L字状の係止面12aを形成し、ブラケット12がガイドスリット6の終端6aに当接した時当該終端6aを支点にして係止面12aを介してブラケット12が矢印X方向に回転するようにしている。
ねじ桿14は、図3,図4および図5に示すように、パイプ14aと、パイプ14a内にスライド自在に挿入されて当該パイプ14aと連動して回転するロッド27と、パイプ14aの端部とロッド27の外端との間に介装したスプリング28と、パイプ14aの外周に螺旋状溝14cを形成させながら巻き付けたワイヤ14bとからなっている。
スライダ15は、筒体15aと、筒体15aを抱持する抱持パッカー15bと、筒体15aに直径方向に挿入されて上記ワイヤ14bの側面に移動自在に係合するガイドピン16とで構成されている。
図3,図4に示すように、抱持パッカー15bには支持板23とボルト24とを介してリンク機構3のブラケット12が固定されている。
ロッド27は、外端にソケット17を有し、モータ13の出力軸の端部に形成した角形のインロー部18をソケット17に形成した角形の孔17a内に着脱自在挿入させている。
パイプ14aの他端側(図4中左側)にはロッド27の先端27aが突出しており、この先端27aの外端にはボルト31を介してアイ32が取付けられており、このアイ32は、パイプ14aの端部の溝14dに抜き差し自在に嵌合している。
アイ32には地上から延びる支柱33に設けたフック34が引掛けられるようになっている。
通常、ねじ桿14のロッド27は、ソケット17を介してモータ13の出力軸側に連結されているが、モータ13が故障したような場合には、支柱33とフック34を介してスプリング28に抗してロッド27を下方に引張り、ロッド27の基端をインロー部18の孔17aから抜き取るようにしている。
この場合には支柱33よりアイ32を介してねじ桿14を手動で回転し、手動で換気窓2を開閉する。
ねじ桿14,モータ13等からなる駆動機構4は、窓枠1の開口部に近接した下方位置に設けられており、又、リンク機構3のリンク10,11を出来るだけで偏平に折り畳むことにより駆動機構4と換気窓2との間の距離たる巾を小さくすることにより換気装置全体の厚みを薄くするようにしている。
次に、換気窓2の開閉動作について説明する。
図6,図7に示すように、例えば、モータ13を時計方向に回転するとスライダ15が図において左行(下降)し、反時計方向に回転するとスライダ15が右行(上昇)し、これにより換気窓2が矢印Tに沿って上下動して窓枠1における開口部を開閉する。
即ち、図6の実線位置の全閉状態から、モータ13を介してねじ桿14を時計方向に回転させると、ワイヤ14bが順次スライダ15に設けたガイドピン16を図中右方向に押し込み、これによりスライダ16を直線運動に変換して右行させる。
この為、スライダ15の駆動に伴なってリンク機構3のブラケット12を反時計方向に回転させながら右行させ、且つブラケット12の回転に伴ってリンク10,11が実線位置から点線位置に順次立ち上がり、支持フレーム19,19と共に換気窓2を上方に押し上げ、開口部を開く。
上記の全開の状態から、逆にモータ13を反時計方向に回転してねじ桿14を反時計方向に回転すると、上記と逆にワイヤ14bがガイドピン16を左方向に押し込み、スライダ15を時計方向に回動させながら左行させ、ガイドスリット6の終端まで移動させ、この時換気窓2はリンク機構3の折り畳みに伴なって全開位置まで下降する。
この際、スライダ12の係止面12aがガイドスリット6の終端6aに係合するが、更にこの状態でモータ13を回転してスライダ15を強制的に矢印Yに沿って左方向に押し込むと、ブラケット12がボルト24を支点にして矢印Xに沿って時計方向に回動し、これによりリンク10,11を内側に引き込む。これにより換気窓2の枠体2aを強制的に窓枠1のフレームa,b,c,dに押し付け、両者の間の隙間を無くし、外気の侵入をより効果的に防止する。
上記の作動において、リンク機構3のブラケット12は、ガイドスリット6内をスライドし、防虫用の網5と干渉するのが防止され、しかも、この網5は、換気装置Aのいずれの部材とも接触せず、換気装置Aの作動中において網5が損傷するのが防止される。
次に、防虫網を設けない換気装置の他の実施の形態を図8,図9に基づいて説明する。
この換気装置は、屋根面,側面又は妻面に設けた窓枠1と、窓枠1に対向して開閉自在に設けた換気窓2と、換気窓2の背部に設けたリンク機構3と、窓枠1の下方に設けられて上記リンク機構3を起倒させる駆動機構4とを備えている。
そして、リンク機構3が換気窓2の背部に回転自在に軸支した起倒自在なリンク10,11からなり、駆動機構4がモータ13と、モータ13に回転自在に連結させたねじ桿14と、ねじ桿14にスライド自在に挿入されて当該ねじ桿14の回転運動が直線運動に変換されるスライダ15とからなり、上記リンク10,11の端部を上記スライダ15にピンP2を介して回転自在に軸支させている。
図1の実施の形態と同じく、窓枠1の外周は、シート定着用の蟻溝フレーム21で保持されており、フレーム21の中央には取付フレーム22,22aが垂設され、これらの取付フレーム22,22aねじ桿14が架設されている。
リンク機構3は、換気窓2の背部に支持フレーム19を介して回転自在に軸支した二又状の二本の起倒自在なリンク10,11からなっている。支持フレーム19にはブラケットQを設け、このブラケットQにピンPを介してリンク10,11が軸支されている。
駆動機構4は、窓枠1の下方のガイドケースK内に配置され、これは減速機構を備えたモータ13と、モータ13に回転自在に連結させたねじ桿14と、ねじ桿14にスライド自在に挿入されて当該ねじ桿の回転運動が直線運動に変換されるスライダ15とからなり、上記リンク10,11の下端部をピンP2を介して直接スライダ15に回転自在に軸支させている。
ねじ桿14は、上記したように、パイプ14aと、パイプ14a内にスライド自在に挿入されて当該パイプ14aと連動して回転するロッド27と、パイプ14aの端部とロッド27の外端との間に介装したスプリング28と、パイプ14aの外周に螺旋状溝14cを形成させながら巻き付けたワイヤ14bとからなっている。
同じく、スライダ15は、筒体15aと、筒体15aを抱持する抱持パッカー15bと、筒体15aに直径方向に挿入されて上記ワイヤ14cの側面に移動自在に係合するガイドピン16とで構成されている。
図9に示すように、例えば、モータ13を時計方向に回転するとスライダ15が図において左行(下降)し、反時計方向に回転するとスライダ15が右行(上昇)し、スライダ15の動きに連動してリンク10,11が起倒し、これにより換気窓2が矢印Tに沿って上下動して窓枠1における開口部を開閉する。
その他の構造,作用効果は、上記図1の実施の形態の場合と同じである。
本発明の一実施の形態に係る換気装置の斜視図である。 本発明の換気装置を取付けたビニールハウスの略示斜視図である。 リンク機構とガイドスリットとの取付状態を示す一部切欠き斜視図である。 駆動機構の分解斜視図である。 ロッドとスライダの拡大断面図である。 換気窓の開閉状態を示す拡大縦断側面図である。 図6の一部拡大側面図である。 本発明の他の実施形態に係る換気装置の斜視図である。 図8の一部拡大縦断側面図である。
符号の説明
1 窓枠
2 換気窓
3 リンク機構
4 駆動機構
5 網
6 ガイドスリット
6a 終端
9 網支持フレーム
10,11 リンク
12 ブラケット
12a 係止面
13 モータ
14 ねじ桿
14a パイプ
14b ワイヤ
14c 螺旋状溝
15 スライダ
15a 筒体
16 ガイドピン
17 ソケット
17a 孔
27 ロッド
28 スプリング
A 換気装置

Claims (4)

  1. 屋根面、側面又は妻面に設けた窓枠1と、窓枠1に対向して開閉自在に設けた換気窓2と、換気窓2の背部に設けたリンク機構3と、窓枠1の下方に設けられて上記リンク機構3を起倒させる駆動機構4とを備えている温室の換気装置Aにおいて、リンク機構3が換気窓2の背部に回転自在に軸支した起倒自在なリンク10,11からなり、駆動機構4がモータ13と、モータ13に回転自在に連結させたねじ桿14と、ねじ桿14にスライド自在に挿入されて当該ねじ桿の回転運動が直線運動に変換されるスライダ15とからなり、上記リンク10,11の端部を上記スライダ15に回転自在に軸支させたことを特徴とする温室の換気装置。
  2. 屋根面、側面又は妻面に設けた窓枠1と、窓枠1に対向して開閉自在に設けた換気窓2と、換気窓2の背部に設けたリンク機構3と、窓枠1の下方に設けられて上記リンク機構3を起倒させる駆動機構4とを備えている温室の換気装置Aにおいて、リンク機構3が換気窓2の背部に回転自在に軸支した起倒自在なリンク10,11からなり、駆動機構4がモータ13と、モータ13に回転自在に連結させたねじ桿14と、ねじ桿14にスライド自在に挿入されて当該ねじ桿の回転運動が直線運動に変換されるスライダ15とからなり、窓枠1に網5を展張させ、当該網5の途中に直接又は網支持フレーム9を介してガイドスリット6を設け、上記リンク10,11を当該ガイドスリット6内に移動自在に貫通させながら上記スライダ15に回転自在に軸支させたことを特徴とする温室の換気装置。
  3. ねじ桿14がパイプ14aと、パイプ14a内にスライド自在に挿入されて当該パイプ14aと連動して回転するロッド27と、パイプ14aの端部とロッド27の外端との間に介装したスプリング28と、パイプ14aの外周に螺旋状溝14cを形成させながら巻き付けたワイヤ14bとからなり、スライダ15が筒体15aと、筒体15aを抱持する抱持パッカー15bと、筒体15aに直径方向に挿入されて上記ワイヤ14cの側面に移動自在に係合するガイドピン16とで構成されている請求項1又は2の温室の換気装置。
  4. ロッド27は外端にソケット17を有し、モータ13の出力軸の端部に形成した角形のインロー部18をソケット17に形成した角形の孔17a内に着脱自在挿入させている請求項3の温室の換気装置。
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