JP2008247594A - 箸の向き揃え方法並びに揃え装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗浄後に無秩序に供給されて来た多数の箸を一定の向きに容易にかつ確実に揃えることができる方法並びに装置を実現する。
【解決手段】箸を水平状態で中間受け手段の上に落下又は降下させ、該箸の2等分位置が該中間受け手段の上に載った際に、バランスを崩して、各箸が必ず太い頭側から先に落下することを利用して、箸の向きを揃える方法である。このように、箸を水平状態で中間受け手段の上に落下又は降下させると、各箸は、その2等分位置が該中間受け手段の上に載ることになる。この際に、各箸はバランスを崩して、太い頭側から先に落下するため、以降はそのままスロープなどで排出すれば、各箸の太い頭と細い先端側との向きが揃うことになる。
【選択図】図5

Description

本発明は、多数同時に洗浄した後の箸の向きを一定に揃える方法と装置に関する。
特開平7−206146号では、箸等の棒状物を自動的に整列させる装置として、外箱の投入口の下方領域と収容容器の上方領域との間に、搬送ベルトが収容容器側に向けて下降傾斜するように設けられ、収容容器の上方には、箸の移動を遮り且つ搬送ベルトとの間に空隙を有するように整列板が設けられている構造が提案されている。この整列板の当接面は、搬送ベルトの移動方向に対して水平方向に所定の角度だけ傾斜すると共に、上方側が開くように上開き角度だけ傾斜している。整列板に当接した箸の先端部は、その傾斜に沿って整列板の当接面上を滑り、箸全体がローラの軸方向に沿う方向に向けて旋回し、空隙を通って落下する。
特開平7−206146号
しかしながら、特許文献1のような構造では、箸などの棒状物を乱雑な状態からすべて平行方向に整列できるというだけであって、箸先や太い頭部の向きを一定に揃えることは不可能である。学校給食や老人ホーム、介護施設、ホテル、食堂などで食事を提供する際は箸も用意する必要があるが、このとき一膳分の箸の向きも一定に揃えた状態で提供する必要がある。本発明の技術的課題は、このような問題に着目し、洗浄後に無秩序に供給されて来た多数の箸を一定の向きに容易にかつ確実に揃えることができる方法並びに装置を実現することにある。
本発明の技術的課題は次のような手段によって解決される。請求項1は、箸を水平状態で中間受け手段の上に落下又は降下させ、該箸の2等分位置が該中間受け手段の上に載った際に、バランスを崩して、各箸が必ず太い頭側から先に落下することを利用して、箸の向きを揃えることを特徴とする箸の向き揃え方法である。このように、箸を水平状態で中間受け手段の上に落下又は降下させると、各箸は、その2等分位置が該中間受け手段の上に載ることになる。この際に、各箸はバランスを崩して、太い頭側から先に落下するため、以降はそのままスロープなどで排出すれば、各箸の太い頭と細い先端側との向きが揃うことになる。
請求項2は、前記の中間受け手段の下側にスロープを設けて、落下して来た各箸の頭側がスロープに衝突し、続いて頭側を下にしてスロープ上を滑降するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の箸の向き揃え方法である。このように、前記の中間受け手段の下側にスロープを設けて、落下して来た各箸の頭側をスロープに衝突させれば、以降は頭側を下にしてスロープ上を滑降するため、自動的に各箸の太い頭側と細い先端側との向きが揃うことになる。
請求項3は、箸の中間部を受ける中間受け手段より上側に、箸を水平状態で落下又は降下させる箸供給手段を設け、前記の中間受け手段の下側にスロープを設けてなることを特徴とする箸の向き揃え装置である。このように、箸の中間部すなわち2等分位置を受ける中間受け手段より上側に、箸を水平状態で落下又は降下させる箸供給手段を設けてあるため、供給されて来た箸は常に水平状態で中間受け手段の上に落下又は降下することになる。その結果、バランスを崩し、中間受け手段を支点にして、太い頭側から先に落下して、以降は中間受け手段の下側のスロープ上を、太い頭側を下に向けて滑降し、箸の向きが揃えられる。
請求項4は、前記の箸供給手段は、水平方向の凹凸を上下方向に所定の間隔で交互に形成してなる送り坂からなり、該送り坂の最下段の凸部とその上側のストッパーとの間は、箸が通過できない小隙間となり、前記凸部の次の最下位の凹部とストッパーとの隙間は、箸が通過可能な大隙間となるように、送り坂が傾斜の上下方向に往復移動する構造であることを特徴とする請求項3に記載の箸の方向揃え装置である。このように、前記の箸供給手段は、水平方向の凹凸を上下方向に所定の間隔で交互に形成してなる送り坂からなり、しかも送り坂が傾斜の上下方向に往復移動する構造である。したがって、該送り坂の最下段の凸部とその次の最下位の凹部とが、上側のストッパーの下で、送り坂の傾斜の上下方向に往復移動する際に、凹部がストッパーの下側を通過する際に、該凹部中の箸が通過して、中間受け手段の上に押し落として供給されるため、常に1本ずつ確実に中間受け手段の上に供給されることになる。しかも、送り坂上の箸は、水平方向の凸部によって確実に押し下げられて、坂下側に補充される。
請求項5は、前記の送り坂の上側に設けたホッパーにおいて、前記凹凸の水平方向の寸法は、各箸の全長より多少長く、送り坂の傾斜方向の寸法は、各箸の全長より短いことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の箸の向き揃え装置である。このように、前記の送り坂の上側に設けたホッパーにおいて、前記凹凸の水平方向の寸法は、各箸の全長より多少長く、送り坂の傾斜方向の寸法は、各箸の全長より短いため、ホッパー中に箸を投入する際は、常に凹凸の水平方向に投入されることになるので、最終的に、凹凸によって各箸を水平状態に保持した状態で、1本ずつ中間受け手段の上に間欠的に供給することが可能となる。
請求項6は、前記の中間受け手段の下側のスロープは、該中間受け手段と排出口側との間に上下2段有り、それぞれ排出側が下り勾配となっていること、
上段のスロープは、前記中間受け手段と排出口の間のみに存在し、
下段のスロープは中間受け手段の両側に渡って存在していて、中間受け手段の排出口と反対側に落下した箸を受けて、反転させる構造であることを特徴とする請求項3、請求項4または請求項5に記載の箸の向き揃え装置である。
このように、前記の中間受け手段の下側のスロープは、該中間受け手段と排出口側との間に上下2段有り、それぞれ排出側が下り勾配となっている。そして、前記中間受け手段から排出口側に落下した箸は、そのまま上段のスロープ上に落下し、そのままスロープ上を滑降して、排出口から排出される。これに対し、中間受け手段上から排出口と反対側に落下した箸は、下段のスロープ上に落下し、しかも1回転して反転するため、その後は、下段のスロープ上を滑降して、排出口から排出される。
請求項7は、中間受け手段より下側に、左右両方向に下り勾配のスロープを設け、それぞれのスロープを頭部から滑降して来た箸を受ける箸受け箱を、左右両側に配設した構造であることを特徴とする請求項3から請求項6までのいずれかの項に記載の箸の向き揃え装置である。このように、中間受け手段より下側に、左右両方向に下り勾配のスロープを設けてあるため、中間受け手段の左右に頭部から落下した箸は、左右それぞれのスロープを頭部から滑降して排出され、左右両側にそれぞれ配設されている箸受け箱に収納される。したがって、左右両側に箸受け箱を設ける必要はあるが、スロープを上下2段にしたり、反転させたりする必要性が無くなる。
請求項8は、前記の排出口の外側に、着脱式に装着される箸受け箱は、前記のスロープと同じ方向に傾斜していることを特徴とする請求項3から請求項7までのいずれかの項に記載の箸の向き揃え装置である。このように、前記の排出口の外側に、着脱式に装着される箸受け箱は、前記のスロープと同じ方向に傾斜しているため、前記の上下段のスロープを頭部から滑降して来た箸は、そのまま箸受け箱の中にスムーズに落下し収納される。箸受け箱が一杯になったら、箸受け箱を取り出して、別の空の箸受け箱と交換する。
請求項1のように、箸を水平状態で中間受け手段の上に落下又は降下させると、各箸は、その2等分位置が該中間受け手段の上に載ることになる。この際に、各箸はバランスを崩して、太い頭側から先に落下するため、以降はそのままスロープなどで排出すれば、各箸の太い頭と細い先端側との向きが揃うことになる。
請求項2のように、前記の中間受け手段の下側にスロープを設けて、落下して来た各箸の頭側をスロープに衝突させれば、以降は頭側を下にしてスロープ上を滑降するため、自動的に各箸の太い頭側と細い先端側との向きが揃うことになる。
請求項3のように、箸の中間部すなわち2等分位置を受ける中間受け手段より上側に、箸を水平状態で落下又は降下させる箸供給手段を設けてあるため、供給されて来た箸は常に水平状態で中間受け手段の上に落下又は降下することになる。その結果、バランスを崩し、中間受け手段を支点にして、太い頭側から先に落下して、以降は中間受け手段の下側のスロープ上を、太い頭側を下に向けて滑降し、箸の向きが揃えられる。
請求項4のように、前記の箸供給手段は、水平方向の凹凸を上下方向に所定の間隔で交互に形成してなる送り坂からなり、しかも送り坂が傾斜の上下方向に往復移動する構造である。したがって、該送り坂の最下段の凸部とその次の最下位の凹部とが、上側のストッパーの下で、送り坂の傾斜の上下方向に往復移動する際に、凹部がストッパーの下側を通過する際に、該凹部中の箸が通過して、中間受け手段の上に押し落として供給されるため、常に1本ずつ確実に中間受け手段の上に供給されることになる。しかも、送り坂上の箸は、水平方向の凸部によって確実に押し下げられて、坂下側に補充される。
請求項5のように、前記の送り坂の上側に設けたホッパーにおいて、前記凹凸の水平方向の寸法は、各箸の全長より多少長く、送り坂の傾斜方向の寸法は、各箸の全長より短いため、ホッパー中に箸を投入する際は、常に凹凸の水平方向に投入されることになるので、最終的に、凹凸によって各箸を水平状態に保持した状態で、1本ずつ中間受け手段の上に間欠的に供給することが可能となる。
請求項6のように、前記の中間受け手段の下側のスロープは、該中間受け手段と排出口側との間に上下2段有り、それぞれ排出側が下り勾配となっている。そして、前記中間受け手段から排出口側に落下した箸は、そのまま上段のスロープ上に落下し、そのままスロープ上を滑降して、排出口から排出される。これに対し、中間受け手段上から排出口と反対側に落下した箸は、下段のスロープ上に落下し、しかも1回転して反転するため、その後は、下段のスロープ上を滑降して、排出口から排出される。
請求項7のように、中間受け手段より下側に、左右両方向に下り勾配のスロープを設けてあるため、中間受け手段の左右に頭部から落下した箸は、左右それぞれのスロープを頭部から滑降して排出され、左右両側にそれぞれ配設されている箸受け箱に収納される。したがって、左右両側に箸受け箱を設ける必要はあるが、スロープを上下2段にしたり、反転させたりする必要性が無くなる。
請求項8のように、前記の排出口の外側に、着脱式に装着される箸受け箱は、前記のスロープと同じ方向に傾斜しているため、前記の上下段のスロープを頭部から滑降して来た箸は、そのまま箸受け箱の中にスムーズに落下し収納される。箸受け箱が一杯になったら、箸受け箱を取り出して、別の空の箸受け箱と交換する。
次に本発明による箸の向き揃え方法並びに揃え装置が実際上どのように具体化されるか実施形態を説明する。図1は箸の向き揃え装置の正面図、図2は平面図、図3は左側面図であり、いずれも要部は断面図で表現されている。図1のように、ホッパー1中から1本ずつ供給されて来た箸Sは、まず最初に中間受け支点2の上に水平状態で落下又は降下する。三角柱を水平に渡してなる中間受け支点2は、到来する各箸Sの中間すなわち2等分位置に、しかも直交方向に設けてあるため、中間受け支点2上に到来した後は、各箸Sの向きのいかんに係わらず常に、バランスを崩して、中間受け支点2に対し、重い頭側を下にして落下し始める。
そのため、実線で示すように重い頭が右側の箸は、中間受け支点2の右側に落下し、下側のスロープ3上に頭から落下し、そのままスロープ3上を頭部から滑降し、受け箱4中に排出され、溜まる。逆に、重い頭が左側の箸は、鎖線で示すように、中間受け支点2の左側に落下し、凹円弧状の反転壁13を重い頭が滑降することで、向きを反転してから、スロープ3上を頭部から滑降し、受け箱4中に排出される。
図2のように、水平に渡した中間受け支点2と各箸Sとが常に交差するように、ホッパー1の箸S方向の寸法Lを、箸Sの全長より多少長めに設定してある。また、ホッパー1の中間受け支点2方向の寸法Xは、箸Sの全長より短く設定してあるので、各箸Sは、X方向に投入することは不可能で、必ずL方向にしか投入できない。その結果、各箸Sは常に、水平状態の中間受け支点2と交差する方向に投入され、引き続いて中間受け支点2の上に、水平状態で交差するように供給される。
図3に示すように、ホッパー1の底位置に、箸供給手段を配設してある。図4のように、この箸供給手段は傾斜板7になっており、水平方向の凹溝5と凸畝6を、坂の上下方向に交互に複数段設けてある。この送り坂7は、その上に多数の箸が積載された状態で、その傾斜方向に往復移動するように、モータ駆動される。また、送り坂7の最下段付近の上側にストッパー8を設けてあり、送り坂最下段の凸畝6aとその上側のストッパー8との間は、箸Sが通過できない小隙間となり、前記凸畝6aの次の最下位の凹部5aとストッパー8との隙間は、箸Sが通過可能な大隙間なるように、寸法設定してある。しかも、送り坂最下段の凸畝6aが破線のように後退した状態におけるストッパー8との傾斜方向の隙間Gは、箸Sが1本しか入らない寸法である。箸の太さにもよるが、傾斜板7の往復動のストロークが5〜15mmとすると、最下段の凸畝6aが破線のように後退した際に、1本の箸が最下位の凹部5aに入り込む。
このように、前記の送り坂7は、水平方向の凹溝5と凸畝6が傾斜方向に交互に設けてあり、しかも傾斜方向に所定の周期で往復移動するため、送り坂7の最下段の凸畝6aとの次の最下位の凹部5aが、上側のストッパー8の下で、下り方向に前進して、凹部5aがストッパー8の下側を通過する際に、該凹部5a中の箸Sも前進通過する。次いで、落下室9の中間受け支点2の上に、最下段の凸畝6aで押し落とし、中間受け支点2上に供給される。その後、送り坂7は、1ストローク分、坂上方向に後退する。一方、凸畝6aがストッパー8の下側を通過する際は、ストッパー8との間の隙間が小さいために、箸Sは通過不能である。その結果、送り坂7の往復動によって、箸Sは間欠的に1本ずつ、中間受け支点2の上に水平に落下供給される。
このように、箸Sが必ず通過する最下位の凹部5aに通過箸Sのセンサーを設けておけば、通過箸Sの本数をカウントできる。例えば、最下位の凹部5aに窓孔を開けておいて、その片方に発光体を設け、他方に受光手段を設けておけば、通過箸で受光が遮られる回数を計数することで、向き揃えされた箸の本数が計数表示できる。なお、センサーは、発光/受光方式以外でも適用可能である。
図4の実施形態では、凸畝6と凹溝5を交互に配置することで、階段状又は三角波状に形成されている。しかも、各凸畝6の上面は、前下がりに多少勾配が付いている。そのため、送り坂7の坂上側の箸は、送り坂7の前後動作によって、次第に坂下側に滑り落ち、最終的に、最下段の凸畝6a上に達し、次いで次の最下位の凹部5a中に移動する。したがって、送り坂7上に残っているすべての箸Sを落下室9に送り出して向きを揃えることができる。また、下り勾配だけでは円滑に箸Sが滑降しない場合でも、各凸畝6によって、前進時に箸Sを坂下方向に強制的に押し下げるため、落下室への箸Sの供給は確実となる。
落下室9の幅Wは、箸Sの全長より充分に短いので、落下室9中で箸Sの向きが逆転することはあり得ない。しかも、落下室9のスロープ3底部をV溝状に形成してあるので、落下して来た箸はV溝の中央に滑り落ち、そのままスロープを排出口側に滑降して行き、箸受け箱中に円滑かつ確実に収納される。
図5は、図1における向き揃え動作を詳述する図3A−A断面図で、スロープ3の上側にも同じ方向のスロープ10を設けてある。図1のスロープ3は、中間受け支点2の下側において、中間受け支点2の左右両側から落下した箸を受けるように、落下室9の左端から右端まで右下がりに設けてあるのに対し、図5の上段スロープ10は、中間受け支点2の右側から落下した箸だけを受けるように、中間受け支点2の右側だけに設けてある。
したがって、中間受け支点2の上に水平状態で落下した箸のうち、太い頭部が右側に向いた箸だけは、(1) →(2) の順に中間受け支点2の右側から落下し、引き続いて(3) のように上段のスロープ10上に落下して頭部から滑降し、上側の排出口11から排出される。これに対し、aのように太い頭が左側に向いた箸は、a→bの順に中間受け支点2の左側から落下し、cのように下段のスロープ3上に落下して滑降し、かつ反転して、dのように下側の排出口12から排出される。図1の箸受け箱4は、下側の排出口12より下側に配置してあるため、下側の排出口12から排出された箸も、上側の排出口11から排出された箸も、1個の共通の箸受け箱4中に排出される。なお、鎖線13で示すように、下段のスロープ3の坂上側と鉛直の壁面14との間を凹曲面にすると、排出口と反対側に落下した箸bの反転と続く滑降がより確実になる。
図6は排出スロープの別の実施形態を示す正面断面図であり、図5の上段スロープ10とは逆向きのスロープ15を中間受け支点2の左側に設けてある。そのため、中間受け支点2の左側にa→b→cの順に落下して来た箸は、左下がり勾配のスロープ15上に頭部から落下し、かつそのまま同スロープ15上を頭部から滑降して、左側に排出される。したがって、排出されて来た箸は、左側に設けた箸受け箱で受けて収納することになる。なお、鎖線のように、左右のスロープ10と15が逆V字状に連続した形状でもよいが、頂端の逆V字部に箸が落下することはあり得ないので、鎖線の逆V字部は必ずしも必要ない。したがって、左右のスロープ10と15をハの字状に配置した構造も可能である。
図7は、送り坂7の別の実施形態で、この送り坂7は凹凸無しの傾斜板であり、その坂下側の先端だけに、図4の最下段の凸畝6aと、その次の最下位の凹部5aだけが形成されている。この場合も、送り坂7が鎖線のように後退した状態における凸畝6a’とストッパー8との間の間隔Gは、1本の箸S’分だけの寸法であるため、常に1本の箸S’しか凹部5a’中に供給されない。その結果、図4と同様に、常に1本ずつ水平状態の箸が中間受け支点2上に供給されることになる。
以上のように、箸を水平状態で中間受け手段の上に落下又は降下させ、該箸の2等分位置が該中間受け手段の上に載った際にバランスを崩して、各箸が必ず太い頭側から先に落下することを利用して、箸の向きを揃えるため、箸の太い頭側同士或いは細い先端側同士を揃えることができ、洗浄後に無秩序に供給されて来た多数の箸を一定の向きに容易にかつ確実に揃えることが可能となる。
本発明による箸の向き揃え装置の正面断面図である。 図1に示す箸の向き揃え装置の平面図である。 図1に示す箸の向き揃え装置の左側面断面図である。 図3の送り坂部による供給動作を詳述する拡大断面図である。 図3のA−A拡大断面図である。 排出スロープの別の実施形態を示す図3A−A断面図である。 送り坂の別の実施形態を示す断面図である。
符号の説明
1 ホッパー
S 箸
2 中間受け支点
3 スロープ
4 箸受け箱
5 凹溝
6 凸畝
7 送り坂
8 上側ストッパー
9 落下室
10 上段スロープ
11 上段の排出口
12 下段の排出口
13 反転用凹曲面
15 反対側スロープ

Claims (8)

  1. 箸を水平状態で中間受け手段の上に落下又は降下させ、該箸の2等分位置が該中間受け手段の上に載った際に、バランスを崩して、各箸が必ず太い頭側から先に落下することを利用して、箸の向きを揃えることを特徴とする箸の向き揃え方法。
  2. 前記の中間受け手段の下側にスロープを設けて、落下して来た各箸の頭側がスロープに衝突し、続いて頭側を下にしてスロープ上を滑降するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の箸の向き揃え方法。
  3. 箸の中間部を受ける中間受け手段より上側に、箸を水平状態で落下又は降下させる箸供給手段を設け、前記の中間受け手段の下側にスロープを設けてなることを特徴とする箸の向き揃え装置。
  4. 前記の箸供給手段は、水平方向の凹凸を上下方向に所定の間隔で交互に形成してなる送り坂からなり、該送り坂の最下段の凸部とその上側のストッパーとの間は、箸が通過できない小隙間となり、前記凸部の次の最下位の凹部とストッパーとの隙間は、箸が通過可能な大隙間となるように、送り坂が傾斜の上下方向に往復移動する構造であることを特徴とする請求項3に記載の箸の向き揃え装置。
  5. 前記送り坂の上側に設けたホッパーにおいて、前記凹凸の水平方向の寸法は、各箸の全長より多少長く、送り坂の傾斜方向の寸法は、各箸の全長より短いことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の箸の向き揃え装置。
  6. 前記の中間受け手段の下側のスロープは、該中間受け手段と排出口側との間に上下2段有り、それぞれ排出側が下り勾配となっていること、
    上段のスロープは、前記中間受け手段と排出口の間のみに存在し、
    下段のスロープは中間受け手段の両側に渡って存在していて、中間受け手段の排出口と反対側に落下した箸を受けて、反転させる構造であることを特徴とする請求項3、請求項4または請求項5に記載の箸の向き揃え装置。
  7. 中間受け手段より下側に、左右両方向に下り勾配のスロープを設け、それぞれのスロープを頭部から滑降して来た箸を受ける箸受け箱を、左右両側に配設した構造であることを特徴とする請求項3から請求項6までのいずれかの項に記載の箸の向き揃え装置。
  8. 前記の排出口の外側に、着脱式に装着される箸受け箱は、前記のスロープと同じ方向に傾斜していることを特徴とする請求項3から請求項7までのいずれかの項に記載の箸の向き揃え装置。
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