JP2002326716A - 長尺テーパ状の中空成型物を小出しに供給し整列する方法 - Google Patents

長尺テーパ状の中空成型物を小出しに供給し整列する方法

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JP2002326716A
JP2002326716A JP2001171782A JP2001171782A JP2002326716A JP 2002326716 A JP2002326716 A JP 2002326716A JP 2001171782 A JP2001171782 A JP 2001171782A JP 2001171782 A JP2001171782 A JP 2001171782A JP 2002326716 A JP2002326716 A JP 2002326716A
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bit
opening
container
tapered hollow
long tapered
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Mitsuo Nishino
光夫 西野
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SUTAKKU SYSTEM KK
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SUTAKKU SYSTEM KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】長尺テーパ状の空中成型物を、安定した供給量
で小出しに供給する事ができると共に、小出しにされた
長尺テーパ状の空中成型物を自動整列させる事ができる
ようにする。 【解決手段】多数の長尺テーパ状の中空成型物を箱型容
器に収納し、この容器の一つの垂直面の上部に形成した
開口部から当該成形物を小出しにする方法において、前
記開口部が形成されている垂直面の内側に沿って、容器
の下から前記開口部へ当該成形物を押し出す持上げ板
と、押し出された複数の当該成形物を、時間差を置いて
小出しするために、斜めに前記開口部を形成させる。ま
た、この前記開口部より押し出された当該成型物を一列
に吊持し、自然滑落によりシューターへ整列する方法に
おいて、斜めに形成された前記開口部に添った傾斜角度
で隣接に設置し、当該成型物の口径の大きい部分を上に
して吊持できる幅に、平行に設置した部材で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長尺テーパ状の中
空成形物を、散乱した状態で収納した容器から、自動的
に当該成型物を専用のラックやパッケージに充填する装
置に使用する方法であり、且つ、部品組み立てライン等
に当該成型物を供給し整列するパーツフィーダーとして
使用できる方法である。
【0002】
【従来の技術】本発明者らは特開2000−31352
0号公報等によって「長尺テーパ状の中空成型物のフィ
ーダー装置及び長尺テーパ状の中空成形物を小出しに供
給する方法」を既に提案している。
【0003】図6、図7に示すように、この「長尺テー
パ状の中空成型物を小出しに供給する方法」は、長尺テ
ーパ状の中空成型物の一つであるディスポチップ80を
散乱した状態で収納することができる容器10を用意
し、前記容器10を水平方向に配置し、その水平方向に
配置した時の底部近傍位置にスリット状の段差のある開
口部11を容器の長手方向に添って設け、前記容器の中
心線を水平方向にし且つ回転軸にして回動させることに
よって前記開口部が底部位置になった時に当該成形物の
自重で落下するようにしたことを特徴とする方法であっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの「長
尺テーパ状の中空成型物を小出しに供給する方法」は、
前記容器10に収納されているディスポチップ80の収
納量によって開口部11にかかる重量が変わってくる
為、収納量が多いときは供給量が少なく、収納量が少な
いときは供給量が多いと言った供給量のバラツキが出
た。その結果、ディスポチップ80を安定させて小出し
に供給することが困難であった。この点で上述した特開
2000−313520号公報等で提案した長尺テーパ
状の中空成型物を小出しに供給する方法は今だ改善の余
地がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明による前記長尺テーパ状の中空成型物を小出
しに供給し整列する方法は、当該成型物を散乱した状態
で箱型容器に収納し、この容器の一つの垂直面の上部に
設置した開口部から当該成形物を下から持上げ、また当
該成型物が箱型容器から外部に時間差を付けて小出しに
する方法で解消した。さらに、小出しにされた当該成型
物を前記開口部に沿った傾斜角度で隣接にシューター設
置したことで当該成型物を整列できるようになってい
る。
【0006】つまり、前記開口部が形成されている壁面
の内側に沿って、前記容器の下から前記開口部へ上下動
する、容器内部に設置した当該成形物を上に押し出す持
上げ板を設置し、当該成形物が持上げられて前記容器か
ら外部に押し出す時に、時間差を付けて押し出されるよ
うに斜めに前記開口部を形成した事で解消した。この持
ち上げ板と前記開口部がある垂直面の横方向の切り口面
は、共にシューター側に傾斜とつけてある事で当該成型
物は自重で滑落するようになっている
【0007】また、当該成型物を前記容器から外部に排
出した時これらを整列させる為に、斜めに形成された前
記開口部に添った傾斜角度で隣接に、シューターを備え
たことを特徴とする。このシューターは、長尺テーパ状
の中空成型物の、口径の大きい部分を上にして吊持でき
る幅に平行に設置した部材で構成し、当該成型物を整列
させられることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の上記方法によれば、箱型容器内部に散
乱した状態で収納した長尺テーパ状中空成型物は、前記
容器内部に設置した当該成形物を上に押し出す持上げ板
で、この板厚分に相当する当該成型物の量だけをすくい
上げるように、前記容器の上部に形成した開口部まで持
上げられることができる。
【0009】したがって、この持上げ板の上下動を繰り
返すことで、安定した量の当該成型物を前記容器から外
部に押し出すことができ、当該成型物の小出しに供給す
る量の制御も、この持上げ板を上下に動かす時間当たり
の回数を変化させる事で可能になる。
【0010】さらに前記容器から持上げ板によって、こ
の開口部まで持上げられた複数個の当該成型が、一度に
外部に押し出されないように、この開口部の上端面を斜
めに形成し、持上げ板の上端面と角度差をつけること
で、前記容器から時間差をつけて、安定して外部に当該
成型物を小出しに供給することができる。
【0011】その後当該成型物は、口径の大きい部分を
上にして吊持して、一列に整列する事のできるシュータ
ーへ導入される。このシューターは、斜めに形成された
前記開口部に添った傾斜角度で隣接に設置され、長尺テ
ーパ状の中空成型物の、口径の大きい部分を上にして吊
持できる幅に平行に設置した部材で構成したことによ
り、当該成型物の自重で垂直に吊持し整列することがで
きる。
【0012】また、整列させた当該成型物は、開口部に
添った傾斜角度をシューターに付けた事で、自重で滑落
し目的の位置に供給することができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例について
詳細に説明する。図1、図2、図3、図4はそれぞれ、
本発明の長尺テーパ状の中空成型物を小出しに供給し整
列する方法の概略斜視図、正面図、側面図、動作図を示
す。
【0014】長尺テーパ状の中空成形物の一つであるデ
ィスポチップ80は箱型容器1に散乱した状態で収納さ
れる。この箱型容器1の一つの垂直面である前板2は、
上端面を斜めに形成しディスポチップ80を自由に押し
出すことができる開口部を形成している。この開口部の
傾斜に沿ってシューター6が隣接に設置される。
【0015】箱型容器1の底面部5は、前板2の方向に
向かって下にして斜めに設置され、箱型容器1に収納さ
れたディスポチップ80が自然滑落により前板2の方へ
集まるようになっている。 また、この底面部5に傾斜
を付けた事で、長尺テーパ状の中空成型物が、前板2の
方に自然滑落しながら集まるとき、一方向に揃いやすい
効果を出した。
【0016】持上げ板3は、前板2と底面部5の隙間に
自由に上下動できる様に設置され、モーター7の回転は
クランク8により上下動の動きとして伝達される。 持
上げ板3の厚みは、ディスポチップ80の最大外径に合
わせて充分に押し上げる幅に形成され、持上げ板が上昇
する時ディスポチップ80が折り重なって押し上げるこ
となく、必ず持上げ板3の上端面に沿って一列に複数個
ずつ押し上げることができる。この厚みを前記外径より
も大きくしたり、小さくしたりする事で、一回で持上げ
るディスポチップ80の数量を制御することができる。
さらに、図8に示すように、ディスポチップ80を折り
重なって押し上げることなく必ず持上げ板3の上端面に
沿って一列に複数個押し上げる方法として、前板2をシ
ューター6の方向へ前傾をさせないで、垂直もしくは前
記反対方向へ多少の傾斜角度を付けて設置し、折り重な
った余分のディスポチップ80を自重で排除させる方法
も有効である。持上げ板3の上端面は前板2の方向に向
かって下になるように斜めに形成し、チップ80が持上
げ板の上面部に乗りやすく、また、前板2に到達した
時、シューター6方向に滑落しやすい様になっている。
前板2の上端面もシューター6方向に滑落しやすい様
に、前板2の方向に向かって下になるように斜めに形成
する。
【0017】シューター6の部材の設置する隙間Aは、
ディスポチップ80の図5の示す、テーパ部での大きい
方の口径Bが余裕を持って入り、且つ脱落しない幅にし
てある。 このためテーパの大きい口径の方を上にし
て、吊持する事ができる。
【0018】図4は持上げ板3がディスポチップ80を
前板2へ押し上げるまでの時間経過ごとの動作手順を示
すものである。図4(a)は持上げ板3が最下端にある
状態。図4(b)は持上げ板3が前板2の開口部の傾斜
最下端にまで上昇した時の状態。図4(c)は持上げ板
3が前板2の開口部の傾斜最下端にある状態。
【0019】図4(a)でディスポチップ80が複数個
乗った状態の持上げ板3を、図4(b)の位置まで上昇
させると最初に開口部の傾斜最下端に位置したディスポ
チップ80が箱型容器1より押し出されシューターへ自
然滑落する。さらに持上げ板3を上昇させると逐次開口
部に達したディスポチップ80が自然滑落する。このよ
うに開口部上端面に傾斜を形成したことで時間差をつけ
てディスポチップ80を小出しにする事ができる。
【0020】この後、押し出されたディスポチップ80
は図4(c)のディスポチップ80−1のようにテーパ
を上にして吊持された状態でシューター6へ滑落し、前
板2に形成した開口部に添った傾斜角度をシューター6
に付けた事で、自重で滑落し目的の位置に供給すること
ができる。
【0021】
【本発明の効果】本発明による長尺テーパ状の中空成型
物を小出しに供給し整列する方法は、容器に収納した当
該成型物を下から上端面を斜めにした開口部へ、開口部
の形成されている面に沿って下から上に押し上げる持ち
上げ板により押し上げることで時間差を付けて当該成型
物を小出しに押し出すことができるという効果を奏す
る。また、前記開口部に沿った傾斜角度で隣接にシュー
ターを設置することで、開口部から押し出された当該成
型物を一列に吊持し整列させることができるできるとい
う効果を奏する。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る長尺テーパ状の中空成形物を小出
しに供給し整列する方法の概略斜視図である。
【図2】同長尺テーパ状の中空成形物を小出しに供給し
整列する方法の正面図である。
【図3】同長尺テーパ状の中空成形物を小出しに供給し
整列する方法の側面図である。
【図4】同長尺テーパ状の中空成形物を小出しに供給し
整列する方法の動作図である。
【図5】長尺テーパ状の中空成形物を示す説明図であ
る。
【図6】従来技術の長尺テーパ状の中空成形物のフィー
ダー装置のストッカの開口部を示す説明図である。
【図7】従来技術の長尺テーパ状の中空成形物のフィー
ダー装置のストッカの動作を示す説明図である。
【図8】本発明に係る長尺テーパ状の中空成形物を小出
しに供給し整列する方法の他の実施例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】 1;箱型容器、2;前板、3;持ち上げ板、5;底面
部、6;シューター、7;モーター、8;クランク、1
0;容器、11;開口部、80;長尺テーパ状の中空成
形物(ディスポチップ)、80−1;長尺テーパ状の中
空成形物(ディスポチップ)、80−2;長尺テーパ状
の中空成形物(ディスポチップ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 多数の長尺テーパ状の中空成型物を箱型容器に収納し、
    この容器の一つの垂直面の上部に形成した開口部から当
    該成形物を小出しにする方法において、前記開口部が形
    成されている垂直面の内側に沿って、容器の下から前記
    開口部へ当該成形物を押し出す持上げ板と、押し出され
    た複数の当該成形物を、時間差を置いて小出しするため
    に、斜めに前記開口部を形成したことを特徴とする、長
    尺テーパ状の中空成型物を小出しに供給し整列する方
    法。また、この前記開口部より押し出された当該成型物
    を一列に吊持し、自然滑落によりシューターへ整列する
    方法において、斜めに形成された前記開口部に添った傾
    斜角度で隣接に設置し、当該成型物の口径の大きい部分
    を上にして吊持できる幅に、平行に設置した部材で構成
    したシューターを特徴とする、長尺テーパ状の中空成型
    物を小出しに供給し整列する方法。
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