JPH05506146A - 練り食品の自動分配装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 練り食品の自動分配装置 本発明は特に、練り粉から成り、ショーウィンドーに陳列されるアイスクリーム 、アイスクリームケーキ及びデコレーションケーキのような練り食品の自動分配 装置に関するものである。

現在、アイスクリームは次の２つの基本的な方法で販売されている。即ち、その １つは単一のアイスクリームに相当する包みの中に入れたアイスクリームを成る 個数だけ保存できるよう準備し、アイスクリームを購入する顧客にこのアイスク リームの包みを販売する方法である。他の方法は、小さい容器、又はその他の容 器にアイスクリームを成る量だけ保存できるよう準備し、顧客に与える分に相当 する量のアイスクリームをアイスクリーム屋が大さじでカップ、コーン又はウニ ハスに取り出して販売する方法である。この場合、アイスクリーム１個に相当す る量を一層正確に決定するために、半球状のヘッドがついた特殊な大さじを使用 している。

この最初の方法は、適当な機械によってアイスクリームの単一の包みを自動的に 分配するのに適しているが、工場でアイスクリームを生産し包装する必要がある 。ＷＩＪ２の方法は、いわゆる「手仕事」のアイスクリーム販売に適しているに 過ぎず、多数の部分を有する容器内にアイスクリームを収容した場合には自動化 することはできず、アイスクリーム屋が直接顧客に対応することが必要である。

更に、この第２の方法は、外部からアイスクリームの容器を取り扱う必要がある ため、まず保健衛生上の規則が遵守されない恐れがあり、そのためアイスクリー ムを塵埃と細菌から完全に防護する必要がある。またアイスクリームの容器に熱 か伝播するため、低温を維持するのに多大のエネルギーを消費せざるを得す、し かも最適の保存状態と異なる状態に保持されるため、アイスクリームが劣化する 傾向がある。

多数の部分を有するバックからアイスクリームを送給するのに使用できる自動分 配装置、又は自動化できる分配装置は実際上既知である。このような分配装置は 、アイスクリームを軟化でから分配器の頚部から押し出すという二重の作用を有 する圧縮ガス、又は圧力ボンブを使用する必要があると共に、いわゆる「手仕事 」で取り扱えるアイスクリームとは異なる半流体の性質をアイスクリームが有す ることを必要とする。

本発明の目的は特にショーウィンドーに陳列されるアイスクリーム、アイスクリ ームケーキ及びデコレーションケーキのような練り食品の自動分配装置を得るに ある。

本発明の他の目的は同時に、機械化された、即ち自動的な薄切り装置としても役 立つ製品分配装置を得るにある。

また本発明の目的は異なる寸法の容器と共に使用でき、異なる寸法の容器に適合 することができる分配装置を得るにある。

更に本発明の目的は著しい廃棄部分を生ずることなく、容器内に収容した食品の すべてを取り出すことができる食品自動分配装置を得るにある。

これ等の目的を達成するため本発明装置は練り粉から成り、ショーウィンドーに 陳列されるアイスクリーム、アイスクリームケーキ及びデコレーションケーキの ような練り食品の自動分配装置において、取り出すべき食品を設置する少なくと も１個の皿状台と、この皿状台に対し移動できる支持体と、この支持体に取り付 けた取出しユニットと、食品の希望する部分をえり分け、取り出し、分配するよ うすべて組織された機械的、電気的、又は電子的な手段とを具えることを特徴と する。

次に、添付図面を参照して本発明を一層明らかにする。

第１図は本発明アイスクリーム自動分配装置を側面図で線図的に示し、 第２図は第１図の装置を平面図に示し、第３図は本発明装置の取出しユニットを 拡大して垂直断面図に示し、 第４図は本発明の他の実施例のアイスクリーム自動分配装置を側面図で線図的に 示し、 第５図は第４図の実施例に使用した取出しユニットを拡大して垂直断面図に示し 、 第６図は本発明の第３実施例のアイスクリーム自動分配装置を側面図で線図的に 示し、 第７図は第６図の実施例に使用した取出しユニットを拡大して垂直断面図に示し 、 第８図は第６図の装置に使用する他の実施例の大さじを示す垂直断面図である。

図面から明らかなように、本発明分配装置は下の容器４上に取り付けたほぼ平行 六面体のショーウィンドー２を有する冷凍構造体を具える。この容器４内に冷凍 装置を収容し、アイスクリームを正しく保存するのに適する条件下にショーウィ ンドー２の内側の温度を維持する。

ショーウィンドー２をほぼ３個の帯域に分割する。まず中心帯域であって、これ はアイスクリームの取出しユニット６の作動帯域と称することができる。残りは ２個の側部帯域であって、一方の側部帯域は種々の種類のアイスクリームを収容 する小形容器又は皿状台８のための停止区域であり、他方の側部帯域はコーンｌ Ｏ１又はコツプ、ウニハス又はその他の容器の積重ね体の停止区域と、取出しユ ニット６の洗浄区域と、収容したアイスクリームの分配区域とを形成する。

ショーウィンドー２の２個の上部縦端縁に密接して、取出しユニット６の作動帯 域近くに、２個の軸から成る２個の案内棒１２を設ける。これ等の案内棒１２に は螺旋溝１２を設ける。

これ等２個の案内棒１２のうち一方の案内棒を段歩電動機１６によって回転し、 歯付きベルト、即ちコグベルト１８によってこの一方の案内棒を他方の案内棒に 連結し、両者が確実に同期して回転するようにする。

これ等案内棒１２上にはそれぞれ移動台２０を摺動するよう設け、軸２２によっ て形成した他の案内棒によってこれ等移動台２０を相互に連結する。軸２２に螺 旋溝２４を設け、他の段歩電動機２６によって軸２２を駆動する。この横方向の 案内棒、即ち軸２２を外側管状案内部２８によって包囲する。この外側管状案内 部２８に直線縦溝３０を設け、後に一層詳細に説明するがこの直線縦溝３０を設 けることによって、軸２２に取り付けた横移動台３２の回転を防止しながら、軸 ２２の一端から他端まで横移動台３２が移動できるようにする。

この目的のため、外側管状案内部２８の直線縦溝３０を通って下方に突出する突 出部分３４を横移動台３２に設ける。

分配すべきアイスクリームの取出し薄切り部材を突出部分３４に連結する。垂直 支持体３６を介して横移動台３２によってこの取出し薄切り部材を支持する。こ の垂直支持体３６は抜き差し可能に延長でき、この延長中、制御される。垂直支 持体３６の下端に薄切り器３８を設ける。上部に半球部４２を連結した平行六面 体の方形ベース本体４０をこの薄切り器３８に設ける。半球部４２内に、半球ボ ウル４４を中空ロッド４６によって支持して設ける。この中空ロッド４６は垂直 支持体３６に対し軸線方向に移動可能であり、中空ロッド４６の内側には軸」８ を軸線方向に収容する。上記半球ボウル４４の曲率に従って湾曲したブレード５ ０を軸４８の下端に固着する。

アイスクリームの皿状台８の停止区域の方に向く方形ベース本体４０の側壁５２ にスクレーパを設ける。このスクレーパは薄いシート５４で実質的に形成され、 空気で作動するアクチュエータ５６によって駆動され、ベース本体４０の自由端 縁に沿って水平に移動することができる。その移動はベース本体４０の端縁から スクレーパ５４が外れる休止位置と、ベース本体４０の下部開口を完全に閉じる 作用位置との間である。

ショーウィンドー２の停止区域に複数個の皿状台８を設ける。

この皿状台８は、取出しユニット６から遠方の他の皿状台８に対し上下に重複し ている休止位置から、取出しユニット６に近く他の皿状台の外側の作用位置まで 選択的に移動することかできる。

また選択移動装置を設け、指令により対応するレール５８上に、選択した皿状台 ８を水平に摺動させる。

コーン又はコツプ１０の停止帯域に複数個の管状容器６０を設け、各管状容器６ ０に積み重ねたコーン、コツプ又はウニ／’％スを収容する。これ等の管状容器 ６０を回転支持体６２に取り付け、選択したコーン等の積重ね体を取出しユニッ トに対向して位置させ得るようにする。アーム６６に把持器６４を取り付けて、 積重ね体の最も下のコーン（又はコツプ）１０の取出し位置と、アイスクリーム の必要な一部を受理する位置との間に移動できるようにする。この位置の近くに 、回転箱６８を設け、パックされた製品をジターウィンドー２の外側に移送でき るようにする。この回転箱６８はショーウィンドーの内外を直接連結しないよう 防止し、これによりショーウィンドーの内側に収コーン又はコツプの代わりにウ ニハスを使用する場合には、アーム６６の付近に他のアーム（図示せず）を設け 、このアームにも把持器を設け、同一の積重ね体から他のウエノ１スを取り出し 、把持器６４によって保持した下部のウニハス上に予め設置したアイスクリーム 上にこの取り出したウニハスを軽い圧力で設置する。

回転箱６８を取出しユニット６の作動帯域に設置し、この帯域と異なる帯域に洗 浄ステーションを設ける。この洗浄ステーションは小容器７０からほぼ成り、こ の小容器７０には洗浄液を噴霧するノズル７２と、後に説明するような取出しユ ニットを洗浄した液体のドレン装置とを設ける。種々の部材を作動させるすべて の電動機、モータ及びアクチュエータを別個に駆動し、後に説明するように予め 定めた作動プログラムに従って、その作動を統合するマイクロプロセッサによっ て制陣する。

本発明分配装置の作動を一層よく理解するためには、簡明のため休止状態から説 明するのか好適である。この休止状態ではアイスクリームの長方形の層をそれぞ れ有するすへての皿状台８をショーウィンドー２の停止区域に堆積する。取出し ユニット６は下にある洗浄区域に対応した予め定めた上昇した待機位置にあり、 半球ボウル４４は半球部４２に付着したままであり、スクレーバ５４は休止位置 にある。把持器６４のアーム６６は把持器６４を取出しステーションに維持し、 その爪の間に空のコーンを把持している。

この時、顧客がアイスクリームを希望すると、顧客はこれに相当する金額を伝統 的な集金計数装置に投入し、希望するアイスクリームに対応する必要な情報を適 当なキーボードから与える。

これ等の指示によって自動取出しサイクルが開始され、まず選択したアイスクリ ームを有する皿状台８を、取出しユニット６に向は移動させる。皿状台８がその 移動の終端に達すると、その皿状台８はアイスクリームの一部を取り出す指令を 、取出しユニットに与える。この目的のためここで選択した種類のアイスクリー ムの最終的な取出しに相当するデータを記憶したこの装置の記憶装置から、取出 しユニット６に命令して、最初の位置から１ステツプ移動させ、アイスクリーム の隣接する部分を取り出させる。最初に段歩電動機１６を付勢し、溝付きの水平 な２個の案内棒１２を回転し、移動台２ｏを前進させ、取り出すべき部分を含む アイスクリームの横帯域に薄切り器３８が位置するようにする。次に段歩電動機 １６を減勢し、段歩電動機２６を付勢し、アイスクリームの上記横帯域に沿って 横移動台３２を前進させ、取り出すべきアイスクリームの部分の上方に取出しユ ニット６を位置させる。最後に、抜き差しできる垂直支持体３６を伸長するよう 命令し、薄切り器を下降させて、その端縁をアイスクリーム内に完全に貫入し、 アイスクリームの希望する部分を分離する。

この時、アクチュエータ５６を駆動し、スクレーバ５４を作動させて薄切り器３ ８の下端を閉じる。次に中空ロッド４６を軸線方向に動かし、半球ボウル４４を 下降させて既に薄切り器３８内に収容されているアイスクリームを半球ボウル４ ４とスクレーバ５４との間に押圧し、アイスクリームを伝統的な半球状にする。

この操作位相の終わりに、抜き差してきる支持体３６を後退させ、段歩電動機１ ６．２６に指令を与え、移動台２０と横移動台３２とを駆動し、薄切り器３８を 分配ステーションに向は動かし、ここで支持体３６に延長の指令を発し、分配ス テーションの待機位置に既に把持器６４によってもたらされているコーン１０の 上方に薄切り器３８を下降させる。

薄切り器３８か分配ステーションに到達した時、アクチュエータ５６を駆動し、 スクレーバ５４を薄切り器の底を開放する状態にする。従って湾曲ブレード５０ を回転させる指令によりアイスクリームを半球ボウル４４から分離してコーン１ ０上に落下させる。

この分配操作位相か終了した時、適当な指令を薄切り器３８のアクチュエータに 与え、薄切り器３８を洗浄ステーションに移送し、一方把持器６４に指令を与え 、コーン１０を回転箱６８に移送する。次に回転箱６８を１８０度回転して、シ ョーウィンドーの外に立っている顧客がバックされたアイスクリームを取ること かできるようにする。

そのうちに、次の分配のための準備として液体のジエツトによって薄切り器３８ を洗浄する。次の分配は顧客の新しい要求によりスタートする。

図示の実施例の他に、種々の実施例か考えられる。例えば、停止区域を待機位置 から取出し位置に平行移動できる上下に重ねた皿状台によって形成してもよい。

しかし、皿状台を共通垂直軸の周りに端縁付近で回転できるようにし、垂直軸に 各皿状台を連結している適切な選択手段を設け、この選択手段に連結された皿状 台によって停止区域を形成してもよい。また、種々の種類のアイスクリームを有 する数個の皿状台又は容器を配置した単一平面によって、この停止区域を構成し てもよい。この場合、取出しユニットの作動区域とアイスクリームの停止区域と の間は水平線によらず垂直線により分割される。

アイスクリームを収容するのに成る深さを有する容器を使用する場合には、容器 の壁、もつと正確に言うとアイスクリームの一部の取出しを開始する壁は、この 場合カッタを形成しているスクレーバ５４がアイスクリームの一部を残りの部分 から分離しにくい。また、次の取出し操作で薄切り器３８に適切な指令を与える ためには、取り出したアイスクリームの部分の垂直位置をマイクロプロセッサが 記憶する必要かある。

取出しユニットに関連して、単一の種類のものを図示したか、要求に応じて、異 なる容量を有する複数個の取出し部材によって複式取出しユニットを構成しても よく、また顧客の特定の要求に応じて複数個の取出し部材の容量を選択してもよ い。

また上述の実施例では、希望するアイスクリームに相当する金額を集金装置に導 入する際、マイクロプロセッサによって制御される完全自動作動が行えるように した。また、キーボードを設けて、自動ではなく手動ではあるがアイスクリーム 屋が順次、同一の指令を与えることもてきる。

第４及び５図に示す実施例では、形状も、作動も、移動も最初の実施例の取出し ユニット６と同一の取出しユニットをショーウィンドー２に収容する。しかし、 図面では取出しユニットの上部を半球状でなく平坦に示しており、これは最初の 実施例についても同様であるが異なる形状にすることを明らかにするためである 。

この実施例によれば、ショーウィンドー２の内側に１対の連続垂直コンベヤを収 容する。各連続垂直コンベヤはスプロケット７６．７６′によって案内される１ 対のチェーン７４と、アイスクリームを収容する皿状台又は容器を支持する複数 個の懸垂棚７８とを具える。各チェーン７４のうちの少なくとも一方のスプロケ ット７６′を段歩電動機（図示せず）によって回転する。

２個の連続垂直コンベヤはスクリーン８０によって分離されており、このスクリ ーン８０はショーウィンドー２の全高さにわたって延在していないが、天井から 下方の成る高さで終わっており、これにより抜き差してきる支持体３６が少なく ともその後退位置にある時、取出しユニット６の移動を妨害しないようにする。

スクリーン８０に壁８２を連結し、アクチュエータ（図示せず）の作用により壁 ８０を垂直に移動できるようにし、２個のコンベヤをそれぞれ収容する２個の区 域を完全に閉じられるようにし、温度、対流等の気候的条件が異なる状態にこれ 等の区域を維持する。

取出しユニット６の移動によって壁８２を動かすのを同一のマイクロプロセッサ によって制御する。

また、この場合、取出しユニット６の移動の末端位置の近くてあって、同時に取 出しユニットの洗浄区域及び容器に入れられたアイスクリームの分配区域の近く に、コーン１０のための停止区域を設ける。このような配置は最初の実施例にお いても同様な技術的な解決策として採用しており、ここではその説明を省略する 。

この第２実施例の分配装置は次のように作動する。

選択したアイスクリームに従って、スプロケット７６′を駆動する電動機にマイ クロプロセッサによって指令を与え・チェーン７４を作動し、選択したアイスク リームを収容する容器を設置した懸垂棚７８をその移動の最高点に達せしめる。

薄切り器３８がアイスクリームの一部を取り出して、外側に分配する前にコーン １０にこのアイスクリームを置くまで、この懸垂棚７８は最高点で待機する。

ブレンエジェクタ４４゛がその移動の最下端に達した時、スクレーバ５４を作動 すると、ブレンエジェクタ４４−はブレード５０として作用するのでブレード５ ０は省略することかできる。

第６図に示す実施例では、ショーウィンドー２の種々の帯域の構成部材を上述の 実施例に比較し、構造的に異なるものにする。特に、停止区域においては、複数 個の皿状台８を垂直支持体８４に取り付ける。この垂直支持体８４は軸線方向に 移動できると共に軸線の周りに回転することができる。既に単一の部分に分割さ れた複数個のアイスクリームをこれ等皿状台８に支持する。

停止区域に面する作動区域には、ここでも取出しユニットを設けるが、この取出 しユニットを単−水平大さじ８６によって形成し、この単−水平大さじ８６を垂 直支持体３６に連結する。

皿状台８は円形であり、また犬さじ８６は軸２２に沿って横方向に移動する必要 はないか、矢印８８によって示す方向にショーウィンドー２の中央平面に沿って 縦方向にのみ移動すればよこの実施例の分配装置は次のように作動する。

顧客がアイスクリームの希望する種類に相当する指示をキーボードに与えた時、 まず垂直支持体８４の軸線方向の移動を指令し、指示されたアイスクリームを有 する皿状台８を大さじ８６と同一レベルに設置する。次に、段歩電動機Ｉ６に指 令を与え、大さじ８６を前進させ、既に他の部分から分離されているアイスクリ ームの部分を大さじ８６が取り出して分配区域にこのアイスクリームの部分を動 かす。この分配区域において、このアイスクリームの部分を板、即ちウエノ＼ス の上に置く。この時、アクチュエータ９２によって作動するブツシャ９０の助け を借りるのがよい。

このアイスクリームを取り出す操作はマイクロプロセツサに記憶されているから 、同一のアイスクリームの他の部分を更に顧客から希望された時、このアイスク リームの他の部分に大さじ８６か向くような角度だけ支持体８４を回転させる。

支持体８４に取り付けた皿状台８が長方形の場合には、支持体を回転すべきてな く、上述の実施例におけると同じように大さじ８６を側方に移動させる必要かあ る。

第６図においては、円形のケーキから−セグメントを取り出すため大さじ８６は 先か細くなった端縁を有するか、四辺形のケーキから四辺形の部分を取り出すた め平行な端縁を有する。

寸法を適切に選択すれば、四辺形の部分を取り出すのに、先が細くなった端縁を 有する大さじ８６を利用することかでき、またこの逆に円形のケーキから−セグ メントを取り出すのに、平行な端縁を有する大さじ８６を利用することができる 。

第７図は平面図に異なる大さじを示し、この大さじは基本的に１対の側板９４か ら成り、アクチュエータへの指令により側板９４の一方を他方に対し動かし得る ようにする。

また、この場合、上述したように、（点線にて示すように）側板９４を互に収れ んさせ、又は平行にすることができる。いずれの場合でも大さじの支持体を抜き 差し自在とし、到達する前にアイスクリーム上に側板を下降させる。

第８図には第６図の大さじ８６を変形した大さじを示し、アクチュエータ１００ によって垂直に作用する上部押圧部材９８を大さじに設け、間に位置するケーキ の部分をクランプすることかできるようにする。

Ｃす ｑコ 要　約　書 ショーウィンドーに陳列されるアイスクリーム、アイスクリームケーキ及びデコ レーションケーキのような練り粉から成る食品を自動的に分配する練り食品の自 動分配装置である。この分配装置は取り出すべき食品を配置した少なくとも１個 の皿状台（８，７８）と、この皿状台に対し相対的に移動できる支持体（３６） と、この支持体（３６）に取り付けた取り出しユニット（６）とを具え、更に食 品の希望する部分をえり分け、取り出し、分配するようすべて組織された機械的 、電気的、又は電子的装置を具えている。

国際調査報告　ＯｒＴ／ｃＤ　０１／１１ｏｃＩニア国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．練り粉から成り、ショーウインドーに陳列されるアイスクリーム、アイスク リームケーキ及びデコレーションケーキのような練り食品の自動分配装置におい て、取り出すべき食品を設置する少なくとも１個の皿状台（８、７８）と、この 皿状台に対し移動できる支持体（３６）と、この支持体に取り付けた取出しユニ ット（６）と、食品の希望する部分をえり分け、取り出し、分配するようすべて 組織された機械的、電気的、又は電子的な手段とを具えることを特徴とする練り 食品の自動分配装置。 ２．休止位置と、前記取出しユニット（６）による取出し位置との間に水平に移 動できる上下に配置した複数個の皿状台（８）を具える請求の範囲１に記載の自 動分配装置。 ３．選択した棚（７８）を前記取出しユニット（６）の付近の取出し位置に停止 させるよう少なくとも１個の連続コンベヤ（７４）上に取り付けた複数個の棚（ ７８）を具える請求の範囲１に記載の自動分配装置。 ４．取り出すべき食品の一部を前記取出しユニット（６）に向けるため垂直に移 動できるよう、又は垂直軸線の周りに回転できるよう、又はその両方ができるよ う構成した上下に配置した複数個の皿状台（８）を具える請求の範囲１に記載の 自動分配装置。 ５．異なる気候的条件に保った少なくとも２個の異なる雰囲気内に収容した数個 の皿状台（８、７８）を具える請求の範囲１に記載の自動分配装置。 ６．前記取出しユニット（６）を一方の雰囲気から他方の雰囲気に移動させるこ とができるよう開くことができる通路を設けたスクリーン（８０）によって２個 の前記雰囲気を分離保持した請求の範囲５に記載の自動分配装置。 ７．前記取出しユニット（６）に方形ベース（４０）を設け、この取出しユニッ トの上部に円筒部を連結した請求の範囲１に記載の自動分配装置。 ８．前記取出しユニット（６）を円筒状にした請求の範囲１に記載の自動分配装 置。 ９．前記取出しユニット（６）の前記方形ベース（４０）の上部にほぼ半球の半 球部（４２）を連結した請求の範囲７に記載の自動分配装置。 １０．前記取出しユニット（６）の上部の内側に回転ブレード（５０）を収容し た請求の範囲７に記載の自動分配装置。 １１．前記取出しユニット（６）の下部の形状を底がない直角柱（４０）にし、 上部の形状を半球状（４２）にし、前記取出しユニットに対し垂直に移動できる 半球ボウル（４４）を前記取出しユニットに収容し、回転できる湾曲ブレード（ ５０）を前記半球ボウル内に設けた請求の範囲９に記載の自動分配装置。 １２．前記取出しユニット（６）の下部の形状を底がない直角柱（４０）にし、 上部の形状を円筒状にし、垂直に移動できる円盤状のエジェクタ（４４′）を前 記取出しユニットに収容し、回転できるブレードを前記エジェクタに設けた請求 の範囲７に記載の自動分配装置。 １３．前記取出しユニットの閉塞位置と開放位置との間に動き得るスクレーパ（ ５４）を前記取出しユニット（６）に設けた請求の範囲１に記載の自動分配装置 。 １４．単一の支持体上に取付けた異なる容量を持つ数個の取出しユニット（６） を具える請求の範囲１に記載の自動分配装置。 １５．前記取出しユニット（６）が大さじ（８６）を具える請求の範囲１に記載 の自動分配装置。 １６．前記大さじの表面に平行に移動できるプッシャ（９０）を前記取出しユニ ット（６）の前記大さじ（８６）に設けた請求の範囲１５に記載の自動分配装置 。 １７．先が細くなった端縁を前記取出しユニット（６）の前記大さじ（８６）が 具える請求の範囲１５に記載の自動分配装置。 １８．平行な端縁を前記取出しユニット（６）の前記大さじ（８６）が具える請 求の範囲１５に記載の自動分配装置。 １９．取出すべき食品の一部をクランプするため前記大さじに協働するよう前記 大さじ（８６）の平面に対し垂直に移動できる押圧部材（９８）を具える請求の 範囲１５に記載の自動分配装置。 ２０．少なくとも一方が他方に対して水平に移動できる１対の側板（９４）を前 記取出しユニット（６）が具える請求の範囲１に記載の自動分配装置。 ２１．クランプ状態にある時、前記側板（９４）が互に収れんする請求の範囲２ ０に記載の自動分配装置。 ２２．クランプ状態にある時、前記側板（９４）が互に平行である請求の範囲２ ０に記載の自動分配装置。 ２３．２個の縦案内棒（１２）に沿って同時に移動できる２個の移動台（２０） に両端を支持される横案内軸（２２）に沿って移動できる移動台（３２）上に前 記取出しユニット（６）の支持体（３６）を取り付け、前記移動台（３２）又は 前記縦移動台（２０）又はその両方をそれぞれ案内軸（２２、１２）に沿って独 立して動かす移動手段（１６、２６）を前記取出しユニット（６）の前記支持体 （３６）に設けた請求の範囲１に記載の自動分配装置。 ２４．積み重ねたコーン（１０）又はコップのための分離部材（６４）と、アイ スクリームの一部の貯蔵帯域から送給帯域に前記コーンを移送する移送手段とを 前記ショーウインドー（２）の内側に設けた請求の範囲１に記載の自動分配装置 。 ２５．積み重ねた状態からコーン（１０）又はコップを取り出す位置と、このコ ーン（１０）又はコップの上のアイスクリームの一部を送給する送給位置との間 に移動できるアーム（６６）によって支持した把持器（６４）で前記分離部材を 構成した請求の範囲２４に記載の自動分配装置。 ２６．前記ショーウインドー（２）の内側と外側とに前記コーン（１０）又はコ ップを移動させる２位置回転箱（６８）を前記送給位置の付近に設けた請求の範 囲２５に記載の自動分配装置。 ２７．前記取出しユニット（６）の休止位置を具え、前記取出しユニット（６） を洗浄するための噴霧部材（７２）を前記休止位置に設けた請求の範囲１〜１１ のいずれか１項に記載の自動分配装置。