JPH038564Y2 - - Google Patents

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JPH038564Y2
JPH038564Y2 JP5622881U JP5622881U JPH038564Y2 JP H038564 Y2 JPH038564 Y2 JP H038564Y2 JP 5622881 U JP5622881 U JP 5622881U JP 5622881 U JP5622881 U JP 5622881U JP H038564 Y2 JPH038564 Y2 JP H038564Y2
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guide plates
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、各種の包装用原料(充填材料)を自
動的に密封シールする自動包装機の技術分野で利
用されるものであつて、具体的には、包装機に対
し複数種の包装用原料を混ざらない様に順番に供
給することができる包装機用複数原料供給装置に
関する。
〔従来の技術〕
例えば、第1図に示すようにコーヒー粉Aとミ
ルク粉B及び砂糖Cの如き異なる種類の包装用原
料を、1つの包装袋Dの中に順番に、而も、互い
に混ざらない様に多層状態に包装するには、従来
は、縦シールと横シール(底シール)を施した袋
の内部に、シユーターより各包装用原料を1種類
ずつ順番に供給して包装していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、包装用原料を1種類ずつ順番に供給す
るので時間が掛つて非能率的であり、また、上記
コーヒー粉Aとミルク粉B及び砂糖Cの様に、原
料の比重とか粉粒の大きさが異なる場合は、供給
時に比重の軽い原料(ミルク粉)が舞い上がつた
り、逆に比重が重くて粒径の大きな原料(砂糖)
が先に供給された原料をハネ飛ばしたりするた
め、各原料を第1図のように混ざらない状態で多
層状態に包装することは、非常に困難なことであ
つた。
従つて本考案の技術的課題は、比重及び粉粒の
大きさが異なる複数種の包装用原料を、外部に漏
出させることなく短時間で、而も、混ざらないよ
うに包装機側に供給して包装できるようにするこ
とである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の技術的課題を解決するために本考案に於
いて講じた手段は以下の如くである。
(1) 固定盤を構成する上下2枚の固定ガイド板
を、左右の取付台を間にして間隔をあけて平行
に、且つ、上下作動自在に支持し、これ等両固
定ガイド板の支持部には、両固定ガイド板をそ
の間隔を狭ばめる方向に弾発するバネを取付
け、また、両固定ガイド板の間隔内には、上記
の取付台で定まる間隔よりも少し幅厚に構成し
た可動盤を両固定ガイド板を上下に押し広げた
状態で往復移動自在に嵌込み、この可動盤に
は、複数個の供給室を横方向に並べた状態で、
而も、移動方向に位置をずらせて穿設する一
方、上記上面側の固定ガイド板には、上記間隔
内に嵌込まれた可動盤の各供給室の位置に合わ
せて複数個の供給口を開口して、これ等各供給
口より各供給室に対して異なる種類の原料を供
給自在に構成すること。
(2) 上記下面側固定ガイド板の前縁下側部分に、
可動盤の移動によつて各供給室に収容されて運
ばれて来る原料を受入れてこれを包装機側に供
給するシユーターを設けること。
〔作用〕
上記の手段は以下の如く作用する。
上記(1)の要素は、可動盤は固定盤を構成する
上下2枚の固定ガイド板の間隔内に嵌込んで、
可動盤に穿設した各供給室を上面側固定ガイド
板に開口した各供給口に合致させれば、各供給
室内に異なる種類の原料を収容させることを可
能にすると共に、可動盤をその上下両面に固定
ガイド板を弾性的に密接させた状態でスライド
できるから、スライドによる原料の漏出を防止
することを可能にする。
上記(2)の要素は、上記の原料供給を終えた
後、可動盤をスライド(往復)させると、下面
側固定ガイド板の前縁部分で移動方向に位置を
ずらせて穿設した各供給室の底面が順番に開放
されるから、各供給室に収容した異なる種類の
原料を上下に重ねた状態で順番にシユーターに
供給できるため、これ等原料を混ぜることなく
包装機側に送つて包装することを可能にする。
以上の如くであるから、上記の手段によつて上
述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の
問題点を解消することができる。
〔実施例〕
以下、上述した本考案に係る包装機用複数原料
供給装置の好適な実施例を添付した図面と共に詳
細に説明する。
第2図は本考案の全体を示した正面図で、第3
図はその側面図を示し、図中、符号1で全体的に
示した本考案の供給装置は、ブラケツト2を介し
て機台3側に固定されている。この機台3には、
図示していないが本考案の供給装置1より送られ
て来る原料を包装する自動包装機が組付けられて
おり、第1図に示した如き包装製品を自動的に造
ることができる仕組みに成つている。
次に、符号4で全体的に示したのは本考案の供
給装置1を構成する固定盤で、この固定盤4は、
第4図、第5図及び第6図、第7図に夫々示す如
く、上下2枚の固定ガイド板4a,4bと、これ
等2枚の固定ガイド板4a,4bを間隔4′をあ
けてしかも平行に取付けた左右の取付台4c,4
cによつて構成されており、取付台4c,4cの
各上下取付面4c′,4c″に固定する上記固定ガイ
ド板4a,4bの各両側端は、取付面4c′,4
c″に対して第7図に示す如く夫々取付ボルト4
e,4e′によつて上下作動自在に取付けられ、且
つ、これ等両取付けボルト4e,4e′には、上下
の固定ガイド板4a,4bを上記の間隔4′を狭
める方向に弾発するバネ4d,4d′が取付けられ
ている。また、4f,4f及び4g,4g′は上記
両取付台4c,4cの外側面に夫々突設した軸承
部で、これ等の軸承部には左右のガイド軸8,
8′が摺動自在に嵌込まれている。次に5は上記
固定盤4の内部、即ち上下固定ガイド板4a,4
bの間隔4′より若干幅厚に構成した可動盤で、
この可動盤5は上記の間隔4′内に弾性的に緊密
な状態で、しかも往復移動自在に嵌込まれてお
り、更に、この可動版盤5の後面に取付けた後部
取付片6には、第3図に於いて符号7で全体的に
示した駆動装置によつて往復運動を行う作動杆7
aの先端部が連結されている。
この様に構成した可動盤5の全体は、上記固定
盤4の全長の略2倍の長さに形成されており、四
隅に取付けた支持ブラケツト9…を前記ガイド軸
8,8の各両端に設けた支持アーム5a,5a及
び5a′,5a′に夫々固定している。また、可動盤
5の前縁側は第6図の如く略櫛歯状に切欠形成さ
れ、この切欠部の開放口には横板10が架設され
ている。第6図に於いて符号11,12,13,
14で夫々全体的に示したのは、上記可動盤5の
前縁部に形成した供給室群で、図示の場合は同一
に造つた計4組の供給室群11〜14が横に並べ
て形成されているが、この組数の増減は任意であ
り、また、具体的な構造は、右端の符号11で示
した供給室群についてのみ代表して説明し、他の
供給室群12〜14の説明は省略する。
即ち、上記の供給室群11は第6図に示す如く
上記可動盤5の前縁に、可動盤5の移動方向と直
交する方向(横方向)に位置をずらした状態で並
べて形成した計3本の櫛歯状切欠きの深さを、可
動盤5の後部方向(復動方向)に向けて段階的に
深めることによつて形成した第1、第2、第3の
供給室11a,11b,11cによつて構成され
ており、各供給室11a,11b,11cには供
給室の口に大きさ、即ち第5図Hの幅を可変でき
る可変板11a′,11b′,11c′が夫々スライド
自在に取付けられている。更に、図中15a,1
5b,15cは上記の各可変板11a′,11b′,
11c′をスライド調節するために横板10に螺動
自在に取付けた操作軸で、先端には夫々摘み16
…が取付けてある。
以上の如く構成した各供給室11a,11b,
11cは、可動盤5が作動杆7に引かれて後退位
置に停止している時は、固定盤4の間隔通路4′
内に位置して各底面口を固定盤4の下面側固定ガ
イド板4bによつて閉塞されているが、作動杆7
によつて往動(前進)すると、上記下面側固定ガ
イド板4bの前縁に形成した切欠部4b′の部分で
順番に底面口が開放され、第6図に示した往動停
止点の位置では、全ての供給室11a,11b,
11cが完全に開放される仕組みに成つている。
次に、第4図乃至第6図に於いて、17a,1
7b,17cは後退位置に停止した可動盤5の各
供給室11a,11b,11cの上面、即ち、上
面側固定ガイド板4aの部分に夫々開口した原料
の供給口を示す。又、18は上記固定盤4の上面
に下端口18′を上記各供給口17a,17b,
17cを囲む様にして取付けた原料供給用のホツ
パーで、このホツパー18の内部は横方向に架設
した仕切板18″…によつて上記供給口17a,
17b,17cの単位ごとに第1、第2、第3の
ホツパー18a,18b,18cに区画形成さ
れ、これ等各ホツパー室のうち特に第1、第2の
ホツパー室18aと18bの下端口18′は、供
給口17a,17bを除く他の部分を全て閉塞1
9…して原料の混合を防止している。
20は前記切欠部4b′の下側に設けたシユータ
ーで、このシユーター20は上記各供給室11
a,11b,11cより順番に供給される原料を
包装機の包装部側に供給できるものであつて、図
示の場合可動盤5には合計4組の供給室群11〜
14を備えているため、計4本のシユータ20…
が取付板21によつて機台3側に並べて取付けら
れている。内、20a…は各シユーター20…の
導管を示す。
本考案に係る供給装置は以上述べた如き構成で
あるから、原料の供給に当つては先ず原料フイル
ム装置(図示せず)より各ホツパー室18a,1
8b,18c内に異なる原料、例えばコーヒー粉
A、ミルク粉B、砂糖Cを夫々定量供給する。各
ホツパー室18a,18b,18c内に供給され
た各原料A,B,Cは、各供給口17a,17
b,17cより可動盤5の第1、第2、第3の供
給室11a,11b,11c内に入り、次いで、
作動杆7aによる可動盤5の往動により、固定盤
4の間隔通路4′内を各供給室の内壁に押されて
切欠部4b′に向けて移送される。この移送に際し
ては、上記の間隔通路4′を構成する上下の固定
ガイド板4a,4bが、夫々バネ4d,4d′の弾
発力を受けて可動盤5の上下面に密接されるた
め、各供給室11a,11b,11cからの原料
A,B,Cの漏出を防止することができる。
この様にして可動盤5の往動が進むと、先ず第
1供給室11aが切欠部4b′に達して底面が開放
されるため、第1供給室11a内のコーヒー粉A
は該供給室11aの内壁に押されてシユーター2
0内に強制的に放出され、次いで第2供給室11
b、第3供給室11cも順番に開放されて、同様
に粉ミルクBと砂糖Cが順次強制的にシユーター
20内に放出される。
第5図及び第6図は上記の可動盤5が完全に往
動を停止した状態を示すものであつて、この時点
でコーヒー粉A、粉ミルクB、砂糖Cの放出は全
て完了する。そして次回の供給に備えて可動盤5
が作動杆7に引かれて始動位置に復動して原料供
給の1サイクルが終了する。
〔効果〕
以上述べた次第で、本考案の原料供給装置によ
れば、可動盤を作動することによつて各供給室内
に予め収容されている異なる原料を順番に、且
つ、強制的にシユーター側に供給することができ
るため、原料の比重等に影響を受けずに複数種の
原料を混合することなく包装袋の中に複数層状に
正しく供給して包装することができる。
また、本考案では特に、可動盤を往復移動自在
に嵌込んだ固定盤の間隔を、上下2枚の固定ガイ
ド板によつて構成し、且つ、これ等2枚の固定ガ
イド板に対して、上記の間隔を狭める方向にバネ
の弾発力を作用させたから、可動盤の上下面に上
下の固定ガイド板を密接させて隙間を無くし、供
給室内の原料が可動盤の移動時に外部に漏出する
問題を解決して、原料の無駄とか周囲の汚れを防
止することができ、合せて、上記バネによる弾性
的な密接作用により、固定ガイド板と固定盤の各
接合面をある程度ラフに形成できるから、両面の
加工が容易に成ると云つた製造上の利点も発揮で
きるものであつて、特に、コーヒー粉、粉ミル
ク、砂糖の様な原料を1本の包装袋内に混ざらな
い様に多層状に充填する場合に用いて洵に好適で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は複数種の原料を多層状に包装した包装
製品の一例を示した一部破断傾斜図、第2図は本
考案の全体正面図で、第3図はその側面図、第4
図は要部の拡大断面図、第5図は供給完了時の状
態を示した要部の拡大断面図、第6図は第5図X
−X線の縮尺断面図、第7図は固定ガイド板の取
付部を拡大して示した断面図である。 4は固定盤、4′は間隔通路、4a,4bは上
下の固定ガイド板、4c,4cは左右の取付台、
4d,4d′はバネ、4e,4eは取付ボルト、5
は可動盤、11a,11b,11cは供給室、1
7a,17b,17cは供給口、18はホツパ
ー、18a,18b,18cはホツパー室、20
はシユーター、A,B,Cは原料。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定盤を構成する上下2枚の固定ガイド板を、
    左右の取付台を間にして間隔をあけて平行に、且
    つ、上下作動自在に支持し、これ等両固定ガイド
    板の支持部には、両固定ガイド板をその間隔を狭
    ばめる方向に弾発するバネを取付け、また、両固
    定ガイド板の間隔内には、上記の取付台で定まる
    間隔よりも少し幅厚に構成した可動盤を両固定ガ
    イド板を上下に押し広げた状態で往復移動自在に
    嵌込み、この可動盤には、複数個の供給室を横方
    向に並べた状態で、而も、移動方向に位置をずら
    せて穿設する一方、上記上面側に固定ガイド板に
    は、上記間隔内に嵌込まれた可動盤の各供給室の
    位置に合わせて複数個の供給口を開口して、これ
    等各供給口より各供給室に対して異なる種類の原
    料を供給自在に構成すると共に、上記下面側固定
    ガイド板の前縁下側部分に、可動盤の移動によつ
    て各供給室に収容されて運ばれて来る原料を受入
    れてこれを包装機側に供給するシユーターを設け
    たことを特徴とする包装機用複数原料供給装置。
JP5622881U 1981-04-18 1981-04-18 Expired JPH038564Y2 (ja)

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JP6196100B2 (ja) * 2013-08-28 2017-09-13 日本ファンドリーサービス株式会社 ビーズ供給装置
JP7105484B2 (ja) * 2018-10-22 2022-07-25 株式会社松井製作所 粉粒体材料の供給装置

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