JP2008247076A - 船舶用舵、船舶用舵のラダーホーン及び船舶 - Google Patents

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Abstract

【課題】船舶の軽荷状態での航行時における船舶用舵の造波抵抗を減少して、軽荷状態における船舶の抵抗を低減することができる船舶用舵、船舶用舵のラダーホーン及び船舶等を提供する。
【解決手段】ラダーホーンを有さない船舶用舵3A、3Bにおいては、船舶1の船尾垂線A.P.の位置の軽荷喫水線W.L.を基準にして、軽荷船尾喫水daの10%下側の位置Hd1以上で、且つ、該船舶用舵3A、3Bの上端の位置Hu1以下の範囲内の少なくとも一部における該船舶用舵3A、3Bの水平断面に関して、舵前端Afと船尾垂線A.P.との間の長さLafの5%分だけ舵前端Afより後方の位置P1における幅B1を、船尾垂線A.P.位置での幅Bapの5%以上30%以下として形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、軽荷状態における推進性能を向上できる船舶用舵及び船舶等に関し、より詳細には、軽荷状態での船舶用舵や船舶用舵のラダーホーンに起因する造波抵抗を減少し、船舶の抵抗を減少できる船舶用舵、船舶用舵のラダーホーン及び船舶等に関する。
一般に船舶用舵本体や船舶用舵のラダーホーンは、翼形形状を基本の形状とし、高揚力を得るために、水平断面形状において、前縁部を円弧形状に形成したり、流線形状に比較して頭部をより丸く形成したりしており、その先端側は丸みを帯びて形成されている(例えば、特許文献1及び2参照。)。
そのため、軽荷状態(バラスト状態)では、船舶用舵及び船舶用舵のラダーホーンの上部が水面より上になり、水面を切る船舶用舵及び船舶用舵のラダーホーンが波を発生するようになり、造波抵抗が生じる。この造波抵抗は、水面近傍の船舶用舵及び船舶用舵のラダーホーンの先端側の丸みが大きい程大きくなる。
特開2003−175892号公報 特開2000−280984号公報
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、船舶の軽荷状態での航行時における船舶用舵の造波抵抗を減少して、軽荷状態における船舶の抵抗を低減することができる船舶用舵、船舶用舵のラダーホーン及び船舶等を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の船舶用舵は、ラダーホーンを有さない船舶用舵においては、船舶の船尾垂線(A.P.)の位置の軽荷喫水線を基準にして、軽荷船尾喫水の10%下側の位置以上で、且つ、該船舶用舵の上端の位置以下の範囲内の少なくとも一部における該船舶用舵の水平断面に関して、ラダーホーンを有する船舶用舵においては、前記ラダーホーンの下端の位置以上で、且つ、前記ラダーホーンと船体との接合位置以下の範囲内の少なくとも一部における該船舶用舵の水平断面に関して、舵前端と船尾垂線(A.P.)との間の長さの5%分だけ舵前端より後方の位置における幅を、船尾垂線(A.P.)位置での幅の5%以上30%以下として形成する。
なお、ここでいう船舶用舵は、可動部とラダーホーンを有する場合は、このラダーホーンも含めて船舶用舵という。言い換えれば、ラダーホーンは、船舶用舵の一部として取り扱っている。また、この上下範囲の少なくとも一部が、平水中抵抗試験によって観察される、航走時の船尾での水面の盛り上がりの位置を含むことが好ましい。これにより、船舶用舵の先端部分を尖らして形成するので、軽荷状態での航行時における船舶用舵の造波抵抗を減少して、軽荷状態における船舶の抵抗を低減することができる。
あるいは、上記の目的を達成するための本発明の船舶用舵は、先端に付加物を装着した船舶用舵であって、ラダーホーンを有さない船舶用舵においては、船舶の船尾垂線(A.P.)の位置の軽荷喫水線を基準にして、軽荷船尾喫水の10%下側の位置以上で、且つ、該船舶用舵の上端の位置以下の範囲内の少なくとも一部における該船舶用舵の水平断面に関して、ラダーホーンを有する船舶用舵においては、前記ラダーホーンの下端の位置以上で、且つ、前記ラダーホーンと船体との接合位置以下の範囲内の少なくとも一部における該船舶用舵の水平断面に関して、付加物の前端と船尾垂線(A.P.)との間の長さの5%分だけ付加物の先端より後方の位置における幅を、船尾垂線(A.P.)位置での幅の5%以上30%以下として形成する。
なお、この上下範囲の少なくとも一部が、平水中抵抗試験によって観察される、航走時の船尾での水面の盛り上がりの位置を含むことが好ましい。該当する水平断面において、付加物やラダーホーンが船尾垂線(A.P.)位置まで無い場合には、付加物やラダーホーンの形状の代りに、可動部の形状を用いる。これにより、軽荷状態での航行時における船舶用舵の造波抵抗を減少して、軽荷状態における船舶の抵抗を低減することができる。
また、上記の目的を達成するための本発明の船舶用舵のラダーホーンは、船舶用舵のラダーホーンにおいて、該ラダーホーンの下端の位置以上で、且つ、該ラダーホーンと船体との接合位置以下の範囲内の少なくとも一部における該船舶用舵の水平断面に関して、舵前端と船尾垂線(A.P.)との間の長さの5%分だけ舵前端より後方の位置における幅を、船尾垂線(A.P.)位置での幅の5%以上30%以下として形成する。
なお、ここでいう船舶用舵は、ラダーホーンも含めて船舶用舵という。言い換えれば、ラダーホーンは、船舶用舵の一部として取り扱う。また、この上下範囲の少なくとも一部が、平水中抵抗試験によって観察される、航走時の船尾での水面の盛り上がりの位置を含むことが好ましい。これにより、船舶用舵の先端部分を尖らして形成するので、軽荷状態での航行時における船舶用舵の造波抵抗を減少して、軽荷状態における船舶の抵抗を低減することができる。
あるいは、上記の目的を達成するための本発明の船舶用舵のラダーホーンは、先端に付加物を装着した船舶用舵のラダーホーンにおいて、該ラダーホーンの下端の位置以上で、且つ、該ラダーホーンと船体との接合位置以下の範囲内の少なくとも一部における該船舶用舵の水平断面に関して、付加物の前端と船尾垂線(A.P.)との間の長さの5%分だけ付加物の先端より後方の位置における幅を、船尾垂線(A.P.)位置での幅の5%以上30%以下として形成する。
なお、この上下範囲の少なくとも一部が、平水中抵抗試験によって観察される、航走時の船尾での水面の盛り上がりの位置を含むことが好ましい。該当する水平断面において、付加物やラダーホーンが船尾垂線(A.P.)位置まで無い場合には、付加物やラダーホーンの形状の代りに、可動部の形状を用いる。これにより、軽荷状態での航行時における船舶用舵の造波抵抗を減少して、軽荷状態における船舶の抵抗を低減することができる。
また、上記の目的を達成するための本発明の船舶は、上記の船舶用舵又は上記の船舶用舵のラダーホーンを備えて構成される。これにより、軽荷状態での航行時における船舶用舵の造波抵抗を減少して、軽荷状態における船舶の抵抗を低減することができる。
また、船舶用舵の先端側に上記の付加物を装着する工作方法を、先端側に付加物を装着した上記の船舶用舵、又は、先端側に付加物を装着した上記の船舶用舵のラダーホーンにおいて、前記付加物を取り付ける工作方法であって、前記船舶用舵の先端側に前記付加物を装着する工事を、船舶のトリムを調整して船尾側を浮かして行う工作方法とすると、ドック入りするような大がかりな工事をすることなく、比較的小規模の工事で容易に付加物を装着することができる。
本発明の船舶用舵、船舶用舵のラダーホーン及び船舶によれば、軽荷状態での航行時に水面近傍となる船舶用舵の先端側を尖らして形成したので、軽荷状態での航行時における船舶用舵の造波抵抗を減少することができ、船舶の抵抗を減少することができるので、船舶の推進性能を向上させることができる。
以下図面を参照して本発明に係る船舶用舵、船舶用舵のラダーホーン及び船舶の実施の形態について説明する。
図1〜図3に、本発明の第1の実施の形態の船舶用舵3A,3Bを示す。図1は、船体1とプロペラ2と船舶用舵3A,3Bの位置関係を示す図である。船舶用舵3A,3Bは、図1に示すように、ラダーホーンを使用しない吊り下げタイプの船舶用舵である。
本発明では、図1に示すように、船舶1の船尾垂線A.P.の位置の軽荷喫水線W.L.を基準にして、軽荷船尾喫水daの10%下側の位置Hd1以上で、且つ、船舶用舵3A,3Bの上端の位置Hu1以下の範囲内の少なくとも一部において、船舶用舵3A,3Bの水平断面を次のように先端側を尖らして形成する。なお、この少なくとも一部が、平水中抵抗試験によって観察される、航走時の船尾での水面の盛り上がりを考慮した位置を含むことが好ましい。また、図中のB.L.はベースラインを示す。
図2に示すように、この船舶用舵3Aは、上記の位置Hd1以上位置Hu1以下の少なくとも一部の範囲で、その水平断面を、舵前端Rfから船尾垂線A.P.までの長さをLrfとしたときに、舵前端Rfから5%Lrf後方の位置P1での幅B1を、船尾垂線A.P.位置での幅Bapの5%以上30%以下として形成する。つまり、舵前端Rfと船尾垂線A.P.との間の長さLrfの5%分だけ舵前端Rfより後方の位置P1における幅B1を、0.05Bap≦B1≦0.30Bapとする。この船尾垂線A.P.位置の船舶用舵3A,3Bでは、舵軸の分の厚さや船体1との接合部分の強度を確保するために、構造面から、又は、人が入って工作するなどの工作面から、必要な厚さが決まる。なお、船舶用舵3A,3Bの船尾垂線A.P.位置よりも前側の外形線は、舵前端Rfと、船尾垂線A.P.位置の船舶用舵3A,3Bの左右端部とを結んだ三角形(点線で表示)よりも外側に形成される。
この図2の船舶用舵3Aでは、先端部を直線的に尖らせて形成しており、また、図3の船舶用舵3Bでは、先端の内接円の半径を小さくして尖らせて形成している。なお、図2及び図3の細い線は、従来技術の船舶用舵3の形状を示す。
図4〜図6に、本発明の第2の実施の形態の船舶用舵3C,3D及び船舶用舵のラダーホーン3Ca,3Daを示す。図4は、船体1とプロペラ2と船舶用舵3C,3Dの位置関係を示す図である。この図4では、船舶用舵3C,3Dは、ラダーホーン3Ca,3Daと可動部3Cb,3Dbとからなり、この可動部3Cb,3Dbはラダーホーン3Ca,3Daによって支持される。
本発明では、図4に示すように、ラダーホーン3Ca,3Daの下端の位置Hd2以上で、且つ、ラダーホーン3Ca,3Daと船体1との接合位置Hu2以下の範囲内の少なくとも一部において、ラダーホーン3Ca,3Daの水平断面を次のように先端側を尖らして形成する。なお、この少なくとも一部が、平水中抵抗試験によって観察される、航走時の船尾での水面の盛り上がりを考慮した位置を含むことが好ましい。
図5に示すように、このラダーホーン3Caは、上記の位置Hd2以上位置Hu2以下の少なくとも一部の範囲で、その水平断面を、ラダーホーン前端Hfから船尾垂線A.P.までの長さをLhfとしたときに、船舶用舵3Cの前端、即ち、ラダーホーン前端Hfから5%Lhf後方の位置P2のラダーホーン3Caの幅B2を、船尾垂線A.P.位置の船舶用舵3C(ラダーホーン3Ca又は可動部3Cb)の幅Bhapの5%以上30%以下として形成する。つまり、舵前端(ラダーホーン前端)Hfと船尾垂線A.P.との間の長さLhfの5%分だけ舵前端Hfより後方の位置P2における幅B2を、0.05Bhap≦B2≦0.30Bhapとする。また、該当する水平断面において、ラダーホーン3Ca,3Daが船尾垂線A.P.位置まで無い場合には、ラダーホーン3Ca,3Daの形状の代りに、可動部3Cb,3Dbの形状を用いる。なお、船舶用舵3C,3Dの船尾垂線A.P.位置よりも前側の外形線は、ラダーホーン前端Hfと、船尾垂線A.P.位置の船舶用舵3C(ラダーホーン3Ca又は可動部3Cb)の左右端部とを結んだ三角形(点線で表示)よりも外側に形成される。
この図5のラダーホーン3Caでは、先端部を直線的に尖らせて形成しており、また、図6のラダーホーン3Daでは、先端の内接円の半径を小さくして尖らせて形成している。
図7及び図8に、本発明の第3の実施の形態の船舶用舵3E及び船舶用舵のラダーホーン3Eaを示す。この船舶用舵3Eは、従来技術の船舶用舵の先端に、先端部を直線的に尖らせた付加物3Ecを装着して形成される。この付加物3Ecの先端形状は、第1及び第2の実施の形態の船舶用舵3A,3B,3C,3Dの先端形状と同様に形成される。
即ち、本発明では、図7に示すように、船舶用舵3Eのラダーホーン3Eaの下端の位置Hd2以上で、且つ、ラダーホーン3Eaと船体1との接合位置Hu2以下の範囲内の少なくとも一部において、付加物3Ecの水平断面を次のように先端側を尖らして形成する。なお、この少なくとも一部が、平水中抵抗試験によって観察される、航走時の船尾での水面の盛り上がりを考慮した位置を含むことが好ましい。
図7に示すように、この付加物3Ecは、上記の位置Hd2以上位置Hu2以下の間の少なくとも一部の範囲で、その水平断面を、付加物前端Afとこの付加物前端Afから船尾垂線A.P.までの長さLafの5%後方の位置P3の幅B3を、船尾垂線A.P.位置の幅Baapの5%以上30%以下として形成する。つまり、舵前端(付加物前端)Afと船尾垂線A.P.との間の長さLafの5%分だけ舵前端Afより後方の位置P3における幅B3を、0.05Baap≦B3≦0.30Baapとする。この図7の付加物3Ecは、図8に示すように先端部を直線的に尖らせて形成したり、あるいは、特に図示しないが、先端の内接円の半径を小さくして尖らせて形成する。また、該当する水平断面において、ラダーホーン3Eaが船尾垂線A.P.位置まで無い場合には、ラダーホーン3Eaの形状の代りに、可動部3Ebの形状を用いる。なお、付加物3Ecの船尾垂線A.P.位置よりも前側の外形線は、付加物前端Afと、船尾垂線A.P.位置の船舶用舵3Eの左右端部とを結んだ三角形(点線で表示)よりも外側に形成される。
上記の構成の船舶用舵3A〜3Eによれば、軽荷状態での航行時に水面近傍となる部分の先端側を尖らして形成したので、軽荷状態での航行時における船舶用舵3A〜3Eの造波抵抗を減少することができ、船舶1の抵抗を減少することができる。そのため、船舶1の推進性能を向上させることができる。
また、本発明の実施の形態の船舶1は、上記の船舶用舵3A〜3Eのいずれか一つ、又は、上記の船舶用舵のラダーホーン3Ca,3Da,3Eaのいずれか一つを備えて形成される。この構成の船舶1によれば、軽荷状態での航行時における船舶用舵3A〜3Eの造波抵抗を減少することができ、船舶1の推進性能を向上させることができる。
そして、本発明の上記の船舶用舵3Eの先端側に上記の付加物3Ecを装着する工作方法は、船舶1のトリムを調整して船尾側を浮かして行う工作方法とすると、ドック入りするような大がかりな工事をすることなく、比較的小規模の工事で容易に付加物を装着することができる。
また、上記の船舶は、方形係数Cbが0.80〜0.90で、航海速力Vsがフルード数Fn換算で0.12〜0.19の船舶である場合や垂線間長(Lpp)が150m〜350m等の大きな船舶の場合に特に大きな効果を奏することができる。
この方形係数Cbは、船舶の排水容積をVとし、船の垂線間長をLpp、型幅をB、型喫水をdとした時に、Cb=V/(Lpp×B×d)となる無次元の値である。
このフルード数Fnは、船速Vs(m/s)に関する無次元表示であり、船の垂線間長をLpp(m),重力加速度をg(m/s2 )とした時に、Fn=Vs/(g×Lpp)1/2 となる無次元の値である。なお、航海速力Vsは、計画速力等と呼ばれることもあるので、ここでも、航海速力の中に計画速力を含むものとする。
本発明に係る第1の実施の形態の船舶用舵の周辺部を示す部分船舶の側面図である。 本発明に係る第1の実施の形態の船舶用舵の形状を示す、軽荷喫水線における水平断面図である。 本発明に係る第1の実施の形態の船舶用舵の他の形状を示す、軽荷喫水線における水平断面図である。 本発明に係る第2の実施の形態の船舶用舵の周辺部を示す部分船舶の側面図である。 本発明に係る第2の実施の形態の船舶用舵の形状を示す、軽荷喫水における水平断面図である。 本発明に係る第2の実施の形態の船舶用舵の他の形状を示す、軽荷喫水における水平断面図である。 本発明に係る第3の実施の形態の船舶用舵の周辺部を示す部分船舶の側面図である。 本発明に係る第3の実施の形態の船舶用舵の形状を示す、軽荷喫水線における水平断面図である。
符号の説明
1 船体(船舶)
2 プロペラ
3、3A〜3E 船舶用舵
3Ca、3Da、3Ea 船舶用舵のラダーホーン
3Ec 付加物
Af 付加物前端
A.P. 船尾垂線
B1 位置P1の幅
B2 位置P2の幅
B3 位置P3の幅
Baap、Bap、Bhap 船尾垂線位置の舵の幅
B.L. ベースライン
da 軽荷船尾喫水
Hd1、Hd2 下限位置
Hu1、Hu2 上限位置
Hf ラダーホーン前端(舵前端)
Laf 付加物前端(舵前端)から船尾垂線までの長さ
Lhf ラダーホーン前端(舵前端)から船尾垂線までの長さ
Lrf 舵前端から船尾垂線までの長さ
P1 舵前端から0.05Lrfの位置
P2 ラダーホーン前端(舵前端)から0.05Lhfの位置
P3 付加物前端(舵前端)から0.05Lafの位置
Rf 舵前端
W.L. 軽荷喫水線

Claims (6)

  1. ラダーホーンを有さない船舶用舵においては、船舶の船尾垂線(A.P.)の位置の軽荷喫水線を基準にして、軽荷船尾喫水の10%下側の位置以上で、且つ、該船舶用舵の上端の位置以下の範囲内の少なくとも一部における該船舶用舵の水平断面に関して、ラダーホーンを有する船舶用舵においては、前記ラダーホーンの下端の位置以上で、且つ、前記ラダーホーンと船体との接合位置以下の範囲内の少なくとも一部における該船舶用舵の水平断面に関して、舵前端と船尾垂線(A.P.)との間の長さの5%分だけ舵前端より後方の位置における幅を、船尾垂線(A.P.)位置での幅の5%以上30%以下として形成した船舶用舵。
  2. 先端に付加物を装着した船舶用舵であって、ラダーホーンを有さない船舶用舵においては、船舶の船尾垂線(A.P.)の位置の軽荷喫水線を基準にして、軽荷船尾喫水の10%下側の位置以上で、且つ、該船舶用舵の上端の位置以下の範囲内の少なくとも一部における該船舶用舵の水平断面に関して、ラダーホーンを有する船舶用舵においては、前記ラダーホーンの下端の位置以上で、且つ、前記ラダーホーンと船体との接合位置以下の範囲内の少なくとも一部における該船舶用舵の水平断面に関して、付加物の前端と船尾垂線(A.P.)との間の長さの5%分だけ付加物の先端より後方の位置における幅を、船尾垂線(A.P.)位置での幅の5%以上30%以下として形成した船舶用舵。
  3. 船舶用舵のラダーホーンにおいて、該ラダーホーンの下端の位置以上で、且つ、該ラダーホーンと船体との接合位置以下の範囲内の少なくとも一部における該船舶用舵の水平断面に関して、舵前端と船尾垂線(A.P.)との間の長さの5%分だけ舵前端より後方の位置における幅を、船尾垂線(A.P.)位置での幅の5%以上30%以下として形成した船舶用舵のラダーホーン。
  4. 先端に付加物を装着した船舶用舵のラダーホーンにおいて、該ラダーホーンの下端の位置以上で、且つ、該ラダーホーンと船体との接合位置以下の範囲内の少なくとも一部における該船舶用舵の水平断面に関して、付加物の前端と船尾垂線(A.P.)との間の長さの5%分だけ付加物の先端より後方の位置における幅を、船尾垂線(A.P.)位置での幅の5%以上30%以下として形成した船舶用舵のラダーホーン。
  5. 請求項1若しくは2記載の前記船舶用舵、又は、請求項3若しくは4記載の前記船舶用舵のラダーホーンを備えた船舶。
  6. 先端側に付加物を装着した請求項2の前記船舶用舵、又は、先端側に付加物を装着した請求項4の前記船舶用舵のラダーホーンにおいて、前記付加物を取り付ける工作方法であって、前記船舶用舵の先端側に前記付加物を装着する工事を、船舶のトリムを調整して船尾側を浮かして行う工作方法。
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