JP2008246778A - 型締装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エジェクタ装置に使用される潤滑剤の飛散を適切に防止することのできる型締装置の提供を目的とする。
【解決手段】一対の金型の一方が固定された第一のプラテンと、前記一対の金型の他方が固定され、型開閉方向に進退可能な第二のプラテンと、前記第二のプラテンに固定され、前記第一のプラテンの反対側より前記第二のプラテンに対して型締力を伝達させるロッドとを備え、前記ロッドは中空構造であり、前記中空構造によって形成される中空部に、成形品のエジェクタ用のボールねじ機構が配設されることにより上記課題を解決する。
【選択図】図11

Description

本発明は、型締装置に関する。
従来、射出成形機においては、樹脂を射出装置の射出ノズルから射出して固定金型と可動金型との間のキャビティ空間に充填(てん)し、固化させることによって成形品を得るように構成されている。そして、固定金型に対して可動金型を移動させて型閉じ、型締め及び型開きを行うために型締装置が配設される(例えば、特許文献1)。
ところで、型締装置にはエジェクタ装置が備えられている。エジェクタ装置は、固化された成形品を金型より取り外すための装置である。一般的に、エジェクタ装置は、可動金型の後方よりロッド(エジェクタロッド)を突き出すことにより、成形品が突き出されるように構成されている。斯かるエジェクタロッドは、モータの駆動によってボールねじが回転させられることにより進退する。
国際公開第06/118083号パンフレット
しかしながら、従来、エジェクタ装置は、外部に剥き出しの状態で配設されていた。図1は、従来のエジェクタ装置の配設例を示す図である。図1の型締装置500は、トグル機構によって型締力を得るタイプの型締装置である。図1において、501は可動金型、502は固定金型、503はトグル機構、504は、エジェクタ装置を示す。図1に示されるように、エジェクタ装置504は、外部に剥き出しの状態で配設されている。
エジェクタ装置が外部に剥き出しの状態で配設される場合、エジェクタロッドを進退させるためのボールねじの回転によって、当該ポールねじの潤滑剤が周囲に飛散し、型締装置の周辺を汚してしまうという問題があった。そこで、従来は、エジェクタ装置の周囲にカバーを設置する等の処置が必要とされていた。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、エジェクタ装置に使用される潤滑剤の飛散を適切に防止することのできる型締装置の提供を目的とする。
そこで上記課題を解決するため、本発明は、一対の金型の一方が固定された第一のプラテンと、前記一対の金型の他方が固定され、型開閉方向に進退可能な第二のプラテンと、前記第二のプラテンに固定され、前記第一のプラテンの反対側より前記第二のプラテンに対して型締力を伝達させるロッドとを備え、前記ロッドは中空構造であり、前記中空構造によって形成される中空部に、成形品のエジェクタ用のボールねじ機構が配設されることを特徴とする。
また、本発明は、前記エジェクタ用のボールねじ機構は、ねじ軸とナットとを含み、前記ねじ軸とナットとの螺合部は、潤滑剤に浸されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記中空部は、前記ボールねじ機構が配設される第一の空間を含み、前記第一の空間は、前記潤滑材を供給又は排出するための穴によってのみ他の空間と連結されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記第一の空間は、前記ねじ軸を支持する軸受によって遮断されることを特徴とする。
また、本発明は、前記軸受にはシール材が配設されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記軸受は、前記ねじ軸と前記ねじ軸を回転させるための駆動軸とが締結される空間と、前記第一の空間とを遮断することを特徴とする。
また、本発明は、前記ナットには、当該ナットの直線運動を伝達するための伝達部材が固定され、前記第一の空間には、前記伝達部材を貫通させるためのガイド穴が形成され、前記伝達部材と前記ガイド穴との間には、シール材が配設されることを特徴とする。
本発明によれば、エジェクタ装置に使用される潤滑剤の飛散を適切に防止することのできる型締装置を提供することができる。
本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。まず、本発明が適用される射出成形機の型締装置について図2及び図3を参照しながら説明する。図2は、本発明の実施の形態における金型装置及び型締装置の型閉じ時の状態を示す側面図である。図3は、本発明の実施の形態における金型装置及び型締装置の型開き時の状態を示す側面図である。
図2及び図3に示す型締装置10は、射出成形機のフレームFr上に設けられた2本のレールよりなるガイドGd上に支持される。固定プラテン11は、ガイドGd上に載置され、フレームFr及びガイドGdに対して固定されている。固定プラテン11と所定の間隔を置いて、かつ、固定プラテン11と対向させてリヤプラテン13が配設されている。固定プラテン11とリヤプラテン13との間に4本の連結部材としてのタイバー14(図においては、2本だけを示す)が架設される。可動プラテン12は、固定プラテン11と対向した状態でタイバー14に沿って型開閉方向に進退自在(図において左右方向に移動自在)に配設される。そのために、可動プラテン12には、タイバー14が貫通するガイド穴(図示せず)が形成される。
なお、本明細書では、型開閉方向、すなわち可動プラテン12の移動方向を水平方向と称し、可動プラテン12の移動方向に垂直な方向を垂直方向と称する。
タイバー14の前端部(図において右端部)には、第1のねじ部(図示せず)が形成され、タイバー14は、第1のねじ部にナットn1を螺合して締め付けることによって固定プラテン11に固定される。各タイバー14の後端部(図において左端部)には、タイバー14より外径が小さいガイドポスト21が一体に形成されている。ガイドポスト21は、リヤプラテン13の後端面(図において左端面)から後方に向けて突出して延在する。各ガイドポスト21の、リヤプラテン13の後端面の近傍に、第2のねじ部(図示せず)が形成され、固定プラテン11とリヤプラテン13とは、第2のねじ部にナットn2を螺合して締め付けることによって固定される。ガイドポスト21をタイバー14と一体に形成しているが、ガイドポスト21をタイバー14とは別体として形成してもよい。
固定プラテン11には固定金型15が、可動プラテン12には可動金型16がそれぞれ固定される。固定金型15及び可動金型16によって金型装置19が構成される。可動プラテン12の進退によって可動金型16を固定金型15に対して移動し、型閉じ、型締め及び型開きが行われる。なお、型締めが行われると、固定金型15と可動金型16との間にキャビティ空間が形成され、射出装置17の射出ノズル18から射出された成形材料としての樹脂がキャビティ空間に充填される。
可動プラテン12と平行に配設された磁性体としての吸着板22が、リヤプラテン13より後方において各ガイドポスト21に沿って進退自在に配設され、ガイドポスト21によって案内される。なお、吸着板22には、各ガイドポスト21と対応する箇所に、ガイドポスト21が貫通するガイド穴23が形成される。ガイド穴23は、前端面(図において右端面)に開口した大径部24とこれに繋がる小径部25とを含む。大径部24はナットn2を収容する。小径部25は吸着板22の後端面に開口し、ガイドポスト21が摺動する摺動面を有している。 可動プラテン12を進退させるために、型開閉用の駆動部としてリニアモータ28が、可動プラテン12に連結された吸着板22とフレームFrとの間に配設される。リニアモータ28は、フレームFr上に、ガイドGdと平行に、かつ、吸着板22の移動範囲に対応して配置された固定子29と、吸着板22の下端が固定されたスライドベースSbに固定され、固定子29と対向し、かつ、所定の範囲にわたって形成された可動子31とを備える。スライドベースSbは、図3に示すように、その両側においてガイドGd上に支持されており、可動子31を固定子29に沿って移動可能に支持する。スライドベースSbは、可動子31の上面を覆ってガイドGdの延在方向に延在する。そのために、リヤプラテン13の下端には、ガイドベースGb及びスライドベースSbが通過する空間81を形成する脚部13aが両側に設けられる。
リニアモータ28の固定子29の長さをLpとし、可動子31の長さをLmとし、吸着板22(可動プラテン12)のストロークをLstとしたとき、長さLmは、リニアモータ28による最大の推進力に対応して設定される。また、長さLpは、Lp>Lm+Lstという関係を満足するように設定される。
可動子31は、固定子29に向けて突出し、かつ、所定のピッチで複数の磁極歯33が形成されたコア34と、各磁極歯33に巻装されたコイル35とを備える。なお、磁極歯33は可動プラテン12の移動方向に対して直角の方向に、互いに平行に形成される。固定子29は、コア、及びコア上に延在させて形成された永久磁石(図示せず)を備える。永久磁石は、N極及びS極の各磁極を交互に、かつ、磁極歯33と同じピッチで着磁させることによって形成されている。
したがって、コイル35に所定の電流を供給してリニアモータ28を駆動すると、可動子31が進退させられる。それに伴って、スライドベースSb、スライドベースSbに固定された吸着板22、及びロッド39により吸着板22に連結された可動プラテン12が進退させられ、型閉じ及び型開きが行われる。
なお、固定子29に永久磁石を、可動子31にコイル35を配設しているが、固定子にコイルを、可動子に永久磁石を配設することもできる。その場合、リニアモータ28を駆動する際にコイルが移動しないので、コイルに電力を供給するための配線を容易に行うことができる。
可動プラテン12が前進(図において右方向に移動)して可動金型16が固定金型15に当接すると、型閉じが終了する。型閉じに続いて型締めを行うことができるように、リヤプラテン13と吸着板22との間に、型締め用の駆動部としての電磁石ユニット37が配設される。また、可動プラテン12と吸着板22とを連結するロッド39が、リヤプラテン13及び吸着板22を貫通して延在する。ロッド39は、型閉じ時及び型開き時に、吸着板22の進退に連動して可動プラテン12を進退させ、型締め時に、電磁石ユニット37によって発生した型締力を可動プラテン12に伝達する。なお、フレームFr、固定プラテン11、可動プラテン12、リヤプラテン13、吸着板22、リニアモータ28、電磁石ユニット37、ロッド39等によって型締装置10が構成される。
電磁石ユニット37は、リヤプラテン13側に配設された電磁石49、及び吸着板22側に配設された吸着部51を有する。リヤプラテン13の後端面の所定の部分、すなわちロッド39よりわずかに上方及び下方に、水平方向に延在した矩形の断面形状を有するコイル配設部としての二つの溝45が互いに平行に形成されている。溝45の間には、矩形の断面形状を有するコア46が形成され、リヤプラテンのコア46以外の部分にヨーク47が形成される。コア46にコイル48が巻装される。
また、吸着板22の前端面の所定の部分として、吸着板22においてロッド39を包囲し、電磁石49と対向する部分に、吸着部51が設けられる。なお、リヤプラテン13のコア46及びヨーク47、並びに吸着板22は、強磁性体から成る薄板を積層することによって形成された電磁積層鋼板により形成される。また、リヤプラテン13とは別に電磁石49が配設され、吸着板22とは別に吸着部51が配設されているが、リヤプラテン13の一部として電磁石を形成し、吸着板22の一部として吸着部を形成することもできる。また、必ずしも電磁積層鋼板を用いなくてもよく、同一部材からなる鉄心を用いてコア46及びヨーク47を形成してもよい。この方が、ギャップ間の距離を精度よく設定することができる。
したがって、電磁石ユニット37において、溝45内のコイル48に電流を供給すると、電磁石49が励磁され、吸着部51が吸着されて型締力が発生する。
ロッド39は、後端部(図において左端部)において吸着板22と連結し、前端部において可動プラテン12と連結している。ロッド39は、型閉じ時に吸着板22が前進することにより前進し、これにより可動プラテン12が前進する。また、ロッド39は、型開き時に吸着板22が後退(図において左方向に移動)することにより後退し、これにより可動プラテン12が後退する。
そのために、リヤプラテン13の中央部分に、ロッド39を貫通させるための穴41が設けられる。また、吸着板22の中央部分に、ロッド39を貫通させるための穴42が形成される。さらに、穴41の前端部の開口に臨ませて、ロッド39を摺動自在に支持するブッシュ等の軸受部材Br1が配設される。また、ロッド39の後端部にねじ43が形成され、吸着板22に対して回転自在に支持された型厚調整機構としてのナット44がねじ43に螺合している。
型閉じが終了した時点で、吸着板22はリヤプラテン13に近接し、リヤプラテン13と吸着板22との間にギャップ(間隙)δが形成される。ギャップδが小さくなりすぎたり、大きくなりすぎたりすると、吸着部51を十分に吸着することができず、型締力が小さくなってしまう。ギャップδの最適な値(距離又は寸法)は、金型装置19の厚さが変化するのに伴って変化する。
そこで、ナット44の外周面に大径のギヤ(図示せず)が形成され、吸着板22に型厚調整用の駆動部として型厚調整用モータ(図示せず)が配設され、型厚調整用モータの出力軸に取り付けられた小径のギヤが、ナット44の外周面に形成されたギヤに噛合させられる。
金型装置19の厚さに対応して、型厚調整用モータを駆動し、型厚調整機構としてのナット44をねじ43に対して所定量回転させると、吸着板22に対するロッド39の位置が調整され、固定プラテン11及び可動プラテン12に対する吸着板22の位置が調整されて、ギャップδを最適な値にすることができる。すなわち、可動プラテン12と吸着板22の相対的な位置を変えることによって、型厚の調整が行われる。
この型厚の調整は型厚の変化に伴う間隙δの距離を粗調整するものであり、例えば0.1mm単位の微調整は、スライドベースSb上での吸着板22の位置を変更したり、ガイドGd上のリヤプラテン13の位置を変更することで行われる。型締装置10では、スライドベースSbから垂直に起立して取り付けられた取付け板27に吸着板22が取り付けられており、吸着板22と取付け板27との間に挟み込むシムの厚みを調整することにより、間隙δの距離を微調整する。なお、取付け板27はリブ27aを有しており、取付け板27に型締力の反力が作用しても、取付け板27の取付け面に倒れが生じずに垂直度を維持するように構成されている。
また、電磁石と吸着板との平行度を保つためには、電磁石又は吸着板の面全体と同じ大きさのシムを挟み込むことが好ましいが、そのような大きさの一様な厚みのシムを用いることは難しい。そこで、例えば、略四辺形の吸着板の四隅付近をボルトで締め付けている場合、締め付ける4カ所の付近のみに小さなシムを挟み込むこととなる。このような場合、シムが挟み込まれていない部分に間隙が形成され、吸着板が変形して平面度が悪くなったり、ベースに対する平行度が悪くなるという問題が発生するおそれがある。
なお、型厚調整用モータ、ギヤ、ナット44、ロッド39等によって型厚調整装置が構成される。また、ギヤによって、型厚調整用モータの回転をナット44に伝達する回転伝達部が構成される。そして、ナット44及びねじ43によって運動方向変換部が構成され、運動方向変換部において、ナット44の回転運動がロッド39の直進運動に変換される。
次に、型締装置10の動作について説明する。
まず、型閉じ時に、図3に示す状態において、コイル35に電流を供給する。それにより、リニアモータ28が駆動され、吸着板22と共に可動プラテン12が前進させられ、図2に示すように、可動金型16が固定金型15に当接させられる。このとき、リヤプラテン13と吸着板22との間、すなわち、電磁石49と吸着部51との間には、シムを用いて吸着板22の位置を微調整した結果、目標型締力Fが得られるような最適なギャップ(間隙)δが形成される。なお、型閉じに必要とされる力は型締力と比較して十分に小さい。
続いて、コイル48に電流が供給され、磁性体である吸着板22の吸着部51を電磁石49の吸着力によって吸着する。それにより、吸着板22及びロッド39を介して吸着力が型締力として可動プラテン12に伝達され、型締めが行われる。
また、型締力が目標設定値になるようにコイル48に供給する電流の値が決定され、電流がコイル48に供給されて型締めが行われる。型締めが行われている間、射出装置17において溶融した樹脂が射出ノズル18から射出され、金型装置19のキャビティ空間に充填される。
そして、キャビティ空間内の樹脂が固化すると、図2に示す状態において、コイル48への電流供給が停止される。この場合、コイル48への電流供給を停止しても、吸着部51には磁気が残留するので、コイル48に型締めを行う際と逆の方向に電流が供給され、吸着部51に残留した磁気が取り除かれる。続いて、コイル35に逆方向の電流が供給される。それにより、リニアモータ28が駆動され、可動プラテン12が後退させられ、図3に示されるように、可動金型16が後退限位置に移動し、型開きが行われる。
なお、本実施の形態においては、第1の駆動部としてリニアモータ28が配設されるようになっているが、該リニアモータ28に代えて電動式のモータ、油圧シリンダ等を配設することができる。なお、前記モータを使用する場合、モータを駆動することによって発生させられた回転の回転運動は、運動方向変換部としてのボールねじによって直進運動に変換され、可動プラテン12が進退させられる。
ところで、本実施の形態における型締装置10では、可動プラテン12の後端面における中央部分、すなわち、ロッド39の内部にエジェクタ装置が配設される。エジェクタ装置は、型締めが行われた後型開きが行われた際に、固化した樹脂(すなわち、成形品)を可動金型16より突き出すための装置である。すなわち、エジェクタ装置によって、成形品は可動金型16より突き出され、下方に落下する。以下、斯かるエジェクタ装置の詳細について説明する。
図4及び図5は、本発明の実施の形態におけるエジェクタ装置の内部構造を説明するための斜視図である。また、図6及び図7は、本発明の実施の形態におけるエジェクタ装置の内部構造を説明するための断面図である。更に、図8は、本発明の実施の形態におけるエジェクタ装置の外観を示す斜視図である。各図において同一部分には同一符号を付している。なお、図4、図6、及び図8は、後退時の状態を示し、図5及び図7は、エジェクト時(成形品を突き出すとき)の状態を示す。また、各図の説明おいて、矢印Aによって示される方向は前方とし、矢印Bによって示される方向を後方とする。当該方向は、型締装置10における前後方向と一致する。
図示されるように、本実施の形態におけるエジェクタ装置100は、主に、モータ101、ハウジング102、フランジ103、カップリング104、BS(ボールスクリュー)シャフト105(ボールねじ)、BSナット106、連結ロッド107、クロスヘッド108、エジェクタロッド109、ベアリング(軸受)110、ロックナット111、及びベアリング押さえ板112等より構成される。
モータ101は、エジェクタ装置100の駆動装置である。すなわち、モータ101の駆動によってエジェクタロッド109が前後に進退する。カップリング104は、モータ101のモータ軸1011と、BSシャフト105とを締結(連結)するための部材(軸継手)である。従って、モータ軸1011の回転運動は、カップリング104によってBSシャフト105に伝達される。
BSシャフト105は、モータ軸1011と同軸上に配設され、その前方の所定の範囲にはねじ部1051が形成されている。ねじ部1051には、BSナット106が螺合する。したがって、BSシャフト105の回転に応じて、BSナット106は前後方向に移動する。すなわち、BSシャフト105及びBSナット106によって、モータ軸1011の回転運動を前後方向の直線運動に変換するためのボールねじ機構が構成される。
連結ロッド107は、BSナット106とクロスヘッド108とを連結するとともに、BSナット106の回転を抑止するための部材である。すなわち、BSナット106の前端面には、複数の連結ロッド107の後端部が固定される。各連結ロッド107の前端部はクロスヘッド108に固定される。連結ロッド107によって、BSナット106の直線運動がクロスヘッド108に伝達される。また、各連結ロッド107は、フランジの前端面に形成されたガイド穴115を前後方向に移動可能に貫通する。但し、各連結ロッド107は、当該ガイド穴115によってBSシャフト105を回転軸とした回転方向に対しては固定される。したがって、BSナット106の回転運動も抑止され、BSシャフト105の回転運動は、効率的に直進運動に変換される。
クロスヘッド108の中央部にはねじ部1081が形成され、ねじ部1081とエジェクタロッド109の後端部に形成されたねじ部とが螺合することにより、エジェクタロッド109はクロスヘッド108に固定される。したがって、クロスヘッド108の前後進に応じてエジェクタロッド109が前後進する。
なお、モータ軸1011、カップリング104、及びBSシャフト105の一部は、ハウジング102の内側に形成される円筒状の空間121内に収容される。また、BSシャフト105の一部及びBSナット106は、駆動伝達支持部としてのフランジ103の内側に形成される円筒状の空間122内に収容される。駆動部支持部としてのハウジング102は、その前方において外径が小さく形成された小外径部を有する。その小外径部とフランジ103の内径部が嵌合することにより、ハウジング102とフランジ103とは接合される。
ところで、空間122には、BSシャフト105とBSナット106との摩擦を低減させるためのグリース(潤滑剤)が、BSシャフト105とBSナット106の螺合部(ねじ部1051)の少なくとも一部(下側)が浸されるように給脂される。
しかし、フランジ103の前端面にはガイド穴115が設けられている。したがって、そのままではガイド穴115よりグリースが漏れ出すおそれがある。また、ハウジング102とフランジ103との嵌合部からもグリースが外部に漏れ出すおそれがある。
そこで、各連結ロッド107を貫通させるためのガイド穴115と連結ロッド115との間にはシール材としてOリング114が配設される。また、ハウジング102とフランジ103との嵌合部分には、Oリング113が配設される。そこで、各連結ロッド107を貫通させるための穴115及びハウジング102の小外径部には、シール材としてOリング114又はOリング113が配設される。Oリング114によって、連結ロッド107の移動を可能にしつつ、ガイド穴115のからのグリースの漏れを防止することができる。Oリング113によって、ハウジング102とフランジ103との嵌合部分からのグリースの漏れを防止することができる。
また、空間122におけるグリースが空間121に流出するのは好ましくない。カップリング104とモータ軸121又はBSシャフト105との間で滑りが生じ、モータ軸121の回転が適切に伝達されない可能性があるからである。但し、空間121と空間122との間はBSシャフト105を回転自在に貫通させる必要があるため、両空間の間を完全に遮断することはできない。
そこで、本実施の形態では、ハウジング102の前方に内径が小さくされた部分(小内径部)が形成され、当該小内径部に外接するようにベアリング110が配設されている。ベアリング110は、BSシャフト105を、ねじ部1051が形成された大径部の後方に形成された小径部において支持する。ベアリング110の内輪は、BSシャフト105の小径部に形成されたねじ部1052にロックナット111が螺合し、締め付けられることにより、BSシャフト1051の大径部の後端面とロックナット111との間で固定される。ベアリング110の外輪は、ハウジング102の小内径部の後方において形成された凸部とベアリング押さえ板112とによって固定される。ベアリング押さえ板112は、ボルト1121によってハウジング102に固定される。
空間121と空間122との間に、BSシャフト105を支持するようにベアリング110が配設されることにより、BSシャフト105の回転運動が妨げられることなく空間121と空間122とを遮断することができる。したがって、空間121へのグリースの流出が防止される。なお、グリースの流出の防止をより確実にするため、ベアリング110はシール付きベアリングであることが望ましい。また、ベアリング110がシール付きでない場合は、ベアリング110と隣接する箇所にオイルシールを配設するようにしてもよい。
具体的には、図9に示されるように、ベアリング押さえ板112とBSシャフト105との間に、オイルシール117を配設してもよい。また、図10に示されるように、ロックナット111のモータ101側におけるハウジング102とBSシャフト105との間に、オイルシール118を配設してもよい。
なお、空間122へのグリースの供給(給脂)は、フランジ103に形成された給脂穴1031を介して行われる。給脂が手動で行われる場合、給脂後に、給脂穴1031は塞がれる。給脂が自動で行われる場合は、給脂側から圧力をかけておくことで、逆流を防止するようにすればよい。また、空間122からのグリースの排出(排脂)は、フランジ103に形成された排脂穴1032より行われる。すなわち、空間122と、外部の空間とは、給脂穴1031及び排脂穴1032によってのみ連結されている。
次に、エジェクタ装置100の動作を説明する。図4及び図6に示される状態(非エジェクト状態)において、モータ101に電流が供給されると、モータ101が駆動し、モータ軸1011が回転する。モータ軸1011の回転は、カップリング104によってBSシャフト105に伝達され、BSシャフト105が回転する。この際、BSシャフト105に付着しているグリースの飛散は、フランジ103によって防止される。
BSシャフト105の回転に応じ、BSナット106が前進させられる。BSナット106の前進により、連結ロッド107及びクロスヘッド108を介してエジェクタロッド109が前進する。エジェクタロッド109が前進すると、エジェクタ装置100は、図5及び図7に示される状態(エジェクト状態)となり、エジェクタロッド109の前端部によって、固化された成形品が可動金型16より突き出される。
その後、モータ101に逆向きに電流が供給されると、モータ軸1011は逆回転する。それに応じてBSシャフト105も逆回転し、BSナット106は後退させられる。BSナット106の後退により、連結ロッド107及びクロスヘッド108を介してエジェクタロッド109が後退し、エジェクタ装置100は、非エジェクト状態となる。
次に、型締装置10へのエジェクタ装置100の配設例について説明する。図11及び図12は、型締装置へのジェクタ装置の配設例を示す図である。図11及び図12中、図2乃至図8と同一部分には同一符号を付している、図11は非エジェクト状態を示し、図12はエジェクト状態を示す。
図11及び図12に示されるように、型締装置10のロッド39は、中空構造によって形成されている。すなわち、ロッド39の内部は、円筒状の空間(中空部)が形成されている。エジェクタ装置100は、この中空部に配設される。
また、可動プラテン12の中央部には、エジェクタ装置100のクロスヘッド108の移動範囲に応じて、その後端面側より空間131が形成されるとともに、空間131と可動プラテン12の前端面との間には、エジェクタロッドを可動金型16に対して貫通させるためのガイド穴132が形成されている。すなわち、クロスヘッド108は、可動プラテン12に形成された空間131内を前後進し、エジェクタロッド109は、可動プラテン12に形成されたガイド穴132を貫通することにより成形品を突き出す。
なお、ハウジング102やフランジ103は、ロッド39と一体的に形成されていてもよい。
上述したように、本実施の形態の型締装置10によれば、エジェクタ装置100を構成するボールねじ機構(BSシャフト105及びBSナット106)は、ロッド39の内部の空間内に配設される。そして、当該空間は、グリースを供給又は排出するための穴によってのみ外部の空間と連結されている。したがって、BSシャフト105による潤滑剤の飛散範囲は、当該空間内に抑えられ、型締装置10の周辺に当該潤滑剤が飛散するのを効果的に防止することができる。
なお、本実施の形態におけるエジェクタ装置100は、型開閉動作をリニアモータ28の駆動によって行う型締装置でなくても、また、型締めを電磁石49の磁力を用いて行う型締装置でなくても、直圧式の型締装置であれば有効に適用することができる。例えば、図13は、本発明の実施の形態におけるエジェクタ装置が配設された電動直圧式の型締装置の側面図である。
図13の型締装置500において、モータ201のモータ軸202の回転は、ベルト203によってボールねじ204に伝達される。ボールねじ204の回転によって、ナット205が前後進する。ナット205にはロッド206が固定されロッド206によって、ナット205の直線運動が可動プラテン207に伝達される。
ここで、ロッド206は、型締装置10のロッド39と同様に中空構造によって形成されている。したがって、当該中空構造によって形成される中空部に、エジェクタ装置100を配設することにより、型締装置10と同様に潤滑剤の飛散が防止される。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
従来のエジェクタ装置の配設例を示す図である。 本発明の実施の形態における金型装置及び型締装置の型閉じ時の状態を示す側面図である。 本発明の実施の形態における金型装置及び型締装置の型開き時の状態を示す側面図である。 本発明の実施の形態におけるエジェクタ装置の内部構造を説明するための斜視図である。 本発明の実施の形態におけるエジェクタ装置の内部構造を説明するための斜視図である。 本発明の実施の形態におけるエジェクタ装置の内部構造を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態におけるエジェクタ装置の内部構造を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態におけるエジェクタ装置の外観を示す斜視図である。 オイルシールの第一の配列例を示す図である。 オイルシールの第二の配設例を示す図である。 型締装置へのジェクタ装置の配設例を示す図である。 型締装置へのジェクタ装置の配設例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるエジェクタ装置が配設された電動直圧式の型締装置の側面図である。
符号の説明
10 型締装置
11 固定プラテン
12 可動プラテン
13 リヤプラテン
13a 脚部
14 タイバー
15 固定金型
16 可動金型
17 射出装置
18 射出ノズル
19 金型装置
22 吸着板
28 リニアモータ
29 固定子
31 可動子
33 磁極歯
34 コア
35 コイル
37 電磁石ユニット
39 ロッド
41、42 穴
43 ねじ
44 ナット
46 コア
47 ヨーク
48 コイル
49 電磁石
51 吸着部
81 空間
101 モータ
102 ハウジング
103 フランジ
104 カップリング
105 BS(ボールスクリュー)シャフト
106 BSナット
107 連結ロッド
108 クロスヘッド
109 エジェクタロッド
110 ベアリング
111 ロックナット
112 ベアリング押さえ板
113、114 Oリング
117、118 オイルシール
201 モータ
202 モータ軸
203 ベルト
204 ボールねじ
205 ナット
207 可動プラテン
500 型締装置
501 可動金型
502 固定金型
503 リンク機構
504 エジェクタ装置
1011 モータ軸
Fr フレーム
Gd ガイド
Gb ガイドベース
Sb スライドベース

Claims (7)

  1. 一対の金型の一方が固定された第一のプラテンと、
    前記一対の金型の他方が固定され、型開閉方向に進退可能な第二のプラテンと、
    前記第二のプラテンに固定され、前記第一のプラテンの反対側より前記第二のプラテンに対して型締力を伝達させるロッドとを備え、
    前記ロッドは中空構造であり、前記中空構造によって形成される中空部に、成形品のエジェクタ用のボールねじ機構が配設されることを特徴とする型締装置。
  2. 前記エジェクタ用のボールねじ機構は、ねじ軸とナットとを含み、
    前記ねじ軸とナットとの螺合部は、潤滑剤に浸されていることを特徴とする請求項1記載の型締装置。
  3. 前記中空部は、前記ボールねじ機構が配設される第一の空間を含み、
    前記第一の空間は、前記潤滑材を供給又は排出するための穴によってのみ他の空間と連結されていることを特徴とする請求項2記載の型締装置。
  4. 前記第一の空間は、前記ねじ軸を支持する軸受によって遮断されることを特徴とする請求項3記載の型締め装置。
  5. 前記軸受にはシール材が配設されていることを特徴とする請求項4記載の型締装置。
  6. 前記軸受は、前記ねじ軸と前記ねじ軸を回転させるための駆動軸とが締結される空間と、前記第一の空間とを遮断することを特徴とする請求項4又は5記載の型締装置。
  7. 前記ナットには、当該ナットの直線運動を伝達するための伝達部材が固定され、
    前記第一の空間には、前記伝達部材を貫通させるためのガイド穴が形成され、
    前記伝達部材と前記ガイド穴との間には、シール材が配設されることを特徴とする請求項2乃至6いずれか一項記載の型締装置。
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