JP2008246578A - 微細加工物の製造方法およびレーザ加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】塵埃の飛散や小片への破断を阻止することができる微細加工物の製造方法およびレーザ加工装置を提供する。
【解決手段】少なくとも微細加工物の一部が溶融する水準にまで、微細加工物の温度を上昇させるレーザ光を照射する工程と、微細加工物の少なくとも一部が分離するまで、溶融された状態を維持するようレーザの照射を継続する工程とを備える微細加工物の製造方法。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えばMEMS(Micro Electro Mechanical System、微小電気機械システム)といった微細加工物の製造方法に関する。
光スイッチ素子は広く知られる。光スイッチ素子にはミラーアレイが組み込まれる。ミラーアレイには複数のMEMSミラーが組み込まれる。MEMSミラーは、光ファイバの複数の入力ポートから照射される光を光ファイバの複数の出力ポートに向かって反射する。その結果、光信号の経路は切り替えられる。
MEMSミラーでは固定電極の表面に可動電極の裏面が向き合わせられる。可動電極の表面にはミラー面が形成される。可動電極は可動電極基板に姿勢変化自在に連結される。固定電極および可動電極の間で生成される静電引力の働きで可動電極すなわちミラー面は所定のX軸およびY軸回りで姿勢を変化させる。
可動電極は脆弱で微細な構造を有する。光スイッチ素子の製造時、ミラーアレイの運搬にあたって可動電極の姿勢変化は回避されることが望まれる。姿勢変化の回避にあたって可動電極および可動電極基板は仮留め部で不動に固定される。こうした仮留め部は光スイッチ素子への組み込み直前に切断される。
特開2006−159289号公報 特開2004−1202号公報 特開2006−263754号公報
仮留め部の切断にあたって仮留め部には例えばQスイッチ発振パルスレーザ光が間欠的に照射される。パルスレーザ光のパルス幅は例えばマイクロ秒に設定される。こうしたパルスレーザの出力は大きい。仮留め部は急激に加熱される。その結果、極めて微細な塵埃が飛散する。塵埃の付着はミラー面の反射率を低下させる。
しかも、パルスレーザ光の出力は大きいことから、パルスレーザ光は仮留め部に衝撃を加える。照射の衝撃は仮留め部を小片に破断させてしまう。小片は飛散する。飛散した小片が例えば可動電極および可動電極基板に跨ると、可動電極および可動電極基板の間で短絡が引き起こされてしまう。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、塵埃の飛散や小片への破断を阻止することができる微細加工物の製造方法およびレーザ加工装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1発明によれば、照射開始から溶断まで微細加工物に連続波のレーザ光を照射し続ける工程を備えることを特徴とする微細加工物の製造方法が提供される。
こうした微細加工物の製造方法によれば、微細加工物に連続波のレーザ光が照射し続けられる。連続波のレーザ光は照射開始から溶断まで途切れなく照射されることから、微細加工物の温度は徐々に上昇していく。微細加工物の急激な温度上昇は回避される。微細加工物では塵埃の発生は回避される。塵埃の飛散は確実に阻止される。しかも、連続波のレーザ光は微細加工物に衝撃を加えないことから、微細加工物の破断は回避される。小片の飛散は確実に回避される。
こうした製造方法の実施にあたってレーザ加工装置が提供される。レーザ加工装置は、微細加工物を受け止めるステージと、照射開始から溶断まで微細加工物に連続波のレーザ光を照射し続ける照射源とを備えればよい。
第2発明によれば、照射開始から溶断まで微細加工物に擬似連続波のレーザ光を照射し続ける工程を備えることを特徴とする微細加工物の製造方法が提供される。
この微細加工物の製造方法によれば、微細加工物に擬似連続波のレーザ光が照射し続けられる。擬似連続波のレーザ光は照射開始から溶断まで途切れなく照射されることから、微細加工物の温度は徐々に上昇していく。微細加工物の急激な温度上昇は回避される。微細加工物では塵埃の発生は回避される。塵埃の飛散は確実に阻止される。しかも、レーザ光は微細加工物に衝撃を加えないことから、微細加工物の破断は回避される。小片の飛散は確実に回避される。
こうした製造方法の実施にあたってレーザ加工装置が提供される。レーザ加工装置は、微細加工物を受け止めるステージと、照射開始から溶断まで微細加工物に擬似連続波のレーザ光を照射し続ける照射源とを備えればよい。
第3発明によれば、1ミリ秒以上のパルス幅を有するパルス波のレーザ光を照射開始から溶断まで微細加工物に照射する工程を備えることを特徴とする微細加工物の製造方法が提供される。
こういった微細加工物の製造方法によれば、1ミリ秒以上のパルス幅を有するパルス波のレーザ光が照射される。こうしたレーザ光は照射開始から溶断まで途切れなく照射されることから、微細加工物の温度は徐々に上昇していく。微細加工物の急激な温度上昇は回避される。微細加工物では塵埃の発生は回避される。塵埃の飛散は確実に阻止される。しかも、こういったレーザ光は微細加工物に衝撃を加えないことから、微細加工物の破断は回避される。小片の飛散は確実に回避される。
こうした製造方法の実施にあたってレーザ加工装置が提供される。レーザ加工装置は、微細加工物を受け止めるステージと、1ミリ秒以上のパルス幅を有するパルス波のレーザ光を照射開始から溶断まで微細加工物に照射し続ける照射源とを備えればよい。
以上のように本発明によれば、塵埃の飛散や小片への破断を阻止することができる微細加工物の製造方法およびレーザ加工装置が提供される。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。
図1は本発明の実施形態に係るレーザ加工装置11の構造を概略的に示す。このレーザ加工装置11はステージ12を備える。ステージ12は水平面に沿って移動することができる。
ステージ12には光学系14が向き合わせられる。光学系14は照射源すなわちレーザ発振器15を備える。レーザ発振器15は連続波のグリーンレーザ光を出力する。グリーンレーザ光は532nmの波長を有する。レーザ発振器15の光源にはLEDが用いられる。レーザ発振器15内でLEDの光は増幅される。グリーンレーザ光の出力は例えば1.5W〜2.4W程度に設定される。
レーザ発振器15にはコリメータ16が向き合わせられる。コリメータ16は、レーザ発振器15から出力されるグリーンレーザ光を平行光に変換する。コリメータ16には反射ミラー17が向き合わせられる。反射ミラー17は、コリメータ16から出力されるレーザ光をステージ12上のワークに向かって反射させる。
反射ミラー17およびステージ12の間には2つの絞り18、19が配置される。絞り18、19の働きでレーザ光の光量が調整される。絞り19およびステージ12の間にはレンズ21が配置される。レンズ21の働きでレーザ光はステージ12上のワークに所定のスポットで照射される。
レーザ加工装置11で微細加工物を製造する方法を説明する。ステージ12上にワーク22が配置される。ワーク22はMEMSミラーの集合体から構成される。ワーク22では、図2に示されるように、各MEMSミラーで可動電極基板23および可動電極24の間に仮留め部25が形成される。可動電極24上にミラー面が形成される。仮留め部25の働きで可動電極24の姿勢変化は規制される。可動電極基板23や可動電極24、仮留め部25はシリコンから削り出される。
仮留め部25の幅Wは例えば5μm程度に設定される。仮留め部25の長さLは例えば10μm程度に設定される。仮留め部25の厚みWは例えば10μm程度に設定される。ステージ12の水平移動に基づき仮留め部25の中央位置に光学系14の光軸が位置決めされる。位置決め後、レーザ発振器15はグリーンレーザ光を出力する。グリーンレーザ光の出力は2.4W程度に設定される。
図3に示されるように、グリーンレーザ光28は仮留め部25に照射され、スポット26を形成する。スポット26の大きさは例えば10μm程度に設定される。仮留め部25はシリコンから形成されることから、グリーンレーザ光28は仮留め部25に吸収される。仮留め部25は加熱される。仮留め部25の温度は上昇していく。中央位置から仮留め部25の全体に熱は伝達されていき、温度上昇部27を形成する。図4に示されるように、グリーンレーザ光の出力(LASER POWER)は一定に保たれる。
図4に示されるように、仮留め部25における温度上昇部27の温度(TEMPERATURE)がシリコンの融点を超えて沸点に至るまで、グリーンレーザ光の照射は維持される。その結果、図5に示されるように、仮留め部25では溶融および蒸発が引き起こされる。こうして仮留め部25は溶断される。グリーンレーザ光28の照射は停止される。ここでは、グリーンレーザ光の照射時間は570ミリ秒程度に設定される。仮留め部25の温度は下降する。
図6A〜図6Eは本実施形態の微細加工物の製造方法における、微細加工物の断面の一例を示す模式図である。まず、図6Aに示されるように、グリーンレーザ光28が仮留め部25の表面63に照射される。すると、表面63及びその周辺の温度が上昇し始め、温度上昇部27が形成される。温度上昇部27は図6Bに示されるように表面63の中心から周辺へ向かって広がっていく。次いで、温度上昇部27の温度が仮留め部の融点を超えると、図6Cに示すように、温度上昇部27の一部が表面張力により中央に集まり、流動性を有する球状部66を形成する。球状部66の周辺部67A、67Bはそれぞれくびれる。次いで、図6Dに示すように、球状部66は分断され、溶融部68A、68Bが形成される。溶融部68A及び68Bの体積の比率は、球状部66に働く表面張力及び重力、固体−液体間の界面張力等に依存する。このとき、仮留め部25では仮留め部を構成する部材の溶融および蒸発が引き起こされるが、沸騰はしていない。仮留め部25が分断された後、グリーンレーザ光28の照射は停止される。レーザの照射停止後、溶融部68Aと68Bは凝固する。そして、図6Eに示されるように、溶融部68Aは周辺部67Aと一体となり、変形部69Aを構成する。同様に、図6Eに示されるように、溶融部68Bは周辺部67Bと一体となり、変形部69Bを構成する。
仮留め部25で沸騰が引き起こされたり、仮留め部25の周辺部が過熱されたりするのを防止するため、仮留め部25が分断された後、速やかにレーザの照射を停止することが好ましい。速やかに照射を停止するため、予め、仮留め部25にレーザを照射開始してから仮留め部25が分断するまでの時間を調べておき、その時間をレーザ照射時間とすることができる。分断までの時間を調べる方法は特に限定されない。分断までの時間は、例えば、レーザ照射時間が異なる複数の微細加工物を準備し、仮留め部25の画像を撮影し、その画像から仮留め部25が分断されているか否かを判断することにより調べることができる。
続いて、ステージ12は水平移動する。ステージ12の移動に基づき光学系14の光軸は、次の仮留め部25に移動する。前述と同様に、仮留め部25の溶断が実施される。こうしてすべてのMEMSミラーで仮留め部25が溶断される。MEMSミラーはミラーアレイに組み込まれる。ミラーアレイは光スイッチ素子に組み込まれる。こうして光スイッチ素子は製造される。
以上のような微細加工物の製造方法によれば、照射開始から溶断まで仮留め部25に連続波のグリーンレーザ光が途切れなく照射され続ける。グリーンレーザ光は仮留め部25に十分に吸収される。その結果、仮留め部25の温度は徐々に上昇していく。仮留め部25の急激な温度上昇は回避される。仮留め部25では塵埃の発生は回避される。塵埃の飛散は確実に阻止される。加えて、仮留め部25には衝撃は作用しないことから、仮留め部25の破断は回避される。小片の飛散は確実に回避される。
その一方で、従来では、例えばマイクロ秒のパルス幅を有するQスイッチ発振パルスレーザ光が照射される。このパルスレーザ光はkHzの発振周波数を有する。図7に示されるように、レーザ光は間欠的に照射される。レーザ光は例えば数kWの高い出力を有する。レーザ光の照射のたびに仮留め部25の温度は急激に上昇する。こうした温度変化に基づき仮留め部25では塵埃が発生してしまう。加えて、レーザ光の照射に基づき仮留め部25に衝撃が加えられる。仮留め部25は小片に破断してしまう。
レーザ加工装置11では、前述のグリーンレーザ光に代えて擬似連続波のレーザ光が用いられてもよい。周知の通り、擬似連続波のパルス幅はこれまでのパルス波のパルス幅に比べて小さく設定される。パルス幅は例えば数十psに設定される。レーザ発振は数十MHzに設定される。ピークエネルギは数百W程度に設定される。しかも、擬似連続波の出力はこれまでのパルス波よりも抑制される。すなわち、レーザ光は擬似的に連続波を形成する。その他、例えば1ミリ秒以上のパルス幅を有するパルス波のレーザ光が用いられてもよい。このパルス波のレーザ光は例えば照射開始から溶断までの照射時間よりも大きいパルス幅を有すればよい。
ここで、本発明の詳細な特徴を改めて説明する。
(付記1)
少なくとも微細加工物の一部が溶融する水準にまで、該微細加工物の温度を上昇させるため、該微細加工物にレーザ光を照射する工程と、
前記微細加工物の少なくとも一部が分離するまで、該微細加工物の一部が溶融された状態を維持するようレーザの照射を継続する工程と
を備えることを特徴とする微細加工物の製造方法。
(付記2)
前記レーザ光が連続波であることを特徴とする付記1に記載の微細加工物の製造方法。
(付記3)
前記レーザ光が1ミリ秒以上のパルス幅を有するパルス波であり、前記レーザ光の照射時間が該パルス幅以下であることを特徴とする付記1に記載の微細加工物の製造方法。
(付記4)
前記レーザ光が擬似連続波であることを特徴とする付記1に記載の微細加工物の製造方法。
(付記5)
レーザ光を照射する間、前記微細加工物が切断されるまで前記微細加工物の温度を連続的に上昇させることを特徴とする付記1に記載の微細加工物の製造方法。
(付記6)
レーザ光を照射する間、前記微細加工物が切断されるまで前記微細加工物の温度が下がらないようにレーザ光を照射することを特徴とする付記1に記載の微細加工物の製造方法。
(付記7)
微細加工物に連続波のレーザ光を、レーザ光の照射開始から該微細加工物の溶断まで照射し続ける工程を備えることを特徴とする微細加工物の製造方法。
(付記8)
微細加工物に擬似連続波のレーザ光を、レーザ光の照射開始から該微細加工物の溶断まで照射し続ける工程を備えることを特徴とする微細加工物の製造方法。
(付記9)
微細加工物を加工するレーザ加工装置において、
前記微細加工物を配置するステージと、
前記微細加工物を切断するためのレーザ光を出射する照射源とを備え、
前記照射源は、少なくとも前記微細加工物の一部が溶融する水準にまで前記微細加工物の温度を上昇させるために、前記微細加工物にレーザ光を照射し、前記微細加工物の少なくとも一部が分離するまで前記微細加工物の一部が溶融された状態を維持するためにレーザ光の照射が継続するよう制御されることを特徴とするレーザ加工装置。
(付記10)
前記レーザ光が連続波、あるいは擬似連続波であることを特徴とする付記9に記載のレーザ加工装置。
(付記11)
前記レーザ光が1ミリ秒以上のパルス幅を有するパルス波であり、前記レーザ光の照射時間が該パルス幅以下であることを特徴とする付記9に記載のレーザ加工装置。
(付記12)
微細加工物を受け止めるステージと、
前記微細加工物に連続波のレーザ光を、レーザ光の照射開始から前記微細加工物の溶断まで、照射し続ける照射源と
を備えることを特徴とするレーザ加工装置。
本発明の一実施形態に係るレーザ加工装置の構造を概略的に示す図である。 微細加工物の構造を概略的に示す部分拡大平面図である。 仮留め部にレーザ光を照射する様子を概略的に示す部分拡大斜視図である。 本発明の一実施形態に係るレーザ加工装置でレーザ光の照射時間と微細加工物の温度およびレーザ光の出力との関係を示すグラフである。 仮留め部が溶断される様子を概略的に示す部分拡大斜視図である。 本実施形態の微細加工物の製造工程を示す断面模式図である。 従来のレーザ加工装置でレーザ光の照射時間と微細加工物の温度およびレーザ光の出力との関係を示すグラフである。
符号の説明
11 レーザ加工装置
12 ステージ
14 光学系
15 照射源(レーザ発振器)
16 コリメータ
17 反射ミラー
18、19 絞り
21 レンズ
22 微細加工物(ワーク)
23 可動電極基板
24 可動電極
25 仮留め部
26 スポット
27 温度上昇部
28 グリーンレーザ光
66 球状部
67A、67B 周辺部
68A、68B 溶融部
69A、69B 変形部

Claims (10)

  1. 少なくとも微細加工物の一部が溶融する水準にまで、該微細加工物の温度を上昇させるため、該微細加工物にレーザ光を照射する工程と、
    前記微細加工物の少なくとも一部が分離するまで、該微細加工物の一部が溶融された状態を維持するようレーザの照射を継続する工程と
    を備えることを特徴とする微細加工物の製造方法。
  2. 前記レーザ光が連続波であることを特徴とする請求項1に記載の微細加工物の製造方法。
  3. 前記レーザ光が1ミリ秒以上のパルス幅を有するパルス波であり、前記レーザ光の照射時間が該パルス幅以下であることを特徴とする請求項1に記載の微細加工物の製造方法。
  4. 前記レーザ光が擬似連続波であることを特徴とする請求項1に記載の微細加工物の製造方法。
  5. レーザ光を照射する間、前記微細加工物が切断されるまで前記微細加工物の温度を連続的に上昇させることを特徴とする請求項1に記載の微細加工物の製造方法。
  6. レーザ光を照射する間、前記微細加工物が切断されるまで前記微細加工物の温度が下がらないようにレーザ光を照射することを特徴とする請求項1に記載の微細加工物の製造方法。
  7. 微細加工物に連続波のレーザ光を、レーザ光の照射開始から該微細加工物の溶断まで照射し続ける工程を備えることを特徴とする微細加工物の製造方法。
  8. 微細加工物に擬似連続波のレーザ光を、レーザ光の照射開始から該微細加工物の溶断まで照射し続ける工程を備えることを特徴とする微細加工物の製造方法。
  9. 微細加工物を加工するレーザ加工装置において、
    前記微細加工物を配置するステージと、
    前記微細加工物を切断するためのレーザ光を出射する照射源とを備え、
    前記照射源は、少なくとも前記微細加工物の一部が溶融する水準にまで前記微細加工物の温度を上昇させるために、前記微細加工物にレーザ光を照射し、前記微細加工物の少なくとも一部が分離するまで前記微細加工物の一部が溶融された状態を維持するためにレーザ光の照射が継続するよう制御されることを特徴とするレーザ加工装置。
  10. 微細加工物を受け止めるステージと、
    前記微細加工物に連続波のレーザ光を、レーザ光の照射開始から前記微細加工物の溶断まで照射し続ける照射源と
    を備えることを特徴とするレーザ加工装置。
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