JP2008246334A - 押出しガン用塗布ノズル及び取付け補助具並びにノズルキャップ構造 - Google Patents

押出しガン用塗布ノズル及び取付け補助具並びにノズルキャップ構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 (1)ノズル内部の清掃が可能で再利用が可能であり、(2)成型が容易で作製にコストがかからない押出しガン用塗布ノズルを提供する。
【解決手段】 押出しガンのシリンダ又はカートリッジのキャップ部材先端に取付けられ、粘性材料を吐出して塗布するための押出しガン用塗布ノズルであって、内部に下側液溜まり部を有し先端径大とされたノズル本体下側部材と、該ノズル本体下側部材と対応して内部に上側液溜まり部を有し且つ先端径大とされたノズル本体上側部材と、該ノズル本体下側部材及び該ノズル本体上側部材を離間自在に結合せしめるための結合手段と、該ノズル本体下側部材及び該ノズル本体上側部材の先端部又は先端部近傍に設けられた1以上の吐出口と、該ノズル本体下側部材及び該ノズル本体上側部材の下側部材基端部及び上側部材基端部に設けられた雄ねじ部と、を含むようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、押出しガンに取付けて使用する押出しガン用塗布ノズルであり、粘性材料を被塗布対象物に塗布するにあたって好適に用いられ、特に外壁などにタイルを接着するにあたって好適に用いられる押出しガン用塗布ノズル及びその取付け補助具並びにノズルキャップ構造に関する。
従来、建築現場において、外壁材である石材や陶磁器質タイルに弾性接着剤などを塗布する場合には、弾性接着剤の入ったフィルムパックをシリンダに挿入して該フィルムパックをプランジャーで押し出して弾性接着剤を塗布するタイプの押出しガンや、フィルムパックを挿入したカートリッジを保持台に装填するタイプの押出しガンが用いられている。この押出しガンの先端部に取付けて使用する塗布ノズルとしては、単穴型のものが広く知られている。単穴型の塗布ノズルとして、例えば、本願出願人は、特許文献1に示したようなフィルムパック式の押出しガンのノズルキャップ構造を既に提案している。
また、接着剤添付作業をするさい適切な部分に均等に添付でき作業時間の短縮をはかれる接着剤の添付具として、カートリッジ式接着剤容器にあわせた取付口に三角状箱形のワクを設けクシ目状の接着剤出口を設けた空洞の一体型を特徴とする接着剤の添付具も提案されている(特許文献2、特許請求の範囲参照)。
従来の単穴型の塗布ノズルでは、例えば弾性接着剤などの粘性材料をタイルに複数の線状(ビード状)に塗布し、外壁に貼り付ける場合には、一つのタイル全面に塗布するのに何度も押出しガンを往復させる必要があり、時間や労力がかかって大変であった。
そこで、カートリッジ式押出しガンなどの先端部に取付け、同時に複数の線状塗布が可能な多穴型の塗布ノズルとして、例えば、本願出願人は、ノズルキャップ付粘性液体平型塗布ノズルを提案している(特許文献3)。
また、フィルムパックを挿入したカートリッジを保持台に装填するタイプの押出しガンとして、例えば、本願出願人は、フィルムパック用押出し機構を提案している(特許文献4)。
しかし、これら従来の技術では、ノズルを筒状に一体的に形成しているため、接着剤がノズル内部で硬化し目詰まりを起こした場合には、ノズルを廃棄せざるを得なかった。
また、押出しガンで多穴型のノズルを使って接着剤を吐出する場合、押出しガンのグリップを一握りする毎に一握り分の接着剤などが吐出されるように構成されており、このグリップの握りと開放を繰り返して接着剤などを複数の線状(ビード状)に塗布しているが、(1)グリップの開放状態のとき接着剤の吐出が止まるため、グリップを握った後の開放状態のときにどうしても脈動が生じ、間欠的に脈うって塗布層の厚さが均一とならずにムラが生じてしまうし、(2)グリップの一握り毎の塗布層のセクションの最初と最後だけが太くて厚めの塗布層となり、セクションの真ん中は薄めで細くなってしまうという問題があった。
また、上記した問題を解決するためにノズルの構造を複雑にすればノズル作製にコストがかかってしまうため、市場でのノズルの単価が高くなってしまうという問題もある。
特開平5−301064 特開2000−93876 特開2006−341167 特開2002−331262
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、(1)ノズル内部の清掃が可能で再利用が可能であり、(2)成型が容易で作製にコストがかからない押出しガン用塗布ノズルを提供することを目的とする。
本発明の押出しガン用塗布ノズルは、押出しガンのシリンダ又はカートリッジのキャップ部材先端に取付けられ、粘性材料を吐出して塗布するための押出しガン用塗布ノズルであって、内部に下側液溜まり部を有し先端径大とされたノズル本体下側部材と、該ノズル本体下側部材と対応して内部に上側液溜まり部を有し且つ先端径大とされたノズル本体上側部材と、該ノズル本体下側部材及び該ノズル本体上側部材を離間自在に結合せしめるための結合手段と、該ノズル本体下側部材及び該ノズル本体上側部材の先端部又は先端部近傍に設けられた1以上の吐出口と、該ノズル本体下側部材及び該ノズル本体上側部材の下側部材基端部及び上側部材基端部に設けられた雄ねじ部と、を含み、前記ノズル本体下側部材の下側部材基端部と前記ノズル本体上側部材の上側部材基端部とを互いに接離自在に嵌着せしめてノズル体とし、前記雄ねじ部を前記キャップ部材先端に設けられた雌ねじ部に螺着せしめ、粘性材料を吐出してなることを特徴とする。
前記結合手段としては、固定手段又はヒンジ部であるのが好ましい。
前記固定手段又はヒンジ部は、前記ノズル本体下側部材及び前記ノズル本体上側部材の先端に設けられるのが好適である。前記固定手段としては、例えば、ボルトやナットなどで構成することができ、前記ノズル本体下側部材及び前記ノズル本体上側部材をボルトやナットで直接固定することもできる。
前記結合手段を、例えば前記ノズル本体下側部材及び前記ノズル本体上側部材の先端に設けられたヒンジ部で構成し、前記ノズル本体下側部材の下側部材基端部と前記ノズル本体上側部材の上側部材基端部とが互いに接離自在に嵌着されるように構成することも可能である。
前記結合手段を前記ノズル本体下側部材及び前記ノズル本体上側部材の先端に設けるように構成すれば、前記結合手段の働きにより前記ノズル本体下側部材の下側部材基端部と前記ノズル本体上側部材の上側部材基端部とが互いに接離自在に嵌着されるので、前記押出しガン用塗布ノズルの使用時には前記ノズル本体下側部材の下側部材基端部と前記ノズル本体上側部材の上側部材基端部とを接合して嵌着し、前記雄ねじ部を前記押出しガンのシリンダ又はカートリッジのキャップ部材のキャップ部材先端に設けられた雌ねじ部に螺着せしめて使用し、使用が終わった後は、前記押出しガン用塗布ノズルを前記押出しガンのキャップ部材先端から取り外し、前記ノズル本体下側部材の下側部材基端部と前記ノズル本体上側部材の上側部材基端部とを離間せしめて前記押出しガン用塗布ノズルを展開することが可能となる。なお、本明細書において接離自在とは、接合若しくは当接することと離間することとが自在に行えることを指す。
前記結合手段を前記ノズル本体下側部材及び前記ノズル本体上側部材の先端に設けるように構成すれば、前記ノズル本体下側部材の下側部材基端部と前記ノズル本体上側部材の上側部材基端部とが互いに接離自在に嵌着されるため、前記ノズル本体下側部材と前記ノズル本体上側部材とを留め具などを使用して係合する必要がないという利点がある。
このように、前記押出しガン用塗布ノズルを必要に応じて展開することができるようにすれば、前記押出しガン用塗布ノズルの使用後に前記下側液溜まり部及び前記上側液溜まり部に残留し硬化した粘性材料を容易に取り出すことが可能となるという利点がある。また、前記押出しガン用塗布ノズルの内部の清掃や洗浄なども容易となる。なお、前記押出しガン用塗布ノズルの形状としては、先端が径大とされた先薄扁平形状であるのが塗布作業性の観点から好ましい。粘性材料としては、例えば弾性接着剤が挙げられる。
また、前記押出しガン用塗布ノズルは先端が径大とされているため、タイルなどの被塗布対象物に弾性接着剤などの粘性材料を塗布するにあたって、タイルなどの幅にあった先端を有する押出しガン用塗布ノズルを使用すれば、タイルの全面に一度に塗れるという利点がある。
吐出口としては、1以上の吐出口であればよいものであるが、吐出口を1つとした場合には、前記ノズル本体下側部材及び該ノズル本体上側部材の先端部又は先端部近傍に扁平な吐出口を設け平型吐出口とすれば、タイルなどの全面に一度に塗布ができるので、好ましい。また、吐出口を複数とすれば、いわゆる線状(ビード状)の塗布が可能となるため好適である。なお、1以上の吐出口は、前記ノズル本体下側部材及び該ノズル本体上側部材の先端部又は先端部近傍に設けられるようにすればよい。
前記押出しガン用塗布ノズルの材質としては、例えばポリプロピレン等のオレフィン系樹脂が好適に用いられるが、他の合成樹脂で作製してもよいし、その他例えば金属などで作製することも可能である。
また、前記押出しガン用塗布ノズルが、いずれか一方の前記ノズル本体下側部材又はノズル本体上側部材の周縁部に設けられた嵌着溝と、他方の前記ノズル本体下側部材又はノズル本体上側部材の周縁部に設けられた嵌着突起をさらに含み、前記ノズル本体下側部材に前記ノズル本体上側部材を嵌着せしめてノズル体としたときに前記下側液溜まり部及び上側液溜まり部から前記粘性材料が漏出するのを防止してなるように構成するのが好ましい。
さらに、いずれか一方の前記ノズル本体下側部材又はノズル本体上側部材の側面の内側部分に立設され、かつ前記ノズル体としたときに他方の前記ノズル本体下側部材又はノズル本体上側部材の内側面に当接するようにその側面形状に対応して形成された第一羽根板及び第二羽根板と、をさらに含み、前記ノズル本体下側部材に前記ノズル本体上側部材を嵌着せしめてノズル体としたときに前記下側液溜まり部及び上側液溜まり部から前記粘性材料が漏出するのを防止してなるように構成するのが好ましい。
このように構成すれば、接離自在に容易に嵌着可能とすることができるのみならず、下側液溜まり部及び上側液溜まり部から粘性材料が漏出するのを防止することができ好適である。
さらに、上記した構成は、熱可塑性樹脂、特にポリプロピレン等のオレフィン系樹脂を用いて射出成形で一体的に作製することが可能であるため、製造工程も少なくて済み、結果として製造コストも安く済むという利点がある。
また、吐出口の形状としては、前記ノズル本体上側部材の先端部に前方に開口して形成された1以上の先端上側吐出口と、前記ノズル本体下側部材の先端部に前記先端上側吐出口に対応しかつ連通して開穿された先端下側吐出口と、を含むように構成するのが好ましい。また、吐出口を複数とした場合には、前記先端上側吐出口の高さが、複数の先端上側吐出口の中央付近の先端上側吐出口が最も高く開口するようにするのがさらに好ましい。さらに、吐出口を複数とした場合には、前記先端上側吐出口の高さが、複数の先端上側吐出口の中央付近の先端上側吐出口に向かって次第に徐々に高く開口するようにするのが好ましい。
前記ノズル本体下側部材の先端部に被塗布対象物面に接する接触底面と該接触底面に隣接する隣接底面とを形成し、前記先端下側吐出口を該接触底面に開穿し、該隣接底面には該先端下側吐出口に連通する隣接後方吐出口をさらに開穿するように構成するのがなお好ましい。
上記したように吐出口を設けると、前記先端下側吐出口及び前記隣接後方吐出口がバッファー口(緩衝口)として作用し、従来の(1)押出しガンのグリップの開放状態のとき接着剤の吐出が止まるため、グリップを握った後の開放状態のときにどうしても脈動が生じ、間欠的に脈うって塗布層の厚さが均一とならずにムラが生じてしまうし、(2)グリップの一握り毎の塗布層のセクションの最初と最後だけが太くて厚めの塗布層となり、セクションの真ん中は薄めで細くなってしまうという問題が解消され、外壁にタイルを接着するときなどに、弾性接着剤を外壁に複数の線状(ビード状)に塗布する際、線1本1本の塗布厚さ及び塗布幅が均一でムラなく塗布でき、脈動も生じずに間欠的に脈うつ問題も解消されるという利点がある。
また、タイルなどに弾性接着剤を塗布した後に外壁にタイルを貼り付ける場合、上記したように吐出口を複数とした場合には、該先端上側吐出口の高さが、複数の先端上側吐出口の中央付近の先端上側吐出口が最も高く開口するようにしておけば、中央付近の塗布厚さが最も高くなって左右両側部分の塗布厚さが低くなるため、タイルを貼り付けたときに、横からはみ出さないという利点がある。この弾性接着剤などのはみ出しは、該先端上側吐出口の高さが、複数の先端上側吐出口の中央付近の先端上側吐出口に向かって次第に徐々に高く開口するようにすることでさらに効果的に抑えられる。
本発明の取付け補助具は、前記押出しガン用塗布ノズルを、キャップ部材先端が雄ねじ部とされている押出しガンに取付けるために用いられる押出しガン用塗布ノズルの取付け補助具であって、中空部と、該中空部の内周面に設けられた雌ねじ部と、を含み、前記シリンダ又はカートリッジのキャップ部材先端に前記取付け補助具を取付け、該取付け補助具に前記押出しガン用塗布ノズルを取付けてなることを特徴とする。
このようにすれば、キャップ部材先端が雄ねじ部とされている押出しガンであっても、前記取付け補助具を用いることで前記押出しガン用塗布ノズルを容易に取付けることが可能となる。前記取付け補助具の材質としては、熱可塑性樹脂を用いることができ、例えばポリプロピレン等のオレフィン系樹脂が好適に用いられる。
本発明のノズルキャップ構造は、押出しガンのシリンダ又はカートリッジ先端に着脱自在に取付けられたキャップ部材と、該キャップ部材の内側形状に対応した形状を有し、該キャップ部材の内側に位置された汚れ防止カバー部材と、を含み、該キャップ部材に前記押出しガン用塗布ノズルを取付けてなることを特徴とする。このように汚れ防止カバー部材を設ければ、接着剤などの粘性材料がキャップ部材の内側に残留しても、該キャップ部材が汚れる心配がないため好適である。前記汚れ防止カバー部材の材質としては、例えばポリプロピレン等のオレフィン系樹脂が好適に用いられる。
また、前記ノズルキャップ構造に、上記した押出しガン用塗布ノズルの取付け補助具を取付けることもできる。
本発明によれば、(1)ノズル内部の清掃が可能で再利用が可能であり、(2)成型が容易で作製にコストがかからない押出しガン用塗布ノズルを提供することができるという著大な効果を有する。
また、前記先端下側吐出口を設けるか、前記先端下側吐出口及び前記隣接後方吐出口を設けることで、(3)脈動が生じることなく均一塗布厚さ及び均一塗布幅でムラのない塗布が可能であるという効果も有する。
本発明の塗布ノズルは、押出しガンを用い、特に弾性接着剤を用いてタイルを接着するのに適している。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明するが、図示例は例示的に示されたもので、本発明の技術的思想から逸脱しない限り種々の変形が可能なことは言うまでもない。
図1は本発明の押出しガン用塗布ノズルの一つの実施の形態を示す上面斜視図、図2は本発明の図1のII−II線断面図、図3は図1の押出しガン用塗布ノズルの底面斜視図、図4は本発明の押出しガンのノズルキャップ構造の一つの実施の形態を示す分解斜視図、図5は図1の押出しガン用塗布ノズルを開いた状態を示す斜視図、図6は図5の要部拡大図であって、(a)がA部分の要部拡大図、(b)がB部分の要部拡大図、(c)がC部分の要部拡大図を示す。
図7は図5のVII−VII線断面図、図8は図1の押出しガン用塗布ノズルの正面図、図9は図1の押出しガン用塗布ノズルでタイルに弾性接着剤を塗布した塗布状態を示す斜視図、図10は図9の要部拡大断面図、図11は本発明の押出しガン用塗布ノズルのもう一つの実施の形態を示す要部拡大断面図、図12は図11の押出しガン用塗布ノズルの底面斜視図、図13は図1の押出しガン用塗布ノズルで弾性接着剤を塗布してタイルを外壁に貼り付ける状態を示す概略図、図14は本発明の押出しガン用塗布ノズルの別の実施の形態を示す正面図、図15は図14の押出しガン用塗布ノズルでタイルに弾性接着剤を塗布した塗布状態を示す斜視図、図16は図15の要部拡大断面図である。
図17は本発明の押出しガン用塗布ノズルの他の実施の形態を示す上面斜視図、図18は図17の押出しガン用塗布ノズルの正面図、図19は防止カバー部材を示す斜視図、図20は本発明の取付け補助具の一つの実施の形態を示す斜視図、図21は押出しガンのノズルキャップ構造の別の実施の形態を示す分解斜視図、図22は本発明の取付け補助具の別の実施の形態を示す斜視図、図23は本発明の押出しガン用塗布ノズルのさらに他の実施の形態を示す上面斜視図である。
本発明の一つの実施の形態を図1〜図10に基づいて説明する。
図1〜図10において、符号10Aは本発明に係る押出しガン用塗布ノズルを示す。押出しガン用塗布ノズル10Aは、押出しガン12のシリンダ14のキャップ部材16のキャップ部材先端18に取付けられ、粘性材料W(図示例では弾性接着剤)を吐出して塗布するための押出しガン用塗布ノズルであって、内部に下側液溜まり部20を有し先端径大とされたノズル本体下側部材22と、該ノズル本体下側部材22と対応して内部に上側液溜まり部24を有し且つ先端径大とされたノズル本体上側部材26と、該ノズル本体下側部材22及び該ノズル本体上側部材26の先端に設けられ、該ノズル本体下側部材22及び該ノズル本体上側部材26を基端から離間自在に結合せしめるための結合手段28(図示例ではヒンジ部とした)と、ノズル本体下側部材22の先端部23及びノズル本体上側部材26の先端部27に設けられた複数の吐出口(図示例では5つ)30a,30b,30c,30d,30eと、該ノズル本体下側部材22及び該ノズル本体上側部材26の上側部材基端部32及び下側部材基端部34に設けられた雄ねじ部36と、を含み、前記ノズル本体下側部材22の下側部材基端部34と前記ノズル本体上側部材26の上側部材基端部32とを互いに接離自在に嵌着せしめてノズル体38とし、前記雄ねじ部36を前記押出しガン12のシリンダ14のキャップ部材16のキャップ部材先端18に設けられた雌ねじ部40に螺着せしめ、粘性材料Wを吐出してなるように構成されている。
なお、図示の例では、前記結合手段28を、前記ノズル本体下側部材22及び前記ノズル本体上側部材26の先端に設けられたヒンジ部で構成し、前記ノズル本体下側部材22の下側部材基端部34と前記ノズル本体上側部材26の上側部材基端部32とが互いに接離自在に嵌着されるように構成した例を示したが、図示例以外にも、該ノズル本体下側部材22及び該ノズル本体上側部材26が結合手段によって離間自在に結合せしめられる構成であればいずれも採用可能である。例えば、結合手段28をボルトやナットを用いた固定手段とし、前記ノズル本体下側部材22及び前記ノズル本体上側部材26をボルトやナットで直接固定することもできる。
前記雄ねじ部36については、僅かに先細形状となるように例えば1度〜1.5度ぐらいのテーパーをつけると、キャップ部材先端18に螺入する際に容易に螺入でき、また螺着もしっかりとできるので好ましい。図示例ではテーパーを1度としてある。
図4によく示される如く、押出しガン12は、粘性材料Wの入ったフィルムパック19が充填されたシリンダ14と、該シリンダ14の後端に取付けられたグリップ部13と、該フィルムパック19を押圧するプランジャー21と、該シリンダ14の先端に着脱自在に取付けられたキャップ部材16とを含む。該フィルムパック19は使用時には、粘性材料Wが出るように、ハサミNなどで先端をカットして開口して使用する。なお、この開口の際にアルミ線材等を用いてカシメられた先端のカシメ部Kはフィルムパック19から切り離さずに、先端に付着したままとしておけば作業場のゴミとならない。
また、符号17はキャップ部材16の内側形状に対応した形状を有し、該キャップ部材16の内側に位置された汚れ防止カバー部材である。このように汚れ防止カバー部材17を設けると、粘性材料Wがキャップ部材16の内側に残留しても、該キャップ部材16が汚れる心配がない。
上記のように構成すれば、前記結合手段28の働きにより前記ノズル本体下側部材22の下側部材基端部34と前記ノズル本体上側部材26の上側部材基端部32とが互いに接離自在に嵌着されるので、前記押出しガン用塗布ノズル10Aの使用時には前記ノズル本体下側部材22の下側部材基端部34と前記ノズル本体上側部材26の上側部材基端部32とを接合して嵌着し、前記雄ねじ部36を前記押出しガン12のシリンダ14のキャップ部材16のキャップ部材先端18に設けられた雌ねじ部40に螺着せしめて使用し、使用が終わった後は、前記押出しガン用塗布ノズル10Aを前記押出しガン12のキャップ部材先端18から取り外し、前記ノズル本体下側部材22の下側部材基端部34と前記ノズル本体上側部材26の上側部材基端部32とを離間せしめて前記押出しガン用塗布ノズル10Aを展開することが可能となる。
このように、前記押出しガン用塗布ノズル10Aを必要に応じて展開することができるため、前記押出しガン用塗布ノズル10Aの使用後に前記下側液溜まり部20及び前記上側液溜まり部24に残留し硬化した粘性材料Wを容易に取り出すことが可能である。また、前記押出しガン用塗布ノズル10Aの内部の清掃や洗浄なども容易である。
また、前記押出しガン用塗布ノズル10Aは先端が径大とされているため、被塗布対象物に弾性接着剤などの粘性材料を塗布するにあたって、タイルなどの幅に合わせた先端を有する押出しガン用塗布ノズルを使用すれば、タイルの全面に一度に塗ることが可能である。
押出しガン用塗布ノズル10Aのノズル本体下側部材の先端部23及びノズル本体上側部材の先端部27には、複数の吐出口(図示例では5つ)30a,30b,30c,30d,30eが設けられており、いわゆる複数の線状(ビード状)塗布が可能とされている。したがって、タイルなどの幅に合わせた先端を有する押出しガン用塗布ノズルを使用すれば、タイルの全面に一度に複数の線状に塗ることができる。
押出しガン用塗布ノズル10Aは、前記ノズル本体下側部材22の下側部材基端部34と前記ノズル本体上側部材26の上側部材基端部32とが互いに接離自在に嵌着されているため、前記ノズル本体下側部材22と前記ノズル本体上側部材26とを留め具などを使用して係合する必要がない。
押出しガン用塗布ノズル10Aの材質としてはポリプロピレンを用いたが、他の熱可塑性樹脂などの合成樹脂であってもよく、特にオレフィン系樹脂が好適に用いられる。また、金属などでも作製可能である。例えば、押出しガン用塗布ノズル10Aを金属で作製した場合には、結合手段28をヒンジ部とするよりも、ボルト及びナットを用いた固定手段で構成し、ノズル本体下側部材22及びノズル本体上側部材26を結合するのが好適である。
図5〜図7によく示される如く、ノズル本体上側部材26の周縁部には嵌着溝42が設けられており、ノズル本体下側部材22の周縁部に嵌着突起44が設けられており、ノズル本体下側部材22にノズル本体上側部材26を嵌着せしめてノズル体38としたときに下側液溜まり部20及び上側液溜まり部24から粘性材料Wが漏出するのを防止するように構成されている。
このような構成により、接離自在に容易に嵌着可能とすることができるのみならず、下側液溜まり部20及び上側液溜まり部24から粘性材料が漏出するのを効果的に防止することができる。
押出しガン用塗布ノズル10Aは、熱可塑性樹脂、特にポリプロピレン等のオレフィン系樹脂を用いて射出成形で一体的に作製することが可能であるため、製造工程も少なくて済み、結果として製造コストも安く済むという利点がある。図示例ではポリプロピレンを用いた。
また、押出しガン用塗布ノズル10Aの吐出口30a〜30eの形状は、図5,図8及び図10によく示されており、ノズル本体上側部材26の先端部27に前方に開口して形成された複数の先端上側吐出口H1と、前記ノズル体下側部材22の先端部23に前記先端上側吐出口H1に対応しかつ連通して開穿された複数の先端下側吐出口H2と、を含むように構成されている。また、該先端上側吐出口H1の高さは、複数の先端上側吐出口の中央付近の吐出口30cの先端上側吐出口H1が最も高く開口するように構成されている(図8参照)。さらに、吐出口30a〜30eの該先端上側吐出口H1の高さは、複数の吐出口30a〜30eのの中央付近の吐出口30cの先端上側吐出口H1に向かって次第に徐々に高く開口するようにされている。
上記したように吐出口30a〜30eを設けると、前記先端下側吐出口H2がバッファー口(緩衝口)として作用し、従来の(1)押出しガンのグリップの開放状態のとき接着剤の吐出が止まるため、グリップを握った後の開放状態のときにどうしても脈動が生じ、間欠的に脈うって塗布層の厚さが均一とならずにムラが生じてしまうし、(2)グリップの一握り毎の塗布層のセクションの最初と最後だけが太くて厚めの塗布層となり、セクションの真ん中は薄めで細くなってしまうという問題が解消される。
すなわち、図9及び図13によく示される如く、押出しガン用塗布ノズル10Aを用いて粘性材料W(図示例では弾性接着剤)をタイルSに塗布すると、複数の線状(ビード状)に塗布でき、さらに線1本1本の塗布厚さ及び塗布幅が図9で示したように均一でムラなく塗布でき、脈動が生じずに間欠的に脈うつ問題も解消される。
また、タイルSなどに弾性接着剤を塗布して外壁Gに貼り付ける場合、上記したように吐出口を複数とした場合には、図13によく示されるごとく、該先端上側吐出口の高さが、複数の先端上側吐出口の中央付近の先端上側吐出口が最も高く、複数の先端上側吐出口の中央付近の先端上側吐出口に向かって次第に徐々に高く開口するようにされているため、中央付近の塗布厚さが最も高くなって左右両側部分の塗布厚さが低くなり、タイルSを外壁Gに貼り付けたときに、横からはみ出さない。
図11及び図12は本発明のもう一つの実施の形態である押出しガン用塗布ノズル10Bを示し、押出しガン用塗布ノズル10Bは、前記先端下側吐出口H2に対応し連通して隣接後方吐出口H3がさらに開穿されている。
すなわち、前記ノズル本体下側部材22の先端部23にタイルSの被塗布対象物面Tに接する接触底面31と該接触底面31に隣接する隣接底面33とを形成し、前記先端下側吐出口H2を該接触底面31に開穿し、該隣接底面33には該先端下側吐出口H2に連通する隣接後方吐出口H3がさらに開穿されている。
このようにした構成した場合には、押出しガン用塗布ノズル10Bの前記先端下側吐出口H2及び隣接後方吐出口H3がバッファー口(緩衝口)として作用し、従来の(1)押出しガンのグリップの開放状態のとき接着剤の吐出が止まるため、グリップを握った後の開放状態のときにどうしても脈動が生じ、間欠的に脈うって塗布層の厚さが均一とならずにムラが生じてしまうし、(2)グリップの一握り毎の塗布層のセクションの最初と最後だけが太くて厚めの塗布層となり、セクションの真ん中は薄めで細くなってしまうという問題が解消され、外壁にタイルを接着するときなどに、弾性接着剤を外壁に複数の線状(ビード状)に塗布する際、線1本1本の塗布厚さ及び塗布幅が均一でムラなく塗布でき、脈動も生じずに間欠的に脈うつ問題も解消される。
また、押出しガン用塗布ノズル10Aと同様に、押出しガン用塗布ノズル10Bを用いて外壁などに弾性接着剤を塗布した後にタイルを貼り付ける場合、中央付近の塗布厚さが最も高くなって左右両側部分の塗布厚さが低くなり、タイルを貼り付けたときに、横からはみ出さない。なお、押出しガン用塗布ノズル10Bは、隣接後方吐出口H3がさらに開穿されている以外は上記した押出しガン用塗布ノズル10Aと同様の構成であるため、再度の説明は省略する。
本発明のさらに別の実施の形態を図14〜図16に示す。図14〜図16において符号10Cは押出しガン用塗布ノズルを示す。この押出しガン用塗布ノズル10Cは、図14及び図16によく示される如く、前記先端上側吐出口H1のみを有する複数の吐出口300a〜300eとされている。なお、押出しガン用塗布ノズル10Cは、前記先端上側吐出口H1のみを有する複数の吐出口300a〜300eとされている以外は上記した押出しガン用塗布ノズル10Aと同様の構成であるため、再度の説明は省略する。
本発明の他の実施の形態を図17及び図18に示す。図17及び図18において符号10Dは押出しガン用塗布ノズルを示す。この押出しガン用塗布ノズル10Dは、図17及び図18によく示される如く、ノズル本体下側部材の先端部23及びノズル本体上側部材の先端部27に扁平な吐出口が設けられており平型吐出口130を有している。平型吐出口130は、先端上側吐出口H1と該先端上側吐出口H1に対応し連通して開穿された先端下側吐出口H2と、を含むように構成されている。したがって、先端下側吐出口H2がバッファー口(緩衝口)として作用し、従来の脈動の問題は解消される。なお、押出しガン用塗布ノズル10Dは、平型吐出口130を有する以外は上記した押出しガン用塗布ノズル10Aと同様の構成であるため、再度の説明は省略する。
図4及び図19において、符号17は汚れ防止カバー部材を示し、該汚れ防止カバー部材17は中央に開口部46を有し、周縁部にフランジ48を有している。該汚れ防止カバー部材は、キャップ部材16の内側形状に対応した形状を有し、該キャップ部材16の内側に位置されるものである。
本発明のノズルキャップ構造は、図4によく示される如く、押出しガン12のシリンダ14の先端に着脱自在に取付けられたキャップ部材16と、該キャップ部材16の内側形状に対応した形状を有し、該キャップ部材16の内側に位置された汚れ防止カバー部材17と、を含み、該キャップ部材16に前記した押出しガン用塗布ノズル10A〜10Eのいずれかを取付けてなるものである。
本発明の取付け補助具の一つの実施の形態を図20及び図21に示す。図20及び図21において、符号50Aは本発明の取付け補助具を示す。取付け補助具50Aは、前記押出しガン用塗布ノズル10A〜10Eを、キャップ部材先端が雄ねじ部とされている押出しガンに取付けるために用いられる押出しガン用塗布ノズルの取付け補助具であり、中空部52と、該中空部52の内周面に設けられた雌ねじ部54と、を含む構成とされている。
図21において、押出しガン112は、保持台115、該保持台115の後端に取付けられたグリップ部113と、粘性材料Wの入ったフィルムパック119が挿入され該保持台115に載置されたカートリッジ114と、該フィルムパック119の後端を押圧するため該カートリッジ114に挿入されたピストン体121と、該カートリッジ114の先端に設けられたキャップ部材116とを含む。そして、前記キャップ部材116に前記取付け補助具50Aを取付け、該取付け補助具50Aに前記押出しガン用塗布ノズル10Aを取付けてなる。
このようにすれば、キャップ部材先端が雄ねじ部とされている押出しガンであっても、前記取付け補助具50Aを用いることで前記押出しガン用塗布ノズル10Aを容易に取付けることが可能となる。
図22において、符号50Bは本発明の取付け補助具のもう一つの実施の形態を示す。中空部152と、該中空部152の内周面に設けられた第一雌ねじ部154と第二雌ねじ部156とを含む構成とされている。このように構成すれば、キャップ部材の径が大きくても第一雌ねじ部154をシリンダのキャップ部材に第二雌ねじ部156を前記押出しガン用塗布ノズル10Aの雄ねじ部36に取付けることにより、取付け補助具50Bを介して前記押出しガン用塗布ノズル10Aを容易に取付けることが可能となる。
さらに、汚れ防止カバー部材17を含む本発明のノズルキャップ構造に、前記取付け補助具50A,50Bを取付けたノズルキャップ構造とすることもできる。
本発明のさらに他の実施の形態を図23に示す。図23において符号10Eは押出しガン用塗布ノズルを示す。この押出しガン用塗布ノズル10Eは、図23によく示される如く、ノズル本体下側部材22の側面の内側部分に立設され、かつノズル体38としたときにノズル本体上側部材26の内側面に当接するようにその側面形状に対応して形成された第一羽根板56a及び第二羽根板56bと、をさらに含む構成とされている。
したがって、ノズル本体下側部材22にノズル本体上側部材26を嵌着せしめてノズル体38としたときに、第一羽根板56a及び第二羽根板56bが、ノズル本体上側部材26の内側面に当接し粘性材料Wの漏出を防止するため、嵌着溝42及び嵌着突起44のみで下側液溜まり部20及び上側液溜まり部24から粘性材料Wが漏出するのを防止する構成とした場合よりもをさらに好適に漏出を防止することができる。なお、押出しガン用塗布ノズル10Eは、第一羽根板56a及び第二羽根板56bを有する以外は上記した押出しガン用塗布ノズル10Aと同様の構成であるため、再度の説明は省略する。
本発明の押出しガン用塗布ノズルの一つの実施の形態を示す上面斜視図である。 本発明の図1のII−II線断面図である。 図1の押出しガン用塗布ノズルの底面斜視図である。 本発明の押出しガンのノズルキャップ構造の一つの実施の形態を示す分解斜視図である。 図1の押出しガン用塗布ノズルを開いた状態を示す斜視図である。 図5の要部拡大図であって、(a)がA部分の要部拡大図、(b)がB部分の要部拡大図、(c)がC部分の要部拡大図を示す。 図5のVII−VII線断面図である。 図1の押出しガン用塗布ノズルの正面図である。 図1の押出しガン用塗布ノズルでタイルに弾性接着剤を塗布した塗布状態を示す斜視図である。 図9の要部拡大断面図である。 本発明の押出しガン用塗布ノズルのもう一つの実施の形態を示す要部拡大断面図である。 図11の押出しガン用塗布ノズルの底面斜視図である。 図1の押出しガン用塗布ノズルで弾性接着剤を塗布してタイルを外壁に貼り付ける状態を示す概略図である。 本発明の押出しガン用塗布ノズルの別の実施の形態を示す正面図である。 図14の押出しガン用塗布ノズルでタイルに弾性接着剤を塗布した塗布状態を示す斜視図である。 図15の要部拡大断面図である。 本発明の押出しガン用塗布ノズルの他の実施の形態を示す上面斜視図である。 図17の押出しガン用塗布ノズルの正面図である。 防止カバー部材を示す斜視図である。 本発明の取付け補助具の一つの実施の形態を示す斜視図である。 押出しガンのノズルキャップ構造の別の実施の形態を示す分解斜視図である。 本発明の取付け補助具の別の実施の形態を示す斜視図である。 本発明の押出しガン用塗布ノズルのさらに他の実施の形態を示す上面斜視図である。
符号の説明
10A,10B,10C,10D,10E:押出しガン用塗布ノズル、12:押出しガン、13:グリップ部、14:シリンダ、16:キャップ部材、17:汚れ防止カバー部材、18:キャップ部材先端、19:フィルムパック、20:下側液溜まり部、21:プランジャー、22:ノズル本体下側部材、23:ノズル本体下側部材の先端部、24:上側液溜まり部、26:ノズル本体上側部材、27:ノズル本体上側部材の先端部、28:結合手段、30a,30b,30c,30d,30e:吐出口、31:接触底面、32:上側部材基端部、33:隣接底面、34:下側部材基端部、36:雄ねじ部、38:ノズル体、40:雌ねじ部、42:嵌着溝、44:嵌着突起、46:開口部、48:フランジ、50A,50B:取付け補助具、52:中空部、54:雌ねじ部、56a:第1羽根板部材、56b:第2羽根板部材、112:押出しガン、113:グリップ部、114:カートリッジ、115:保持台、116:キャップ部材、119:フィルムパック、121:ピストン体、130:平型吐出口、152:中空部、154:第一雌ねじ部、156:第二雌ねじ部、300a,300b,300c,300d,300e:吐出口、G:外壁、H1:先端上側吐出口,H2:先端下側吐出口,H3:隣接後方吐出口、K:カシメ部、N:ハサミ、S:タイル、T:被塗布対象物面、W:粘性材料。

Claims (8)

  1. 押出しガンのシリンダ又はカートリッジのキャップ部材先端に取付けられ、粘性材料を吐出して塗布するための押出しガン用塗布ノズルであって、
    内部に下側液溜まり部を有し先端径大とされたノズル本体下側部材と、
    該ノズル本体下側部材と対応して内部に上側液溜まり部を有し且つ先端径大とされたノズル本体上側部材と、
    該ノズル本体下側部材及び該ノズル本体上側部材を離間自在に結合せしめるための結合手段と、
    該ノズル本体下側部材及び該ノズル本体上側部材の先端部又は先端部近傍に設けられた1以上の吐出口と、
    該ノズル本体下側部材及び該ノズル本体上側部材の下側部材基端部及び上側部材基端部に設けられた雄ねじ部と、
    を含み、
    前記ノズル本体下側部材の下側部材基端部と前記ノズル本体上側部材の上側部材基端部とを互いに接離自在に嵌着せしめてノズル体とし、前記雄ねじ部を前記キャップ部材先端に設けられた雌ねじ部に螺着せしめ、粘性材料を吐出してなることを特徴とする押出しガン用塗布ノズル。
  2. 前記結合手段が、固定手段又はヒンジ部であることを特徴とする請求項1記載の押出しガン用塗布ノズル。
  3. 前記結合手段が、前記ノズル本体下側部材及び前記ノズル本体上側部材の先端に設けられたことを特徴とする請求項1又は2記載の押出しガン用塗布ノズル。
  4. いずれか一方の前記ノズル本体下側部材又はノズル本体上側部材の周縁部に設けられた嵌着溝と、他方の前記ノズル本体下側部材又はノズル本体上側部材の周縁部に設けられた嵌着突起をさらに含み、
    前記ノズル本体下側部材に前記ノズル本体上側部材を嵌着せしめてノズル体としたときに前記下側液溜まり部及び上側液溜まり部から前記粘性材料が漏出するのを防止してなることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の押出しガン用塗布ノズル。
  5. いずれか一方の前記ノズル本体下側部材又はノズル本体上側部材の側面の内側部分に立設され、かつ前記ノズル体としたときに他方の前記ノズル本体下側部材又はノズル本体上側部材の内側面に当接するようにその側面形状に対応して形成された第一羽根板及び第二羽根板と、をさらに含み、
    前記ノズル本体下側部材に前記ノズル本体上側部材を嵌着せしめてノズル体としたときに前記下側液溜まり部及び上側液溜まり部から前記粘性材料が漏出するのを防止してなることを特徴とする請求項4記載の押出しガン用塗布ノズル。
  6. 請求項1〜5いずれか1項記載の押出しガン用塗布ノズルを、キャップ部材先端が雄ねじ部とされている押出しガンに取付けるために用いられる押出しガン用塗布ノズルの取付け補助具であって、
    中空部と、
    該中空部の内周面に設けられた雌ねじ部と、
    を含み、
    前記キャップ部材先端に前記取付け補助具を取付け、該取付け補助具に前記押出しガン用塗布ノズルを取付けてなることを特徴とする押出しガン用塗布ノズルの取付け補助具。
  7. 押出しガンのシリンダ又はカートリッジの先端に着脱自在に取付けられたキャップ部材と、
    該キャップ部材の内側形状に対応した形状を有し、該キャップ部材の内側に位置された汚れ防止カバー部材と、
    を含み、該キャップ部材に請求項1〜5いずれか1項記載の押出しガン用塗布ノズルを取付けてなることを特徴とする押出しガンのノズルキャップ構造。
  8. 請求項6記載の押出しガン用塗布ノズルの取付け補助具を取付けてなることを特徴とする請求項7記載の押出しガンのノズルキャップ構造。
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