JP2008245804A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 演出制御部202は、複数種類の図柄を含む演出のための複数の演出用リールを表現した画像を演出表示装置80に表示する第1の演出モードと、ストップスイッチの夫々に対応する複数のオブジェクトを演出表示装置80に表示する第2の演出モードとを切り換えて制御する。また、演出制御部80は、第2の演出モード時において、スタートスイッチの操作に応じて複数のオブジェクトを動作させて表示し、ストップスイッチの操作に応じて、前記複数のオブジェクトのうちの何れかを停止させて表示する。
【選択図】 図4
Description
図1−1に示すように、スロットマシン10の筐体は、基体11と、基体11の前面に取り付けられるフロントパネル12とから構成されている。なお、図1−1では、基体の詳細な構成を省略している。フロントパネル12の前面部には、複数種類の図柄を含む演出のための複数の演出用リールを表現した画像(以下、演出画像リール51L、51C及び51Rと称す)等を表示可能な演出表示装置80が備えられる。また、スロットマシン10の筐体の内部には、遊技用リールユニット30が配置されている。
フロントパネル12の前面側(遊技者側)には、スタートスイッチ41と、ストップスイッチ42L、42C及び42Rと、ベットスイッチ45と、貯留解除スイッチ46とを備えた操作スイッチ40や、メダル投入口43や、メダル受け皿44等が配置されている。
本実施形態では、スタートスイッチ41は、遊技者により操作可能な位置に配設されており、遊技用リール31L、31C及び31Rを回転させるとき、演出画像リール51L、51C及び51Rを可変表示させるとき等に操作される。
貯留解除スイッチ46は、貯留中のメダルを払い出す際に、遊技者により操作されるスイッチである。
遊技用リールユニット30は、リング状の3つの遊技用リール31L、31C及び31Rを並設したものを備える。また、遊技用リール31L、31C及び31Rの回転中心部には、それぞれステッピングモータが連結されており、このステッピングモータの駆動制御によって、遊技用リール31L、31C及び31Rの回転が制御される。また、各遊技用リール31L、31C及び31Rの内周の内側には、3つの図柄を背後から照光するためのバックランプ33が固定されている。
ここで、「図柄組合せラインL1」とは、遊技用リール31L、31C及び31Rの停止時における図柄の並びラインであって、図柄の組合せを形成しているラインである。本実施形態では、水平方向の3本が図柄組合せラインL1として設けられている。
ここで、「有効ライン」とは、遊技用リール31L、31C及び31Rの停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せであるか否かの判別対象となるラインである。この有効ラインに、いずれかの役に対応する図柄の組合せが停止したときには、その役に応じた利益が付与される。ここで、役に応じた利益とは、メダルの払い出し等である。
本実施形態における演出画像リール51L、51C及び51Rには、それぞれ複数の図柄が表示されており、上下に連続する3つの図柄が見えるように、各演出画像リール51L、51C及び51Rが配置されている。即ち、フロントパネル12の液晶表示装置55には、演出画像リール51L、51C及び51Rの合計9個の図柄が透視できるようにしている。
但し、投入されたメダルの枚数が1枚又は2枚のときでも、遊技を行うことが可能になるようにしてもよい。この場合には、投入されたメダル枚数に応じて、複数の図柄組合せラインL2の中から有効ラインと無効ラインが設定される。
一方、図柄組合せラインL2の無効ラインとは、例えばメダルの投入枚数が1枚又は2枚のときに生じ、前記有効ラインとして設定されない図柄組合せラインであって、図柄の組合せの成立対象とならないラインをいう。
続いて、遊技用リール31L、31C及び31Rと、演出画像リール51L、51C及び51Rとの関係について説明する。
言い換えれば、前面側から見て、遊技用リールユニット30と、操作スイッチ40との間に、演出画像リール51L、51C及び51Rを表示している。
次に、スロットマシン10における通常遊技について説明する。
通常遊技では、遊技者が、メダル投入口43から3枚のメダルを投入するか、ベットスイッチ45を操作すると、図柄組合せラインL1及び図柄組合せラインL2の全てのラインが有効ラインとして設定される。その後、遊技者がスタートスイッチ41を操作すると、遊技用リール31L、31C及び31Rが全て回転し始める。
メイン制御基板50には、メインCPU51、ROM52、RAM53及びインタフェース回路(I/F回路)54が設けられており、これらはバス55を介して互いに接続されている。
サブ制御基板60には、サブCPU61、ROM62、RAM63、画像制御プロセッサ64、画像データROM65、ビデオRAM66、音源回路67、アンプ68及びインタフェース回路(I/F回路)69が設けられている。サブCPU61、ROM62、制御用RAM63、画像制御プロセッサ64、音源回路67及びI/F回路69はバス70を介して互いに接続されている。また、画像データROM65及びビデオRAM66は画像制御プロセッサ64に接続され、アンプ68は音源回路67に接続されている。また、演出用ランプ72は、バス70を介してサブCPU61に接続されている。
リール基板11には、左リール31L、中リール31C及び右リール31Rを駆動するためのステッピングモータ(図示せず)が接続されている。これらのリール31L、31C及び31Rの動作の制御は、リール基板11を介してメインCPU51によって行われる。また、左リール31L、中リール31C及び右リール31Rの夫々に対応して所定の位置にセンサが設置されており、これらのセンサはリールの基準位置の通過を検知する。基準位置の通過が検知されると、センサから検知信号が出力され、リール基板11を介してメインCPU51に入力される。また、ステッピングモータのステップ数もリール基板11を介してメインCPU51に対して入力される。
中央表示基板12は、例えばフロントパネル12の裏側の中央部に取り付けられる。中央表示基板12には、クレジット数表示部(不図示)、セレクタ81、ベットスイッチ45、スタートスイッチ(レバー)41、左ストップスイッチ42L、中ストップスイッチ42C、右ストップスイッチ42R、設定表示部82及び設定変更スイッチ83が接続されている。
電源装置基板13には、設定変更有効化スイッチ91、電源スイッチ92、ホッパ装置93及び電源装置94が接続されている。設定変更有効化スイッチ91は、設定変更スイッチ83を用いた設定の変更を可能な状態にする際に操作するスイッチである。即ち、設定変更有効化スイッチ91がオンの状態になっているときに限り、設定変更スイッチ83を用いた設定の変更が可能になる。電源スイッチ92は、電源装置94のオン/オフを切り替えるためのスイッチである。ホッパ装置93は、メダルの貯蔵及び払い出しを行う装置であり、電源装置基板13を介したメインCPU51からの指示に基づいて、予め貯蔵しておいたメダルから所定枚数のメダルを遊技者に払い出す。
役抽選部101は、後述の遊技進行制御部102によるタイミング制御に応じて、役(特別役、小役、リプレイ等)の抽選を行う。ここで、特別役とは、通常遊技とは異なる遊技であって遊技者にとって有利な特別遊技に移行させるための役である。通常遊技における役の抽選において特別役に当選し、役別役の図柄の組合せが有効ラインに停止したとき、即ち特別役に入賞したことを条件として、通常遊技から特別遊技に移行させる。特別遊技は、通常遊技以上にメダル獲得枚数期待値が大きく、遊技者にとって有利となる遊技である。ここで、特別遊技には、例えばBB(ビッグボーナス)ゲーム及びRB(レギュラーボーナス)ゲームが含まれる。
遊技進行制御部102は、役抽選部101や、後述のリール制御部106及び入賞判定部107等の動作タイミングを制御する。例えば、遊技進行制御部102は、スタートスイッチ41が操作されたことを条件として、役抽選部101に役の抽選を行わせると共に、リール制御部106に遊技用リール群31の回転を開始させ、また、ストップスイッチ群42が操作されたことを条件として、リール制御部106に遊技用リール群31の停止制御を行わせ、更に、遊技用リール群31が停止したことを条件として、入賞判定部107に入賞判定を行わせる。なお、遊技進行制御部102の動作はこれらに限定されるものではない。
フラグ情報記憶部103は、役抽選部101によって何らかの役に対するフラグがオンになった場合に、当選した役の種類及びそのフラグがオンになったことを記憶する。なお、後述のように、フラグ情報記憶部103に記憶されている情報が消去されるタイミング(当選フラグがオフとなるタイミング)は、特別役とそれ以外の役とで異なっている。即ち、特別役の場合、フラグ情報記憶部103に記憶されている情報は、特別遊技が開始したことを条件として消去され、特別遊技が開始していなければ次遊技以降まで持ち越されるのに対し、それ以外の役の場合には、その役の入賞の有無に拘わらず、当該遊技の終了の際に消去され、次遊技まで持ち越されることはない。
リール制御部106は、遊技進行制御部102によるタイミング制御に応じて、遊技用リール群31(遊技用リール31L、31C及び31R)の回転の開始及び停止の制御を行う。より具体的には、リール制御部106は、遊技状態(例えば、通常遊技状態、特別遊技状態等)、役抽選部101による抽選の結果、並びにストップスイッチ群42(ストップスイッチ42L、42C及び42R)が操作されたタイミング等に基づいて、遊技用リール31L、31C及び31Rの停止位置を決定すると共に、ステッピングモータの駆動を制御して、その決定した位置で遊技用リール31L、31C及び31Rの回転を停止させる。
入賞判定部107は、遊技進行制御部102によるタイミング制御に応じて、図柄組合せラインL1のうち、1本〜複数本の有効ラインのいずれかに役の図柄の組合せが並んでいるか否かを判定し、並んでいるものがあれば当該遊技でその役に入賞したと判定する。このとき、入賞判定部107は、例えばステッピングモータの停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ラインに位置する図柄を判定し、これに基づいて、役の入賞の有無を判定すると共に、判定結果の情報(入賞役情報)等をサブ制御基板60に送信する。
特別遊技制御部108は、入賞判定部107による判定の結果、特別役に入賞していた場合に、特別遊技の制御を行う。例えば、特別遊技制御部108は、特別遊技中における役抽選部101の抽選結果に応じて、リール制御部106に特別遊技用のリール制御を行わせたり、サブ制御基板60に特別遊技用の演出を行わせたりする。特に、入賞判定部107による判定の結果、BBに入賞していた場合には、次遊技から役に入賞した場合に払い出されるメダルの総数が所定の終了枚数に達するまでの間、特別遊技(BBゲーム)の制御を行う。例えば、この特別遊技の制御としては、リール制御部106に特別遊技(BBゲーム)用のリール制御を行わせる。また、特別遊技(BBゲーム)においては、上述のように、役抽選テーブル121とは異なる抽選テーブル(図示せず)が用いられ、この抽選テーブルの変更も特別遊技制御部108の指示に基づいて行われる。
払出制御部110は、入賞判定部107による判定の結果、入賞している役に応じたメダルの払い出しをホッパ装置93に行わせたり、クレジット数表示部におけるクレジット数情報の表示を更新したりする。払出制御部110には払出枚数カウンタ111が含まれている。入賞役がBBである場合、払出枚数カウンタ111は、BBゲーム中のメダルの払出枚数をカウントし、その総数を求める。そして、払出制御部110は、総払出枚数が所定の範囲の終了枚数、例えば465枚に達すると、その旨を特別遊技制御部108に知らせ、特別遊技を終了させる。なお、払出枚数カウンタ111により求められたメダルの総払出枚数の情報は、総払出枚数が所定の終了枚数に達し、一連の特別遊技(BBゲーム)が終了した時点で消去され、総払出枚数はリセットされる。
演出パターン選択部201は、スタートスイッチ41が操作されてから3個目のストップスイッチが操作されて全ての遊技用リール31L、31C及び31Rが停止するまでの間に行う演出パターン、3個目のストップスイッチが操作されて全ての遊技用リール31L、31C及び31Rが停止した時に何らかの役に入賞していた場合に行う演出パターン、ベットスイッチ45の操作時に行う演出パターン等に応じて選択する。
演出制御部202は、演出パターン選択部201によって選択された演出パターンに基づく演出の制御を行う。そして、演出制御部202による制御に基づいて、画像制御プロセッサ64が演出表示装置80に表示する画像データを作成し、また、音源回路67で生成された音信号がアンプ68によって増幅された後、スピーカ71から出力される。
オブジェクトデータ記憶部203は、オブジェクトの一連の動作を連続的に表現するための複数枚の静止画像データを記憶している。演出制御部202は、オブジェクトデータ記憶部203より複数枚の静止画像データを順次連続させて演出表示装置80に表示させていくことによって、オブジェクトが動作して表示される状態を表現する。
60 サブ制御基板
56L、56C、56R オブジェクト
101 役抽選部
102 遊技進行制御部
103 フラグ情報記憶部
106 リール制御部
107 入賞判定部
108 特別遊技制御部
110 払出制御部
111 払出枚数カウンタ
201 演出パターン選択部
202 演出制御部
203 オブジェクトデータ記憶部
Claims (5)
- 複数種類の図柄を表示し、停止時の図柄の組合せにより遊技の結果を表示するための複数の遊技用リールと、
遊技者の操作に基づいて前記遊技用リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、
前記遊技用リールに対応して設けられ、遊技者の操作に基づいて前記遊技用リールの回転を停止させるためのストップスイッチと、
役の抽選を行う役抽選手段と、
前記役抽選手段により行われた役の抽選結果に基づいて、前記遊技用リールの回転の停止を制御する遊技用リール停止制御手段と、
演出のための画像を表示する演出表示装置と、
複数種類の図柄を含む演出のための複数の演出用リールを表現した画像を前記演出表示装置に表示する第1の演出モードと、前記ストップスイッチの夫々に対応する複数のオブジェクトを前記演出表示装置に表示する第2の演出モードとを切り換えて制御を行う演出制御手段とを有し、
前記演出制御手段は、前記第2の演出モード時において、前記スタートスイッチの操作に応じて前記複数のオブジェクトを動作させて表示し、前記ストップスイッチの操作に応じて、前記複数のオブジェクトのうちの何れかを停止させて表示することを特徴とする遊技機。 - 前記演出制御手段は、前記ストップスイッチの操作に応じて、操作された前記ストップスイッチに対応する位置に表示される前記オブジェクトを停止させて表示することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記オブジェクトの一連の動作を連続的に表現するための複数枚の静止画像データを記録するオブジェクトデータ記録手段を更に有し、
前記演出制御手段は、前記オブジェクトデータ記録手段に記録される前記複数枚の静止画像データを順次連続させて前記演出表示装置に表示させることによって、前記オブジェクトが動作して表示される状態を表現することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。 - 前記演出制御手段は、前記ストップスイッチの操作に応じて、前記複数枚の静止画像データを間欠的に前記演出表示装置に表示し、最終的に所定の静止画像データを表示することによって、前記オブジェクトが動作して表示される状態から停止して表示される状態までを表現することを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
- 前記演出制御手段は、前記ストップスイッチの操作に応じて、前記複数枚の静止画像データのうちの所定の静止画像データを前記演出表示装置に表示させ、その後、前記複数枚の静止画像データを間欠的に前記演出表示装置に表示させることによって、前記ストップスイッチの操作に応じて前記オブジェクトが停止して表示される状態までを表現することを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
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JP2006055421A (ja) * | 2004-08-20 | 2006-03-02 | Sankyo Kk | スロットマシン |
JP2006094972A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Aruze Corp | 遊技機 |
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- 2007-03-29 JP JP2007089196A patent/JP2008245804A/ja active Pending
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