JP2008243569A - 燃料タンク用電気コネクタ - Google Patents

燃料タンク用電気コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2008243569A
JP2008243569A JP2007082063A JP2007082063A JP2008243569A JP 2008243569 A JP2008243569 A JP 2008243569A JP 2007082063 A JP2007082063 A JP 2007082063A JP 2007082063 A JP2007082063 A JP 2007082063A JP 2008243569 A JP2008243569 A JP 2008243569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
external connection
electrical connector
fuel tank
connection coupler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007082063A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4737126B2 (ja
Inventor
Yukio Sakamoto
幸夫 坂本
Masaharu Ohashi
正治 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2007082063A priority Critical patent/JP4737126B2/ja
Publication of JP2008243569A publication Critical patent/JP2008243569A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4737126B2 publication Critical patent/JP4737126B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

【課題】 簡単な構造でターミナル端子の腐食を確実に防ぐことのできる燃料タンク用電気コネクタを提供する。
【解決手段】 ターミナル端子23の根元の根元サポート部26の上端位置より隣接する根元サポート部26を結合する橋渡リブ27の上端位置を下方に設ける。橋渡リブ27の上端に水滴を下方へ流すリブ傾斜部27aを設ける。根元サポート部26とガイド24との間において毛細管現象が起こり得る狭小隙間αを樹脂部材1’によって肉埋めし、肉埋め部28の上端に水滴を下方へ流す肉埋め傾斜部28aを設ける。根元サポート部26の上端におけるターミナル端子23との接合部に水滴を下方へ流すサポート傾斜部26aを設ける。以上の構成により、電気コネクタ4内に水が付着したまま外部コネクタを装着しても、ターミナル端子23の露出部に水が接触する不具合を確実に防ぐことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車の燃料タンクに取り付けられる電気コネクタに関する。
燃料タンクの内部には、燃料タンク内の燃料を外部に吐出する燃料ポンプ、燃料タンク内の貯油量を検出するセンダゲージの少なくても一方の電気部品が配置される。このため、燃料タンクの上壁には、外部から電気部品を内部に挿入する開口穴が設けられ、この開口穴はフランジ部材によって閉塞される。
このフランジ部材には、燃料タンク内に挿入された電気部品と、外部接続用の外部コネクタとを接続するための電気コネクタが設けられる(例えば、特許文献1参照)。
電気部品が燃料タンク内に挿入され、フランジ部材が取り付けられた燃料タンクは、密閉性を確認するために、水没試験もしくはリークテスタによって漏れの有無を全数チェックしている。
この水没試験を行う際は、電気コネクタにキャップを取り付けて、電気コネクタの内部に水が浸入しないようにしている。さらに、水没試験後に電気コネクタ内にエアを吹いて電気コネクタ内に浸入した水を飛ばし、電気コネクタ内に水が残留しないようにしている。しかし、電気コネクタの内部に水が残る可能性がある。
また、メンテナンス等により電気コネクタと外部コネクタとの脱着を屋外で行う場合が考えられる。この場合には、脱着時に雨水や風雪等によって水が電気コネクタの内部に浸入する可能性がある。
一方、燃料タンクの電気コネクタに接続される外部コネクタには、外部からの雨水、風雪等の浸入を防ぐために、防水コネクタが用いられる(例えば、特許文献2参照)。
電気コネクタの内部に水が残ったままの状態で、相手側の防水コネクタ(外部コネクタ)を装着すると、水分が電気コネクタの内部に残留して逃げ場がなくなる。
水分が電気コネクタの内部に残留したまま使用されると、ターミナル端子が腐食し、短絡等の電気的な不具合が発生する可能性がある。具体的には、燃料ポンプの作動不良、センダゲージの作動不良が発生する可能性がある。
特開2004−257347号公報 特開2002−237348号公報
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は簡単な構造でターミナル端子の腐食を防ぐことのできる燃料タンク用電気コネクタの提供にある。
[請求項1の手段]
請求項1の手段を採用する燃料タンク用電気コネクタは、複数のターミナル端子を保持する樹脂部材によって、外部接続用カプラの底部から突出する各ターミナル端子の根元部の周囲を覆う根元サポート部と、隣接する根元サポート部を結合する橋渡リブとが形成されるものであり、車両搭載時の配置方向における橋渡リブの上端位置を、根元サポート部の上端位置より下方に設けたものである。
これによって、何らかの要因(例えば、水没試験、メンテナンス等)によって電気コネクタの内部に水が浸入し、橋渡リブの上端に水滴が付いたとしても、この水滴はターミナル端子の露出部より下方に位置することになり、水滴がターミナル端子の露出部に接触する不具合が防がれる。
このように、根元サポート部の上端位置より橋渡リブの上端位置を下方に設けるという簡単な構造を採用することで、橋渡リブの上端に水滴が付いたとしても、水滴がターミナル端子の露出部に接触しないため、防水性を有する外部コネクタが接続されても、ターミナル端子の腐食を防ぐことができる。
[請求項2の手段]
請求項2の手段を採用する燃料タンク用電気コネクタは、複数のターミナル端子を保持する樹脂部材によって、外部接続用カプラの底部から突出する各ターミナル端子の根元部の周囲を覆う根元サポート部と、隣接する根元サポート部を結合する橋渡リブとが形成されるものであり、車両搭載時の配置方向における橋渡リブの上端に、水滴を下方へ流すリブ傾斜部を設けたものである。
これによって、何らかの要因(例えば、水没試験、メンテナンス等)によって電気コネクタの内部に水が浸入し、橋渡リブの上端に水滴が付いたとしても、この水滴は橋渡リブの上端に形成されたリブ傾斜部によって下方(外部接続用カプラの底方向)へ落下することになり、水滴がターミナル端子の露出部に接触する不具合が防がれる。
このように、橋渡リブの上端を傾斜して設けるという簡単な構造を採用することで、橋渡リブの上端に付いた水を傾斜によって下方へ落下させ、水滴がターミナル端子の露出部に接触しないため、防水性を有する外部コネクタが接続されても、ターミナル端子の腐食を防ぐことができる。
[請求項3の手段]
請求項3の手段を採用する燃料タンク用電気コネクタは、複数のターミナル端子を保持する樹脂部材によって、外部接続用カプラの底部から突出する各ターミナル端子の根元部の周囲を覆う根元サポート部と、隣接する根元サポート部を結合する橋渡リブとが形成されるものであり、車両搭載時の配置方向における橋渡リブの上端位置を根元サポート部の上端位置より下方に設けるとともに、橋渡リブの上端に水滴を下方へ流すリブ傾斜部を設けたものである。
即ち、上記請求項1の手段と上記請求項2の手段とを組み合わせたものである。
これによって、上記請求項1の作用効果と、上記請求項2の作用効果とを同時に得ることができ、水滴がターミナル端子の露出部に接触する不具合をより確実に防ぐことができる。
[請求項4の手段]
請求項4の手段を採用する燃料タンク用電気コネクタは、根元サポート部と、この根元サポート部に隣接する隣接部材との間において毛細管現象が起こり得る狭小隙間を、樹脂部材によって肉埋めし、車両搭載時の配置方向における樹脂部材による肉埋め部の上端に、水滴を下方(外部接続用カプラの底方向)へ流す肉埋め傾斜部を設けたものである。
これによって、外部接続用カプラの底部の水が、毛細管現象によってターミナル端子の露出部に接触する不具合を回避することができるとともに、肉埋め部の上端に水滴が付いたとしても、この水滴は肉埋め部の上端に形成された肉埋め傾斜部によって下方へ落下することになり、水滴がターミナル端子の露出部に接触する不具合が防がれる。
[請求項5の手段]
請求項5の手段を採用する燃料タンク用電気コネクタは、車両搭載時の配置方向における根元サポート部の上端におけるターミナル端子との接合部に、水滴を下方(外部接続用カプラの底方向)へ流すサポート傾斜部を設けたものである。
これによって、根元サポート部の上端に水滴が付いたとしても、この水滴は根元サポート部の上端に形成されたサポート傾斜部によって下方へ落下することになり、水滴がターミナル端子の露出部に接触する不具合が防がれる。
最良の形態の燃料タンク用電気コネクタは、外部接続用の外部コネクタが接続される略有底筒形を呈した樹脂製の外部接続用カプラと、この外部接続用カプラを成す樹脂部材によって外部接続用カプラの内部に露出した状態で支持される複数のターミナル端子とを備え、車両搭載時に複数のターミナル端子の露出部が外部接続用カプラの内部において上方へ向いて配置される。
樹脂部材は、外部接続用カプラの底部から突出する各ターミナル端子の根元部の周囲を覆う根元サポート部と、隣接する根元サポート部を結合する橋渡リブとを備える。
そして、最良の形態1では、車両搭載時の配置方向における橋渡リブの上端位置が、根元サポート部の上端位置より下方に設けられている。
また、最良の形態2では、車両搭載時の配置方向における橋渡リブの上端に、水滴を下方へ流すリブ傾斜部が設けられている。
さらに、最良の形態3では、車両搭載時の配置方向における橋渡リブの上端位置が根元サポート部の上端位置より下方に設けられるとともに、橋渡リブの上端に水滴を下方へ流すリブ傾斜部が設けられている。
本発明を燃料ポンプとセンダゲージを備える燃料供給装置に適用した実施例1を、図1、図2を参照して説明する。
なお、以下の実施例1では、先ず燃料供給装置の一例として開示する「燃料供給装置の主要構成」を図2を参照して説明し、その後で「電気コネクタの詳細」を図1を参照して説明する。また、以下では、燃料タンクとともに車両に搭載された状態(車両搭載時)における上方向(図2の上側)を上、車両搭載時における下方向を下として説明する。
〔燃料供給装置の主要構成〕
燃料供給装置は、燃料タンクの上壁に形成された開口穴を閉塞するフランジ部材1と、燃料タンク内に収容されるポンプユニット2とを備える。
フランジ部材1は、燃料タンクの上部の開口穴に装着され、燃料タンク内を密閉するべく開口穴を閉塞する樹脂製の蓋部材であり、燃料吐出管3および電気コネクタ4が設けられている。
燃料吐出管3は、フランジ部材1を構成する樹脂部材1’によって形成されたフランジ部材1の内外を貫通するパイプである。燃料吐出管3の下部(燃料タンク内に配置される部分)は、後述するポンプモジュールのメイン吐出口と、メイン蛇腹管(伸縮管)5を介して結合される。なお、燃料吐出管3の上部(燃料タンクの外部に配置される部分)は、エンジン(内燃機関)の燃料噴射装置に燃料を導く外部配管が接続されるものであり、後述する燃料ポンプから吐出された燃料は燃料吐出管3から外部配管を介して燃料噴射装置に供給される。
電気コネクタ4は、ポンプユニット2内に配置される燃料ポンプおよびポンプユニット2(具体的にはサブタンク6)の側面に取り付けられるセンダゲージ7と、燃料タンクの外部に配置される電源およびECU(または指示部)との電気的な接続を行う手段である。電気コネクタ4の下部(燃料タンク内に配置される部分)は、燃料ポンプに接続される2本のリード線8と、センダゲージ7に接続される2本のリード線8とが接続されている。なお、電気コネクタ4の上部(外部コネクタとの接続部)の構成については後述する。
ポンプユニット2は、燃料タンクの底部に押し付けられた状態で配置されるサブタンク6、このサブタンク6内に組付けられるポンプモジュール、サブタンク6の側面に組付けられるセンダゲージ7を備える。
サブタンク6は、有底容器形状を呈する樹脂容器であり、下部には燃料タンクの底部の燃料をサブタンク6内に流入させる流入口が形成されている。なお、この流入口は、燃料ポンプの余剰燃料の流れを利用したジェットポンプの吸入口であり、このジェットポンプの吸込力によって、燃料タンク内の燃料がサブタンク6内に吸引される。
サブタンク6は、上述したフランジ部材1とシャフト12を介して連結されている。シャフト12の上端は、フランジ部材1に圧入等で結合されている。シャフト12の下端は、サブタンク6の上側側面に形成された窪みに緩く挿入され、フランジ部材1に対してサブタンク6が上下方向へ移動可能に設けられている。シャフト12の周囲には、フランジ部材1とサブタンク6とが互いに離間する方向に付勢する圧縮コイルバネ13が装着されている。この構造によって、燃料タンク内が温度変化、気圧変化、貯量変化によって膨張または収縮しても、圧縮コイルバネ13の付勢力により、サブタンク6の底部が燃料タンクの底部内壁に常に押し付けられる。
ポンプモジュールは、サブタンク6内の燃料を吸引し吐出する燃料ポンプ、この燃料ポンプに吸い込まれる燃料を濾過するサクションフィルタ、燃料ポンプの吐出した燃料を濾過して吐出するフィルタユニットからなる。
燃料ポンプは、フィルタユニットの内部において回転軸が上下方向に向いて組付けられる電動ポンプであり、下部にポンプ吸入口、上部にポンプ吐出口を備え、電気コネクタ4に接続されたリード線8を介して通電されると、サクションフィルタを介して燃料を吸引して圧縮し、フィルタユニットへ吐出する。
サクションフィルタは、電動ポンプの下部に設けられたポンプ吸入口に接続され、サブタンク6の底部内壁と接触して配置される。サクションフィルタは布織布で覆われており、燃料ポンプがサブタンク6内から吸引する燃料に含まれる比較的大きな異物を濾過する。
フィルタユニットは、2重筒構造のフィルタケース、2重筒の間に配置される濾過エレメントを備える。
フィルタケースは、燃料ポンプの周囲を覆う内周筒、濾過エレメントの外周を覆う外周筒、および上部を覆って燃料ポンプの吐出した燃料を濾過エレメントが配置される空間の上部へ導く上部分配部からなる。なお、上部分配部の一部には、燃料ポンプの通電端子を露出させる窓部が形成されており、この窓部内における燃料ポンプのポンプ端子は、フランジ部材1の電気コネクタ4から伸びるリード線8と、コネクタを介して接続される。また、上部分配部における燃料ポンプとの接続部には逆止弁が設けられており、フィルタユニット側から燃料が燃料ポンプに逆流することを防止している。
フィルタケースの下部側面には、吐出燃料の圧力を調整するレギュレータが設けられ、濾過エレメントを通過した燃料がレギュレータに導かれる。レギュレータの出口部にはメイン吐出口とサブ吐出口を備える二股の分岐管が接続される。メイン吐出口には、上述したメイン蛇腹管5が接続され、フランジ部材1に設けられた燃料吐出管3を介して外部に調圧燃料が吐出される。サブ吐出口には、ジェットポンプに吐出燃料を導くサブ蛇腹管が接続され、ジェットポンプに余剰燃料を供給する。
ジェットポンプは、サブタンク6に設けられており、サブ蛇腹管を介してサブタンク6内に戻される燃料の流れ作用を利用して、燃料タンクの底部の燃料をサブタンク6内に吸い込む。なお、ジェットポンプに、燃料ポンプの吐出部の吐出燃料(レギュレータに供給される前の燃料)を直接的に導いても良いし、エンジン側からリターンされる余剰燃料(リターン燃料)を導いても良い。このジェットポンプの作用により、燃料タンク内の貯油量が減少しても、サブタンク6内に燃料を必要量満たすことができる。
センダゲージ7は、上述したようにサブタンク6の側面に取り付けられており、センサ部14、アーム部材15、フロート16からなる。このフロート16は、アーム部材15の先端に取り付けられ、燃料タンク内の燃料液面に浮かぶ部材である。アーム部材15の根元はセンサ部14によって回動自在に支持される。センサ部14は、複数の導電パターンを備え、アーム部材15の回動位置に応じて変位する接触子が導電パターンに接触している。センサ部14の導電パターンは、フランジ部材1の電気コネクタ4から伸びるリード線8と、コネクタを介して接続され、アーム部材15の回動位置、即ち貯油量に応じた抵抗値(具体的には、抵抗値に応じた電流)をECU(または指示部)に出力する。
〔電気コネクタ4の詳細〕
次に、電気コネクタ4において外部コネクタと接続される要部を詳細に説明する。なお、この「電気コネクタ4の詳細」では、先ず図1(a)〜(c)を参照して本発明が適用されていない「参考例の電気コネクタ4」を説明し、次に「参考例の電気コネクタ4の問題点」を説明し、その後で図1(a’)〜(e’)を参照して本発明が適用された「実施例1の特徴(参考例の電気コネクタ4との相違部分)」を説明する。
(参考例の電気コネクタ4)
燃料タンクの上部の開口穴を閉塞するフランジ部材1に設けられる電気コネクタ4は、フランジ部材1を構成する樹脂部材1’によって形成される外部接続用カプラ21と、この外部接続用カプラ21の底部22において樹脂部材1’によってモールド支持される4つのターミナル端子23とを備える。
外部接続用カプラ21は、外部コネクタが挿入される有底の略矩形筒形を呈し、内部には燃料タンクの内外を区画する底部22が形成されている。外部接続用カプラ21を成す筒部の一部はフランジ部材1の上面より上方へ突出しており、その上方へ突出する外部接続用カプラ21の内部と外周に外部コネクタが装着される。外部接続用カプラ21と外部コネクタとの間には、Oリング等のシール部材が配置され、電気コネクタ4に外部コネクタを接続することで、電気コネクタ4の内部が防水される。
外部接続用カプラ21の略中央部には、底部22より上方へ伸びる略十字形状のガイド24が設けられている。このガイド24は、外部コネクタとの結合の際、外部コネクタに形成された十字穴の内部に合致して挿入され、電気コネクタ4と外部コネクタの結合力を高めるとともに、外部接続用カプラ21内における4つのターミナル端子23の各配置空間を区画して、ターミナル端子23の絶縁性を確保するものである。
ターミナル端子23は、外部接続用カプラ21の底部22を上下方向に貫通する導電性金属であり、ターミナル端子23の上部は外部接続用カプラ21の内側に露出し、ターミナル端子23の下部は内部コネクタ25(図2参照)が接続される内部接続用カプラ21’の内側に露出する。
ここで、内部コネクタ25は、各リード線8と結合された4つの内部端子を保持する内部接続手段であり、内部コネクタ25を内部接続用カプラ21’に接続することで、4つのターミナル端子23のうちの2つが、燃料ポンプと電気的に接続されるリード線8と電気的に接続され、4つのターミナル端子23のうちの残り2つが、センダゲージ7と電気的に接続される。
各ターミナル端子23は、細長い板状を呈し、図1(a)に示すように、2つずつ平面が向かい合った状態で樹脂部材1’によってモールド支持される。
このように細長い板状のターミナル端子23を用いる場合、ターミナル端子23が外部接続用カプラ21内で変形し易い状態となるため、外部コネクタの接続の際のコジリや、外部コネクタの接続前において予期せぬ外部負荷によりターミナル端子23が変形することが懸念される。
そこで、上記の懸念をなくす目的で、参考例の電気コネクタ4は、次の手段を採用している。
(a)樹脂部材1’によって、外部接続用カプラ21の底部22から突出する各ターミナル端子23の根元部の周囲を覆う根元サポート部26を形成し、各ターミナル端子23の根元部を補強する。この根元サポート部26は、電気コネクタ4に外部コネクタを装着した状態でも、装着した外部コネクタが届かない範囲に設けられる。
これによって、ターミナル端子23の根元部の強度が高まり、外部負荷によるターミナル端子23の変形を抑えることができる。また、ターミナル端子23と樹脂部材1’との上下方向の接合距離(封止距離)が大きくなり、ターミナル端子23と樹脂部材1’との間の封止漏れをより確実に防ぐことができる。
(b)樹脂部材1’によって、板面が平行して隣接する根元サポート部26を結合する橋渡リブ27を形成する。この橋渡リブ27も根元サポート部26と同様、電気コネクタ4に外部コネクタを装着した状態でも、装着した外部コネクタが届かない範囲に設けられる。
これによって平面方向に変形し易いターミナル端子23の根元部を補強することができ、外部負荷によるターミナル端子23の変形を抑えることができる。
即ち、参考例の電気コネクタ4では、上記(a)、(b)によって、ターミナル端子23の強度を高め、外部負荷によってターミナル端子23が変形する不具合を回避している。
(参考例の電気コネクタ4の問題点)
燃料供給装置を装着した燃料タンク、即ち開口穴がフランジ部材1で閉塞された燃料タンクは、密閉性を確認するために、水没試験もしくはリークテスタによって漏れの有無が全数チェックされる。
この水没試験を行う際、電気コネクタ4にキャップを取り付けるとともに、水没試験後に電気コネクタ4内にエアを吹いて電気コネクタ4内に浸入した水を飛ばして電気コネクタ4内に水が残留しないようにしているが、電気コネクタ4の内部に水が残る可能性がある。また、メンテナンス時においても外部コネクタの脱着時に電気コネクタ4内に水が浸入する可能性がある。
試験の目的で意図的に電気コネクタ4の内部に水を付着させてみると、参考例の電気コネクタ4は、次の問題があった。
(1)参考例の電気コネクタ4では、根元サポート部26の上端位置と橋渡リブ27の上端位置とが同じ高さ位置で設けられるとともに、根元サポート部26の上端形状と橋渡リブ27の上端形状とが共に平面(水平面)であった。
このため、樹脂部材1’の持つ撥水性、および樹脂部材1’の表面に付着した離型剤(油分)があっても、根元サポート部26の上端および橋渡リブ27の上端に付着した水滴が落下せず、橋渡リブ27の上端に留まってしまう。
このように、根元サポート部26の上端および橋渡リブ27の上端に水滴が付着した状態では、その水滴がターミナル端子23の露出部に接触してしまう。この状態で防水性の外部コネクタを装着すると、ターミナル端子23に付着した水の蒸発が抑制されることになるため、ターミナル端子23の腐食を招くことが懸念される。
(2)外部接続用カプラ21の内部空間は狭いため、根元サポート部26とガイド24(隣接部材の一例)との隙間距離が接近し、根元サポート部26とガイド24との間において毛細管現象が起こり得る狭小隙間αが形成されてしまう。
このため、外部接続用カプラ21の底部22に落下した水分が狭小隙間αによる毛細管現象により吸い上げられ、吸い上げられた水がターミナル端子23の露出部に接触する不具合が生じる。この状態で防水性の外部コネクタを装着すると、ターミナル端子23に付着した水の蒸発が抑制されることになるため、ターミナル端子23の腐食を招くことが懸念される。
この実施例1の電気コネクタ4は、上記の不具合を回避するために、次の各特徴を備えている。
(実施例1の特徴1)
橋渡リブ27の上端位置を、根元サポート部26の上端位置より下方に設ける。具体的に、橋渡リブ27の上端位置と、根元サポート部26の上端位置との距離は、橋渡リブ27の上端に水が付着した場合における水滴寸法より長く設けられるものであり、例えば橋渡リブ27の上端位置と根元サポート部26の上端位置との距離は5mm以上に設けられる。
このように設けることにより、水没試験を含む何らかの要因によって電気コネクタ4の内部に水が浸入し、橋渡リブ27の上端に水滴が付いたとしても、この水滴はターミナル端子23の露出部より下方に位置することになり、水滴がターミナル端子23の露出部に接触することがない。
このため、このままの状態で防水性の外部コネクタを装着しても、水滴がターミナル端子23の露出部に接触しないため、ターミナル端子23の腐食が防がれる。
(実施例1の特徴2)
橋渡リブ27の上端に、水滴を下方へ流すリブ傾斜部27aを設ける。具体的に、リブ傾斜部27aは、橋渡リブ27の上端の全辺に形成されるものであり、図1(d’)、(e’)に示されるように上端が尖った形状であっても良いし、上端がラウンドする形状であっても良い。リブ傾斜部27aの傾斜角は、橋渡リブ27の上端に付着した水滴を下方へ落下させるのに必要な傾斜角度(樹脂部材1’の材質、離型剤の種類等により異なる)より大きく設けられている。なお、リブ傾斜部27aは両斜面である必要はなく、片斜面であっても良い。
このように設けることにより、水没試験を含む何らかの要因によって電気コネクタ4の内部に水が浸入し、橋渡リブ27の上端に水滴が付いたとしても、この水滴は橋渡リブ27の上端に形成されたリブ傾斜部27aによって下方へ落下するため、水滴がターミナル端子23の露出部に接触することがない。
このため、このままの状態で防水性の外部コネクタを装着しても、水滴がターミナル端子23の露出部に接触しないため、ターミナル端子23の腐食が防がれる。
即ち、特徴1、2を組み合わせて用いたことで、橋渡リブ27の上端に水滴が付着するのが防がれ、更に橋渡リブ27の上端に水滴が付着することがあったとしても付着した水滴はターミナル端子23の露出部に接触しないため、ターミナル端子23の腐食をより確実に防ぐことができる。
(実施例1の特徴3)
根元サポート部26とガイド24との間において毛細管現象が起こり得る狭小隙間αを、樹脂部材1’によって肉埋めし、根元サポート部26とガイド24との間に設けた肉埋め部28の上端に、水滴を下方へ流す肉埋め傾斜部28aを形成する。具体的に、肉埋め傾斜部28aの上端位置は、図1(c’)に示すように、上述したリブ傾斜部27aの下縁端と一致して設けられ、肉埋め部28の上端に付着した水滴はもちろん、リブ傾斜部27aから肉埋め部28の上面に落下した水滴もスムーズに下方へ落下させるように設けられている。なお、肉埋め傾斜部28aの傾斜角は、リブ傾斜部27aと同様、肉埋め傾斜部28aの上端に付着した水滴を下方へ落下させるのに必要な傾斜角度(樹脂部材1’の材質、離型剤の種類等により異なる)より大きく設けられている。
このように設けることにより、外部接続用カプラ21の底部22の水(水没試験等で浸入した水、あるいは根元サポート部26、橋渡リブ27、肉埋め部28の上端から落下した水)が毛細管現象によってターミナル端子23の露出部に接触する不具合を回避することができる。
また、肉埋め部28の上端に水滴が付いたとしても、この水滴は肉埋め部28の上端に形成された肉埋め傾斜部28aによって下方へ落下することになり、水滴がターミナル端子23の露出部に接触することがない。
このため、外部接続用カプラ21の底部22に水が存在したままの状態で防水性の外部コネクタを装着しても、ターミナル端子23に水が付着することがなく、ターミナル端子23の腐食が防がれる。
(実施例1の特徴4)
根元サポート部26の上端におけるターミナル端子23との接合部に、水滴を下方へ流すサポート傾斜部26aを形成する。具体的に、このサポート傾斜部26aは、ターミナル端子23との境界部の全周に亘って形成されるものであり、ターミナル端子23の露出根元部を頂部とし、ターミナル端子23からサポート傾斜部26aの側面方向に向けて傾斜するものである。
このように設けることにより、水没試験を含む何らかの要因によって電気コネクタ4の内部に水が浸入し、根元サポート部26の上端に水滴が付いたとしても、この水滴は根元サポート部26の上端に形成されたサポート傾斜部26aによって下方へ落下するため、水滴がターミナル端子23の露出部に接触することがない。
このため、このままの状態で防水性の外部コネクタを装着しても、水滴がターミナル端子23の露出部に接触しないため、ターミナル端子23の腐食が防がれる。
(実施例1の効果のまとめ)
この実施例1の燃料供給装置の外部接続用カプラ21は、何らかの要因によって電気コネクタ4の内部に水が浸入したままの状態で防水性の外部コネクタを装着しても、上記特徴1〜4の全てを採用することで、水滴がターミナル端子23の露出部に接触する不具合を確実に防ぐことができ、電気コネクタ4内に残った水によるターミナル端子23の腐食を防ぐことができる。
また、この実施例1は、フランジ部材1の樹脂成形型の一部(具体的には電気コネクタ4を形成する部分の一部)を変更するだけで、上記特徴1〜4の全てを成すことができる。即ち、簡単な構造を採用することで、水滴がターミナル端子23の露出部に接触する不具合を確実に防ぐことができ、ターミナル端子23の腐食を防ぐことができる。
〔変形例〕
上記の実施例では、特徴1と特徴2の両方を採用する例を示したが、特徴1、2の一方のみを採用しても良い。また、特徴3、4の一方もしくは両方を適宜なくしても良い。
上記の実施例では、燃料ポンプとセンダゲージ7の両方を備える燃料供給装置の電気コネクタ4に本発明を適用する例を示したが、センダゲージ7を備えない燃料ポンプの電気コネクタ4に本発明を適用しても良く、また燃料ポンプを備えないセンダゲージ7の電気コネクタ4に本発明を適用しても良い。
電気コネクタの各部説明図である。 燃料供給装置の側面図である。
符号の説明
1’ 樹脂部材
21 外部接続用カプラ
23 ターミナル端子
24 ガイド(隣接部材)
26 根元サポート部
26a サポート傾斜部
27 橋渡リブ
27a リブ傾斜部
28 肉埋め部
28a 肉埋め傾斜部
α 狭小隙間

Claims (5)

  1. 外部接続用の外部コネクタが接続される略有底筒形を呈した樹脂製の外部接続用カプラと、この外部接続用カプラを成す樹脂部材によって前記外部接続用カプラの内部に露出した状態で支持される複数のターミナル端子とを備え、車両搭載時に前記複数のターミナル端子の露出部が、前記外部接続用カプラの内部において上方へ向いて配置される燃料タンク用電気コネクタにおいて、
    前記樹脂部材は、前記外部接続用カプラの底部から突出する前記ターミナル端子の根元部の周囲を覆う根元サポート部と、隣接する根元サポート部を結合する橋渡リブとを備え、
    車両搭載時の配置方向における前記橋渡リブの上端位置は、前記根元サポート部の上端位置より下方に設けられることを特徴とする燃料タンク用電気コネクタ。
  2. 外部接続用の外部コネクタが接続される略有底筒形を呈した樹脂製の外部接続用カプラと、この外部接続用カプラを成す樹脂部材によって前記外部接続用カプラの内部に露出した状態で支持される複数のターミナル端子とを備え、車両搭載時に前記複数のターミナル端子の露出部が、前記外部接続用カプラの内部において上方へ向いて配置される燃料タンク用電気コネクタにおいて、
    前記樹脂部材は、前記外部接続用カプラの底部から突出する前記ターミナル端子の根元部の周囲を覆う根元サポート部と、隣接する根元サポート部を結合する橋渡リブとを備え、
    車両搭載時の配置方向における前記橋渡リブの上端には、水滴を下方へ流すリブ傾斜部が設けられたことを特徴とする燃料タンク用電気コネクタ。
  3. 外部接続用の外部コネクタが接続される略有底筒形を呈した樹脂製の外部接続用カプラと、この外部接続用カプラを成す樹脂部材によって前記外部接続用カプラの内部に露出した状態で支持される複数のターミナル端子とを備え、車両搭載時に前記複数のターミナル端子の露出部が、前記外部接続用カプラの内部において上方へ向いて配置される燃料タンク用電気コネクタにおいて、
    前記樹脂部材は、前記外部接続用カプラの底部から突出する前記ターミナル端子の根元部の周囲を覆う根元サポート部と、隣接する根元サポート部を結合する橋渡リブとを備え、
    車両搭載時の配置方向における前記橋渡リブの上端位置は、前記根元サポート部の上端位置より下方に設けられるとともに、
    車両搭載時の配置方向における前記橋渡リブの上端には、水滴を下方へ流すリブ傾斜部が設けられたことを特徴とする燃料タンク用電気コネクタ。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の燃料タンク用電気コネクタにおいて、
    前記根元サポート部と、この根元サポート部に隣接する隣接部材との間において毛細管現象が起こり得る狭小隙間は、前記樹脂部材によって肉埋めされ、
    車両搭載時の配置方向における前記樹脂部材による肉埋め部の上端には、水滴を下方へ流す肉埋め傾斜部が設けられたことを特徴とする燃料タンク用電気コネクタ。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の燃料タンク用電気コネクタにおいて、
    車両搭載時の配置方向における前記根元サポート部の上端における前記ターミナル端子との接合部には、水滴を下方へ流すサポート傾斜部が設けられたことを特徴とする燃料タンク用電気コネクタ。
JP2007082063A 2007-03-27 2007-03-27 燃料タンク用電気コネクタ Active JP4737126B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007082063A JP4737126B2 (ja) 2007-03-27 2007-03-27 燃料タンク用電気コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007082063A JP4737126B2 (ja) 2007-03-27 2007-03-27 燃料タンク用電気コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008243569A true JP2008243569A (ja) 2008-10-09
JP4737126B2 JP4737126B2 (ja) 2011-07-27

Family

ID=39914659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007082063A Active JP4737126B2 (ja) 2007-03-27 2007-03-27 燃料タンク用電気コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4737126B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011157848A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Denso Corp 燃料供給装置
US8297260B2 (en) 2009-01-30 2012-10-30 Denso Corporation Fuel supply system
JP2016023592A (ja) * 2014-07-22 2016-02-08 株式会社デンソー タンク蓋ユニット及び燃料供給装置
US10020611B2 (en) 2015-07-22 2018-07-10 Yazaki Corporation Connector having a housing with a drainage hole leading to an outside of the connector
JP2019187077A (ja) * 2018-04-10 2019-10-24 株式会社デンソー 駆動装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007056820A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Denso Corp 燃料供給装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007056820A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Denso Corp 燃料供給装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8297260B2 (en) 2009-01-30 2012-10-30 Denso Corporation Fuel supply system
JP2011157848A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Denso Corp 燃料供給装置
JP2016023592A (ja) * 2014-07-22 2016-02-08 株式会社デンソー タンク蓋ユニット及び燃料供給装置
US10020611B2 (en) 2015-07-22 2018-07-10 Yazaki Corporation Connector having a housing with a drainage hole leading to an outside of the connector
JP2019187077A (ja) * 2018-04-10 2019-10-24 株式会社デンソー 駆動装置
JP7124400B2 (ja) 2018-04-10 2022-08-24 株式会社デンソー 駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4737126B2 (ja) 2011-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8869775B2 (en) Fuel supply apparatus
US7458365B2 (en) Fuel supply system with a cooling plate
JP4737126B2 (ja) 燃料タンク用電気コネクタ
US7367325B2 (en) Fuel feed apparatus having electric connector
US8297260B2 (en) Fuel supply system
JP5266759B2 (ja) 鉛蓄電池
JP4051564B2 (ja) 燃料供給装置
EP2644877B1 (en) Threshold condition indication in vehicle fuel system
KR20070004992A (ko) 연료 시스템
US20040168678A1 (en) Fuel feed apparatus having sub-tank
KR102529493B1 (ko) 연료전지 시스템용 압력 센서
US10707003B2 (en) Electrical connection device
US10974710B2 (en) Watertight chamber type electric vacuum pump and vacuum boosting brake system
JP2006002658A (ja) 燃料供給装置
US7603989B2 (en) Fuel feed apparatus having fuel pump
JP2008291701A (ja) 燃料供給装置
CN101865057B (zh) 一种电动燃油泵总成
EP2279090A1 (en) Device for detecting and removing water in a fuel tank
JP2003201932A (ja) 燃料供給装置
JP2006177320A (ja) 燃料供給装置
EP4102048A1 (en) Tank cover and fuel delivery module
CN100513767C (zh) 供油装置
JP2005299448A (ja) 燃料供給装置
CN211626787U (zh) 一种安装于罐体或箱体上的压力传感器
JP4391929B2 (ja) 燃料供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090420

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110329

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110418

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4737126

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250