JP2008243238A - 分子電池メモリ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】読み出し時におけるS/N比が改善された分子電池メモリ装置を提供する。
【解決手段】分子電池メモリ装置の各メモリセルMCは、分子電池11と選択トランジスタ12との組み合わせからなり、分子電池11には寄生容量26が存在している。選択トランジスタ12にはPN接合12aが存在し、逆バイアスされていることから接合リーク電流iLが流れる。そのため、寄生容量26に蓄積された電荷は選択トランジスタ12の接合リークによって徐々に放電され、ノードSの最終的な電位はトランジスタの基板電位Vsに向かって低下する。しかし、基板電位Vsと基準電位Vpとの差(=Vs−Vp)が分子電池11の開放電圧Vocとほぼ等しく設定されており、ノードSの電位は、プレート配線PLから見て必ず開放電圧Vocに収束することから、データの読み出し時におけるS/N比を高めることが可能となる。
【選択図】図7
【解決手段】分子電池メモリ装置の各メモリセルMCは、分子電池11と選択トランジスタ12との組み合わせからなり、分子電池11には寄生容量26が存在している。選択トランジスタ12にはPN接合12aが存在し、逆バイアスされていることから接合リーク電流iLが流れる。そのため、寄生容量26に蓄積された電荷は選択トランジスタ12の接合リークによって徐々に放電され、ノードSの最終的な電位はトランジスタの基板電位Vsに向かって低下する。しかし、基板電位Vsと基準電位Vpとの差(=Vs−Vp)が分子電池11の開放電圧Vocとほぼ等しく設定されており、ノードSの電位は、プレート配線PLから見て必ず開放電圧Vocに収束することから、データの読み出し時におけるS/N比を高めることが可能となる。
【選択図】図7
Description
本発明は、記憶素子として電気化学的に充放電可能な分子電池を用いたメモリ装置に関するものである。
パーソナルコンピュータやサーバなどには、階層的に構築された種々の記憶装置が用いられる。下層の記憶装置は安価で且つ大容量であることが求められ、上層の記憶装置には高速アクセスが求められる。最も下層の記憶装置としては、一般的にハードディスクドライブや磁気テープなどの磁気ストレージが用いられる。磁気ストレージは不揮発性であり、しかも、半導体メモリなどに比べて極めて大容量のデータを安価に保存することが可能である。しかしながら、アクセススピードが遅く、しかも、多くの場合ランダムアクセス性を有していない。このため、磁気ストレージには、プログラムや長期的に保存すべきデータなどが格納され、必要に応じてより上層の記憶装置に転送される。
メインメモリは、磁気ストレージよりも上層の記憶装置である。一般的に、メインメモリにはDRAM(Dynamic Random Access Memory)が用いられる。DRAMは、磁気ストレージに比べて高速アクセスが可能であり、しかも、ランダムアクセス性を有している。また、SRAM(Static Random Access Memory)などの高速半導体メモリよりも、ビット単価が安いという特徴を有している。
最も上層の記憶装置は、MPU(Micro Processing Unit)に内蔵された内蔵キャッシュメモリである。内蔵キャッシュメモリは、MPUのコアと内部バスを介して接続されることから、極めて高速なアクセスが可能である。しかしながら、確保できる記録容量は極めて少ない。尚、内蔵キャッシュとメインメモリとの間の階層を構成する記憶装置として、2次キャッシュや3次キャッシュなどが使用されることもある。
DRAMがメインメモリとして選択される理由は、アクセス速度とビット単価のバランスが非常に良いからである。しかも、半導体メモリの中では大容量であり、近年においては1ギガビットを超える容量を持つチップも開発されている。しかしながら、DRAMの記憶容量を増大させると、セルキャパシタ1個当たりの占有面積が小さくなることから、その分、キャパシタンスが低下してしまう。これを解決するためには、セルキャパシタの立体化をさらに進める必要が生じる。しかしながら、セルキャパシタを過度に立体化するとプロセスの複雑化を招くため、製造コストが増大するという問題があった。
一方、DRAMに代わる半導体メモリとして、分子の酸化還元作用を利用した新しいタイプのメモリが提案されている(特許文献1及び2,非特許文献1及び2参照)。これは「分子電池メモリ」と呼ばれており、記憶素子を構成する分子電池の電気化学的反応に伴う充放電作用を利用してデータを記憶する。分子電池メモリによれば、通常のキャパシタを用いたDRAMよりも単位面積当たりの電荷蓄積量が多いことから、キャパシタを過度に立体化することなく、十分なS/N比を得ることができるものと期待されている。
特表2003−520384号公報
米国特許第6921475号明細書
ZettaCore Molecular Technology (Stanford Computer Systems Colloquium, April 20, 2005)
Tapping ZettaRAMTM for Low-Power Memory Systems (Processings of the 11th Int'l Symposium on High-Performance Computer Architecture (HPCA-11 2005))
分子電池メモリセルは一つの分子電池と一つの選択トランジスタとの組み合わせからなり、DRAMセルと類似の構造を有する。しかしながら、分子電池は平行平板の電極構造を有し、本来の分子電池としての要素とは別に寄生容量が存在するため、この寄生容量の充放電電流がノイズとなるという問題があった。すなわち、データの読み出し時には電気化学的反応に伴う酸化・還元電流とは別に寄生容量による充放電電流が流れ、これが本来の酸化・還元電流に対するノイズとなるため、S/N比が劣化するという問題があった。
また、分子電池メモリセルでは、DRAMセルと同様、選択トランジスタとしてMOSFETを使用することができる。しかしながら、分子電池の蓄積電極側とトランジスタ基板との間には逆バイアスされたPN接合が存在し、これにより接合リーク電流が流れる。この接合リークにより、スタンバイ(プリチャージ)時のカソード−アノード間電圧は、分子電池の開放電圧Voc、リーク先電位(基板電位)、及びリーク電流値により決まる所定の電圧値に収斂し、電圧値が不定になりやすいという問題もある。特に、リーク電流がセルごとにばらつくことから、最終的に落ち着く電圧値もセルごとに異なり、このため、S/N比がさらに劣化するという問題があった。
したがって、本発明の目的は、読み出し時におけるS/N比が改善された分子電池メモリ装置を提供することにある。
本発明の一側面による分子電池メモリ装置は、電気化学的に充放電可能であり、定常状態において所定の開放電圧を有する分子電池と、第1の拡散層及び前記第1の拡散層に対して逆バイアスされた第2の拡散層を含む選択トランジスタとを備える分子電池メモリ装置であって、前記分子電池は、一端がプレート配線に接続され、他端が前記第1の拡散層に接続されており、前記プレート配線と前記第2の拡散層との間の電圧が前記開放電圧とほぼ等しく設定されていることを特徴とする。
本発明によれば、第1の拡散層から第2の拡散層へ接合リーク電流が流れても、分子電池の両端は必ず開放電圧又はその近傍に収斂する。これにより、データの読み出し時におけるS/N比が高められる。
本発明の他の側面による分子電池メモリ装置は、電気化学的に充放電可能であり、定常状態において所定の開放電圧を有する分子電池と、ワード線の活性化に応答して導通状態となる選択トランジスタとが、ビット線とプレート配線との間に直列接続された分子電池メモリ装置であって、前記分子電池からのデータの読み出し時においては、前記プレート配線と前記ビット線との間の電圧が前記開放電圧とほぼ等しく設定されることを特徴とする。
本発明によれば、選択トランジスタがオンしても前記寄生容量による充放電電流は流れず、分子電池が還元状態及び酸化状態の一方であればビット線の電位は変化せず、他方であればビット線の電位は変化することになる。このため、高いS/N比を得ることが可能となる。
このように、本発明によれば、分子電池から実際にデータを読み出す際のS/N比を向上させることができる。このため、高速且つ信頼性の高い読み出し動作を行うことが可能な分子電池メモリ装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態による分子電池メモリ装置の構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態による分子電池メモリ装置は、DRAMと類似した構成を有している。具体的には、複数のワード線WL1〜WLm(特に区別する必要がない場合には「WL」と表記することがある)と、複数のビット線対BL1〜BLn(特に区別する必要がない場合には「BL」と表記することがある)と、これらワード線WLとビット線BLの交点に配置された複数のメモリセルMCとを備えている。メモリセルMCは、対応するビット線BLとプレート配線PLとの間に直列接続された分子電池及び選択トランジスタによって構成されている。メモリセルMCの詳細については後述する。
また、本実施形態による分子電池メモリ装置は、2本のダミーワード線DWLe,DWLo(特に区別する必要がない場合には「DWL」と表記することがある)をさらに備えている。図1に示すように、ダミーワード線DWLとビット線との交点には、ダミーセルDCが配置されている。
ワード線WL及びダミーワード線DWLは、ワード線駆動回路2に接続されている。ワード線駆動回路2は、外部から供給されるロウアドレスに基づいて、ワード線WL1〜WLmのいずれか一つを活性化させるとともに、偶数番目のワード線WL2i(iは1〜m/2までの整数)が選択された場合にはダミーワード線DWLeが活性化され、奇数番目のワード線WL2i−1が選択された場合にはダミーワード線DWLoが活性化される。
ビット線対BLは、それぞれ対応するセンスアンプSA1〜SAn(特に区別する必要がない場合には「SA」と表記することがある)に接続されている。センスアンプSAは、データの読み出し時において微小信号の増幅を行うのみならず、データの書き込み時においてビット線の電位を所定の電位に駆動する。つまり、ビット線駆動回路としての役割を果たす。
ビット線対BLは、それぞれビット線BLjT,BLjB(jは1〜nまでの整数)によって構成されている。メモリセルMCは、ビット線BLjTと奇数番目のワード線WL2i−1との交点、並びに、ビット線BLjBと偶数番目のワード線WL2iとの交点に配置されている。また、ダミーセルDCは、ビット線BLjTとダミーワード線DWLeとの交点、並びに、ビット線BLjBとダミーワード線DWLoの交点に配置されている。
さらに、本実施形態による分子電池メモリ装置は、基準電位供給回路4と基板電位供給回路6とを備えている。基準電位供給回路4は、基準電位Vpをプレート配線PLに供給する回路である。また、基板電位供給回路6は、基板電位Vsを選択トランジスタの基板(ベース)に供給する回路である。
図2は、メモリセルMCの構成を示す基本回路図である。
図2に示すように、メモリセルMCは、分子の酸化還元作用を利用して電荷を蓄積する分子電池11と、分子電池11を充放電させるための選択トランジスタ12とを備えている。選択トランジスタ12としてはNチャンネル型のMOSトランジスタ(MOSFET)が好ましく用いられる。選択トランジスタ12のゲート電極はワード線WLに接続され、ソース/ドレイン電極のいずれか一方はビット線BLに接続され、ソース/ドレイン電極の他方は分子電池11のアノード電極に接続されている。また、分子電池11のカソード電極は、プレート配線PLに接続されている。上述の通り、プレート配線PLにはVpが供給されている。
図3は、分子電池11の基本構造を示す図であり、(a)は模式図、(b)はその等価回路図である。
図3(a)に示すように、分子電池11は、アノード電極21と、カソード電極22と、固体電解質23と、分子とリンカー24とを備えている。アノード電極21及びカソード電極22は平行平板の電極構造を有しており、それらの間に固体電解質23及び分子とリンカー24が介在している。一方、分子電池11の等価回路は図3(b)のように表され、本来の分子電池25に寄生容量26が並列接続された構成となる。
図4は、本来の分子電池25の電気的特性を示すグラフであり、横軸は外部から端子間に与える印加電圧Vap(V)、縦軸は分子電池内の電荷密度Q(×10-6C/cm2)を示している。
図4に示すように、本来の分子電池25内の電荷密度Qは、酸化ポテンシャルVoxを境界にして急激に変化する。つまり、酸化ポテンシャルVoxよりも低い印加電圧Vapを端子間に与えた場合(Vap<Vox)には、本来の分子電池25内に電子が取り込まれ、本来の分子電池25が還元状態となる。還元状態となった本来の分子電池25は、酸化ポテンシャルVox以上の印加電圧Vapを端子間に与えない限り、この状態が維持される。一方、酸化ポテンシャルVox以上の印加電圧Vapを端子間に与えた場合(Vap≧Vox)には、本来の分子電池25から電子が放出され、本来の分子電池25は酸化状態となる。酸化状態となった本来の分子電池25は、酸化ポテンシャルVox未満の印加電圧Vapを端子間に与えない限り、この状態が維持される。
本来の分子電池25への電圧印加を中止すると、つまり、アノード電極21及びカソード電極22の一方又は両方を開放状態とすると、端子間電圧は開放電圧Vocに保たれる。開放電圧Vocは、本来の分子電池25が還元状態であるか酸化状態であるかにかかわらず、ほぼ一定値である。したがって、選択トランジスタ12がオフしている定常状態においては、本来の分子電池25の両端は、常に開放電圧Vocに維持される。
図4に示す例では、開放電圧Vocが約0.3Vであり、酸化ポテンシャルVoxが約0.75Vであるが、これは本来の分子電池25を構成する材料に依存する。したがって、本発明において開放電圧Vocや酸化ポテンシャルVoxの値がこれに限定されるものではない。また、開放電圧Vocと酸化ポテンシャルVoxとの大小関係についても本来の分子電池25を構成する材料に依存するため、材料によっては、開放電圧Vocが酸化ポテンシャルVox以上となることもある。
本来の分子電池25の還元状態及び酸化状態は、それぞれ所定の論理レベルに関連づけられる。例えば、還元状態を「0」とし、酸化状態を「1」とすれば、1つの本来の分子電池25に1ビットのデータを記録することが可能となる。
尚、ダミーセルDCも基本的にメモリセルMCと同じ構造を有しているが、ダミーセルDCに含まれる本来の分子電池25の容量は、メモリセルMCに含まれる本来の分子電池25の容量よりも少なく設定されている。これは、データの読み出し時においてセンス動作を行うための参照電位が必要となるからである。特に、ダミーセルDCに含まれる本来の分子電池25の容量は、メモリセルMCに含まれる本来の分子電池25の容量の半分に設定することが好ましい。これによれば、センス動作に必要な電位差を最大化することが可能となる。
図5は、選択トランジスタ12の構造を示す模式的な断面図である。
図5に示すように、本実施形態においては、選択トランジスタ12はNチャンネル型のMOSトランジスタ(MOSFET)によって構成されている。したがって、ソース/ドレイン電極となる2つのn型拡散層12nと、ベースとなるp型拡散層12pと、ゲート電極12gとを備えている。
n型拡散層12nとp型拡散層12pとの接合部(PN接合12a)は逆バイアスされている。また、n型拡散層12nの一方は分子電池11に接続され、n型拡散層12nの他方はビット線BLに接続されている。ゲート電極12gは、ワード線WLに接続されており、ワード線WLの活性化に応答して2つのn型拡散層12nが導通状態となる。
また、MOSFETのベースとなるp型拡散層12pには、図1に示した基板電位供給回路6によって生成された基板電位Vsが印加されている。
図6は、図2に示したメモリセルMCの等価回路図である。
図6に示すように、メモリセルMCは、分子電池11と選択トランジスタ12との組み合わせからなるが、分子電池11には寄生容量26が存在している。また、図5に示したように、選択トランジスタ12にはPN接合12aが存在し、逆バイアスされていることから接合リーク電流iLが流れる。そのため、寄生容量26に蓄積された電荷は選択トランジスタ12の接合リークによって徐々に放電され、ノードSの最終的な電位はトランジスタの基板電位Vsに向かって低下する。
その一方で、選択トランジスタ12がオフしている定常状態においては、上述の通り、本来の分子電池25の両端は開放電圧Vocに収束しようとする。
つまりノードSには、接合リークによって基板電位Vsに収束しようとする作用と、プレート配線PLと開放電圧Vocの和(=Vp+Voc)に収束しようとする作用の両方が働くことなる。したがって、これら2つの収束値が異なっていると、ノードSの電位は諸条件によって変動することになる。このような電位の変動は、データの読み出し時におけるS/N比を低下させる原因となる。
この点を考慮して、本発明では、プレート配線PLと選択トランジスタ12の基板との間の電圧、つまり、基板電位Vsと基準電位Vpとの差(=Vs−Vp)を、分子電池11の開放電圧Vocとほぼ等しく設定している。すなわち、
Vs−Vp=Voc
に設定している。これにより、ノードSの電位は、プレート配線PLから見て必ず開放電圧Vocに収束することから、データの読み出し時におけるS/N比を高めることが可能となる。
Vs−Vp=Voc
に設定している。これにより、ノードSの電位は、プレート配線PLから見て必ず開放電圧Vocに収束することから、データの読み出し時におけるS/N比を高めることが可能となる。
この場合、基準電位Vp及び基板電位Vsのいずれか一方をグランド電位とすることが好ましい。グランド電位は内部生成する必要のない安定した電位だからである。特に、基板電位Vsをグランド電位とすることがより好ましい。これによれば、半導体基板をグランド電位に固定することが可能となる。
したがって、開放電圧Vocを0.3Vとすれば、図7に示すように、基板電位Vsを0V(グランド電位)とし、基準電位Vpを−0.3Vに設定すればよい。これによれば、ノードSの電位は常に0V(グランド電位)へ向かって収束することになる。このため、データの読み出し時においてノードSの電位がばらつくことがなく、安定したセンス動作を実現することができる。
次に、本実施形態による分子電池メモリ装置の動作について説明する。以下の説明においては、基板電位Vs=0V、基準電位Vp=−0.3V、開放電圧Voc=0.3V、酸化ポテンシャルVox=0.75Vとして説明を進める。
図8は、メモリセルMCに対して「0」を書き込む場合の動作を説明するためのタイミング図である。ここでは、分子電池11の還元状態を論理値「0」と定義している。
図8に示すように、メモリセルMCに対して「0」を書き込む場合、時刻t11〜t12の期間において対応するワード線WLを活性化させ、この期間におけるビット線BLの電位を0Vに設定する。本例では、ワード線WLを0Vから2Vに変化させることによって活性化させている。
上述の通り、本実施形態では、
Vs−Vp=Voc
に設定されていることから、定常状態におけるノードSの電位は0Vに収束している。このため、時刻t11〜t12の期間において選択トランジスタ12がオンしてもノードSの電位は変化せず、分子電池11の両端には0.3Vの電圧が印加されることになる(Vap=0.3V)。この電圧は、酸化ポテンシャルVox(=0.75V)よりも低いことから、分子電池11は還元状態となる。つまり、メモリセルMCには論理値「0」が書き込まれることになる。
Vs−Vp=Voc
に設定されていることから、定常状態におけるノードSの電位は0Vに収束している。このため、時刻t11〜t12の期間において選択トランジスタ12がオンしてもノードSの電位は変化せず、分子電池11の両端には0.3Vの電圧が印加されることになる(Vap=0.3V)。この電圧は、酸化ポテンシャルVox(=0.75V)よりも低いことから、分子電池11は還元状態となる。つまり、メモリセルMCには論理値「0」が書き込まれることになる。
尚、「0」を書き込む際におけるビット線BLの電位については、基準電位Vpとの差が酸化ポテンシャルVox未満となる電位あれば特に限定されない。しかしながら、「0」を書き込む際におけるビット線BLの電位を基板電位Vsと一致させれば、選択トランジスタ12がオフした後、寄生容量26に電流が全く流れないことから、ノードSの電位は直ちに安定する。
図9は、メモリセルMCに対して「1」を書き込む場合の動作を説明するためのタイミング図である。ここでは、分子電池11の酸化状態を論理値「1」と定義している。
図9に示すように、メモリセルMCに対して「1」を書き込む場合、時刻t21〜t22の期間において対応するワード線WLを活性化させ、この期間におけるビット線BLの電位を1Vに設定する。
これにより、時刻t21〜t22の期間において選択トランジスタ12がオンすると、ノードSの電位は1Vに変化する。その結果、分子電池11の両端には1.3Vの電圧が印加されることになる(Vap=1.3V)。この電圧は、酸化ポテンシャルVox(=0.75V)以上であることから、分子電池11は酸化状態となる。つまり、メモリセルMCには論理値「1」が書き込まれることになる。
時刻t22が経過し、選択トランジスタ12がオフした直後の状態においては、分子電池11の両端電圧は1.3Vである。しかしながら、上述した接合リーク及び分子電池11の開放電圧特性によって、分子電池11の両端電圧は徐々に低下し、最終的に開放電圧Vocに収束する。つまり、ノードSの電位は0Vに収束する。
尚、「1」を書き込む際におけるビット線BLの電位については、基準電位Vpとの差が酸化ポテンシャルVox以上となる電位あれば特に限定されない。
図10及び図11は、メモリセルMCに対する読み出し動作を説明するためのタイミング図である。このうち、図10はメモリセルMCから「0」を読み出す場合を示しており、図11はメモリセルMCから「1」を読み出す場合を示している。
読み出し動作を行う場合、まず、ビット線対BLT,BLBを0Vにプリチャージする。換言すれば、プレート配線PLとビット線対BLT,BLBとの間の電圧を開放電圧Vocと同じ電圧に設定する。
次に、対応するワード線WL及びダミーワード線DWLを時刻t31において活性化させると、ワード線WLに対応するメモリセルMCが一方のビット線(ここではBLT)に接続され、ダミーワード線DWLに対応するダミーセルDCが他方のビット線(ここではBLB)に接続される。
ダミーセルDCに含まれる分子電池11は、常に酸化状態とされている。このため、0Vにプリチャージされたビット線BLBに接続されると、分子電池11は還元され、ビット線BLBの電位は僅かに上昇する。ここで、ビット線BLBの電位変化量ΔVdummyは、ダミーセルDCに含まれる分子電池11の蓄積電荷をQdummyとすると、ΔVdummy=Qdummy/CBL(CBLはビット線容量)で表される。
これに対し、メモリセルMCに接続されたビット線BLTの電位は、メモリセルMCに含まれる分子電池11の状態に依存する。つまり、図10に示すように、分子電池11が還元状態である場合にはビット線BLTの電位は変化しない。このためビット線対の電位は、BLT<BLBとなる。
一方、図11に示すように、分子電池11が酸化状態である場合には、ビット線BLTの電位は上昇する。ここで、ビット線BLTの電位変化量ΔVcellは、メモリセルMCに含まれる分子電池11の蓄積電荷をQcellとすると、ΔVcell=Qcell/CBLで表される。既に説明したように、ダミーセルDCの蓄積電荷Qdummyは、メモリセルMCの蓄積電荷Qcellよりも小さい(好ましくは半分である)ことから、この場合、ビット線対の電位は、BLT>BLBとなる。
このようにしてビット線対に電位差が生じた後、時刻t32においてセンスアンプSAを活性化させる。これによりビット線対に生じている電位差が増幅され、「0」又は「1」のデータが読み出される。また、読み出しによって破壊されたデータも、センスアンプSAの活性化によって再書き込みされる。その後、時刻t33においてワード線WL及びダミーワード線DWLを非活性化させ、時刻t34においてセンスアンプSAを非活性化させる。
メモリセルMCから「1」を読み出した直後においては、分子電池11の両端電圧は再書き込みによって1.3Vとなる。しかしながら、上述の通り、分子電池11の両端電圧は徐々に低下し、最終的に開放電圧Vocに収束する。
以上説明したように、本実施形態による分子電池メモリ装置は、基準電位Vpと基板電位Vsとの電位差を開放電圧Vocに一致させていることから、ノードSの電位はプレート配線PLから見て必ず開放電圧Vocに収束する。このため、読み出し前におけるノードSの電位が安定することから、データの読み出し時におけるS/N比を高めることが可能となる。
しかも、本実施形態では、プレート配線PLとビット線対BLT,BLBとの間の電圧が開放電圧Vocと一致するよう、読み出し前にプリチャージを行っている。これにより、読み出し対象となるメモリセルMCに「0」が格納されている場合には、ビット線電位が全く変動しない。このため、センス動作を容易に行うことが可能となる。
また、本実施形態では、「0」を書き込む際におけるビット線BLの電位を基板電位Vsと一致させている。このため、書き込み終了後、寄生容量26に電流が全く流れないことから、ノードSの電位を直ちに安定させることが可能となる。
さらに、本実施形態では、選択トランジスタ12の基板電位Vsをグランド電位に設定していることから、半導体基板をグランド電位に固定することが可能となる。しかも、基板電位Vsをグランド電位に設定すると、基準電位Vpを高精度に生成することが可能となる。以下、基準電位Vpを生成する基準電位供給回路4の一例について説明する。
図12は、基準電位供給回路4の回路図である。
図12に示す基準電位供給回路4は、モニター用の分子電池31を有している。モニター用の分子電池31は、メモリセルMCに用いられている分子電池11と同じ構造を有しており、したがって、その開放電圧Vocは、メモリセルMCに用いられている分子電池11の開放電圧Vocと一致する。
図12に示すように、モニター用の分子電池31の一端はグランド電位に接続され、他端はトランジスタ33,34に接続されている。トランジスタ33,34は、リフレッシュ信号REFによって制御され、インバータ32によって相補の信号がゲートに印加されることから、交互にオンする。
リフレッシュ信号REFは、定常状態においてはローレベルである。このため、開放電圧Vocはトランジスタ34を介してオペアンプ36に供給され、トランジスタ37と抵抗38の節点Aの電圧が開放電圧Vocに保たれる。節点Aの電圧は、負電圧生成回路39に供給され、これによって基準電位Vp(=−Voc)が生成される。
リフレッシュ信号REFは定期的にハイレベルとなり、これに応答してトランジスタ33がオン状態となる。トランジスタ33がオンすると、モニター用の分子電池31には所定の電圧Vrefが印加され、初期化される。このようなリフレッシュ動作時においては、コンパレータ36に供給される開放電圧Vocが若干変動するが、このような変動はキャパシタ35によって平滑化される。
本発明は、以上の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を加えることが可能であり、それらも本発明の範囲に包含されるものであることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態においては、分子電池11の開放電圧Vocが酸化ポテンシャルVox未満である場合を例に説明したが、開放電圧Vocと酸化ポテンシャルVoxとの関係は任意である。したがって、開放電圧Vocが酸化ポテンシャルVox以上の電圧であっても構わない。
また、上記実施形態においては、一例として基板電位を0Vとし、プレート電位を−0.3Vとすることで、開放電圧Voc相当の電位差を確保しているが、本発明はこれらの値に限定されるものではなく、例えば、基板電位及びビット線プリチャージ電圧を0.3Vとし、プレート電位を0Vにするなど、種々の設定が可能である。
さらに、上記実施形態においては、選択トランジスタとしてNチャンネル型のMOSトランジスタを用いているが、本発明がこれに限定されるものではない。したがって、他のスイッチ素子、例えばバイポーラトランジスタを用いても構わない。
2 ワード線駆動回路
4 基準電位供給回路
6 基板電位供給回路
11 分子電池
12 選択トランジスタ
12a PN接合
12g ゲート電極
12n n型拡散層
12p p型拡散層
21 アノード電極
22 カソード電極
23 固体電解質
24 分子とリンカー
25 本来の分子電池
26 寄生容量
31 分子電池
32 インバータ
33,34,37 トランジスタ
35 キャパシタ
36 オペアンプ
38 抵抗
39 負電圧生成回路
BL ビット線
BLT,BLB ビット線対
DC ダミーセル
DWL ダミーワード線
MC メモリセル
PL プレート配線
S ノード
SA センスアンプ
Voc 開放電圧
Vox 酸化ポテンシャル
Vp 基準電位
Vs 基板電位
WL ワード線
4 基準電位供給回路
6 基板電位供給回路
11 分子電池
12 選択トランジスタ
12a PN接合
12g ゲート電極
12n n型拡散層
12p p型拡散層
21 アノード電極
22 カソード電極
23 固体電解質
24 分子とリンカー
25 本来の分子電池
26 寄生容量
31 分子電池
32 インバータ
33,34,37 トランジスタ
35 キャパシタ
36 オペアンプ
38 抵抗
39 負電圧生成回路
BL ビット線
BLT,BLB ビット線対
DC ダミーセル
DWL ダミーワード線
MC メモリセル
PL プレート配線
S ノード
SA センスアンプ
Voc 開放電圧
Vox 酸化ポテンシャル
Vp 基準電位
Vs 基板電位
WL ワード線
Claims (14)
- 電気化学的に充放電可能であり、定常状態において所定の開放電圧を有する分子電池と、第1の拡散層及び前記第1の拡散層に対して逆バイアスされた第2の拡散層を含む選択トランジスタとを備える分子電池メモリ装置であって、
前記分子電池は、一端がプレート配線に接続され、他端が前記第1の拡散層に接続されており、
前記プレート配線と前記第2の拡散層との間の電圧が前記開放電圧とほぼ等しく設定されていることを特徴とする分子電池メモリ装置。 - ビット線及びワード線をさらに備え、
前記選択トランジスタは、前記第2の拡散層に対して逆バイアスされた第3の拡散層をさらに含み、
前記ビット線は前記第3の拡散層に接続されており、前記第1及び第3の拡散層は前記ワード線の活性化に応答して導通状態となることを特徴とする請求項1に記載の分子電池メモリ装置。 - 前記分子電池からのデータの読み出し時においては、前記プレート配線と前記ビット線との間の電圧が前記開放電圧とほぼ等しく設定されることを特徴とする請求項2に記載の分子電池メモリ装置。
- 前記分子電池へのデータの書き込み時においては、前記プレート配線と前記ビット線との間の電圧を前記分子電池の酸化ポテンシャル未満に設定することにより第1の論理レベルを書き込み、前記プレート配線と前記ビット線との間の電圧を前記酸化ポテンシャル以上に設定することにより第2の論理レベルを書き込むことを特徴とする請求項2又は3に記載の分子電池メモリ装置。
- 前記第2の拡散層の電位をグランド電位とすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の分子電池メモリ装置。
- 電気化学的に充放電可能であり、定常状態において所定の開放電圧を有する分子電池と、ワード線の活性化に応答して導通状態となる選択トランジスタとが、ビット線とプレート配線との間に直列接続された分子電池メモリ装置であって、
前記分子電池からのデータの読み出し時においては、前記プレート配線と前記ビット線との間の電圧が前記開放電圧とほぼ等しく設定されることを特徴とする分子電池メモリ装置。 - 前記分子電池へのデータの書き込み時においては、前記プレート配線と前記ビット線との間の電圧を前記分子電池の酸化ポテンシャル未満に設定することにより第1の論理レベルを書き込み、前記プレート配線と前記ビット線との間の電圧を前記酸化ポテンシャル以上に設定することにより第2の論理レベルを書き込むことを特徴とする請求項6に記載の分子電池メモリ装置。
- 前記分子電池からのデータの読み出し時において、前記ビット線の電位をグランド電位とすることを特徴とする請求項6又は7に記載の分子電池メモリ装置。
- 前記選択トランジスタの基板電位をグランド電位とすることを特徴とする請求項8に記載の分子電池メモリ装置。
- ビット線と、プレート配線と、前記ビット線と前記プレート配線との間に直列接続された分子電池及び選択トランジスタを含むメモリセルと、前記プレート配線に基準電位を与える基準電位供給回路と、前記選択トランジスタに基板電位を与える基板電位供給回路と、前記分子電池からのデータの読み出し時において前記ビット線の電位を読み出し電位に設定するビット線駆動回路とを備え、
前記分子電池は、電気化学的に充放電可能であり、定常状態において所定の開放電圧を有しており、
前記基準電位と前記基板電位との差は前記開放電圧とほぼ等しく、前記基準電位と前記読み出し電位との差は前記開放電圧とほぼ等しいことを特徴とする分子電池メモリ装置。 - 前記ビット線駆動回路は、前記分子電池へのデータの書き込み時において前記ビット線の電位を第1又は第2の書き込み電位に設定し、
前記基準電位と前記第1の書き込み電位との差は前記分子電池の酸化ポテンシャル未満であり、前記基準電位と前記第2の書き込み電位との差は前記分子電池の酸化ポテンシャル以上であることを特徴とする請求項10に記載の分子電池メモリ装置。 - 前記第1及び第2の書き込み電位のいずれか一方は、前記読み出し電位と等しいことを特徴とする請求項11に記載の分子電池メモリ装置。
- 前記基板電位がグランド電位であることを特徴とする請求項10乃至12のいずれか一項に記載の分子電池メモリ装置。
- 前記ビット線と前記プレート配線との間に接続されたダミーセルをさらに備え、前記ダミーセルに含まれる分子電池の容量は、前記メモリセルに含まれる分子電池の容量よりも少ないことを特徴とする請求項10乃至13のいずれか一項に記載の分子電池メモリ装置。
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-
2008
- 2008-03-19 US US12/051,022 patent/US20080232155A1/en not_active Abandoned
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