JP2008242472A - 液晶表示装置の駆動回路および駆動方法 - Google Patents

液晶表示装置の駆動回路および駆動方法 Download PDF

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Kyoichiro Oda
恭一郎 小田
Akimasa Yuki
昭正 結城
Shin Tabata
伸 田畑
Toshio Hida
敏男 飛田
Shiro Miyake
史郎 三宅
Kazuhiro Kobayashi
和弘 小林
Keiichi Murayama
慶一 村山
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Abstract

【課題】メモリの必要量が少なく、回路規模の増大が抑制でき、かつ液晶の応答が高速で動画の表示性能に優れた液晶表示装置の駆動回路および駆動方法を提供する。
【解決手段】比較回路が、出力データの決定にさきだって、前フィールド画像データと、前フィールド画像データと同じ変換手段を用いてデータ量を削減された現フィールド画像データとを比較して、前記現フィールド画像データが静止画であるか否かを判定し、静止画であると判定した場合は、前記高速応答用データテーブルを用いた出力データの決定を行わずに前記現フィールド画像データを出力データとして決定し、静止画でないと判定した場合は、前記高速応答用データテーブルを用いて出力データを決定して、決定した前記出力データに対応する電圧を液晶に印加する。
【選択図】図4

Description

本発明は、液晶表示装置に関し、特に各画素の液晶に電圧を印加するための駆動回路および駆動方法に関する。
液晶表示装置の表示画面は、多数の画素が縦横にマトリクス状に配置されて構成されており、各画素には、液晶に電圧を印加するための電極が設けられている。表示画面を構成する各画素を行ごとに順次選択し、各画素の電極を使用して液晶に電圧を印加し、液晶分子の配向状態を変化させて液晶を透過する光量を制御することにより表示が行なわれる。
すべての行、すなわち表示画面の全画素を選択するために要する時間は1フィールド期間と呼ばれ、各画素の液晶の電圧は1フィールド期間ごとに1回、あらたな電圧へと書き換えられる(もちろん、表示に変化がない場合は同じ電圧が書き込まれる)。
液晶表示装置は、軽量かつ低消費電力で精緻な表示が得られるため、従来のCRTにかわって広く用いられているが、動画の表示品質が低いという欠点も指摘されている。
すでに述べたように、液晶表示装置では、液晶分子の配向状態によって透過光量を制御し表示を得ている。したがって、動画の表示つまり表示の変更を行なう場合には、液晶に印加する電圧を変更して液晶分子の配向状態を変化させる必要がある。ところが、ある配向状態にある液晶分子が、あらたに印加された電圧によってその配向状態を変化させ、あらたに印加された電圧によって決まる別の配向状態となるまでには、比較的長い時間を必要とする。したがって、高速で動く物体を表示した場合には、1フィールド期間のあいだに液晶分子の配向状態が所望の状態に達せず、物体の残像が知覚されたり、物体の輪郭がボケて見えたりするといった問題が生じていた。
そこで本発明は、この液晶の応答の遅さを補い、良好な品質の動画表示を得ることのできる液晶表示装置の駆動回路および駆動方法を提供することを目的とする。
また本発明は、液晶の応答が高速で動画の表示性能に優れた液晶表示装置の駆動回路および駆動方法を、メモリの必要量および回路規模を著しく増大させることなく提供することを目的とする。
そこで本発明の液晶表示装置の駆動方法は、前フィールド画像データと現フィールド画像データとから、現フィールドにおいて液晶に印加する電圧を決定する液晶表示装置の駆動回路であって、
現フィールド画像データのデータ量を削減する変換手段と、
データ量を削減した現フィールド画像データを記憶して一定時間の遅延ののちに前フィールド画像データとして出力するフレームメモリと、
現フィールド画像データと前フィールド画像データとから、現フィールドにおいて液晶に印加する電圧に対応する出力データを決定する比較回路と、
前記比較回路が出力データを決定する際に用いる高速応答用データテーブルと、を備え、前記比較回路は、出力データの決定にさきだって、前フィールド画像データと、前フィールド画像データと同じ変換手段を用いてデータ量を削減された現フィールド画像データとを比較して、前記現フィールド画像データが静止画であるか否かを判定し、
静止画であると判定した場合は、前記高速応答用データテーブルを用いた出力データの決定を行わずに前記現フィールド画像データを出力データとして決定し、
静止画でないと判定した場合は、前記高速応答用データテーブルを用いて出力データを決定して、決定した前記出力データに対応する電圧を液晶に印加することを特徴とする。
また、本発明の液晶表示装置の駆動方法は、現フィールド画像データと前フィールド画像データとから現フィールドにおいて液晶に印加する電圧を決定する液晶表示装置の駆動方法であって、
現フィールド画像データのデータ量を削減して、
データ量を削減した現フィールド画像データを記憶して一定時間の遅延ののちに前フィールド画像データとして出力し、
前記印加する電圧の決定にさきだって、前フィールド画像データと、前フィールド画像データと同じ手段を用いてデータ量を削減された現フィールド画像データとの比較によって、現フィールド画像データが静止画であるか否かを判定し、
静止画であると判定した場合は、高速応答用データテーブルを用いた出力データの決定を行わずに現フィールド画像データが対応する電圧を、印加する電圧として、
静止画でないと判定した場合は、現フィールド画像データと前フィールド画像データとに対応する出力データを有する高速応答用データテーブルを用いて出力データを決定し、得られた出力データが対応する電圧を、印加する電圧とすることを特徴とする。
本発明によれば、現フィールドにて印加する電圧を1フィールド期間後に液晶が所望の透過率となる電圧とするため、物体の残像が知覚されたり、物体の輪郭がボケて表示されることがなく、動画表示品質の良好な液晶表示装置を得ることができる。
さらに、本発明によれば、前フィールドの透過率および現フィールドにおいて所望する透過率をそれぞれ行と列とし、行と列との交点に液晶に印加するべき電圧を配置した高速応答用データテーブルを用いることにより、1フィールド期間後に液晶を所望の透過率とすることができ、動画表示品質の良好な液晶表示装置を得ることができる。
また、本発明によれば、高速応答用データテーブルを格納するためのメモリおよび比較回路と高速応答用データテーブルとを接続するデータ線を削減することができ、回路規模が小さく安価かつ動画の表示性能に優れた液晶表示装置の駆動回路を得ることが可能である。
さらに、本発明によれば、前フィールド画像データを記憶するためのフレームメモリおよび比較回路とフレームメモリとを接続するデータ線をも削減することができ、回路規模が小さく安価かつ動画の表示性能に優れた液晶表示装置の駆動回路を得ることが可能である。
また、本発明によれば、補間用差分データテーブルに格納した補間用差分データを使用し、現フィールド画像データおよび前フィールド画像データから出力データを決定するため、計算量を少なくして回路規模の小型化をはかりつつ、動画の表示性能に優れた液晶表示装置の駆動回路を得ることが可能である。
また、本発明によれば、前フィールド画像データのビット長と前記高速応答用データテーブルの前フィールド画像データのビット長とを等しくすることにより、補間を行なうための計算量を減らすことができ、回路規模が小さく安価かつ動画の表示性能に優れた液晶表示装置の駆動回路を得ることが可能である。
実施の形態1
本発明の第1の実施の形態を、図1により説明する。
図1に、従来の技術および本実施の形態について、横軸に時間、縦軸に透過率をとり、液晶への印加電圧と透過率との関係を示した。図1の例では、液晶の表示は60Hzの周波数で書き換えられるものとしており、したがって1フィールド期間は約16.6msecである。図1において、液晶は前フィールド(〜20msec)では透過率10%の表示をおこなっており、これを続く現フィールド(20msec〜)で透過率55%に書き換えようとする。
従来の技術においては、図1に細線S0で示したように、一定時間が経過し液晶の応答がほぼ完了した状態で透過率が55%となるような電圧(以下、V55と表記する)を液晶に印加していた。このため、現フィールド中には液晶の透過率は55%に達せず、これが動画表示品質の低下を引き起こしていた。
そこで、本発明は現フィールド中、つまり電圧印加の開始から1フィールド期間後に目標とする透過率55%となるような電圧を液晶に印加することを特徴とする。図1に太線S1で示したように、液晶の応答がほぼ完了した状態で透過率が90%となる電圧V90を印加することにより、1フィールド期間経過後の液晶の透過率をほぼ55%とすることができる。
このように、本実施の形態では、現フィールドにて印加する電圧を、1フィールド期間後に液晶が所望の透過率となる電圧とするため、物体の残像が知覚されたり、物体の輪郭がボケて表示されることがなく、動画表示品質の良好な液晶表示装置を得ることができる。
実施の形態2
図2は、各種の前フィールドの透過率について、現フィールドでの印加電圧と透過率との関係を示した図である。図2から、前フィールドの透過率が20%である場合、現フィールドでは、液晶の応答がほぼ完了した状態で透過率が80%となるような電圧V80を印加することにより、1フィールド期間後に透過率55%の表示が得られることがわかる。同様に、前フィールドにおける透過率が50%、60%および70%の場合には、それぞれ電圧V60、V50およびV40を印加することにより、1フィールド期間後に所望の透過率55%が得られることがわかる。
このように、1フィールド期間後に所望の透過率となる電圧は、前フィールドの透過率から一意に定めることができる。したがって、前フィールドの透過率および現フィールドにおいて所望する透過率をそれぞれ行と列とし、行と列との交点に液晶に印加するべき電圧を配置した二次元の表(テーブル)を用いることにより、1フィールド期間後に液晶を所望の透過率とすることができ、動画表示品質の良好な液晶表示装置を得ることができる。
テーブルの例を図3に、テーブルを使用した駆動回路の例を図4にそれぞれ示す。テーブルは高速応答用データテーブル20と呼ばれ、行として前フィールドの画像データが、列として現フィールドで表示する画像データが、それぞれ透過率を256段階の階調として表わしてある。さらに、行と列との交点には、出力データとして現フィールドで液晶に供給する画像データが、やはり256階調のデータとして配置されている。
図4に示すように、高速応答用データテーブル20は、比較回路30へと接続されている。信号源からの現フィールド画像データが、比較回路30およびフレームメモリ10へと供給される。フレームメモリ10は現フィールド画像データを記憶し、記憶した現フィールド画像データは1フィールド期間経過後に前フィールド画像データとして読み出される。比較回路30は読み出した前フィールド画像データおよび現フィールド画像データを高速応答用データテーブル20の行および列に適用し、交点にある画像データを出力データとして出力する。
すでに述べたように、高速応答用データテーブル20の各出力データは、前フィールド画像データの透過率から現フィールド画像データの透過率に1フレーム内で変化するのに必要な電圧に対応する階調データとして決定されている。たとえば、今まで表示していた画像、つまり前フィールド画像データの階調が64であり、これから表示しようとする画像、つまり現フィールド画像データの階調が128である場合、両者のあいだの差を大きくするよう、階調128よりも大きい値、たとえば階調144を出力データとする。階調144に対応した電圧が液晶に印加され、液晶の応答が加速されるため、1フィールド期間経過後に所望の階調128の表示を得ることができる。
高速応答用データテーブル20および比較回路30を用いない従来の技術においては、現フィールド画像データの階調が128であった場合には、この階調128に対応した電圧が液晶に印加されており、実際に液晶の配向状態が定常状態に達し階調128の表示が得られるまでには、1フィールドよりも長い時間が必要であった。一方、この方法においては階調144に対応した電圧が液晶に印加されるため、液晶の応答がより早く、1フィールド期間経過後に階調128の状態に達する。このように、高速応答用データテーブル20の各出力データを、現フィールド画像データおよび前フィールド画像データに対応させて適宜設定しておくことにより、動画の表示品質を向上させることが可能である。
ところで、当然ながらこの方法では、高速応答用データテーブルおよびフレームメモリが必要である。前述の例のように、前フィールド画像データ、現フィールド画像データおよび出力データのそれぞれが256階調である場合、高速応答用データテーブルの大きさは64Kbyteになる。また、液晶表示装置が縦1024×横768の画素からなるXGAタイプであり、RGBの三色がそれぞれ256階調を有するカラー液晶である場合、前フィールド画像データを格納するためのフレームメモリの大きさは、およそ2.3Mbyteになる。
したがって、この方法は、メモリを多量に必要とし、また比較回路とフレームメモリを接続するデータ線および比較回路と高速応答用データテーブルを接続するためのデータ線を多数必要とするため、回路規模が増大しコストの高いものとなってしまう可能性もある。
実施の形態3
本発明の第3の実施の形態を図5、図6、図7、図8および図9により説明する。本実施の形態においては、高速応答用データテーブルを、256階調ある前フィールド画像データおよび現フィールド画像データのうちのそれぞれ8階調に対応して256階調の出力データを備えるものとした。これにより、高速応答用データテーブルの大きさは64byteですみ、必要なメモリの量および比較回路へと接続されるデータ線の本数を大きく削減することができる。
以下、本実施の形態による駆動回路の動作を、フロー図を用いて説明する。フロー図は紙面の都合により、符号*1、*2および*3の位置で2枚の図、図5および図6に分割してある。
まず、フレームメモリの初期化が行なわれ(ステップS101)、初期化されたフレームメモリに画像データが記憶される。このとき、閾値を用いて画像データのビット長を変換し、変換後の画像データをフレームメモリに記憶することにより、フレームメモリのサイズの削減をはかってもよい。ビット長の変換は、たとえば図8(a)、図8(b)に示すように、256階調ある画像データの上位4ビットを取り出すことにより行なうことが可能である。フレームメモリに記憶した画像データは、1フィールド期間の遅延ののちに、後述するステップS103で前フィールド画像データkdとして読み出される。
次に、ステップS102で高速応答用データテーブル20の取得を行なう。高速応答用データテーブル20は、図7に示すように、id=0〜7に対応した前フレーム画像データの8つの階調Td_div[id]、およびjd=0〜7に対応した現フレーム画像データの8つの階調Td_div[jd]、さらにこれら8つの階調Td_div[id]、Td_div[jd]に対応した256階調の出力データTd[id][jd]から構成されている。
さらに、ステップS103で現フィールド画像データbdおよび前フィールド画像データkdの取得が行なわれる。本実施の形態では、現フィールド画像データbdは256階調のデータであり、前フィールド画像データkdは4ビット=16階調のデータである。
続くステップS104で、現フィールド画像データbdが階調0または階調255であるかどうかの判定を行なう。現フィールド画像データが階調0である場合には、前フィールド画像データの透過率から現フィールド画像データの透過率に1フレーム内で変化するのに必要な電圧に最も近い階調データは0となる。また、現フィールド画像データが階調255である場合には、前フィールド画像データの透過率から現フィールド画像データの透過率に1フレーム内で変化するのに必要な電圧に最も近い階調データは255である。したがって、この場合にはステップS105に進み、出力データoutとして現フィールド画像データbdをそのまま出力する。
現フィールド画像データbdが階調0、階調255のいずれでもないときは、高速応答用データテーブルを使用して出力データoutを決定する。本実施の形態では、高速応答用データテーブルとして、それぞれ8階調の現フィールド画像データおよび前フィールド画像データに対応した出力データしか用意されていない。したがって、2次元の線形補間をおこなって、256階調の現フィールド画像データおよび前フィールド画像データに対応した出力データoutを作成する。その方法を、以下に説明する。
まず、ビット長の変換によって16階調とされている前フィールド画像データkdを256階調へと復元する。図8(b)、図8(c)に示すように、復元は16階調への変換の際に用いた閾値を使用して行なわれる。閾値を使用して256階調へと復元した画像データkdを、d_div[kd]と表わす。ところで、16階調の前フィールド画像データkdを、閾値d_div[kd]および閾値d_div[kd+1]のどちらに復元したらよいかはわからない。
そこで、現フィールド画像データbdを使用して、この判断を行なう。まず、ステップS106で、前フィールド画像データkdに対応する2つの閾値d_div[kd]およびd_div[kd+1]と、現フィールド画像データbdとの差ad1、ad2を求める。そして、ad1の絶対値がad2の絶対値よりも大きい場合、閾値d_div[kd]を復元した前フィールド画像データadとし、ad2の絶対値の方が大きい場合には、閾値d_div[kd+1]を復元した前フィールド画像データadとする(ステップS109、S110、S111)。
続くステップS112で、復元した前フィールド画像データadと現フィールド画像データbdが、高速応答用データテーブル上のどの位置にあたるのかを算出する。すでに図7で述べたように、高速応答用データテーブルは、id=0〜7に対応した前フレーム画像データの8つの階調Td_div[id]、およびjd=0〜7に対応した現フレーム画像データの8つの階調Td_div[jd]から構成されている。そこで、これら8つの階調Td_div[id]、Td_div[jd]を境界とする49個のメッシュのうち、どのメッシュ内に画像データad、bdが位置するのかを計算する。
計算の結果、前フレーム画像データadが、階調Td_div[id]と階調Td_div[id+1]との間にあり、現フレーム画像データbdが、階調Td_div[jd]と階調Td_div[jd+1]との間にあったとき、このデータD(ad、bd)の高速応答用データテーブル上での位置は、図9に示すようになっている。ここでTd[id][jd]は、前フレーム画像データの階調がTd_div[id]であり、現フレーム画像データの階調がTd_div[jd]である場合の出力データを意味している。
データD(ad、bd)が属するグリッドの4つの角にある出力データTd[id][jd]、Td[id][jd+1]、Td[id+1][jd]およびTd[id+1][jd+1]から、データD(ad、bd)に対応する出力データoutを計算する。
まず、ステップS113で、現フレーム画像データの階調Td_div[id+1]と階調Td_div[id]との差isq、階調Td_div[jd+1]と階調Td_div[jd]との差jsqを求める。
次に、ステップS114で、データD(ad、bd)が図9に示したメッシュにおいて、細線で仕切られた右上の三角形領域にあるのか、左下の三角形領域にあるのかを判定する。データD(ad、bd)が右上の三角形領域にあるとき、ステップS115にて出力データoutの計算が行なわれる。
ステップS115では、三角形領域の3つの角に対応する出力データTd[id][jd]、Td[id][jd+1]およびTd[id+1][jd+1]を使用し、三角形領域の3つの角とデータD(ad、bd)との距離の関数として出力データoutを計算する。
ステップS114で、データD(ad、bd)が左下の三角形領域にあると判定された場合には、ステップS116にてステップS115と同様の計算が行なわれ、出力データoutが計算される。
出力データoutはステップS117にて出力され、この出力データoutに対応した電圧が各画素の液晶に印加される。
以上述べたように、本実施の形態によれば、高速応答用データテーブルに前フィールド画像データおよび現フィールド画像データのうちのそれぞれ8階調に対応した出力データを備えるようにし、線形補間によって256階調の前フィールド画像データおよび現フィールド画像データに対応した出力データを得るようにしたため、高速応答用データテーブルを格納するためのメモリ量を大幅に削減できるとともに、高速応答用データテーブルと比較回路とを接続するデータ線の本数を削減し回路規模を小さくすることが可能である。
また、画像データのビット長を変換しデータ量を削減したうえでフレームメモリに記憶することにより、フレームメモリのサイズを小さくすることが可能になり、フレームメモリと比較回路とを接続するデータ線の本数を削減し回路規模を小さくすることができる。
なお、本実施の形態では前フィールド画像データ、現フィールド画像データおよび出力データを256階調とし、高速応答用データテーブルを前フィールド画像データ8階調、現フィールド画像データ8階調、出力データ256階調で構成しているが、その他の階調数であっても同様に、必要メモリ量および回路規模の削減を図ることができる。
また、画像データを4ビットに変換しフレームメモリに記憶しているが、変換後のビット長は必要となるメモリ量、変換と復元にともなう誤差、変換と復元に必要な計算量を考慮の上で適宜決定すればよい。
本実施の形態では、画像データのビット長を変換してフレームメモリに記憶し、前フィールド画像データとしている。したがって、変換時に切り捨てられたビットが画像データを復元する際に誤差としてあらわれ、静止画、つまり表示すべき画像に変化がない場合でも、前フィールド画像データと現フィールド画像データが異なった値となってしまい、静止画が正確に表示されない可能性がある。
そこでステップS107を設けて、静止画であるかどうかの判別を行ない、静止画である場合には、現フィールド画像データbdをそのまま出力データoutとするとよい(ステップS108)。ステップS107では、現フィールド画像データbdが、前フィールド画像データkdに対応する上下の閾値d_div[kd]、d_div[kd+1]内にあるとき、静止画であると判断している。
実施の形態4
本発明の第4の実施の形態を図10、図11および図12により説明する。本実施の形態による駆動回路の動作を、図10のフロー図に示す。
まず、フレームメモリの初期化が行なわれ(ステップS201)、初期化されたフレームメモリに画像データが記憶される。このとき、閾値を用いて画像データのビット長を変換し、変換後の画像データをフレームメモリに記憶する。ビット長の変換については、実施の形態3(図8)で述べたため、ここでは説明を省略する。フレームメモリに記憶した画像データは、1フィールド期間の遅延ののちに、後述するステップS203で前フィールド画像データkdとして読み出される。
次に、ステップS202で高速応答用データテーブル20の取得を行なう。高速応答用データテーブル20は、図11に示すように、id=0〜7の8階調にビット長変換された前フレーム画像データ、およびjd=0〜7に対応した現フレーム画像データの8つの階調Td_div[jd]、さらにこれら8つの階調id、Td_div[jd]に対応した256階調の出力データTd[id][jd]から構成されている。
さらに、ステップS203で現フィールド画像データおよび前フィールド画像データkdの取得が行なわれる。現フィールド画像データについては、前記8つの階調Td_div[jd]を閾値として変換された8階調の現フィールド画像データjd、および変換を行なっていない(たとえば256階調の)現フィールド画像データbdの両者が取得される。
続くステップS204で、現フィールド画像データbdが階調0または階調255であるかどうかの判定を行なう。現フィールド画像データが階調0である場合には、前フィールド画像データの透過率から現フィールド画像データの透過率に1フレーム内で変化するのに必要な電圧に最も近い階調データは0となる。また、現フィールド画像データが階調255である場合には、前フィールド画像データの透過率から現フィールド画像データの透過率に1フレーム内で変化するのに必要な電圧に最も近い階調データは255である。したがって、この場合にはステップS205に進み、出力データoutとして現フィールド画像データbdをそのまま出力する。
現フィールド画像データbdが階調0、階調255のいずれでもないときは、高速応答用データテーブルを使用して出力データoutを決定する。本実施の形態では、高速応答用データテーブルとして、それぞれ8階調の現フィールド画像データおよび前フィールド画像データに対応した出力データしか用意されていない。したがって、線形補間をおこなって、256階調の現フィールド画像データbdに対応した出力データoutを作成する。その方法を、以下に説明する。
まず、ステップS206で前フィールド画像データkdと現フィールド画像データbdとの比較を行なう。前フィールド画像データkdはビット長の変換によって8階調とされているため、まず256階調へと復元する必要がある。復元は8階調への変換の際に用いた閾値を使用して行なわれる。復元の詳細については、実施の形態3(図8)で述べたため、ここではこれ以上説明しない。8階調の前フィールド画像データkdを、下側の閾値d_div[kd]および上側の閾値d_div[kd+1]へと復元し、現フィールド画像データbdとの差を求める。
現フィールド画像データbdが下側の閾値d_div[kd]よりも大きく、かつ上側の閾値d_div[kd+1]よりも小さい場合、現フィールド画像データと前フィールド画像データとのあいだには全く変化がなかった、あるいは小さな変化しかなかったことになる(ステップS207)。そこで、この場合には、画像は静止画であると見なして、現フィールド画像データbdをそのまま出力データoutとする(ステップS208)。
次に、高速応答用データテーブルを使用する際の前フィールド画像データidとして、下側の閾値d_div[kd]を与える前フィールド画像データkdと上側の閾値d_div[kd+1]を与える前フィールド画像データkd+1のどちらを使用するかを、ステップS209で決定する。
現フィールド画像データbdが、下側の閾値d_div[kd]よりも小さい場合には、下側の閾値d_div[kd]を与える前フィールド画像データkdを、高速応答用データテーブルを使用する際の前フィールド画像データidとする(ステップS210)。一方、現フィールド画像データbdが、上側の閾値d_div[kd+1]よりも大きい場合には、上側の閾値d_div[kd+1]を与える前フィールド画像データkd+1を、高速応答用データテーブルを使用する際の前フィールド画像データidとする(ステップS211)。このように前フィールド画像データidを決定することにより、1フレーム後の透過率は現フィールド画像データの透過率と前フィールド画像データの透過率との間のなめらかな表示となり、現フィールド画像データの透過率と前フィールド画像データの透過率との間の透過率以外の表示をすることを防ぐことができる。
ステップS210またはS211で決定された前フィールド画像データidと、ステップS203で取得した変換後の現フィールド画像データjdを使用して、高速応答用データテーブルから両者に対応した出力データTd[id][jd]を読み出す。また、変換前の現フィールド画像データbdは、変換後の現フィールド画像データjdに対応する閾値Td_div[jd]と変換後の現フィールド画像データjd+1に対応する閾値Td_div[jd+1]とのあいだの値であるから、前フィールド画像データidと変換後の現フィールド画像データjd+1に対応する出力データTd[id][jd+1]も高速応答用データテーブルから読み出す。
読み出した出力データTd[id][jd]、Td[id][jd+1]と前フィールド画像データidおよび変換前の現フィールド画像データbdとの位置関係は図12に示すようになる。したがって、出力データTd[id][jd]、Td[id][jd+1]および現フィールド画像データbdの三者間の距離および出力データTd[id][jd]、Td[id][jd+1]の値から、1次元の線形補間によって現フィールド画像データbdに対応する出力データoutを計算することができる(ステップS212)。
出力データoutはステップS213にて出力され、この出力データoutに対応した電圧が各画素の液晶に印加される。
以上述べたように、本実施の形態によれば、高速応答用データテーブルに前フィールド画像データおよび現フィールド画像データのうちのそれぞれ8階調に対応した出力データを備えるようにし、線形補間によって8階調に変換した前フィールド画像データおよび256階調の現フィールド画像データに対応した出力データを得るようにしたため、高速応答用データテーブルを格納するためのメモリ量を大幅に削減できるとともに、高速応答用データテーブルと比較回路とを接続するデータ線の本数を削減し回路規模を小さくすることが可能である。
また、画像データのビット長を変換しデータ量を削減したうえでフレームメモリに記憶するため、フレームメモリのサイズを小さくすることが可能になり、フレームメモリと比較回路とを接続するデータ線の本数を削減し回路規模を小さくすることができる。
なお、本実施の形態では前フィールド画像データ、現フィールド画像データおよび出力データを256階調とし、高速応答用データテーブルを前フィールド画像データ8階調、現フィールド画像データ8階調、出力データ256階調で構成しているが、その他の階調数であっても同様に、必要メモリ量および回路規模の削減を図ることができる。
また、前フィールド画像データの階調数は、必要となるメモリ量、変換と復元にともなう誤差、変換と復元に必要な計算量を考慮の上で適宜決定すればよい。
実施の形態5
本発明の第5の実施の形態を図13および図14により説明する。前記実施の形態4においては、高速応答用データテーブルの隣り合う2つの出力データを使用し、線形補間を行なって出力データoutを決定した。本実施の形態では、高速応答用データテーブルに加え、補間用差分データテーブルを使用し、高速応答用データテーブルの出力データに対し、補間用差分データテーブルの補間用差分データを使用して補間を行なうことを特徴とする。
本実施の形態による駆動回路の動作を、図13のフロー図に示す。
まず、フレームメモリの初期化が行なわれ(ステップS301)、初期化されたフレームメモリに画像データが記憶される。このとき、閾値を用いて画像データのビット長を変換し、変換後の画像データをフレームメモリに記憶する。ビット長の変換については、実施の形態3(図8)で述べたため、ここでは説明を省略する。フレームメモリに記憶した画像データは、1フィールド期間の遅延ののちに、後述するステップS303で前フィールド画像データkdとして読み出される。
次に、ステップS302で高速応答用データテーブル20および補間用差分データテーブル21の取得を行なう。高速応答用データテーブル20は、実施の形態4(図11)と同様に、id=0〜7の8階調にビット長変換された前フレーム画像データ、およびjd=0〜7に対応した現フレーム画像データの8つの階調Td_div[jd]、さらにこれら8つの階調id、Td_div[jd]に対応した256階調の出力データTd[id][jd]から構成されている。補間用差分データテーブル21も、id=0〜7の8階調にビット長変換された前フレーム画像データ、およびjd=0〜7に対応した現フレーム画像データの8つの階調Td_div[jd]、さらにこれら8つの階調id、Td_div[jd]に対応した補間用差分データTd_v[id][jd]から構成されている。
ステップS303で現フィールド画像データおよび前フィールド画像データkdの取得が行なわれる。現フィールド画像データについては、前記8つの階調Td_div[jd]を閾値として変換された8階調の現フィールド画像データjd、および変換を行なっていない(たとえば256階調の)現フィールド画像データbdの両者が取得される。
続くステップS304で、現フィールド画像データbdが階調0または階調255であるかどうかの判定を行なう。現フィールド画像データが階調0である場合には、前フィールド画像データの透過率から現フィールド画像データの透過率に1フレーム内で変化するのに必要な電圧に最も近い階調データは0となる。また、現フィールド画像データが階調255である場合には、前フィールド画像データの透過率から現フィールド画像データの透過率に1フレーム内で変化するのに必要な電圧に最も近い階調データは255である。したがって、この場合にはステップS305に進み、出力データoutとして現フィールド画像データbdをそのまま出力する。
現フィールド画像データbdが階調0、階調255のいずれでもないときは、高速応答用データテーブルを使用して出力データoutを決定する。本実施の形態では、高速応答用データテーブルとして、それぞれ8階調の現フィールド画像データおよび前フィールド画像データに対応した出力データしか用意されていない。したがって、補間をおこなって、256階調の現フィールド画像データbdに対応した出力データoutを作成する。その方法を、以下に説明する。
まず、ステップS306で前フィールド画像データkdと現フィールド画像データbdとの比較を行なう。本実施の形態では、画像データを変換し前フィールド画像データkdとする際に用いた閾値を使用して、現フィールド画像データbdを現フィールド画像データjdへと変換している。したがって、前フィールド画像データkdと現フィールド画像データjdとを直接比較している。
比較の結果、前フィールド画像データkdと現フィールド画像データjdとが等しい場合には、現フィールド画像データと前フィールド画像データとのあいだには全く変化がなかった、あるいは小さな変化しかなかったことになる。そこで、この場合には、画像は静止画であると見なして、現フィールド画像データbdをそのまま出力データoutとする(ステップS307)。
次に、高速応答用データテーブルを使用する際の前フィールド画像データidとして、前フィールド画像データkdと前フィールド画像データkd+1のどちらを使用するかを、ステップS308で決定する。
現フィールド画像データjdが前フィールド画像データkdよりも小さい場合には、この前フィールド画像データkdを高速応答用データテーブルを使用する際の前フィールド画像データidとする(ステップS309)。一方、現フィールド画像データjdが前フィールド画像データkdよりも大きい場合には、前フィールド画像データkd+1を高速応答用データテーブルを使用する際の前フィールド画像データidとする(ステップS310)。このように前フィールド画像データidを決定することにより、1フレーム後の透過率は現フィールド画像データの透過率と前フィールド画像データの透過率との間のなめらかな表示となり、現フィールド画像データの透過率と前フィールド画像データの透過率との間の透過率以外の表示をすることを防ぐことができる。
ステップS309またはS310で決定された前フィールド画像データidと、ステップS303で取得した変換後の現フィールド画像データjdを使用して、高速応答用データテーブルから両者に対応した出力データTd[id][jd]を読み出す。同様に、および補間用差分データテーブルからも、両者に対応した補間用差分データTd_v[id][jd]を読み出す。
読み出した出力データTd[id][jd]と前フィールド画像データidおよび変換前の現フィールド画像データbdとの位置関係は図12に示したとおりである。したがって、bd−Td_div[jd]によって求められる出力データTd[id][jd]と現フィールド画像データbdとの距離に、読み出した補間用差分データTd_v[id][jd]を乗算し、出力データTd[id][jd]と加算することにより現フィールド画像データbdに対応する出力データoutを計算することができる(ステップS311)。
出力データoutはステップS312にて出力され、この出力データoutに対応した電圧が各画素の液晶に印加される。
以上述べたように、本実施の形態によれば、前フィールド画像データおよび現フィールド画像データのうちのそれぞれ8階調に対応した出力データ、補間用差分データをそれぞれ備えた高速応答用データテーブルと補間用差分データテーブルを設け、補間用差分データを使用して出力データの補間を行なうように構成したため、高速応答用データテーブルおよび補間用差分データテーブルを格納するためのメモリ量を大幅に削減できるとともに、高速応答用データテーブルと比較回路および補間用差分データテーブルと比較回路とを接続するデータ線の本数を削減し回路規模を小さくすることが可能であり、さらに計算量が減少することによっても、回路規模を縮小することが可能である。
また、画像データのビット長を変換しデータ量を削減したうえでフレームメモリに記憶するため、フレームメモリのサイズを小さくすることが可能になり、フレームメモリと比較回路とを接続するデータ線の本数を削減し回路規模を小さくすることができる。
なお、本実施の形態では前フィールド画像データ、現フィールド画像データおよび出力データを256階調とし、高速応答用データテーブルおよび補間用差分データテーブルを前フィールド画像データ8階調、現フィールド画像データ8階調に対応して構成しているが、その他の階調数であっても同様に、必要メモリ量および回路規模の削減を図ることができる。
また、前フィールド画像データの階調数は、必要となるメモリ量、変換と復元にともなう誤差、変換と復元に必要な計算量を考慮の上で適宜決定すればよい。
従来の技術による駆動方法および本発明による駆動方法について、液晶への印加電圧と透過率との関係を示した図である。 数種の前フィールドの透過率に対し、現フィールドでの印加電圧と1フィールド期間経過後の透過率との関係を示した図である。 本発明による高速応答用データテーブルを示した図である。 本発明における駆動回路の構成を説明する概略図である。 本発明の実施の形態3による駆動回路の動作を説明するフロー図である。 本発明の実施の形態3による駆動回路の動作を説明するフロー図である。 本発明による高速応答用データテーブルを示した図である。 閾値による画像データのビット長の変換および復元を説明するための図である。 高速応答用データテーブルを使用した線形補間を説明した図である。 本発明の実施の形態4による駆動回路の動作を説明するフロー図である。 本発明による高速応答用データテーブルを示した図である。 高速応答用データテーブルを使用した線形補間を説明した図である。 本発明の実施の形態5による駆動回路の動作を説明するフロー図である。 本発明の実施の形態5による補間用差分データテーブルを示した図である。
符号の説明
10 フレームメモリ
20 高速応答用データテーブル
21 補間用差分データテーブル
30 比較回路

Claims (2)

  1. 前フィールド画像データと現フィールド画像データとから、現フィールドにおいて液晶に印加する電圧を決定する液晶表示装置の駆動回路であって、
    現フィールド画像データのデータ量を削減する変換手段と、
    データ量を削減した現フィールド画像データを記憶して一定時間の遅延ののちに前フィールド画像データとして出力するフレームメモリと、
    現フィールド画像データと前フィールド画像データとから、現フィールドにおいて液晶に印加する電圧に対応する出力データを決定する比較回路と、
    前記比較回路が出力データを決定する際に用いる高速応答用データテーブルと、を備え、前記比較回路は、出力データの決定にさきだって、前フィールド画像データと、前フィールド画像データと同じ変換手段を用いてデータ量を削減された現フィールド画像データとを比較して、前記現フィールド画像データが静止画であるか否かを判定し、
    静止画であると判定した場合は、前記高速応答用データテーブルを用いた出力データの決定を行わずに前記現フィールド画像データを出力データとして決定し、
    静止画でないと判定した場合は、前記高速応答用データテーブルを用いて出力データを決定して、決定した前記出力データに対応する電圧を液晶に印加する液晶表示装置の駆動回路。
  2. 現フィールド画像データと前フィールド画像データとから現フィールドにおいて液晶に印加する電圧を決定する液晶表示装置の駆動方法であって、
    現フィールド画像データのデータ量を削減して、
    データ量を削減した現フィールド画像データを記憶して一定時間の遅延ののちに前フィールド画像データとして出力し、
    前記印加する電圧の決定にさきだって、前フィールド画像データと、前フィールド画像データと同じ手段を用いてデータ量を削減された現フィールド画像データとの比較によって、現フィールド画像データが静止画であるか否かを判定し、
    静止画であると判定した場合は、高速応答用データテーブルを用いた出力データの決定を行わずに現フィールド画像データが対応する電圧を、印加する電圧として、
    静止画でないと判定した場合は、現フィールド画像データと前フィールド画像データとに対応する出力データを有する高速応答用データテーブルを用いて出力データを決定し、得られた出力データが対応する電圧を、印加する電圧とする液晶表示装置の駆動方法。
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