JP2008241768A - 投射型表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造の簡素化、小型化、低価格化が実現でき、スクリーンに投射される映像の照度むらを小さくすることができる投射型表示装置を提供する。
【解決手段】投射型表示装置1は、光源系3から出射された光を集光するレンズ手段4と、集光された光の強度分布を均一化して出力する柱状光学素子5と、均一化された光が照射される反射型ライトバルブ2と、ここに表示された画像を拡大投射する投射光学系7とを備え、レンズ手段4は、柱状光学素子5の光軸Cに直交する断面の長手方向に並べて配置された第1の集光レンズ4Lと第2の集光レンズ4Rを有し、第1の集光レンズ4Lと第2の集光レンズ4Rは同じ曲率半径を持ち、柱状光学素子5の光軸Cを中心にして対称に配置され、第1の集光レンズ4Lの偏芯位置は光軸Cよりも第2の集光レンズ4R側であり、第2の集光レンズ4Rの偏芯位置は光軸Cよりも第1の集光レンズ4L側である。
【選択図】図1

Description

本発明は、柱状光学素子を介してライトバルブに光を照射する光学系を備えた投射型表示装置に関するものである。
従来の投射型表示装置においては、光源からの光を柱状光学素子を通過させることによって強度均一化してから、ライトバルブに照射することによって、投射レンズによってスクリーンに投射される映像の照度むらを小さくしている。この場合、柱状光学素子の長さを長くし、柱状光学素子の断面を小さくすれば、強度均一化の度合いを上げることができる。しかし、柱状光学素子の長さを長くすると、投射型表示装置のサイズが大きくなってしまう。また、柱状光学素子の断面を小さくすると、小断面の光束を拡大するための光学系による照度むらが生じやすくなる。
このため、複数の小断面のロッド部材を並べて大断面のロッド集合体とし、且つ、この大断面のロッド集合体の光軸方向に他の大断面のロッド部材を接続した柱状光学素子の提案がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−140837号公報(段落0021〜0024、図4)
しかしながら、特許文献1に記載の柱状光学素子を用いた場合には、小断面のロッド部材同士の接触部に入射する光が、ロッド部材の内部に入り込まず、その結果、柱状光学素子から出射される光量が減少し、投射映像の明るさが低下するという問題がある。
また、特許文献1に記載の柱状光学素子は構造が複雑であるため、この柱状光学素子を用いた装置の製造コストが高くなるという問題がある。
さらに、特許文献1に記載の柱状光学素子は、複数の小断面のロッド部材からなる部分と、中断面のロッド部材からなる部分と、大断面の部材とを、光軸方向に並べた構造を有しているので、柱状光学素子全体の長さが長くなり、装置の大型化を招くという問題がある。
そこで、本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、構造の簡素化、小型化、低価格化が実現でき、スクリーンに投射される映像の照度むらを小さくすることができる投射型表示装置を提供することにある。
本発明の投射型表示装置は、光を出射する光源系と、前記光を集光するレンズ手段と、
集光された前記光の強度分布を均一化して出力する柱状光学素子と、画像が表示され、該表示された画像に、均一化された前記光が照射されるライトバルブと、前記ライトバルブに表示された画像を拡大投射する投射光学系とを備え、前記レンズ手段は、前記柱状光学素子の光軸に直交する断面の長手方向に並べて配置された第1の集光レンズと第2の集光レンズを有し、前記第1の集光レンズと前記第2の集光レンズは、同じ曲率半径を持ち、前記柱状光学素子の光軸を中心にして対称に配置され、前記第1の集光レンズの偏芯位置は、前記光軸よりも前記第2の集光レンズ側であり、前記第2の集光レンズの偏芯位置は、前記光軸よりも前記第1の集光レンズ側であることを特徴としている。
本発明によれば、第1の集光レンズと第2の集光レンズを有するレンズ手段を用いることによって、柱状光学素子による強度均一化の効率を向上させているので、簡素、小型、且つ低価格な構造によって、投射映像の照度むらを小さくすることができるという効果がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る投射型表示装置1の光学系の構成を概略的に示す図である。なお、図において、z軸は、光軸Cに一致しており、x軸は、z軸に直交し、y軸は、x軸及びz軸に直交する。図1に示されるように、実施の形態1に係る投射型表示装置1は、光を出射する光源系3と、光源系3からの光を集光するレンズ手段4と、集光された光の強度分布を均一化して出力する柱状光学素子(「ロッドインテグレータ」又は「光強度均一化素子」とも言う。)5と、リレーレンズ6と、入力映像情報に応じた画像が表示され、該表示された画像に、柱状光学素子5から出射されリレーレンズ6によって導かれた光が照射されるライトバルブ2と、ライトバルブ2に表示された画像を拡大投射する投射光学系7とを有している。また、投射型表示装置1が背面投射型表示装置(リアプロジェクションテレビ)である場合には、投射型表示装置1は、投射光学系7の後段(すなわち、光の進行方向の下流側)に図示しないスクリーンを備えている。
ライトバルブ2は、反射型ライトバルブであり、実施の形態1ではDMD(ディジタル・マイクロミラー・デバイス)素子が用いられる。ただし、ライトバルブ2として液晶素子等の他の種類のライトバルブを用いてもよい。また、本発明は、透過型ライトバルブを用いた投射型表示装置にも適用できる。
光源系3は、光源3aと、光源3aで発生した光をライトバルブ2側に向かうように反射させる反射鏡3bとを主要な構成としている。光源3aとしては、通常、高圧水銀ランプ、ハロゲンランプ、キセノンランプが用いられるが、例えば、LED、レーザ、EL(エレクトロルミネッセンス)のような他の発光デバイスを用いてもよい。反射鏡3bは、例えば、楕円面鏡又は放物面鏡であるが、他の形状及び構造の凹面鏡であってもよい。反射鏡3bとして放物面鏡以外の反射鏡を用いた場合には、光源系3の後段に凹レンズを配置することによってレンズ手段4に入射する光を光軸Cと略平行にすることができる。
レンズ手段4は、柱状光学素子5の光軸Cに直交する断面の長手方向(すなわち、x方向)に並べて配置された第1の集光レンズ4Lと第2の集光レンズ4Rを有している。第1の集光レンズ4Lと第2の集光レンズ4Rは、同じ曲率半径を持ち、柱状光学素子5の光軸Cを中心にして対称に偏芯するように配置されている。また、実施の形態1においては、光源系3から出射された光を柱状光学素子5の入射端5a側の2点に集光するように形成されている。図1においては、レンズ手段4は、集光レンズ2枚の構成になっているが、3枚以上の集光レンズで構成してもよい。ただし、実施の形態1においては、柱状光学素子5の長方形の入射端5aの長手方向(図1におけるx方向)にのみ集光レンズ枚数を増やす構成を説明する。また、実施の形態1においては、レンズ手段4を構成する集光レンズを偏芯させることにより、柱状光学素子5の入射端5a側の集光位置をずらしている。
柱状光学素子5は、レンズ手段4を通過した光の光断面内(すなわち、光軸C上を進む中心光に直交する平面内)における強度分布を均一化する(すなわち、照度むらを低減する)機能を有する。柱状光学素子5としては、一般的に、ガラス又は樹脂等の透明材料で作られ、側壁内側が全反射面となるように構成された、例えば、四角柱状のロッド(すなわち、断面形状が四辺形の中実の柱状部材)、又は、光反射面を内側にして筒状に組み合わされ、断面形状が四辺形のパイプ(管状部材)、すなわち、空洞内面反射鏡がある。柱状光学素子5が四角柱状ロッドである場合には、透明材料と空気界面との全反射作用を利用して光を複数回反射させた後に出射端5b(出射口)から出射させる。柱状光学素子5が四辺形のパイプである場合には、内側を向く表面鏡の反射作用を利用して光を複数回反射させた後に、出射口から出射させる。柱状光学素子5は、光の進行方向に適当な長さを確保すれば、内側で複数回反射した光が柱状光学素子5の出射端5bの近傍に重畳照射され、柱状光学素子5の出射端5b近傍においては、略均一な強度分布が得られる。この略均一な強度分布を有する出射端5bからの光を、リレーレンズ6によって反射型ライトバルブ2へと導く。なお、実施の形態1においては、柱状光学素子5の入射端5a、出射端5b、及び光軸Cに直交する断面の形状がほぼ長方形である場合を説明しているが、本発明は、断面形状が長方形ではない柱状光学素子にも適用可能である。
反射型ライトバルブ2は、例えば、ディジタル・マイクロミラー・デバイス(DMD)(登録商標)である。DMDは、各画素に対応する可動式のマイクロミラーを多数(例えば、数十万個)平面的に配列した構成を有し、入力される画素情報に応じて各マイクロミラーの傾斜を変化させるように構成されている。マイクロミラーの配列された面(すなわち、マイクロミラーが形成された基板の表面)を基準面とすると、反射型ライトバルブ2は、各マイクロミラーを基準面に対して一定の方向に角度α(例えば、12度)だけ傾けることにより、入射光を投射光学系7に向けて反射し、投射光学系7に入射した光はスクリーン(図示せず)上の画像投射に利用される。また、反射型ライトバルブ2は、マイクロミラーを基準面に対して反対方向に角度αだけ傾けることにより、入射光を投射光学系7から離れた位置に設けられた光吸収板(図示せず)に向けて反射し、光吸収板に入射した光はスクリーン(図示せず)上の画像投射に利用されない。
図2は、比較例の投射型表示装置の照明光学系の構成を概略的に示す図である。図2において、図1に示される構成と同一又は対応する構成には、同じ符号を付す。図2に示されるように、比較例の投射型表示装置は、レンズ手段40が、1枚の集光レンズによって構成されている。比較例の投射型表示装置においては、光源系3から出射された光20aは、レンズ手段40によって柱状光学素子5の入射端5a側に集光する。集光点は光軸C上の1点となり、入射端5aの表面上、又は、入射端5aの表面よりもレンズ手段40側、又は、入射端5aの表面よりも出射端5b側にある。柱状光学素子5にて均一化された光20aは、リレーレンズ6により反射型ライトバルブ2に導かれる。
図3は、実施の形態1に係る投射型表示装置の照明光学系の構成を示す図である。図3において、図1に示される構成と同一又は対応する構成には、同じ符号を付す。図3に示される投射型表示装置は、レンズ手段4が、第1の集光レンズ4Lと第2の集光レンズ4Rとから構成されている点が、図2に示される比較例の構成と相違する。図3においては、光源系3から出射された光20bは、レンズ手段4の第1の集光レンズ4Lと第2の集光レンズ4Rによって柱状光学素子5の入射端5a側に集光する。集光点は光軸Cから外れた2点となり、入射端5aの表面上、又は、入射端5aの表面よりもレンズ手段4側、又は、入射端5aの表面よりも出射端5b側にある。柱状光学素子5にて均一化された光20bは、リレーレンズ6により反射型ライトバルブ2に導かれる。
図4は、図2に示される比較例のレンズ手段40に略平行の光20aが入射した場合の光線の軌跡の一例を示す図である。図4において、柱状光学素子5の位置は、入射端5aにレンズ手段40から出射された光が最も多く取り込まれる位置とする。また、図5及び図6においても、図4の場合と同じ位置に柱状光学素子5が配置される。レンズ手段40から出射された光が最も多く取り込まれる位置に柱状光学素子5を配置した場合、レンズ手段40の焦点位置は、入射端5aより出射端5b側となっている。
図5は、図3に示される実施の形態1におけるレンズ手段4に略平行の光20bが入射した場合の光線の軌跡の好ましい例を示す図である。レンズ手段4は、第1の集光レンズ4Lと第2の集光レンズ4Rから構成されている。図3においては、第1の集光レンズ4Lは、x軸のマイナス側に配置されており、第1の集光レンズ4Lの偏芯位置は、x軸のプラス側にある。第2の集光レンズ4Rは、x軸のプラス側に配置されており、第2の集光レンズ4Rの偏芯位置は、x軸のマイナス側にある。
図6は、比較例のレンズ手段41に略平行の光20cが入射した場合の光線の軌跡の一例を示す図である。レンズ手段41は、第1の集光レンズ41Lと第2の集光レンズ41Rから構成されている。第1の集光レンズ4Lは、x軸のマイナス側に配置されており、第1の集光レンズ4Lの偏芯位置は、x軸のマイナス側にある。第2の集光レンズ4Rは、x軸のプラス側に配置されており、第2の集光レンズ4Rの偏芯位置は、x軸のプラス側にある。図6のレンズ手段41は、後述する図12(a)の形状に相当する。
比較例を示す図4においては、光20aの軌跡は、柱状光学素子5内において、x軸のマイナス側及びプラス側に均等に反射していることが確認できる。ここで、柱状光学素子5内の光の反射回数が多いほど出射端5bから出射される光の光強度の均一性は良くなる。
実施の形態1を示す図5においては、最初に反射される光20bの位置が、光20aと比較して、入射端5aに近い位置であることが確認できる。したがって、光20bの柱状光学素子5内での反射回数は、図4に示される光20aの場合よりも多くなる。
比較例を示す図6においては、最初に反射される光20cの位置が、図4に示される光20aと比較して、出射端5bに近い位置であることが確認できる。したがって、光20cの柱状光学素子5内での反射回数は、光20aの場合よりも少なくなる。したがって、図6の場合は、最も出射端5b上の光強度の均一性が悪くなる。
図7(a)〜(c)は、比較例及び実施の形態1の投射型表示装置における照度分布の一例を示す図である。図7(a)は、比較例を示す図4のxy平面に平行な断面5c上のシミュレーションによる照度分布を示す。図7(b)は、実施の形態1を示す図5のxy平面に平行な断面5c上のシミュレーションによる照度分布を示す。図7(c)は、比較例を示す図6のxy平面に平行な断面5c上のシミュレーションによる照度分布を示す。また、図7(a)〜(c)の照度分布は、256階調のグレースケールにて表示している。なお、柱状光学素子5の作用を説明するために、柱状光学素子5の出射光(強度均一化後)ではなく、光強度の均一化の途中の位置における断面5cの照度分布をシミュレーションしているのは、レンズ手段が異なる場合における柱状光学素子5の作用の差異が顕著に観測できる位置だからである。
比較例を示す図7(a)より、光軸C付近(中心付近)において光強度の均一性が良くなっていることが確認できる。また、比較例を示す図7(c)においても、図7(a)の場合と同様に、光軸C付近(中心付近)において光強度の均一性が良くなっていることが確認できる。ただし、図7(c)の場合の、光強度の均一性は、図7(a)の場合よりも幾分悪いことがわかる。実施の形態1を示す図7(b)の場合は、x軸のマイナス側及びプラス側においても均一性がよくなることが確認できる。したがって、図7(b)の場合は、偏芯位置を変化させることにより、図7(a)及び(c)に示す比較例の場合と比較して、均一性をより向上させることが可能となる。
図7(b)より、y方向の照度分布がx軸に対して均等のため、レンズ手段4が第1の集光レンズ4Lと第2の集光レンズ4Rで構成される場合、y方向に偏芯していない方が好ましい。
図8及び図9は、シミュレーションを行うための設計レイアウトを示す図である。シミュレーションにおいては、レンズ手段4に略平行光が入射するとする。図8において、レンズ手段4の屈折率は、1.517、アッベ数は64.167、レンズ手段4の有効径は54.0mm、光源側の凸面70の曲率半径は51.5mm、柱状光学素子5側の凸面71の曲率半径は97.0mm、レンズ手段4の厚みdは16.16mm、レンズ手段4と柱状光学素子5の距離dは49.41mm、柱状光学素子5の長さdを10mm、15mm、20mm、25mm、30mm、35mmと変化させた。図9に示される柱状光学素子5の断面において、x方向の長さdを6.0mm、y方向の長さdを3.0mmとする。
シミュレーションにおいて、レンズ手段4の第1の集光レンズ4L及び第2の集光レンズ4Rの偏芯位置(x,y)は、柱状光学素子5の長さdのそれぞれについて、以下のようにした。
〈d=10mmの場合〉
x軸のプラス側に位置する第2の集光レンズ4Rの偏芯位置は、
(x,y)=(−0.45mm,0mm)とし、
x軸のマイナス側に位置する第1の集光レンズ4Lの偏芯位置は、
(x,y)=(0.45mm,0mm)とする。
〈d=15mmの場合〉
x軸のプラス側に位置する第2の集光レンズ4Rの偏芯位置は、
(x,y)=(−0.25mm,0mm)とし、
x軸のマイナス側に位置する第1の集光レンズ4Lの偏芯位置は、
(x,y)=(0.25mm,0mm)とする。
〈d=20mmの場合〉
x軸のプラス側に位置する第2の集光レンズ4Rの偏芯位置は、
(x,y)=(−0.10mm,0mm)とし、
x軸のマイナス側に位置する第1の集光レンズ4Lの偏芯位置は、
(x,y)=(0.10mm,0mm)とする。
〈d=25mmの場合〉
x軸のプラス側に位置する第2の集光レンズ4Rの偏芯位置は、
(x,y)=(−0.05mm,0mm)とし、
x軸のマイナス側に位置する第1の集光レンズ4Lの偏芯位置は、
(x,y)=(0.05mm,0mm)とする。
〈d=30mmの場合〉
x軸のプラス側に位置する第2の集光レンズ4Rの偏芯位置は、
(x,y)=(−0.25mm,0mm)とし、
x軸のマイナス側に位置する第1の集光レンズ4Lの偏芯位置は、
(x,y)=(0.25mm,0mm)とする。
〈d=35mmの場合〉
x軸のプラス側に位置する第2の集光レンズ4Rの偏芯位置は、
(x,y)=(−0.25mm,0mm)とし、
x軸のマイナス側に位置する第1の集光レンズ4Lの偏芯位置は、
(x,y)=(0.25mm,0mm)とする。
ここで、光軸Cの座標は、(x,y)=(0,0)である。また、レンズ手段4が2つの集光レンズを接合した構造を有する場合の凸面70及び凸面71の曲率半径は、レンズ手段を1つの集光レンズで構成した比較例の曲率半径と等しくした。
図10及び図11は、実施の形態1に係る投射型表示装置の効果を説明するための図である。図10及び図11は、図8及び図9の設計において、出射端5bのx方向を60分割、y方向を30分割した計1800点の光強度分布のシミュレーションを行った結果の一例を示す。図10において、縦軸は1800点の中で光強度が最小である点の光強度(最小光強度)をMINとし、光強度が最大である点の光強度(最大光強度)をMAXとした場合の、MIN/MAXの値を割合(単位:%)で表している。図10において、横軸は、柱状光学素子5の長さd(単位:mm)を示している。また、図11において、縦軸は、1800点の標準偏差σを平均値Ave.で割った値を割合(単位:%)で表している。図11において、横軸は、柱状光学素子5の長さd(単位:mm)を示している。図10は、MIN/MAXの値から均一性の悪い特異点の存在有無を確認することができ、図11からは、出射端5bの光強度の均一性を確認することができる。図10及び図11から、柱状光学素子5の出射端5bの光強度の均一性を検証すると、以下のようになる。
図10の曲線60は、比較例の投射型表示装置の場合を示し、曲線61は、実施の形態1の投射型表示装置の場合を示す。図10において、プロットは、シミュレーションを行った点を示している。ここで、比較例の投射型表示装置とはレンズ手段の焦点が1つのレンズである場合であり、図2及び図4に示す場合である。また、均一性の指標は、曲線60が概ね安定している67.0%以上とする。比較例を示す曲線60の場合、柱状光学素子5の長さdが概ね25.0mm以上で出射端5bの照度分布は均一であるといえる。これに対し、実施の形態1を示す曲線61の場合、柱状光学素子5の長さdが概ね15.0mm以上で出射端5bの照度分布は均一であるといえる。
図11の曲線62は、比較例の投射型表示装置の場合を示し、曲線63は、実施の形態1の投射型表示装置の場合(図3の場合)を示す。図11において、プロットは、シミュレーションを行った点を示している。均一性の指標は、曲線62が概ね安定している6.0%以下とする。比較例を示す曲線62の場合、柱状光学素子5のz方向の長さが概ね20.0mm以上で出射端5bの照度分布は均一であるといえる。これに対し、実施の形態1を示す曲線63の場合、柱状光学素子5のz方向の長さが概ね15.0mm以上で出射端5bの照度分布は均一であるといえる。
図10において、均一性の指標は、MIN/MAXが67.0%以上、かつ、図11において、σ/Ave.が6.0%以下である。したがって、比較例の投射型表示装置の場合、柱状光学素子5の長さdが概ね25.0mm以上にて出射端5bの照度分布は均一であるといえる。また、実施の形態1の場合、柱状光学素子5の長さdが概ね15.0mm以上にて出射端5bの照度分布は均一であるといえる。図10及び図11の場合、実施の形態1の構成を採用することにより、柱状光学素子5の長さdを、比較例の場合に比べて、約10.0mm短くすることが可能となる。
以上の結果から、レンズ手段4が、柱状光学素子5の光軸Cに直交する断面の長手方向に並べて配置された第1の集光レンズ4Lと第2の集光レンズ4Rを有し、第1の集光レンズ4Lと第2の集光レンズ4Rが、同じ曲率半径を持ち、柱状光学素子5の光軸Cを中心にして対称に配置され、第1の集光レンズ4Lの偏芯位置が、光軸Cよりも第2の集光レンズ4R側であり、第2の集光レンズ4Rの偏芯位置が、光軸Cよりも第1の集光レンズ4L側であるように構成することによって、柱状光学素子5の出射端5bの均一性を良くすることができ、柱状光学素子5の長さを短くすることが可能になることがわかる。
図12(a)及び(b)は、比較例及び実施の形態1のレンズ手段を示す図である。図12(a)は、実施の形態1と異なる方向に偏芯させた比較例のレンズ手段41を示す。図12(b)は、実施の形態1のレンズ手段4を示す。図12(a)及び(b)において、点74、点75、点72、及び点73は、各集光レンズ41L、41R、4L、及び4Rの中心位置、すなわち、偏芯位置を示す。分かりやすくするため、x軸のプラス側に位置する集光レンズ4R(又は41R)とx軸のマイナス側に位置する集光レンズ4L(又は41L)を接合する以前の分離された状態(2点鎖線で示す円)をも図示している。また、太線で囲まれた領域が接合後のレンズ部分である。ただし、図12(a)及び(b)は、偏芯位置から光軸までの距離を強調して大きく描いているが、実際の偏芯位置は、図12(a)及び(b)に描かれた偏芯位置よりも光軸Cに近い位置である。また、レンズ手段4の大きさは、要求される有効径に応じて決められるものであり、図12(a)及び(b)に示されるように、レンズ手段4の大きさが拡大縮小することはない。
次に、図8及び図9に示される例に基づいて、実施の形態1の効果を検討する。図8において、レンズ手段4の屈折率は、1.517、アッベ数は64.167、レンズ手段4の有効径は54.0mm、レンズ手段4の凸面70の曲率半径は51.5mm、レンズ手段4の凸面71の曲率半径は97.0mm、レンズ手段4の厚みdは16.16mm、レンズ手段4と柱状光学素子5の距離dは49.41mm、柱状光学素子5の長さdを15.0mmとする。図9は柱状光学素子5の断面図を示し、x方向の長さdを6.0mm、y方向の長さdを3.0mmとする。ここで、レンズ手段4の偏芯位置は可変とする。ただし、y方向の座標は0とする。
表1に図12(a)及び(b)の場合において、レンズ手段4の各集光レンズの偏芯位置を変えた場合のMIN/MAX及びσ/Ave.を示す。表1には、柱状光学素子5の出射端5bのx方向を60分割、y方向を30分割した計1800点の光強度分布のシミュレーションを行った結果よりMIN/MAX及びσ/Ave.を算出した結果を示す。また、MIN/MAXは、1800点の中で
表1においては、1800点の中で光強度が最小である点の光強度(最小光強度)をMINとし、光強度が最大である点の光強度(最大光強度)をMAXとした場合の、MIN/MAXの値を割合(単位:%)で表している。また、表1においては、1800点の標準偏差σを平均値Ave.で割った値σ/Ave.を割合(単位:%)で表している。また、2つの集光レンズの曲率半径は等しく、均一性は比較例の投射型表示装置の場合と比較した。MIN/MAXが58.5%以上、σ/Ave.が7.1%以下の場合を丸印「○」で示し、それ以外は、ばつ印「×」とした。丸印は、比較例の投射型表示装置と比較して、出射端5b上の光強度均一性に効果があることを意味する。ここで、比較例の投射型表示装置とはレンズ手段が1つのレンズから構成され焦点が1つであることを示す。また、偏芯位置x(4L)は、図12(a)及び(b)の集光レンズ4Lの偏芯位置のx座標を示し、偏芯位置x(4R)は、図12(a)及び(b)の集光レンズ4Rの偏芯位置のx座標を示す。
Figure 2008241768
表1より、比較例を示す図12(a)の場合は、偏芯が大きくなるにつれて、レンズ手段が1つのレンズから構成される比較例の投射型表示装置と比較して出射端5b上の光強度の均一性が悪くなることがわかる。また、実施の形態1を示す図12(b)の場合は、比較例の投射型表示装置と比較して出射端5b上の光強度の均一性が良くなる偏芯位置が存在することがわかる。したがって、図12(b)に示すように集光レンズがx軸のプラス側にある場合、x軸のマイナス側に偏芯位置を有することにより実施の形態1の効果が得られることとなる。
図13及び図14は、実施の形態1に係る投射型表示装置の機能を示す図である。図13及び図14は、表1をグラフ化したものである。図13及び図14において、プロットは、シミュレーションを行った点を示している。図13において、縦軸は1800点の中で光強度が最小である点の光強度(最小光強度)をMINとし、光強度が最大である点の光強度(最大光強度)をMAXとした場合の、MIN/MAXの値を割合(単位:%)で表している。図13において、横軸は、偏芯位置の絶対値(単位:mm)を示している。また、図14において、縦軸は、1800点の標準偏差σを平均値Ave.で割った値を割合(単位:%)で表している。図14において、横軸は、偏芯位置の絶対値(単位:mm)を示している。図13から、偏芯位置と均一性の悪い特異点の存在の有無との関係がわかる。また、図14から、偏芯位置と出射端5bの光強度均一性の関係が分かる。
図13より、レンズ手段4の第1の集光レンズ4Lと第2の集光レンズ4Rの偏芯位置を変化させることにより、MIN/MAXの割合が変化することがわかる。特に、MIN/MAXは0.15〜0.35mmの間に、最適な偏芯位置の絶対値が存在すると考えられる。
図14より、レンズ手段4の各集光レンズの偏芯位置を変化させることにより、σ/Ave.の割合が変化することがわかる。特に、σ/Ave.は、0.15〜0.30mmの間に最適な偏芯位置の絶対値が存在すると考えられる。以上より、柱状光学素子5の長さdが15.0mmの場合、0.15〜0.30mmの間に最適な偏芯位置の絶対値が存在すると考えられる。
以上より、柱状光学素子5の長さdによって、最適な偏芯位置の絶対値が存在すると考えられる。そこで、表2に、柱状光学素子5の長さdを10mm、12mm、15mm、20mm、25mmと変化させた場合の、最適偏芯位置におけるMIN/MAX及びσ/Ave.を示す。均一性を確認するため、均一性の指標であるMIN/MAXが67.0%以上、σ/Ave.が6.0%以下の場合を丸印「○」で示し、それ以外は、ばつ印「×」で示した。丸印は、出射端5b上の光強度が均一であることを示す。
Figure 2008241768
表2より、柱状光学素子5の出射端5b上の光強度が均一となる最も短い柱状光学素子5の長さdは15.0mmである。したがって、柱状光学素子5の出射端5b上の光強度が均一となる最も短い柱状光学素子5の長さdにするためには、図14より、以下の式1を満足する必要がある。ここで、dは柱状光学素子5のx方向の長さである。また、偏芯位置の絶対値をxで表す。
0.025×d≦x≦0.050×d ・・・式1
図15は、実施の形態1に係る投射型表示装置の効果を示す図である。図15において、プロットは、シミュレーションを行った点を示している。図10及び図11と同様の設計条件にて、柱状光学素子5の入射端5aに入射される光の光量を、比較例の投射型表示装置の場合と実施の形態1との場合で比較する。横軸が、偏芯位置の絶対値を示し、縦軸が、比較例の投射型表示装置の場合において、柱状光学素子5の入射端5aに入射される光の光量を100%とした場合の相対光量比を示す。ここで、入射端5aに入射する光量は、出射端5bから出射される光量と等しい。
図15より、レンズ手段4の第1の集光レンズ4L及び第2の集光レンズ4Rの偏芯位置を変化させた場合において、柱状光学素子5に入射する光量が減少しないことがわかる。したがって、柱状光学素子5に入射する光量を減少させることなく、出射端5b上の光強度の均一性を向上させることができ、比較例の投射型表示装置と比較して柱状光学素子5の長さを短くすることが可能となり、装置の小型化が図れる。
図15より、レンズ手段4の第1の集光レンズ4Lと第2の集光レンズ4Rの曲率半径を等しくすることにより、柱状光学素子5の入射端5aに入射する光の入射角度が1枚の集光レンズの場合と略等しくなるため、柱状光学素子5に入射する光量を1枚の集光レンズの場合と比較して減少させないことが可能となる。従って、レンズ手段4の第1の集光レンズ4Lと第2の集光レンズ4Rの曲率半径は等しい方が好ましい。
実施の形態1では、レンズ手段4を光源系3と柱状光学素子5の間に1枚有しているが、レンズ手段4の光源系3側又は柱状光学素子5側にさらに集光レンズを、1枚又は複数枚、追加してもよい。
実施の形態2.
図16は、本発明の実施の形態2に係る投射型表示装置1aの照明光学系の構成を概略的に示す図である。図17において、図1の構成と同一又は対応する構成には、同じ符号を付す。実施の形態2に係る投射型表示装置1aは、レンズ手段42の構成が、実施の形態1に係る投射型表示装置1(図1)と相違する。図16に示されるように、実施の形態2においては、レンズ手段42は、3枚の集光レンズからなる複合レンズである。図16に示されるように、レンズ手段42は、第1の集光レンズ42Lと第2の集光レンズ42Rとの間に、第3の集光レンズ42Cを有している。第1の集光レンズ42Lと第3の集光レンズ42C、及び、第2の集光レンズ42Rと第3の集光レンズ42Cは接合されている。また、光源系3から出射された光は、第1の集光レンズ42Lによって柱状光学素子5の入射端5a側の第1の点に集光し、且つ、第2の集光レンズ42Rによって柱状光学素子5の入射端5a側の第2の点に集光し、且つ、第3の集光レンズ42Cによって柱状光学素子5の入射端5a側の第3の点に集光する。これら第1乃至第3の点はそれぞれ異なる位置になるように構成されている。
図17は、実施の形態2におけるレンズ手段42が3枚の集光レンズからなる複合レンズである場合の一例を示す図である。図17において、図16の構成と同一又は対応する構成には、同じ符号を付す。図17において、120は光源3aを出射した光を示す。図17に示すように光源系3から出射された光120はレンズ手段42によって柱状光学素子5の入射端5aに集光する。図17より集光点は光軸C上と、光軸Cからはずれた位置にある2点との、合計3点となり、柱状光学素子5にて均一化された光120は、リレーレンズ6により反射型ライトバルブ2に導かれることとなる。
図18は、図17の場合においてレンズ手段42に略平行の光120が入射した場合の光線の軌跡の一例を示す図である。ここで、柱状光学素子5の位置は図4(比較例)と同様の位置である。したがって、1枚の集光レンズの場合に光が最も多く取り込まれる位置に配置されている。したがって、レンズ手段42から出射された光が最も多く取り込まれる位置に柱状光学素子5を配置した場合、レンズ手段42の焦点位置は入射端5aより出射端5b側となっている。
図18より、実施の形態2に係る投射型表示装置は、図4(比較例)及び図5(実施の形態1)の双方の特徴を持っており、x軸のマイナス側及びプラス側に均等に柱状光学素子5内を反射しながら、最初に反射される光120の位置が、図4に示される光20aと比較して、入射端5aに近い位置であることが確認できる。ここで、光軸C上に位置する第3の集光レンズ42C以外の第1の集光レンズ42Lと第2の集光レンズ42Rの偏芯位置は、実施の形態1を示す図12(b)の場合と同方向である。
図19は、実施の形態2に係る投射型表示装置における照度分布の一例を示す図である。図19は、図18のxy平面に平行な断面5c上のシミュレーションによる照度分布を示す。また、図19の照度分布は、256階調のグレースケールにて表示している。なお、柱状光学素子5の作用を説明するために、柱状光学素子5の出射光(強度均一化後)ではなく、光強度の均一化の途中の位置における断面5cの照度分布をシミュレーションしているのは、レンズ手段が異なる場合における柱状光学素子5の作用の差異が顕著に観測できる位置だからである。
図19より、実施の形態2に係る投射型表示装置は、図7(a)と図7(b)の和の照度分布を示しており、2枚の複合レンズである実施の形態1の場合と比較してより出射端5b上の光強度の均一性の向上が図れると考えられる。
図19より、y方向の照度分布がx軸に対して均等のため、レンズ手段42が第1の集光レンズ42Lと第2の集光レンズ42Rとの間に、第3の集光レンズ42Cを有して構成される場合、y方向に偏芯していない方が好ましい。
図20は、実施の形態2に係る投射型表示装置のレンズ手段42の構成を示す図である。図20は、図8のレンズ手段(4)を、3枚の複合レンズである場合を示している。第1の集光レンズ42L及び第2の集光レンズ42Rはx方向の幅は等しく、第1の集光レンズ42L及び第3の集光レンズ42C及び第2の集光レンズ42Rのx方向の長さの和は変化しないものとする。
実施の形態2の効果を説明する設計データを示す。図8及び図9の設計データを用いてシミュレーションを行った。レンズ手段42には略平行光が入射するとする。図8において、レンズ手段42の屈折率は、1.517、アッベ数は64.167、レンズ手段42の有効径は54.0mm、凸面70の曲率半径は51.5mm、凸面71の曲率半径は97.0mm、レンズ手段42の厚みdは16.16mm、レンズ手段42と柱状光学素子5の距離dは49.41mm、柱状光学素子5の長さdを10mm、11mm、12mm、15mm、20mm、25mmと変化させた。比較例の投射型表示装置において、出射端5bの均一性が満足される長さ、つまり柱状光学素子5の長さdが25mmまでとした。図9は柱状光学素子5の断面図を示し、x方向の長さdを6.0mm、y方向の長さdを3.0mmとする。また、第1の集光レンズ42L及び第2の集光レンズ42Rの偏芯位置、及び光軸C上の第3の集光レンズ42Cのx方向の幅tは、表3に示す。ここで、光軸Cの座標は(x,y)=(0,0)である。ここで、凸面70及び凸面71の曲率半径は3つの接合レンズの場合も、1つのレンズと等しくした。光軸C上に位置する集光レンズ42Cは、偏芯させないこととする。
Figure 2008241768
図21及び図22は、実施の形態2に係る投射型表示装置の効果を説明するための図である。図21及び図22は、図8及び図9の設計において、出射端5bのx方向を60分割、y方向を30分割した計1800点の光強度分布のシミュレーションを行った結果の一例を示す。図21において、縦軸は1800点の中で光強度が最小である点の光強度(最小光強度)をMINとし、光強度が最大である点の光強度(最大光強度)をMAXとした場合の、MIN/MAXの値を割合(単位:%)で表している。図21において、横軸は、柱状光学素子5の長さd(単位:mm)を示している。また、図22において、縦軸は、1800点の標準偏差σを平均値Ave.で割った値を割合(単位:%)で表している。図22において、横軸は、柱状光学素子5の長さd(単位:mm)を示している。図21からは、MIN/MAXの値から均一性の悪い特異点の存在有無を確認することができ、図22からは、出射端5bの光強度の均一性を確認することができる。図21及び図22から、柱状光学素子5の出射端5bの光強度の均一性を検証すると、以下のようになる。
図21の曲線150は、比較例の投射型表示装置の場合を示し、曲線151は、実施の形態1の投射型表示装置の場合を示し、曲線152は、実施の形態2の投射型表示装置の場合を示す。図21において、プロットは、シミュレーションを行った点を示している。ここで、比較例の投射型表示装置とはレンズ手段の焦点が1つのレンズである場合であり、図2及び図4に示す場合である。曲線152が最も立ち上がりが早いことから、均一性には実施の形態2が好ましいと考えられる。
図22の曲線153は、比較例の投射型表示装置の場合を示し、曲線154は、実施の形態1の投射型表示装置の場合(図3の場合)を示し、曲線155は、実施の形態2の投射型表示装置の場合を示す。図22において、プロットは、シミュレーションを行った点を示している。曲線155が最も立ち下がりが早いことから、均一性には実施の形態2が好ましいと考えられる。図21及び図22より、実施の形態2は、実施の形態1より柱状光学素子5の長さdを短くすることが可能となる。
表4に、柱状光学素子5の長さdを10mm、12mm、15mm、20mm、25mmと変化させた場合の、第1の集光レンズ42L及び第2の集光レンズ42Rの最適な偏芯位置、及び光軸C上の第3の集光レンズ42Cのx方向の最適な幅tにおけるMIN/MAX及びσ/Ave.を示す。均一性を確認するため、均一性の指標であるMIN/MAXが67.0%以上、σ/Ave.が6.0%以下の場合の評価を、丸印「○」で示し、それ以外の評価を、ばつ印「×」で示した。丸印は、出射端5b上の光強度が均一であることを示す。
Figure 2008241768
表4より、第1の集光レンズ42L及び第2の集光レンズ42Rの最適な偏芯位置、及び光軸C上の第3の集光レンズ42Cのx方向の最適な幅tは柱状光学素子5の長さdによって変化することがわかる。また、柱状光学素子5の長さdが12mm以上で出射端5b上の光強度が均一となることが確認できる。また、表2との比較により、実施の形態1と比較して柱状光学素子5の長さdを短くすることが可能であることがわかる。
図23は、実施の形態2に係る投射型表示装置の効果を示す図である。図23において、プロットは、シミュレーションを行った点を示している。表4と同様の設計条件において、柱状光学素子5の入射端5aに入射される光の光量を、比較例の投射型表示装置の場合と実施の形態2との場合で比較する。横軸が、最適なMIN/MAX及びσ/Ave.となるように第1の集光レンズ42L及び第2の集光レンズ42Rの偏芯位置、及び光軸C上の第3の集光レンズ42Cのx方向幅tを設定した場合の柱状光学素子5の長さd、縦軸が、比較例の投射型表示装置の場合において、柱状光学素子5の入射端5aに入射される光の光量を100%とした場合の相対光量比(単位:%)を示す。ここで、入射端5aに入射する光量は、出射端5bから出射される光量と等しい。
図23より、レンズ手段42の第1の集光レンズ42L及び第2の集光レンズ42Rの偏芯位置を変化させた場合において、柱状光学素子5に入射する光量が減少しないことがわかる。したがって、柱状光学素子5に入射する光量を減少させることなく、出射端5b上の光強度の均一性を向上させることができ、実施の形態1と比較して柱状光学素子5の長さをさらに短くすることが可能となり、さらなる装置の小型化が図れる。
図23より、レンズ手段42の第1の集光レンズ42Lと第2の集光レンズ42Rと、第3の集光レンズ42Cの曲率半径を等しくすることにより、柱状光学素子5の入射端5aに入射する光の入射角度が1枚の集光レンズの場合と略等しくなるため、柱状光学素子5に入射する光量を1枚の集光レンズの場合と比較して減少させないことが可能となる。従って、レンズ手段42の第1の集光レンズ42Lと第2の集光レンズ42Rと、第3の集光レンズ42Cの曲率半径は等しい方が好ましい。
なお、実施の形態2において、上記以外の点は、上記実施の形態1の場合と同じである。
実施の形態3.
図24は、本発明の実施の形態3に係る投射型表示装置に採用されるレンズ手段43の構成を概略的に示す図である。実施の形態3に係る投射型表示装置は、レンズ手段の構造のみが、上記実施の形態1又は2と相違する。図24に示されるように、レンズ手段43は、第1の集光レンズ43Lと第2の集光レンズ43Rとの間に、第3の集光レンズ43Cと、第3の集光レンズ43Cの長手方向(x方向)に直交する方向(y方向)の両側に配置された第4の集光レンズ43Tと第5の集光レンズ43Bとを有する。レンズ手段43は、第3の集光レンズ43Cと第4の集光レンズ43Tの間、第3の集光レンズ43Cと第5の集光レンズ43Bの間、第3乃至第5の集光レンズ43C,43T,43Bと第1の集光レンズ43Lの間、第3乃至第5の集光レンズ43C,43T,43Bと第2の集光レンズ43Rの間を接合した複合レンズである。光源系3から出射された光は、第1の集光レンズ43Lによって柱状光学素子5の入射端5a側の第1の点に集光し、且つ、第2の集光レンズ43Rによって柱状光学素子5の入射端5a側の第2の点に集光し、且つ、第3の集光レンズ43Cによって柱状光学素子5の入射端5a側の第3の点に集光し、且つ、第4の集光レンズ43Tによって柱状光学素子5の入射端5a側の第4の点に集光し、且つ、第5の集光レンズ43Bによって柱状光学素子5の入射端5a側の第5の点に集光し、第1乃至第5の点はそれぞれ異なる位置になるように構成されている。
第1の集光レンズ43Lはx軸のマイナス側、第2の集光レンズ43Rはx軸のプラス側、第4の集光レンズ43Tはy軸のプラス側、第5の集光レンズ43Bはy軸のマイナス側に配置されている。また、第1の集光レンズ43Lはx軸のプラス側、第2の集光レンズ43Rはx軸のマイナス側、第4の集光レンズ43Tはy軸のマイナス側、第5の集光レンズ43Bはy軸のプラス側に偏芯させている。また、集光レンズ43Cは偏芯させない。また、第1乃至第5の集光レンズ43L,43R,43C,43T,43Bは略同一の曲率半径とする。レンズ手段43を第1乃至第5の集光レンズ43L,43R,43C,43T,43Bを接合して構成することにより、さらに出射端5b上の光強度の均一性を向上させることができ、実施の形態2と比較して柱状光学素子5の長さをさらに短くすることが可能となり、さらなる装置の小型化が図れる。
実施の形態3に係る投射型表示装置は、図24のレンズ手段43を有することにより、図25に示す出射端5bのy軸のプラス側及びマイナス側端の光強度の均一性が悪い箇所18a、18b、18c、18dを補正することが可能となる。図25の階調表示部分は、図19と同じ図を使用している。
実施の形態1及び2と同様に、レンズ手段43の第1乃至5の集光レンズ43L、43R、43C、43T,43Bの曲率半径を等しくすることにより、柱状光学素子5の入射端5aに入射する光の入射角度が1枚の集光レンズの場合と略等しくなるため、柱状光学素子5に入射する光量を1枚の集光レンズの場合と比較して減少させないことが可能となる。従って、レンズ手段43の第1乃至5の集光レンズ43L、43R、43C、43T,43Bの曲率半径は等しい方が好ましい。
このように、上記実施の形態3においては、レンズ手段43を光源系3と柱状光学素子5の間に1枚有しているが、レンズ手段43の光源系3側又は柱状光学素子5側にさらに集光レンズを1枚又は複数枚設けてもよい。
なお、実施の形態3において、上記以外の点は、上記実施の形態1又は2の場合と同じである。
また、レンズ手段を構成する集光レンズの枚数、及び形状は、図示の数及び形状に限定されない。
本発明の実施の形態1に係る投射型表示装置の光学系の構成を概略的に示す図である。 比較例の投射型表示装置の照明光学系の構成を概略的に示す図である。 実施の形態1に係る投射型表示装置の照明光学系の構成を概略的に示す図である。 図2に示される比較例のレンズ手段に略平行の光が入射した場合の光線の軌跡の一例を示す図である。 図3に示される実施の形態1におけるレンズ手段に略平行の光が入射した場合の光線の軌跡の好ましい例を示す図である。 図12(a)に示される比較例のレンズ手段に略平行の光が入射した場合の光線の軌跡の一例を示す図である。 (a)〜(c)は、比較例及び実施の形態1の投射型表示装置における照度分布の一例を示す図である。 シミュレーションを行うための設計レイアウトを示す図である。 シミュレーションを行うための設計レイアウトを示す図である。 実施の形態1に係る投射型表示装置の効果を説明するための図である。 実施の形態1に係る投射型表示装置の効果を説明するための図である。 (a)及び(b)は、比較例及び実施の形態1のレンズ手段を示す図である。 実施の形態1に係る投射型表示装置の機能を示す図である。 実施の形態1に係る投射型表示装置の機能を示す図である。 実施の形態1に係る投射型表示装置の効果を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る投射型表示装置の照明光学系の構成を概略的に示す図である。 実施の形態2におけるレンズ手段が3枚の集光レンズからなる複合レンズである場合の一例を示す図である。 図17の場合においてレンズ手段に略平行の光が入射した場合の光線の軌跡の一例を示す図である。 実施の形態2に係る投射型表示装置における照度分布の一例を示す図である。 実施の形態2に係る投射型表示装置のレンズ手段の構成を示す図である。 実施の形態2に係る投射型表示装置の効果を説明するための図である。 実施の形態2に係る投射型表示装置の効果を説明するための図である。 実施の形態2に係る投射型表示装置の効果を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る投射型表示装置に採用されるレンズ手段の構成を概略的に示す図である。 実施の形態3に係る投射型表示装置の構成を変化させた場合の効果を説明する図である。
符号の説明
1,1a 投射型表示装置、 2 反射型ライトバルブ、 3 光源系、 3a 光源、 3b 反射鏡、 4,42,43 レンズ手段、 4L,42L,43L 第1の集光レンズ、 4R,42R,43R 第2の集光レンズ、 42C,43C 第3の集光レンズ、 43T 第4の集光レンズ、 43B 第5の集光レンズ、 5 柱状光学素子、 5a 柱状光学素子の入射端、 5b 柱状光学素子の出射端、 5C 柱状光学素子の断面、 6 リレーレンズ、 7 投射光学系、 72,73 偏芯位置、 C 柱状光学素子の光軸、 x x軸(柱状光学素子の入射端の長手方向の座標軸)、 y y軸(柱状光学素子の入射端の短手方向の座標軸)、 z z軸(柱状光学素子の光軸方向の座標軸)。

Claims (14)

  1. 光を出射する光源系と、
    前記光を集光するレンズ手段と、
    集光された前記光の強度分布を均一化して出力する柱状光学素子と、
    画像が表示され、該表示された画像に、均一化された前記光が照射されるライトバルブと、
    前記ライトバルブに表示された画像を拡大投射する投射光学系と
    を備え、
    前記レンズ手段は、前記柱状光学素子の光軸に直交する断面の長手方向に並べて配置された第1の集光レンズと第2の集光レンズを有し、
    前記第1の集光レンズと前記第2の集光レンズは、同じ曲率半径を持ち、前記柱状光学素子の光軸を中心にして対称に配置され、
    前記第1の集光レンズの偏芯位置は、前記光軸よりも前記第2の集光レンズ側であり、前記第2の集光レンズの偏芯位置は、前記光軸よりも前記第1の集光レンズ側である
    ことを特徴とする投射型表示装置。
  2. 前記断面は、長方形であることを特徴とする請求項1に記載の投射型表示装置。
  3. 前記レンズ手段は、前記第1の集光レンズと前記第2の集光レンズを接合した複合レンズであることを特徴とする請求項1又は2に記載の投射型表示装置。
  4. 前記光源系から出射された前記光は、前記第1の集光レンズによって前記柱状光学素子の入射端側の第1の点に集光し、且つ、前記第2の集光レンズによって前記柱状光学素子の入射端側の第2の点に集光し、
    前記第1の点と前記第2の点は異なる位置になるように構成された
    ことを特徴とする請求項3に記載の投射型表示装置。
  5. 前記光軸を中心座標(0,0)、前記長手方向をx軸、前記x軸に直交する方向にy軸とした座標系において、
    前記断面のx方向の長さをLとし、
    前記第1の集光レンズはx軸マイナス側に配置され、前記第1の集光レンズの偏芯位置を(x,0)とし、
    前記第2の集光レンズはx軸プラス側に配置され、前記第2の集光レンズの偏芯位置を(−x,0)とした場合に、次式
    0.025×L≦x≦0.050×L
    を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の投射型表示装置。
  6. 前記レンズ手段は、前記第1の集光レンズと前記第2の集光レンズとの間に、第3の集光レンズを有し、
    前記レンズ手段は、前記第1の集光レンズと前記第3の集光レンズ、及び、前記第2の集光レンズと前記第3の集光レンズを接合した複合レンズである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の投射型表示装置。
  7. 前記光源系から出射された前記光は、前記第1の集光レンズによって前記柱状光学素子の入射端側の第1の点に集光し、且つ、前記第2の集光レンズによって前記柱状光学素子の入射端側の第2の点に集光し、且つ、前記第3の集光レンズによって前記柱状光学素子の入射端側の第3の点に集光し、
    前記第1乃至第3の点はそれぞれ異なる位置になるように構成された
    ことを特徴とする請求項6に記載の投射型表示装置。
  8. 前記レンズ手段は、前記断面の短手方向に偏芯せずに配置されたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の投射型表示装置。
  9. 前記レンズ手段は、前記第1の集光レンズと前記第2の集光レンズとの間に、第3の集光レンズと、前記第3の集光レンズの長手方向に直交する方向の両側に配置された第4の集光レンズと第5の集光レンズとを有し、
    前記レンズ手段は、前記第3の集光レンズと前記第4の集光レンズの間、前記第3の集光レンズと前記第5の集光レンズの間、前記第3乃至第5の集光レンズと前記第1の集光レンズの間、前記第3乃至第5の集光レンズと前記第2の集光レンズの間を接合した複合レンズである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の投射型表示装置。
  10. 前記光源系から出射された前記光は、前記第1の集光レンズによって前記柱状光学素子の入射端側の第1の点に集光し、且つ、前記第2の集光レンズによって前記柱状光学素子の入射端側の第2の点に集光し、且つ、前記第3の集光レンズによって前記柱状光学素子の入射端側の第3の点に集光し、且つ、前記第4の集光レンズによって前記柱状光学素子の入射端側の第4の点に集光し、且つ、前記第5の集光レンズによって前記柱状光学素子の入射端側の第5の点に集光し、
    前記第1乃至第5の点はそれぞれ異なる位置になるように構成された
    ことを特徴とする請求項9に記載の投射型表示装置。
  11. 前記レンズ手段は、前記集光レンズの曲率が全て等しいことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の投射型表示装置。
  12. 前記ライトバルブは、反射型ライトバルブであることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の投射型表示装置。
  13. 前記柱状光学素子は、中実の光学部材又は中空の空洞内面反射鏡であることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の投射型表示装置。
  14. 前記柱状光学素子から出力された前記光を前記ライトバルブに入射させるリレーレンズを有することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の投射型表示装置。
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