JP2008241712A - クロマティック共焦点センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】テーパ状光ファイバを用いることなく、高い測定分解能を与え、光学ペンに接続された光ファイバの互換性を与える。
【解決手段】検出器アパーチャ要素190、490が、クロマティック共焦点センサ300、600に接続される光ファイバ112の光伝達コア116の直径D1より小さなアパーチャ195、495を与える、クロマティック共焦点センサ用のファイバ・インターフェース構造100、400が与えられる。検出器アパーチャ要素190、490は、クロマティック共焦点センサ300、600の色分散光学系350、650に対して固定され、光ファイバ112はアパーチャ要素190、490に接し、光ファイバコア116はアパーチャ195、495に整列される。アパーチャ要素190、490とファイバ端部は、ファイバ軸に対して傾けられ、偽の反射を光信号通路から逸らせることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、精密測定装置に係り、特に、クロマティック共焦範囲検知用の光学ペンで使用可能なクロマティック共焦点センサ用のファイバ・インターフェース構造に関する。
距離測定用の共焦点技術が知られている。特許文献1に記載されているように、横方向寸法及び深さにおいて高分解能像を得るための効率的な手段として、共焦点顕微鏡技術を利用することが知られている。典型的な共焦点顕微鏡技術では、光の単色点源が表面上に投影され、反射光の一部が分離され、検出器ピンホール上に結像される。ピンホールを通過した光の量が、検出器によって測定される。ピンホールでの光の強度は、焦点が外れたターゲットに対しては消滅する。従って、検出器に到達する全光エネルギは、ターゲットの最良焦点面からの距離に逆の相関を持つ。この信号は、最大信号が戻ってくるまで顕微鏡の位置を制御するのに用いられる。顕微鏡の位置は、記録され、物体の高さに関係付けられる。
光学高さセンサに共焦点技術を用いることも知られている。特許文献2に記載されているように、軸方向色収差(軸又は長手方向色分散とも称する)を有する光学要素は、焦点までの軸方向距離が波長によって変化するように、広帯域光源を集束するのに用いることができる。従って、1つの波長のみが表面上に正確に集束され、表面の高さが、どの波長が最も良く集束するかを決定する。表面からの反射で、光は、ピンホールや光ファイバ端部のような、小さな検出器アパーチャ上に再び集束される。1つの実施形態において、50μmのコアファイバが、光源及び受光ピンホール(ファイバ端部はピンホールとして動作)として利用される。表面から反射し、光学系を通って入力/出力ファイバに戻る際に、表面上に良く集束された波長のみが、ファイバ上に良く集束される。他の全ての波長は、ファイバ上に良く集束されず、ファイバ中に多くの出力をカップリングしない。従って、物体の高さに対応する波長で、信号レベルは最大となる。検出器の分光計は、物体の高さを効率的に表わす各波長の信号レベルを測定する。
いくつかのメーカーは、クロマティック共焦点センサ(CPS:chromatic confocal point sensor)及び/又は「光学ペン」として工業的な環境中に拡がるクロマティック共焦点に適した実用的で小型の光学アセンブリに言及している。そのようなCPS光学ペンにおいて、標準的な設計アプローチは、入力/出力ファイバの端部を検出器アパーチャとして用いることである。一般的に、測定分解能を向上する、より小さな検出器アパーチャを与えるための標準的な技術は、ファイバとコアの直径に、端部でテーパを付けることである。例えば、あるメーカーは、直径50μm直径のコアファイバの端部を、加熱及び引伸ばし処理によって、直径20μmの直径のコアとすることが知られている(非特許文献1参照)。
米国特許第5,785,651号明細書 米国特許US2006/0109483A1号公報 J.Villatoro他,"Fabrication and modeling of uniform−waist single mode tapered optical fiber sensors,"Appl.Opt.,42,2278−2283(2003)
しかしながら、クロマティック共焦点範囲の検知に利用可能な従来のCPS光学ペンアセンブリに関して、数多くの問題又は欠点が現われた。例えば、1つの大きな問題点は、その特定の能力を維持するために、従来のCPS光学ペンアセンブリは、光ファイバが交換される時には、通常、再校正及び/又は工場でのサービスを必要とする。これはユーザにとって不便で且つ高価である。
本発明は、前記及び他の不利益を克服する装置を提供することを課題とする。詳しくは、テーパ上のファイバを必要とすることなく分解能を向上したり、他の利益を与えることができるクロマティック共焦点センサのための光学ファイバ・インターフェース構成を与える。
この要約は、詳細な説明中で以下に更に説明する概念の選択を、単純な形で導入するために与えられる。この要約は、クレームされた主題の鍵となる様相を特定することや、クレームされた主題の範囲を決定する助けとなるために用いられることを意図するものではない。
小型のクロマティック共焦点センサのためのクロマティック共焦点センサ・ファイバ・インターフェース構造が与えられる。ここに開示される設計様相の価値を評価するために、本発明の主題であるクロマティック共焦点センサのタイプが、非常に高感度であり、ナノメートルのオーダーの表面高さ測定分解能を与えることを評価するのが本質的である。この特別な測定性能は、その代わり、クロマティック共焦点センサの正確な組立の影響を非常に受け易くなる。測定性能は、クロマティック共焦点センサの配置の最小の変化によって変化し、及び/又は、低められる。この点において、本発明によるファイバ・インターフェース構造は、クロマティック共焦点センサの測定分解能を向上するために通常用いられる標準的なテーパ状ファイバのアプローチに対して、いくつかの利点を与える。
光及び放射という文言は、ここでは、通常、入れ替え可能に用いられる。従って、光という文言は、放射がクロマティック共焦点センサ中で用いられた場合、可視スペクトルの外側の放射も含む。
本発明の一側面に従えば、検出器アパーチャ要素は、クロマティック共焦点センサに接続される光ファイバの光伝達コアの直径よりも小さな開口を与える。この検出器アパーチャ要素は、アパーチャ動作位置で、クロマティック共焦点センサの色分散光学部分に対して固定される。様々な実施形態において、動作中は、アパーチャの内径D2は、ファイバ軸方向に沿う光ファイバの光伝達コアの外径D1の投影内にある。様々な実施形態において、光ファイバは、アパーチャ要素に接し、光ファイバコアはアパーチャに対して整列される。ある特定の具体例において、50μmのコアを有する光ファイバが、20μmのアパーチャに整列され、接する。
検出器アパーチャ要素をクロマティック共焦点センサの色分散光学部分に対して固定し、アパーチャを光学コアの直径よりも小さくすることによって、クロマティック共焦点センサの性能を実質的に変えることなく、標準的な光ファイバコネクタの公差を用いて、光ファイバを交換することが実際的になる。これに対して、テーパ状ファイバの端部を検出器アパーチャとして直接用いる標準的なクロマティック共焦点センサのアプローチは、要求レベルに制御するのが実際的でないか不可能なテーパ状端部の特性及び位置の変動によって、互換性を事実上妨げる。更に、アパーチャの適切な特性(例えば、その正確な大きさ、偽の反射又は散乱の発生等)を、テーパ状ファイバ端部の対応する特性と比べて、製造中にアパーチャ要素で、より簡単に、信頼性高く制御することができる。この制御の改良されたレベルによって、異なる光学ペン間の性能の変動を減少し、それらの組立及び製造を単純化する。
本発明の他の要件に従えば、クロマティック共焦点センサは、表面までの距離を測定するのに使用可能な信号を与えるよう動作可能である。1つの実施形態において、クロマティック共焦点センサは、ハウジングと、光学要素部分と、光ファイバ・インターフェース・サブアセンブリとを含む。光学要素部分は、クロマティック共焦点センサから放出される放射の長手方向色分散を与え、表面から反射された放射を受光する。光ファイバ・インターフェース・サブアセンブリは、光学要素部分に対して固定され、取付要素及びアパーチャ要素を含み、光ファイバを受入れる。光ファイバ端部は、光ファイバ・インターフェース・サブアセンブリ内に位置することができ、ファイバ端部は、ファイバの中心軸に垂直な面に対してある角度(例えば7度)だけ傾けられ、ファイバ端面からの反射が光信号通路から逸れるようにされる。ファイバ端部は、アパーチャ要素の近傍に位置され、アパーチャ要素は、光ファイバコアの直径よりも小さな直径のアパーチャを含む(例えば50μmファイバコアに対して20μmアパーチャ)。アパーチャ要素の表面は、ファイバ端部の角度とほぼ平行に傾けることができる。
本発明のもう1つの側面に従えば、1つの実施形態において、光ファイバは、ファイバ端部の角度とほぼ平行な角度が付いた端部を有するフェルール中に収容される。詳細には、ある特定の実施例において、50μmFC/APCファイバが、7度の角度付き端部を有するセラミックフェルールであって、フェルールの面とAPCファイバの端面が面一となるようにされたセラミックフェルールによって終端される。
本発明のもう1つの側面に従えば、アパーチャ要素は、ファイバコアに入る放射の背面散乱を減らすように構成される。1つの特定の具体例では、アパーチャ要素は、黒い酸化銅仕上げされた302ステンレス鋼中に形成されたピンホールマスクである。もう1つの実施例において、アパーチャ要素は、アパーチャを含む黒いクロム薄膜によってコーティングされたガラス基板を有する。
本発明のもう1つの側面に従えば、1つの実施形態において、光ファイバ・インターフェース・サブアセンブリを光学要素部分に固定する前に、アパーチャが積極的に整列される。整列手順の1つの例の1つの側面に従えば、光ファイバは光ファイバ・インターフェース・サブアセンブリ中の通常の動作位置に位置決めされる。これは、光ファイバの端部をアパーチャとほぼ整列したアパーチャ要素に対して位置決めすることを含む。光ファイバの端部は、その後、(例えばHeNeレーザからの)狭帯域の放射を用いて、アパーチャを通して照明され、狭帯域放射波長(例えば633nm)でアパーチャを通してカップリングされた出力が、分光計(例えばクロマティック共焦点センサと共に通常用いられる分光計)で測定される。アパーチャの位置は、その後、最良の分光計信号が得られるまで調整され、アパーチャは、光ファイバ・インターフェース・サブアセンブリに対する位置で固定される。その後、光ファイバ・インターフェース・サブアセンブリと光学部分の関係が、分光計信号の特性がほぼ最適化されるように、広帯域照明を用いて、制御された動作条件下で調整される。
以下図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、取付要素182とアパーチャ要素190を有するファイバ・インターフェース・サブアセンブリ180を含むクロマティック共焦点センサ・ファイバ・インターフェース構造100の第1実施形態の等角図である。図1に示されるように、コアとクラッドを備えた光ファイバ112を含む光ファイバ・ケーブル110が、FC/APCコネクタ105内に位置決めされる。コネクタ105は、回転自在なアライメント・キー107を備えたプラグ要素106を含む。プラグ要素106は、光ファイバ112を収容するフェルール170を囲んでいる。光ファイバ112の光ファイバ端部115は、フェルール170の端部で露出している。1つの実施形態において、フェルール170はセラミックであることができる。動作中、ファイバ・インターフェース・サブアセンブリ180は、プラグ要素106が取付要素182の受入部185で受入れられるように、フェルール170及び光ファイバ端部115を受入れる。
以下に、より詳細に説明する如く、1つの実施形態において、取付要素182は、角度(例えばファイバ又はフェルールの軸に対して7度)が付けられた端部表面184を有する。アパーチャ要素190は、角度付き端部表面184に取付けられている。アパーチャ要素190は、ファイバ端部115に対して整列されたアパーチャ195を含む。1つの実施形態において、アパーチャ195は、透明なアパーチャ要素190上に蒸着された非反射性薄膜(例えば黒いクロム)で形成される。アパーチャ要素190の角度付き端部表面184への取付は、図2を参照して以下で、より詳細に説明する。フェルール170の端部及びファイバ端部115にも、角度(例えばファイバ又はフェルール軸に垂直な面に対して7度)が付けられ、プラグ106の回転可能なアライメント・キー107及び受入部185の、これに適合する様相(図示省略)は、適切な回転アライメントを保証して、角度付きファイバ端部115及びフェルール170の端部が、動作中、角度付き表面184の近傍で、アパーチャ要素190の角度付き表面に平行となるようにされる。角度付き表面は、ファイバ端部115又はアパーチャ要素190又は他の要素の偽の反射が光信号通路から逸れ、即ち、光ファイバ112のコアから逸れるのを保証するのに役立つ。1つの具体例において、光ファイバ112はAPCファイバであり、コネクタ105はFC/APCコネクタである。
図2を参照して以下に、より詳細に説明するように、光ファイバ112のコア116は直径D1(例えば50μm)を有し、アパーチャ195は、より小さい直径D2(例えば20μm)を有する。この構造において、アパーチャ195は、CPS光学ペンの横方向及び軸方向の分解能を共に支配し、クロマティック共焦点センサの分解能を向上するために従来使用されていたテーパ状ファイバのアプローチと比較して、いくつの利点を与える。既に述べたように、そのような利点は、クロマティック共焦点センサと光ファイバ間の再校正無しの互換性の、より高い適合性能を含む。テーパ状ファイバのアプローチに関して、テーパ付けは制御するのが典型的に難しく、ファイバコアの端部は、意図した大きさから2〜3μmだけ、しばしば変動する。更に、実用上、テーパ状ファイバの端部で発生された実際の照明スポットの大きさは、「理想的な」ファイバ端部から期待されるものよりも大きい。例えば、発明者は、テーパ状コアの20μmの端部直径に対して、ファイバ端部近くのスポットは、35μmまでの直径と柔かい端部を有し、ファイバ毎に変化することを観測した。
図2は、動作中における図1のファイバ・インターフェース構造100の一部の側部断面図200である。図2に示されるように、光ファイバ112はフェルール170に収容され、フェルール170は、代わりに、取付要素182を通して孔183を受入れる。孔183とフェルール170は、光ファイバ112が孔183中で高度の正確さで中心となるように製造される。様々な実施形態において、動作中、フェルール170と光ファイバ112は、光ファイバ112の軸が孔183の軸とほぼ一致するように、孔183に受入れられ拘束される。ファイバ端部115及びフェルール170の端部は、互いに面一であり、ファイバ軸に垂直な面に対して角度T1(例えば7度)だけ斜めとされる。不透明薄膜192を備えたアパーチャ要素190は、従来の手段(例えば、すみ肉接着198)によって角度付き表面184に固定される。薄膜192は、ファイバコア116と整列された、アパーチャ195以外のファイバ端部115をカバーしている。光ファイバ112は外径D1´を有し、光ファイバコア116は外径D1を有し、アパーチャ195は内径D2を有する。様々な実施形態において、光ファイバ端部115はアパーチャ195の近傍に位置決めされ、アパーチャの内径D2がファイバ軸方向に沿う光ファイバの外径D1´の投影内に入るのに少なくとも十分なように、アパーチャ195と整列される。様々な好ましい実施形態において、光ファイバ端部115は、アパーチャ195の内径D2がファイバ軸方向に沿うコア116の外径D1の投影内に入るのに少なくとも十分なように、アパーチャ195と整列され、更に、以下に詳細に説明する如く、CPS光学ペンの測定信号を最適化するように積極的に整列される。
1つの特定の実施形態において、外径D1´が125μmでコア直径D1が50μmである商業的に利用可能な光ファイバ112に対して、アパーチャ195の内径D2は20μmとされる。しかしながら、様々な実施形態において、アパーチャ直径D2(例えば35μm)として、より小さな又は大きな寸法を選ぶことができる。以下に、より詳細に説明するように、より小さな直径は、より高い分解能と、(信号獲得時間を長くするであろう)より低い信号を与え、より大きな直径は、反対の特性を与える傾向にある。既に述べたように、角度付き表面184、アパーチャ要素190及びファイバ端部115には角度T1(例えば7度)の角度が付けられ、偽の反射が、ファイバコア116を通る光信号通路から(例えばクラッド層又は周囲環境へ)逸らされる。様々な実施形態において、フェルール170は、FC/APCコネクタ105(図1に示す)中でスプリング入りとされ、角度付き表面184は、スプリング負荷が、アパーチャ195を囲む領域中でファイバ端部115及び/又はフェルール170がアパーチャ要素190の表面に接する力を与えるように配置される。これは、光信号通路からの可能性のある偽の反射を更に減少又は除去し、アパーチャ195を通して受け取った光が、コア116に入射して最大信号を与えるのを保証する。しかしながら、様々な実施形態において、ファイバ端部は、アパーチャ195を取り囲む表面の近傍で少量(例えばコア直径のオーダー)だけ凹まされることができる。
1つの実施形態において、アパーチャ195は、ファイバ端部115及びコア116の通常の動作位置に対して積極的に整列される。アライメント手順の1つの実施形態に従って、光ファイバ112は取付要素182内の基準動作位置に位置決めされる。これは、ファイバ端部115を、アパーチャ要素190に対して、アパーチャ195にほぼ整列させる位置決めを含む。ファイバ端部115は、その後、(例えばHeNeレーザからの)狭帯域放射を用いてアパーチャ195を通して照明され、狭帯域放射波長(例えば633nm)でアパーチャ195を通してコア116中に結合された出力は、分光計(例えばクロマティック共焦点センサと共に通常使用される分光計)により測定される。アパーチャ位置は、その後、最良の分光計信号が得られるまで調整され、アパーチャ要素190は、その後、取付要素182に対する位置に固定される。いくつかの実施形態において、アライメント手順は、更に、光ファイバ112を通して(例えばクロマティック共焦点センサと共に通常使用される広帯域源を用いて)広帯域放射を同時に投影することを含み、通常動作中と同様に、アパーチャ要素190が広帯域放射を後方散乱するようにすることができる。そのような場合、最良の分光計信号は、狭帯域放射分光ピークと広帯域放射分光バックグラウンド間で最良の信号対雑音比をほぼ与えるものである。
もう1つの実施形態において、薄膜192が、アパーチャ195と通常同心上で、孔183の直径と名目上一致するアライメント様相又はパターン(例えば透明リング)を含むことができる。この様相は、全て、ファイバ直径D1´より実質的に大きな直径とし、信号光を伝達する可能性を持たないようにすることができる。アパーチャ要素190は、それから、顕微鏡下で孔183と整列され、その場所で角度付き表面184と接着され、アライメント様相が、孔183と2〜3μm以内で同心となるようにすることができる。これは、動作中、孔183中に受入れられるフェルール170及びファイバ端部115に対して、アパーチャ195の同じ同心度を、ほぼ保証する。この目に見えるアライメント手順は、いくつかの適用分野に対しては十分であるが、既に説明した積極的なアライメント手順が、臨界的な用途で最良の測定性能を与えるために、通常望ましい。
図3は、図1のファイバ・インターフェース構造100を含むクロマティック共焦点センサ300の第1実施形態の側部断面図である。図3中に示されるように、クロマティック共焦点センサ300は、センサ・アセンブリ・ハウジング320と光学系部分350を含む。動作に際して、ファイバ端部115からアパーチャ195を通って放出された光は、光学系部分350で集束される。この光学系部分350は、クロマティック共焦点センサ系で知られているように、光の波長に依存して光軸OAに沿う焦点が異なる距離になるよう軸方向色分散を与えるレンズを含む。光は、ワーク表面390上に集束される。ワーク表面390から反射された光は、図中で限界光線LR1とLR2で示すように、アパーチャ195上に光学系部分350によって再び集束される。距離X1は、光学系部分350の後方主面とアパーチャ195間の間隔を表わす。軸方向色分散のため、1つの波長のみが表面390で合焦し、光学ペン300から表面390までの距離が、どの波長が最も良く集束されるかを決定する。表面390で最も良く集束された波長が、アパーチャ195で最も良く集束される波長である。従って、アパーチャ195を通して光ファイバケーブル110のコア116中に受入れられた光が、最も良く集束された波長を支配的に持つように空間的にフィルタリングされる。様々な実施形態において、光ファイバケーブル110は、信号光を、最高信号レベルに対応する波長を決定して、ワーク表面390までの距離を決定するために利用される分光計(図示省略)に導く。
サブアセンブリ180の取付要素182は、取付ねじ310を用いてセンサ・アセンブリ・ハウジング320の端部に取り付けられる。様々な実施形態において、取付要素182は、孔183の軸が光軸OAに対して角度T2となるように取り付けられる。角度T2は、角度(T1+T2)が、アパーチャ要素190の表面での光の反射角が、ほぼ同じであり(例えば7度のファイバ端部斜め角度とガラスアパーチャ要素に対して、ほぼ11度)、その結果、ファイバ軸に対して平行な光線が、アパーチャ要素190を出射する際に光軸OAに対して平行に曲げられるようにする。
様々な実施形態において、ねじ310を最終的に締めて、光ファイバ・インターフェース・サブアセンブリ180を光学要素部分350に固定する前に、それが光学系部分350に対して積極的に整列される。光ファイバ・インターフェース・サブアセンブリ180と光学系部分350間の関係は、結果として生じる分光計信号の特性が、ほぼ最適化されるように、(例えば通常の動作中に用いられるように)広帯域照明を用いて、制御された動作条件下で調整される。前記関係は、光学系部分350の軸方向位置及び/又は傾きと、光ファイバ・インターフェース・サブアセンブリ180の軸方向及び横方向位置の組合せを用いて調整される。1つの実施形態において、選択された表面(例えば鏡)までの各測定距離に関係付けられた1以上の各スペクトルピークが、最大高さ及び最小幅の望ましい組合せを呈示するまで調整が行なわれ、それらのピーク位置が最高精度で評価される。アパーチャ195は、それから、光学系部分350をハウジング320(必要であれば)に対して固定し、ねじ310を完全に締めることによって、光学系部分350に対する最終アパーチャ動作位置に固定される。
図4は、クロマティック共焦点センサ・ファイバ・インターフェース構造400の第2実施形態の等角図である。クロマティック共焦点センサ・ファイバ・インターフェース構造400の構成要素は、図1のクロマティック共焦点センサ・ファイバ・インターフェース構造100の構成要素と同様であり、図1中の1××シリーズ番号と同じ「XX」サフィックスを持つ図4中の4××シリーズ番号は、以下で説明し又は示唆する点を除き、同様に動作する、同様又は同一の要素を示す。クロマティック共焦点センサ・ファイバ・インターフェース構造400は、取付要素482とアパーチャ要素490を有するファイバ・インターフェース・サブアセンブリ480を含む。図4中に示すように、内部に光ファイバ412を含む光ファイバ・ケーブル410も有する。光ファイバ・ケーブル410は、商業的に利用可能な適切な光ファイバ・コネクタ414で終端される。歪解放要素430が、ファイバ・ケーブル410の一部分を後方フェルール440に結合する。1つの実施形態において、後方フェルール440は、後方フェルール440の残りの部分と異なる直径の中間部分450を持つスリーブを有する。組立に際して、光ファイバ・ケーブル410は後方フェルール440を通して挿入され、光ケーブル412の裸の部分が前方フェルール470を通して続き、ファイバ端部415が前方フェルール470の端部で露出される。前方フェルール470は中間部分450に接着することができる。1つの実施形態において、フェルール470はセラミックであり、回転アライメント部分460を含むことができる。取付要素482中の孔483が前方フェルール470と光ファイバ端部415を受入れ、孔中の内部様相が、回転アライメント部分460に適合して、その適切なアライメントを保証することができる。保持要素420が前方にスライドして、回転アライメント部分460を前方の軸方向ストップ(例えば孔483中の内側肩部)に押付け、保持要素420は、適合する直径を有する孔483の後方部分で接着又は圧着される。様々な実施形態において、フェルール470はセラミックであり、中間部分450及び/又は後方フェルール440に組合され、又は、区別できないようにされることができる。
様々な実施形態において、フェルール470の端部、ファイバ端部415、及び取付要素482の角度付き表面484は、要素170、115及び184について述べたように、全て、ファイバ軸及び孔483の軸に対して角度を付けることができる。図4の実施形態において、孔483中の内部の様相(図示省略)は、回転アライメント部分460と適合して、その適切な回転アライメントを保証し、角度付きファイバ端部415及びフェルール470の端部が、動作中、角度付き表面484の近傍のアパーチャ要素490の角度付き表面に平行となるようにされる。他の実施形態において、適切な回転アライメントが、他の便利な手段によって達成され得る。1つの実施形態で、孔483の内部は、フェルール470及び後方フェルール440を通る孔の内部と同様に構成され、ファイバ412が取付要素482中のそのような孔で直接受入れられ位置決めされるようにすることができる。そのような実施形態において、要素470、460、450及び440は省略できる。
いずれの場合においても、アパーチャ要素490は角度付き端面484に取り付けられ、ファイバ端部415に対して整列されたアパーチャ495を含む。アパーチャ要素490は、ピンホール開口を含む不透明材料であることができる。1つの特別の実施例において、アパーチャ要素490を、302ステンレス鋼から形成し、光信号通路中の光の偽の反射を低減するため、両面に黒い酸化銅の仕上げを持つことができる。アパーチャ要素490の角度付き端面484への取付けは、以下に図5を参照して、より詳細に説明する。
図5は、動作中における図4のファイバ・インターフェース構造400の一部の側部断面図500である。図5中に示されるように、光ファイバ412は前方フェルール470に収容され、前方フェルール470は孔483中に受入れられる。様々な実施形態において、フェルール470及び光ファイバ412は、光ファイバ412の軸が孔483の軸とほぼ一致するように孔483中に受入れられ拘束される。ファイバ端部415及びフェルール470の端部は、互いに角度T1で面一であることができる。アパーチャ要素490は、ファイバ端部415に接して、これをカバーし、図示されるように、フェルール470の端部にも接して、これをカバーすることができる。アパーチャ要素490は、通常の手段(例えば線接着448)によって、アパーチャが孔483及び/又はファイバコア416に対して、ほぼ同心となるように、角度付き表面484に固定される。様々な実施形態において、アパーチャ495は、図2を参照して上記で説明したと同様又は同一のアライメント手順を用いて、ファイバ端部415及びコア416の位置に対して整列される。寸法D1及びD2は、図2に関して上記で説明したものと同様とすることができる。
1つの特別な実施例において、ファイバ端部415、フェルール470の端部及び/又は角度付き表面484は、これらの要素が互いに組立てられた後で面一に磨かれることができる。例えば、最初の組立で、ファイバ端部415及び/又はフェルール470は、端部が取付要素480の表面から少し越えて延びるように挿入される。その後、表面を面一にするように研磨動作が行なわれる。そのような実施形態においては、アパーチャ要素490が面一面に接し、その端部の周りが取付要素482にすみ肉接着又はスポット溶接されることが有利である。
図6は、図4のファイバ・インターフェース構造400を含むクロマティック共焦点センサ600の第2実施形態の側断面図である。図6に示されるように、クロマティック共焦点センサ600は、更に、センサ・アセンブリ・ハウジング620及び、図3を参照して説明した光学系部分350と同様又は同一の光学系部分650を含む。動作に際して、アパーチャ495を通してファイバ端部415から出射された光は、光学系部分650により集束される。光は、軸方向色分散を伴ってワーク表面690上に集束し、反射され、光学系部分650によって、限界光線LR1´及びLR2´で示すように、アパーチャ495上に再び集束される。距離X1´は、光学系部分650の後方主面とアパーチャ495間の間隔を表わす。軸方向色分散のため、1つの波長のみが表面690で合焦し、同じ波長がアパーチャ415で集束する。従って、アパーチャ495を通して光ファイバ・ケーブル410のコア416中に受光される光は、最良集束波長を支配的に持つように空間的にフィルタリングされる。様々な実施形態において、光ファイバ・ケーブル410は、信号光を、コネクタ414に取付けられた光ファイバに導き、コネクタ414は、信号を、最高信号レベルに対応する波長を決定し、ワーク表面690までの距離を決定するために利用される分光計(図示省略)に運ぶ。
サブアセンブリ400の取付要素482は、取付ねじ610を用いてクロマティック共焦点センサ・アセンブリ・ハウジング620の端部に取付けられる。様々な実施形態において、取付要素482は、孔483の軸が、光軸OAに対して角度T2´であるように取付けられる。角度T2´は、角度(T1+T2´)が、ファイバ端部415で光の屈折角とほぼ同じ(例えばファイバ端部斜め角度7度に対して約11度)となるように選ばれ、ファイバ軸に平行な光線が、ファイバ端部490を出る際に光軸OAと平行となるように曲げられる。
様々な実施形態において、ねじ610を最終的に締めて、光ファイバ・インターフェース・サブアセンブリ480を光学要素部分650に対して固定する前に、それが光学系部分650に対して積極的に整列される。光ファイバ・インターフェース・サブアセンブリ480は、図3を参照して上で説明したと同様又は同一のアライメント手順を使って、光学要素部分650に対して積極的に整列される。アパーチャ495は、次いで、光学系部分650をハウジング620(必要であれば)に対して固定し、ねじ610を完全に締めることによって、光学系部分650に対する最終的なアパーチャ動作位置に固定される。
実際、上記の原理に従って製造されたクロマティック共焦点センサは、アパーチャ要素の開口とテーパ状ファイバ端部開口が同じ直径であるにも拘らず、テーパ状光ファイバ端部アパーチャを用いて製造された従来のクロマティック共焦点センサに比べて、優れた横方向及び軸方向測定分解能を呈示した。発明の好適な実施形態が図示され説明されたが、図示され説明された様相の配置及び動作の流れの様々な変形が、この開示に基づいて当業者に明らかである。従って、本発明の精神及び範囲を外れることなく、様々な変更が成され得る。
ファイバ・インターフェース・サブアセンブリを含むクロマティック共焦点センサ・ファイバ・インターフェース構造の第1実施形態の等角図 図1の光ファイバ・インターフェース・サブアセンブリの一部の動作中の側部断面図 図1のファイバ・インターフェース構造を含むクロマティック共焦点センサの側部断面図 光ファイバ・インターフェース・サブアセンブリを含むクロマティック共焦点センサ・ファイバ・インターフェース構造の第2実施形態の等角図 図4の光ファイバ・インターフェース・サブアセンブリの一部の動作中の側部断面図 図4のファイバ・インターフェース構造を含むクロマティック共焦点センサの側部断面図
符号の説明
100、400…クロマティック共焦点センサ・ファイバ・インターフェース構造
105…FC/APCコネクタ
110、410…光ファイバ・ケーブル
112…光ファイバ
115…光ファイバ端部
116…コア
170…フェルール
180、480…ファイバ・インターフェース・サブアセンブリ
182、482…取付要素
183、483…孔
190、490…アパーチャ要素
195、495…アパーチャ
300、600…クロマティック共焦点センサ
310、610…取付ねじ
320、620…センサ・アセンブリ・ハウジング
350、650…光学系部分
390、690…ワーク表面

Claims (19)

  1. 表面までの距離の測定に使用可能な信号を与えるように動作可能なクロマティック共焦点センサであって、
    ハウジングと、
    前記クロマティック共焦点センサから放出された放射光の長手方向色分散を与え、前記表面から反射された放射を受信する、前記クロマティック共焦点センサの光軸を規定する光学要素部分と、
    前記ハウジングに対して固定される、少なくとも光ファイバを受け入れるように構成された孔を含む取付要素、及び、
    アパーチャ要素の表面が、前記孔の軸に垂直な面に対して角度T1だけ傾くように前記取付要素に対して固定される、前記光学要素部分に対してアパーチャ動作位置であって、前記孔の端部中心近傍に固定される、内径D2のアパーチャを与えるアパーチャ要素を有する光ファイバ・インターフェース・サブアセンブリとを有し、
    前記光ファイバ・インターフェース・サブアセンブリが、動作中は、少なくとも光ファイバが受入れられ、光ファイバの軸が、孔の軸と略一致し、光ファイバの端部がアパーチャの近傍で、アパーチャの内径D2が、光ファイバの軸方向に沿って光ファイバの外径D1´の投影内に入るようアパーチャと整列されているクロマティック共焦点センサ。
  2. 前記アパーチャの内径D2が、前記光ファイバの光伝達コアのファイバ軸方向に沿う外径D1の投影内に入る請求項1に記載のクロマティック共焦点センサ。
  3. D2が、0.5*D1より小さい請求項2に記載のクロマティック共焦点センサ。
  4. D1が、ほぼ50μmである請求項2に記載のクロマティック共焦点センサ。
  5. 前記角度T1が少なくとも5%、最大で10%である請求項1に記載のクロマティック共焦点センサ。
  6. 前記光ファイバの端部が、光ファイバの軸に垂直な面に対して、ほぼ前記角度T1だけ傾いている請求項1に記載のクロマティック共焦点センサ。
  7. 前記光ファイバの端部が、前記アパーチャ要素の表面とほぼ平行に位置し、該アパーチャ要素の表面に接している請求項6に記載のクロマティック共焦点センサ。
  8. 動作中は、フェルール中に収容された光ファイバが、前記孔中に受入れられ拘束されている請求項6に記載のクロマティック共焦点センサ。
  9. 前記フェルール中に収容された光ファイバが、交換可能な光ファイバコネクタの部分を有する請求項8に記載のクロマティック共焦点センサ。
  10. 前記交換可能な光ファイバコネクタの部分が、FC/APCコネクタである請求項9に記載のクロマティック共焦点センサ。
  11. 前記光ファイバが、前記孔中に永久的に受入れられ拘束されている請求項1に記載のクロマティック共焦点センサ。
  12. 前記光ファイバが、前記孔中に永久的に受入れられ拘束されるフェルール中に収容されている請求項11に記載のクロマティック共焦点センサ。
  13. 前記アパーチャ要素が、前記光ファイバの光伝達コア中に反射される望ましくない光の量を減らすように選択された表面材料を有する請求項1に記載のクロマティック共焦点センサ。
  14. 前記アパーチャ要素が、透明基板の表面に貼り付けられた膜中に形成された前記アパーチャを備えた透明基板を有する請求項1に記載のクロマティック共焦点センサ。
  15. 前記アパーチャ要素が、金属製のピンホールマスクである請求項1に記載のクロマティック共焦点センサ。
  16. 表面までの距離を測定するのに使用可能な信号を与えるための方法であって、
    ハウジングと、
    クロマティック共焦点センサから放出された放射光の長手方向色分散を与え、前記表面から反射された放射を受信する前記クロマティック共焦点センサの光軸を規定する光学要素部分と、
    前記ハウジングに対して固定される、少なくとも光ファイバを受け入れるように構成された孔を含む取付要素、
    アパーチャ要素の表面が、前記孔の軸に垂直な面に対して少なくとも5度の角度T1だけ傾くように前記取付要素に対して固定される、前記光学要素部分に対してアパーチャ動作位置であって、前記孔の端部中心近傍に固定される、内径D2のアパーチャを与えるアパーチャ要素、及び、
    光ファイバの軸が、孔の軸と略一致し、光ファイバの端部が、アパーチャの近傍で、アパーチャの内径D2が、光ファイバの軸方向に沿って光ファイバの外径D1´の投影内に入るようアパーチャと整列されるよう前記孔中に受入れられ拘束された、少なくとも光ファイバを有する光ファイバ・インターフェース・サブアセンブリを有するクロマティック共焦点センサを与え、
    前記光ファイバ端部から前記アパーチャを通して前記光学要素部分に広帯域の放射を伝達し、
    前記光学要素部分を通して前記広帯域の放射を伝達し、
    該放射の光軸に沿う焦点が、光の波長によって異なる距離にあるよう、該広帯域の放射を集束させ、
    集束された広帯域の放射を表面から反射して、光学要素部分を通して戻し、
    反射された広帯域の放射を、アパーチャを通して伝搬された放射が、アパーチャで最も良く集束される波長が支配的となるよう、軸方向色分散を伴って、アパーチャ近傍に再び集束させ、
    表面までの距離を測定するのに使用可能な信号を与えるために、前記アパーチャを通って光ファイバの端部に伝達された放射を入力するようにした、表面までの距離を測定するために使用可能な信号を与えるための方法。
  17. 前記アパーチャの内径D2が、ファイバ軸方向に沿う光伝達コアの外径D1の投影内に入る請求項16に記載の方法。
  18. 前記アパーチャの内径D2が、0.5*D1より小さい請求項17に記載の方法。
  19. D1が約50μmである請求項17に記載の方法。
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