JP2008240953A - プラスチック製導管の繰出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラスチック製導管の敷設施工現場において、巻き取られたプラスチック製導管を繰り出す作業の制御を比較的簡便な手段によって可能にする繰出装置を提供すること。
【解決手段】巻き取られたプラスチック製導管を敷設施工現場において繰り出すための、折りたたみ可能の繰出装置であって、 前記プラスチック製導管が巻き取られる円筒状の胴部と、前記胴部の両端に円周方向に延出して設けられたフランジ部と、前記胴部を回転支持するシャフトとからなる巻取ドラムと、前記シャフトを回転支持するためのシャフト受けと、前記シャフト受けを固定して、前記巻取ドラムを設置面に保持するためのドラム架台と、前記巻取ドラムに摺設自在に配置された制動装置とを具備してなることを特徴とする繰出装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラスチック製導管の敷設施工現場において、巻き取られたプラスチック製導管を繰り出すための繰出装置に関するものである。
ポリエチレン等のポリオレフィン系プラスチック管は、軽量で可撓性を有するとともに耐腐食性および耐久性にもすぐれていることから、上水道、中水道および下水道などの送水用導管、農業用水導管、消火栓導管、薬液輸送用導管、海底用導管、海水取水管、給湯導管、橋梁添架管、吊り導管、山岳導管など、多様な用途において近年広く用いられている(たとえば、特許文献1参照)。
このような長尺のプラスチック製導管を敷設する場合においては、従来、プラスチック製導管を予め巻芯や巻取ドラムに巻き取った状態で工事現場まで搬送し、車輌の荷台や地面に設置した巻取ドラムからプラスチック製導管を繰り出すことによって作業が行われている。
たとえば、長尺のプラスチック製導管を円滑に繰り出す手段として、特開2000−310355号公報(特許文献2)に記載されているような繰出装置が提案されている。この装置は、車輌上に設置して導管を円滑に繰り出す方法としてはすぐれた技術である。しかしながら、現場に導管束を搬送して、地表にこれを載置した状態で導管の繰り出しを適切に制御する手段としては、必ずしも便利なものとはいえない。
すなわち、プラスチック製導管は、プラスチック製といえども巻取ドラムに巻かれた状態では重量が予想外に増し、導管の繰出とその停止を適切に制御することは必ずしも容易ではない。従来、このような導管の繰出と停止の制御は専ら人力や角材を用いた熟練した作業者によって行われていた。したがって、想定以上の重量的負荷がかかった場合には、導管の暴走が生じる可能性もあり、これを安全かつ半自動的に制御するための手段が要請されている。
さらに、現場での円滑かつ迅速に導管の繰り出し制御を実現するためには、複雑な装置ではなく、簡便な装置が要請されている。
特開2005−155787号公報 特開2000−310355号公報
本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、プラスチック製導管の敷設施工現場において、巻き取られたプラスチック製導管を繰り出す作業の制御を比較的簡便な手段によって可能にする繰出装置を提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するために、本発明に係るプラスチック製導管の繰出装置は、巻き取られたプラスチック製導管を敷設施工現場において繰り出すための繰出装置であって、前記プラスチック製導管が巻き取られる円筒状の胴部と、前記胴部の両端に円周方向に延出して設けられたフランジ部と、前記胴部を回転支持するシャフトとからなる巻取ドラムと、 前記シャフトを回転支持するためのシャフト受けと、前記シャフト受けを固定して、前記巻取ドラムを設置面に保持するためのドラム架台と、前記巻取ドラムに摺設自在に配置された制動装置とを具備してなることを特徴とする。
さらに、本発明の好ましい態様においては、上記制動装置は、上記巻取ドラムのフランジ部に摺設自在に配置されている。
さらに、本発明の好ましい態様においては、上記巻取ドラムの両端に配置された前記ドラム架台が互いに連結固定されてなる。
さらにまた、本発明の好ましい態様においては、上記制動装置が、ドラム架台の一方に固定されたブレーキベースと、ブレーキベース上に回動自在に設けられた油圧シリンダーと、該油圧シリンダーによって伸縮部材を介して設けられたブレーキパッドによって、前記巻取ドラムが制動できるようにした油圧ブレーキからなる。
さらに、本発明の好ましい態様においては、前記プラスチック製導管はポリエチレンパイプである。
本発明の繰出装置は、上記のような構成からなるので、導管の繰出とその制動を比較的簡便な装置によって円滑かつ安全に行うことができる点ですぐれた効果を奏する。
上述したように、本発明に係るプラスチック製導管の繰出装置は、巻き取られたプラスチック製導管を敷設施工現場において繰り出すための繰出装置であって、前記プラスチック製導管が巻き取られる円筒状の胴部と、前記胴部の両端に円周方向に延出して設けられたフランジ部と、前記胴部を回転支持するシャフトとからなる巻取ドラムと、前記シャフトを回転支持するためのシャフト受けと、前記シャフト受けを固定して、前記巻取ドラムを設置面に保持するためのドラム架台と、前記巻取ドラムに摺設自在に配置された制動装置とを具備してなることを特徴としている。
以下、図面を参照して本発明の好ましい態様に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るプラスチック製導管の繰出装置の構成をシャフト方向から示す外観図であり、図2は、図1に示す繰出装置を横方向(シャフトに直角の方向)から見た図である。
この例において、繰出装置本体は、プラスチック製導管(図示せず)が巻き取られる円筒状の胴部2と、この胴部2の両端に円周方向に延出して設けられたフランジ部3と、胴部2を回転支持するシャフト4とからなる巻取ドラム1と、シャフト4を回転支持するためのシャフト受け5と、このシャフト受け5を固定して、巻取ドラム1を設置面6に保持するためのドラム架台7と、巻取ドラム1に摺設自在に配置された制動装置8とを具備している。
通常、上記のような繰出装置においては、巻取ドラム1に巻き取られた導管は、図1に示す巻取ドラム1を右回りに回転させることによってドラムの上部または下部から順次導出されていく。ここで、この実施態様の繰出装置においては、巻取ドラム1の回転を停止させる制動装置8がフランジ部3に摺設自在に配置され、この制動装置8を駆動させることによって巻取ドラム1の回転を停止させたり回転速度を自在に制御することができる。
図3に示すように、制動装置8は油圧ブレーキ装置によって構成することができる。図3に示す制動装置としての油圧ブレーキ装置10は、ブレーキベース11に油圧シリンダー12と支持部材13を介してスプリング保持部14が回動自在に設けられ、このスプリング保持部14にスプリング15を介してブレーキパッド取付台16にブレーキパッド17が接合されている。この場合において、ブレーキベース11は、ドラム架台7に固定するように設置することが好ましい。
さらに、図2に示すように、巻取ドラム1の両端に配置されたドラム架台7が互いに連結部材9によって連結固定されていることが好ましい。
図3に示す油圧ブレーキ装置10においては、油圧シリンダー12にコンプレッサーからの油圧を遠隔操作等によって送ることによってこれを動作させて、ブレーキパッド17を巻取ドラム1のフランジ部3に押圧させることによって巻取ドラム1の回転を制動ないし停止させることができる。油圧ブレーキ装置10の設置部位は特に制限されるものではないが、この例に示されているように、巻取ドラム1の最下部から45度以内の角度の位置にフランジ部3に摺設するように設けることが、回転の制動を効果的に行う上で望ましい。
上記のように、本発明の繰出装置によれば、巻取ドラムに摺設自在に制動装置が設けられているので、導管の繰出とその制動を比較的簡便な装置によって円滑かつ安全に行うことができる。
本発明の一実施態様を示す繰出装置の外観図。 図1に示す繰出装置の別の角度からの概要図。 本発明の一実施態様に係る繰出装置における制動装置を示す図。
符号の説明
1 巻取ドラム
2 胴部
3 フランジ部
4 シャフト
5 シャフト受け
6 設置面
7 ドラム架台
8 制動装置
9 連結部材
10 油圧ブレーキ装置
11 ブレーキベース
12 油圧シリンダー
13 支持部材
14 スプリング保持部
15 スプリング
16 ブレーキパッド取付台
17 ブレーキパッド

Claims (5)

  1. 巻き取られたプラスチック製導管を敷設施工現場において繰り出すための繰出装置であって、
    前記プラスチック製導管が巻き取られる円筒状の胴部と、前記胴部の両端に円周方向に延出して設けられたフランジ部と、前記胴部を回転支持するシャフトとからなる巻取ドラムと、
    前記シャフトを回転支持するためのシャフト受けと、
    前記シャフト受けを固定して、前記巻取ドラムを設置面に保持するためのドラム架台と、
    前記巻取ドラムに摺設自在に配置された制動装置とを具備してなることを特徴とする、繰出装置。
  2. 前記制動装置が、前記巻取ドラムの前記フランジ部に摺設自在に配置されている、請求項1に記載の繰出装置。
  3. 前記巻取ドラムの両端に配置された前記ドラム架台が互いに連結固定されている、請求項1に記載の繰出装置。
  4. 前記制動装置が、前記ドラム架台の一方に固定されたブレーキベースと、前記ブレーキベース上に回動自在に設けられた油圧シリンダーと、該油圧シリンダーによって伸縮部材を介して設けられたブレーキパッドによって、前記巻取ドラムが制動できるようにした油圧ブレーキからなる、請求項1に記載の繰出装置。
  5. 前記プラスチック製導管がポリエチレンパイプである、請求項1に記載のプラスチック製導管の繰出装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08301581A (ja) * 1995-03-07 1996-11-19 Kenichi Konno ケーブル繰出し用ドラム支持装置
JPH09215145A (ja) * 1996-02-01 1997-08-15 Tokyo Denki Komusho:Kk 延線機とドラム支持柱
JPH10169368A (ja) * 1996-12-16 1998-06-23 Toho Gas Co Ltd 可撓性管の推進埋設工法及びその装置

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