JP2008240917A - 減衰力発生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 外部操作により減衰力を調整できる減衰力発生装置において、ピストンの移動速度が低速域〜高速域の広い範囲で、減衰力の変化幅を大きくとること。
【解決手段】 ダンパチューブ12の内周を摺接するピストン26に2つの油室21A、21Bを連絡する圧側流路41と伸側流路42を備え、圧側流路41と伸側流路42の下流出口面の側に圧側ディスクバルブ41Aと伸側ディスクバルブ42Aを設けた減衰力発生装置40において、圧側ディスクバルブ41Aと伸側ディスクバルブ42Aの少なくとも一方のディスクバルブがピストン26の対応する下流出口面に対し隙間を介し、上記隙間を閉じる方向に該ディスクバルブの外周を付勢する付勢手段70、80を設け、付勢手段70、80の付勢力を外部から調整する調整手段90A、90Bを有してなるもの。
【選択図】 図2

Description

本発明は車両用の油圧緩衝器等に用いて好適な減衰力発生装置に関する。
従来、油圧緩衝器の減衰力発生装置として、特許文献1に記載の如く、ダンパチューブの内周にピストンを摺接可能にし、ダンパチューブの内部の油室をピストンで2分し、ピストンに2つの油室を連絡する流路を備え、ピストンに備えた流路の下流出口面の側にディスクバルブを設けた減衰力発生装置において、ディスクバルブがピストンの対応する下流出口面との間に該ディスクバルブより小径のすかし板を挟み、ディスクバルブとピストンの対応する下流出口面との間に隙間を介し、図10に示す如くの減衰力を発生させるものがある。図10において、Midはすかし板の板厚を標準とするもの、Highはすかし板を廃止したもの、Lowはすかし板の板厚を大とするものである。すかし板の板厚の大小により、ピストンの移動速度が低速域での減衰力の変化幅は大きくとれるが、ピストンが中高速域に達してディスクバルブがピストンの流路を開いた以後では減衰力の変化は小さい。
特許文献2に記載の減衰力発生装置は、ダンパチューブの内周にピストンを摺接可能にし、ダンパチューブの内部の油室をピストンで2分し、ピストンに2つの油室を連絡する流路を備え、ピストンに備えた流路の下流出口面の側にディスクバルブを設けた減衰力発生装置において、ピストンの流路の下流出口面に密着しているディスクバルブの外周を付勢する付勢手段を設け、付勢手段の付勢力を外部から調整可能にし、図11に示す如くの減衰力を発生させるものがある。図11において、Midはディスクバルブに及ぼす付勢力を標準とするもの、Highはディスクバルブに及ぼす付勢力を大とするもの、Lowはディスクバルブに及ぼす付勢力を小とするものである。ディスクバルブに及ぼす付勢力により、ピストンの中高速域での減衰力の変化幅は大きくとれるが、オリフィス領域がないためピストンの低速域で減衰力を小さくすることができないので乗心地が悪くなる。
特許第3765017号 特開平2-107840
本発明の課題は、外部操作により減衰力を調整できる減衰力発生装置において、ピストンの移動速度が低速域〜高速域の広い範囲で、減衰力の変化幅を大きくとることにある。
請求項1の発明は、ダンパチューブの内周にピストンを摺接可能にし、ダンパチューブの内部の油室をピストンで2分し、ピストンに2つの油室を連絡する流路を備え、ピストンに備えた流路の下流出口面の側にディスクバルブを設けた減衰力発生装置において、ディスクバルブがピストンの対応する下流出口面に対し隙間を介し、上記隙間を閉じる方向に該ディスクバルブの外周を付勢する付勢手段を設け、付勢手段の付勢力を外部から調整する調整手段を有してなるようにしたものである。
請求項2の発明は、ダンパチューブの内周にピストンを摺接可能し、ダンパチューブの内部の油室をピストンで2分し、ピストンに2つの油室を連絡する圧側流路と伸側流路を備え、圧側流路と伸側流路の下流出口面の側に圧側ディスクバルブと伸側ディスクバルブを設けた減衰力発生装置において、圧側ディスクバルブと伸側ディスクバルブの少なくとも一方のディスクバルブがピストンの対応する下流出口面に対し隙間を介し、上記隙間を閉じる方向に該ディスクバルブの外周を付勢する付勢手段を設け、付勢手段の付勢力を外部から調整する調整手段を有してなるようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項2に発明において更に、前記ディスクバルブがピストンの対応する下流出口面との間に該ディスクバルブより小径のすかし板を挟み、付勢手段が該ディスクバルブのすかし板の外径よりも外周を付勢するようにしたものである。
請求項4の発明は、請求項2又は3の発明において更に、前記調整手段がピストン支持部材の中空部に挿通してあるアジャストロッドからなり、アジャストロッドの軸方向移動操作により付勢手段の付勢力を調整するようにしたものである。
請求項5の発明は、請求項2又は3の発明において更に、前記調整手段がピストン支持部材の中空部に挿通してあるアジャストロッドからなり、アジャストロッドの回転操作により付勢手段の付勢力を調整するようにしたものである。
(請求項1、2)
(a)減衰力発生装置は、ディスクバルブがピストンの対応する下流出口面に対し隙間を介し、上記隙間を閉じる方向に該ディスクバルブの外周を付勢する付勢手段を設け、付勢手段の付勢力を外部から調整する調整手段を有してなるものにした。付勢手段がディスクバルブに及ぼす付勢力を大きく(High)することにより、ピストンの低速域でディスクバルブがピストンの下流出口面に対してなす隙間を小さくして減衰力を大きくし、ピストンの中高速域ではディスクバルブの開弁力を大きくして減衰力を大きくするものになる。他方、付勢手段がディスクバルブに及ぼす付勢力を小さく(Low)することにより、ピストンの低速域でディスクバルブがピストンの下流出口面に対してなす隙間を大きくして減衰力を小さくし、ピストンの中高速域ではディスクバルブの開弁力を小さくして減衰力を小さくするものになる。
即ち、外部操作される調整手段により付勢手段がディスクバルブに及ぼす付勢力を調整することにより、ディスクバルブの開弁力だけでなく、ディスクバルブの初期隙間を変化させることで、ピストンの移動速度が低速域〜高速域の広い範囲で、減衰力の変化幅を大きくとることができる。
(請求項3)
(b)ディスクバルブがピストンの対応する下流出口面との間に該ディスクバルブより小径のすかし板を挟み、付勢手段が該ディスクバルブのすかし板の外径よりも外周を付勢することとした。従って、調整手段によって付勢手段の付勢力を調整することで、ディスクバルブのすかし板に対する外側を撓み変形させ、ディスクバルブの初期隙間を安定的に変化させることができる。
(請求項4)
(c)調整手段たるアジャストロッドをピストン支持部材の中空部に挿通し、このアジャストロッドの軸方向移動操作により付勢手段の付勢力を調整することで、付勢手段の付勢力を簡易に調整できる。
(請求項5)
(d)調整手段がアジャストロッドをピストン支持部材の中空部に挿通し、このアジャストロッドの回転操作により付勢手段の付勢力を調整することで、付勢手段の付勢力を簡易に調整できる。
図1は油圧緩衝器を示す全体図、図2は減衰力発生装置を示す断面図、図3は減衰力調整操作部を示す断面図、図4は減衰力発生装置を示す模式図、図5はピストンボルトを示し、(A)は断面図、(B)は平面図、図6はアジャストバーを示す正面図、図7は圧側バルブ押えを示し、(A)は断面図、(B)は平面図、図8は伸側バルブ押えを示し、(A)は断面図、(B)は平面図、図9は減衰力特性を示す線図、図10は減衰力特性を示す線図、図11は減衰力特性を示す線図である。
フロントフォーク(油圧緩衝器)10は、アウタチューブ11を車体側に、インナチューブ12を車輪側に配置する倒立型フロントフォークであり、図1〜図3に示す如く、アウタチューブ11の下端開口部の内周に固定したガイドブッシュ11Aと、インナチューブ12の上端開口部の外周に固定したガイドブッシュ12Aを介して、アウタチューブ11の内部にインナチューブ12を摺動自在に挿入する。11Bはオイルシール、11Cはダストシールである。アウタチューブ11の上端開口部にはキャップ13が液密に螺着され、アウタチューブ11の外周には車体側取付部材14A、14B(不図示)が設けられる。インナチューブ12の下端開口部には車軸ブラケット15が液密に挿着されて螺着されてインナチューブ12の底部を構成し、車軸ブラケット15には車軸取付孔16が設けられる。
フロントフォーク10は、アウタチューブ11の内周と、インナチューブ12の外周と、前記2つのガイドブッシュ11A、12Aにて区画される環状油室17を区画する。
フロントフォーク10は、インナチューブ12の上端側内周にOリングを介する等により液密に、隔壁部材19を設け、隔壁部材19のロッドガイド部19Aより下部に作動油室21を区画するとともに、上部に油溜室22を区画する。油溜室22の中でその下側領域は油室22A、上側領域は空気室22Bである。
フロントフォーク10は、アウタチューブ11に取付けたピストンロッド23を隔壁部材19のロッドガイド部19Aに摺動自在に挿入する。具体的には、キャップ13の中心部の下端部に螺着した取付カラー24に中空ピストンロッド23を螺着し、これをロックナット24Aで固定する。
フロントフォーク10は、隔壁部材19のロッドガイド部19Aからインナチューブ12に挿入したピストンロッド23の先端部に螺着したピストンボルト25(図5)に、インナチューブ12の内周に摺接するピストン26を固定し、前記油室21をピストンロッド23が収容されるピストンロッド側油室21Aと、ピストンロッド23が収容されないピストン側油室21Bに区画する。ピストン26はナット27により固定される。
フロントフォーク10は、前記環状油室17を、インナチューブ12に設けた油孔28を介して、ピストンロッド側油室21Aに常時連通する。
フロントフォーク10は、ピストン26のピストン側油室21Bに臨む下端面に上ばね受け31を衝合し、車軸ブラケット15が形成するインナチューブ12の底部に下ばね受け32を配置し、上ばね受け31と下ばね受け32に設けたスプリングカラー32Aの間に懸架スプリング33を介装している。フロントフォーク10は、車両走行時に路面から受ける衝撃力を懸架スプリング33の伸縮振動により吸収する。このとき、ばね荷重調整装置34が下ばね受け32を昇降し、懸架スプリング33のばね荷重を調整可能にする。
ばね荷重調整装置34は、図1に示す如く、インナチューブ12の底部を構成する車軸ブラケット15の車軸取付孔16を外れる位置(車軸取付孔16の側傍)で外部に臨むアジャストボルト34Aを該底部に設ける。車軸ブラケット15の内側底部(下ばね受け32の下端部を臨むことになる面)に設けたスライダ34Bをアジャストボルト34Aの回転力によりインナチューブ12の中心軸に交差する方向(アジャストボルト34Aの軸方向)に直線移動可能にする。下ばね受け32の下部斜面A1をスライダ34Bの上部斜面A2に載置させ、アジャストボルト34Aの回転により下ばね受け32を昇降させて懸架スプリング33のばね荷重を調整する。
フロントフォーク10は、ピストン26に減衰力発生装置40を備える(図2)。
減衰力発生装置40は、ピストン26にロッド側油室21Aとピストン側油室21Bを連絡する圧側流路41と伸側流路42(不図示)を備える。圧側流路41の下流出口面は、バルブストッパ41Bにバックアップされる圧側ディスクバルブ41A(圧側減衰バルブ)により開閉される。伸側流路42の下流出口面は、バルブストッパ42Bにバックアップされる伸側ディスクバルブ42A(伸側減衰バルブ)により開閉される。尚、バルブストッパ41B、バルブ41A、ピストン26、バルブ42A、バルブストッパ42Bは、ピストンボルト25に挿着されるバルブ組立体を構成し、ピストンボルト25に螺着されるナット27に挟まれて固定される。
減衰力発生装置40は、圧側行程では、圧側ディスクバルブ41Aの撓み変形により圧側減衰力を発生する。また、伸側行程では、伸側ディスクバルブ42Aの撓み変形により伸側減衰力を発生する。この圧側減衰力と伸側減衰力により、前述した懸架スプリング33の伸縮振動を制振する。
フロントフォーク10は、キャップ13の下端面に、インナチューブ12に設けた隔壁部材19の上端部が最圧縮ストロークで衝合するストッパラバー13A、ストッパ板13Bを固着しており、このストッパラバー13Aによって最圧縮ストロークを規制する。
フロントフォーク10は、インナチューブ12の上端側の隔壁部材19のピストンロッド側油室21Aに臨む下端部に止め輪51Aを用いて固定したスプリングシート51と、ピストンロッド23に設けたストッパリング52Aに係止させたスプリングシート52との間にリバウンドスプリング53を介装してある。フロントフォーク10の最伸長時に、隔壁部材19がリバウンドスプリング53をスプリングシート52との間で加圧することにより、最伸長ストロークを規制する。
フロントフォーク10にあっては、アウタチューブ11とインナチューブ12の環状隙間からなる前記環状油室17の断面積S1を、ピストンロッド23の断面積(外径に囲まれる面積)S2より大きく形成している(S1>S2)。
また、隔壁部材19のロッドガイド部19Aに、圧側行程では油溜室22からピストンロッド側油室21Aへの油の流れを許容し、伸側行程ではピストンロッド側油室21Aから油溜室22への油の流れを阻止するチェック弁60を設けている。隔壁部材19のロッドガイド部19Aの内周にはバルブ室61が設けられ、バルブ室61の上端側の段差部61Aと、バルブ室61の下端側に設けられた前述のスプリングシート51上のバックアップスプリング62との間にチェック弁60のフランジ部が挟持されて収容される。チェック弁60のフランジ部は、段差部61Aとスプリングシート51の間隔より短尺とされる。チェック弁60は、隔壁部材19のロッドガイド部19Aに設けたバルブ室61の内周に上下変位可能に設けられる。チェック弁60の外周は、隔壁部材19のロッドガイド部19Aに設けたバルブ室61の内周との間に、油溜室22からピストンロッド側油室21Aへの油の流れを許容する流路を形成する。チェック弁60は、ピストンロッド23を摺動自在に支持するブッシュ63をその内周に圧入されて備える。圧側行程では、チェック弁60はインナチューブ12に進入するピストンロッド23に連れ移動して下方に移動し、スプリングシート51の側に変位するとともに、段差部61Aとの間に隙間を形成し、油溜室22の油をその外周経由で段差部61Aとの隙間を通ってピストンロッド側油室21Aへ流入可能とする。伸側行程では、チェック弁60はインナチューブ12から退出するピストンロッド23に連れ移動して上方に移動し、段差部61Aに衝合して該段差部61Aとの間の隙間を閉じ、ピストンロッド側油室21Aの油が上述した圧側行程の逆経路で油溜室22へ排出されることを阻止する。
また、隔壁部材19のロッドガイド部19Aはピストンロッド23の周囲にオイルシールを封着していないから、チェック弁60の内周に圧入してあるブッシュ63がピストンロッド23の周囲に形成する微小間隙(又はチェック弁60が段差部61Aとの間に形成する微小間隙)により、ピストンロッド側油室21Aと油溜室22を連通する微小流路(オリフィス)64(不図示)を構成する。微小流路64は、隔壁部材19のロッドガイド部19Aに穿設され、ピストンロッド側油室21Aと油溜室22を連通するオリフィスにより構成されるものでも良い。
しかるに、減衰力発生装置40は、外部操作により圧側減衰力を調整する圧側減衰力調整装置40Aと、外部操作により伸側減衰力を調整する伸側減衰力調整装置40Bを以下の如くに有する。
(圧側減衰力調整装置40A)
圧側減衰力調整装置40Aは、圧側ディスクバルブ41Aがピストン26の対応する圧側流路41の下流出口面との間に該圧側ディスクバルブ41Aより小径のすかし板41Cを挟み(図4)、圧側ディスクバルブ41Aがピストン26の対応する圧側流路41の下流出口面に対し隙間を介する。
圧側減衰力調整装置40Aは、圧側ディスクバルブ41Aとピストン26の対応する圧側流路41の下流出口面との間の隙間を閉じる方向に、該圧側ディスクバルブ41Aにおけるすかし板41Cの外径よりも外周を撓み変形させるように付勢する圧側付勢手段70を設けるとともに、圧側付勢手段70の付勢力を外部から調整する圧側調整手段90Aを有する。これにより、圧側ディスクバルブ41Aがピストン26の対応する圧側流路41の下流出口面に対してなす隙間を調整可能にする。
圧側調整手段90Aは、キャップ13の中心孔に挿着される後述の伸側調整手段90Bを構成する伸側アジャスタ91Bの中心孔に圧側アジャスタ91Aを螺着し、ピストンロッド23の中空部に回転方向及び軸方向に移動自在に挿通されているアジャストロッド92の上端面に圧側アジャスタ91Aの下端面を衝合してなり、圧側アジャスタ91Aの螺動によりアジャストロッド92を軸方向に移動操作できる。
圧側付勢手段70にあっては、ピストンロッド23の下端側の直径方向の両側に、軸方向に延びる長孔状のガイド孔23Aが設けられ、押動片71の両側突起がそれらのガイド孔23Aに概ね遊びなく軸方向にスライド可能に係入されている。ピストンロッド23の中空部に挿入されているアジャストロッド92の下端面が押動片71の上面に直に衝接し、アジャストロッド92の下端部に後述の如く係入しているアジャストバー93の非円形断面部が押動片71の中心に設けた円形孔に軸方向移動自在に遊挿される。
ピストンロッド23の下端部(ピストンボルト25)まわりには、押動片71の両端突起に下方から衝合するばね受け72と、圧側ディスクバルブ41Aの上面(背面)に衝合するバルブ押え73が配置され、ばね受け72とバルブ押え73の間にバルブ押えスプリング74が介装される。ばね受け72はカップ状をなし、カップの内周下端にて押動片71の両側突起と衝合し、カップの上端外周フランジにスプリング74を着座させる。バルブ押え73は、図7に示す如く、圧側ディスクバルブ41Aの上面の前述した如くの外径位置に全周連続的(間欠的でも可)に衝接する円環状押え部73Aと、ピストンボルト25の上端外周にスライドガイドされるスライド部73Bと、ピストンロッド側油室21Aを圧側流路41、伸側流路42に連通する油路73Cを備え、外周段差部にスプリング74を着座させる。
圧側調整手段90Aが、前述の如く、アジャストロッド92を軸方向に移動させると、アジャストロッド92の下端面が衝接している押動片71がばね受け72を上下に移動してバルブ押えスプリング74を伸縮し、スプリング74のセット荷重を外部から調整する。これにより、スプリング74のセット荷重がバルブ押え73を介して圧側ディスクバルブ41Aを閉じる方向に適宜の付勢力で付勢し、結果として、圧側ディスクバルブ41Aがピストン26の対応する圧側流路41の下流出口面に対してなす隙間を調整する。
従って、減衰力発生装置40の圧側行程の動作は以下の如くになる。
圧側行程でインナチューブ12に進入するピストンロッド23の進入容積分の作動油がインナチューブ12の内周の油室21Aからインナチューブ12の油孔28を介して環状油室17に移送される。このとき、環状油室17の容積増加分ΔS1(補給量)がピストンロッド23の容積増加分ΔS2より大きいから、環状油室17への油の必要補給量のうち、(ΔS1−ΔS2)の不足分が油溜室22からチェック弁60を介して補給される。
この圧側行程におけるピストン26の低速域では、ピストン側油室21Bの油がピストン26の圧側流路41を通ってロッド側油室21Aに移動する過程で、圧側調整手段90Aが上述の如くに圧側付勢手段70の付勢力を調整することにより調整して設定されている、圧側ディスクバルブ41Aがピストン26の対応する圧側流路41の下流出口面に対してなす隙間の通路抵抗を付与され、これに起因する圧側減衰力を発生する。
また、この圧側行程におけるピストン26の中高速域では、ピストン側油室21Bの油がピストン26の圧側流路41を通ってロッド側油室21Aに移動する過程で、圧側調整手段90Aが上述の如くに圧側付勢手段70の付勢力を調整することにより、圧側ディスクバルブ41Aの開弁力を調整している状態で、該圧側ディスクバルブ41Aを押し開き、このときの圧側ディスクバルブ41Aの撓み変形に起因する圧側減衰力を発生する。
図9は減衰力発生装置40の圧側減衰力の減衰力特性を示し、Midは圧側付勢手段70が圧側ディスクバルブ41Aに及ぼす付勢力を中間状態とするときの減衰力特性を示す。Highは圧側付勢手段70が圧側ディスクバルブ41Aに及ぼす付勢力を大きくしたとき(図4(A))の減衰力特性を示し、ピストン26の低速域で圧側ディスクバルブ41Aがピストン26の下流出口面に対してなす隙間を小さくして減衰力を大きくし、ピストン26の中高速域では圧側ディスクバルブ41Aの開弁力を大きくして減衰力を大きくするものになる。Lowは圧側付勢手段70が圧側ディスクバルブ41Aに及ぼす付勢力を小さくしたとき(図4(B))の減衰力特性を示し、ピストン26の低速域で圧側ディスクバルブ41Aがピストン26の下流出口面に対してなす隙間を大きくして減衰力を小さくし、ピストン26の中高速域では圧側ディスクバルブ41Aの開弁力を小さくして減衰力を小さくするものになる。即ち、圧側調整手段90Aにより圧側付勢手段70が圧側ディスクバルブ41Aに及ぼす付勢力を調整することにより、圧側ディスクバルブ41Aの開弁力だけでなく、圧側ディスクバルブ41Aの初期隙間を変化させることで、ピストン26の移動速度が低速域〜高速域の広い範囲で、圧側減衰力の変化幅を大きくとることができる。
(伸側減衰力調整装置40B)
伸側減衰力調整装置40Bは、伸側ディスクバルブ42Aがピストン26の対応する伸側流路42の下流出口面との間に該伸側ディスクバルブ42Aより小径のすかし板42Cを挟み(図4)、伸側ディスクバルブ42Aがピストン26の対応する伸側流路42の下流出口面に対し隙間を介する。
伸側減衰力調整装置40Bは、伸側ディスクバルブ42Aとピストン26の対応する伸側流路42の下流出口面との間の隙間を閉じる方向に、該伸側ディスクバルブ42Aにおけるすかし板42Cの外径よりも外周を撓み変形させるように付勢する伸側付勢手段80を設けるとともに、伸側付勢手段80の付勢力を外部から調整する伸側調整手段90Bを有する。これにより、伸側ディスクバルブ42Aがピストン26の対応する伸側流路42の下流出口面に対してなす隙間を調整可能にする。
伸側調整手段90Bは、キャップ13の中心孔に伸側アジャスタ91Bを回転自在に設け、伸側アジャスタ91Bの内側面に係合したアジャストプレート92Aを回転操作可能にし、アジャストプレート92Aの非円形孔に前述したアジャストロッド92の上端部の非円形断面の外周を係入して該アジャストロッド92を回転操作可能にし、アジャストロッド92の下端部の非円形断面の内周にアジャストバー93(図6)の非円形断面部を軸方向には相対移動可能に係入して該アジャストバー93を回転操作可能にする。更に、アジャストバー93の中間ねじ部93Aが、ピストンロッド23の下端面とピストンボルト25の内径段差部との間に挟圧固定されているインナベース94に螺着される。これにより、伸側調整手段90Bが上述の如くにアジャストバー93を回転させることにより、該アジャストバー93をピストンボルト25のインナベース94に対して螺動し、軸方向に移動操作できる。
伸側付勢手段80にあっては、ピストンロッド23の下端部から突き出るアジャストバー93の突出端の先端部にストッパピン81を貫通するとともに、アジャストバー93の突出端まわりに、ストッパピン81と上方から係合するばね受け82と、伸側ディスクバルブ42Aの下面(背面)に衝合するバルブ押え83が配置され、ばね受け82とバルブ押え83の間にバルブ押えスプリング84が介装される。バルブ押え83は、図8に示す如く、伸側ディスクバルブ42Aの下面の前述した如くの外径位置に全周連続的(間欠的でも可)に衝接する円環状押え部83Aと、アジャストバー93の突出端外周にスライドガイドされるスライド部83Bを備え、外周段差部にスプリング84を着座させる。
伸側調整手段90Bが、前述の如く、アジャストロッド92を回転させてアジャストバー93を軸方向に移動させると、アジャストバー93に貫通しているストッパピン81がばね受け82を上下に移動してバルブ押えスプリング84を伸縮し、スプリング84のセット荷重を外部から調整する。これにより、スプリング84のセット荷重がバルブ押え83を介して伸側ディスクバルブ42Aを閉じる方向に適宜の付勢力で付勢し、伸側ディスクバルブ42Aがピストン26の対応する伸側流路42の下流出口面に対してなす隙間を調整する。
従って、減衰力発生装置40の伸側行程の動作は以下の如くになる。
伸側行程でインナチューブ12から退出するピストンロッド23の退出容積分の作動油が環状油室17からインナチューブ12の油孔28を介してインナチューブ12の内周の油室21Aに移送される。このとき、環状油室17の容積減少分ΔS1(排出量)がピストンロッド23の容積減少分ΔS2より大きいから、環状油室17からの油の排出量のうち、(ΔS1−ΔS2)の余剰分が微小流路64を介して油溜室22へ排出される。
この伸側行程におけるピストン26の低速域では、ロッド側油室21Aの油がピストン26の伸側流路42を通ってピストン側油室21Bに移動する過程で、伸側調整手段90Bが上述の如くに伸側付勢手段80の付勢力を調整することにより調整して設定されている、伸側ディスクバルブ42Aがピストン26の対応する伸側流路42の下流出口面に対してなす隙間の通路抵抗を付与され、これに起因する伸側減衰力を発生する。
また、この伸側行程におけるピストン26の中高速域では、ロッド側油室21Aの油がピストン26の伸側流路42を通ってピストン側油室21Bに移動する過程で、伸側調整手段90Bが上述の如くに伸側付勢手段80の付勢力を調整することにより、伸側ディスクバルブ42Aの開弁力を調整している状態で、該伸側ディスクバルブ42Aを押し開き、このときの伸側ディスクバルブ42Aの撓み変形に起因する伸側減衰力を発生する。
減衰力発生装置40の伸側減衰力の減衰力特性は、圧側行程での図9に示した減衰力特性と同様になる。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)減衰力発生装置40は、圧側ディスクバルブ41A(又は伸側ディスクバルブ42A)がピストン26の対応する下流出口面に対し隙間を介し、上記隙間を閉じる方向に該圧側ディスクバルブ41A(又は伸側ディスクバルブ42A)の外周を付勢する圧側付勢手段70(又は伸側付勢手段80)を設け、圧側付勢手段70(又は伸側付勢手段80)の付勢力を外部から調整する圧側調整手段90A(又は伸側調整手段90B)を有してなるものにした。圧側付勢手段70(又は伸側付勢手段80)が圧側ディスクバルブ41A(又は伸側ディスクバルブ42A)に及ぼす付勢力を大きく(High)することにより、ピストン26の低速域で圧側ディスクバルブ41A(又は伸側ディスクバルブ42A)がピストン26の下流出口面に対してなす隙間を小さくして減衰力を大きくし、ピストン26の中高速域では圧側ディスクバルブ41A(又は伸側ディスクバルブ42A)の開弁力を大きくして減衰力を大きくするものになる。他方、圧側付勢手段70(又は伸側付勢手段80)が圧側ディスクバルブ41A(又は伸側ディスクバルブ42A)に及ぼす付勢力を小さく(Low)することにより、ピストン26の低速域で圧側ディスクバルブ41A(又は伸側ディスクバルブ42A)がピストン26の下流出口面に対してなす隙間を大きくして減衰力を小さくし、ピストン26の中高速域では圧側ディスクバルブ41A(又は伸側ディスクバルブ42A)の開弁力を小さくして減衰力を小さくするものになる。
即ち、外部操作される圧側調整手段90A(又は伸側調整手段90B)により圧側付勢手段70(又は伸側付勢手段80)が圧側ディスクバルブ41A(又は伸側ディスクバルブ42A)に及ぼす付勢力を調整することにより、圧側ディスクバルブ41A(又は伸側ディスクバルブ42A)の開弁力だけでなく、圧側ディスクバルブ41A(又は伸側ディスクバルブ42A)の初期隙間を変化させることで、ピストン26の移動速度が低速域〜高速域の広い範囲で、減衰力の変化幅を大きくとることができる。
(b)圧側ディスクバルブ41A(又は伸側ディスクバルブ42A)がピストン26の対応する下流出口面との間に該圧側ディスクバルブ41A(又は伸側ディスクバルブ42A)より小径のすかし板41C(又はすかし板42C)を挟み、圧側付勢手段70(又は伸側付勢手段80)が該圧側ディスクバルブ41A(又は伸側ディスクバルブ42A)のすかし板41C(又はすかし板42C)の外径よりも外周を付勢することとした。従って、圧側調整手段90A(又は伸側調整手段90B)によって圧側付勢手段70(又は伸側付勢手段80)の付勢力を調整することで、圧側ディスクバルブ41A(又は伸側ディスクバルブ42A)のすかし板41C(又はすかし板42C)に対する外側を撓み変形させ、圧側ディスクバルブ41A(又は伸側ディスクバルブ42A)の初期隙間を安定的に変化させることができる。
(c)圧側調整手段90Aたるアジャストロッド92をピストンロッド23の中空部に挿通し、このアジャストロッド92の軸方向移動操作により圧側付勢手段70の付勢力を調整することで、圧側付勢手段70の付勢力を簡易に調整できる。
(d)伸側調整手段90Bたるアジャストロッド92をピストンロッド23の中空部に挿通し、このアジャストロッド92の回転操作により伸側付勢手段80の付勢力を調整することで、伸側付勢手段80の付勢力を簡易に調整できる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
図1は油圧緩衝器を示す全体図である。 図2は減衰力発生装置を示す断面図である。 図3は減衰力調整操作部を示す断面図である。 図4は減衰力発生装置を示す模式図である。 図5はピストンボルトを示し、(A)は断面図、(B)は平面図である。 図6はアジャストバーを示す正面図である。 図7は圧側バルブ押えを示し、(A)は断面図、(B)は平面図である。 図8は伸側バルブ押えを示し、(A)は断面図、(B)は平面図である。 図9は減衰力特性を示す線図である。 図10は減衰力特性を示す線図である。 図11は減衰力特性を示す線図である。
符号の説明
12 インナチューブ(ダンパチューブ)
21 油室
21A ロッド側油室
21B ピストン側油室
23 ピストンロッド(ピストン支持部材)
26 ピストン
40 減衰力発生装置
41 圧側流路
41A 圧側ディスクバルブ
41C すかし板
42 伸側流路
42A 伸側ディスクバルブ
42C すかし板
70 圧側付勢手段
80 伸側付勢手段
90A 圧側調整手段
90B 伸側調整手段
92 アジャストロッド

Claims (5)

  1. ダンパチューブの内周にピストンを摺接可能にし、
    ダンパチューブの内部の油室をピストンで2分し、
    ピストンに2つの油室を連絡する流路を備え、
    ピストンに備えた流路の下流出口面の側にディスクバルブを設けた減衰力発生装置において、
    ディスクバルブがピストンの対応する下流出口面に対し隙間を介し、上記隙間を閉じる方向に該ディスクバルブの外周を付勢する付勢手段を設け、付勢手段の付勢力を外部から調整する調整手段を有してなることを特徴とする減衰力発生装置。
  2. ダンパチューブの内周にピストンを摺接可能し、
    ダンパチューブの内部の油室をピストンで2分し、
    ピストンに2つの油室を連絡する圧側流路と伸側流路を備え、
    圧側流路と伸側流路の下流出口面の側に圧側ディスクバルブと伸側ディスクバルブを設けた減衰力発生装置において、
    圧側ディスクバルブと伸側ディスクバルブの少なくとも一方のディスクバルブがピストンの対応する下流出口面に対し隙間を介し、上記隙間を閉じる方向に該ディスクバルブの外周を付勢する付勢手段を設け、付勢手段の付勢力を外部から調整する調整手段を有してなることを特徴とする減衰力発生装置。
  3. 前記ディスクバルブがピストンの対応する下流出口面との間に該ディスクバルブより小径のすかし板を挟み、付勢手段が該ディスクバルブのすかし板の外径よりも外周を付勢する請求項2に記載の減衰力発生装置。
  4. 前記調整手段がピストン支持部材の中空部に挿通してあるアジャストロッドからなり、
    アジャストロッドの軸方向移動操作により付勢手段の付勢力を調整する請求項2又は3に記載の減衰力発生装置。
  5. 前記調整手段がピストン支持部材の中空部に挿通してあるアジャストロッドからなり、
    アジャストロッドの回転操作により付勢手段の付勢力を調整する請求項2又は3に記載の減衰力発生装置。
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