JP2008240607A - 流体機器、発電装置、電子機器及び下流部構造 - Google Patents

流体機器、発電装置、電子機器及び下流部構造 Download PDF

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Abstract

【課題】流体機器において、気体をそのまま排出させないようにする。
【解決手段】ハウジング2内に両側に電極を備える電気浸透材3が設けられ、インレット室21とアウトレット室22が形成されている。インレット室21には吸入孔23が通じ、アウトレット室22からは排気孔25及び排出孔26が通じている。排気孔25は疎水性膜5によって閉塞され、更にその外側が水素燃焼触媒6によって覆われている。排気孔25の外側は不燃性網7によって覆われている。
【選択図】図2

Description

本発明は、流体機器に関し、特に電気浸透流現象等を利用して送液を行う送液機構により流れる流体の操作をするための流体機器に関する。また、本発明は、その流体機器を備えた発電装置及び電子機器に関する。また、本発明は、下流部構造に関し、特に電気浸透流現象等を利用して送液を行う送液機構の下流に設けられた下流部構造に関する。
ポンプには、往復ポンプ・回転ポンプ・遠心ポンプ・軸流ポンプ等といった様々な種類があり、圧電アクチュエータを用いたマイクロポンプや電気浸透流現象を用いた電気浸透流ポンプといったものもある。
また、電気浸透流現象を用いた電気浸透流ポンプは機械的可動部を持たずに液体を送液するものであるので、長寿命という利点をもつ。例えば、特許文献1に記載された電気浸透流ポンプは、電気浸透材(16)の両面に電極(18,20)が形成されたものであり、この電気浸透流ポンプが筒状のハウジング(ポンプ容器12)に嵌め込まれ、ハウジングによって電気浸透流ポンプが固定支持されている。そして、両方の電極間に電圧が印加されると、電気浸透流現象により液体が電気浸透材を透過し、これにより液体の流れが生じる。
特開2006−311796号公報
ポンプにおいて、気体が混入した液体を送液したり、振動や温度変化等の原因で溶けていた気体が発生したりする場合がある。特に電気浸透流ポンプの場合、電気浸透材の両面の電極間に電圧が印加されて、液体が一方の電極から他方の電極へ送られると、液体の電気分解により電極から気泡が生じる。
そこで、本発明は、気体をそのまま排出させないようにすることを課題とする。
以上の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、流体機器において、
液体の流れる流路が形成され、前記流路の外から前記流路の中途部に通じる排気孔が形成された流路構造と、
液体遮断性及び気体透過性を有し、前記排気孔に設けられた液体遮断材と、
前記液体遮断材よりも外側において前記排気孔に設けられた触媒と、を備えることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、流体機器において、
液体の流れる曲げられた流路が形成され、前記流路の屈曲部よりも上流側の流体の流れる方向に前記屈曲部から前記流路の外に通じた排気孔が形成された流路構造と、
液体遮断性及び気体透過性を有し、前記排気孔に設けられた液体遮断材と、を備えることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の流体機器において、
前記排気孔よりも上流側において前記流路に配置され、前記流路を上流側と下流側に仕切る送液機構を更に備えることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の流体機器において、
前記送液機構は電気浸透材の両面に電極が設けられてなる電気浸透流ポンプであることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項3又は4に記載の流体機器において、
前記液体遮断材の表面の法線方向が前記送液機構の主送液方向に対して平行であることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1から5の何れか一項に記載の流体機器において、
前記触媒よりも外側において前記触媒を覆った不燃性網を更に備えることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項1から6の何れか一項に記載の流体機器において、
前記排気孔よりも下流側において前記流路に配置され、前記流路を上流側と下流側に仕切り、液体透過性及び気体遮断性を有する気体遮断材を更に備えることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項7に記載の流体機器において、
前記気体遮断材の表面の法線方向が前記液体遮断材の表面の法線方向とずれていることを特徴とする。
請求項9に係る発明は、発電装置において、
請求項1から8の何れか一項に記載の流体機器を備え、
前記流体機器により燃料を送液し、その送液される燃料により発電を行うことを特徴とする。
請求項10に係る発明は、電子機器において、
請求項9に記載の発電装置と、
前記発電装置によって発電された電気により動作する電子機器本体と、を備えることを特徴とする。
請求項11に係る発明は、
液体を流す送液機構よりも下流側の下流部構造において、
前記送液機構よりも下流側の液体の流れる流路が形成され、前記流路の外から前記流路の中途部に通じる排気孔が形成された流路構造と、
液体遮断性及び気体透過性を有し、前記排気孔に設けられた液体遮断材と、
前記液体遮断材よりも外側において前記排気孔に設けられた触媒と、を備えることを特徴とする。
請求項12に係る発明は、請求項11に記載の下流部構造において、
前記触媒よりも外側において前記触媒を覆った不燃性網を更に備えることを特徴とする。
請求項13に係る発明は、請求項11又は12に記載の下流部構造において、
前記排気孔よりも下流側において前記流路に配置され、前記流路を上流側と下流側に仕切り、液体透過性及び気体遮断性を有する気体遮断材を更に備えることを特徴とする。
本発明によれば、送液される液体は液体遮断材によって遮断され、液体中の気体が液体遮断材を透過してその外側の触媒に接し、その気体の反応物が外部に排出される。従って、気体がそのまま排出されずに済む。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
<第一の実施の形態>
図1は流体機器1を示した上面図であり、図2は図1の切断線II−IIに沿った面の矢視断面図である。図1及び図2に示すように、流体機器1は、ハウジング2と、電気浸透流ポンプ39と、親水性膜(気体遮断材)4と、疎水性膜(液体遮断材)5と、水素燃焼触媒6と、不燃性網7とを備える。なお、この流体機器1は液体99を送るものであるが、液体99としては水、液体燃料(例えば、メタノール)又は液体燃料と水の混合液を用いる。
電気浸透流ポンプ39は、液体99に運動エネルギーを与えて液体99を送液する送液機構である。具体的には、電気浸透流ポンプ39は、電気浸透材3と、電気浸透材3の両面に成膜された電極膜31,32とを有する。電気浸透材3は薄板状に形成され、その電気浸透材3の両面には白金その他の金属の電極膜31,32が成膜されている。
電気浸透材3には誘電体の多孔質材、繊維材又は粒子充填材が用いられ、一例としてシリカ繊維材料又は多孔質セラミックが用いられる。電極膜31,32はスパッタ法、蒸着法その他の気相成長法により成膜されたものである。電極膜31,32が気相成長法により成膜されたものであるから、電極膜31,32に多数の微小孔が形成されており、電極膜31,32を液体99が浸透する。なお、電極膜31,32が網目状に形成されたものでもよく、その網目を通じて液体99が電極膜31,32を浸透する。
電極膜31と電極膜32との間に電圧が印加されると、液体99が電気浸透材3の厚み方向に電気浸透するので、この電気浸透流ポンプ39の主送液方向は、電気浸透材3の厚み方向、つまり、電極膜31,32の法線方向となる。
ハウジング2は、液体99の流路を構成する流路構造である。ハウジング2内に形成された流路は、ハウジング2の下面からハウジング2内の上に至ってその上部中途部から屈曲してハウジング2の側面に至るようにL字状を成している。ハウジング2内の流路の屈曲部よりも上流側に電気浸透材3が設けられ、この電気浸透材3がハウジング2に装着されている。流路が電気浸透材3によって上流側と下流側に仕切られている。
ハウジング2内の流路は、電気浸透材3よりも上流側において電極膜31に面したインレット室21と、電気浸透材3よりも下流側において電極膜32に面したアウトレット室22と、ハウジング2の下面から上向かってインレット室21に通じた吸入孔23と、ハウジング2の側面からアウトレット室22の上部に通じた排出孔26とに分けられる。なお、吸入孔23がインレットニップル24によって囲繞され、排出孔26がアウトレットニップル27によって囲繞され、インレットニップル24及びアウトレットニップル27はハウジング2に凸設されている。
また、ハウジング2には、流路の屈曲部であるアウトレット室22からハウジング2の上面にまで貫通した排気孔25が形成されている。この排気孔25は電極膜32の対向位置に形成され、排気孔25の中心線が電極膜32に対してほぼ垂直になっている。そのため、排気孔25は流路の屈曲部よりも上流側における液体99の流れる方向にアウトレット室22からハウジング2の外に貫通している。
吸入孔23が電極膜31の対向位置に形成され、吸入孔23の中心線が電極膜31に対してほぼ垂直になっている。吸入孔23の中心線は排気孔25の中心線に対して平行であり、更に具体的には吸入孔23の中心線と排気孔25の中心線が一致して吸入孔23と排気孔25が一直線状に設けられている。電気浸透流ポンプ39の主送液方向が電極膜31,32の法線方向であるので、吸入孔23及び排気孔25の中心線は電気浸透流ポンプ39の主送液方向に対して平行である。
電極膜31には引出電極33が接続され、電極膜32には引出電極34が接続されている。引出電極33,34はハウジング2を貫通してハウジング2の外に突出している。引出電極33,34がハウジング2を貫通した箇所は封止され、ハウジング2の気密性・液密性が保たれている。なお、電極膜31と引出電極33とが一体形成されていても良いし、別々に形成されていてこれらを接合し又は当接したものでも良い。電極膜32と引出電極34についても同様である。
ハウジング2の設置向きについては、排気孔25を重力の働く向きの反対向きにし、吸入孔23を重力の働く向きにすることが好ましい。
親水性膜4がアウトレット室22内から排出孔26の開口を覆って、排出孔26が親水性膜4によって閉塞されている。親水性膜4の表面の法線方向が電極膜32の法線方向と直交し、親水性膜4の表面の法線方向が電気浸透流ポンプ39の主送液方向と直交する。この親水性膜4は、水、メタノールといった液体を透過させる性質と、酸素ガス、水素ガスといった気体の透過を遮断する性質とをあわせもつ。
疎水性膜5がアウトレット室22内から排気孔25の開口を覆って、排気孔25が疎水性膜5によって閉塞されている。疎水性膜5は電極膜32に対して平行であり、疎水性膜5の表面の法線方向が電気浸透流ポンプ39の主送液方向に対して平行であり、疎水性膜5の表面の法線方向が親水性膜4の表面の法線方向に対して交差し、疎水性膜5の表面の法線方向が親水性膜4の表面の法線方向とずれている。疎水性膜5は、酸素ガス、水素ガスといった気体を透過させる性質と、水、メタノールといった液体の透過を遮断する性質とをあわせもつ。
疎水性膜5としては、例えば最低ブレークスルーポイント(内圧を高めていったときに膜を液体が通過し始める圧力値)が280kPaのアドバンテック製T020Aを、親水性膜4としては、例えば最低バブルポイント(内圧を高めていったときに膜を気泡が通過し始める圧力値)が250kPaの日本ポール製SUPOR−450を用いることができる。なお、親水性膜4・疎水性膜5に用いる材料やそれらの最低ブレークスルーポイント・最低バブルポイントは、この流体機器1によって送液する液体や電気浸透材3の性能によって適宜変更する。例えば、親水性膜4の最低バブルポイント及び疎水性膜5の最低ブレークスルーポイントはそれぞれ高いほうが、親水性膜4の気泡リーク及び疎水性膜5の液体リークを防止できるが、逆に親水性膜4・疎水性膜5が緻密となるために、親水性膜4の液体透過及び疎水性膜5の気泡透過に際して圧力損失が生じ、これによりポンプ性能の低下を招きかねない。従って、電気浸透材3の性能に合わせた親水性膜4及び疎水性膜5の設定が必要である。
疎水性膜5よりも外側において、排気孔25内には水素燃焼触媒6が設けられている。水素燃焼触媒6は、水素ガス・メタノールガスといった可燃性ガスの燃焼を起こさせる触媒成分(例えば、白金、パラジウム)を含むものであり、ミクロな担体(例えば、アルミナ)に触媒成分を担持させたもの(例えば、白金−アルミナ系触媒、パラジウム−アルミナ系触媒)でも良いし、担体よりもマクロな支持体(アルミニウム支持体、ステンレス鋼支持体、セラミック支持体、ガラス支持体)に触媒を担持させたものでも良いし、触媒成分を固めたもの(例えば、白金系触媒、パラジウム系触媒)でも良い。
水素燃焼触媒6の具体的な形状は、網状であっても良いし、シート状又は板状であっても良いし、複数の球体の集合体であっても良い。水素燃焼触媒6が網状の場合、網状支持体に触媒成分を担持させたものを水素燃焼触媒6として用いる。水素燃焼触媒6がシート状又は板状の場合、シート状支持体又は板状支持体に触媒成分を塗り付けたもの又は触媒成分をシート状又は板状に固めたものを水素燃焼触媒6として用いる。水素燃焼触媒6が球体集合体の場合、複数の球状支持体に触媒成分を付けたもの又は触媒成分を球状に固めたものの集合体を用いる。
水素燃焼触媒6は疎水性膜5よりも外側において、排気孔25の内に設けられているが、更に具体的には、水素燃焼触媒6が排気孔25を覆って、又は閉塞している。水素燃焼触媒6が排気孔25を完全に閉塞していなくても良く、排気孔25を部分的に閉塞して隙間が一部に形成されていても良い。また、水素燃焼触媒6によって排気孔25が塞がれ且つ水素燃焼触媒6がシート状又は板状であっても、水素燃焼触媒6はミクロに見ればポーラス状であるので、水素燃焼触媒6を気体(例えば、水蒸気、水素ガス等)が透過するようになっている。勿論、排気孔25を閉塞した水素燃焼触媒6が網状であっても、その網の隙間を通じて気体が透過する。なお、水素燃焼触媒6がシート状又は板状であって、そのシート状支持体又は板状支持体がガラスである場合、ガラス自体は気体を透過しないので、そのシート状支持体又は板状支持体に微小孔を形成し、板状の水素燃焼触媒6にも微小孔を形成して、水素燃焼触媒6を気体が通過するようにする。
不燃性網7はハウジング2の外側から水素燃焼触媒6及び排気孔25を覆っている。不燃性網7は具体的には金属からなる金網である。
流体機器1のうち電気浸透流ポンプ39よりも下流側の構造が下流部構造60となる。アウトレット室22と排出孔26とを含む内部空間が電気浸透流ポンプ39から下流へ液体を流すための流路となり、この流路に排気孔25が通じている。
次に、流体機器1の動作について説明する。
吸入孔23を通じてインレット室21に液体99が供給されると、供給された液体99が電極膜31を浸透して電気浸透材3に吸収される。この状態で引出電極33と引出電極34との間に後述する向きに電圧を印加すると、電気浸透流現象が生じる。つまり、電極膜31と電極膜32との間に電界が生じ、電気浸透材3内の液体99が電極膜31側から電極膜32側へ流動し、この電極膜32側の面から電気浸透材3の外のアウトレット室22へ滲み出る。インレット室21からアウトレット室22へ浸透した液体99は、親水性膜4を透過して、排出孔26を通って排出される。これにより、インレット側の吸入孔23からアウトレット側の排出孔26への液体99の流れが生じ、液体99が排出孔26の下流へと送液される。
引出電極33と引出電極34との間の電圧の向きは、電気浸透材3の誘電体や送液する液体99の種類により決まる。電気浸透材3の誘電体が液体99と接触することでその誘電体が負に帯電する場合には、電極膜31の電位を電極膜32の電位よりも高くなるように電圧を印加し、電気浸透材3の誘電体が液体99と接触することでその誘電体が正に帯電する場合には、電極膜31の電位を電極膜32の電位よりも低くなるように電圧を印加する。例えば、電気浸透材3が多孔質シリカであり、液体99が水とメタノールの混合液である場合、誘電体に「−Si−OH」(シラノール基)が生成され、シラノール基がSi−Oとなり、シリカ表面は負に帯電する。一方、界面近傍には、溶液中の正イオン(カウンターイオン)が集まり、正電荷が過剰となる。そして、電極膜31を陽極とし、電極膜32を陰極として電圧を加えると、過剰な正電荷が陰極方向に移動し、粘性により液体全体が陰極方向に流れる。
以上のように液体99が送液されると、電極膜32の近傍に水素ガスが発生する。その発生原理は液体99中の水の電気分解である。ここで、単位時間当たりに発生する気体の体積は次式で表される。
V=I×V1/(F×n)
但し、
V:単位時間当たりに発生する気体の体積[L/s]
I:電流[A]
1:理想気体1molの占める体積[L/mol]
F:ファラデー定数[C/mol]
n:イオンの価数
である。
0℃(273K)、1atmでは、V1=0.082×T[K]=22.4[L]であり、F=96500[C/mol]であるので、電流を1[mA]流したとき、n=2とすると、V=1.16×10-7[L/s]=6.96[μL/min]となる。駆動時の3[mA]で発生する水素は6.96×3=20.9[μL/min]であり、微量である。
電極膜32の近傍で発生した水素ガスは、アウトレット室22に滲み出た液体99の流れによって電極膜32に対向する疎水性膜5に接触し、液体99の圧力によって水素ガスが疎水性膜5を透過する。疎水性膜5が電極膜32と法線方向を同方向にして対向しているので、発生した水素ガスが疎水性膜5に送られやすく、水素ガスが疎水性膜5を透過しやすい。また、排出孔26が親水性膜4によって覆われているので、発生した水素は排出孔26を通って下流へ流れずにアウトレット室22内に貯まって疎水性膜5に接触する。
このように、疎水性膜5の表面の法線方向が送液機構の主送液方向(液体が駆動され送られる主方向)と同一方向(平行)であり、親水性膜4の表面の法線方向が疎水性膜5の表面の法線方向とずれているために、発生した水素ガスが疎水性膜5に送られやすく、効率よく気体を分離できる。
疎水性膜5を透過した水素ガスは水素燃焼触媒6に接し、水素ガスが水素燃焼触媒6により空気中の酸素を用いて燃焼される。これにより発生した水素が除去され、外部に水素が漏れなくなり、水蒸気が排出される。ここで、水素燃焼触媒6が不燃性網7によって覆われているので、水素燃焼触媒6による燃焼により生じた炎が不燃性網7よりも外に燃え上がらない。
なお、水素燃焼触媒6の代わりに電熱線といったヒータを設けて、そのヒータの熱によって水素ガスを燃焼させても良い。
上記実施形態では疎水性膜5が排気孔25のアウトレット室22側の開口を覆って排気孔25を閉塞していたが、疎水性膜5が排気孔25のアウトレット室22側から外までの間の中途部に配置されて排気孔25を閉塞しても良い。親水性膜4についても同様に排出孔26の中途部に配置されて排出孔26を閉塞しても良い。
<第2の実施の形態>
第2実施形態における流体機器101を図3〜図6に示す。ここで、図3は流体機器101の斜視図であり、図4は斜め上から見て示した流体機器101の分解斜視図であり、図5は斜め下から見て示した流体機器101の分解斜視図であり、図6は流体機器101の縦断面図である。
流体機器101は、ハウジング102と、電気浸透流ポンプ139と、親水性膜104と、アウトレット側の疎水性膜105と、水素燃焼触媒106と、不燃性網107と、インレット側の疎水性膜108とを備える。ハウジング102はインレットケース141、電極板144、支持枠142、電極板145及びアウトレットケース143を組み付けたものであって、液体の流路を構成する流路構造である。
インレットケース141の上面にはインレット室121が円形状に凹設され、インレットケース141の下面にはインレットニップル124が凸設されている。吸入孔123がインレットニップル124の先端からインレット室121までインレットニップル124の中心線に沿って貫通している。
インレットニップル124の周囲において、複数の脱気孔141aが形成され、これら脱気孔141aがインレット室121まで通じている。そして、リング状のインレット側の疎水性膜108がインレット室121内からこれら脱気孔141aを閉塞している。インレット側の疎水性膜108は、酸素ガス、水素ガスといった気体を透過させる性質と、水、メタノールといった液体の透過を遮断する性質とをあわせもつ。
電極板144の中央部には円孔が形成され、電極板144の外周縁から接片133が延出している。接片133にリード線が接続される。
支持枠142の中央部には円孔が形成され、その円孔に電気浸透流ポンプ139が嵌め込まれている。電気浸透流ポンプ139は、電気浸透材3の両面に電極膜31,32が成膜されてなる。この電気浸透材103は薄板状に形成され、その電気浸透材103の両面には白金その他の金属の電極膜131,132が成膜されている。なお、電気浸透材103は第1実施形態における電気浸透材3と、電極膜131,132は第1実施形態における電極膜31,32と同様に設けられている。
支持枠142の厚さは電気浸透材103と電極膜131,132のトータルの厚みに等しく、支持枠142の両面が電気浸透材103の両面に対してそれぞれ面一になっている。支持枠142の下面とインレットケース141の上面との間に電極板144が挟まれている。電極板144の円孔の径は電極膜131の径よりも小さく、電極膜131の縁部分が電極板144に接している。
支持枠142の上面には、電極板145が重ねられている。電極板145の中央部には、電極膜132の径より小さい径の円孔が形成され、電極膜132の縁部分が電極板145に接している。電極板145の外周縁から接片134が延出し、接片134にリード線が接続される。
電極板145にはアウトレットケース143が重ねられている。アウトレットケース143の下面にはアウトレット室122が円形状に凹設され、アウトレットケース143の上面にはアウトレットニップル127が凸設されている。排出孔126がアウトレットニップル127の先端からアウトレット室122までアウトレットニップル127の中心線に沿って貫通している。アウトレット室122内から親水性膜104が排出孔126の開口を覆って、排出孔126が親水性膜104によって閉塞されている。親水性膜104は、水、メタノールといった液体を透過させる性質と、酸素ガス、水素ガスといった気体の透過を遮断する性質とをあわせもつ。親水性膜104は、例えば最低バブルポイントが250kPaの日本ポール製SUPOR−450を用いる。
アウトレットケース143の上面には、アウトレットニップル127を囲むようなリング状の溝143aが凹設されている。溝143aの底には複数の排気孔125が形成され、これら排気孔125がアウトレット室122から通じている。そして、リング状の疎水性膜105がアウトレット室122内からこれら排気孔125を覆って、排気孔125が疎水性膜105によって閉塞されている。疎水性膜105は、酸素ガス、水素ガスといった気体を透過させる性質と、水、メタノールといった液体の透過を遮断する性質とをあわせもつ。疎水性膜105としては、例えば最低ブレークスルーポイントが280kPaのアドバンテック製T020Aを用いる。
溝143aの上にはリング状の水素燃焼触媒106に設けられている。水素燃焼触媒106によって全ての排気孔125がその外側において覆われている。水素燃焼触媒106はリング状に設けられていることを除いて、第1実施形態における水素燃焼触媒6と同様のものである。
なお、インレットケース141、電極板144、支持枠142、電極板145及びアウトレットケース143が積み重ねられて、これらが接合されることによってハウジング102が構成されるが、これらの接合は接着剤によるものでも良いし、ネジによるものでも良い。
ハウジング102が組み立てられることによって、ハウジング102内には吸入孔123インレット室121及びアウトレット室122を経由して排出孔126までの流路が形成される。そして、ハウジング102内の流路が電気浸透材103によって上流側と下流側に仕切られている。そして、排気孔125は、ハウジング102の外から流路の中途部であるアウトレット室122まで通じている。
電極膜131はインレット室121に面しており、電極膜131と疎水性膜108が平行に設けられている。また、電極膜132がアウトレット室122に面し、電極膜132と疎水性膜105と親水性膜104が平行に設けられている。また、疎水性膜105は、電極膜132の対向する位置に設けられている。そして、疎水性膜105の表面の法線方向は、電気浸透流ポンプ139の主送液方向、つまり、電気浸透材103の厚み方向に対して平行である。
なお、ハウジング102の設置向きについては、排気孔125を重力の働く向きの反対向きにし、吸入孔123を重力の働く向きにすることが好ましい。
アウトレットケース143の上から不燃性網107が水素燃焼触媒106を覆っている。アウトレットニップル127は不燃性網107よりも外側に突出している。
流体機器101のうち電気浸透流ポンプ139よりも下流側の構造が下流部構造160である。
次に、流体機器101の動作について説明する。
吸入孔123を通じてインレット室121に液体が供給されると、供給された液体が電極膜131を浸透して電気浸透材3に吸収される。この状態で電極板144と電極板145との間に電圧を印加すると、電極膜131と電極膜132との間に電界が生じ、電気浸透材103内の液体が電極膜131側から電極膜132側へ流動し、この電極膜132側の面からアウトレット室122へ滲み出る。このような電気浸透流現象によりインレット室121からアウトレット室122へ浸透した液体は親水性膜104を透過して、排出孔126を通って排出される。これにより液体が送液される。
以上のように液体が送液されると、液体の電気分解によって電極膜131の近傍に酸素ガスが発生し、電極膜132の近傍に水素ガスが発生する。その発生原理は液体中の水の電気分解である。電極膜131の近傍で発生した酸素ガスは疎水性膜108に接し、インレット室121内の圧力によって酸素ガスがインレット側の疎水性膜108を透過して外部に放出される。
電極膜132の近傍で発生した水素ガスは疎水性膜105に接触し、アウトレット室122内の液体の圧力によって水素ガスが疎水性膜105を透過する。疎水性膜105を透過した水素ガスは水素燃焼触媒106に接し、水素ガスが水素燃焼触媒106により燃焼される。これにより発生した水素が除去され、外部に水素が漏れなくなる。また、不燃性網107が水素燃焼触媒106を覆っているので、水素燃焼触媒106による燃焼により生じた炎は不燃性網107よりも外に燃え上がらない。なお、脱気孔141aから水素燃焼触媒106まで通じるダクトを設け、疎水性膜108を透過した酸素ガスが水素燃焼触媒106に送られるようにすれば、その酸素ガスと水素ガスが水素燃焼触媒106により反応するようにすることもできる。
<流体機器の使用例>
次に、流体機器1の用途について説明する。
流体機器1は、図7に示すような発電装置900に用いることができる。この発電装置900は電子機器に備え付けられ、発電装置900により電気エネルギーが電子機器本体1000に供給され、電子機器本体1000が動作する。
この発電装置900は、燃料(例えば、メタノール、エタノール、ジメチルエーテル)と水を液体の状態で貯留した燃料カートリッジ901と、燃料カートリッジ901から供給された水と燃料を気化器902に送液する流体機器1と、流体機器1から送液された燃料と水を気化させる気化器902と、気化器902から送られた燃料と水から水素ガス等を生成する複合型マイクロ反応装置903と、複合型マイクロ反応装置903から供給された水素ガスの電気化学反応により電気エネルギーを生成する燃料電池型の発電セル907と、発電セル907により生成された電気エネルギーを適切な電圧に変換するDC/DCコンバータ908と、DC/DCコンバータ908に接続される2次電池909と、それらを制御する制御部910と、を備える。複合型マイクロ反応装置903は、改質器904と、CO除去器905と、燃焼器906とを有する。
流体機器1が駆動されることによって燃料と水の混合液が燃料カートリッジ901から気化器902へ送られ、気化器902で気化した燃料と水は複合型マイクロ反応装置903の改質器904に流れ込む。改質器904においては燃料と水が触媒により改質反応を起こし、水素ガスが生成されるとともに僅かながら一酸化炭素ガスも生成される(燃料がメタノールの場合には、下記化学式(1)、(2)を参照。)。改質器904で生成された水素ガス等はCO除去器905に送られ、更に外部の空気がCO除去器905に送られる。CO除去器905においては、一酸化炭素ガスが一酸化炭素除去触媒により優先的に酸化する選択酸化反応が起こり、一酸化炭素ガスが除去される(下記化学式(3)を参照)。CO除去器905を経た水素ガス等は発電セル907の燃料極に供給され、発電セル907の酸素極には空気が供給され、発電セル907における電気化学反応により電気エネルギーが生成される。
CH3OH+H2O→3H2+CO2・・・(1)
2+CO2→H2O+CO・・・(2)
2CO+O2→2CO2・・・(3)
DC/DCコンバータ908は発電セル907により生成された電気エネルギーを適切な電圧に変換したのちに電子機器本体1000に供給する機能の他に、発電セル907により生成された電気エネルギーを2次電池909に充電し、発電セル907や複合型マイクロ反応装置903等が動作していない時に、2次電池909に蓄電された電気エネルギーを電子機器本体1000に供給する機能も果たせるようになっている。制御部910は気化器902、複合型マイクロ反応装置903、発電セル907を運転するために必要な図示しないポンプやバルブ類、ヒータ類のほか、流体機器1やDC/DCコンバータ908等を制御し、電子機器本体1000に安定して電気エネルギーが供給されるような制御を行う。
ここで、発電セル907の燃料極に供給された水素ガスは全てが反応しない方が高効率であり、残留した水素ガスは燃焼器906に供給される。燃焼器906には水素ガスの他に空気が供給され、燃焼器906内において水素ガスが触媒により酸化され、燃焼熱が発生する。燃焼器906で発生した熱によって改質器904が加熱される。
なお、図7では、第1実施形態における流体機器1を用いているが、第2実施形態における流体機器101を用いても良い。
また、上記各実施形態では、送液機構として原理的に気体の発生する電気浸透流ポンプを含む構成で説明したが、別の送液機構、例えば、圧電アクチュエータ等を用いる機械的に動作するポンプにおいても、振動や温度変化等の原因で溶けていた気体が発生したり、気体が混入したりする場合があり、同様に適用することができる。
第一実施形態における流体機器の上面図である。 第一実施形態における流体機器の縦断面図である。 第二実施形態における流体機器の斜視図である。 第二実施形態における流体機器の斜め上から見た分解斜視図である。 第二実施形態における流体機器の斜め下から見た分解斜視図である。 第二実施形態における流体機器の縦断面図である。 流体機器を用いた発電装置と、その発電装置を用いた電子機器のブロック図である。
符号の説明
1、101 流体機器
2、102 ハウジング(流路構造)
3、103 電気浸透材
4、104 親水性膜(気体遮断材)
5、105 疎水性膜(液体遮断材)
6、106 水素燃焼触媒(触媒)
7、107 不燃性網
23、123 吸入孔
25、125 排気孔
26、126 排出孔
39、139 電気浸透流ポンプ(送液機構)
60、160 下流部構造
900 発電装置
1000 電子機器本体

Claims (13)

  1. 液体の流れる流路が形成され、前記流路の外から前記流路の中途部に通じる排気孔が形成された流路構造と、
    液体遮断性及び気体透過性を有し、前記排気孔に設けられた液体遮断材と、
    前記液体遮断材よりも外側において前記排気孔に設けられた触媒と、を備えることを特徴とする流体機器。
  2. 液体の流れる曲げられた流路が形成され、前記流路の屈曲部よりも上流側の流体の流れる方向に前記屈曲部から前記流路の外に通じた排気孔が形成された流路構造と、
    液体遮断性及び気体透過性を有し、前記排気孔に設けられた液体遮断材と、を備えることを特徴とする流体機器。
  3. 前記排気孔よりも上流側において前記流路に配置され、前記流路を上流側と下流側に仕切る送液機構を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の流体機器。
  4. 前記送液機構は電気浸透材の両面に電極が設けられてなる電気浸透流ポンプであることを特徴とする請求項3に記載の流体機器。
  5. 前記液体遮断材の表面の法線方向が前記送液機構の主送液方向に対して平行であることを特徴とする請求項3又は4に記載の流体機器。
  6. 前記触媒よりも外側において前記触媒を覆った不燃性網を更に備えることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の流体機器。
  7. 前記排気孔よりも下流側において前記流路に配置され、前記流路を上流側と下流側に仕切り、液体透過性及び気体遮断性を有する気体遮断材を更に備えることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の流体機器。
  8. 前記気体遮断材の表面の法線方向が前記液体遮断材の表面の法線方向とずれていることを特徴とする請求項7に記載の流体機器。
  9. 請求項1から8の何れか一項に記載の流体機器を備え、
    前記流体機器により燃料を送液し、その送液される燃料により発電を行うことを特徴とする発電装置。
  10. 請求項9に記載の発電装置と、
    前記発電装置によって発電された電気により動作する電子機器本体と、を備えることを特徴とする電子機器。
  11. 液体を流す送液機構よりも下流側の下流部構造において、
    前記送液機構よりも下流側の液体の流れる流路が形成され、前記流路の外から前記流路の中途部に通じる排気孔が形成された流路構造と、
    液体遮断性及び気体透過性を有し、前記排気孔に設けられた液体遮断材と、
    前記液体遮断材よりも外側において前記排気孔に設けられた触媒と、を備えることを特徴とする下流部構造。
  12. 前記触媒よりも外側において前記触媒を覆った不燃性網を更に備えることを特徴とする請求項11に記載の下流部構造。
  13. 前記排気孔よりも下流側において前記流路に配置され、前記流路を上流側と下流側に仕切り、液体透過性及び気体遮断性を有する気体遮断材を更に備えることを特徴とする請求項11又は12に記載の下流部構造。
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