JP2008237518A - 生体信号検出装置 - Google Patents

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恒春 河西
Toshiyuki Kawakami
俊行 川上
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Abstract

【課題】従来の生体信号検出装置は、センサの間欠動作による影響により、センサの受光部の出力信号の振幅が大きくなり、結合コンデンサを通した後、信号の欠落が起こるという問題があった。
【解決手段】生体信号を検出するセンサと、センサからの信号の低周波成分を除去する結合コンデンサと、結合コンデンサからの信号を処理する信号処理手段とからなる生体信号検出装置において、センサからの信号に代わる擬似信号を生成する擬似信号生成手段と、擬似信号生成手段からの信号を信号処理手段に出力させるようにする信号切替手段と、信号切替手段とセンサを制御する制御信号を出力する制御信号生成手段とを設ける構成とする。このような構成にすることで、センサの間欠駆動を行っても、信号の欠落や消失を防ぐことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、センサを用いて取得した生体信号の処理装置に関する。
センサを用いて生体信号を取得し、その信号から生体に関する情報を得ようとする場合、通常は、センサ出力信号の微少な変化を捉えるために増幅回路を使用する。このとき、センサ出力信号を増幅回路の入力および増幅後の出力適正範囲に収めるため、センサと増幅回路との間に結合コンデンサを入れるということがしばしば行われる。
この結合コンデンサは、センサ出力信号のDC(直流)成分を除去し、センサ出力信号の中心を増幅回路のアナログ基準電圧に略位置づけるという働きをする。増幅回路は、アナログ基準電圧を中心に信号増幅を行うが、結合コンデンサでDC成分を除去された信号は、アナログ基準電圧とのずれが少なく、増幅を行ってもずれを増幅することによる増幅回路出力の飽和を防ぐことができる。
ここでいうアナログ基準電圧とは、アナログ信号を増幅したり、AD変換する場合の基準となる信号である。一般的には、増幅器やAD変換器の駆動電圧の1/2の電圧を用いることが多い。
また、AD変換器の入力信号に対しても、入力信号の中心をアナログ基準電圧に略位置づけるという効果が同様に得られる。
AD変換とは、アナログ信号をデジタル信号に変換することをいう。また、AD変換器とは、仕様や用途によりさまざまな構成が知られているが、逐次比較形や二重積分形などが良く知られている。
[従来技術の詳細な説明:図17、図18]
従来知られている一般的な技術を図17および図18を使って説明する。図17は、一般的な光電式センサの回路図である。図17において、171,175は抵抗、172は発光素子であるLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)、173はFET(Field Effect Transistor:電界効果トランジスタ)、174は受光素子であるフォトトランジスタ、176は結合コンデンサ、1700は発光部、1710は受光部である。VCCは電源のプラス側駆動電圧を示しており、例えば、数Vの電圧を有している。GNDはグランド電位を示しており、例えば、0Vである。
発光部1700において、FET173がオンしている状態では、抵抗171を通してLED172に電流が流れ、LED172が発光する。ここで、FET173は、ゲート端子173GがGNDレベルのときオフ、VCCレベルのときオン状態となるという機能を持つ。受光部1710のフォトトランジスタ174は、LED172が発する光を受光するとオンし、抵抗175を通して受光量に応じた電流を流す。これにより、結合コンデンサ176の入力端子176Nには電流に応じた電圧が発生する。
このような光電センサは、指,耳,手首などの血管上に押し当てることにより、脈波信号を得る心拍計のセンサとして用いられている。
図18はこうして得られた脈波信号を表している。図18において、181はVCCレベル、182はアナログ基準電圧、183はGNDレベル、W181は入力端子176Nの波形、W182は出力端子176Uの波形である。
図18(a)は、結合コンデンサ176を通す前の入力端子176Nにおける信号の波形を表し、図18(b)は、結合コンデンサ176を通した後の出力端子176Uにおける信号の波形を表している。
図18(a)において、受光部1710の結合コンデンサ176の入力端子176Nの波形W181は、電源のプラス側駆動電圧であるVCCレベル181とアナログ基準電圧182との間に位置している。
図18(b)において、結合コンデンサ176の出力端子176Uの波形W182は、結合コンデンサ176によりDC成分を除去され、信号の中心がアナログ基準電圧182付近に位置付けられることになる。アナログ信号の処理においては、信号の中心がアナログ基準電圧付近に位置するように、処理する信号の周波数や成分などを考慮し、結合コンデンサの容量値を調整するのが一般的である。
さて、このように結合コンデンサを使って増幅回路への入力を行っている技術は多くの提案を見るものである(例えば、特許文献1参照。)。
次に特許文献1に示した従来技術を説明する。図19は、特許文献1に示した従来技術を説明しやすいようにその主旨を逸脱しない程度に書き直した図である。図19において、191はゲイン調整付アンプ、192は結合コンデンサ、193は全波整流回路、194は平均化回路である。
図19に示すように、特許文献1に示した従来技術では、センサから送られてくる情報に対応する電気信号を出力する回路に上述の結合コンデンサを用いた増幅回路が用いられている。
センサ出力S191をゲイン調整付アンプ191で増幅した信号S192を、結合コンデンサ192を通してDC成分を除去し、信号S193として出力する。これを、全波整流回路193へ入力している。さらに、全波整流回路193の出力S194は、平均化回路194に送られ、センサからの情報に対応するDC信号S195を出力するように構成されている。
特表2005−507083号公報(第14頁、第14図)
ところで、生体信号、例えば、脈波を検出するためのセンサとしては、皮膚に伝播する脈波によって生じる抵抗値の変化や振動を検出する電極式センサ、光を用いて脈波を検出する光電式センサ、超音波を用いて脈波を検出する超音波センサなどが知られている。
近年、脈波を検出して、そこから得られる情報を健康管理やダイエット運動に反映する習慣が浸透しており、脈波を検出するための測定装置も小型化されている。そのような測定装置では、上述のような様々なセンサを用いているが、中でも光電式センサは広く用いられている。
この光電式センサは、その駆動に大きい駆動電流が必要であるが、先の理由によって測定装置の小型化が進んでいるため、測定装置を電池駆動する場合が多くなっている。
このような大きい駆動電流が必要なセンサを電池駆動の小型の機器で使用する際は、センサの間欠駆動を行うことにより消費電流を抑えることが行われている。
しかしながら、特許文献1に示した従来技術のような結合コンデンサを使ってセンサ出力信号を伝達する構成の場合、間欠駆動でセンサをオンオフすることにより、センサ出力信号が電源電圧のマイナス側であるGNDレベルと本来のセンサ出力電圧との間で変化す
ることとなり、結合コンデンサからの信号の中心が、本来の検出したい変化領域のレベルとは異なるレベルに移動することになる。
その結果、本来検出したい変化領域が増幅回路やAD変換器の入力の適正範囲を外れてしまうといった問題がある。
また、適正範囲内に収まったとしても、検出したい変化領域が適正範囲の境界付近に移動することになり、さらにこの信号を増幅する必要がある場合は、増幅回路の出力信号が飽和してしまい、検出したい変化領域を全く含まなくなるといった問題がある。
[課題の詳細な説明:図17〜図20]
図を用いて詳述する。図19に示した特許文献1に示した従来技術図のセンサに、図17に示した一般的な光電式センサを用いる例を元に説明する。図20は、FET173をオンオフさせたときの信号の波形を表しており、図20(a)は、結合コンデンサ176の入力端子176Nの波形W201、図20(b)は、出力端子176Uの波形W202を示している。
FET173がオンすると、LED172が発光し、フォトトランジスタ174が受光量に応じてオンし、相応する電流がGNDに向かって流れる。これにより、結合コンデンサ176の入力端子176Nには、電圧VNが発生する。
FET173がオフすると、LED172が消灯し、フォトトランジスタ174がオフする。これにより、結合コンデンサ176の入力端子176Nは、GNDレベル203である電圧VFとなる。
例えば、FET173がオンし続けた状態で結合コンデンサ176の入力端子176Nに図18(a)における波形W181が入力されるような条件を考えたとき、制御信号S11のHighの部分はVCCレベル201、Lowの部分はGNDレベル203を表すものとすると、FET173のゲート端子173Gに制御信号S11を入力すると、FET173はオンオフを繰り返し、結合コンデンサ176の入力端子176Nには、波形W201で示すような波形が入力される。ここで、制御信号S11と波形W201との間に引かれた細線はFET173のオフのタイミング、点線はオンのタイミングをそれぞれ表している。
その結果、結合コンデンサ176の出力端子176Uは、波形W201のDC成分が除去されることにより、波形W202で表すような波形を出力する。しかし、図20(b)に示したように、DC成分除去による信号のシフトで波形W202のAで示した部分がVCCレベル201を越えてしまうことになる。
これでは、A部の信号が欠落することになり、正確な信号を伝達することができない。さらに、この波形W202を増幅する必要がある場合、本来必要とされる信号が全く消失してしまうということも起こりえる。
特許文献1に示した従来技術においては、結合コンデンサ192の前段であるセンサおよびゲイン調整付アンプ191のオンオフについては触れられていないが、この技術を用いて測定装置を構成すると、消費電流を抑える必要が生じることは間違いなく、低消費電力化のためセンサおよびゲイン調整付アンプ191の電源をオンオフすることになった場合には上述の問題の発生は避けられない。
そこで、本発明は従来の問題を解決し、センサの間欠駆動によるセンサ出力信号への影響を軽減し、増幅回路やAD変換器の適正範囲を外れない信号を出力し、高い増幅率で増幅しても必要とされる信号が消失しない信号を出力する生体信号検出装置を提供することを目的とする。
上記した目的を達するため、本発明の生体信号検出装置は、以下に記した構成を採用するものである。
生体信号を検出するセンサと、センサからの信号の低周波成分を除去する結合コンデンサと、結合コンデンサからの信号を処理する信号処理手段とからなる生体信号検出装置において、
センサからの信号に代わる擬似信号を生成する擬似信号生成手段と、センサからの信号と擬似信号とを入力する信号切替手段と、センサと信号切替手段とを制御する制御信号を出力する制御信号生成手段とを有し、信号切替手段は、センサからの信号と擬似信号とを切り替えて、どちらか一方の信号を結合コンデンサに送ることを特徴とする。
これにより、センサがオフされた時点で、結合コンデンサに擬似信号生成手段で作られたアナログ基準電圧が供給されるので、センサ出力信号の信号レベルが電源電圧のマイナス側であるGNDレベルにまで下がるといった大きな変動を及ぼさない。従って、結合コンデンサからの出力信号レベルは、実際のセンサ出力信号とアナログ基準電圧間での変化となり、間欠駆動の影響が大幅に軽減された信号となる。
また、間欠駆動でセンサをオンオフしても、センサの出力信号が大きく影響を受け増幅回路やAD変換器の適正範囲を外れることがない信号が得られる。さらに、信号の中心とアナログ基準電圧とのずれを小さく抑えることができるため、増幅回路で増幅してもずれを増幅することによる飽和を防ぐことができ、必要とされる信号をより高い増幅率で増幅できるようになる。これは、信号の量子化が必要な場合に、AD変換器の変換範囲を無駄なく使用でき、高分解能で検出できる、といった効果をもたらす。
制御信号生成手段からの制御信号は、センサを制御する第1制御信号と、擬似信号生成手段を制御する第2制御信号とからなることを特徴とする。
これにより、センサのオンオフと、擬似信号とセンサ出力信号の切り替えタイミングを別々に制御することができ、センサの応答速度と信号切替手段の応答速度が大きく異なる場合の過渡状態の影響を低減させることができる。
信号切替手段は、センサからの信号を切断する回路であることを特徴とする。
これにより、センサがオフされた時点で、擬似信号生成手段から出力される電圧が結合コンデンサに供給されるので、センサ出力信号の信号レベルが電源電圧のマイナス側であるGNDレベルにまで下がるといった大きな変動を及ぼさない。従って、コンデンサ出力信号の振幅が、センサ出力信号と略同じとなり、信号の中心は、略アナログ基準電圧と同じレベルとなる。
センサからの信号の電圧を学習する電圧学習手段を設け、擬似信号生成手段は、電圧学習手段からの信号により制御されることを特徴とする。
これにより、擬似信号と実際のセンサ出力信号の差を極力小さくすることができ、センサオンオフときの信号切替による影響をさらに軽減することができる。
本発明によれば、センサを間欠駆動のためオンオフしても結合コンデンサからの信号の中心がアナログ基準電圧付近に位置づけられ、信号処理手段の適正範囲から外れることが
ない信号を得ることができる。
これにより、結合コンデンサからの信号を高い増幅率で増幅することができ、高分解能で検出することができる。また、容易にセンサの間欠駆動が実現できるため、測定装置の低消費電力化を図れる。
以下、本発明の生体信号検出装置について図を用いて詳細に説明する。複数の図面を用いて説明するが、各図において同一の構成要素および信号には、同一の符号を付している。
[第1の実施形態の構成の説明:図1]
まず、図1を用いて本発明の生体信号処理装置の第1の実施形態の構成および動作を説明する。図1において、11は生体信号を検出するセンサである。12は信号切替手段である。13は擬似信号生成手段である。14は制御信号生成手段である。15は結合コンデンサである。16は信号処理手段である。
センサ11の出力信号は、信号切替手段12に入力している。これをセンサ出力信号S13という。擬似信号生成手段13からの出力信号も、信号切替手段12に入力している。これを擬似信号S14という。制御信号生成手段14からの出力信号は、センサ11および信号切替手段12に入力している。これを制御信号S11という。信号切替手段12からの出力信号は、結合コンデンサ15の一方の端子に入力している。これをコンデンサ入力信号S15という。結合コンデンサの他方の端子からの信号は、信号処理手段16に入力している。これをコンデンサ出力信号S16という。
信号処理手段16は、コンデンサ出力信号S16を、本発明の生体信号検出装置に接続される外部装置に対して使いやすい信号として出力する。これを処理信号S17という。
[第1の実施形態の動作の説明:図1]
次に、本発明の生体信号検出装置における第1の実施形態の動作について説明する。
センサ11は、制御信号S11の信号レベルにより、動作のオンオフが制御される。擬似信号生成手段13は、センサ11がオフしてセンサ出力信号S13が出力されないとき、代わりとして結合コンデンサ15へ出力される擬似信号S14を生成する。
信号切替手段12では、制御信号S11の信号レベルにより、信号切替手段12の出力信号であるコンデンサ入力信号S15にセンサ出力信号S13を出力させるか、擬似信号S14を出力させるかを選択する。
信号切替手段12は、センサ11の動作がオンしているときにセンサ出力信号S13を選択、オフしているときに擬似信号S14を選択するというように構成している。
信号切替手段12の出力信号S15は、結合コンデンサ15によりDC成分を除去され、信号処理手段16に入力される。
信号処理手段16では、増幅器による信号増幅、AD変換器による量子化、または、全波整流器による整流など、様々な処理が行われる。
これにより、本発明の生体信号検出装置からの信号は、その信号を利用する外部装置において、望まれる形態や、外部装置がより使いやすい形態とすることができる。
[第2の実施形態の構成の説明:図2]
本発明の生体信号検出装置は、図1に示す構成に限定されない。次に、図2を用いて、本発明における第2の実施形態についての詳細な構成および動作を説明する。図2において、24は制御信号生成手段である。
本発明の第2の実施形態における特徴は、制御信号生成手段24が、第1制御信号S21および第2制御信号S22を出力することである。第1制御信号S21は、センサ11に入力し、第2制御信号S22は、信号切替回路12に入力している。その他の構成は、すでに説明した実施形態の構成と同様である。
[第2の実施形態の動作の説明:図2]
次に、本発明における第2の実施形態の動作について説明する。センサ11は、制御信号S21の信号レベルにより、動作のオンオフが制御される。擬似信号生成手段13は、センサ11がオフしてセンサ出力信号S13が出力されないとき、代わりとして結合コンデンサ15へ出力される擬似信号S14を生成する。
信号切替手段12では、制御信号S22の信号レベルにより、信号切替手段12の出力信号S15にセンサ出力信号S13を出力させるか、擬似信号S14を出力させるかを選択する。
信号切替手段12は、センサ11の動作がオンしているときにセンサ出力信号S13を選択、オフしているときに擬似信号S14を選択するというように構成している。
このような構成にすることによって、制御信号生成手段24から第1制御信号S21と第2制御信号S22とを出力させ、センサ11と信号切替手段12とを独立して制御することにより、センサ11の応答速度と信号切替手段12の応答速度との差が大きい場合の影響を低減することができる。
信号切替手段12の出力信号S15は、結合コンデンサ15によりDC成分を除去され、信号処理手段16に入力される。信号処理手段16では、増幅器による信号増幅、AD変換器による量子化、または、全波整流器による整流など、様々な処理が行われる。
これにより、本発明による生体信号検出装置からの信号は、その信号を利用する外部装置において、望まれる形態や、外部装置がより使いやすい形態とすることができる。
[第3の実施形態の構成、ブロック図の説明:図3]
次に、本発明の生体信号検出装置のさらに異なる構成を説明する。図3を用いて、本発明の生体信号検出装置における第3の実施形態についての詳細な構成および動作を説明する。31は電圧学習手段、33は擬似信号生成手段である。
本発明の第3の実施形態における特徴は、電圧学習手段31を備えていることである。第3の実施形態において、センサ出力信号S13は、信号切替手段12だけでなく、電圧学習手段31にも入力している。電圧学習手段31からの出力信号は、擬似信号生成手段33に入力している。これを学習信号S31という。その他の構成は、すでに説明した実施形態の構成と同様である。
[第3の実施形態の動作の説明:図3]
次に、本発明における第3の実施形態の動作について説明する。センサ11は、制御信号S11の信号レベルにより、動作のオンオフが制御される。電圧学習手段31は、センサ11の動作がオンし、センサ出力信号S13が出力されている状態において、センサ出力信号S13の電圧特性を学習する。ここでいうセンサ出力信号S13の電圧特性とは、センサ出力信号S13の電圧の平均値、電圧の実効値、最大値と最小値の電圧などを表す。もちろん、センサ出力信号S13の電圧特性は、これに限定されるものではなく、センサ出力信号S13の電圧に関するものであればよい。
電圧学習手段31は、学習したセンサ出力信号S13の電圧特性に従い、擬似信号生成
手段33に対し、学習信号S31を出力する。
擬似信号生成手段33は、学習信号S31に従い、センサ11がオフしてセンサ出力信号S13が出力されないとき、代わりとして結合コンデンサ15へ出力される擬似信号S14を生成する。
擬似信号生成手段33は、学習信号S31を基に擬似信号S14を生成するため、より、センサ出力信号S13の代替に適した擬似信号S14を生成することができる。
信号切替手段12では、制御信号S11の信号レベルにより、信号切替手段12の出力信号であるコンデンサ入力信号S15にセンサ出力信号S13を出力させるか、擬似信号S14を出力させるかを選択する。信号切替手段12は、センサ11の動作がオンしているときにセンサ出力信号S13を選択、オフしているときに擬似信号S14を選択するというように構成している。
コンデンサ入力信号S15は、結合コンデンサによりDC成分を除去され、コンデンサ出力信号S16として信号処理手段16に入力される。信号処理手段16では、増幅器による信号増幅、AD変換器による量子化、または、全波整流器による整流など、様々な処理が行われる。
これにより、本発明による生体信号検出装置からの信号は、その信号を利用する外部装置において、望まれる形態や、外部装置がより使いやすい形態とすることができる。
第3の実施形態では、制御信号生成手段14を第1の実施形態と同じく制御信号S11を出力するものとして説明したが、これに限定するものではなく、第2の実施形態で説明した制御信号生成手段24に置き換えた構成としてもよいことは言うまでもない。
また、第1および第2の実施形態において、制御信号生成手段14が擬似信号生成手段13をも制御、第3の実施形態において、制御信号生成手段14が擬似信号生成手段33をも制御するようにしてもよい。
例えば、センサ11の動作がオンしているときには、擬似信号S14は必要ないため、制御信号生成手段14からの制御により、第1および第2の実施形態の擬似信号生成手段13、または第3の実施形態の擬似信号生成手段33の動作をオフすることができる。これにより、さらなる低消費電力化を図ることができる。
以上が全体の動作説明であるが、引き続き、センサ11,信号切替手段12,擬似信号生成手段13,制御信号生成手段14,結合コンデンサ15,信号処理手段16についての、本発明の生体信号検出装置における回路例および動作を説明する。
[センサの説明:図4]
まず、センサ11の構成例および動作を説明する。本発明の生体信号検出装置に用いるセンサ11は、光電式センサを用いて脈波波形を取得する場合を例にして説明する。もちろん、生体信号を取得するためのセンサとしては、他にも皮膚に伝播する脈波によって生じる抵抗値の変化や振動を検出する電極式センサや超音波を用いて脈波を検出する超音波センサなどがあり、どのようなセンサを用いてもよいことは言うまでもない。
そして、このセンサ11の例は、すでに説明した第1から第3の実施形態で用いることができる。
図4は、センサ11の構成例および動作例を説明する図であって、図4(a)は、光電式センサの回路例、図4(b)は、光電式センサの動作波形例である。図4(a)におい
て、400は光電式センサの発光部を表す。41は抵抗、42はLED、43はFET、43GはFET43のゲート端子である。ここで、FET43は、ゲート端子43GがGNDレベルのときにオフ、VCCレベルのときにオン状態となるNチャンネルMOS(Metal Oxide Semiconductor)FETとする。
410は、光電式センサの受光部を表す。44はフォトトランジスタ、44Eはフォトトランジスタ44のエミッタ端子、45は抵抗である。VCCは電源のプラス側駆動電圧を示しており、例えば、数Vの電圧を有している。GNDはグランド電位を示しており、例えば、0Vである。
図4(b)において、46は、VCCレベルである。47は、アナログ基準電圧である。48は、GNDレベルである。なお、区間Pについては後述する。
発光部400において、FET43のゲート端子43GにVCCレベルが入力されると、FET43がオンし、抵抗41を通してLED42に電流が流れ、LED42が発光する。受光部410のフォトトランジスタ44は、LED42が発する光を受光するとオンし、抵抗45を通してGNDに向かって受光量に応じた電流を流す。これにより、エミッタ端子44Eには電流に応じた電圧が発生し、センサ出力信号S13として出力される。
また、ゲート端子43GにGNDレベルが入力されると、FET43Gがオフし、LED42が消灯し、フォトトランジスタ44もオフ状態とる。これにより、エミッタ端子44Eは、抵抗45の作用により、GNDレベルとなり、センサ出力信号S13として出力される。
これにより、制御信号S11のHighの部分はVCCレベル46、Lowの部分はGNDレベル48を表すものとすると、制御信号S11のような波形をゲート端子43Gに入力すると、FET43がオンオフを繰り返すことにより、フォトトランジスタ44のエミッタ端子44Eに出力されるセンサ出力信号S13は、波形W41のような波形となる。ここで、制御信号S11と波形W201の間に引かれた細線はFET173のオフのタイミング、点線はオンのタイミングをそれぞれ表している。
図4に示す例では、センサ11のオンオフを制御する機能を、発光部400にのみ持たせたが、受光部410側に持たせたり、発光部400と受光部410両方に持たせてもよい。
また、センサ11のオンオフを制御する素子として、FETを使用したが、アナログスイッチ、トランジスタなどのように電流の流れを制御できる素子であればよく、FETに限定されるものではない。
次に、本発明の生態信号検出装置に用いる信号切替手段,擬似信号生成手段,制御信号生成手段,信号処理手段の構成例と動作を説明するが、これらを第1の実施形態に用いる場合を例にして説明する。同時に、第1の実施形態の動作の詳細を説明する。
[信号切替手段および擬似信号生成手段の説明1:図5〜図7]
まず、本発明の生態信号検出装置に用いる信号切替手段12および擬似信号生成手段13の構成例および動作、そしてこれらの構成を用いたときにおける結合コンデンサ15の動作について図5,図6,図7を用いて説明する。
図5は、本発明の生体信号検出装置の信号切替手段12の回路例を示す。図6は、擬似信号生成手段13の回路例を示す。図7は、図5,図6に示す構成で本発明の生体信号検
出装置を構成したときの動作を説明するための図であって、制御信号S11、コンデンサ入力信号S15およびコンデンサ出力信号S16の波形図である。
図5において、51はアナログスイッチである。51Nはアナログスイッチ51の入力端子、51Uはアナログスイッチ51の出力端子、51Cはアナログスイッチの制御端子である。
アナログスイッチ51は、制御端子51CにVCCレベルが入力されると入力端子51Nと出力端子51Uとの間がオンし、GNDレベルが入力されるとオフするという働きを持っている。特に限定しないが、トランスミッションゲート回路で構成することができる。
アナログスイッチ51の入力端子51Nには、フォトトランジスタ44のエミッタ端子44Eが接続されることにより、センサ出力信号S13が入力される。出力端子51Uは、結合コンデンサ15に接続される。
つまり、出力端子51Uからは、コンデンサ入力信号S15が出力される。制御端子51Cには、制御信号生成手段14からの制御信号S11が入力される。
図6において、61はコンデンサである。61Uはコンデンサ61の出力端子である。
コンデンサ61の出力端子61Uは、アナログスイッチ51の出力端子51Uと結合コンデンサ15の一方の端子とに接続されている。
すなわち、コンデンサ61の出力端子61Uもコンデンサ入力信号S15を出力することになる。コンデンサ61の他方の端子は、GNDに接続されている。
図7を用いて動作について説明する。図7(a)は、本発明の生体信号検出装置における動作を説明するための波形図であって、制御信号S11、コンデンサ入力信号S15の波形を示している。図7(b)は、コンデンサ出力信号S16の波形を示している。なお、区間Pについては後述する。
すでに説明したように、アナログスイッチ51は、制御端子51CがVCCレベル71の場合オンし、GNDレベル73の場合オフなので、制御端子51CがVCCレベル71となると、入力端子51Nと出力端子51Uが接続状態となり、センサ出力信号S13の電位がコンデンサ61に蓄積される。そして、制御端子51CがGNDレベル73となると、アナログスイッチ51がオフするため、コンデンサ61の電位は、オフする直前の電位を保持することになる。
図7(a)は、制御端子51Cに制御信号S11を入力した場合のコンデンサ入力信号S15の波形を示す。ここで、制御信号S11のHighの部分はVCCレベル71、Lowの部分はGNDレベル73を表している。
制御信号S11がVCCレベル71のとき、アナログスイッチ51がオン状態となるため、コンデンサ入力信号S15の電位は、図7(a)のT71部に示すように、センサ出力信号S13と同様に変化する。
次に、制御信号S11がGNDレベル73になると、アナログスイッチ51がオフし、図7(a)のT72部に示すように、直前の電圧が保持される。
この動作を繰り返すことにより、コンデンサ入力信号S15は、波形W71に示すような波形となる。ここで、波形W71と制御信号S11とを結ぶ細線はアナログスイッチ51がオフするタイミング、点線はオンするタイミングをそれぞれ表している。
本発明の効果により、図7(a)の波形W71に示すように、本発明の生体信号検出装置に用いる信号切替回路12より出力されるコンデンサ入力信号S15は、VCCレベル
71とアナログ基準電圧72との間に位置しており、ほぼ、元のセンサ出力信号S13と同じ振幅を維持することになる。
ここでいうアナログ基準電圧とは、アナログ信号を増幅したり、AD変換する場合の基準となる信号である。一般的には、増幅器やAD変換器などの回路の駆動電圧の1/2の電圧を用いることが多い。以後の説明においても、アナログ基準電圧とは、回路の駆動電圧の1/2の電圧とする。
結合コンデンサ15に、このコンデンサ入力信号S15を通すことにより、図7(b)の波形W72がコンデンサ出力信号S16として出力される。本発明の生体信号検出装置によるコンデンサ入力信号S15が、センサ出力信号S13とほぼ同じ振幅を維持することにより、コンデンサ出力信号S16の中心は、ほぼアナログ基準電圧に位置づけられることになる。これにより、コンデンサ出力信号S16は、信号の欠落を起こすことなく、後述する信号処理手段16に伝達されることになる。
[信号切替手段および擬似信号生成手段の説明2:図8〜図10]
次に、本発明の生態信号検出装置に用いる信号切替手段12および擬似信号生成手段13の異なる構成例および動作、そしてこれらの構成を用いたときにおける結合コンデンサ15の動作について図8,図9,図10を用いて説明する。
図8は、本発明の生体信号検出装置の信号切替手段12の異なる回路例を示す。図9は、擬似信号生成手段13の異なる回路例を示す。図10は、図8,図9に示す構成で本発明の生体信号検出装置を構成したときの動作を説明するための図であって、制御信号S11、コンデンサ入力信号S15およびコンデンサ出力信号S16の波形図である。
図8において、81は第1アナログスイッチである。81Nは第1アナログスイッチ81の入力端子、81Uは第1アナログスイッチ81の出力端子、81Cは第1アナログスイッチ81の制御端子である。82は第2アナログスイッチである。82Nは第2アナログスイッチ82の入力端子、82Uは第2アナログスイッチ82の出力端子、82Cは第2アナログスイッチ82の制御端子である。83はインバータである。83Nはインバータ83の入力端子、83Uはインバータ83の出力端子である。
第1アナログスイッチ81は、制御端子81CにVCCレベルが入力されると入力端子81Nと出力端子81Uの間がオンし、GNDレベルが入力されるとオフするという働きを持っている。特に限定しないが、トランスミッションゲート回路で構成することができる。
第1アナログスイッチ81の入力端子81Nには、図4におけるフォトトランジスタ44のエミッタ端子44Eが接続されることにより、センサ出力信号S13が入力される。出力端子81Uは、結合コンデンサ15に接続される。
つまり、出力端子81Uからは、コンデンサ入力信号S15が出力される。制御端子81Cには、図1における制御信号生成手段14からの制御信号S11が入力される。
第2アナログスイッチ82は、第1アナログスイッチ81と同様の働きを持っている。入力端子82Nは、図1における擬似信号生成手段13の出力である擬似信号S14が入力される。また、第2アナログスイッチ82の出力端子82Uは、第1アナログスイッチ81の出力端子81Uに接続されている。制御端子82Cには、インバータ83の出力端子83Uが接続される。
インバータ83の入力端子83Nは、第1アナログスイッチ81の制御端子81Cに接続されており、制御信号S11が入力される。インバータ83は、入力された制御信号S
11を反転して出力するという働きを持つ。特に限定しないが、CMOS(Complementary MOS)インバータ回路で構成することができる。
これにより、制御信号S11がVCCレベルのとき、第1アナログスイッチ81がオン、第2アナログスイッチ82がオフする。つまり、センサ出力信号S13がコンデンサ入力信号S15として出力される。
制御信号S11がGNDレベルのとき、第1アナログスイッチ81はオフ、第2アナログスイッチ82がオンする。つまり、擬似信号S14がコンデンサ入力信号S15として出力されることになる。
図9において、91はオペアンプである。91Pはオペアンプ91のプラス側入力端子、91Mはオペアンプ91のマイナス側入力端子、91Uはオペアンプ91の出力端子である。92,93は抵抗である。
抵抗92,93は、VCCとGNDとの間に直列に接続してあり、この抵抗間の接続点は、オペアンプ91のプラス側入力端子に接続している。オペアンプ91の出力端子91Uは、オペアンプ91のマイナス側入力端子91Mに接続している。
図9に示す擬似信号生成手段13の回路例は、電圧フォロア回路として構成されている。
オペアンプ91のプラス側入力端子91Pには、抵抗92,93の抵抗値の比に従った電圧が入力される。例えば、VCCが3.0Vであり、抵抗92,93がともに10kΩであるとすると、プラス側入力端子91Pの電圧は、1.5Vとなる。
電圧フォロア回路は、電圧を変えずに出力インピーダンスを変えるため、出力端子91Uからは、電圧1.5Vで、より出力インピーダンスが低い信号が、擬似信号S14として出力される。
図9に示す擬似信号生成手段13の回路例は、電圧フォロア回路を説明したが、これに限定せず、例えば、電圧レギュレータや低電圧ダイオードなどの定電圧を作り出す回路であればよい。また、アナログ基準電圧を使用することもできる。この場合、アナログ基準電圧を生成する回路が擬似信号生成手段13となる。
図10を用いて動作について説明する。図10(a)は、本発明の生体信号検出装置における動作を説明するための波形図であって、制御信号S11、コンデンサ入力信号S15の波形を示している。図10(b)は、コンデンサ出力信号S16の波形を示している。
図10において、101はVCCレベルである。102はアナログ基準電圧である。103は、GNDレベルである。W101は、コンデンサ入力信号S15の波形である。W102は、コンデンサ出力信号S16の波形である。S11は、制御信号である。ここで、制御信号S11のHighの部分はVCCレベル101、Lowの部分はGNDレベル103を表している。
制御信号S11がVCCレベル101のとき、第1アナログスイッチ81がオン状態、第2アナログスイッチ82がオフ状態となるため、コンデンサ入力信号S15の電位は、図10(a)のT101部に示すように、センサ出力信号S13と同様に変化する。
次に、制御信号S11がGNDレベル103になると、第1アナログスイッチ81がオフ、第2アナログスイッチ82がオンし、図10(a)のT102部に示すように、アナログ基準電圧が出力される。
この動作を繰り返すことにより、コンデンサ入力信号S15は、波形W101に示すような波形となる。ここで、波形W101と制御信号S11とを結ぶ細線は、第1アナログスイッチ81がオフし、第2アナログスイッチがオンするタイミング、点線は、第1アナ
ログスイッチ81がオンし、第2アナログスイッチがオフするタイミングをそれぞれ表している。
本発明の効果により、図10(a)の波形W101に示すように、本発明の生体信号検出装置に用いる信号切替回路12より出力されるコンデンサ入力信号S15は、VCCレベル101とアナログ基準電圧102との間に位置している。従って、結合コンデンサ15を通したコンデンサ出力信号S16は、信号の一部が欠落するという危険性を、大幅に軽減することができる。
[制御信号生成手段14の説明1:図7,図15]
次に、本発明の生態信号検出装置に用いる制御信号生成手段14の構成例および動作について図15を用いて説明する。
図15(a)は、制御信号生成手段14の回路例である。図15(b)は、制御信号生成手段14の動作を説明するためのフローチャートである。
図15(a)において、151はCPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)である。このCPUは、プログラム用のメモリ、動作用メモリ、汎用タイマ機能、汎用IO端子などを内蔵する一般的なワンチップマイクロコントローラを用いることができる。151AはCPU151が持つ汎用IO端子である。
図15(b)を用いて、図15(a)に示す制御信号生成手段14の動作について説明する。CPU151は、図示しない内蔵のプログラム用メモリからプログラムを読み出し、それに従って動作する。つまり、制御信号生成手段14の動作は、このプログラムの処理により実行される。P151からP154は、制御信号S11を生成するための処理例である。
処理P151は、制御信号S11の出力を開始する処理である。次に、処理P152で、CPU151に内蔵された図示しない汎用タイマを設定し、汎用タイマをスタートさせる。汎用タイマは、例えば、5msに設定する。これにより、汎用タイマは、5ms毎に時間経過を知らせるという動作を行う。ここでいう汎用タイマは、設定された5ms経過すると割り込みを発生して知らせるという機能を持つ。
処理P153では、5msの時間が経過による汎用タイマからの割り込みを待つ。割り込みが起こると、YESの場合は、処理P154を実行する。NOの場合は、割り込みを待つ処理P153に戻る。
処理P154は、制御信号S11を出力する汎用IO端子151Aの出力を反転するという処理であり、これにより、図7(a)に示すような、10ms周期を持つデューティー50%の制御信号S11が生成される。
本発明の生体信号検出装置における第1の実施形態では、制御信号S13は、5ms毎に反転する10ms周期の信号を生成する処理例を示しているが、周期およびデューティーなどの特性に関しては、センサ出力信号S13の特性を考慮して最適化される必要があるため、特に限定されるものではない。
CPU151は、ワンチップマイクロコントローラを用いる例を示したが、もちろん、それに限定しない。特定の周波数を出力する機能を持っていればよいので、ゲートアレイ、FPGA(Field Programmable Gate Array:プログラム可能な集積回路)またはPLD(Programmable Logic Device:論理回路を変更可能な集積回路)などで構成されてもよく、さらに、ディスクリートの回路で構成されても構わない。
[信号処理手段の説明:図16]
次に、本発明の生態信号検出装置に用いる信号処理手段16の構成例および動作について図16を用いて説明する。
図16において、161はオペアンプである。161Pはオペアンプ161のプラス側入力端子、161Mはオペアンプ161のマイナス側入力端子、161Uはオペアンプ161の出力端子である。162,163は抵抗である。162Rは、抵抗162の入力端子である。
オペアンプ161のプラス側入力端子161Pには、結合コンデンサ15からのコンデンサ出力信号S16が入力される。抵抗162の入力端子162Rには、アナログ基準電圧が入力される。抵抗162のもう一方の端子と抵抗163の一方の端子とは、オペアンプ161のマイナス側入力端子161Mに接続されている。また、抵抗163の他方の端子は、オペアンプ161の出力端子161Uに接続されている。出力端子161Uからの出力信号は、処理信号S17である。
図16に示す信号処理手段16の回路例は、反転増幅器である。従って、プラス側入力端子161Pに入力されたコンデンサ出力信号S16は、抵抗162,163の抵抗値の比に従い増幅される。例えば、抵抗162が10kΩ、抵抗163が20kΩであり、コンデンサ出力信号S16の振幅が、1Vであるとすると、本発明の生体信号検出装置における信号処理手段16からの処理信号S17は、振幅が2Vとなる。
これにより、コンデンサ出力信号S16の振幅が微少でも、本発明における効果により、信号が欠落することなしで大きな増幅率で増幅できるため、本発明における生体信号検出装置に接続される外部装置にとって、使いやすい信号を出力することができる。
図16に示す信号処理手段16の回路例は、反転増幅器としたが、もちろんこれに限定されるものではなく、AD変換器や整流器など、信号を外部装置に合わせて変更や調整ができるもの、或いは外部装置にとって使いやすいように信号処理ができるものであればよい。
次に、すでに説明した信号切替手段,擬似信号生成手段,制御信号生成手段,信号処理手段を用いる第2の実施形態および第3の実施形態の動作の詳細を説明する。
[第2の実施形態の詳細説明:図2,図4,図7,図11]
まず、第2の実施形態の動作の詳細は、図2,図4,図7,図11を用いて説明する。第2の実施形態は、センサ11に用いる素子の応答速度と信号切替手段12で使われている素子の応答速度との差が大きい場合に効果を有するものである。このため、第1の実施形態と第2の実施形態の動作とを比較して説明する。
図11(a)は、第1の実施形態におけるセンサ11の応答速度と信号切替手段12の応答速度との差が大きい状態のコンデンサ入力信号S15の詳細波形図である。
信号切替手段12と擬似信号生成手段13とは、図5,図6に示す回路例で構成するものとして説明する。
図11(b)は、第2の実施形態におけるセンサ11の応答速度と信号切替手段12の応答速度との差が大きい場合のコンデンサ入力信号S15の詳細波形図である。
図11において、111はVCCレベルを表す。112はGNDレベルを表す。W41Pは、図4(b)におけるP区間を詳細に表した波形である。
W71Paは、第1の実施形態におけるセンサ11の応答速度と信号切替手段12の応答速度との差が大きい場合、信号切替手段12から出力されるコンデンサ入力信号S15を表した詳細波形図である。これは、図7において、波形W71の区間Pの間を表している。
W71Pbは、第2の実施形態におけるセンサ11の応答速度と信号切替手段12の応答速度との差が大きい場合、第2の実施形態の信号切替手段12から出力されるコンデンサ入力信号S15を表した詳細波形図である。これは、図7において、波形W71の区間Pの間を表している。
S11は、図1に示すように第1の実施形態における制御信号である。S21,S22は、図2に示すように第2の実施形態における第1制御信号,第2制御信号である。ここで、制御信号S11、第1制御信号S21および第2制御信号S22のHighの部分はVCCレベル101、Lowの部分はGNDレベル103を表している。
本発明の生体信号検出装置における第1の実施形態において、制御信号S11が、VCCレベルのとき、コンデンサ入力信号S15は、センサ出力信号S13となり、GNDレベルのとき、GNDレベルとなるということは、すでに説明しているが、図4における受光部410のフォトトランジスタ44の応答速度が遅い場合が考えられる。その場合、制御信号S11がVCCレベル111からGNDレベル112、またはGNDレベル112からVCCレベル111と変化しても、波形W41Pに示すように、実際のセンサ出力信号S13は、区間dに示す時間だけ遅れて変化することになる。
フォトトランジスタ44の応答速度と、信号切替手段12で使われているアナログスイッチ51の応答速度との差が大きい場合、波形W71Paの区間sで、制御信号S11をGNDレベル112にして擬似信号S14を出力させ、信号変化を小さくしていたとしても、再び制御信号S11をVCCレベル111に戻したときに、アナログスイッチ51がオンしたときにはまだセンサ出力信号S13がGNDレベル112にあり、波形W71Paの区間dに示すように、コンデンサ入力信号S15のレベルが、GNDレベル112付近にまで振られてしまうことが考えられる。
従って、応答速度の差が大きく区間dが長い場合は、コンデンサ出力信号S16の欠落がおこる原因となる。
本発明における第2の実施形態では、このように、フォトトランジスタ44の応答速度と、信号切替手段12で使われているアナログスイッチ51の応答速度との差が大きい場合に発生する問題を防ぐため、第1制御信号S21と、第2制御信号S22とを出力する制御信号生成手段24を設ける。
図11(b)において、第2制御信号S22は、第1制御信号S21に比べ、区間dだけ長い時間GNDレベル112を保つように出力される。区間dの時間については、あらかじめ、フォトトランジスタ44および、アナログスイッチ51の特性をデータシートなどで調べるか、または実際の実験による評価により求めておくことができる。
第2制御信号S22のGNDレベル112が、第1制御信号S21より、区間dの時間だけ長いことにより、信号切替手段12は、区間dの間も擬似信号S14を出力することになる。従って、第2制御信号S22がVCCレベル111に変化しアナログスイッチ51がオンしたときには、フォトトランジスタ44は、センサ出力信号S13を出力する状態になっている。これにより、波形W71Pbに示すように、大きな変動がないコンデンサ入力信号S15が得られることになる。従って、コンデンサ出力信号S16が欠落する危険性を大幅に低減することができる。
第2の実施形態における制御信号生成手段24の構成については、特に限定しないが、図15(a)で説明した第1の実施形態のCPU151に、2本の汎用IO端子を持たせ、図15(b)の処理を2系統で行わせるようにしてもよい。
また、ここでの説明では、信号切替手段12および擬似信号生成手段13は、図5,図6に示す回路例で構成するものとして説明したが、図8,図9に示す回路例で構成してもよい。さらに、後述する第3の実施形態にも適用することができるのはもちろんである。
[第3の実施形態の詳細説明:図3,図12,図13,図14]
続いて、第3の実施形態の動作の詳細は、図3,図12,図13,図14を用いて説明する。
図12(a)は、本発明の生体信号検出装置における第3の実施形態の電圧学習手段31の構成例である。図12(b)は、その構成例を用いたときの電圧学習手段31の動作を説明するフローチャートである。
図13は、本発明の生体信号検出装置における第3の実施形態の擬似信号生成手段33の構成例である。
図14(a)は、図12に示す電圧学習手段31の学習信号S31の波形図である。図14(b)は、その学習信号S31から得られた学習電圧S141を表す図である。図14(c)は、コンデンサ入力信号S15の波形図である。図14(d)は、コンデンサ出力信号S16の波形図である。
図12(a)において、121はAD変換器、122はCPU、123はPWM波形生成器である。121NはAD変換器121にアナログ電圧を入力する入力端子、121DはCPU122がAD変換器121から量子化されたデータを受信するインタフェース、122DはCPU122がPWM波形生成器123に指示を送るためのインタフェースである。123UはPWM波形生成器123がPWM信号を出力する出力端子である。
入力端子121Nには、図3におけるセンサ出力信号S13が入力される。出力端子123Uは、図3における擬似信号生成手段33に出力される学習信号S31を出力する。図12(a)における説明では、わかりやすいように、AD変換器121とCPU122とPWM波形生成器123とを別の構成としたが、現在、一般的に知られているワンチップマイクロコントローラは、図示しないCPUコアの周辺機能として、AD変換器121とPWM波形生成器123とが集積化されているものが多く見受けられる。従って、以降の説明では、このようなワンチップマイクロコントローラを用いる場合を例にして説明する。
ここでいう、インタフェース121Dは、内蔵されるAD変換器121を制御するためのレジスタである。また、インタフェース122Dは、内蔵されるPWM波形生成器123を制御するためのレジスタである。
図12(b)に示す処理P121において、センサ出力信号S13の電圧特性の学習が開始されると、AD変換器121は、センサ出力信号S13を処理P122でAD変換し、量子化する。CPU122は、量子化が終了すると、処理123においてAD変換器121よりインタフェース121Dを通して、変換データを取得する。
処理P122から処理P123は、学習時間が経過するまで一定の間隔で行われる。例えば、学習時間は2秒とし、一定の間隔は10msである。
学習時間の2秒経過後、処理P125において、CPU122は、取得したデータの平均値を算出する。これにより、センサ出力信号S13の平均電圧が求められる。
ここで、繰り返し処理の間隔を10msとしたが、これは、処理されるセンサ出力信号S13の特性により設定されるため、自由に変更することができる。
さらに、処理P125では、電圧の平均値を求めたが、平均値に限るものではなく、電圧の実効値、最大値,最小値の電圧など信号の電圧特性を表すものであればよい。
次に、処理P126において、CPU122は、平均電圧に基づき、PWM波形生成器123が出力する信号のデータを作成する。そして、そのデータを処理P127でインタフェース122Dを通してPWM波形生成器に設定することにより、出力端子123Uからは、電圧の平均値に応じたPWM波形が出力される。
図13において、131はオペアンプである。131Pはオペアンプ131のプラス側入力端子、131Mはオペアンプ131のマイナス側入力端子、131Uはオペアンプ131の出力端子である。132は抵抗である。132Rは抵抗132の入力端子である。133はコンデンサである。
抵抗132の入力端子132Rには、電圧学習手段31の出力信号である学習信号S31が入力される。抵抗132のもう一方の端子は、コンデンサ133の一方の端子およびオペアンプ131のプラス側入力端子131Pに接続している。コンデンサ133の他方の端子は、GNDに接続している。オペアンプ131の出力端子131Uは、オペアンプ131のマイナス側入力端子131Mに接続している。
抵抗132とコンデンサ133とで構成する回路は、一次フィルタ回路である。もちろん、このような一次フィルタ回路を多段接続してもよい。
これにより、端子132Rに入力された学習信号S31は、抵抗132とコンデンサ133との働きにより平滑化され、直流信号となってオペアンプ131に入力される。オペアンプ131は、電圧フォロア回路を構成しており、電圧を変化させることなく、インピーダンスのみ変化させた信号を擬似信号S14として出力端子131Uから出力する。
次に、図14を用いて、第3の実施形態の動作について説明する。図14(a)は、電圧学習手段31から出力された学習信号S31の波形例を表している。例えば、センサ出力信号S13の電圧の平均値がVCCレベル141とGNDレベル142との間の3/4の電圧である場合に、PWM波形生成器123が、図14(a)における時間T1とT2との比が3:1、つまりデューティー75%であるような学習信号S31を出力するとする。
これにより、オペアンプ131のプラス側入力端子131Pの信号は、図14(b)の信号S141に表すように、VCCレベル141とGNDレベル142との間で、V1とV2の電圧比が1:3となるような電圧となる。これにより、オペアンプ131の出力端子131Uの信号である擬似信号S14も同じ電圧の直流信号となる。
信号切替手段12は、第2の実施形態で説明したものと同様に動作し、切替信号S11の信号レベルにより、センサ出力信号S13の出力と擬似信号S14の出力とを繰り返す。これにより、コンデンサ入力信号S15は、波形W141に示すような波形となる。ここで、波形W141と制御信号S11とを結ぶ細線は、図8における第1アナログスイッチ81がオフし、第2アナログスイッチがオンするタイミング、点線は、第1アナログスイッチ81がオンし、第2アナログスイッチがオフするタイミングをそれぞれ表している。
結合コンデンサ15に、このコンデンサ入力信号S15を通すことにより、図14(d
)の波形W142がコンデンサ出力信号S16として出力される。本発明による第3の実施形態のコンデンサ入力信号S15が、センサ出力信号S13とほぼ同じ振幅を維持することにより、コンデンサ出力信号S16の中心は、ほぼアナログ基準電圧に位置づけられることになる。これにより、コンデンサ出力信号S16は、信号の欠落を起こすことなく、後述する信号処理手段16に伝達されることになる。
本発明の生体信号検出装置は、センサの間欠駆動によるセンサ出力信号への影響を軽減し、増幅回路やAD変換器の適正範囲を外れない信号を出力し、高い増幅率で増幅しても必要とされる信号の一部が消失しないように出力することができるという効果を有する。このため、心拍計や血圧計、脈波を用いる身体機能測定装置に好適である。
本発明の生体信号検出装置の第1の実施形態を表すブロック図である。 本発明の生体信号検出装置の第2の実施形態を表すブロック図である。 本発明の生体信号検出装置の第3の実施形態を表すブロック図である。 本発明の生体信号検出装置のセンサの回路例である。 本発明の生体信号検出装置の第1の実施形態における信号切替手段の第1の回路例である。 本発明の生体信号検出装置の第1の実施形態における擬似信号生成手段の第1の回路例である。 本発明の生体信号検出装置の第1の実施形態における第1の回路例の動作を説明する波形図である。 本発明の生体信号検出装置の第1の実施形態における信号切替手段の第2の回路例である。 本発明の生体信号検出装置の第1の実施形態における擬似信号生成手段の第2の回路例である。 本発明の生体信号検出装置の第1の実施形態における第2の回路例の動作を説明する波形図である。 本発明の生体信号検出装置の第2の実施形態の動作を説明する波形図である。 本発明の生体信号検出装置の第3の実施形態における電圧学習手段の構成例および処理例である。 本発明の生体信号検出装置の第3の実施形態における擬似信号生成手段の回路例である。 本発明の生体信号検出装置の第3の実施形態の動作を説明する波形図である。 本発明の生体信号検出装置の制御信号生成手段の構成例および処理例である。 本発明の生体信号検出装置の信号処理手段の回路例である。 従来から知られているセンサを説明する図である。 従来から知られているセンサの動作を説明する波形図である。 特許文献1に示した従来技術における生体信号検出装置のブロック図である。 従来から知られているセンサの動作を説明する波形図である。
符号の説明
11 センサ
12 信号切替手段
13,33 擬似信号生成手段
14,24 制御信号生成手段
15 結合コンデンサ
16 信号処理手段
31 電圧学習手段
S11 制御信号
S13 センサ出力信号
S14 擬似信号
S15 コンデンサ入力信号
S16 コンデンサ出力信号
S17 処理信号
S31 学習信号

Claims (4)

  1. 生体信号を検出するセンサと、該センサからの信号の低周波成分を除去する結合コンデンサと、該結合コンデンサからの信号を処理する信号処理手段とからなる生体信号検出装置において、
    前記センサからの信号に代わる擬似信号を生成する擬似信号生成手段と、
    前記センサからの信号と前記擬似信号とを入力する信号切替手段と、
    前記センサと前記信号切替手段とを制御する制御信号を出力する制御信号生成手段とを有し、
    前記信号切替手段は、前記センサからの信号と前記擬似信号とを切り替えて、どちらか一方の信号を前記結合コンデンサに送ることを特徴とする生体信号検出装置。
  2. 前記制御信号生成手段からの制御信号は、前記センサを制御する第1制御信号と、前記擬似信号生成手段を制御する第2制御信号とからなることを特徴とする請求項1に記載の生体信号検出装置。
  3. 前記信号切替手段は、前記センサからの信号を切断する回路であることを特徴とする請求項1または2に記載の生体信号検出装置。
  4. 前記センサからの信号の電圧を学習する電圧学習手段を設け、
    前記擬似信号生成手段は、前記電圧学習手段からの信号により制御されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の生体信号検出装置。
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