JP2008236302A - 電子機器の固定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】取付穴3はネジの頭部で完全に閉鎖されないので、使用中に取付穴3内に水が侵入すると、その水はケーシングと壁面との間に流れ出る。ところが、全周をコーキング剤で封止されているので、その流れ出た水は排出されることがなく、コーキング剤で囲まれた空間の内側に溜まってしまうという不具合が生じる。
【解決手段】取付穴3を囲繞する取付穴パッキン5をケーシング21と壁面との間に挟んでケーシング21を壁面に固定するようにした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、浴室内の壁面等に固定される電子機器の固定方法に関する。
従来のこの種の電子機器は、例えば浴室テレビでは防水性を備えたケーシングを有しており、このケーシングを浴室の壁面に固定している。ケーシングはねじ止めによって壁面に固定されるので、ケーシングには前後方向に貫通した取付穴が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
また、ケーシングの後面には外部からのケーブル類がケーシング内に導入されるための導入口が設けられており、ケーシングと壁面との間を伝って水が侵入すると、この導入口に水が達するおそれがある。そこで、壁パッキンと呼ばれるスポンジ状のパッキンをケーシングの後面と壁面との間に挟んだ状態でねじ止めする。なお、壁パッキンが取付穴を塞がないように、壁パッキンをケーシングの後面に貼り付けた際に取付穴に対応する位置は壁パッキンの外縁から切り取られており、その切り取られた部分はケーシングと壁面とで挟まれた状態で外方に開放されるように構成されている。
なお、このように壁パッキンを用いても導入口に対する防水性を更に向上させるため、ケーシングを壁面に取り付けた状態で、ケーシングと壁面との間の隙間を全周にわたってコーキング剤で封止している。
特開2004−207801号公報(図2)
取付穴はネジの頭部で完全に閉鎖されないので、使用中に取付穴内に水が侵入するおそれがある。取付穴内に侵入した水はケーシングと壁面との間に流れ出るが、壁パッキンが存在しているので、その水が導入口へ更に侵入するおそれは少ない。
ところが、全周をコーキング剤で封止されているので、取付穴を通ってケーシングと壁面との間に侵入した水は排出されることがなく、コーキング剤で囲まれた空間の内側に溜まってしまうという不具合が生じる。このように水が溜まると壁面が腐食し、あるいはカビの発生やケーシングを固定しているネジの腐食などの不都合が生じるおそれがある。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、このような不都合が生じない電子機器の固定方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明による電子機器の固定方法は、防水構造のケーシングを有し、そのケーシングに前後方向に貫通する取付穴を有する電子機器を壁面に固定する電子機器の固定方法であって、ケーシングの後面と壁面との間に、取付穴に対応する部分が欠如している壁パッキンを挟み、ケーシングを壁面に固定したあと、ケーシングと壁面との間の隙間を全周にわたってコーキング剤で封止する方法において、上記取付穴を囲繞する取付穴パッキンをケーシングと壁面との間に挟んでケーシングを壁面に固定することを特徴とする。
取付穴に前方から水が侵入しても、取付穴の後方側は取付穴パッキンで囲まれているので、取付穴からケーシングと壁面との間に流れ出ることがない。
なお、上記壁パッキンを取付穴パッキンより変形しやすい材料で構成すると、ねじを締め付けた際に取付穴パッキンがケーシングと壁面とで強く挟まれ、取付穴パッキンの防水性が確保される。なお、壁パッキンを取付穴パッキンよりも変形しやすくすることにより壁パッキンが壁面やケーシングの後面の形状に合わせて密着し、取付穴パッキンを追加しても壁パッキンの防水性が損なわれることがない。
以上の説明から明らかなように、本発明は、取付穴内に侵入した水がケーシングと壁面との間に流れ出ることがないので、コーキング剤で囲まれた空間に水が溜まることがなく、従って、壁面の寿命やネジの寿命が損なわれることがない。
図1を参照して、1は本発明が適用される電子機器の一例である浴室テレビである。この浴室テレビ1は浴室BRの壁面Wに固定されている。
図2に示すように、浴室テレビ1は後ケーシング21と前ケーシング22とが内部に水が侵入しないように密着されたケーシングを有している。両ケーシング21,22は例えば両者の間に挟まれた電熱線を外部から給電して接合部分を互いに溶融させて溶着する、いわゆるフラットフージョンと呼ばれる方法で相互に接合されている。また、そのフラットフージョンで接合された接合部よりも外側に位置するように取付穴3が設けられている。この取付穴3はケーシングを前後方向に貫通するように設けられており、この取付穴3に対して前方から差し込まれたネジによって壁面Wに固定される。なお、固定されたあと、コーキング剤Cでケーシングと壁面Wとの間の隙間が封止される。なお、ネジおよび取付穴3を隠すために、ケーシングの前面にはカバー11,12,13が着脱自在に取り付けられる。
図3を参照して、後ケーシング21の後面には予め壁パッキン4が貼着される。一方、後ケーシング21の後面には取付穴3を間込むように取付座31が形成されている。そして、壁パッキン4にはこの取付座31を避けるように切欠き部41が設けられている。なお、14は外部からのケーブル類をケーシング内に導入する導入口である。
本実施の形態では、図4に詳細を示すように、取付座31に取付穴パッキン5を貼着するようにした。この取付穴パッキン5には取付穴3を囲繞する開口51が設けられている。なお、取付座31には上述のフラットフージョンを行う際に電熱線に給電する電極が挿入される挿入口32が設けられている場合があるが、取付穴パッキン5はその挿入口32を塞ぐように形成されている。従って、挿入口32は取付穴パッキン5で塞がれることになる。
ところで、壁パッキン4は上述のようにスポンジ状の材料で形成したが、取付穴パッキン5は壁パッキン4の材料であるスポンジ材よりも硬くて変形しづらい材料を用いた。このように、壁パッキン4と取付穴パッキン5との材質を相違させることにより、ネジでケーシングを壁面Wに固定する際に、ネジの締め付け力が取付穴パッキン5に有効に作用してケーシングを強く壁面Wに固定することができる。そして取付穴パッキン5が変形しにくいので、固定された状態のケーシングがぐらつくことがない。
一方、壁パッキン4は変形しやすいので後ケーシング21の後面や壁面Wに密着して、ケーシングや壁面Wに大きな応力を作用させることなく防水性を確保することができる。
なお、本発明は上記した形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもかまわない。
本発明の一実施の形態の構成を示す図 浴室テレビの正面の状態を示す図 浴室テレビの後面を示す図 取付穴パッキンの取付状態を示す図
符号の説明
1 浴室テレビ
3 取付穴
4 壁パッキン
5 取付穴パッキン
31 取付座
32 挿入口
BR 浴室
C コーキング剤
W 壁面

Claims (2)

  1. 防水構造のケーシングを有し、そのケーシングに前後方向に貫通する取付穴を有する電子機器を壁面に固定する電子機器の固定方法であって、ケーシングの後面と壁面との間に、取付穴に対応する部分が欠如している壁パッキンを挟み、ケーシングを壁面に固定したあと、ケーシングと壁面との間の隙間を全周にわたってコーキング剤で封止する方法において、上記取付穴を囲繞する取付穴パッキンをケーシングと壁面との間に挟んでケーシングを壁面に固定することを特徴とする電子機器の固定方法。
  2. 上記壁パッキンを取付穴パッキンより変形しやすい材料で構成したことを特徴とする請求項2に記載の電子機器の固定方法。
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